JP2007533498A - 活性材料素子を使用して射出成形用金型内の溶融物を振動させる方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
射出成形用金型内の溶融物に振動を与える方法及び装置は、少なくとも1つの第1の固定面と、少なくとも1つの固定面に搭載される少なくとも1つの活性材料素子と、少なくとも1つの活性材料素子に隣接する少なくとも1つの第2の可動面とを備える。本方法では、少なくとも1つの活性材料素子が断続的に作動して、少なくとも1つの第2の可動面を少なくとも1つの固定面に対して移動させる。本装置では、配線コンジットが活性材料インサートに結合され、振動信号を少なくとも1つの活性材料素子に伝達するように構成される。
Description
本発明は、金型キャビティ又は射出成形機の他のエリアに収容された溶融物を振動させ、それによって成形品の品質を向上させるために活性材料素子が射出成形機の機器に使用される方法及び装置に関する。「活性材料」とは、圧電セラミック、電歪素子、磁歪素子、形状記憶合金等の形状可変材料群のことである。活性材料素子をセンサとして使用してもよい。
活性材料は、或る形のエネルギーを別の形のエネルギーに変換できる変換器として特徴づけられる。たとえば、圧電アクチュエータ(又はモータ)は、入力された電気エネルギーを機械エネルギーに変換して素子の寸法を変化させ、しかるに圧電センサ(又は発電機)は、素子の寸法形状変化たる機械エネルギーを電気エネルギーに変換する。圧電セラミック変換器の一例が、ベルガウスに付与された米国特許第5,237,238号に示されている。圧電セラミック変換器の一例が、ベルガウスに付与された米国特許第5,237,238号に示されている。圧電アクチュエータの一供給業者は、マルコ システマナリセ ウント エントヴィックルング ゲーエムベーハー(ドイツ国、ダクハウ、デー85221、ハンス ブロックラー ストラッセ2)であり、この業者の広告及びウェブサイトには、このような装置が示されている。通常、1000ボルトの電位を圧電セラミックインサートに印加すると、圧電セラミックインサートの厚みが単位インチあたりおよそ25.4ミリメートルあたり0.0381ミリメートル(0.0015インチ/インチ)(0.15%)だけ「成長」する。別の供給業者であるマイデ テクノロジー コーポレーション(マイン メッドフォーロ)は、磁歪素子及び形状記憶合金を含む種々の活性材料を有しており、この業者の広告及びウェブサイトには、材料仕様及び他の公表されている詳細を含め、このような装置が示されている。
射出成形プロセスの充填時間中及び固化時間中に溶融したプラスチック樹脂を振動させる、又は発振させると、最終成形品の特性が向上することが知られている。ウェイに付与された米国特許第6,629,831号には、その中を流れる材料の粘度を下げるために、ノズルに圧電材料を使用することが開示されている。グルニッツに付与された米国特許第6,203,747号には、射出成形シリンダと材料搬送ユニットとの間で動きを発生させて溶融物に振動を発生させるための周波数発生器に取り付けられる振動素子を開示されている。イバールに付与された米国特許第4,469,649号には、このような振動を成形機の射出ユニット内の溶融物に付与することが開示されている。アーノットに付与された米国特許第5,192,555号には、金型のホットランナーマニホルド内の溶融物にこのような振動を付加することが開示されている。サワヤに付与された米国特許第5,439,371号には、このような振動を成形品の特定部分に向けて金型キャビティ内で局所的に付与することが開示されている。通常、油圧作動シリンダが、こういった例において振動を発生させるために使用される。
したがって、必要とされるのは、金型キャビティ内の溶融物を調整可能な振動レベルで、好ましくは埋め込みセンサ及び振動の閉ループ制御を使用して振動させることが可能な新規の技術である。
[発明の概要]
本発明の利点は、上記問題を解消する射出成形機の装置及び方法を提供すること、及び、金型キャビティ又は射出成形機の他の場所内の溶融物を発振させる、又は振動させる効果的で効率的な手段を有利に提供することである。
本発明の利点は、上記問題を解消する射出成形機の装置及び方法を提供すること、及び、金型キャビティ又は射出成形機の他の場所内の溶融物を発振させる、又は振動させる効果的で効率的な手段を有利に提供することである。
本発明の第1の態様によれば、射出成形機内の溶融物に振動を発生させる構造及び/又は工程が提供され、当該構造及び/又は工程は、少なくとも1つの第1の固定面を設ける工程と、少なくとも1つの活性材料素子を少なくとも1つの第1の固定面上に搭載する工程と、少なくとも1つの第2の可動面を少なくとも1つの活性材料素子に隣接して設ける工程と、少なくとも1つの第2の可動面を少なくとも1つの第1の固定面に対して移動させるために少なくとも1つの活性材料素子を断続的に作動させる工程とを含む。
本発明の第2の態様によれば、射出成形機内の溶融物を発振させる装置の構造及び/又は工程が提供され、当該構造及び/又は工程は、射出成形機内の少なくとも1つの安定面と、射出成形機内の少なくとも1つの可動面と、各安定面に固定され、各可動面に隣接する少なくとも1つの活性材料素子と、少なくとも1つの活性材料素子に繰り返し電圧印加するコントローラとを備え、少なくとも1つの活性材料素子に繰り返し電圧印加することによって溶融物に発振が生じる。
本発明の第3の態様によれば、金型キャビティ内の溶融プラスチックを振動させる装置の構造及び/又は工程が提供され、当該構造及び/又は工程は、キャビティプレートに隣接したキャビティ金型部と、コアプレートに隣接したコア金型部と、キャビティ金型部とコア金型部との間に形成される金型キャビティと、(i)コアプレートとコア金型部との間、及び(ii)キャビティプレートとキャビティ金型部との間のうちの一方又は両方に配置される少なくとも1つの圧電セラミックアクチュエータと、少なくとも1つの圧電セラミックアクチュエータに接続されるコントローラとを備える。
本発明の現時点で好ましい特徴の例示的な実施の形態について、添付図面を参照しつつこれより説明する。
[好適な実施形態の詳細な説明]
1.はじめに
本発明について、射出成形機の金型キャビティ内の溶融物を攪拌又は振動させるように機能する、金型コアを作動させるような1以上の活性材料素子を備えるプラスチック射出成形機についての実施形態に関してこれより説明する。しかし、活性材料センサ及び/又はアクチュエータは、射出成形装置の、溶融物の攪拌が望ましいであろう任意の場所に配置してもよい。このような活性材料素子の他の諸用途は、(1)活性材料素子を用いて成型たわみおよびずれを調整する方法および装置,(2)活性材料素子を用いて調整可能なホットランナーアセンブリシールと先端高さを調整可能な方法及び装置,(3)活性材料を用いた射出成型機からの取り出しを補助する方法および装置,(4)活性材料素子で通気隙間を制御する方法および装置,(5)活性材料素子を用いて成型部材を固定する方法および装置,(6)活性材料素子を用いた射出圧縮成型方法および装置,(7)成型システムにおいて、活性材料素子を利用するための制御システムと題する本願と同時に出願されている関連出願においても述べられている。
1.はじめに
本発明について、射出成形機の金型キャビティ内の溶融物を攪拌又は振動させるように機能する、金型コアを作動させるような1以上の活性材料素子を備えるプラスチック射出成形機についての実施形態に関してこれより説明する。しかし、活性材料センサ及び/又はアクチュエータは、射出成形装置の、溶融物の攪拌が望ましいであろう任意の場所に配置してもよい。このような活性材料素子の他の諸用途は、(1)活性材料素子を用いて成型たわみおよびずれを調整する方法および装置,(2)活性材料素子を用いて調整可能なホットランナーアセンブリシールと先端高さを調整可能な方法及び装置,(3)活性材料を用いた射出成型機からの取り出しを補助する方法および装置,(4)活性材料素子で通気隙間を制御する方法および装置,(5)活性材料素子を用いて成型部材を固定する方法および装置,(6)活性材料素子を用いた射出圧縮成型方法および装置,(7)成型システムにおいて、活性材料素子を利用するための制御システムと題する本願と同時に出願されている関連出願においても述べられている。
上述したように、当該技術分野では、最終成形品の品質を向上させるために、金型、又はコアのようなマシンの一部を作動させるような技術において、金型キャビティ、ホットランナー、又はマシンの射出ユニット内の溶融物に振動を与えるための活性材料素子を使用する方法及び装置が必要とされている。以下の説明では、圧電セラミックインサートを好ましい活性材料として説明する。しかし、磁歪素子及び形状記憶合金等、活性材料群からの他の材料を本発明により使用することも可能である。可能な代替の活性材料及びそれぞれの性質のリストを以下の表1に掲げ、これら活性材料はいずれも本発明により使用することが可能である。
2.第1の実施形態の構造
本発明の好ましい第1の実施形態を図1に示し、図1は、キャビティブロック701、コアブロック702、可動キャビティインサート703、及び可動コアインサート704を備えるコールドランナーエッジゲート(cold runner edge gated)金型スタックを示す。可動インサートは、座金706及びバネ座金707が嵌装されたボルト705によって保持され、それによりバネ座金707がインサートを各ブロックの各凹状切り欠きに向けて常時付勢する。
本発明の好ましい第1の実施形態を図1に示し、図1は、キャビティブロック701、コアブロック702、可動キャビティインサート703、及び可動コアインサート704を備えるコールドランナーエッジゲート(cold runner edge gated)金型スタックを示す。可動インサートは、座金706及びバネ座金707が嵌装されたボルト705によって保持され、それによりバネ座金707がインサートを各ブロックの各凹状切り欠きに向けて常時付勢する。
可動キャビティインサート703及び可動コアインサート704には圧電セラミック素子708を設けることができ、それによりインサート703、704のうちの一方又は両方を作動させて、金型キャビティ内の溶融物を振動させることができる。圧電セラミック素子708はコンジット709によりコントローラ(図示せず)に接続される。
プラスチックは、スプルー710、ランナー711、及びゲート712を介してキャビティに射出される。ブロック及びインサート内の冷却チャネル713がプラスチックを冷却し、素早く成形形状に固化するようにする。金型が開いた後にエジェクタピン714が作動して、成形パーツを従来通りにコアから排出させる。代替の実施形態は、成形スタックの1つの半体に1つのみの可動インサートを使用する。より薄い壁部を有するパーツでの溶融物に満足のいく振動発振を発生させるには、1つのインサートで十分であり得る。単一インサートシステムの使用により、金型内の溶融物を振動させる手段の設置コストが低くなる。
本発明の現時点で好ましい実施形態によれば、活性材料(たとえば、圧電セラミック)インサート708が、キャビティブロック701と可動キャビティインサート703との間、及びコアブロック702と可動コアインサート704との間に配置される。活性材料インサート708は好ましくは、配線コンジット709を通してコントローラ(図示せず)によって駆動されるアクチュエータであるが、無線制御法も可能である。また、素子を作動させて、金型に収容されている溶融物に振動を与えるように射出成形部品を移動させることが可能な場所に限り、インサート708が金型アセンブリ内の他の場所に位置決めされることも考えられる。たとえば、アクチュエータは、キャビティブロック701とコアブロック702の境界に配置してもよく、図1に示す構成に代えて、又はこれに加えて、いくつかのアクチュエータを使用する代わりに単一アクチュエータを使用してもよい。
圧電セラミックインサート708は好ましくは、環状形及び/又は管状形の単一アクチュエータである。現時点で好ましい一実施形態によれば、約30.0mm長及び25.0mm径のアクチュエータは、1000Vの電圧がコンジット709を介して印加されると、およそ50マイクロメートル(50ミクロン)長さが増大する。しかし、複数のアクチュエータ及び/又は他の形状を有するアクチュエータの使用も本発明の範囲内にあると意図され、したがって、本発明はインサート708のいずれの特定の構成にも限定されない。
好ましくは、1以上の別個の圧電セラミックセンサをアクチュエータ708に隣接して(上述した関連する面のうちの任意の面の間に)設けて、可動キャビティインサート703と可動コアインサート704との間に溶融物があることによって生じる圧力を検出し、且つ/又は素子708の作動により溶融物に加えられている振動の程度を検出することができる。好ましくは、センサは感知信号をコントローラ(図示せず)に提供する。本発明の好ましい実施形態により使用される圧電素子(すなわち、圧電センサ及び/又は圧電アクチュエータ)は、Marco Systemanalyse und Entwicklung GmbH製のいずれの素子を含んでもよい。圧電センサは、素子708を使用して溶融物に印加されている圧力及び/又は振動を検出し、配線接続709を通して対応する感知信号を送ることにより、コントローラが閉ループフィードバック制御を行えるようにする。圧電アクチュエータ708は、配線接続709を通して作動信号を受け取り、作動信号に従って寸法を変え、対応する力をキャビティブロック701と可動キャビティインサート703との間、及びコアブロック702と可動コアインサート704との間に印加し、それにより可動キャビティインサート703と可動コアインサート704との間に配置された溶融物に与えられる振動を調整可能に制御する。
なお、圧電センサは任意の所望の位置での圧力を感知するように設けてもよい。同様に、2つ以上の圧電アクチュエータを設けて素子708を形成して(直列又は縦続に搭載)、より大きな移動、角運動等を行ってもよい。さらに、各圧電アクチュエータを、様々な振動力を面間の様々な場所で提供するように別個に制御可能な1以上の弓形、台形、矩形等の形状に分けてもよい。さらに、圧電アクチュエータ及び/又はアクチュエータセグメントを2層以上に積層して、所望の通りに振動微制御を行ってもよい。
配線コンジット709は、圧電センサ信号を読み取り、且つ/又は作動信号を圧電アクチュエータに提供する任意の望ましい形態のコントローラ又は処理回路に結合される。たとえば、1以上の汎用コンピュータ、特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、ゲートアレイ、アナログ回路、専用デジタルプロセッサ及び/又は専用アナログプロセッサ、ハードワイヤード回路等が、本明細書において述べる圧電素子708を制御又は感知することができる。1以上のプロセッサを制御する命令は、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードドライブ、CD−ROM、RAM、EEPROM、磁気媒体、光学媒体、光磁気媒体等の任意の望ましいコンピュータ可読媒体に、及び/又は任意の望ましいデータ構造で記憶することができる。
本実施形態による素子708を使用することにより、金型内の溶融物の振動をより効率的に調整する能力を含む利点も可能になり、それによって製造中の成形品の品質を向上させる。
3.第1の実施形態のプロセス
本発明の第1の好ましい実施形態によれば、動作に際して、可動キャビティインサート703及び可動コアインサート704は、圧電セラミック素子708に電圧印加すること等によって動かされ、インサートを圧電セラミック素子708から離し、金型キャビティに向かうように移動し、それによって移動中のキャビティ及び/又はコアインサートに隣接した、成形中のパーツの壁厚を減じる。圧電セラミック素子708は、コンジット709を介して、図示していないコントローラに接続され、断続的に、また交互に可変周波数で電圧印加されて、溶融樹脂に振動発振を発生させることができる。樹脂をキャビティに射出中、且つ/又はキャビティに射出した直後にこのように生じる振動は、最終成形品の機械特性を向上させる。
本発明の第1の好ましい実施形態によれば、動作に際して、可動キャビティインサート703及び可動コアインサート704は、圧電セラミック素子708に電圧印加すること等によって動かされ、インサートを圧電セラミック素子708から離し、金型キャビティに向かうように移動し、それによって移動中のキャビティ及び/又はコアインサートに隣接した、成形中のパーツの壁厚を減じる。圧電セラミック素子708は、コンジット709を介して、図示していないコントローラに接続され、断続的に、また交互に可変周波数で電圧印加されて、溶融樹脂に振動発振を発生させることができる。樹脂をキャビティに射出中、且つ/又はキャビティに射出した直後にこのように生じる振動は、最終成形品の機械特性を向上させる。
圧電素子708が閉ループ制御構成と併せて使用される場合、センサ素子は、可動キャビティプレート703と可動コアプレート704との間の圧力及び/又は振動に応答して信号を生成し、コンジット709を介してその信号をコントローラ(図示せず)に送る。センサから受け取った信号に基づいて、コントローラは適切な作動信号を生成し、コンジット709を介してその作動信号をアクチュエータ素子708に送り、センサから受け取ったデータに従ってアクチュエータ素子708に電圧印加し、可動キャビティプレート703と可動コアプレート704との間に収容されている溶融物の適宜振動を実現する。たとえば、コントローラは、振動が一定のままであるように、又は所定のスケジュールに従って、時間、温度、及び/又はサイクル数に基づいて振動を増大し、且つ/又は低減するようにプログラムすることができる。
4.第2の実施形態の構造
図2及び図3は、本発明の第2の好ましい実施形態を示す。プレフォーム成形スタック601は、一対のネックリング622a及び622b、ロックリング624、コア623、コア冷却管660、コアシール640、コア圧電セラミック作動スリーブ631、電源接続633、コアバネセット661、及びロックリングボルト662を含むコア半体を備える。ロックリング624はフランジ625を有し、フランジ625を通してボルト662がロックリングをコアプレート629に固定する。コア623はスピゴット664によりコアプレート629内に配置され、1以上の皿バネ座金を含むことができるバネセット661によりコアプレート629に対して付勢される。
図2及び図3は、本発明の第2の好ましい実施形態を示す。プレフォーム成形スタック601は、一対のネックリング622a及び622b、ロックリング624、コア623、コア冷却管660、コアシール640、コア圧電セラミック作動スリーブ631、電源接続633、コアバネセット661、及びロックリングボルト662を含むコア半体を備える。ロックリング624はフランジ625を有し、フランジ625を通してボルト662がロックリングをコアプレート629に固定する。コア623はスピゴット664によりコアプレート629内に配置され、1以上の皿バネ座金を含むことができるバネセット661によりコアプレート629に対して付勢される。
圧電セラミック作動スリーブ631はコアプレート629に位置決めされ、作動すると、力をコア623の基部に対して付与してコアプレート629から離すように強制し、それによってバネセット661を圧縮する。コア623は、ロックリング624の内面の相補形面663に接触するテーパ状になった位置合わせ面639を有し、それにより、作動すると、コア623は図3に示すように上記テーパに当接して前方向に保持される。圧電セラミック作動スリーブ631は、コア623をこの位置に保持するのに十分な力を提供して、成形サイクルの固化段階中のコアの安定性及び位置合わせを確保する。
コア623は円筒部666も有し、円筒部666は、ロックリング623の相補円筒部667に接触して摺動シールし、それにより、面666と667との間の相対的な軸方向の移動を可能にしながら、成形材料がこの円筒境界を通って面666と667との間から漏れ出ることを防止する。
オプションとして、1以上の別個の圧電セラミックセンサを設けて、コア623とキャビティ665との間にある溶融物によって生じる圧力及び/又は振動を検出してもよい。こういったセンサもまたコンジット633によりコントローラに接続してもよい。本発明により使用される圧電素子(すなわち、圧電センサ及び/又は圧電アクチュエータ)は、Marco Systemanalyse und Entwicklung GmbH製のいずれの素子も含むことができる。圧電センサは、コア623とキャビティ665との間に収容されている溶融物の圧力/振動を検出し、コンジット633を通して対応する感知信号を送り、それにより閉ループフィードバック制御を行うことができる。次いで、圧電アクチュエータはコンジット633を通して作動信号を受け取り、対応する力を印加する。なお、圧電センサは、任意の所望の位置から圧力及び/又は振動を感知するように設けることができる。同様に、2つ以上の圧電アクチュエータを、本明細書において述べるいずれの単一アクチュエータに代えて設けてもよく、アクチュエータを、より大きな移動、角運動等を行うように直列又は縦続に取り付けてもよい。
上述したように、上記活性材料素子インサートを使用することの有意な利点の1つは、嵩張る、又は高価な振動装置を必要とすることなく、溶融物に対して改良された振動を提供し、それにより成形品の品質が向上することである。
5.第2の実施形態のプロセス
第1の実施形態のプロセスと同様に、動作に際して、成形サイクルの射出段階中、及び/又は保持段階中に、圧電セラミック作動スリーブ631は周期的に作動して、溶融物がキャビティ665を充填するときに溶融物に振動効果を発生させるように選択された周波数でコア623を前後に周期的に移動させる。溶融物が固化する前に溶融物を振動させると、最終成形品の物理特性が向上するとともに、溶解線及び最終成形品の外観に傷を生じさせる恐れのある、他の流れによって生じる欠陥の形成が最小に抑えられることが分かっている。圧電セラミック作動スリーブ631は、振動移動が溶融物に行われた時間後、且つ溶融物が固化する前に連続して作動して、コア623が、溶融物が所望の最終形状に固化するように中心合わせされ位置合わせされた位置で前方に保持されるように保証する。パーツが十分に冷却した後に金型が開かれ、パーツが従来通りに排出される。
第1の実施形態のプロセスと同様に、動作に際して、成形サイクルの射出段階中、及び/又は保持段階中に、圧電セラミック作動スリーブ631は周期的に作動して、溶融物がキャビティ665を充填するときに溶融物に振動効果を発生させるように選択された周波数でコア623を前後に周期的に移動させる。溶融物が固化する前に溶融物を振動させると、最終成形品の物理特性が向上するとともに、溶解線及び最終成形品の外観に傷を生じさせる恐れのある、他の流れによって生じる欠陥の形成が最小に抑えられることが分かっている。圧電セラミック作動スリーブ631は、振動移動が溶融物に行われた時間後、且つ溶融物が固化する前に連続して作動して、コア623が、溶融物が所望の最終形状に固化するように中心合わせされ位置合わせされた位置で前方に保持されるように保証する。パーツが十分に冷却した後に金型が開かれ、パーツが従来通りに排出される。
代替の実施形態では、センサ(図示せず)として機能する圧電セラミック素子を、作動素子と併せて使用して、上述したように閉ループフィードバック構成を提供する。センサ素子は、コア623とキャビティ665との間にある溶融物の圧力及び/又は振動に応答して信号を生成し、電源接続633を介してその信号をコントローラに送る。センサから受け取った信号に基づいて、コントローラは別の信号を生成し、接続633を介してその信号をアクチュエータに送り、センサから受け取ったデータに従ってアクチュエータに電圧印加して、金型内に収容されている溶融物の効果的な振動を実現する。
6.おわりに
したがって、説明してきたのは、活性材料素子を別個に、又は組み合わせて射出成形機で使用して、射出成形機において、好ましくは該射出成形装置の金型キャビティ、ホットランナーシステム、又は射出ユニット内の溶融物を振動させるに当たり有用な改良を行うための方法及び装置である。
したがって、説明してきたのは、活性材料素子を別個に、又は組み合わせて射出成形機で使用して、射出成形機において、好ましくは該射出成形装置の金型キャビティ、ホットランナーシステム、又は射出ユニット内の溶融物を振動させるに当たり有用な改良を行うための方法及び装置である。
本発明による有利な特徴としては、1.単独で又は組み合わせ使用されて、射出成形機の射出成形用金型の金型キャビティ内、ホットランナーシステム内、又は射出ユニット内の溶融物に振動を発生させる活性材料素子インサート、2.金型キャビティ、ホットランナーシステム、又は射出ユニット内で作用する閉ループ制御される力発生ユニットを使用する溶融物振動装置、3.局所力発生ユニットを使用する溶融物振動の動的調整が挙げられる。
本発明は、プレフォーム軸に垂直な略円形の断面形状を有する射出成形PETプラスチックプレフォームに明確な利点を提供するが、本発明は、バケツ、塗料缶、運搬箱、及び他の同様の製品等、場合によっては非円形の断面形状を有する他の成形製品にも等しく適用できることを当業者は認識するであろう。このような成形製品はすべて添付の特許請求の範囲内にある。
添付図面中に略図で示す、すなわちブロックで示す個々の部品はすべて、射出成形分野において既知のものであり、それぞれの固有の構造及び動作は、本発明を実施するための動作又は最良の形態にとって重要ではない。
本発明について、好ましい実施形態であると現時点で考えられるものを参照して説明したが、本発明は開示された実施形態に限定されないことを理解されたい。それどころか、本発明は、添付の特許請求の範囲の精神及び範囲内に含まれる各種変更及び均等構成を包含するものである。以下の特許請求の範囲は、このような変更及び均等構造及び機能をすべて包含するように最も広い解釈に従うべきである。
Claims (22)
- 射出成形用金型内の溶融物に振動を発生させる方法であって、
前記金型内の少なくとも1つの可動面を該金型内の少なくとも1つの固定面に対して移動させるために、少なくとも1つの活性材料素子を断続的に作動させる工程を備える振動発生方法。 - 請求項1に記載の振動発生方法であって、前記振動は、前記金型の射出成形用金型キャビティ内の溶融物に伝達されることを特徴とする振動発生方法。
- 請求項2に記載の振動発生方法であって、前記少なくとも1つの固定面は前記金型のコアプレートであり、前記少なくとも1つの可動面は該金型の金型コアインサートであることを特徴とする振動発生方法。
- 請求項2に記載の振動発生方法であって、前記少なくとも1つの固定面は前記金型のマニホルドプレートであり、前記少なくとも1つの可動面は該金型の金型キャビティインサートであることを特徴とする振動発生方法。
- 請求項2に記載の振動発生方法であって、前記少なくとも1つの固定面はコアプレートとマニホルドプレートとを有し、前記少なくとも1つの可動面は金型コアインサートと金型キャビティインサートとを含むことを特徴とする振動発生方法。
- 請求項1に記載の振動発生方法であって、前記振動は、前記金型のホットランナーノズルシステム内の溶融物に伝達されることを特徴とする方法。
- 請求項6に記載の振動発生方法であって、前記固定面はマニホルドであり、前記可動面はホットランナーノズル本体であることを特徴とする振動発生方法。
- 請求項1に記載の振動発生方法であって、前記振動はランナー内の溶融物に伝達される振動発生方法。
- 請求項1に記載の振動発生方法であって、前記断続的に作動させる工程は可変周波数で実行されることを特徴とする振動発生方法。
- 射出成形用金型内の溶融物を発振させる装置であって、
前記射出成形用金型内の少なくとも1つの安定面と、
前記射出成形用金型内の少なくとも1つの可動面と、
各安定面に固定され、各可動面に隣接する少なくとも1つの活性材料素子と、
使用中に、該少なくとも1つの活性材料素子に電圧を繰り返し印加して前記溶融物を発振させる制御手段とを備える発振装置。 - 請求項10に記載の発振装置であって、前記振動は、射出成形用金型キャビティ内の溶融物に伝達されることを特徴とする発振装置。
- 請求項11に記載の発振装置であって、前記少なくとも1つの安定面はコアプレートであり、前記少なくとも1つの可動面は金型コアインサートであることを特徴とする発振装置。
- 請求項11に記載の発振装置であって、前記少なくとも1つの安定面はマニホルドプレートであり、前記少なくとも1つの可動面は金型キャビティインサートであることを特徴とする発振装置。
- 請求項11に記載の発振装置であって、前記少なくとも1つの安定面はコアプレートとマニホルドプレートとを有し、前記少なくとも1つの可動面は金型コアインサートと金型キャビティインサートとを含むことを特徴とする発振装置。
- 請求項10に記載の発振装置であって、前記振動は、ホットランナーノズルシステム内の溶融物に伝達されることを特徴とする発振装置。
- 請求項15に記載の発振装置であって、前記固定面はマニホルドであり、前記可動面はホットランナーノズル本体であることを特徴とする発振装置。
- 請求項10に記載の発振装置であって、前記制御手段は、溶融物が前記射出成形機内に存在するか否かを検出するセンサをさらに含むことを特徴とする発振装置。
- 金型キャビティ内の溶融プラスチックを振動させる装置であって、
キャビティプレートに隣接したキャビティ金型部と、
コアプレートに隣接したコア金型部と、
前記キャビティ金型部と前記コア金型部との間に形成される金型キャビティと、
(i)前記コアプレートと前記コア金型部との間、及び(ii)前記キャビティプレートと前記キャビティ金型部との間のうちの一方又は両方に配置される少なくとも1つの圧電セラミックアクチュエータと、
使用中に、該少なくとも1つの圧電セラミックアクチュエータに接続されるコントローラとを備える振動装置。 - 請求項18に記載の振動装置であって、前記少なくとも1つの圧電セラミックアクチュエータは、前記コアプレートと前記コア金型部との間に配置され、前記コントローラは使用中に、前記圧電セラミックアクチュエータを作動させて前記コアインサートを振動させることを特徴とする振動装置。
- 請求項18に記載の振動装置であって、前記少なくとも1つの圧電セラミックアクチュエータは、前記キャビティプレートと前記キャビティ金型部との間に配置され、前記コントローラは、前記圧電セラミックアクチュエータを作動させて前記キャビティインサートを振動させることを特徴とする振動装置。
- 請求項18に記載の振動装置であって、少なくとも1つの圧電セラミックアクチュエータは、前記コアプレートと前記コア金型部との間、及び前記キャビティプレートと前記キャビティ金型部との間に配置され、前記コントローラは、前記圧電セラミックアクチュエータを作動させて前記コアインサート及び前記キャビティインサートの両方を振動させることを特徴とする振動装置。
- ホットランナーノズルシステム内の溶融プラスチックを振動させる装置であって、
ホットランナーノズル本体と、
マニホルドと、
前記ホットランナーノズル本体と前記マニホルドとの間に設けられる少なくとも1つの圧電素子と、使用中に、
前記溶融プラスチックを振動させるために該圧電素子に断続的に電圧印加してコントローラとを備える振動装置。
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