JP2007535131A - スラリーの還流を減少したケミカルメカニカルポリッシング方法 - Google Patents

スラリーの還流を減少したケミカルメカニカルポリッシング方法 Download PDF

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Abstract

スラリー(116)のような研磨媒体の存在下で、研磨層(108、208)を用いて、物品、例えば半導体ウェーハ(112、212)、の表面(120)を研磨する方法。方法は、除去速度の均一性若しくは被研磨面の欠陥の発生、又は両方を制御するために、物品の回転速度若しくは研磨層の速度、又は両方を選択することを含む。

Description

本発明は、一般に、ケミカルメカニカルポリッシングの分野に関する。より詳しくは、本発明は、スラリーの還流を減少するためのケミカルメカニカルポリッシング方法に関する。
集積回路やその他の電子デバイスの作製において、導電材料、半導体材料及び絶縁体材料の複数層が、半導体ウェーハ表面に堆積され、半導体ウェーハ表面からエッチングされる。導電材料、半導体材料及び絶縁体材料の薄い層は、いくつもの堆積方法によって堆積される。近年のウェーハ加工において一般的な堆積方法は、スパッタリングとして知られる物理気相蒸着(PVD)、化学気相蒸着(CVD)、プラズマ化学気相蒸着法(PECVD)及び電気化学的めっき法を含む。一般的なエッチング方法は、とりわけ湿式及び乾式の等方性及び異方性エッチングの方法を含む。
材料の層が、順次堆積され、エッチングされるにつれ、ウェーハの最も上の表面は非平坦となる。続いて行なう半導体加工(すなわちフォトリソグラフィ)は表面が平坦なウェーハを必要とするので、ウェーハを平坦にする必要がある。平坦化は、粗い表面、凝集物質、結晶格子のダメージ、スクラッチ、及び汚染された層や材料のような、望ましくない表面形状や表面欠陥を除去するのに役立つ。
ケミカルメカニカルプラナリゼーション、又はケミカルメカニカルポリッシング(CMP)は、半導体ウェーハのようなワークピースを平坦化するために用いる一般的な技術である。二軸式回転研磨装置を用いた従来のCMPでは、ウェーハキャリア又は研磨ヘッドがキャリアアッセンブリの上に取り付けられる。研磨ヘッドは、ウェーハを保持し、CMP研磨装置の中の研磨パッドの研磨層に接触するウェーハを位置決めする。研磨パッドは平坦化されるウェーハ直径の二倍より大きい直径を有する。研磨の間、ウェーハが研磨層に係合するとき、研磨パッドとウェーハの各々は同心円中心を中心に回転する。パッドの研磨層の上のリング状の“ウェーハトラック”をパッドの回転が掃き払うように、ウェーハの回転軸は研磨パッドの回転軸に対してウェーハの半径より大きい距離だけオフセットされる。ウェーハの動きが回転だけのときには、ウェーハトラックの幅はウェーハの直径と等しい。しかし、いくつかの二軸式CMP研磨装置においては、ウェーハは回転軸に垂直な平面で揺動する。この場合、ウェーハトラックの幅は、揺動による変位の大きさだけウェーハの直径より広い。キャリアアッセンブリは、ウェーハと研磨層との間に制御可能な圧力を与える。研磨中、スラリー又はその他の研磨媒体を、研磨層の上に及びウェーハと研磨層との間の隙間に流す。ウェーハ表面は、表面における研磨層とスラリーの化学的及び機械的な作用によって研磨され、平坦にされる。
CMP中の、研磨層、研磨スラリー及びウェーハ表面の相互作用は、研磨パッドの設計を最適化するための努力において、ますます研究されている。数年に渡るほとんどの研磨パッドの開発は、本質的に経験的なものであった。それに加え、研磨層の設計の多くは、スラリーの利用と研磨の均一性を向上するために要求される、空孔や溝の様々なパターンや形状を伴ったそれらの層を提供することに注力されてきた。数年に渡り、いくつかの異なった溝や空孔のパターンと形状が実施されてきた。従来技術の溝パターンは、とりわけ、放射状、同心円状、デカルトのグリッド及びスパイラルを含む。従来技術の溝形状は、全ての溝の中で全ての溝の深さが均一である形状、及び一つ一つの溝が異なる深さの形状を含む。
何人かのCMPパッドの設計者は、均一な研磨についての研磨パッドの回転の効果、つまり、研磨バッドの回転軸からより末端のウェーハの領域が、研磨表面のより大きな領域によって掃き払われることを観察することを考慮してきた。例えば、Tuttleへの米国特許第5,020,283号では、Tuttleは、ウェーハの研磨領域から研磨パッドの回転軸までの距離に対して均一な除去速度を達成するために、パッドの回転軸からの半径方向距離が増加するにつれて研磨層の中の空孔比を増加させることが好ましいことを開示している。研磨の均一性についてのパッドの回転効果を考慮することに加え、もし研磨スラリーが存在しなければ、最適な研磨均一性はパッドとウェーハの回転速度が互いに等しくなる(すなわち同期する)ときに達成されることは、一般的に上で述べたように、二軸式CMP研磨装置の文脈の中で一般的に認められる。しかし、一度、研磨スラリーが同期式二軸式研磨装置に導入されると、研磨の均一性はしばしば低下することが観察されてきた。
研磨パッドの回転は、CMPプロセスの従来技術の中で考慮され、研磨スラリーが存在しないときの同期回転の利点は知られていたが、研磨スラリーの存在下での研磨パッドとウェーハの相対回転速度の効果は、二軸式研磨装置を用いるCMPの最適化において、十分に考慮されてこなかったことは明らかである。それに加え、同様の原理は、他の種類の研磨装置、例えばベルト型研磨装置に関して、考慮されてこなかったことは明らかである。したがって、研磨パッドとウェーハの相対的速度に基づいた研磨均一性を最適化するというCMP法への要求がある。また、欠陥、例えば被研磨面のマクロスクラッチのような欠陥の発生を減少するためのCMP法への要求がある。
発明の開示
発明の概要
本発明の第一の態様は、研磨層と研磨媒体とを用いて物品の表面を研磨する方法であって、(a)物品の表面と研磨層との間の研磨媒体のバックミキシングのために物品の臨界回転速度を決定し、研磨媒体を物品の表面と研磨層との間に存在するように研磨媒体を提供する工程、(b)表面が第一の回転軸を中心に第一の回転速度で回転するように、物品を回転させる工程、(c)第一の回転軸に対する速度で研磨層を動かす工程、及び、(d)表面を第一の回転速度で回転させ、研磨層がその速度で動くとき、臨界回転速度より小さい速度で回転する物品に研磨が生じるように、第一の回転速度と研磨層の速度の少なくとも一つを選択する工程、を含む方法である。
本発明の第二の概念は、第一の回転軸を中心に第一の回転速度で物品を回転させ、研磨層をある速度で第一の回転軸に対して動かしながら、研磨層を用いて物品の表面を研磨する方法であって、(a)自己維持化学のためのバックミキシングモードと、非自己維持化学のための非バックミキシングモードとのうちの一つを選択する工程、及び、(b)工程(a)で選択したバックミキシングモードと非バックミキシングモードのうちの一つに基づいて、物品の第一の回転速度と研磨層の速度との少なくとも一つを選択する工程、を含む方法である。
発明の詳細な説明
図を参照して、図1は、本発明で使用するのに適した二軸式ケミカルメカニカルポリッシング(CMP)の研磨装置100を示す。研磨装置100は、スラリー116やその他の液体研磨媒体の存在下においてウェーハの被研磨面の研磨に効果があるようにするために、物体、例えば、(加工された、あるいは加工されていない)半導体ウェーハ112やその他の加工品、とりわけ、ガラス、フラットパネルディスプレイ及び磁気情報記憶ディスクのような物品を係止するのに適切な形状をした研磨層108を有する研磨パッド104を含む。便宜的に、「ウェーハ」と「スラリー」という用語は、一般性を欠かずに以下の説明に用いられる。加えて、特許請求の範囲を含む本明細書の目的のため、「ウェーハ」と「スラリー」という用語は、砥粒を含まない反応性液体研磨溶液を除外するものではない。以下で詳細に議論するように、本発明は、一般的にウェーハの回転方向が研磨パッドの回転方向と反対であるパッドとウェーハの間の領域中の、スラリー116中に存在するバックミキシングの発生と広がりを制御するために、研磨パッド104とウェーハ112の回転速度を選択する方法を含む。
バックミキシングは、パッドとウェーハとの間のいずれの場所の、又はいずれかの溝やパッド表面に存在するテクスチャの中の、スラリーの速度又は速度成分が研磨パッドの接線方向速度とは反対であるとき、研磨パッド104とウェーハ112の間のスラリー116内で生じる状態として一般的に定義される。ウェーハ112の影響の外側の研磨層108上のスラリー116は、一般的に、定常状態での研磨パッド104と同じか、ほぼ同じ速さで回転する。しかし、スラリー116がウェーハ112の被研磨面120に接触するとき、スラリーと研磨された面の相互作用による粘着、摩擦及びその他の力は、ウェーハの回転の方向にスラリーを加速させる。もちろん、加速は、研磨された面からのスラリー内の深さが増加するにしたがって減少する加速と共に、スラリー116とウェーハ112の被研磨面120の界面において最も劇的である。加速の減少速度は、スラリーの様々な性質、例えば動的粘性率に依存する。この現象は、「境界層」と言われる、流体力学では確立された概念である。
研磨装置100は、研磨パッド104が取り付けられるプラテン124を含むことができる。プラテン124は、プラテンドライバー(図示されていない)によって回転軸128を中心に回転可能である。ウェーハ112を、プラテン124の回転軸128とは平行で離間している回転軸136を中心に、回転可能なウェーハキャリア132によって支持することができる。ウェーハキャリア132は、回転軸128と136はごくわずか傾いている、すなわち研磨層108に対してごくわずかに平行でないという様相を呈するウェーハ112を許容するジンバルを備えた連結(図示されていない)という特徴を持つことができる。ウェーハ112は、研磨層108に面し研磨の際に平坦化される、被研磨面120を含む。ウェーハキャリア132は、ウェーハ112を回転させるのに、及び研磨中に被研磨面と研磨層の間に好ましい圧力が存在するように研磨層108に対して被研磨面120を押し付けるための下向きの力Fを与えるのに適合した、キャリア支持組立部品(図示されていない)によって支持される。研磨装置100は、研磨層108に対してスラリー116を供給するためのスラリー注入口140を含むことができる。
当業者が理解するように、研磨装置100は、他のコンポーネント(図示しない)、例えばシステム制御装置、スラリーの貯蔵と供給システム、加熱システム、すすぎシステム、及び研磨加工の様々な局面を制御するための様々な制御装置、例えば、(1)ウェーハ112と研磨パッド104の一つ又は両方の回転速度の制御装置と選択装置;(2)研磨パッドへのスラリー116の搬送の速度と位置を変えるための制御装置と選択装置;(3)ウェーハとパッドの間に加える力Fの大きさを制御するための制御装置と選択装置、及び(4)パッドの回転軸128に対して相対的なウェーハの回転軸136の位置を制御するための、制御装置、アクチュエーター及び選択装置、をとりわけ含むことができる。当業者は、それらの詳細な説明が当業者にとって本発明を理解し実施するのに必要とせず、いかにしてこれらのコンポーネントが構成され、具現化されるかを理解するであろう。
研磨の間、研磨パッド104とウェーハ112は、それぞれの回転軸128、136の中心を回転し、スラリー116はスラリー注入口140から回転する研磨パッドの上に供給される。スラリー116は、ウェーハ112の下方の溝と研磨パッド104とを含む研磨層108全体に広がる。研磨パッド104とウェーハ112は、典型的には、0.1rpmから150rpmの間の選択された速度で回転するが、必ずしも必要ではない。力Fは、典型的には、ウェーハ112と研磨パッド104の間で0.1psiから15psi(0.69から103kPa)の好ましい圧力が得られるように選択された大きさであるが、必ずしも必要ではない。
上で言及したように、本発明は、ウェーハと研磨パッドの間、又は研磨パッドの表面に存在するいずれの溝若しくはテクスチャの中の、スラリー116中で生じるバックミキシングの発生と広がりを制御するために、研磨パッド104若しくはウェーハ112、又は両方の回転速度を選択する方法を含む。図2Aは、バックミキシングが存在しない条件下での、ウェーハ112とパッドの間のスラリー116中の、研磨パッド104に関する接線方向速度の速度分布144を示す。速度分布144中に表されるウェーハ112の回転方向は、一般的に研磨パッド104の回転方向と同じであるが、ウェーハに近接したスラリー116中のウェーハ速度Vsの大きさは、研磨パッドに近接したスラリー中の接線方向速度Vsよりも低い。定常状態に達すると、ウェーハ112にすぐ近接したスラリーの速度Vsと、研磨パッド104にすぐ近接したスラリーのVsの相違は、考慮しているウェーハと研磨パッド104の各々の点において、接線方向のパッド速度Vpadから接線方向のウェーハ速度Vwaferを差し引いたものに実質的に等しい。
一方、図2Bは、バックミキシングを発生する条件下での、研磨パッド104に関連したウェーハ112とパッドの間のスラリー116中の接線方向速度の速度分布148を示す。ここで、接線方向のウェーハ速度Vwaferは、接線方向のパッド速度Vpadとは反対方向であり、接線方向のパッド速度Vpadより大きい。したがって、研磨パッド104に隣接するスラリー中の速度V′sとは反対方向であるウェーハ112に隣接するスラリー116内の速度V′sで示されるとき、差Vpad−Vwaferは負である。これらの速度V′sとV′sは互いに反対であるときに、スラリー116の上方の部分はウェーハ112によって「バック」へ(つまり、少なくとも部分的に、研磨パッド104とパッドの近くのスラリーの動きの方向と反対方向へ)追いやられているため、バックミキシングは発生すると言われている。
図3は、バックミキシングが、ウェーハ112と研磨パッド104の間のスラリー116中でいつ存在したのかを決定するために、また存在するときには生じたバックミキシング領域152の広がりを決定するために、用いることができる変数を示す。バックミキシング領域152の広がりは、バックミキシング領域が研磨パッド104の回転軸124とウェーハの回転軸136とを含む半径方向の直線156に沿ってウェーハ112の下に広がるので、ウェーハの外縁160から測定された距離Dで表わされるであろう。当業者には、バックミキシング領域152が存在するときには、ウェーハ112の外縁160でそれより内側に位置され、直線156に対して対称に配置されることは明らかである。これは、ウェーハ112と研磨パッド104の速度ベクトルは、直線156に沿うだけで、互いに平行であるからである。直線156にある点以外のウェーハ112の全ての点で、ウェーハの速度ベクトルは二つの成分に分かれるだろう。一つは研磨パッド104の接線方向速度ベクトルに平行であり、一つはこの接線方向速度ベクトルに垂直で、垂直成分は常にゼロより大きい。また、当業者は、バックミキシング領域152が、直線156に沿ったウェーハ112の回転軸136まで広がること、又はそれを越えて広がることは、実際的にはできないことを認識する。これは、直線156に沿った回転軸136を越えたウェーハ112のどの速度ベクトルの接線方向成分の方向も、研磨パッド104の接線方向速度ベクトルの方向と反対にはけしてならないからである。したがって、距離Dはウェーハ112の半径Rwより小さい。
また、図3を参照すると、バックミキシングは、
Figure 2007535131

のときには生じないことがわかった。ここで、Ωwafercriticalは、それより下ではバックミキシングが発生しないウェーハ112の臨界回転速度;Ωpadは、研磨パッド104の回転速度;Sはウェーハの回転軸136とパッドの回転軸124の間の離間距離;及びRwaferは研磨されるウェーハの被研磨面120(図1参照)の半径である。離間距離Sは、離間距離Sの中には典型的には10%未満の変化量のウェーハ112の端から端への小さな揺動がしばしば存在するが、多くの典型的なCMP研磨装置では実質的に一定にされていることに留意されたい。しかし、言うまでも無く、本発明を利用する研磨装置に可変性を組み込むことはできない。このような揺動が存在すると、揺動の二つの極端な場合の離間距離Sの値を交互に用いて、式(1)から得られる値の間でウェーハ112の臨界回転速度は揺動する。それに加え、ウェーハ112の被研磨面、すなわち、研磨される物品が、円として表され、したがって真の半径を有することに留意されたい。被研磨面は、その他の形、例えば、とりわけ楕円形や多角形であることができる。この場合には、そのような表面は真の半径を有しないが、有効半径を有すると考えられるだろう。一般的に、有効半径は、研磨される物品の表面の回転軸から、その回転軸から最も遠いこの表面の点までの距離として定義される。
以下で議論するように、臨界回転速度Ωwafercriticalを知ることは、除去速度の均一性と欠陥を制御することにおいて重要であることができる。加えて、バックミキシングが存在するとき、バックミキシング領域152が直線156に沿って広がる距離Dを、次の式で定義することができる。
Figure 2007535131

ここで、Ωwaferは、ウェーハ112の回転速度であり、その他の変数は式{1}に関して上記と同様である。バックミキシング領域のサイズを調整するため、例えば、バックミキシングが好ましいCMPプロセスを最適化するため、又はCMP技術の当業者にはありふれた「エッジ効果」を制御するために、距離Dで表されるようなバックミキシング領域152の広がりを知ることは有用であることができる。更に、バックミキシング領域152は、一般的に、破線の円164とウェーハ112の外縁160とで囲まれる領域によって近似される。破線の円164の式は、
Figure 2007535131

ここで、変数は、式{1}と{2}に関連して上記で定義されたとおりである。
バックミキシングは、スラリー116の存在下において研磨と関係がある。なぜなら、ウェーハ112の被研磨面120(図1)からの材料の除去速度は、とりわけ、活性化学物質とスラリー内の研磨副生成物の濃度に依存し、バックミキシング領域152が存在するときは、非バックミキシング領域と異なり、これらの物質は異なった濃度を有するからである。バックミキシング領域152中のスラリーの一部のスラリー116の速度方向の逆転によって、バックミキシングは、一般的に、バックミキシング領域への新鮮なスラリーの注入を減らし、この領域での使用済みスラリーの滞留時間を増加する。バックミキシング領域152とバックミキシング領域の外側のウェーハ112の下の領域との間の活性化学物質と副生成物の濃度の相違は、研磨速度又は除去速度の、これらの領域間での相違を引き起こす。
当業者は、スラリー存在下において、被研磨面からの物質の除去速度を計算するための、下記の「プレストン式」を良く知っている。
Figure 2007535131

ここで、Kchemは、化学的作用による材料の除去に関する定数であり;Kmechは機械的作用による材料の除去に関する定数であり;Pはウェーハとパッドとの間に印加する圧力であり;及びVpad−waferはパッドとウェーハとの速度の差である。バックミキシングが存在するとき、化学作用定数Kchemの値は、バックミキシングが存在するパッドとウェーハの間の場所とバックミキシングが存在しない場所とでは異なる。プレストン式からわかるように、この差は除去速度の不均一性を導く。もし研磨くず自体が研磨媒体として作用するならば、又はもし使用済み砥粒の粒子が、存在するときに新鮮な粒子より実質的に低い機械的作用を有するならば、機械的作用定数Kmechの値もまた、バックミキシングと非バックミキシング領域の間で異なるかもしれない。
CMPのように、スラリー116を用いる多くの研磨加工では、研磨速度又は除去速度は、使用済みスラリーと、バックミキシング領域152中に蓄積するかもしれない研磨くずのような研磨副生成物との存在下において減少し、研磨の不均一性と被研磨面120(図1)のスクラッチのような欠陥レベルとを増加する。
一方、銅のCMPのようないくつかの研磨加工は、研磨を行うために必要な化学反応のいくつか又は全てを維持するために研磨副生成物の最小濃度が存在するときに、高めることができる反応速度論によって進む。便宜のため、そのような加工のために用いられる研磨溶液、つまりスラリーのタイプは、「自己維持」研磨媒体として、本明細書及び本明細書に添付する特許請求の範囲にて参照される。自己維持研磨媒体を用いた加工では、バックミキシングの不存在は、典型的には、より低い除去速度に帰着する。それでもやはり、全てのCMPプロセスにおいて、バックミキシング領域152で生じるようにウェーハ112の回転によって研磨くずが再捕獲され得るときには、欠陥の危険性が典型的に高くなる。したがって、ウェーハ112と研磨パッド104との間から研磨くずをフラッシングすることの利点は、このフラッシングがパッド上のこのような破片の蓄積を抑制し、所与の研磨時間の間にウェーハの被研磨面120(図1)全体の、より安定な除去速度を可能にすることである。研磨くずの効果的な除去無くしては、研磨速度は、被研磨面上では場所ごとに変わるだろうし、それに加え、時間の経過によって変わるだろう。更に、どのCMPプロセスにおいても、ウェーハとパッドの間のスラリーの流れによって大部分が運び出される、摩擦及び程度は少ないが化学的放熱のためにウェーハ表面で熱の発生がある。スラリーの流れによる熱の除去は、バックミキシング領域152の中では、この外側の範囲に比べて遅くなり、一般的にバックミキシング領域152の中は、この領域の外側の範囲に比べてより高い温度を導き、対応して、被研磨面の場所ごとの速度の違いの更なる原因である、バックミキシング領域152でのより早い化学反応を導く。
したがって、どのタイプの研磨加工が用いられるかにかかわらず、実質的な利益は、バックミキシングを防止することから生じるであろう。他の実施態様では、バックミキシング領域152が存在する「バックミキシングモード」、又はウェーハとパッドの間でバックミキシングが生じない「非バックミキシングモード」のいずれかをシステムに運転させるそれぞれの回転速度で、ウェーハ112と研磨パッド104をおのおの回転することが好ましいだろう。具体的には、欠陥は研磨くずの存在下において増加するだろうが、それにもかかわらず、バックミキシングモードで自己維持タイプの研磨加工を行うことによって除去速度を増加することは好ましいかもしれない。この場合は、加工はバックミキシングモードで行うように、ウェーハ112若しくは研磨パッド104又は両方の回転速度を選ぶことができる。反対に、上で議論したように、ウェーハ112及び研磨パッド104の、一つ若しくは他方又は又は両方を適切に選択することで、非バックミキシングモードでの非自己維持研磨加工を行うことは好ましいだろう。研磨媒体の少なくとも一部は、好ましくは非バックミキシングモードのためにバックミキシングが溝の中で生じないように、研磨層中の溝を通って流れる。
また図3を主に参照して、例えば、図1の研磨装置100のような、使用される研磨装置のタイプに依存して、研磨装置は、とりわけウェーハとパッド各々の回転軸136、124の間の離間距離Sの調整を使用者に許容することができることと同様に、ウェーハ112若しくは研磨パッド104の回転速度又は両方を調整することを使用者に許容することができる。このように、使用者はこれらの変数のいずれか一つ又はそれ以上を変えることができるので、研磨装置はバックミキシングモードと非バックミキシングモードの好ましい一つで運転する。例えば、もし、研磨パッド104の回転速度Ωpadが一定で、ウェーハ112の回転速度Ωwaferが変数ならば、所望によりバックミキシングモード又は非バックミキシングモードのどちらかでの研磨加工を運転するために、使用者は、臨界ウェーハ回転速度Ωwafercriticalの決定のために上記の式{1}を用いることができ、次いで、臨界ウェーハ回転速度Ωwafercriticalを上回るか又は下回るウェーハ回転速度Ωwaferを選択しても良い。加えて、もし使用者が、例えばウェーハの「エッジ効果」を最小にするために、バックミキシングモードで研磨加工を運転し、バックミキシングの広がりを制御することを好むならば、使用者は、満足する距離Dに達するまで様々なウェーハ回転速度Ωwaferを用いて繰り返して式{2}を解いても良く、又はその代わりに、ウェーハ回転速度Ωwaferについて所望の距離Dを用いて式{2}を解くことができる。どの場合でも、使用者は、次いで得られた回転速度Ωwaferでウェーハ112を回転するために研磨装置をセットすることができる。
当業者は、ウェーハ回転速度Ωwaferと離間距離Sが一定であるとき、式{1}と{2}をパッド回転速度Ωpadについて同様に解くことができることを容易に理解することができるであろう。更に、当業者は、パッドとウェーハ回転速度Ωpad、Ωwaferが一定のとき、これらの式を離間距離Sについて同様に解くことができることを容易に理解することができるであろう。もちろん、所望の結果を得るように、パッドとウェーハ回転速度Ωpad、Ωwafer及び離間距離Sの二つあるいはそれ以上を同時に変えることもできる。
本発明は、回転式研磨パッド104を用いた二軸式研磨装置100の文脈の中で上で述べられてきたが、当業者は、本発明が他のタイプの研磨装置、例えば直線ベルト研磨装置に応用できることを理解するであろう。図4は、ウェーハ212又はそれ自身が回転軸216の中心を回転速度Ω′waferで回転する他の物品に対して、線形速度Ubeltで動く研磨層208を有する研磨ベルト204を含む直線ベルト研磨装置200を示す。研磨の間、スラリー(図示されていない)又は他の研磨媒体は、典型的にはウェーハをベルトに対して押し付けるウェーハに対する圧力の存在下において、ウェーハ212と研磨ベルト204の間に供給される。容易に想像できるように、ウェーハ212の一つの半分220の上の回転速度ベクトルを、ベルト速度Ubeltの方向とは反対の成分に分解することができる。そのため、反対向きの速度の大きさに依存して、ウェーハ212のこの半分220と研磨ベルト204との間の少なくともスラリーの一部は、バックミキシングの影響下に置かれることができる。
この関係で、スラリーのバックミキシングは、ウェーハ212の回転速度Ω′waferがウェーハの臨界回転速度Ω′wafercriticalより小さいか等しいときには生じない。ここで、
Figure 2007535131

二軸式研磨装置100(図1−3)に関連して、ウェーハの半径Rwaferについて上で議論したように、もしウェーハ212の被研磨面又は他の物品が円ではないならば、R′waferのために用いられた値は実効半径であっても良い。また、上述の二軸式研磨装置100と同様に、バックミキシングモード又は非バックミキシングモードのいずれかでベルト研磨装置220を運転するように、研磨ベルト速度Ubelt若しくはウェーハ回転速度Ω′wafer、又は両方を変えることができる。特定の用途のためにどちらの運転モードがより好ましいかを選択する理由は、二軸式研磨装置100に関連して上で議論したことと同様である。
本発明で使用するのに好適な二軸式研磨装置の一部の透視図である。 バックミキシングが存在しないときのスラリー領域での接線方向の速度プロファイルを示す図1のウェーハと研磨パッドの断面図である。 バックミキシングが存在するときのスラリー領域での接線方向の速度プロファイルを示す図1のウェーハと研磨パッドの断面図である。 ウェーハと研磨パッドの間の、スラリーのバックミキシング領域の存在を示す図1のウェーハと研磨パッドの平面図である。 本発明で使用するために好適なベルト型研磨装置のウェーハと研磨ベルトの平面図である。

Claims (10)

  1. 研磨層と研磨媒体とを用いて物品の表面をケミカルメカニカルポリッシングする方法であって、
    (a)物品の表面と研磨層との間の研磨媒体のバックミキシングのために物品の臨界回転速度を決定し、研磨媒体が物品の表面と研磨層との間に存在するように研磨媒体を提供する工程、
    (b)表面が第一の回転軸を中心に第一の回転速度で回転するように、物品を回転させる工程、
    (c)第一の回転軸に対する速度で研磨層を動かす工程、及び、
    (d)表面を第一の回転速度で回転させ、研磨層がその速度で動くとき、臨界回転速度より小さい速度で回転する物品に研磨が生じるように、第一の回転速度と研磨層の速度の少なくとも一つを選択する工程、
    を含む方法。
  2. 工程(c)が、第二の回転軸を中心に研磨層を回転させることを含む、請求項1記載の方法。
  3. 第二の回転軸が、離間距離だけ第一の回転軸から離間し、工程(d)が、離間距離の関数として、第二の回転速度と第一の回転速度の少なくとも一つを決定すること含む、請求項2記載の方法。
  4. 物品の表面が実効半径を有し、工程(d)が、離間距離の関数として、第二の回転速度と第一の回転速度の少なくとも一つを決定することを更に含む、請求項3記載の方法。
  5. バックミキシングが溝の中で生じないように、研磨媒体の少なくとも一部を研磨層中の溝を通して流す、請求項1記載の方法。
  6. 工程(c)が、研磨層を線形速度で直線的に動かすことを含む、請求項1記載の方法。
  7. 物品の表面が実効半径を有し、工程(d)が、実効半径の関数として、第一の回転速度と線形速度の少なくとも一つを決定することを含む、請求項6記載の方法。
  8. 第一の回転軸を中心に第一の回転速度で物品を回転させ、研磨層をある速度で第一の回転軸に対して動かしながら、研磨層を用いて物品の表面をケミカルメカニカルポリッシングする方法であって、
    (a)自己維持化学のためのバックミキシングモードと、非自己維持化学のための非バックミキシングモードとのうちの一つを選択する工程、及び、
    (b)工程(a)で選択したバックミキシングモードと非バックミキシングモードのうちの一つに基づいて、物品の第一の回転速度と研磨層の速度との少なくとも一つを選択する工程、
    を含む方法。
  9. 研磨層が、離間距離だけ第一の回転軸から離間した第二の回転軸の中心に研磨層が回転し、工程(b)が、離間距離の関数として、第二の回転速度と第一の回転速度の少なくとも一つを決定することを含む、請求項8記載の方法。
  10. 欠陥を減少するために非バックミキシングモードを含む、請求項8記載の方法。
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