JP2007532365A - 貝殻を有する装飾物を製造する方法 - Google Patents

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Abstract

装飾物の、装飾、エンターテイメントまたは広告効果を著しく上げるために、本発明は、透明樹脂などの液体物質を貝殻へ溶かしつけ、特に新規で目を引く装飾的効果を得ることを提案する。とりわけ、本発明は、天然の空の貝殻(10)の少なくとも1つの開口部(opening)(15)を、ポリマー樹脂、ガラスまたはクリスタルといった固めるための流動材料Rで充填することからなる、装飾物の製造方法に関する。当該方法は、少なくとも以下の工程を含む:貝殻を洗浄すること、前記流動材料で開口部を充填すること、流動材料が固まるまで待つこと、貝殻を磨いて外側のざらつき(44)を除くこと。
【選択図】図4

Description

本発明は、概して、特に宝飾物およびファッションアクセサリーのための、貝殻を有する装飾物を製造する方法に関する。
ドアノブ、ランプ、事務用品などのために用いられる装飾物の分野、鞄、ベルト、または靴などのファッションアクセサリー界、および宝飾物の分野において、プラスチック、金、銀、ステンレススチール、ガラス、クリスタル、または貝殻もしくは真珠などの天然物からなる多種のオブジェクトを使うのは一般的である。
例えば、ペンダントやイヤリング(ears)として真珠などを用いることがよく知られている。また、鋳造の樹脂を用いることによって、ドアノブを人工貝殻の形態にすることも可能である。
なお、とりわけ、貝殻をベース物として用いる場合、これらの修飾物に対する公衆の注目を上げる必要がある。貝殻が美しく、清潔で、とてもきめ細かいものだとしても、それ自体では装飾物はあまり魅力あるものではない。
貝殻をベースにした装飾物における、装飾、エンターテイメントまたは広告効果を著しく上げるために、本発明は、固化すると、新規で、非常に魅力があって、目を引くような装飾的効果を提供する液体物質を貝殻へ溶かしつける方法(method for melting)を提案する。
より具体的には、本発明の目的は、天然の空の貝殻の少なくとも1つの開口部(opening)を、ポリマー樹脂、ガラスまたはクリスタルなどの固めるために適した流動材料で充填することによる、装飾物の製造方法に関し、前記方法は、少なくとも以下の工程を含む:
貝殻を洗浄すること、
流動材料で開口部を充填すること、
流動材料が固まるまで待つこと、
貝殻を磨いて外側のざらつきを除くこと。
好ましい実施態様に従うと:
洗浄工程の間に、細菌学的および/または化学的処理を受ける。
流動材料で開口部を充填する前に、貝殻を切断するか、および/または貝殻の中もしくは貝殻を貫通してドリルで開口部を開け、あらかじめ定められた形状を得る。
開口部は貝殻上に刻まれ、文字、数字、または物もしくは動物の形状などの幾何学的模様を形成する。好ましくは、ミニドリル、マイクロソー(micro saw)、レーザー、サンドブラスティングエロージョン(sand blasting erosion)または水ジェット切断によって開口部がつくられる。
洗浄された空の貝殻は、軟体動物の実質的な軸部分および中心に相当するセントラルシャフトを有し、貝殻は切断されて開口部を備えたスライスがつくられ、その開口部は流動材料で充填されている。1つの好ましい実施態様では、貝殻はセントラルシャフトに沿って縦に切断され、セントラルシャフトが埋め込まれ、セントラルシャフトの周りおよびセントラルシャフトと周囲の壁との間に位置する開口部を備えた、スライスがつくられる。別の実施態様では、貝殻は、セントラルシャフト全体にわたって、好ましくは実質的に垂直に切断され、セントラルシャフトと周囲のらせん状壁との間にあるらせん状開口部を備えた、中空らせん形状を有するスライスがつくられる。
スライスを流動材料プール中に入れ、開口部を流動材料で充填し、流動材料が固化した後にスライスをプールから取り出す。別の実施態様では、開口部は流動材料の溶融温度に耐える材料でできたカバー層によって一時的に密封されている。そして、開口部を流動材料で充填するため、少なくとも1つの充填ポート(port)が貝殻に備わっており、流動材料は少なくとも1つのポートを介して貝殻中に注がれる。また、カバー層は、流動材料が固化した後に取り除かれる。好ましくは、カバー層は粘着フィルム、コートされた織物/不織布、または紙である。
貝殻は、1つの大きな凹形(concave)の開口部を備えた半分のホタテ貝の貝殻の形状を有し、流動材料は、貝殻を流動材料プール中に入れることによって開口部中に充填される。そして、流動材料が固化した後に、貝殻はプールから取り出される。
ハートなどの特定の装飾および/または幾何学的形状を提供するために、貝殻は外面的に研磨される。
研磨工程は、手動でなされるか、または、研磨機、砥石、研磨ローラー、サンドペーパーもしくは研磨布ローラーで機械的になされる。
流動材料を固める工程を促進するために、貝殻は約60〜100℃、好ましくは80℃で、約8〜14時間、好ましくは12時間、ストーブ中に置かれる。好ましくは、乾燥した空気がストーブ内に吹き込まれる。
貝殻は、ネックレスのためのサポート手段を備えている。該手段は、例えば、貝殻および/または固化した材料にドリルで開けた孔、あるいは固化材料に埋め込んだフックである。
前記流動材料は半透明または完全に透明であり、該材料を通してはっきりと見ることができる(特に、貝殻の構造を見ることができる)。好ましくは、前記流動材料は透明ポリマー樹脂、例えば、JEFFAMINE(登録商標)T−403などのポリエーテルトリアミンおよびEPIKOTE(登録商標)828などの液体エポキシ樹脂、あるいは、有色もしくは無色のガラスまたはクリスタルである。
装飾物は、ペンダント、指輪、イヤリング(ears)またはブレスレットなどの宝石;ドアノブ、ランプ、風鈴などのハウスアクセサリー;あるいは、例えば、靴、鞄、リュックサックまたはベルトに取り付けるようなファッションアクセサリーであり得る。
本発明を、この後に記載する、本発明の好ましい実施態様の例示において、添付の図面を参照して、より詳述する。
図1〜4を参照して、本発明の方法によって製造された、第一の装飾物、すなわちペンダントの例を記載する。
このペンダント1は空の貝殻10をベースとしており、貝殻は、通常、例えばキリガイダマシ(Turitella)またはメキシコイボソデ(Strombus granulatus Swaison)などの細長い軟体動物であり、「セントラルシャフト」12(図2および4参照)および周壁14を有する。表現「セントラルシャフト」は軟体動物の実質的な軸部分および中心に関する。
貝殻10を透明液体樹脂Rで充填し、貝殻に特別魅力のある装飾効果を与える工程を以下に記載する。
本発明の方法による第1工程において、空の貝殻10は、公知の化学的および/または細菌学的処理によって洗浄される。空の貝殻10は、貝殻の外側および内側に付着しているあらゆる種類の微生物、細菌および/または植物を取り除くために、例えば、汚染物質を除く液体プールに漬けられ、または、クリーニングスプレーにさらされる。
次いで、本発明の方法による第2工程において、洗浄された空の貝殻10は、そのセントラルシャフト12(図1の2−2線参照)に沿って、実質的に縦方向に、少なくとも1回切断され、約1ミリメーター〜数センチメーターの幅を有する貝殻スライス11(図2参照)が得られる。当該スライス11には、実質的に完全なセントラルシャフト12が組み込まれている。そのため、多くの開口部15がセントラルシャフト12の周り(セントラルシャフト12と周囲の壁14の間)にある。貝殻10は、例えば、レーザー、マイクロソーまたは水ジェット切断プロセスによって切断され得る。
本発明の方法による第3工程において、貝殻スライス11の開口部15は、例えば、粘着剤でコートされた織布からなるカバー層20によって、少なくとも部分的に閉じられる。カバー層20は、プロセスにおいて用いられる透明液体樹脂の融解温度に耐えるものでなければならず、その温度は40〜400℃の間である。開口部15を透明液体樹脂Rで充填するために、少なくとも1つの充填ポートまたはエリアが具備されている。この場合、貝殻スライス11の表面すべてが利用可能である。
本発明の方法による第4工程において、例えば、JEFFAMINE(登録商標)T−403(HUNTSMAN Petrochemical Corporationによって販売されているポリエーテルトリアミン)およびEPIKOTE(登録商標)828(RESOLUTIONによって販売されている液体エポキシ樹脂)などの透明液体樹脂Rが、カップまたはボウルなどの一般的な手段によって、充填ポートを介して貝殻スライス11に注がれる。透明液体樹脂はカバー層20によって保持されるため、貝殻スライス11から出て行かずに、貝殻スライス11のすべての開口部15に流れこむ。好ましくは、泡を入れないようにする。
本発明の方法による第5工程において、貝殻スライス11は、約80℃の温度で、約12時間乾燥ストーブ(図示せず)中に置かれる。これにより、透明液体樹脂Rが固化できる。ストーブ中で乾燥空気を用いて、開口部15中の透明液体樹脂Rの固化を促進することができる。
本発明の方法による第6工程において、透明樹脂Rが十分に固くなったら、カバー層20はストーブから取り出される。
本発明の方法による第7工程において、貝殻スライス11は、外面的に可能な限り滑らかにするために、手動及び/または機械で数回磨かれる。例えば、研磨機、砥石、研磨ローラー、サンドペーパーまたは研磨布ローラーを用いる。この工程の目的は、あらゆる外面のざらつきを取り除くこと(とりわけ、開口部からはみ出た一部の樹脂が貝殻から突き出ている場合)、ならびに、装飾物1に最終形状および外観(aspect)を与えることである。
貝殻スライス11を外面的に磨いた後、開口部15の内部で、透明樹脂Rが貝殻と融合している装飾物1が得られる。選択した樹脂Rはこの場合完全に透明であるため、樹脂を通してはっきりと見ることが可能である。特に、貝殻の内部構造、例えば、セントラルシャフト12を見ることが出来る。この効果は、この種のオブジェクトとしては、非常に興味深く、魅力的で新規なものである。ペンダントのためのネックレス30をつけたり、イヤリングをつくったりするために、孔25は固い樹脂および/または貝殻10を貫通してドリルで開けられる。
本発明による第2の実施態様を、図5および6を参照して示す。この実施態様では、図1の、洗浄された空の貝殻10は、らせん状壁14を備えた幾分丸いスライス11得るために、セントラルシャフト12(図1、5−5線参照)全体にわたり実質的に垂直に切断される。このらせん状壁14およびセントラルシャフト12は、セントラルシャフト12の周りにあるらせん状開口部15の範囲を画定する。透明液体樹脂Rは上記と同じ方法で貝殻スライスの開口部15の中に注がれる。透明樹脂Rが完全に固まったら、貝殻スライス11は上述のように機械的におよび手動で磨かれる。しかし、より魅力あるものにするために、例えばハートまたはその他の幾何学模様(図6参照)のように、特別な形状にすることも可能である。フック18などのサポート手段を、透明樹脂Rが固くなりすぎる前に該樹脂へ埋め込んだり、十分固まった後に該樹脂にねじ込むこともできる。このフック18は、装飾物の端に配置され、ネックレスとの組み合わせにおいて、または、ペン、鞄、ベルト、靴、ブレスレットもしくはあらゆる種類のファッションアクセサリーに付けて、利用することができる。当然に、樹脂が透明であるため、貝殻の内部全体を見ることが出来る。
本発明による第3の実施態様を、図7および8を参照して示す。この実施態様では、ベースの貝殻は、大きな凹形の開口部15、または貝殻の凹形壁14で画定される空洞を備えた、半分のホタテ貝の貝殻である。第1工程の洗浄は上述の通りである。半分のホタテ貝の貝殻の縁は切断され、および/または、必要に応じて若干磨かれる。ここに表す最終装飾物1を製造することは非常に簡易である。洗浄された空の貝殻は、透明液体樹脂プール(図示せず)中に完全漬けられ、樹脂Rは凹形の開口部15に充填される。透明樹脂Rが十分に固くなると、次いで貝殻10は樹脂プールから取り出され、貝殻に付着した、または凹形開口部15からあふれ出た固形樹脂を取り除くために研磨される。この工程の最後に、半分のホタテ貝の貝殻の凹形開口部15は透明樹脂Rで充填され、その樹脂Rの透明性のおかげで、装飾物1に非常に目を引く装飾効果が備わる。孔25は固い樹脂および/または貝殻を貫通してドリルで開けられ、ネックレスまたはあらゆるサポート手段(例えばイヤリングをつくるためのもの)を付けられるようになっている。
本発明による第4の実施態様を、図9または10を参照して示す。この実施態様では、母貝(mother-of-shell)10(図9参照)が最終装飾物を得るためのベース貝として使用される。これは、例えば、蝶貝(mother-of-pearl shell)10であり得、そのため若干平らである。天然貝を洗浄した後、数個の孔15を貝壁14の幅全体を貫通して開ける。次いで、ドリルされた貝殻10は半透明および有色の液体樹脂プールに漬けられ、開口部15が充填される。または、開口部15は、既に上記したように、液体樹脂Rで充填される前に、カバー層20によって部分的に閉じられる。樹脂が完全に固まった後、蝶貝10を磨いて、例えば鳥の羽のような魅力ある形状にする。さらに、孔25を装飾物1の一方の端にドリルで開け、美しく、非常にユニークで、独創的なペンダントまたはイヤリングをつくることができる。
本発明による第5の実施態様を、図9、12および13を参照して示す。この実施態様では、図9の蝶貝10は洗浄され、切断されて、小さなスライス11(すなわち、約5mm〜2cmの直径を有するディスク)を形成する。次いで、ディスク11はミニドリルまたはレーザーによって2次元的に彫り込まれ、本実施例におけるイルカ16のような非常に細かい模様がつくられる。開口部15は浸食工程(erosion step)によって除かれた貝殻の一部とみなされる(すなわち、イルカの周り)。ディスク11は次いで透明液体樹脂プール(図示せず)に漬けられ、乾燥空気ストーブ中に置かれ、樹脂が固化され、磨かれて、イルカの上に固い透明樹脂のドーム形状がつくられる。次いで、ディスクは一種のカメオを具備した指輪に取り付けられる。
本発明による第6の実施態様を、図13〜14を参照して示す。この実施態様では、図1の貝殻のような大きな貝殻10が用いられる。この貝殻10は、例えば、高さが10〜20cm、底が約5〜10cmのものであり得る。多数の孔15が貝殻の壁14を通してドリルで開けられる。文字をドリルで彫って、「LOVE」などの言葉を作ったり、ハートなどの幾何学的および/または装飾的模様を彫ることもできる。最終装飾物1を得るための方法は前述のものと同じである。最終装飾物1を、照明サポート30の電球32(冷光)の周りに置いて、透明または半透明樹脂Rで充填された孔を通って光線が出るようにすることもできる。この光線と樹脂により、実に驚くべき、装飾的効果が得られる。
本発明は記述および表示した実施態様に限定されるわけではない。
例えば、ガラスまたはクリスタルを流動材料として用いることも可能である。本発明は、ここで開示した、選択された樹脂溶融物の種類に限定されるわけではなく、あらゆる種類の透明または半透明の樹脂を用いることができる。
さらに、有色の樹脂、または半透明樹脂、または場合によっては、完全に不透明な樹脂を用いることも可能である。波紋効果(watered effect)も可能である。また、流動材料中に導入したパイプまたはストローに空気を吹き込むことにより、樹脂中またはガラス中に装飾的な泡を作ることも可能である。樹脂/ガラスの表面は別の視覚効果を得るためにサンドブラスト仕上げ(sand blasted)であってもよい。
装飾物はさらに、浴室(ドアノブ、石けん入れ)、事務所(ペン、文鎮)、寝室(家具のノブ、風鈴、ランプ)におけるハウスアクセサリーに用いてもよい。
貝殻はロブスターのつめ、またはウニで代替可能である。
図1は、本発明の方法によって、例えばペンダントなどの装飾物に変形するのに適した、第1種の貝殻の正面図である。 図2は、洗浄および切断工程後における、空の貝殻スライスの正面図である。 図3は、図2の側面図である。 図4は、図2および3の貝殻スライスを透明液体樹脂で充填する工程、並びに、研磨工程後の、装飾物の正面図である。 図5は、本発明の第2実施態様による、貝殻スライスの上面図である。 図6は、図5の貝殻スライスを透明液体樹脂で充填する工程、並びに、研磨工程後の、得られた装飾物の上面図である。 図7は、本発明の第3実施態様の正面図である。 図8は、本発明の第3実施態様の正面図と断面図である。 図9〜11は、本発明の第4実施態様の断面図である。 図9〜11は、本発明の第4実施態様の正面図と断面図である。 図9〜11は、本発明の第4実施態様の正面図と断面図である。 図12は、本発明の第5実施態様の正面図である。 図13は、本発明の第5実施態様の断面図である。 図14は、本発明の第6実施態様の正面図である。 図15は、本発明の第6実施態様の断面図である。

Claims (26)

  1. 天然の空の貝殻(10)の少なくとも1つの開口部(opening)(15)を、ポリマー樹脂、ガラスまたはクリスタルのような固めるために適当な流動材料で充填することによって、装飾物を製造する方法であって、少なくとも以下の工程:
    貝殻を洗浄すること、
    前記流動材料で開口部を充填すること、
    流動材料が固まるまで待つこと、
    貝殻を磨いて外側のざらつきを除くこと
    を含む方法。
  2. 貝殻(10)が洗浄工程の間に、細菌学的および/または化学的処理を受ける、請求項1に記載の方法。
  3. 開口部(15)を流動材料で充填する前に、貝殻(10)を切断するか、および/または貝殻(10)の中もしくは貝殻を貫通してドリルで開口部を開け、あらかじめ定められた形状を得る、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 開口部(15)が貝殻上に刻まれ、文字、数字、または物もしくは動物の形状などの幾何学的模様を形成する、請求項3に記載の方法。
  5. ミニドリル、マイクロソー(micro saw)、レーザー、サンドブラスティングエロージョン(sand blasting erosion)または水ジェット切断によって開口部(15)がつくられる、請求項4に記載の方法。
  6. 洗浄された空の貝殻(10)がセントラルシャフト(12)を有しており、
    貝殻(10)が切断されて、開口部(15)を備えたスライス(11)がつくられ、
    貝殻スライス(11)の開口部(15)が流動材料で充填されている、請求項3〜5のいずれかに記載の方法。
  7. 貝殻(10)がセントラルシャフト(12)に沿って縦に切断され、
    セントラルシャフト(12)が埋め込まれ、セントラルシャフト(12)の周りおよびセントラルシャフト(12)と周囲の壁(14)との間に位置する開口部(15)を備えた、スライス(11)がつくられる、請求項6に記載の方法。
  8. 貝殻(10)がセントラルシャフト(12)にわたって、好ましくは実質的に垂直に切断され、セントラルシャフト(12)と周囲のらせん状壁(14)との間にあるらせん状開口部(15)を備えた、中空らせん形状を有するスライスがつくられる、請求項6に記載の方法。
  9. スライス(11)が流動材料プール中に入れられ、開口部(15)が流動材料で充填され、流動材料が固化した後に、スライス(11)がプールから取り出される、請求項6〜8のいずれかに記載の方法。
  10. 開口部(15)が流動材料の溶融温度に耐える材料でできたカバー層(20)によって一時的に密封され、開口部(15)が流動材料で充填されるように、少なくとも1つの充填ポートが貝殻(10)に備わっており、
    流動材料が少なくとも1つの前記ポートを介して貝殻(10)中に注がれ、
    カバー層(10)が、流動材料が固化した後に取り除かれる、
    請求項6〜8のいずれかに記載の方法。
  11. 前記カバー層が、粘着フィルム、コートされた織物/不織布、または紙である、請求項10に記載の方法。
  12. 貝殻(10)が、1つの大きな凹形(concave)の開口部(15)を備えた半分のホタテ貝の貝殻の形状を有し、
    流動材料が、貝殻を流動材料プール中に入れることによって開口部(15)中に充填され、
    流動材料が固化した後に、貝殻がプールから取り出される、
    請求項1または2に記載の方法。
  13. ハートなどの特定の装飾および/または幾何学的形状を提供するために、貝殻が外面的に研磨される、請求項1〜12のいずれかに記載の方法。
  14. 研磨工程が、手動でされるか、または、研磨機、砥石、研磨ローラー、サンドペーパーもしくは研磨布ローラーで機械的になされる、請求項1〜13のいずれかに記載の方法。
  15. 流動材料を固める工程を促進するために、貝殻が約60〜100℃、好ましくは80℃で、約8〜14時間、好ましくは12時間ストーブ中に置かれる、請求項1〜14のいずれかに記載の方法。
  16. 乾燥した空気がストーブ内に吹き込まれる、請求項15に記載の方法。
  17. 貝殻が、ネックレスのためのサポート手段(18、25)を備えている、請求項1〜16のいずれかに記載の方法。
  18. サポート手段が、貝殻および/または固化した材料にドリルで開けた孔(25)である、請求項17に記載の方法。
  19. サポート手段が固化材料に埋め込んだフック(18)である、請求項17に記載の方法。
  20. 流動材料が半透明または完全に透明であり、該材料を通してはっきりと見ることができる(特に、貝殻の構造を見ることができる)、請求項1〜19のいずれかに記載の方法。
  21. 流動材料が透明ポリマー樹脂、例えば、JEFFAMINE(登録商標)T−403などのポリエーテルトリアミンおよびEPIKOTE(登録商標)828などの液体エポキシ樹脂である、請求項20に記載の方法。
  22. 流動材料がガラスまたはクリスタルである、請求項19に記載の方法。
  23. 装飾物が、ペンダント、指輪、イヤリング(ears)またはブレスレットなどの宝石である、請求項1〜22のいずれかに記載の方法。
  24. 装飾物が、ドアノブ、ランプ、風鈴などのハウスアクセサリーである、請求項1〜23のいずれかに記載の方法。
  25. 装飾物が、例えば、靴、鞄、リュックサックまたはベルトなどに取り付けるファッションアクセサリーである、請求項1〜24のいずれかに記載の方法。
  26. 請求項1〜25のいずれかに記載の方法で得られ、かつ、樹脂、ガラスもしくはクリスタルといった、冷やすと固まるのに適した流動材料で充填された少なくとも1つの開口部を備えた貝殻を含む、装飾物。
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