JP2007533195A - 変調コードシステム並びに信号をコード化及びデコードする方法 - Google Patents
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Abstract
本発明は、変調コードシステム及び対応する変調方法に関するものである。該変調コードシステムは、元の信号(s)を所定の第2制約を満足する符号化信号(c)に変換するエンコーダ(100)を有する。該変調コードシステムは、更に、復元後に前記符号化信号(c)を前記元の信号(s)に復号するデコーダ(200)を有する。本発明の目的は、斯様な既知の変調コードシステム及び方法を、所要のハードウェアの量を低減することにより改善することにある。この目的は、上記エンコーダ(100)を、変調コードエンコーダ(110)と、該変調コードエンコーダ(110)により出力されると共に所定の第1制約を満足する中間信号(t)をフィルタ処理して前記エンコーダの出力信号(c)を発生させるために使用される変換器エンコーダ(120)との直列接続を有するように設計することにより達成される。前記デコーダ(200)は、変換器デコーダ(220)と変調コードデコーダ(210)との直列接続を有する。
Description
本発明は、図6に示すような変調コードシステムであって、チャンネル300を介して送信される又は記録媒体(図示略)上に記憶される前に、元の信号sを所定の第2制約を満たすコード化(符号化)信号cに変換するためのエンコーダ100を含むような変調コードシステムに関する。この変調コードシステムは、更に、復元又は受信の後に、上記コード化信号cを元の信号sにデコード(復号)するデコーダ200を有する。本発明は、更に、デコーダ、エンコーダ、信号及び記録担体にも関する。更に、本発明はコード化及びデコードする方法にも関する。
従来既知の斯様な変調コードシステムは、データ伝送システム又はデータ記憶システムに主に使用されている。
本発明は、更に、エンコーダ100及びデコーダ200を動作させる既知の方法にも関する。
以下においては、異なる制約(constraints)を満足する異なる信号が参照される。斯かる制約は、典型的には、単純なものか又は複雑なものかの何れかである。単純な制約を満足する信号は、例えば、(0,k)制約信号であり、該信号は連続するゼロの数が多くてもk+1であるような二進信号である。しかしながら、複雑な制約を満足する信号は、例えば表1に掲載された抗ホイッスル(anti-whistle)パターンにおける遷移パターンのような、一層複雑なパターンでランレングス制約に従う信号である。
伝統的に、変調コードシステムのエンコーダ又はデコーダは、例えば列挙型(enumerative)符号化方法又は統合型スクランブル方法等の固有の変調方法を使用する。列挙型符号化方法は、例えば、「K.A.S. Immink, ”A practical method for approaching the channel capacity of constrained channels”, IEEE Trans. Inform. Theory, vol. IT-43, no. 5, pp.1389-1399, Sept. 1997」から既知である。統合型スクランブル方法は、例えば、「K.A.S. Immink, ”Codes for mass data storage systems”, Shannon Foundation Publishers, The Netherlands, 1999」から既知である。
(d,k)コード及び(d,k)RLLコード等の変調コードは、デジタル伝送及び記憶システムに広く採用されている。変調コードシステムは、ソースビットの任意のシーケンスを或る制約に従うシーケンスに変換するよう作用するエンコーダと、該制約されたシーケンスを元のソースに復元するデコーダとからなっている。二進シーケンスは、該シーケンスにおける如何なる2つの連続する“1”も、少なくともd個の且つ多くてもk個のゼロにより分離される場合に、(d,k)制約されていると言われ、最小のランレングス及び最大のランレングスが、各々、少なくともd+1及び多くてk+1である場合に、(d,k)RLL制約されていると言われる。制約されたシーケンスの使用は、データ受信機が、例えばタイミングの復元、利得の制御又は等化(equalization)の適応化に使用されるべき制御情報を抽出するのを可能にする。
多くの現代のデータ受信機は、適応型の等化又は帯域幅制御を採用している。幾つかのCD又はDVDシステムにおいては、トラックに沿うシンボル間干渉のみならず、トラック間干渉(クロストーク打ち消し)にも対処するために二次元適応型等化が使用される。また、或るデータ受信機においては、唯一の適応型部分はスロープ制御のための回路である。斯様なシステムが適切に機能するためには、受信された信号の周波数成分が特定の制約に従わなければならず、これが、或る(周期的)データパターンの最大(ラン)レングスが制限されるようなデータシーケンスの使用を指令する。典型的な例として、実際のシステムに既に使用されている周期1又は2のデータパターンに対する制約(k1およびk2制約)が言及された。固有の長さを持つ周期的データパターンは、結果的に、対応する周波数を伴うホイッスルを生じさせる。受信側システムにおける既知の問題は、受信された信号中のホイッスルが、受信機における例えばPLLの機能に対して、又は利得制御、従って送信されたデータの再生に対して悪影響を有するということである。従って、送信されたデータの再生に悪影響を与え得るシーケンスを発生しないようなデータシーケンスを発生する必要性が存在する。
以下においては、当該技術分野の理解を向上させるために、幾つかの定義を示す。
シーケンスは、パターンpの長さkのランを含まない場合に、(k;p)パターン制約されたものとなる。示されるものはパターンp=(p0 p1 ...pe-1 pe)であり、該パターンは周期eの周期的シーケンス..., p0, p1, ...,pe-1, pe, p0, p1, ...,pe-1,...を表すものと解釈される。シーケンスは、該シーケンスが全てのiに対して(ki,p(i))制約されているなら、(k;P)パターン制約されたものとなり、ここで、k = k1,…, ki(正の整数kのシーケンスである)及びP = ,p(1),…, ,p(i)(周期的パターンのシーケンスである)である。シーケンスは、幾つかのkに対して(k;P)パターン制約されている場合、Pパターン制約されたものとなる。
k制約されたシーケンスは、連続するゼロのカズが多くてもkであるような二進シーケンスである。これらのシーケンスは、パターンp=(0)に対して正確に(k;p)制約されたシーケンスである。
k-RLL制約されたシーケンスは、シンボルの各々の最大のランが多くてk+1であるような{-1,1}からのシンボルのシーケンス(従って二進シーケンス)である。これらのシーケンスは、正確に、k=k+1及びP=(-1),(1)の(k;P)パターン制約されたシーケンスである。
抗ホイッスル制約シーケンスは、dcからナイキスト周波数までの範囲の通過帯域に単一の周波数成分のみを有するようなパターンである。表1は、幾つかの抗ホイッスルパターン及び対応するインデックスを示している。抗ホイッスル遷移パターンは、抗ホイッスルパターンを一度積分/微分することにより得られる。
これらの既知の符号化する/復号する方法は、通常は1に近い変調コードレートで、元の信号sの第2制約を満足する信号cへの変換及びその逆を可能にする。変調コードhのレートとは、ソースシンボル当たりの符号化された信号の平均数を参照する数である。例えば、1/2コードなるレートのエンコーダは、(平均で)各ソースシンボル当たり2つの符号化シンボルを生成する。
少なくとも斯様な既知の変調コードシステムのデコーダは、通常は、高速動作を可能にするためにハードウェアで実施化される。しかしながら、上述した変調コード方法のハードウェアによる実施化は、不利にも、例えば必要なテーブルを記憶するためにかなり大きなハードウェアを必要とする。既知の変調コーダにおいては、入力ワードと対応する出力ワードとの間の関係は固有に定義される。
上記従来技術に基づき、本発明の目的は、既知の変調コードシステム、エンコーダ及びデコーダ、並びに上記エンコーダ及びデコーダを動作させる既知の方法を、これらの実施化が少ないハードウェアしか必要としないように改善することにある。
本発明による変調コードシステムは、
− 元の信号sを所定の第1制約を満足する中間信号tに符号化する変調コードエンコーダ(110)と、
− 所定の第2制約を満足する符号化信号cを発生させるために、上記中間信号tを変換する変換器エンコーダ(120)と、
− 上記符号化信号cを媒体に供給する手段と、
− 上記符号化信号cを上記媒体から取り出す手段と、
− 上記符号化信号cを変換して上記中間信号tを得る変換器デコーダ(220)と、
− 上記中間信号tを前記元の信号sに復号する変調コードデコーダ(210)と、
を有し、前記変換器デコーダ(220)は所定の第2制約に違反する信号を所定の第1制約に違反する他の信号に変換するように構成され、前記変換器デコーダ(220)は多項式関数b(D)を有し、前記変換器エンコーダ(120)は多項式関数1/b(D)を有する。
− 元の信号sを所定の第1制約を満足する中間信号tに符号化する変調コードエンコーダ(110)と、
− 所定の第2制約を満足する符号化信号cを発生させるために、上記中間信号tを変換する変換器エンコーダ(120)と、
− 上記符号化信号cを媒体に供給する手段と、
− 上記符号化信号cを上記媒体から取り出す手段と、
− 上記符号化信号cを変換して上記中間信号tを得る変換器デコーダ(220)と、
− 上記中間信号tを前記元の信号sに復号する変調コードデコーダ(210)と、
を有し、前記変換器デコーダ(220)は所定の第2制約に違反する信号を所定の第1制約に違反する他の信号に変換するように構成され、前記変換器デコーダ(220)は多項式関数b(D)を有し、前記変換器エンコーダ(120)は多項式関数1/b(D)を有する。
本発明は、以下のような認識に基づくものである。上記変調コードエンコーダの第1制約は、一般的に、チャンネル信号の第2制約よりも単純であるか、等しい程度に複雑であるか、又は一層複雑である可能性がある。しかしながら、典型的な用途においては、第1制約は第2制約よりも単純である。第2制約に違反する信号は、受信機又は再生装置の機能に対して悪影響を有するような信号である。第1制約信号を発生するような既知のエンコーダを作製するのに多くの努力が投入されるので、斯かるエンコーダを抗ホイッスル制約のような一層複雑な制約に従うように適合させるには更に一層の努力を要するであろう。通常は、限られた数の周期的信号(これらの信号を禁止信号と呼ぶ)のみが、受信機又は再生装置におけるPLL又は他の制御/サーボ回路の機能に対して悪影響を有する。従って、これらの禁止信号は当該変調コードシステムにより発生及び送信されてはならない。更に、既知のエンコーダは(0,k)制約信号のような制約された信号を発生するように構成されているので、該エンコーダは多くのパターン(即ち、当該制約に従わないようなパターン)を発生することはないであろう。該制約に従わず、該既知のエンコーダによっては発生されないようなパターンの数は、発生されるべき周期的信号の数よりも大きい。前記変換器デコーダは、上記禁止信号を、上記エンコーダの制約に従わない信号に変換するように設計される。該変換器デコーダは多項式関数b(D)を有すると仮定する。該変換器デコーダの逆関数を決定することにより、変換器エンコーダの多項式関数1/b(D)を決定することができる。該変換器エンコーダは、当該変調コードエンコーダの制約に従わないような信号を、禁止信号に変換する。通常動作時において、変調コードエンコーダは該変調コードエンコーダの制約に従わない信号は発生せず、従って、本発明による変換器エンコーダは、禁止信号は発生しない。好ましい実施例においては、多項式関数b(D)は線形多項式関数である。
当該変更コードシステムの請求項記載の設計、特に前記エンコーダ内での変調コードエンコーダの変換器エンコーダとの直列接続、及び前記デコーダ内での変換器デコーダの前記変調コードデコーダとの直列接続は、上記エンコーダ及びデコーダの実施化のためのハードウェア費用が、既知の変調コーダの特性の利益を利用することにより、有利にも大幅に減少されることを保証する。
本発明の好ましい実施例においては、前記所定の第1制約はk制約であり、前記所定の第2制約は少なくとも抗ホイッスル制約である。好ましくは、前記変換器エンコーダ及び変換器デコーダは、各々、線形帰還フィルタ及び線形フィルタである。このタイプのフィルタは、ハードウェア及びソフトウェアで容易に実施化することができる。本発明は、既知の変調符号化システムを利用する如何なる種類の伝送又は記録システムに使用することもできる。
本発明の好ましい実施例においては、前記変調コードエンコーダ/デコーダは(0,k)エンコーダであり、その場合において、前記中間シーケンスtは(0,k)制約されたものとなり、従って非常に単純な制約を満足する。
上記エンコーダ及びデコーダの両者の更に有利な実施例は、縦続請求項の主題となっている。
以下、本発明による変調コードシステムの好ましい実施例を図1ないし5を参照して詳細に説明する。
先ず、該変調コードシステムの構成、特にリニアシフトレジスタ120の構成及びスライディングブロックデコーダフィルタ220の構成を図1ないし3を参照して説明する。
図1は、当該変調コードシステムの構成を示している。該システムは、元の信号sを、抗ホイッスル制約等の所定の第2制約を満足する符号化された信号cに変換するためのエンコーダ100を有している。該エンコーダ100は、上記元の信号sを入力する変調コードエンコーダ110と、上記の符号化された信号cを出力する変換器エンコーダ120との直列接続を含んでいる。
上記符号化信号cは、例えばチャンネル300を介して送信されるか、又は記録媒体(図示略)上に記憶される。ハードディスクドライブ、光ディスク及びフラッシュメモリ等の如何なる好適な記録媒体も使用することができる。
上記チャンネル300を介して送信された後、又は上記記録媒体から復元された後、上記符号化信号cは当該変調コードシステムのデコーダ200に入力され、前記元の信号sを再生する。これを達成するために、デコーダ200は、上記の送信され又は復元された復号信号cを入力する変換器デコーダ220と、該スライディングブロックデコーダフィルタ220の背後に直列に接続され前記所望の元の信号sを出力する変調コードデコーダ210とを有している。
図2は、リニアシフトレジスタを有する変換器エンコーダ120の好ましい実施例を示している。該リニアシフトレジスタは、各々がフリップフロップとして具現化し得るようなN個の遅延エレメント120-1,…,120-Nにより表されている。遅延エレメント120-1,…,120-Nは、例えば遅延エレメント120-1,…,120-(N-1)から同時に出力されるビットcj-1〜cj-(N-1)が、各々、対応する連続する遅延エレメント120-2,…,120-Nに入力されるように直列に接続されている。更に、上記変換器エンコーダ120はN個の乗算器エレメント121-1,…,121-Nを有し、これら乗算器エレメントの各々は前記遅延エレメント120-1,…,120-Nから出力されたN個のビットcj-1〜cj-Nの他のものを各々入力すると共に、斯かる入力されたビットcj-1〜cj-Nを定数m1,…,mNにより各々乗算して、N個の乗算器出力信号を発生する。該変換器エンコーダ120は、更に、上記N個の乗算器出力信号を入力すると共にXOR合成して第1XOR出力信号を発生する第1XORゲート122を有している。上記XOR出力信号は、第2XORゲート123により、前記変調コードエンコーダ110により出力された入力中間信号tのビットtjとXOR合成される。上記中間信号tは、該変換器エンコーダ120に入力される前にメモリ(図示略)にラッチすることができる。上記第2XORゲート123は、自身の出力端に、当該変換器エンコーダ120により出力される符号化信号cを表すような第2XOR出力信号を発生する。上記符号化信号cは、ビット毎に入力される。即ち、該符号化信号のビットcjは、前記リニアシフトレジスタ120-1,…,120-Nの最初の遅延エレメント120-1に入力される。
上記変換器エンコーダ120は、高い動作速度を可能にするために好ましくはハードウェアで実施化される。
図3は、変換器デコーダ220の好ましい実施例を表すスライディングブロックデコーダを示す。該実施例において、変換器デコーダ220は、各々がフリップフロップとして具現化し得るようなN個の遅延エレメント220-1,…,220-Nにより表されるリニアシフトレジスタを有している。Nは2より大きな整数である。遅延エレメント220-1,…,220-Nは、例えば遅延エレメント220-1,…,220-(N-1)の出力ビットcj-1〜cj-(N-1)が、各々、対応する連続する遅延エレメント220-2,…,220-Nに入力されるように直列に接続されている。更に、上記変換器デコーダ220はN個の乗算器エレメント221-1,…,221-Nを有し、これら乗算器エレメントの各々は前記遅延エレメント220-1,…,220-Nから出力されたN個のビットcj-1〜cj-Nの他のものを各々入力すると共に、斯かる入力されたビットcj-1〜cj-Nを定数b1,…,bNにより各々乗算して、N個の乗算器出力信号を発生する。該変換器デコーダ220は、更に、上記N個の乗算器出力信号を入力すると共にXOR合成して、ビットtjを有する中間信号tを発生する。
上記変換器デコーダ220は、高い動作速度を可能にするために好ましくはハードウェアで実施化される。
上記変換器デコーダ220により出力された中間信号tは、前記変調コードデコーダ210に入力される前に、メモリ(図示略)にラッチすることができる。
以下、エンコーダ100及びデコーダ200の動作を、図4及び図5を参照して詳細に説明する。
図4において、変調コードエンコーダ110及び変換器エンコーダ120の動作を詳細に説明する。更に詳細には、変調コードエンコーダ110は元の入力信号sを入力し、該入力信号のソースビットsjはpビットのブロックsnp, snp+1, ..., s(n+1)p-1に各々グループ化される(方法ステップS4-1参照)。
次いで、これらのブロックは、方法ステップS4-2に従って、qビットのコードワードブロックtnq ... t(n+1)q-1に各々符号化される。該符号化は、所定の変調コードを用いることによって中間信号tを発生させるべくエンコーダ110において実行される。
上記中間信号tは、次いで、線形帰還シフトレジスタ120により反復的にフィルタ処理されて、符号化された信号cを発生する。更に詳細には、上記シフトレジスタ120においては、上記符号化信号cの各ビットcjが、上記中間信号tのビットtj及び先に計算されたビットcj-nから、下記の反復方程式:
に従って発生され、ここで、丸で囲った十字は二進信号の場合におけるXOR演算を示し、Nは好ましくは3より大きな整数である。
式(1)は、図2に示して第1及び第2XORゲート122、123により実行されるXOR合成を表す(方法ステップS4-3)。
次いで、斯様にして発生された前記ビットcjのシーケンスを表す符号化信号cは、方法ステップS4-4によりチャンネル300に出力される。
図5は、デコーダ200の動作を図示している。更に詳細には、方法ステップS5-1により、スライディングブロックデコーダフィルタ220は、送信の後又は記録媒体から復元の後に、符号化信号cのビットcjを入力する。該スライディングブロックデコーダフィルタ220では、中間信号tが、ステップS5-1において該中間信号tの各ビットtjを下記の式:
により計算することによりビット毎に復元される。
上記式(2)は、図3に示したXORゲート222の動作を表している。
更に、当該スライディングブロックデコーダにおいては、上記中間信号のビットtjが、方法ステップS5-2により、qビットのブロックtnq ... t(n+1)q-1に各々グループ化される。
最後に、上記ブロックは方法ステップS5-3により元の信号sのソースワードsnp, ..., sn+1,p-1に復号される。この復号ステップS5-3は、所定の変調コードの変調コードデコーダ210を用いて実行される。
ステップS4-2において前記符号化は既知の変調エンコーダにより実行され、ステップS5-3において上記復号は既知の変調デコーダにより実行されることに注意すべきである。
以下においては、本発明による線形帰還シフトレジスタ120及びスライディングブロックデコーダフィルタ220の適切な設計に関する数学的背景情報を示す。以下、前記信号s、t及びcは、各々、シーケンスs、t及びcとして参照する。
最初に、図2及び図3に示した変換器エンコーダ120及び対応する変換器デコーダ220について数学的説明を行う。
Fを体(典型的には、F = GF(2))とする。有限体GF(2)は、下記の加算及び乗算規則を満足するような要素0及び1からなる:
0 + 0 = 0, 0 + 1 = 1, 1 + 0 = 1, 1 + 1 = 0,
0 × 0 = 0, 0 × 1 = 0, 1 × 0 = 0, 1 × 1 = 1.
0 + 0 = 0, 0 + 1 = 1, 1 + 0 = 1, 1 + 1 = 0,
0 × 0 = 0, 0 × 1 = 0, 1 × 0 = 0, 1 × 1 = 1.
勿論、一般性を失うことなく、
b0≠0 (4)
と仮定することもできる。
b0≠0 (4)
と仮定することもできる。
条件(4)により、斯様なブロックマップは確かに可逆的となることに注意されたい。確かに、シーケンスtが、
とすることにより、シーケンスcに符号化されるなら、(5)におけるようなブロックマップによるスライディングブロックデコーダによりcはtに復号される。(6)から、上記符号化演算が実際に多項式関数1/b(D)による線形フィルタ処理であることがわかる。そして、上記復号演算は、多項式関数b(D)による線形フィルタ演算である。
p = (p0 ... pe-1)とする。シーケンスcは、cからのk+1個の連続したシンボルの何のブロックもe個のブロックpipi+1…pi+k, i = 0, …, e-1(k≧eなら、インデックスをモジュロeと読み替える)の1つに等しくないなら、(k;p)パターン制約されていると言うことができる。ここで、次の問題は、変換器エンコーダ120及び変換器デコーダ220をどの様に設計するか、即ちウィンドウ多項式b(D)を、図1のシーケンスcが幾つかのk’に対して(k’;p)パターン制約を満足するように如何に選択するかである。
先ず、単純な制約が(0,k)制約であると仮定する。即ち、変調コードエンコーダ110は、k+1の連続したゼロのランを含まないことが分かっているようなシーケンスtを出力すると仮定する。
当該スライディングブロックデコーダの“ウィンドウ”が上記周期的パターンで完全に満たされると仮定する。即ち、式(5)において、幾つかの整数rに対して、cj = pj+r mod e, j = n-N, ..., nが当てはまると仮定する。この場合、tjは多項式b(D)p(D) mod De-1の(j+r mod e)番目の係数である。これから、下記が成り立つ。
補助定理1:関連するウィンドウ多項式b(D)による上記ブロックマップ下でのパターンp = (p0... pe-1)のイメージは、p(D)b(D) = 0 mod De-1である場合にのみ、即ちb(D)が多項式
により割り切れる(divisible)場合にのみ、ゼロパターンである。
上記関数gcdは、対応する多項式の最大公約(greatest common divisible)多項式を決定する関数である。
上記補助定理における多項式bp(D)は、以下、パターンpに関連する(最小)アニヒレータ多項式と称する。補助定理1の結果として成り立つものは:
定理2:P = (p(1), ... p(r))が周期パターンの集合を指すものとする。また、多項式bp(D)が、Pにおけるパターンの最小アニヒレータ多項式の最小公倍(lcm)として定義されるとする。即ち、
とする。
この場合、b(D)がbp(D)により割り切れる場合にのみ、Pからの全ての周期的パターンが、関連するウィンドウ多項式b(D)によりブロックマップの下でゼロパターン上にマッピングされる。
推論1:ウィンドウ多項式b(D)による可逆線形ブロックマップから得られたレート1コード及びk制約コードの連結としえ得られる変調コードは、bp(D)がb(D)を割り切る場合にのみ、pパターン制約を満足する。これが当てはまる場合、(k+N,p)パターン制約を満足し、ここで、dはb(D)の次数(degree)を指す。
推論1に含蓄される構成方法は、全体的仕様において、何が反復フィルタ処理方法と称されるかを表している。
例1:この例では、当該反復フィルタ処理方法が、抗ホイッスル制約のためのコードを設計するために使用される。該方法は、GF(2)に対して行われる。表2には、GF(2)に対する最小アニヒレータbp(D)、二進の抗ホイッスルパターンp、関連するウィンドウ多項式p(D)及びが掲載されている。(各パターンに対して全ての極性が掲載されている。)この表へのエントリをチェックするために、全ての計算がモジュロ2であるので、下記の式を有することに注意されたい:
従って、多項式関数1/bp(D)による反復フィルタは、k制約シーケンスを抗ホイッスル制約シーケンスに変換し、その場合において、各抗ホイッスルパターンのランレングスは多くてk+6となる。
最後に、当該方法の効率を調べるために、(7)における抗ホイッスル多項式bp(D)により消滅されたパターンの完全な群が決定されねばならない。両多項式
は、抗ホイッスル多項式を除算するので、周期3及び4の全てのパターンを消滅させる。また、D12−1≡(D3−1)4≡(1+D)4(1+D+D2)4は抗ホイッスル多項式により割り切れるので、各消滅パターンもD12−1により消滅され、従って必然的に周期12を有する。ここで、pが周期12のパターンであるなら、これは抗ホイッスル多項式により、関連するパターン多項式p(D)がGF(2)に対して、
を満足する場合にのみ消滅され、これは、
の場合にのみ当てはまる。
実際に、pが12より小さな周期を有するなら、pは周期4(従って、消滅される)又は周期6を有する。前と同様の論証を用いて、周期6のパターンは、自身の関連するパターン多項式p(D)がp(D)≡0 mod 1+D+D2を満足する場合にのみ消滅される。
かくして、上記抗ホイッスル多項式により消滅される全てのパターンを決定することは容易な作業である。下記の着目は計算を更に低減するであろう。一般的に、周期eのパターンpは、実際に、自身の関連するパターン多項式p(D)が(De-1)/(De´-1) = 1+De´ + ... + D(q-1)e´(ここで、q = e/e´である)により割り切れる場合にのみ、eの何らかの除数e’に対して、より小さな周期e’を有する。例えば、抗ホイッスル多項式により消滅される最小の周期6のパターンは、最大で5の次数のa(D)の、1+D又は1+D+D2により割り切れないp(D) = (1+D+D2)a(D)なる形態の関連するパターン多項式を有する。これを使用すると、上記抗ホイッスル多項式により消滅されるパターンは、斯かる抗ホイッスルパターン及び最小の周期12の幾つかのパターンのみであることが分かる。
従って、この場合は、当該変換符号化によっては僅かの付加的な非常に弱い制約しか導入されず、従って、全体の変調コードの効率は、全コードが基づく全変調コードエンコーダ110の効率と略等しい。従って、本発明は1に近い変調コードレートを持つ既知のエンコーダ及びデコーダと共に使用するのに非常に適している。というのは、上記既知のエンコーダ及びデコーダには新たな制約を追加することが非常に困難であるからである。
より一般的には、単純な制約が何らかのパターンa = (a0, a1, …, af-1)に対する(k,a)パターン制約であると仮定すると、より単純な方法では、何らかのk’に対する(k’,p)パターン制約を得るには、多項式b(D)はp(D)b(D) = a(D) mod Df-1のように選択されねばならない。
以上、本発明を好ましい実施例を参照して説明したが、これらは限定するものではない例であると理解されるべきである。しかして、当業者によれば、請求項に記載された本発明の範囲から逸脱することなしに種々の変形例に想到することができる。
尚、“有する”なる動詞及びその活用形の使用は、請求項に記載されたもの以外の構成要素又はステップの存在を排除するものではない。更に、単数形の構成要素は複数の斯様な構成要素の存在を排除するものではない。また、請求項において、括弧内に配置された如何なる符号も、当該請求項の範囲を限定するものと見なしてはならない。また、本発明はハードウェア及びソフトウェアにより実施化することができる。また、同一品目のハードウェアが、幾つかの“手段”を表すこともあり得る。更に、本発明は如何なる新規なフィーチャ又はフィーチャの組み合わせにも存する。
Claims (24)
- 元の信号sを、所定の第1制約を満足する中間信号tに符号化する変調コードエンコーダと、
所定の第2制約を満足する符号化信号cを発生させるために、前記中間信号tを変換する変換器エンコーダと、
前記符号化信号cを媒体に供給する手段と、
前記符号化信号cを前記媒体から取り出す手段と、
前記符号化信号cを変換して前記中間信号tを得る変換器デコーダと、
前記中間信号tを前記元の信号sに復号する変調コードデコーダと、
を有する変調コードシステムであって、前記変換器デコーダは前記所定の第2制約に違反する信号を前記所定の第1制約に違反する他の信号に変換するように構成され、前記変換器デコーダが多項式関数b(D)を有し、前記変換器エンコーダが多項式関数1/b(D)を有するような変調コードシステム。 - 請求項1に記載の変調コードシステムにおいて、前記所定の第1制約がk制約であり、前記所定の第2制約が少なくとも抗ホイッスル制約である変調コードシステム。
- 請求項1又は請求項2に記載の変調コードシステムにおいて、前記変換器エンコーダが線形帰還フィルタの形態である変調コードシステム。
- 請求項1又は請求項2に記載の変調コードシステムにおいて、前記変換器エンコーダが線形フィルタの形態である変調コードシステム。
- 請求項1又は請求項2に記載の変調コードシステムにおいて、前記媒体が記録担体である変調コードシステム。
- 請求項1又は請求項2に記載の変調コードシステムにおいて、前記媒体が伝送媒体である変調コードシステム。
- 符号化信号cから元の信号sを取り出すために請求項1に記載の変調コードシステムにおいて使用するデコーダにおいて、該デコーダが、
中間信号tを発生させるために前記符号化信号cをフィルタ処理する変換器デコーダと、
前記中間信号tを前記元の信号sに復号する変調コードデコーダと、
を有し、前記変換器デコーダは所定の第2制約に違反する信号を所定の第1制約に違反する他の信号に変換するよう構成され、前記変換器デコーダが多項式関数b(D)を有するようなデコーダ。 - 請求項7に記載のデコーダにおいて、前記所定の第1制約がk制約であり、前記所定の第2制約が少なくとも抗ホイッスル制約であるデコーダ。
- 請求項7又は請求項8に記載のデコーダにおいて、前記変換器デコーダが線形フィルタの形態であるデコーダ。
- 請求項7又は請求項8に記載のデコーダにおいて、前記変換器デコーダはスライディングブロックデコーダフィルタとして実施化され、該スライディングブロックデコーダフィルタが、
直列接続されたN個の遅延エレメントからなるリニアシフトレジスタであって、前記直列接続における最初の遅延エレメントは伝送又は復元後の前記符号化信号cを入力し、最初のN−1個の遅延エレメントの出力信号が、対応する後続の遅延エレメントに各々入力されるようなリニアシフトレジスタと、
N個の乗算器エレメントであって、これら乗算器エレメントの各は前記遅延エレメントの前記N個の出力信号の他のものを各々入力すると共に、これら入力された遅延出力信号を所与の定数により乗算して対応する乗算器出力信号を発生するようなN個の乗算器エレメントと、
前記N個の乗算器出力信号及び前記符号化信号eを入力及びXOR合成して、前記中間信号tを前記変換器デコーダによる出力として発生するXORゲートと、
を有し、Nが2より大きな整数であることを特徴とするデコーダ。 - 請求項7又は請求項8に記載のデコーダにおいて、前記変換器デコーダが少なくとも部分的にソフトウェア又はハードウェアで実施化されることを特徴とするデコーダ。
- 請求項7又は請求項8に記載のデコーダにおいて、当該デコーダが1に近い変調コードレートを有することを特徴とするデコーダ。
- 請求項7又は請求項8に記載のデコーダにおいて、前記変調コードデコーダが(0,k)デコーダであることを特徴とするデコーダ。
- 所定の第2制約を満足する符号化信号cを元の信号sに復号する復号方法において、
所定の第1制約を満足する中間信号tを発生させるために前記符号化信号cを多項式関数1/b(D)によりフィルタ処理するステップであって、b(D)が前記所定の第2制約に違反する信号を前記第1制約に違反する他の信号へ変換する多項式関数であるようなステップと、
前記中間信号tを前記元の信号sに復号するステップと、
を有することを特徴とする復号方法。 - 請求項1に記載の変調コードシステムに使用するエンコーダにおいて、該エンコーダが、
前記元の信号sを所定の第1制約を満足する関中間信号tに変換する変調コードエンコーダ、
を有し、前記変換器エンコーダが、前記中間信号tをフィルタ処理して所定の第2制約を満足する前記符号化信号cを発生する多項式関数1/b(D)を有し、b(D)が前記所定の第2制約に違反する信号を前記所定の第1制約に違反する他の信号に変換する多項式関数であるエンコーダ。 - 請求項15に記載のエンコーダにおいて、前記所定の第1制約がk制約であり、前記所定の第2制約が少なくとも抗ホイッスル制約であるエンコーダ。
- 請求項15又は請求項16に記載のエンコーダにおいて、前記変換器エンコーダが線形帰還フィルタの形態であるエンコーダ。
- 請求項15に記載のエンコーダにおいて、前記変換器エンコーダが、
N−1個の遅延エレメントの出力信号が、後続の遅延エレメントに各々入力されるように直列接続されたN個の遅延エレメントからなるリニアシフトレジスタと、
N個の乗算器エレメントであって、これら乗算器エレメントの各は前記遅延エレメントの前記N個の出力信号の他のものを各々入力すると共に、これら入力された遅延エレメント出力信号を定数で乗算して対応する乗算器出力信号を発生するようなN個の乗算器エレメントと、
前記N個の乗算器出力信号を入力及びXOR合成して、第1のXOR出力信号を発生する第1XORゲートと、
前記変調コードエンコーダにより出力された前記中間信号tを前記第1のXOR出力信号とXOR合成して第2のXOR出力信号を発生する第2XORゲートであって、該第2のXOR出力信号が当該変換器エンコーダにより出力される前記符号化信号cに対応すると共に、前記遅延エレメントの直列接続における最初の遅延エレメントに入力されるような第2XORゲートと、
を有し、Nが2より大きな整数であることを特徴とするエンコーダ。 - 請求項15に記載のエンコーダにおいて、前記変換器エンコーダがソフトウェア又はハードウェアで実施化されることを特徴とするエンコーダ。
- 請求項15に記載のエンコーダにおいて、当該エンコーダが1に近い変調コードレートを有することを特徴とするエンコーダ。
- 請求項15に記載のエンコーダにおいて、前記変調コードエンコーダが(0,k)エンコーダであることを特徴とするエンコーダ。
- 元の信号sを所定の第2制約を満足する符号化信号cに変換する符号化方法において、
前記元の信号sを、所定の第1制約を満足する中間信号tに変換するステップと、
前記中間信号tを多項式関数1/b(D)によりフィルタ処理して、前記所定の第2制約を満足する符号化信号cを発生するステップであって、b(D)が前記所定の第2制約に違反する信号を前記第1制約に違反する他の信号へ変換する多項式関数であるようなステップと、
を有することを特徴とする符号化方法。 - 請求項22に記載の符号化方法により得られた符号化信号。
- 請求項22に記載の符号化方法により得られた前記符号化信号を担持する記録担体。
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