JP2007533367A - ランバーサポート - Google Patents

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Abstract

湾曲可能な支持要素(1〜3)を有するランバーサポートを提供する。このランバーサポートにおいて、個々のユーザのニーズに応じた、湾曲可能な支持要素(1〜3)の湾曲の個々の調節のために、調節機構(8〜17)が設けられる。調節機構は、湾曲可能な支持要素(1〜3)の第1の湾曲方向への湾曲と、湾曲可能な支持要素(1〜3)の第2の湾曲方向への湾曲との両方をもたらすように構成されている。第1の湾曲方向への湾曲においては、湾曲可能な支持要素(1〜3)が凸状の支持面を形成し、第2の湾曲方向への湾曲においては、湾曲可能な支持要素(1〜3)が凹状の支持面を形成する。

Description

本発明は、概して、ランバーサポートに関し、あらゆる種類の座席、例えば車両座席の背もたれに、腰及び脊柱領域を支えるために組み込まれることができるランバーサポートに関する。
上記の種類の知られたランバーサポートは、少なくとも1つの湾曲可能な(archable)支持要素を含む。この要素は、ランバーサポートバスケット又はランバーサポートプレートと称され、例えば、ワイヤラティス又は一体的なプラスチック射出成形物から成ることができる。知られたランバーサポートは、さらに、ランバーサポートの少なくとも1つの湾曲可能な支持要素の湾曲を調節することができる調節機構を含む。先行技術から知られる調節機構は、ボーデンケーブル装置を含み、この構造において、ボーデンケーブル装置のスリーブが、湾曲可能な支持要素の端部に支持され、スリーブ内に移動可能に取付けられたボーデンケーブル装置のワイヤが、湾曲可能な支持要素の別の端部に取り付けられ、これにより、ボーデンケーブル装置のスリーブにおけるワイヤの移動により、2つの端部が、互いに近づき又は遠ざかるように移動され、このようにして、支持要素の湾曲を調節する。ボーデンケーブル装置のスリーブ内のワイヤは、手動で、例えば、ハンドホイールを用いて、又は、適切なモータドライブにより自動的に調節されることができる。
上記の種類のランバーサポートは、例えば、車シートのバックレストに用いられる。この場合、ランバーサポートは複数の支持機能を実行する。なぜなら長時間にわたって座り続ける場合の、健康にダメージも与える可能性のある疲労症状を確実に防止するために、脊柱下部領域、すなわち腰又は脊柱前弯領域と、脊柱中部領域及び脊柱上部領域との両方を十分に支持しなければならないからである。このために、アーチ又は湾曲を調節できるランバーサポートを使用することが一番重要であり、従って、湾曲頂点は、個々の人間の特定のニーズに適応されなければならない。これは、自動車シートのランバーサポートに当てはまるだけでなく、あらゆる種類の座席、例えば、オフィスチェアなどの背もたれに用いることにも当てはまる。
従来の調節可能なランバーサポートを用いても、多くの場合、ユーザが、ランバーサポートの湾曲可能な支持要素の湾曲を、自分の脊柱に適するように自分の脊柱の形状に合わせて調節する結果、十分な支持機能が保証される。
しかし、人間の脊柱の形状は、個人によって非常に異なる。従って、支持面の、すなわち、ランバーサポートの湾曲可能な支持要素の、或る凸状湾曲は、或るユーザにとっては完全に有用で快適であるが、同じ湾曲が、別のユーザにとっては、快適でなく有害でさえある場合もある。詳細には、脊柱の形状によっては、ランバーサポートの凸状湾曲により、長期間を経て健康に実質的な害がもたらされることもある。さらに、座り続ける時間が増えると人間の脊柱が変形するという事実に留意すべきであり、従って、座り続ける時間が増えれば、より頑丈なサポートが、個々のユーザの脊柱領域に必要である。
従って、上記の問題を考慮したランバーサポートであって、個々の脊柱形状に対するより大きい融通性及び適合性が、それぞれ、様々なユーザの個々の脊柱特性に適応するランバーサポートが、原理上必要である。
この目的は、本発明に従って、請求項1に記載された特徴を有するランバーサポートにより達成される。従属クレームは、それぞれ、本発明の、好ましく有利な実施形態を定義する。
本発明に従うランバーサポートは、少なくとも1つの湾曲可能な支持要素と、湾曲可能な支持要素の湾曲を調節するための調節機構とを含み、調節機構は、湾曲可能な支持要素の、ランバーサポートに対する第1の湾曲方向への湾曲(これにより、湾曲可能な支持要素が凸状の支持面を形成する)を可能にするだけでなく、さらに、第2の湾曲方向への湾曲(湾曲可能な支持要素が凹状の支持面を形成する)も可能にする。従って、本発明に従うランバーサポートは、「正の」湾曲及び「負の」湾曲の両方を可能にし、これにより、本発明のランバーサポートは、従来のランバーサポートと比較して、個々のユーザの特定の要求に、実質的に、より良好に適合されることができる。
調節機構は、また、有利には、第2湾曲方向が、薄板状の支持要素の面に関して第1湾曲方向と実質的に反対に向けられるように構成される。
環状のボーデンケーブルシステムを用いることにより、湾曲可能な支持要素の湾曲を、両方の湾曲方向に調節及び適合することが、環状のボーデンケーブルシステムを用いて達成されることができる。同様に、機械的調節機構も考えられる。機械的調節機構は、湾曲頂点、湾曲可能な支持要素の湾曲点とそれぞれ係合し、湾曲可能な支持要素の湾曲を、両方の湾曲方向において制御する。このような機械的調節機構は、例えばスピンドルドライブを用いて実行されることができる。
本発明に従う調節機構は、原則として、2つの調節手段から成り、第1の調節手段は、湾曲可能な支持要素を第1湾曲方向に湾曲させ、第2の調節手段は、湾曲可能な支持要素を第2湾曲方向に湾曲させる。2つの調節手段は、共通の作動装置を介して互いに連結されることができる。しかし、また、これらの2つの調節手段を別々に形成して互いに分離することも考えられる。
調節手段は、例えば、それぞれ、ボーデンケーブル装置により形成されることができ、第1のボーデンケーブル装置のスリーブは、湾曲可能な支持要素の第1端部に支持され、引張り部材として働く第1ボーデンケーブル装置のワイヤが、湾曲可能な支持要素の第2の端部に作用する。従って、第1ボーデンケーブル装置のスリーブ内のワイヤを調節することにより、2つの端部が移動され、詳細には、2つの端部が互いに近づくように、又は互いに遠ざかるように引かれる。有利には、ワイヤは、第1端部から、逆転手段、詳細には、逆転ローラの形態の手段を介して第2端部にガイドされ、第2端部から第1端部に戻り、第1端部にて、湾曲可能な支持要素に取り付けられることができる。こうして、湾曲可能な支持要素の湾曲は、第1湾曲方向に、より効率的に、且つ、エネルギー消費がより少ない状態で調節されることができる。第1ボーデンケーブル装置のワイヤは、好ましくは、湾曲可能な支持要素の裏面に沿ってガイドされる。第2ボーデンケーブル装置のスリーブも、同様に、湾曲可能な支持要素の第1端部に支持されることができ、第2ボーデンケーブル装置のワイヤは、この第1端部から出発して、第2端部にガイドされ、第2端部から、適切な逆転手段を介して再び第1端部に戻り、第1端部に固定される。この場合、第2ボーデンケーブル装置のワイヤは、好ましくは、最初は、湾曲可能な支持要素の裏面に沿って延在し、次いで、第2ボーデンケーブル装置のワイヤは、湾曲可能な支持要素における開放部を通って、湾曲可能な支持要素の前面にガイドされ、この前面にて逆向きにされる。次に、ワイヤは、湾曲可能な支持要素におけるさらなる開放部を通って、湾曲可能な支持要素の裏面に戻り、この裏面から、裏面に沿って、湾曲可能な支持要素の第1端部におけるワイヤの固定点までガイドされる。このガイド方法も、湾曲可能な支持要素を第2湾曲方向に、エネルギー消費が少ない状態で特に効率的に湾曲させることを可能にす
る。
上記の逆転ローラは、湾曲可能な支持要素の第2端部に枢動可能に取り付けられることができ、これにより、逆転ローラは、湾曲可能な支持要素の面から回転することができ、従って、ボーデンケーブル装置のワイヤは、可能な限り小さいエネルギー消費を用いた調節により、可能な限り滑らかに移動することができる。
湾曲可能な支持要素は、第1の薄板状の支持セクション及び第2の薄板状の支持セクションを含むことができ、これらの支持セクションは、支持要素の長手方向に延在する少なくとも1つの柔軟な長手方向バーを介して連結されている。柔軟な長手方向バーは、支持要素の長手方向に柔軟であるように構成されており、従って、ランバーサポートが酷使されても、すなわち、もしランバーサポートに、許容不可能に大きい負荷がかけられても、ランバーサポートの破砕や損傷が、この長手方向バーの長手方向の柔軟性により防止される。このため、長手方向バーは、長手方向において、長手方向バーの幅方向にそれぞれ生じる隆起と凹みを交互に蛇腹形状に繰り返す。好ましくは、このような2つの長手方向バーは、湾曲可能な支持要素の横方向に、互いに或る距離隔てて配置される。
本発明に従うランバーサポートの調節機構は、手動及び電動式の両方で動作されることができる。この場合、湾曲可能な支持要素の、第1湾曲方向及び第2湾曲方向の両方における湾曲を調節するための共通の作動手段を設けることが可能であり、この調節は、湾曲を第1湾曲方向に向って調節することが、同時に、第2湾曲方向における湾曲の低減に積極的に寄与し、また、湾曲を第2湾曲方向に向って調節することが、同時に、第1湾曲方向における湾曲の低減に積極的に寄与するように行われる。これにより、本発明に従うランバーサポートの湾曲の効率的な調節が、エネルギー消費が少ない状態で、両方の湾曲方向にて可能である。
ランバーサポートは、さらなる調節機構と関連づけられることができ、この調節機構は、湾曲可能な支持要素を、ガイド手段、例えばガイドロッドに沿って調節するためのものであり、このさらなる調節機構(これも同様にボーデンケーブル装置の形態で、詳細には、環状ボーデンケーブルシステムの形態で構成されることができる)を用いることにより、座席のバックレストにおけるランバーサポートの鉛直方向の調節が可能である。このために、ボーデンケーブル装置のスリーブは、ガイド手段に連結されたマウント板に支持されることができ、ボーデンケーブル装置のワイヤは、湾曲可能な支持要素に、好ましくは、ばね要素を介して連結される。ランバーサポートの鉛直方向調節に関しても、2つの別個のボーデンケーブル装置を設けることができ、これらの2つのボーデンケーブル装置は、それぞれ、湾曲可能な支持要素を、ガイド手段に沿って第1の長手方向に調節し、また、湾曲可能な支持要素を、第1の長手方向と反対の第2の長手方向に、ガイド手段に沿って調節するためのものである。環状ボーデンケーブルシステムが用いられるならば、2つのボーデンケーブル装置は、一方のボーデンケーブル装置を引張ることが、同時に他方のボーデンケーブル装置を緩ませ、また、この他方のボーデンケーブル装置を引張ることが、同時に前記一方のボーデンケーブル装置を緩ませるように互いに連結される。
本発明に従うランバーサポートは、自動車シート又はオフィスチェアの背もたれに用いられることに適しているが、この好ましい用途の範囲に限定されない。原理上、本発明に従うランバーサポートは、ユーザの脊柱、詳細には、腰又は脊柱前弯領域の、個人的で可能な限り確実な支持が必要ないずれの場合にも用いられることができる。例えば、本発明に従うランバーサポートを、治療用クッション、マットレス及びそれらの類似物に組み込むことも考えられる。
本発明に従うランバーサポートの湾曲可能な支持要素は、好ましくは、プラスチック製
の一体的薄板部品としてつくられるが、本発明は、また、多部品から成る湾曲可能な支持要素を有するランバーサポートにも、詳細には、湾曲可能な支持要素としてラティスマットを有するランバーサポートにも、又はそれらの類似物にも適用されることができる。
以下に、本発明を、好ましい実施形態に基づいて、図面を参照しつつ説明する。
図1に、本発明の好ましい実施形態に従うランバーサポートが例示されており、この図には、ランバーサポートの裏側の図が示されている。
ランバーサポートは、湾曲可能な支持要素を含み、この支持要素は、実際の実施形態に応じて、ランバーサポートプレート又はランバーサポートバスケットとも称される。湾曲可能な支持要素は、第1の薄板状の支持セクション1及び第2の薄板状の支持セクション2を含み、これらの2つの支持セクション1,2を、それぞれ、プラスチックからつくることが可能である。支持セクション1と支持セクション2とは、長手方向のバー3を介して互いに連結されている。バー3は、支持セクション1,2と一体的に形成されることができ、又は、支持セクション1,2に、任意の方法で固定されることができる。それぞれの場合において、長手方向バー3は、ストリップ状の形状であり、長手方向にて隆起と凹みを交互に繰り返して柔軟に形成されるように、波状又は蛇腹状の構造を有する。この構造により、長手方向バー3は、支持セクション1,2に過度に大きい荷重が加えられても、すなわち、いわゆる酷使されるような場合においても、ランバーサポート全体の柔軟な弾性を可能にするように、長手方向に柔軟である。なぜなら、長手方向バー3は、隆起と凹みを交互に繰り返すことにより、様々な程度の荷重に応じて圧縮されることができるからである。しかし同時に、長手方向バー3は、通常の荷重に関しては、バーの長手方向の柔軟性とは関係なく、ランバーサポートの十分に高い剛性をもたらすように構成される。原理上、2つの支持セクション1,2の間に、この種の長手方向バー3を1本のみ設けることも、又は、この種の長手方向バー3を、2本より多く設けることもできる。
湾曲可能な支持要素として働く支持セクション1,2は、その前側に、人間が寄りかかるための休止面又は支持面をもたらし、ロッド4に沿って移動可能であるように取り付けられている。ロッド4は、図1に示されているように湾曲されることができる。図1に示されているようなランバーサポートが座席のバックレストに用いられる場合には、これらのロッド4はバックレストの鉛直方向に延在し、従って、支持セクション1,2をロッド4に沿って調節することにより、バックレストにおけるランバーサポートの鉛直方向位置を調節することができる。このために、例えば、ロッド4に取り付けられた、金属からつくられた第1のタイバー5が設けられる。さらに、これもまた金属からつくられた第2のタイバー6を設けることができ、タイバー6は、ロッド4に、第1タイバー5より上の位置にて取り付けられる。図1に示されているように、第1のボーデンケーブルが、第1ボーデンケーブルのスリーブ18により、下側タイバー5に支持されており、この第1ボーデンケーブルのワイヤ19は、タイバー5の下を通ってタイバー5を通過し、コイルばね20に連結されている。コイルばね20は、支持セクション1の上端部に取り付けられ、この上端部にて、例えば吊られている(図1の参照符号23を参照)。第2ボーデンケーブルが、第2ボーデンケーブルのスリーブ21により、上側タイバー6に支持され、これにより、スリーブ21に移動可能に取り付けられた、この第2ボーデンケーブルのワイヤ22が、タイバー6の下を通ってタイバー6を通過し、支持セクション1の上端部におけるコイルばね20の固定点付近にて、同様に固定される。図1に示されている実施形態の場合、ガイド7が支持セクション1に取り付けられ、ロッド4がガイド7を通って延在し、これにより、支持セクション1は、長手方向バー3を介して支持セクション1に取り付けられた支持セクション2と共に、ロッド4に沿ってガイド上を移動できる。
図1の例示から、第1ボーデンケーブル18,19を引張ることにより、支持セクショ
ン1,2がロッド4に沿って下方に移動されることができ、第2ボーデンケーブル21,22を引張ることにより、支持セクション1,2がロッド4に沿って上方に移動されることが明確である。好ましい施形態に従えば、これらの2つのボーデンケーブルは、共通の作動装置が両方のボーデンケーブルのために設けられるように、特に、環状のボーデンケーブルシステムを形成する。これは、図1に、第1ボーデンケーブル及び第2ボーデンケーブルの両方に接続された作動装置24に基づいて示されている。この作動装置24は、例示された実施形態においては、電動ウォームギア駆動装置の形態で形成され、これにより、2つのボーデンケーブルは、作動装置24に、スリーブ21内のワイヤ22を引張ることが、同時にスリーブ18内のワイヤ19を緩めさせ、また、スリーブ18内のワイヤ19を引張ることが、同時にスリーブ18内のワイヤ19を緩めさせるように接続され、こうして、作動装置24を、簡単で効率的に、且つ省エネ式に用いることにより、ランバーサポートをロッド4に沿って正確に鉛直方向に配置することが可能である。
さらに、図1に示したランバーサポートは、支持セクション1,2の湾曲を、2つの対向する湾曲方向に実質的に調節できるような調節機構を含み、この調節により、支持セクション1,2の休止又は支持面は、この支持面にもたれている人間の背中又は脊柱領域に対して、凹状の形状、及び凸状の形状を成すことができる。
これに関して、以下に、図3を参照しつつ説明する。図3Aに、従来のランバーサポートを用いて達成可能な様々な湾曲が示されている。図3Aに示されているように、従来のランバーサポートは、湾曲可能な支持要素1,2の非湾曲状態により画成される面から、1つの湾曲方向にのみ湾曲されることができ、この湾曲により、湾曲頂点は常に個人の背中に向って移動され、従って、湾曲可能な支持要素1,2は、湾曲状態にて、凸状の休止又は支持面を成す。図3Bに示されているように、本発明に従うランバーサポートでは、上記の凸状湾曲に限定されずに、湾曲可能な支持要素1,2の、反対側の湾曲方向への湾曲も同様にもたらすことができ、これは、湾曲頂点が、それぞれの場合にランバーサポートにもたれている人間から遠ざかるように行われる。こうして、湾曲可能な支持要素は、凹状の休止又は支持面を形成する。
支持要素1,2を2つの湾曲方向に湾曲させるための、図1に示したランバーサポートの調節機構は、原則として、2つの別個の調節機構から構成され、一方の調節機構は、従来の凸状湾曲を制御するために設けられ、他方の調節機構は、凹状湾曲を制御するように働く。例示された実施形態においては、両方の調節機構がボーデンケーブル装置の形態で実施されるが、この形態と異なる他の装置、例えば、スピンドルドライブ又は類似の構造を用いた装置も、当然考えられ得る。
従来のランバーサポートの場合のように、凸状湾曲のために設けられる調節機構は、ランバーサポートの背面に実際に配置され、有効である。例示された実施形態において、この調節機構はボーデンケーブルを含み、ボーデンケーブルのスリーブ8は、図1に示されているように、支持セクション1の上端部付近にあり、ソケット又は類似物に支持されている。これにより、ボーデンケーブルのワイヤ9(これも図1に示されているように、スリーブ8に、移動可能に取り付けられている)は、支持セクション1の上端部から逆転ローラ11へ下方にガイドされる。逆転ローラ11は、ブラケット12を介して支持セクション2の下端部に枢動可能に取り付けられ(参照符号13を参照)、これにより、逆転ローラ11はブラケット12と共に、支持セクション2に対して(及び、支持セクション1に対して)、ブラケット12と支持セクション1,2との間に囲まれた角度が可変であるように可変的に保持される。逆転ローラ11が枢動可能であることより、ランバーサポートの動作中に、且つ、ボーデンケーブル8,9が操作されているときに、逆転ローラ11が、常に、力の最大伝達及び最小摩擦のための最適な位置を成すことができることが保証される。逆転ローラ11により、これも図1に示されているワイヤ9が、支持セクション
1の上端部に戻るようにガイドされ、ワイヤ9の終端は適切な方法で固定されている(参照符号10を参照)。
上記の内容から、ボーデンケーブルを用いてワイヤ9を引張ることにより、支持セクション2の下端部が支持セクション1の上端部に向って移動されることができ、これにより、ワイヤ9の引張り程度に応じて、図3Bの左側の例に示されているような、支持セクション1,2の所望の凸状湾曲を得られることが明確である。図1では見られないが、支持セクション1,2の前面が凸状に湾曲して、それぞれ、脊柱前弯領域のための、湾曲した支持面、休止面をもたらすことに留意されたい。
支持セクション1,2の凹状湾曲のための調節機構も、同様に、ボーデンケーブル装置を含み、このボーデンケーブル装置のスリーブ14は、他方のボーデンケーブル装置のスリーブ8と全く同様に、支持セクション1の上端部にて、ソケット又は類似物に支持されている。ボーデンケーブル装置のワイヤ15は、支持セクション1の上端部から開始し、最初に、上側支持セクション1の裏面に沿って下方に延在し、これにより、支持セクション1の下端部と、図1の右側にて支持セクション1に取り付けられている長手方向バー3との間に開放部が形成され、これにより、支持セクション1の下端部に延在するワイヤが、この開放部を通って支持セクション1の前面側に出て、対応する長手方向バー3を通過する。
図1のランバーサポートの前面図を示す図2に示されているように、ワイヤ15は、この開放部から出て、長手方向バー3の前面に沿って下側支持セクション2まで延在し、支持セクション2にて、支持セクション2の横方向に配置された逆転手段17により、最初に、他方の長手方向バー3にガイドされ、次いで、再び、他方の長手方向バー3の前面に沿ってガイドされ、支持セクション1の下端部に延在する。この他方の長手方向バー3と支持セクション1の下端部との間にも、開放部が形成され、これにより、ワイヤ15は、この開放部を通ってガイドされ、支持セクション1の裏面に再び戻ることができる。
ワイヤ15は、図1に示されているように、この開放部から出て、支持セクション1の下端部と、図1の左側の長手方向バー3との間から、支持セクション1の上端部に再び延在し、この上端部にて、ワイヤ15は、適切な方法で固定される(参照符号16を参照)。
図2に示された逆転手段17は、好ましくは、可能な限り平坦に形成される。これは、支持セクション2の前面が、バックレストにもたれている人間の脊柱前弯領域のための休止又は支持面に影響を与えるからである。原理上、逆転手段17(図2に示されているような)が、下側支持セクション2の前面に取り付けられた細いキャップに関連し、これにより、ワイヤ15が、この取付物(キャップ)と支持セクション2の上側との間の比較的細い間隙内を、所望の方向に、ガイドチャネル又はガイド溝に沿ってガイドされることができるならば十分である。
図1及び図2に関する上記の説明、並びに、図1及び図2から、ワイヤ15が引張られるとき、すなわち、ワイヤ15がスリーブ14内に引き込まれるとき、図2にて、下側支持セクション2が上側支持セクション1に近づくように前進し、これにより、ワイヤ15の引張り程度に応じて、支持セクション1,2の前面が、バックレストにもたれている人間のために、凹状の休止又は支持面を、様々な程度でもたらすことが明白である。
好ましくは、2つの支持セクション1,2(及び2つの長手方向バー3)を含む湾曲可能な支持要素の凸状の湾曲又は凹状の湾曲のためにそれぞれ設けられた、ボーデンケーブル8,9又はボーデンケーブル14,15は、鉛直方向調節のために設けられたボーデン
ケーブル18,19又はボーデンケーブル21,22と同様に、環状のボーデンケーブルシステムを、一方のボーデンケーブルを引張ることが、同時に他方のボーデンケーブルを緩めさせ、他方のボーデンケーブルを引張ることが、同時に一方のボーデンケーブルを緩めさせるように形成する。従って、図1に示されているように、2つのボーデンケーブル8,9とボーデンケーブル14,15は、作動装置24と類似の、例えば電動ウォームギア駆動装置の形態の共通の作動装置23に連結され、作動装置23は、ワイヤ9がスリーブ8から作動装置23により引き出されるとき、ワイヤ15が実質的に同程度スリーブ14内に引き込まれ、ワイヤ15がスリーブ14から作動装置23により引き出されるとき、ワイヤ9が実質的に同程度スリーブ8内に引き込まれるように構成されている。このようにして、1つの作動装置のみを用いて、支持セクション1,2、及び、支持セクション1と支持セクション2との間の長手方向バー3による、従来の凸状湾曲と、凹状湾曲との、個々のユーザのニーズに応じた無限の交互変化を、エネルギー消費が少ない状態で、それぞれの湾曲にて湾曲の程度を個々に調節して行うことが可能である。
本発明の好ましい実施形態に従うランバーサポートの裏面を示す平面図。 図1に示したランバーサポートの前面の平面図。 A,Bは、従来のランバーサポートにより達成可能な湾曲と、本発明を用いることにより達成可能な湾曲との比較を示す模式図。

Claims (30)

  1. ランバーサポートであって、湾曲可能な支持要素(1〜3)と、湾曲可能な支持要素(1〜3)の湾曲を、湾曲可能な支持要素(1〜3)が凸状の支持面を形成する第1の湾曲方向、及び、湾曲可能な支持要素(1〜3)が凹状の支持面を形成する第2の湾曲方向に調節するための調節するための調節機構(8〜17)とを有するランバーサポート。
  2. 前記第1湾曲方向と第2湾曲方向とが、湾曲していない状態の湾曲可能な支持要素(1〜3)により画成される面から、互いに実質的に反対の方向に向けられるように、ランバーサポートが構成されることを特徴とする請求項1に記載のランバーサポート。
  3. 調節機構(8〜17)が、湾曲可能な支持要素(1〜3)の湾曲を第1の湾曲方向に調節するために、湾曲可能な支持要素(1〜3)の少なくとも一端の裏面に牽引力を加え、且つ、湾曲可能な支持要素(1〜3)の湾曲を第2の湾曲方向に調節するために、湾曲可能な支持要素(1〜3)の少なくとも一端の前面に牽引力を加えるように構成されることを特徴とする請求項1又は2に記載のランバーサポート。
  4. 調節機構が、湾曲可能な支持要素(1〜3)の湾曲を第1の湾曲方向に調節するための第1の調節手段(8〜13)と、湾曲可能な支持要素(1〜3)の湾曲を第2の湾曲方向に調節するための第2の調節手段(14〜17)とを含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のランバーサポート。
  5. 第1の調節手段(8〜13)が湾曲可能な支持要素(1〜3)の裏面に係合することを特徴とする請求項4に記載のランバーサポート。
  6. 第2の調節手段が湾曲可能な支持要素(1〜3)の前面に係合することを特徴とする請求項4又は5に記載のランバーサポート。
  7. 第1の調節手段(8〜13)及び第2の調節手段(14〜17)が、それぞれ引張り部材(9;15)を含み、この引張り部材(9;15)が、湾曲可能な支持要素(1〜3)の少なくとも1つの端部に、それぞれ、第1湾曲方向への湾曲及び第2湾曲方向への湾曲をもたらすための調節力を加えることを特徴とする請求項4〜6のいずれか一項に記載のランバーサポート。
  8. 第1調節手段がボーデンケーブル装置(8,9)を含むことを特徴とする請求項4〜7のいずれか一項に記載のランバーサポート。
  9. 第1調節手段のボーデンケーブル装置のスリーブ(8)が、湾曲可能な支持要素(1〜3)の第1の端部に支持され、このスリーブ(8)内に移動可能に取り付けられたワイヤ(9)が、湾曲可能な支持要素(1〜3)の第2の端部に、湾曲可能な支持要素(1〜3)を第1湾曲方向に湾曲させるための調節力を湾曲可能な支持要素(1〜3)に加えるようにガイドされることを特徴とする請求項8に記載のランバーサポート。
  10. 第1調節手段のボーデンケーブル装置のワイヤ(9)が、逆転ローラ(11)を介して湾曲可能な支持要素(1〜3)の第1端部に戻るようにガイドされ、且つ、第1端部にて第1端部に連結され、逆転ローラ(11)は湾曲可能な支持要素(1〜3)の第2端部に連結されていることを特徴とする請求項9に記載のランバーサポート。
  11. 前記逆転手段が逆転ローラ(11)を含むことを特徴とする請求項10に記載のランバーサポート。
  12. 逆行手段(11)が湾曲可能な支持要素(1〜3)の第2端部に枢動可能に連結されていることを特徴とする請求項10又は11に記載のランバーサポート。
  13. 第2調節手段(14〜17)がボーデンケーブル装置を含むことを特徴とする請求項4〜12のいずれか一項に記載のランバーサポート。
  14. 第2調節手段のボーデンケーブル装置のスリーブ(14)が、湾曲可能な支持要素(1〜3)の第1の端部に支持され、このスリーブ(14)内に移動可能に取り付けられたワイヤ(15)が、湾曲可能な支持要素(1〜3)の第1の端部から湾曲可能な支持要素(1〜3)の第2の端部に、湾曲可能な支持要素(1〜3)を第2湾曲方向に湾曲させるための調節力を湾曲可能な支持要素(1〜3)に加えるようにガイドされることを特徴とする請求項13に記載のランバーサポート。
  15. 第2調節手段のボーデンケーブル装置のワイヤ(15)が、湾曲可能な支持要素(1)の第1の端部から、最初に、湾曲可能な支持要素(1〜3)の長手方向に延在し、次いで、湾曲可能な支持要素(1〜3)における開放部を通ってガイドされ、湾曲可能な支持要素(1〜3)の前面に沿って、湾曲可能な支持要素(1〜3)の第2端部に延在し、これにより、第2端部から、湾曲可能な支持要素(1〜3)の前面に沿って延在し、湾曲可能な支持要素におけるさらなる開放部を通り、湾曲可能な支持要素(1〜3)の裏面に沿って、湾曲可能な支持要素(1〜3)の長手方向に延在して、湾曲可能な支持要素(1〜3)の第1端部に戻り、第1端部にて、ワイヤ(15)が、湾曲可能な支持要素(1〜3)の第1端部に連結されることを特徴とする請求項14に記載のランバーサポート。
  16. 第2調節手段(14〜17)のボーデンケーブル装置のワイヤ(15)が、湾曲可能な支持要素(1〜3)の前面の逆転手段(17)を介してガイドされることを特徴とする請求項15に記載のランバーサポート。
  17. 湾曲可能な支持要素が、第1の支持セクション(1)及び第2の支持セクション(2)を含み、これらの支持セクションが、湾曲可能な支持要素の長手方向に延在する少なくとも1つの長手方向バー(3)を介して連結されていることを特徴とする請求項1〜16のいずれか一項に記載のランバーサポート。
  18. 少なくとも1つの長手方向バー(3)が、湾曲可能な支持要素の長手方向にて柔軟であるように構成されていることを特徴とする請求項17に記載のランバーサポート。
  19. 湾曲可能な支持要素の長手方向における少なくとも1つの長手方向バー(3)が、隆起と凹みを交互に繰り返し、この隆起と凹みが、それぞれ、湾曲可能な支持要素(1〜3)の長手方向に柔軟性をもたらすために、少なくとも1つの長手方向バー(3)の横方向にて生じることを特徴とする請求項17又は18に記載のランバーサポート。
  20. 湾曲可能な支持要素が、湾曲可能な支持要素の横方向に互いに或る距離隔てて配置された少なくとも2つの長手方向バー(3)を含み、これらの長手方向バーが、それぞれ、第1支持セクション(1)と第2支持セクション(2)とを連結していることを特徴とする請求項17〜19のいずれか一項に記載のランバーサポート。
  21. 第2調節手段(14〜17)のボーデンケーブル装置のワイヤ(15)が、湾曲可能な支持要素における一方の開放部を通って延在し、次いで、一方の長手方向バー(3)の前面に沿って、湾曲可能な支持要素の第2端部に延在し、且つ、第2調節手段(14〜17)のボーデンケーブル装置のワイヤ(15)が、湾曲可能な支持要素の第2端部から、他方
    の長手方向バー(3)の前面に沿って、湾曲可能な支持要素における他方の開放部に延在することを特徴とする請求項13〜16のいずれか一項及び請求項20に記載のランバーサポート。
  22. 調節機構を動作させるための調節手段(23)が設けられることを特徴とする請求項1〜21のいずれか一項に記載のランバーサポート。
  23. 共通の作動手段(23)が、調節機構の第1調節手段(8〜13)と第2調節手段(14〜17)のために設けられることを特徴とする請求項22及び請求項4〜16いずれか一項に記載のランバーサポート。
  24. 共通の作動手段(23)が、湾曲可能な支持要素(1〜13)の第1湾曲方向への湾曲を増大するために第1調節手段(8〜13)を調節することが、同時に、湾曲可能な支持要素(1〜3)の第2湾曲方向への湾曲を低減するために第2調節手段(14〜17)を調節することをもたらし、また、湾曲可能な支持要素(1〜13)の第2湾曲方向への湾曲を増大するために第2調節手段(14〜17)を調節することが、同時に、湾曲可能な支持要素(1〜3)の第1湾曲方向への湾曲を低減するために第1調節手段(8〜13)を調節することをもたらすように構成されていることを特徴とする請求項23に記載のランバーサポート。
  25. 湾曲可能な支持要素(1〜3)が、湾曲可能な支持要素(1〜3)の長手方向にてガイド手段(4)に沿って移動可能に取り付けられ、且つ、さらなる調節機構(18〜23)が、調節可能な支持要素(1〜3)をガイド手段(4)に沿って調節するために設けられていることを特徴とする請求項1〜24のいずれか一項に記載のランバーサポート。
  26. さらなる調節機構(18〜23)がボーデンケーブル装置を含むことを特徴とする請求項25に記載のランバーサポート。
  27. ボーデンケーブル装置が、湾曲可能な支持要素(1〜3)をガイド手段(4)に沿って第1の方向に調節するための第1のボーデンケーブル(18,19)と、湾曲可能な支持要素(1〜3)を、ガイド手段(4)に沿って、第1方向に対向する第2の方向に調節するための第2のボーデンケーブル(18,19)とを含むことを特徴とする請求項26に記載のランバーサポート。
  28. 第1ボーデンケーブルのスリーブ(18)及び第2ボーデンケーブルのスリーブ(21)が、それぞれ、ガイド手段(14)に連結されたマウント(5,6)に支持され、第1ボーデンケーブルのワイヤ(19)及び第2ボーデンケーブルのワイヤ(22)が、それぞれ、湾曲可能な支持要素(1〜3)に連結されていることを特徴とする請求項27に記載のランバーサポート。
  29. 第1ボーデンケーブルのワイヤ(19)又は第2ボーデンケーブルのワイヤ(22)が、ばね要素(20)を介して湾曲可能な支持要素(1〜3)に連結されていることを特徴とする請求項27に記載のランバーサポート。
  30. 共通の作動手段(24)が、第1のボーデンケーブル(18,19)と第2のボーデンケーブル(21,22)のために、第1ボーデンケーブルを引張ることが同時に第2ボーデンケーブルを緩ませ、第2ボーデンケーブルを引張ることが同時に第1ボーデンケーブルを緩ませるように設けられている請求項27〜29のいずれか一項に記載のランバーサポート。
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