JP2007530463A - 建染め染料を用いた毛髪染色剤 - Google Patents

建染め染料を用いた毛髪染色剤 Download PDF

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Abstract

本発明は、アルカリ性媒質中でエンジオールを形成する化合物で還元される少なくとも一つの建染め染料を含み、4〜11のpH値を示す毛髪の染色のための剤、ならびに、生理学的に適合するpH-値で前記剤を使用し、次いで前記建染め染料を逆酸化する、毛髪の染色のための方法に関する。

Description

本発明は、毛髪、特に人の毛髪の、いわゆる建染め染料を用いた染色のための剤および方法に関する。
建染め染料は、確かに、セルロース系の繊維材の染色の際に広く使用されているが、かかる建染め染料は、約13という非常に高いpH-値を必要とし、明らかな損傷なしには使用に耐えないので、動物性の繊維、例えば羊毛または毛髪に対しては、滅多に適用されない。加えて、大抵、非常にアグレッシブな還元剤、例えばナトリウムジチオナイト(ヒドロスルファイト)または亜硫酸水素ナトリウムが使用される。これらの理由から、かかる建染め染料は、動物性繊維においても、現在まで、実用上さほど使用が受け入れられていない。
とりわけ前記ヒドロスルファイトを、その高い廃水負荷のために、染色工場における建染め化剤として、他の還元剤で代替する試みが既になされている。EP0357548A1では、適当な代替物としてエンジオールが推奨されており、これは、ジチオナイト等の実用的な染料をアルカリ性条件で還元するにも関わらず、環境を汚染しない効果を格段に良好に示す。かかる方法は、しかし、やはり染色の際に、約13のpH-値を必要とするので、セルロース系の繊維のみに使用され、ケラチン繊維には使用されない。別に、毛髪染色に関するDE4427888A1では、レーザー光を用いる建染め染料の還元が提案されている。かかる方法は、しかし、レーザー放射を使用するために、実践上、使用が困難である。
それゆえ、建染め染料を用いた簡単かつ穏やかな毛髪の染色を可能とする方法を提供するという課題が、未だ存在する。
驚くべきことに、染色に先だってpH値を適当に調節した場合に、建染め染料(例えば、インダンスレン-染料など)での染色を、生理的に適合する条件下でも実施できることが、今回見いだされた。かかる方法により、毛髪の最大限の養正と共に、均一な毛髪染色が得られる。その他、この際、最終的な酸化処理の間の天然の毛髪色素メラニンの部分的または完全な脱色下、いわゆる淡染(Hellerfaerben)が可能である。
本願の対象は、アルカリ性媒質中でエンジオールを形成する化合物で還元される少なくとも一つの建染め染料を含み、かつ、4〜11 のpH-値を示すことを特徴とする、毛髪の染色のための剤である。
本発明の意味内容において、建染め染料なる文言は、アントラキノイド染料ならびに場合により予め還元されていない硫黄染料を意味する。好ましい染料としては、例えば、C.I.Vat イエロー1(C.I.70600)、C.I.Vatイエロー2、C.I.Vatイエロー3、C.I.Vatイエロー4(C.I.59100)、C.I.Vatイエロー12(C.I.65405)、C.I.Vatイエロー13、C.I.Vatイエロー17(C.I.65415)、C.I.Vatイエロー20(C.I.68420)、C.I.Vatイエロー26、C.I.Vatイエロー28(C.I.69000) 、C.I.Vatイエロー33、C.I.Vatイエロー46、C.I.Vatオレンジ1(C.I.59105)、C.I.Vatオレンジ2(C.I.59705)、C.I.Vatオレンジ3 (C.I.59300)、C.I.Vatオレンジ7、C.I.Vatオレンジ9(C.I.59700)、C.I.Vatオレンジ11(C.I.70805)、C.I.Vatオレンジ15(C.I.69025)、C.I.Vatオレンジ17(C.I.65415)、C.I.Vatオレンジ19(C.I.59305)、C.I.Vatレッド10(C.I.67000)、C.I.Vatレッド13 (C.I.70320)、C.I.Vatレッド14、C.I.Vatレッド15、C.I.Vatレッド18 (C.I.60705)、C.I.Vatレッド23、C.I.Vatレッド28 (C.I.65710)、C.I.Vatレッド32、C.I.Vatレッド35 (C.I.68000)、C.I.Vatバイオレット1(C.I.60010)、C.I.Vatバイオレット10、C.I.Vatバイオレット15 (C.I.63355)、C.I.Vatバイオレット16(C.I.65020)、C.I.Vatブルー4(C.I.69800)、C.I.Vatブルー6 (C.I.69825)、C.I.Vatブルー20 (C.I.59800)、C.I.Vatブルー21 (C.I.67920)、C.I.Vatブルー25 (C.I.70500)、C.I.Vatブルー26 (C.I.60015)、C.I.Vatブルー29、C.I.Vatブルー30(C.I.67110)、C.I.Vatブルー43、C.I.Vatブルー64(C.I.66730)、C.I.Vatブルー66、C.I.Vatグリーン1(C.I.59825)、C.I.Vatグリーン3(C.I.69500)、C.I.Vatグリーン9、C.I.Vatグリーン11(C.I.69850)、C.I.Vatグリーン12(C.I.70700)、C.I.Vatブラウン1(C.I.70800)、C.I.Vatブラウン3(C.I.69015)、C.I.Vatブラウン45(C.I.59500)、C.I.Vatブラック16、C.I.Vatブラック25(C.I.69525)、C.I.Vatブラック27(C.I.69005)またはC.I.Vatブラック29(C.I.65225)およびこれらの混合物が挙げられる。かかる染料は、特に部分的に、ファーマ・ダイスター(フランクフルト/マイン)から販売されている。その他の適当な建染め染料は、特に、ソサエティ・オブ・ダイヤーズ・アンド・カラリスツから出版されているカラー・インデックス(C.I.)、第3版、1971の、建染め染料および硫黄染料(「vat/硫黄染料」)の段落に見いだされる。
前記建染め染料は、0.01〜10重量%、特に0.1〜2重量%の総量で含まれる。
還元剤として、アルカリ性媒質中でエンジオール(エンジオラート)を形成する化合物、例えば、モノヒドロキシアセトン、ジヒドロキシアセトン、アセトイン、グルタロイン、アジポイン、グリコールアルデヒド、ベンゾイン、2,3-ジヒドロキシアクリルアルデヒドおよびサイコペンタジオロン(Cycopentadiolon)が挙げられ、アセトイン、モノヒドロキシアセトンおよびジヒドロキシアセトンが特に好ましい。
還元処理のためのアルカリ化剤として、水酸化ナトリウム又は-カリウム、又は芳香族モノヒドロキシ-又はポリヒドロキシ化合物のアルカリ塩、例えば、ナトリウム-又はカリウムフェノラート又はナトリウム-又はカリウムクレゾラートが挙げられる。pH値は、還元処理のためには、一般的に、10〜13である。
前記還元剤は、前記建染め染料に対して、等モル量または、50倍モルまでの過剰で、好ましくは3-〜5倍モルの過剰で適用される。
その他、前記還元の際に、有機溶媒を、0.1〜80重量%、特に5〜50重量%で使用することができる。かかる有機溶媒は、水と均一相を形成する必要がある。これは、プロティック有機溶媒でもアプロティック有機溶媒であってもよく、例えば、エタノール、n-プロパノール、イソプロパノール、n-ブタノール、グリコール、例えばエチレングリコール、プロピレングリコール、ラクトン、ラクタム、酸アミド低級カルボン酸、尿素およびスルホンおよびスルホキシドが挙げられる。同様に、これらの溶媒の混合物を使用することができる。
前記還元の促進のために、および繊維上の前記染料の付着態様を改善するために、場合により、カチオン性化合物、特に、カチオン性ポリマー、例えば、ポリクオータニウム-2、ポリクオータニウム-4、ポリクオータニウム-5、ポリクオータニウム-6、ポリクオータニウム-7、ポリクオータニウム-10、ポリクオータニウム-11、ポリクオータニウム-15、ポリクオータニウム-16、ポリクオータニウム-17、ポリクオータニウム-18、ポリクオータニウム-19、ポリクオータニウム-20、ポリクオータニウム-22、ポリクオータニウム-24、ポリクオータニウム-27、ポリクオータニウム-28、ポリクオータニウム-29、ポリクオータニウム-31、ポリクオータニウム-35、ポリクオータニウム-36、ポリクオータニウム-37、ポリクオータニウム-39、ポリクオータニウム-44、ポリクオータニウム-46、ポリクオータニウム-47、ポリクオータニウム-51、ポリクオータニウム-55、ポリクオータニウム-57、クオータニウム-80、ヒドロキシプロピルグアー-ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリド又はグアー-ヒドロキシプロピル-トリメチルアンモニウム-クロリドまたはこれらの混合物を使用することができる。ポリクオータニウム-4(ヒドロキシエチルセルロース-ジメチルジアリルアンモニウムクロリド-コポリマー)、ポリクオータニウム-7(ジメチルジアリルアンモニウムクロリド-アクリルアミド-コポリマー)およびポリクオータニウム-22(アクリル酸-ジアリルジメチルアンモニウムクロリド-コポリマー)が特に好ましい。
前記カチオン性化合物は、0.001〜5重量%、特に0.1〜1重量%の総量で使用される。
還元処理に引き続いて起こる染色の際に、アンモニウムイオンを、例えば、水性アンモニアまたはアンモニウム塩の形態で添加することが有利であることが判明している。しかし、アミン、例えばグルカミン、アミノメチルプロパノール、モノエタノールアミン又はトリエタノールアミン、無機塩基、例えば炭酸アンモニウム、炭酸水素アンモニウム又は炭酸アンモニウムも添加できる。
前記染料物質の強いアルカリ性のpH値は、還元の後で、酸または加水分解生成物、例えば塩またはエステルを用いて、4〜11、特に6〜10の生理的に適合する値に調整される。所望のpH値の調整のために、例えばバッファーシステムまたは無機または有機酸、例えば乳酸、クエン酸、酒石酸、グリコール酸、酢酸、リン酸、硫酸アンモニウム、塩化アンモニウムまたはセチルラクタートを使用することができる。
本発明による染料は、前記還元処理の後で、通常の酸化染料前駆物質を添加することができる。適当な酸化染料前駆物質として、例えば以下の顕色剤およびカップラー剤および自己カップリング化合物を挙げることができる。:
(i)顕色剤:1,4-ジアミノ-ベンゾール(p-フェニレンジアミン)、1,4-ジアミノ-2-メチル-ベンゾール(p-トルイレンジアミン)、1,4-ジアミノ-2,6-ジメチル-ベンゾール、1,4-ジアミノ-3,5-ジエチル-ベンゾール、1,4-ジアミノ-2,5-ジメチル-ベンゾール、1,4-ジアミノ-2,3-ジメチル-ベンゾール、2-クロロ-1,4-ジアミノベンゾール、1,4-ジアミノ-2-(チオフェン-2-イル)ベンゾール、1,4-ジアミノ-2-(チオフェン-3-イル)ベンゾール、1,4-ジアミノ-2-(ピリジン-3-イル)ベンゾール、2,5-ジアミノ-ビフェニル、1,4-ジアミノ-2-メトキシメチル-ベンゾール、1,4-ジアミノ-2-アミノメチル-ベンゾール、1,4-ジアミノ-2-ヒドロキシメチル-ベンゾール、
1,4-ジアミノ-2-(2-ヒドロキシエトキシ)-ベンゾール、2-(2-(アセチルアミノ)エトキシ)-1,4-ジアミノ-ベンゾール、4-フェニルアミノ-アニリン、4-ジメチルアミノ-アニリン、4-ジエチルアミノ-アニリン、4-ジプロピルアミノ-アニリン、4-[エチル(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-アニリン、4-[ジ(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-アニリン、4-[ジ(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-2-メチル-アニリン、4-[(2-メトキシエチル)アミノ]-アニリン、4-[(3-ヒドロキシプロピル)アミノ]-アニリン、4-[(2,3-ジヒドロキシプロピル)アミノ]-アニリン、1,4-ジアミノ-2-(2-ヒドロキシエチル)-ベンゾール、1,4-ジアミノ-2-(1-メチルエチル)-ベンゾール、1,3-ビス[(4-アミノフェニル)(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-2-プロパノール、1,4-ビス[(4-アミノフェニル)アミノ]-ブタン、1,8-ビス(2,5-ジアミノフェノキシ)-3,6-ジオキサオクタン、4-アミノ-フェノール、4-アミノ-3-メチル-フェノール、4-アミノ-3-(ヒドロキシメチル)-フェノール、
4-アミノ-3-フルオロ-フェノール、4-メチルアミノ-フェノール、4-アミノ-2-(アミノメチル)-フェノール、4-アミノ-2-(ヒドロキシメチル)-フェノール、4-アミノ-2-フルオロ-フェノール、4-アミノ-2-[(2-ヒドロキシエチル)-アミノ]メチル-フェノール、4-アミノ-2-メチル-フェノール、4-アミノ-2-(メトキシメチル)-フェノール、4-アミノ-2-(2-ヒドロキシエチル)-フェノール、5-アミノ-サリチル酸、2,5-ジアミノ-ピリジン、2,4,5,6-テトラアミノ-ピリミジン、2,5,6-トリアミノ-4-(1H)-ピリミドン、4,5-ジアミノ-1-(2-ヒドロキシエチル)-1H-ピラゾール、4,5-ジアミノ-1-(1-メチルエチル)-1H-ピラゾール、4,5-ジアミノ-1-[(4-メチルフェニル)メチル]-1H-ピラゾール、1-[(4-クロロフェニル)メチル]-4,5-ジアミノ-1H-ピラゾール、4,5-ジアミノ-1-メチル-1H-ピラゾール、2-アミノ-フェノール、2-アミノ-6-メチル-フェノール、2-アミノ-5-メチル-フェノールの単独又は互いの混合物。
(ii)カップラー剤:N-(3-ジメチルアミノ-フェニル)-尿素、2,6-ジアミノ-ピリジン、2-アミノ-4-[(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-アニソール、2,4-ジアミノ-1-フルオロ-5-メチル-ベンゾール、2,4-ジアミノ-1-メトキシ-5-メチル-ベンゾール、2,4-ジアミノ-1-エトキシ-5-メチル-ベンゾール、2,4-ジアミノ-1-(2-ヒドロキシ-エトキシ)-5-メチル-ベンゾール、2,4-ジ[(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-1,5-ジメトキシ-ベンゾール、2,3-ジアミノ-6-メトキシ-ピリジン、3-アミノ-6-メトキシ-2-(メチルアミノ)-ピリジン、2,6-ジアミノ-3,5-ジメトキシ-ピリジン、3,5-ジアミノ-2,6-ジメトキシ-ピリジン、1,3-ジアミノ-ベンゾール、2,4-ジアミノ-1-(2-ヒドロキシ-エトキシ)-ベンゾール、1,3-ジアミノ-4-(2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-ベンゾール、2,4-ジアミノ-1,5-ジ(2-ヒドロキシエトキシ)-ベンゾール、1-(2-アミノエトキシ)-2,4-ジアミノ-ベンゾール、2-アミノ-1-(2-ヒドロキシエトキシ)-4-メチルアミノ-ベンゾール、2,4-ジアミノフェノキシ-酢酸、3-[ジ(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-アニリン、4-アミノ-2-ジ[(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-1-エトキシ-ベンゾール、5-メチル-2-(1-メチルエチル)-フェノール、
3-[(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-アニリン、3-[(2-アミノエチル)-アミノ]-アニリン、1,3-ジ(2,4-ジアミノフェノキシ)-プロパン、ジ(2,4-ジアミノ-フェノキシ)-メタン、1,3-ジアミノ-2,4-ジメトキシ-ベンゾール、2,6-ビス(2-ヒドロキシ-エチル)アミノ-トルオール、4-ヒドロキシインドール、3-ジメチルアミノ-フェノール、3-ジエチルアミノ-フェノール、5-アミノ-2-メチル-フェノール、5-アミノ-4-フルオロ-2-メチル-フェノール、5-アミノ-4-メトキシ-2-メチル-フェノール、5-アミノ-4-エトキシ-2-メチル-フェノール、3-アミノ-2,4-ジクロロ-フェノール、5-アミノ-2,4-ジクロロ-フェノール、3-アミノ-2-メチル-フェノール、3-アミノ-2-クロロ-6-メチル-フェノール、3-アミノ-フェノール、2-[(3-ヒドロキシフェニル)アミノ]-アセトアミド、5-[(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-4-メトキシ-2-メチル-フェノール、5-[(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-2-メチル-フェノール、3-[(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-フェノール、
3-[(2-メトキシエチル)アミノ]-フェノール、5-アミノ-2-エチル-フェノール、5-アミノ-2-メトキシ-フェノール、2-(4-アミノ-2-ヒドロキシフェノキシ)-エタノール、5-[(3-ヒドロキシプロピル)アミノ]-2-メチル-フェノール、3-[(2,3-ジヒドロキシプロピル)アミノ]-2-メチル-フェノール、3-[(2-ヒドロキシエチル)-アミノ]-2-メチル-フェノール、2-アミノ-3-ヒドロキシ-ピリジン、5-アミノ-4-クロロ-2-メチル-フェノール、1-ナフトール、2-メチル-1-ナフトール、1,5-ジヒドロキシ-ナフタリン、1,7-ジヒドロキシ-ナフタリン、2,3-ジヒドロキシ-ナフタリン、2,7-ジヒドロキシ-ナフタリン、2-メチル-1-ナフトール-アセタート、1,3-ジヒドロキシ-ベンゾール、1-クロロ-2,4-ジヒドロキシ-ベンゾール、2-クロロ-1,3-ジヒドロキシ-ベンゾール、1,2-ジクロロ-3,5-ジヒドロキシ-4-メチル-ベンゾール、1,5-ジクロロ-2,4-ジヒドロキシ-ベンゾール、1,3-ジヒドロキシ-2-メチル-ベンゾール、3,4-メチレンジオキシ-フェノール、3,4-メチレンジオキシ-アニリン、5-[(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-1,3-ベンゾジオキソール、6-ブロム-1-ヒドロキシ-3,4-メチレンジオキシ-ベンゾール、3,4-ジアミノ-安息香酸、3,4-ジヒドロ-6-ヒドロキシ-1,4(2H)-ベンゾキサジン、6-アミノ-3,4-ジヒドロ-1,4(2H)-ベンゾキサジン、3-メチル-1-フェニル-5-ピラゾロン、5,6-ジヒドロキシ-インドール、5,6-ジヒドロキシ-インドリン、5-ヒドロキシ-インドール、6-ヒドロキシ-インドール、7-ヒドロキシ-インドール、2,3-インドリンジオンの単独又は互いの組合せ。
(iii)自己カップリング化合物:2-アミノ-5-メチルフェノール、2-アミノ-6-メチルフェノール、2-アミノ-5-エトキシフェノール又は2-プロピル-アミノ-5-アミノピリジン。
本発明による剤に含まれる前記酸化染料前駆物質の総量は、約0.01〜12重量%、特に約0.2〜6重量%である。
所定の染色ニュアンスを得るために、通常使用される天然および/または合成の直接染色性染料、例えばいわゆる植物染料、例えばヘンナ、トリフェニルメタン染料、芳香族ニトロ染料、アゾ染料、キノン染料、カチオン性又はアニオン性染料などを前記染色剤中に含めることができる。
適当な合成染料として、例えば、以下のものを挙げることができる。:
1,4-ビス[(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-2-ニトロベンゾール、1-(2-ヒドロキシエチル)-アミノ-2-ニトロ-4-[ジ(2-ヒドロキシエチル)-アミノ]-ベンゾール(HCブルーNo.2)、1-アミノ-3-メチル-4-[(2-ヒドロキシエチル)-アミノ]-6-ニトロベンゾール(HCバイオレットNo.1)、4-[エチル-(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-1-[(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-2-ニトロ-ベンゾール-ヒドロクロリド(HCブルーNo.12)、4-[ジ(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-1-[(2-メトキシエチル)アミノ]-2-ニトロベンゾール(HCブルーNo.11)、1-[(2,3-ジヒドロキシ-プロピル)アミノ]-4-[メチル-(2-ヒドロキシ-エチル)-アミノ]-2-ニトロベンゾール(HCブルーNo.10)、1-[(2,3-ジヒドロキシプロピル)-アミノ]-4-[エチル-(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-2-ニトロベンゾール-ヒドロクロリド(HCブルーNo.9)、1-(3-ヒドロキシプロピルアミノ)-4-[ジ(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-2-ニトロベンゾール(HCバイオレットNo.2)、1-メチルアミノ-4-[メチル-(2,3-ジヒドロキシ-プロピル)アミノ]-2-ニトロベンゾール(HCブルーNo.6)、
2-((4-アミノ-2-ニトロフェニル)-アミノ)-5-ジメチルアミノ-安息香酸(HCブルーNo.13)、1-アミノ-4-[(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-2-ニトロベンゾール(HCレッドNo.7)、2-アミノ-4,6-ジニトロ-フェノール、4-アミノ-2-ニトロ-ジフェニルアミン(HCレッドNo.1)、1-アミノ-4-[ジ(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-2-ニトロベンゾール-ヒドロクロリド(HCレッドNo.13)、1-アミノ-5-クロロ-4-[(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-2-ニトロベンゾール、4-アミノ-1-[(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-2-ニトロベンゾール(HCレッドNo.3)、4-アミノ-3-ニトロフェノール、4-[(2-ヒドロキシエチル)-アミノ]-3-ニトロフェノール、1-[(2-アミノエチル)アミノ]-4-(2-ヒドロキシエトキシ)-2-ニトロベンゾール(HCオレンジNo.2)、4-(2,3-ジヒドロキシ-プロポキシ)-1-[(2-ヒドロキシ-エチル)アミノ]-2-ニトロベンゾール(HCオレンジNo.3)、1-アミノ-5-クロロ-4-[(2,3-ジヒドロキシプロピル)アミノ]-2-ニトロベンゾール(HCレッドNo.10)、5-クロロ-1,4-[ジ(2,3-ジヒドロキシプロピル)アミノ]-2-ニトロベンゾール(HCレッドNo.11)、2-[(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-4,6-ジニトロ-フェノール、4-エチルアミノ-3-ニトロ-安息香酸、2-[(4-アミノ-2-ニトロフェニル)-アミノ]-安息香酸、2-クロロ-6-エチルアミノ-4-ニトロフェノール、2-アミノ-6-クロロ-4-ニトロフェノール、
4-[(3-ヒドロキシ-プロピル)アミノ]-3-ニトロフェノール、2,5-ジアミノ-6-ニトロピリジン、1,2,3,4-テトラ-ヒドロ-6-ニトロキノキサリン、7-アミノ-3,4-ジヒドロ-6-ニトロ-2H-1,4-ベンゾキサジン(HCレッドNo.14)、1-アミノ-2-[(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-5-ニトロベンゾール(HCイエローNo.5)、1-(2-ヒドロキシ-エトキシ)-2-[(2-ヒドロキシエチル)-アミノ]-5-ニトロベンゾール(HCイエローNo.4)、1-[(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-2-ニトロベンゾール(HCイエローNo.2)、2-[(2-ヒドロキシ-エチル)-アミノ]-1-メトキシ-5-ニトロベンゾール、2-アミノ-3-ニトロフェノール、1-(2-ヒドロキシエトキシ)-3-メチルアミノ-4-ニトロベンゾール、2,3-(ジヒドロキシ-プロポキシ)-3-メチル-アミノ-4-ニトロベンゾール、2-[(2-ヒドロキシ-エチル)アミノ]-5-ニトロフェノール(HCイエローNo.11)、3-[(2-アミノエチル)-アミノ]-1-メトキシ-4-ニトロベンゾール-ヒドロクロリド(HCイエローNo.9)、1-[(2-ウレイド-エチル)アミノ]-4-ニトロベンゾール、4-[(2,3-ジ-ヒドロキシプロピル)アミノ]-3-ニトロ-1-トリフルオロメチル-ベンゾール(HCイエローNo.6)、1-クロロ-2,4-ビス[(2-ヒドロキシエチル)-アミノ]-5-ニトロベンゾール(HCイエローNo.10)、4-[(2-ヒドロキシ-エチル)アミノ]-3-ニトロ-1-メチルベンゾール、1-クロロ-4-[(2-ヒドロキシ-エチル)アミノ]-3-ニトロベンゾール(HCイエローNo.12)、4-[(2-ヒドロキシエチル)-アミノ]-3-ニトロ-1-トリフルオロメチル-ベンゾール(HCイエローNo.13)、4-[(2-ヒドロキシ-エチル)アミノ]-3-ニトロ-ベンゾニトリル(HCイエローNo.14)、4-[(2-ヒドロキシエチル)-アミノ]-3-ニトロ-ベンズアミド(HCイエローNo.15)、
1,4-ジ[(2,3-ジヒドロキシ-プロピル)アミノ]-9,10-アントラキノン、1-[(2-ヒドロキシ-エチル)アミノ]-4-メチル-アミノ-9,10-アントラキノン(CI61505、ディスパース・ブルーNo.3)、2-[(2-アミノ-エチル)アミノ]-9,10-アントラキノン(HCオレンジNo.5)、1-ヒドロキシ-4-[(4-メチル-2-スルホフェニル)アミノ]-9,10-アントラキノン、1-[(3-アミノプロピル)-アミノ]-4-メチルアミノ-9,10-アントラキノン(HCブルーNo.8)、1-[(3-アミノ-プロピル)-アミノ]-9,10-アントラキノン(HCレッドNo.8)、1,4-ジアミノ-2-メトキシ-9,10-アントラキノン(CI62015、ディスパース・レッドNo.11、ソルベント・バイオレットNo.26)、1,4-ジヒドロキシ-5,8-ビス[(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-9,10-アントラキノン(CI62500、ディスパース・ブルーNo.7、ソルベント・ブルーNo.69)、9-(ジメチルアミノ)-ベンゾ[a]-フェノキサジン-7-イウム-クロリド(CI51175;ベイシック・ブルーNo.6)、ジ[4-(ジエチル-アミノ)フェニル][4-(エチルアミノ)ナフチル]-カルベニウム-クロリド(CI42595;ベイシック・ブルーNo.7)、3,7-ジ(ジメチルアミノ)-フェノチアジン-5-イウム-クロリド(CI52015;ベイシック・ブルーNo.9)、ジ[4-(ジメチル-アミノ)フェニル][4-(フェニルアミノ)ナフチル]-カルベニウム-クロリド(CI44045;ベイシック・ブルーNo.26)、2-[(4-(エチル(2-ヒドロキシ-エチル)アミノ)フェニル)アゾ]-6-メトキシ-3-メチル-ベンゾチアゾリウム-メチルスルフェート(CI11154;ベイシック・ブルーNo.41)、8-アミノ-2-ブロム-5-ヒドロキシ-4-イウム-6-[(3-(トリメチルアンモニオ)フェニル)-アミノ]-1(4H)-ナフタリノン-クロリド(CI56059;ベイシック・ブルーNo.99)、
ビス[4-(ジメチル-アミノ)フェニル][4-(メチル-アミノ)フェニル]カルベニウム-クロリド(CI42535;ベイシック・バイオレットNo.1)、トリス[4-(ジメチルアミノ)フェニル]カルベニウム-クロリド(CI42555;ベイシック・バイオレットNo.3)、2-[3,6-(ジエチルアミノ)-ジベンゾピラニウム-9-イル]-安息香酸-クロリド(CI45170;ベイシック・バイオレットNo.10)、ジ(4-アミノフェニル)-(4-アミノ-3-メチル-フェニル)カルベニウム-クロリド(CI42510;ベイシック・バイオレットNo.14)、1,3-ビス[(2,4-ジアミノ-5-メチルフェニル)アゾ]-3-メチルベンゾール(CI21010;ベイシック・ブラウンNo.4)、1-[(4-アミノフェニル)アゾ]-7-(トリメチルアンモニオ)-2-ナフトール-クロリド(CI12250;ベイシック・ブラウンNo.16)、1-[(4-アミノ-2-ニトロフェニル)アゾ]-7-(トリメチルアンモニオ)-2-ナフトール-クロリド(ベイシック・ブラウンNo.17)、1-[(4-アミノ-3-ニトロフェニル)アゾ]-7-(トリメチル-アンモニオ)-2-ナフトール-クロリド(CI12251;ベイシック・ブラウンNo.17)、3,7-ジアミノ-2,8-ジメチル-5-フェニル-フェナジニウム-クロリド(CI50240;ベイシック・レッドNo.2)、1,4-ジメチル-5-[(4-ジメチルアミノ)フェニル)-アゾ]-1,2,4-トリアゾリウム-クロリド(CI11055;ベイシック・レッドNo.22)、2-ヒドロキシ-1-[(2-メトキシ-フェニル)アゾ]-7-(トリメチルアンモニオ)-ナフタリン-クロリド(CI12245;ベイシック・レッドNo.76)、2-[2-((2,4-ジメトキシ-フェニル)アミノ)エテニル]-1,3,3-トリメチル-3H-インドール-1-イウム-クロリド(CI48055;ベイシック・イエローNo.11)、
3-メチル-1-フェニル-4-[(3-(トリメチルアンモニオ)-フェニル)アゾ]-ピラゾール-5-オン-クロリド(CI12719;ベイシック・イエローNo.57)、ビス[4-(ジエチルアミノ)フェニル]フェニルカルベニウム-ヒドロゲンスルフェート(1:1)(CI42040;ベイシック・グリーンNo.1)、1-[ジ(2-ヒドロキシエチル)-アミノ]-3-メチル-4-[(4-ニトロ-フェニル)アゾ]-ベンゾール(CI11210、ディスパース・レッドNo.17)、4-[(4-アミノフェニル)-アゾ]-1-[ジ(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-3-メチル-ベンゾール(HCイエローNo.7)、2,6-ジアミノ-3-[(ピリジン-3-イル)アゾ]-ピリジン、6-ヒドロキシ-5-[(4-スルホフェニル)アゾ]-2-ナフタリンスルホン酸-ジナトリウム塩(CI15985;フード・イエローNo.3;FD&C イエローNo.6)、2,4-ジニトロ-1-ナフトール-7-スルホン酸-ジナトリウム塩(CI10316;アシッド・イエローNo.1;フード・イエローNo.1)、2-(インダン-1,3-ジオン-2-イル)キノリン-x,x-スルホン酸(モノ-およびジスルホン酸の混合物)(CI47005;D&CイエローNo.10;フード・イエローNo.13;アシッド・イエローNo.3)、5-ヒドロキシ-1-(4-スルホフェニル)-4-[(4-スルホフェニル)-アゾ]ピラゾール-3-カルボン酸-トリナトリウム塩(CI19140;フード・イエローNo.4;アシッド・イエローNo.23)、9-(2-カルボキシフェニル)-6-ヒドロキシ-3H-キサンテン-3-オン(CI45350;アシッド・イエローNo.73;D&CイエローNo.8)、5-[(2,4-ジニトロフェニル)-アミノ]-2-フェニルアミノ-ベンゾールスルホン酸-ナトリウム塩(CI10385;アシッド・オレンジNo.3)、4-[(2,4-ジヒドロキシフェニル)アゾ]-ベンゾールスルホン酸-モノナトリウム塩(CI14270;アシッド・オレンジNo.6)、4[(2-ヒドロキシナフト-1-イル)アゾ]-ベンゾールスルホン酸-ナトリウム塩(CI15510;アシッド・オレンジNo.7)、4-[(2,4-ジヒドロキシ-3-[(2,4-ジメチルフェニル)アゾ]フェニル)アゾ]-ベンゾール-スルホン酸-ナトリウム塩(CI20170;アシッド・オレンジNo.24)、4-ヒドロキシ-3-[(4-スルホナフト-1-イル)アゾ]-1-ナフタリン-スルホン酸-ジナトリウム塩(CI14720;アシッド・レッドNo.14)、
6-ヒドロキシ-5-[(4-スルホナフト-1-イル)アゾ]-2,4-ナフタリン-ジスルホン酸-トリナトリウム塩(CI16255;Ponceau 4R;アシッド・レッドNo.18)、3-ヒドロキシ-4-[(4-スルホナフト-1-イル)アゾ]-2,7-ナフタリン-ジスルホン酸-トリナトリウム塩(CI16185;アシッド・レッドNo.27)、8-アミノ-1-ヒドロキシ-2-(フェニルアゾ)-3,6-ナフタリン-ジスルホン酸-ジナトリウム塩(CI17200;アシッド・レッドNo.33)、5-(アセチルアミノ)-4-ヒドロキシ-3-[(2-メチルフェニル)アゾ]-2,7-ナフタリン-ジスルホン酸-ジナトリウム塩(CI18065;アシッド・レッドNo.35)、2-(3-ヒドロキシ-2,4,5,7-テトラヨード-ジベンゾピラン-6-オン-9-イル)-安息香酸-ジナトリウム塩(CI45430;アシッド・レッドNo.51)、N-[6-(ジエチルアミノ)-9-(2,4-ジスルホフェニル)-3H-キサンテン-3-イリデン]-N-エチルエタンアンモニウム-ヒドロキシド、内部塩、ナトリウム塩(CI45100;アシッド・レッドNo.52)、8-[(4-(フェニルアゾ)-フェニル)アゾ]-7-ナフトール-1,3-ジスルホン酸-ジナトリウム塩(CI27290;アシッド・レッドNo.73)、2',4',5',7'-テトラブロム-3',6'-ジヒドロキシスピロ-[イソベンゾフラン-1(3H),9'-[9H]キサンテン]-3-オン-ジナトリウム塩(CI45380;アシッド・レッドNo.87)、
2',4',5',7'-テトラブロム-4,5,6,7-テトラクロロ-3',6'-ジヒドロキシスピロ[イソベンゾフラン-1(3H),9'[9H]キサンテン]-3-オン-ジナトリウム塩(CI45410;アシッド・レッドNo.92)、3',6'-ジヒドロキシ-4',5'-ジヨードスピロ[イソベンゾフラン-1(3H),9'(9H)-キサンテン]-3-オン-ジナトリウム塩(CI45425;アシッド・レッドNo.95)、(2-スルホフェニル)ジ[4-(エチル((4-スルホフェニル)メチル)アミノ)フェニル]-カルベニウム-ジナトリウム塩、ベタイン(CI42090;アシッド・ブルーNo.9;FD&CブルーNo.1)、1,4-ビス[(2-スルホ-4-メチルフェニル)アミノ]-9,10-アントラキノン-ジナトリウム塩(CI61570;アシッド・グリーンNo.25)、ビス[4-(ジメチルアミノ)フェニル]-(3,7-ジスルホ-2-ヒドロキシ-ナフト-1-イル)カルベニウム-内部塩、モノナトリウム塩(CI44090;フード・グリーンNo.4;アシッド・グリーンNo.50)、ビス[4-(ジエチルアミノ)フェニル](2,4-ジスルホフェニル)カルベニウム-内部塩、ナトリウム塩(2:1)(CI42045;フード・ブルーNo.3;アシッド・ブルーNo.1)、ビス[4-(ジエチルアミノ)フェニル](5-ヒドロキシ-2,4-ジスルホフェニル)カルベニウム-内部塩、カルシウム塩(2:1)(CI42051;アシッド・ブルーNo.3)、1-アミノ-4-(シクロヘキシルアミノ)-9,10-アントラキノン-2-スルホン-酸-ナトリウム塩(CI62045;アシッド・ブルーNo.62)、2-(1,3-ジヒドロ-3-オキソ-5-スルホ-2H-インドール-イリデン)-2,3-ジヒドロ-3-オキソ-1H-インドール-5-スルホン酸-ジナトリウム塩(CI73015;アシッド・ブルーNo.74)、9-(2-カルボキシフェニル)-3-[(2-メチルフェニル)アミノ]-6-[(2-メチル-4-スルホフェニル)アミノ]キサンチリウム-内部塩、モノナトリウム塩(CI45190;アシッド・バイオレットNo.9)、
1-ヒドロキシ-4-[(4-メチル-2-スルホフェニル)アミノ]-9,10-アントラキノン-ナトリウム塩(CI60730;D&CバイオレットNo.2;アシッド・バイオレットNo.43)、ビス[3-ニトロ-4-[(4-フェニルアミノ)-3-スルホ-フェニルアミノ]-フェニル]-スルホン(CI10410;アシッド・ブラウンNo.13)、5-アミノ-4-ヒドロキシ-6-[(4-ニトロフェニル)アゾ]-3-(フェニルアゾ)-2,7-ナフタリン-ジスルホン酸-ジナトリウム塩(CI20470;アシッド・ブラックNo.1)、3-ヒドロキシ-4-[(2-ヒドロキシナフト-1-イル)アゾ]-7-ニトロ-1-ナフタリン-スルホン酸-クロム錯体(3:2)(CI15711;アシッド・ブラックNo.52)、3-[(2,4-ジメチル-5-スルホフェニル)アゾ]-4-ヒドロキシ-1-ナフタリン-スルホン酸-ジナトリウム塩(CI14700;フード・レッドNo.1;FD&CレッドNo.4)、4-(アセチルアミノ)-5-ヒドロキシ-6-[(7-スルホ-4-[(4-スルホフェニル)アゾ]ナフト-1-イル)アゾ]-1,7-ナフタリン-ジスルホン酸-テトラナトリウム塩(CI28440;フード・ブラックNo.1)、および3-ヒドロキシ-4-(3-メチル-5-オキソ-1-フェニル-4,5-ジヒドロ-1H-ピラゾール-4-イルアゾ)-ナフタリン-1-スルホン酸-ナトリウム塩、クロム-錯体(アシッド・レッドNo.195)の単独又は互いの組合せ。
前記直接染色性染料の総量は、本発明による剤中、約0.01〜7重量%、特に約0.2〜4重量%である。
さらに、本発明による染色剤中に含めることができる、毛髪染色のために公知の、および通常用いられる染料は、特に、E.Sagarin、「コスメティックス、サイエンスおよびテクノロジー」、インターサイエンス・パブリッシャーズ・インコーポレイティッド、ニューヨーク(1957)、第503頁以下、並びにH.Janistyn、「化粧品および匂い物質のハンドブック」、第3巻(1973)、第388頁以下、およびK.Schrader、「化粧品の基礎および調製」第2版(1989)、第782-815頁に記載されている。
その他、本発明による剤中には、抗酸化剤、例えばアスコルビン酸、チオグリコール酸又は亜硫酸ナトリウム並びに重金属のための錯体形成剤、例えば、エチレンジアミノテトラアセタート又はニトリロ酢酸を約0.5重量%までの量で含めることができる。香油は、本発明による染色キャリア中に、約1重量%までの量で含めることができる。もちろん、前記毛髪染色剤は、場合によりさらに、毛髪染色剤のために通常使用される添加物、例えば増粘剤、例えばアクリル酸のホモポリマー、植物ガム、セルロース-およびスターチ誘導体、藻類ポリサッカライド、両親媒性会合性増粘剤、さらなる保存剤;抗酸化剤、例えば、亜硫酸ナトリウム、チオグリコール酸又はアスコルビン酸;錯体形成剤;溶媒、例えば水、又は既に記載した低脂肪族アルコール、例えば1〜4個の炭素原子を有する親水性アルコール、例えばエタノール、プロパノールおよびイソプロパノール等、又はグリコール、例えばグリセリンおよび1,2-プロピレングリコール、又はソルビトールおよび、アニオン性、カチオン性、両性または非イオン性界面活性剤に分類される湿潤剤または乳化剤、および他の可塑剤;ワセリン;シリコンオイル、パラフィンオイル、ポリソルベートおよび脂肪酸並びにその他の手入れ剤、例えばカチオン性ポリマー又は樹脂、ラノリン誘導体、コレステリン、ビタミン、パントテン酸およびベタイン、塩、例えば塩化ナトリウム又は硫酸ナトリウムを含めることができる。前記成分は、そのような目的のための通常用いられる量で、例えば、湿潤剤および乳化剤は、0.1〜30重量%の濃度で、手入れ剤は0.1〜5.0重量%の濃度で使用される。
前記本発明による剤は、特に、水性または水性-アルコール性調合物、例えば濃縮された溶液、エマルジョン、クリーム、エアゾル-泡またはジェルとして製造される。
前記還元される染料調合物は、出来る限り還元された形態で、安定化され、および空気中の酸素から保護される。これは、適当な包装、保護用ガスおよび、保護および/または安定化剤の添加またはエステル化(いわゆるロイコ建染め染料エステルは、クロロ硫酸を用いて作製される)により達成される。保護または安定化化合物は、例えば、カチオン性化合物、例えばポリマー、界面活性剤または金属イオン、例えば亜鉛である。
毛髪上で均一で強い染色を得るために、染色工程中でも、前記還元された染料形態が空気中の酸素から保護されることが有利である。これは、例えば、全面にバルブ孔が散在するプラスチックキャップを湿った毛髪に被せることにより行われ得る。約5〜10個のバルブを通して、比較的流動性のある染料混合物をプラスチック帽の下で「散布」し、そしてその際、出来る限り、外部から良好に分布させ、そして擦り込む。同様に、少数の孔を有するプラスチック帽の使用も可能であり、これによれば、当該被覆の下、エアゾル泡を充填ノズルを用いて毛髪に塗布し、次いでマッサージすることにより分布させる。その他、酸化に耐え得る処方によれば、当該染料混合物を塗布した後、例えばプラスチック帽で被覆するか、または被覆せずにゆっくりと空気酸化させることも可能である。
約15〜60℃、特に20〜45℃で、約1〜60分間、特に5〜30分間作用させた後、染色を酸化的に「顕化させる」。これに関して、染色の顕化のための酸化剤としては、単純な空気酸化の他に、特に、1-〜12パーセント、特に1.5-〜6パーセントの水溶液の形態の、過酸化水素またはその尿素への付加物、メラミンまたはホウ酸ナトリウムが挙げられる。染色剤対酸化剤の混合比は、酸化剤の濃度に依存し、一般的には約5:1〜1:2、特に1:1であり、ここで、酸化剤の含有量は、染色剤と酸化剤から得られる混合物中、特に、約0.5〜8重量%、特に1〜4重量%である。前記酸化剤は、前記染料がその不溶性の色素形態になり、洗浄に耐える程に毛髪上に定着するまで(通常約2〜5分間)作用させる。もちろん、前記酸化剤の作用時間は、所望される脱色の程度により、延長することができる。2等級を越える天然色素の脱色が要求される場合は、過硫酸化物または、過硫酸化物と過酸化水素またはその付加物からの混合物も使用できる。かかる場合、アルカリ性過硫酸化物/過酸化物-調合物が特に使用される。
染色過程に次いで、毛髪を水で洗浄し、次いで乾燥する。場合により、毛髪を追加的にシャンプーで、および場合により、酸性に調整されたコンディショナーで、後洗浄する。次いで毛髪を乾燥する。
以下の実施例により、本発明の対象を、制限することなくより詳しく説明する。
実施例
実施例1: 染料混合物
10.0g プロピレングリコール
1.0g イエロー5GF(C.I.Vatイエロー46)
12.0g 水酸化ナトリウム(10%水溶液)
3.0g 塩化ナトリウム
3.0g アセトイン
68.5g 水
前記物質を混合し、20分間40℃にて静置する。次いでpH値を2.5gの乳酸(90%水溶液)で9.9に調整する。
このように作成された混合物の10gを、脱色した天然の毛髪に塗布する。当該毛髪を次いでプラスチック帽またはプラスチックフィルムで覆う。40℃にて30分間の作用させた後、追加的に10gの6%水性過酸化水素エマルジョンを擦り込み、5分間作用させる。次いで毛髪を水で濯ぎ、更に酸性コンディショナーで濯いだ後、乾燥する。
毛髪は、一様な淡黄色に染色された。
実施例2: 染料混合物
10.0g プロピレングリコール
1.0g ゴールデン・イエローRK(C.I.Vatオレンジ1;C.I.71105)
12.0g 水酸化ナトリウム(10%水溶液)
3.0g 塩化ナトリウム
3.0g アセトイン
68.5g 水
前記物質を混合し、20分間40℃にて静置する。次いでpH値を2.5gの乳酸(90%水溶液)で10.0に調整する。
このようにして得られた混合物の10gを脱色した天然の毛髪に塗布する。この毛髪を次いでプラスチック帽またはプラスチックフィルムで覆う。40℃にて30分間作用させた後、追加的に10gの6%過酸化水素水溶液を擦り込み、5分間作用させる。次いで毛髪を水で濯ぎ、更に酸性コンディショナーで濯いだ後、乾燥する。
毛髪は、一様な金黄色に染色された。
実施例3: 染料混合物
10.0g プロピレングリコール
1.0g ブリリアント・レッドLGG(C.I.Vatレッド32)
12.0g 水酸化ナトリウム(10%水溶液)
3.0g 塩化ナトリウム
3.0g アセトイン
68.5g 水
前記物質を混合し、20分間40℃にて静置する。次いでpH値を2.5gの乳酸(90%水溶液)で10.0に調整する。
このようにして得られた混合物の10gを脱色した天然の毛髪に塗布する。毛髪を次いでプラスチック帽またはプラスチックフィルムで覆う。40℃にて30分間作用させた後、追加的に10gの6%過酸化水素水溶液を擦り込み、52分間作用させる。次いで毛髪を水で濯ぎ、更に酸性コンディショナーで濯いだ後、乾燥する。
毛髪は一様な赤色に染色された。
実施例4: 染料混合物
10.0g プロピレングリコール
1.0g ブリリアント・グリーンFBB(C.I.Vatグリーン1; C.I.59825)
12.0g 水酸化ナトリウム(10%水溶液)
3.0g 塩化ナトリウム
0.1g エチレンジアミノターアセタート-ジナトリウム塩
3.0g アセトイン
68.4g 水
前記物質を混合し、35分間40℃にて静置する。次いでpH値を2.5gの乳酸(90%水溶液)で10.0に調整する。
このようにして得られた混合物の10gを、脱色した天然の毛髪に塗布する。毛髪をプラスチック帽またはプラスチックフィルムで覆う。40℃にて30分間作用させた後、追加的に10gの6%過酸化水素水溶液を擦り込み、5分間作用させる。次いで毛髪を水で濯ぎ、更に酸性コンディショナーで濯いだ後、乾燥する。
毛髪は一様な緑色に染色された。
実施例5: 染料混合物
10.0g プロピレングリコール
1.0g ブルーCLF(C.I.Vatブルー66)
12.0g 水酸化ナトリウム(10%水溶液)
3.0g 塩化ナトリウム
0.1g エチレンジアミノテトラアセタート-ジナトリウム塩
3.0g アセトイン
68.4g 水
前記物質を混合し、35分間40℃で静置する。次いでpH値を2.5gの乳酸(90%水溶液)で10.0に調整する。
このようにして得られた混合物の10gを、脱色した天然の毛髪に塗布する。毛髪を次いでプラスチック帽またはプラスチックフィルムで覆う。40℃にて30分間作用させた後、10gの6%過酸化水素水溶液を擦り込み、5分間作用させる。次いで毛髪を水で濯ぎ、更に酸性コンディショナーで濯いだ後、乾燥する。
毛髪は、一様な青色に染色された。
実施例6: 染料混合物
10.0g プロピレングリコール
1.0g ゴールデン・イエローRK(C.I.Vatオレンジ1;C.I.71105)
12.0g 水酸化ナトリウム(10%水溶液)
3.0g 塩化ナトリウム
0.1g エチレンジアミノターアセタート-ジナトリウム塩
3.0g アセトイン
58.4g 水
前記物質を混合し、20分間40℃にて静置する。次いでpH値を10gの水中2.5gの硫酸アンモニウムで9.8に調整する。
このように得られた混合物の10gを脱色した天然の毛髪に塗布する。毛髪を次いでプラスチック帽またはプラスチックフィルムで覆う。40℃で30分間作用させた後、追加的に10gの6%過酸化水素水溶液を擦り込み、2分間作用させる。次いで毛髪を水で濯ぎ、更に酸性コンディショナーで濯いだ後、乾燥する。
毛髪は一様な黄色に染色された。
実施例7: 染料混合物
10.0g プロピレングリコール
1.0g ゴールデン・イエローRK(C.I.Vatオレンジ1;C.I.71105)
12.0g 水酸化ナトリウム(10%水溶液)
3.0g ポリクオータニウム-7(8%水溶液)
3.0g 塩化ナトリウム
0.1g エチレンジアミノテトラアセタート-ジナトリウム塩
3.0g アセトイン
65.4g 水
前記物質を混合し、20分間40℃にて静置する。次いでpH値を2.5gの乳酸(90%水溶液)で9.8に調整する。
このように得られた混合物の10gを脱色した天然の毛髪に塗布する。毛髪を次いでプラスチック帽またはプラスチックフィルムで覆う。40℃で30分間作用させた後、追加的に10gの6%過酸化水素水溶液を擦り込み、2分間作用させる。次いで毛髪を水で濯ぎ、更に酸性コンディショナーで濯いだ後、乾燥する。
毛髪は一様な黄色に染色された。
実施例8: 染料混合物
58.0g グリセリン(86%水溶液)
1.0g ブリリアント・グリーンFBB(C.I.Vatグリーン1;C.I.59825)
23.4g 水
12.0g 水酸化ナトリウム(10%水溶液)
0.1g エチレンジアミノターアセタート-ジナトリウム塩
3.0g アセトイン
前記物質を混合し、1.5時間40℃にて静置する。次いでpH値を2.5gの90%乳酸で9.8に調整する。
このように得られた混合物の10gを脱色した天然の毛髪に塗布する。毛髪を次いでプラスチック帽またはプラスチックフィルムで覆う。40℃で30分間作用させた後、追加的に10gの6%過酸化水素水溶液を擦り込み、2分間作用させる。次いで毛髪を水で濯ぎ、更に酸性コンディショナーで濯いだ後、乾燥する。
毛髪は一様な緑色に染色された。
実施例9: 染料混合物
10.00g プロピレングリコール
1.00g ゴールデン・イエローRK(C.I.Vatオレンジ1;C.I.71105)
12.00g 水酸化ナトリウム(10%水溶液)
0.1g エチレンジアミノターアセタート-ジナトリウム塩
3.00g アセトイン
71.4g 水
前記物質を混合し、20分間40℃にて静置する。次いでpH値を2.5gの乳酸(90%水溶液)で10.0に調整する。
このように得られた混合物の10gを中程度のブロンド色の天然の毛髪に塗布する。毛髪を次いでプラスチック帽またはプラスチックフィルムで覆う。40℃で30分間作用させた後、追加的に過硫酸化物含有ブロンド化粉末と9%過酸化水素水溶液の1:2混合物10gを擦り込み、30分間作用させる。次いで毛髪を水で濯ぎ、シャンプーし、次いで更に酸性コンディショナーで濯いだ後、乾燥する。
毛髪は一様な明るい金黄色に染色された。
本明細書中に記載のパーセント表示は、特に記載がない限り、重量パーセントを示す。

Claims (12)

  1. アルカリ性媒質中でエンジオールを形成する化合物で還元される少なくとも一つの建染め染料を含み、かつ、4〜11のpH-値を示すことを特徴とする、毛髪の染色のための剤。
  2. 前記アルカリ性媒質中でエンジオールを形成する化合物が、モノヒドロキシアセトン、ジヒドロキシアセトン、アセトイン、グルタロイン、アジポイン、グリコールアルデヒド、ベンゾイン、2,3-ジヒドロキシアクリルアルデヒドおよびサイコペンタジオロンから選択されることを特徴とする、請求項1に記載の剤。
  3. 前記アルカリ性媒質中でエンジオールを形成する化合物が、前記建染め染料に対して、等モル量で、または50倍までの過剰で含まれることを特徴とする、請求項1または2に記載の剤。
  4. 前記建染め染料が、C.I.Vatイエロー1、C.I.Vatイエロー2、C.I.Vatイエロー3、C.I.Vatイエロー4、C.I.Vatイエロー12、C.I.Vatイエロー13、C.I.Vatイエロー17、C.I.Vatイエロー20、C.I.Vatイエロー26、C.I.Vatイエロー28 、C.I.Vatイエロー33、C.I.Vatイエロー46、C.I.Vatオレンジ1、C.I.Vatオレンジ2、C.I.Vatオレンジ3、C.I.Vatオレンジ7、C.I.Vatオレンジ9、C.I.Vatオレンジ11、C.I.Vatオレンジ15、C.I.Vatオレンジ17、C.I.Vatオレンジ19、C.I.Vatレッド10、C.I.Vatレッド13、C.I.Vatレッド14、C.I.Vatレッド15、C.I.Vatレッド18、C.I.Vatレッド23、C.I.Vatレッド28、C.I.Vatレッド32、C.I.Vatレッド35、C.I.Vatバイオレット1、C.I.Vatバイオレット10、C.I.Vatバイオレット15、C.I.Vatバイオレット16、C.I.Vatブルー4、C.I.Vatブルー6、C.I.Vatブルー20、C.I.Vatブルー21、C.I.Vatブルー25、C.I.Vatブルー26、C.I.Vatブルー29、C.I.Vatブルー30、C.I.Vatブルー43、C.I.Vatブルー64、C.I.Vatブルー66、C.I.Vatグリーン1、C.I.Vatグリーン3、C.I.Vatグリーン9、C.I.Vatグリーン11、C.I.Vatグリーン12、C.I.Vatブラウン1、C.I.Vatブラウン3、C.I.Vatブラウン45、C.I.Vatブラック16、C.I.Vatブラック25、C.I.Vatブラック27、C.I.Vatブラック29およびこれらの混合物から選択されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の剤。
  5. 前記建染め染料が、0.01〜10重量%の総量で含まれることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の剤。
  6. さらにカチオン性化合物を含むことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の剤。
  7. 前記カチオン性化合物が、ポリクオータニウム-2、ポリクオータニウム-4、ポリクオータニウム-5、ポリクオータニウム-6、ポリクオータニウム-7、ポリクオータニウム-10、ポリクオータニウム-11、ポリクオータニウム-15、ポリクオータニウム-16、ポリクオータニウム-17、ポリクオータニウム-18、ポリクオータニウム-19、ポリクオータニウム-20、ポリクオータニウム-22、ポリクオータニウム-24、ポリクオータニウム-27、ポリクオータニウム-28、ポリクオータニウム-29、ポリクオータニウム-31、ポリクオータニウム-35、ポリクオータニウム-36、ポリクオータニウム-37、ポリクオータニウム-39、ポリクオータニウム-44、ポリクオータニウム-46、ポリクオータニウム-47、ポリクオータニウム-51、ポリクオータニウム-55、ポリクオータニウム-57、クオータニウム-80、ヒドロキシプロピルグアー-ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリド、グアー-ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリドおよびこれらの混合物から選択されることを特徴とする、請求項6に記載の剤。
  8. 前記カチオン性化合物が、0.001〜5重量%の総量で含まれることを特徴とする、請求項6または7に記載の剤。
  9. さらなる顕色剤および/またはカップラー剤および/または天然または合成直接染色性染料を含むことを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の剤。
  10. 強アルカリ性媒質(pH10-13)中で、アルカリ性媒質中でエンジオールを形成する化合物を用いて予め還元された建染め染料(ロイコ建染め染料)の、毛髪の染色のための、4〜11のpH値での使用。
  11. 強アルカリ媒質(pH=10-13)中で、アルカリ性媒質中でエンジオールを形成する化合物で予め還元された建染め染料を、生理学的に適合するpH値(pH=4-11)で毛髪に塗布した後、15〜60℃にて空気中の酸素または酸化剤を1〜60分間作用させて、不溶性の色素へと逆酸化することによる、毛髪の染色のための方法。
  12. 前記酸化剤が、過酸化水素またはその尿素への付加物、メラミンおよびホウ酸ナトリウム、過硫酸化物およびこれらの混合物から選択されることを特徴とする、請求項11に記載の方法。
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