JP2007524326A - 二重モード−二重帯域移動端末の異機種システム間のハンドオーバー方法 - Google Patents

二重モード−二重帯域移動端末の異機種システム間のハンドオーバー方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、異機種システム間のハンドオーバーの際に、二重モード移動端末の二種類の動作モードの活性/非活性をシステムで制御する方法を提供する。システム制御局では、二重モード移動端末の異機種モードの活性化/非活性化を制御するために、移動端末に異機種モードの活性化/非活性化を指示するか、移動端末に異機種モードの活性化/非活性化条件を提供して、該当条件に応じて異機種モードの活性化及び非活性化を行うようにする。詳しくは、通信中の移動端末が、ターゲットシステムと隣接する境界セルに位置すると、移動端末機は、ターゲットシステムに関連したモジュールを活性化し、所定の時間が経過した後、所定の条件に応じて、そのターゲットシステムのセルへハンドオーバーを遂行する。本発明は、異機種システム間のハンドオーバー遂行時間を最小化し、異機種ハンドオーバーの際に通話品質の低下を防止する一方、移動端末の電源消耗量を低減する。

Description

本発明は、移動通信システムのハンドオーバー技術に係り、特に、異機種システム間のハンドオーバー方法に関する。
IMT(International Mobile Technology)-2000と呼ばれる第3世代の移動通信システムは、符号分割多重接続(Code Division Multiple Access:CDMA)技術を使用し、移動電話や端末機の使用者が世界どこでも、パケット基盤のテキスト、デジタル化された音声やビデオ及びマルチメディアデータを、2Mbps以上の高速で伝送できる一貫したサービスを提供する。このような第3世代の移動通信システムは、WCDMA(Wideband CDMA)通信システムとCDMA-2000通信システムとに分かれる。WCDMA通信システムは、ヨーロッパ標準方式として採択されている非同期方式を採用し、CDMA-2000通信システムは、米国標準方式として採択されている同期方式を採用する。
WCDMA通信システムは、ヨーロッパ及びその他の地域で広く用いられるGSM(Global System for Mobile communication)及びGPRS(General Packet Radio Services)を基盤とし、UMTS(Universal Mobile Telecommunication Service)システムとも呼ばれる。CDMA-2000は、韓国、米国及び日本などで使用されるIS-95やJ-STD008などの第2世代のCDMAシステムに基づく。現在、前述した二種類のシステムを調和(harmonization)させる一方で、これにより、二種類のシステム間の互換のための様々な技術が研究されている。そのうち、主要な一つは、移動端末(Mobile terminal、Mobile Station(MS)又はUser Equipment(UE)とも称する)が二つのシステム間を移動する時に発生する可能性があるハンドオーバー(handover)についての技術である。
ハンドオーバーは、移動端末がセルラー移動通信システムにおける一つのセルからもう一つのセルに移動する場合、ユーザが通話の中断なしに通信を可能にする技術である。ハンドオーバーはソフトハンドオーバー及びハードハンドオーバーを含む二種類の方式に分かれる。ソフトハンドオーバーによれば、二つ以上のセルが重なる領域で複数のチャンネルを用いて通信を行う間、いずれか一つのチャンネル品質が基準値以下に劣ると、該当チャンネルをドロップ(drop)する。ハードハンドオーバーによれば、セル間の移動時に、移動端末が以前のセルのチャンネルをドロップし、隣接セルへの接続を試みる。
非同期移動通信システム及び同期移動通信システムの両方と通信が可能なMMMB(Multi-mode and Multi-band)移動端末が、非同期移動通信システムから同期移動通信システムに移動する場合、ハードハンドオーバーが発生する。これは、前記移動端末が相異なる二つのシステムと同時にチャンネルを接続することが不可能なためである。通信中である移動端末は、受信されるパイロット信号の大きさが基準値以下となるか、基地局の要請が存在すれば、周辺セルに対する情報を測定して基地局に報告する。上述したように、周辺セルに対する情報を測定する動作を、セル探索(cell searching)と称する。この報告された測定情報は、移動端末が通信中に別のセルへ移動する場合に発生するハンドオーバーに対する判断情報として使用される。
通話中におけるハンドオーバーの指示は、同期移動通信システムの場合にはトラフィックチャンネルを通じて、そして非同期移動通信システムの場合には専用チャンネルを通じて移動端末に送信される。異機種システム間のハンドオーバー指示を受けた移動端末は、異機種RAT(Radio Access Technology)モードに変更してターゲットシステム(target system)にハンドオーバー完了を知らせ、システム間のハードハンドオーバーを遂行して通話を維持する。このような方式において、移動端末の異機種RATモードへの変更に数秒以上の時間がかかる場合、ハンドオーバー遂行時間が過度に長くなり、ターゲットシステムにおけるハンドオーバー完了メッセージの受信待機時間が満了してハンドオーバーに失敗する場合が発生する。
MMMB移動端末は、異機種システムのアクセスのために、RATモードを使用する。すなわち、WCDMAシステムとCDMAシステムとのセル間を移動するMMMB移動端末は、WCDMAモードとCDMAモードとを有し、アクセスしようとするシステムのRATに応じて前記モード間の切り換えを実行する。ハンドオーバーのために、移動端末は、接続可能なすべての異機種RATシステムを探索する。これは、移動端末でRATモード間の切り換えが頻繁に発生することを意味する。しかしながら、異機種モードのすべての通信モジュールが活性化されていても、ハンドオーバーが発生しなければ、二種類のモードの活性化により移動端末の電源消耗が不必要に増加する。
異機種システム間のハンドオーバーの際に、MMMB移動端末のRATモードへの切り換えに時間遅延が存在しないことが理想的である。しかしながら、通常のMMMB移動端末の場合、CDMAモードの活性化に少なくとも10秒以上の時間遅延が発生する。この活性化は、CDMA関連モデムの作動(enabling)、CDMAパイロット信号検索、同期メッセージ受信及びCDMA同期化過程を含む。一方、WCDMAモードの活性化にも類似した程度の時間がかかる。
かかるモード間の時間遅延により、ハンドオーバー遂行を決定した後、MMMB移動端末が別のRATモードを活性化してハンドオーバーを遂行する場合、ハンドオーバー遂行時間が過度に長くなる。ハンドオーバー遂行時間が過度に長くなる場合、ハンドオーバーが完了される前に、サービス進行中であるシステム信号が劣化して呼中断などのような通話に関する問題が発生するか、ハンドオーバーターゲットシステムが所定の時間内に移動端末からのハンドオーバー完了メッセージの受信に失敗してハンドオーバーの失敗をもたらす。
このような問題点を解決するために、ハンドオーバーを遂行する前に、MMMB移動端末が、ハンドオーバーの可能性を有する別のRATモードを活性化させることができる。しかしながら、この方法は、二つのRATモードが同時に活性化された状態で、ハンドオーバー条件が満たさなければ、移動端末の電源消耗量が不必要に増加する。
したがって、上述した問題点を解決するための本発明の目的は、MMMB移動端末が非同期移動通信システムと同期移動通信システムとの異機種動作モードを制御するための方法を提供することである。
本発明の他の目的は、非同期移動通信システム及び同期移動通信システム間のハンドオーバーの際に、移動端末の動作モードの活性/非活性をシステムで制御する方法を提供することである。
また、本発明の他の目的は、移動端末がハンドオーバー対象システムを判断できない場合、システム制御局の判断に応じて異機種システム間のハンドオーバーを遂行するための方法を提供することである。
このような目的を達成するために、本発明の第1の特徴による一実施形態は、相異なる無線アクセス技術を用いる異機種システム間のハードハンドオーバーを行うために、該相異なる無線アクセス技術を用いるソースシステム及びターゲットシステムにアクセス可能なMMMB移動端末のシステムモードを制御する方法であって、ソースシステムと通信している移動端末に関して、ターゲットシステムに関連したターゲットシステムモードの活性化条件を満たすか否かを判断するステップと、その活性化条件が満たされると、移動端末にターゲットシステムモードの活性化を指示する活性化指示メッセージを伝送するステップと、活性化指示メッセージを伝送した後、ターゲットシステムへのハンドオーバーが決定されると、該ターゲットシステムへのハンドオーバーを遂行するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明の第1の特徴による他の実施形態は、相異なる無線アクセス技術を用いる異機種システム間のハードハンドオーバーを行うために、該相異なる無線アクセス技術を用いるソースシステム及びターゲットシステムにアクセス可能なMMMB移動端末のシステムモードを制御する方法であって、移動端末と通信しているソースシステムから、ターゲットシステムに関連したターゲットシステムモードの活性化を指示する活性化指示メッセージを受信するステップと、その活性化指示メッセージに応答してターゲットシステムモードを活性化してターゲットシステムを探索するステップと、そのソースシステムからターゲットシステムへのハンドオーバーが指示されると、ターゲットシステムへのハンドオーバーを遂行するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明の第2の特徴による一実施形態は、相異なる無線アクセス技術を用いる異機種システム間のハードハンドオーバーを行うために、該相異なる無線アクセス技術を用いるソースシステム及びターゲットシステムにアクセス可能なMMMB移動端末のシステムモードを制御する方法であって、ソースシステムと通信している移動端末に、ターゲットシステムに関連したターゲットシステムモードの活性化又は非活性化条件を含む活性化/非活性化制御メッセージを伝送するステップと、移動端末からターゲットシステムモードを活性化したことを知らせる活性化イベント報告を受信するステップと、その活性化イベント報告を受信した後、ターゲットシステムへのハンドオーバーが決定されると、移動端末に関してターゲットシステムへのハンドオーバーを遂行するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明の第2の特徴による他の実施形態は、相異なる無線アクセス技術を用いる異機種システム間のハードハンドオーバーを行うために、該相異なる無線アクセス技術を用いるソースシステム及びターゲットシステムにアクセス可能なMMMB移動端末のシステムモードを制御する方法であって、移動端末と通信しているソースシステムからターゲットシステムに関連したターゲットシステムモードの活性化又は非活性化条件を含む活性化/非活性化制御メッセージを受信するステップと、ソースシステムの信号及びターゲットシステムの信号のうち、少なくとも一つを測定して活性化又は非活性化条件を満たすか否かを判断するステップと、その判断結果として活性化条件が満たされると、ターゲットシステムを探索するために、ターゲットシステムモードを活性化するステップと、ソースシステムからターゲットシステムへのハンドオーバーが指示されると、ターゲットシステムへのハンドオーバーを遂行するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によるハンドオーバー方式は、ハンドオーバー遂行時間を最小化し、ハンドオーバーの際に通話品質の低下を防止する一方、移動端末の電源消耗量を低減する。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。下記の説明において、本発明の要旨のみを明瞭にするために、関連した公知の機能や構成についての具体的な説明は、適宜省略する。また、後述する用語は本発明の全般的な理解のために定義されたものであり、従来の技術分野における通常の知識を持つ者により本発明が実現可能なのは明らかである。
次の本発明では、異機種間のハンドオーバーの際に、MMMB移動端末の異機種RATモードを活性化させた後、ハンドオーバーを行い、サービングシステムの制御局が、MMMB移動端末の異機種RATモード活性化を制御してシステムと移動端末との間のRATモード活性化判断を同期させる。すなわち、サービングシステムは、異機種間のハンドオーバーの際に、予めMMMB移動端末の異機種RATモードを活性化させることを指示し、予測される活性化にかかる時間以後、ハンドオーバー遂行を決定することにより、ハンドオーバー遂行にかかる時間を最少化する。
図1は、本発明の適用されるセルラー移動通信ネットワークの構成図を示す。
図1を参照すると、移動通信ネットワーク40の全体サービス領域は、複数の隣接するセル10a〜10gに分かれる。ここで、セル10a〜10gは六角形状を有するが、各セルは実際に電波の強度及び障害物の配置に応じて不規則な形状を有し、たいていの場合、隣接する別のセルと部分的に重なる(overlay)。各々のセル10a〜10gは、トラフィックチャンネルと制御チャンネルとを用いて移動端末30に通信サービスを提供する該当基地局20a〜20gに属する。
ここでは、区分して図示しないが、基地局20a〜20gは、接続される上位ネットワーク素子及び支援する無線伝送方式に応じて、非同期又は同期移動通信システムに分かれる。各々の基地局20a〜20gは、CDMA移動通信システムの場合には“基地局送受信機(Base Transceiver Subsystem:BTS)”と呼ばれ、WCDMA移動通信システムの場合には“ノードB(Node B)”と呼ばれるが、以下、共通に“基地局(BS)”と称する。移動端末30が、異機種システムに属する基地局の制御下で、セル間の重畳領域において移動するときにシステム間のハンドオーバーが発生する。
図示しないが、基地局20a〜20gは、CDMAシステムの場合には“基地局制御器(Base Station Controller:BSC)”、WCDMAシステムの場合には“無線網制御器(Radio Network Controller:RNC)”と呼ばれるネットワーク素子を通じて移動交換局(Mobile Switching Center:MSC)及びコアネットワーク(Core Network:CN)に接続される。基地局制御器及び無線網制御器は、セル間を移動する移動端末のハンドオーバーを決定する。基地局制御器及び無線網制御器は、以下、共通に“制御局(BSC)”と称し、制御局はセル間を移動する移動端末の通話及びハンドオーバーを決定し、RATモードを制御する。
図2は、本発明に適用される異機種システム間の重畳構造を示す。
図2を参照すると、移動端末30は、非同期基地局20aに属する第1のセル10aと同期基地局20bに属する第2のセル10bとの重畳領域において、第2のセル10bの方へ移動している。非同期基地局20aは、3GPP(3rd Generation Partnerships Project)規格の通常“UMTS”とも呼ばれるW(Wide)-CDMAネットワーク40aに接続される。同期基地局20bは、3GPP2規格のCDMAネットワーク40bに接続される。通常、セル10a,10bは該当する基地局20a,20bと同じ意味として使用される。
移動端末30は、3GPP規格の非同期(WCDMA)モードと3GPP2規格の同期(CDMA)モードとを支援する二重モード-二重帯域(multi mode and multi band:MMMB)移動端末である。図3は、本発明の一実施形態によるWCDMA及びCDMA兼用のMMMB移動端末の概略的な構造を示している。
図3を参照すると、MMMB移動端末は、WCDMA信号処理及びCDMA信号処理のための各々のRF(Radio Frequency)/IF(Intermediate Frequency)部54,60と、位相同期ループ(Phase Locked Loop:PLL)58,64と、モデム56,62とを含む。MMMB移動端末において、WCDMA信号処理及びCDMA信号処理のための素子は、制御部70、発振器66及びアンテナなどを共有して、RAT動作モードに応じてスイッチ52,68によって選択が可能となるように構成されている。
非同期(WCDMA)モードで動作する場合、第1及び第2のスイッチ52,68は、WCDMAモジュール54,46,58の方へ接続される。同期(CDMA)モードで動作する場合、第1及び第2のスイッチ52,68は、CDMAモジュール60,62,64の方へ接続される。
図1乃至図3は、異機種システムネットワークの全体的な構成とMMMB移動端末構造の一例を示し、本発明は前述した構成により制限されるものではない。例えば、MMMB移動端末は、RF/IF部分を共有しながら、モデム部分のみを別途に構成することができる。以下、本明細書において特別な言及がない限り、移動端末はMMMB移動端末のことを示すと理解すべきである。
図4は、典型的な異機種システム間のハンドオーバー過程を示す。ここでは、MMMB移動端末からなる使用者端末(UE)が、ソースシステムからターゲットシステムへハンドオーバーされる動作を示した。
図4を参照すると、移動端末は、ソースシステムと通話中であり、周期的に隣接するセルからの信号強度を測定してソースシステムに報告する。すると、ソースシステム、詳しくは、ソースシステムの基地局制御器又は無線ネットワーク制御器は、その報告に基づいて移動端末がターゲットシステムに異機種ハンドオーバーを遂行することを決定し(ステップ100)、移動端末が移動しようとするターゲットシステムにシステム間のハンドオーバーを要請する(ステップ102)。ターゲットシステムからシステム間のハンドオーバー応答が受信されると(ステップ104)、ソースシステムは、移動端末にハンドオーバーを命令する(ステップ106)。移動端末は、ソースシステムのRATモードを非活性化させ、ターゲットシステムのRATモードを活性化させてモード間の切り換えを遂行した後、ターゲットシステムにアクセスしようと試みる(ステップ108)。ターゲットシステムのアクセスに成功すれば、移動端末は、ターゲットシステムにハンドオーバー完了を報告する(ステップ110)。
しかしながら、図4のようなハンドオーバー過程は、上述したように、ステップ108において、モード間の切り換えを遂行するのに多くの時間がかかる。したがって、本発明の好ましい実施形態では、ソースシステムでハンドオーバーを決定する前に、移動端末にターゲットシステムのRATモードを活性化させることを指示する。
図5は、本発明の好ましい実施形態による異機種システム間のハンドオーバー過程を示す。図5を参照すると、ソースシステムは、ハンドオーバーの決定を問わず、移動端末にターゲットシステムのRATモードを活性化させることを指示する(ステップ200)。ターゲットシステムへのハンドオーバーが決定されると(ステップ202)、ソースシステムは、移動端末が移動しようとするターゲットシステムにシステム間のハンドオーバーを要請する(ステップ204)。ターゲットシステムからシステム間のハンドオーバー応答が受信されると(ステップ206)、ソースシステムは、移動端末にハンドオーバーを命令する(ステップ208)。すると、移動端末は、既にターゲットシステムのRATモードが活性化されているため、モード間の切り換えを遂行せず直ちにターゲットシステムにアクセスしようと試みる。ターゲットシステムのアクセスに成功すれば、移動端末は、ターゲットシステムにハンドオーバー完了を報告する(ステップ210)。
「1.活性化/非活性化」
上述したように、ステップ200でソースシステムが移動端末に異機種モードの活性化を指示することに関して、本発明は、二種類の実施形態を提案する。その一つの実施形態では、ソースシステムが移動端末に異機種モードの活性化又は非活性化を直接指示する。もう一つの実施形態では、ソースシステムが移動端末に異機種モード活性化/非活性化条件を提供し、移動端末は、その条件が満たされると、異機種モードの活性化又は非活性化を遂行した後、その結果をソースシステムに報告する。
以下、上述した二つの実施形態について説明する。
図6は、本発明の第1の実施形態による異機種モード活性化/非活性化制御過程を示したメッセージフローチャートである。
図6を参照すると、ソースシステムの制御局、すなわち、WCDMAシステムの場合には無線ネットワーク制御器(RNC)、そしてCDMAシステムの場合には基地局制御器(BSC)が、現在通信中の移動端末(UE)に対して異機種モードの活性化又は非活性化を決定する。異機種モードの活性化又は非活性化を決定する具体的な実施形態については後述する。活性化又は非活性化が決定されると、制御局は、移動端末に異機種活性化/非活性化指示メッセージを伝送する(ステップ302)。その指示メッセージは、活性化又は非活性化しようとするターゲットシステムを明示する。移動端末は2階層の応答(L2 acknowledge)をソースシステムに伝送して該当異機種モードを活性化又は非活性させる。
下記の表1は、異機種活性化/非活性化指示メッセージの構成を示す。
Figure 2007524326
ここで、“MP”は“必須提示(Mandatory present)”を意味する。
表1に示したように、異機種活性化/非活性化指示メッセージは、“Other RAT identity”フィールドと“Activation”フィールドとからなる。ソースシステムの制御局は、活性化又は非活性化しようとするターゲットシステムを異機種活性化/非活性化指示メッセージの“Other RAT(Radio Access Technology) identity”フィールドに明示する。活性化/非活性化指示有無は“Activation”フィールドに明示される。
WCDMA制御局(すなわち、RNC)が通話中である移動端末をCDMAネットワークにハンドオーバーさせようとするとき、WCDMA制御局は、移動端末に異機種モード活性化指示メッセージを伝送する。この際、異機種活性化/非活性化指示メッセージの“Other RAT identity”を“CDMA2000”に設定し、“Activation”は“activate(1)”に設定する。WCDMAシステムと通話中である移動端末は、異機種モード活性化指示メッセージに応じてWCDMA制御局に応答を伝送した後、CDMAモデムを動作可能にし(enable)、CDMAセル探索過程を行う。
WCDMA制御局が、CDMAモードで活性化された移動端末に対してCDMAシステムへのハンドオーバー遂行を中止しようとする場合、移動端末に異機種モード非活性化指示メッセージを伝送する。このとき、異機種活性化/非活性化指示メッセージの“Other RAT identity”を“CDMA2000”に設定し、“Activation”は“deactivate(0)”に設定する。CDMAモード活性化が進行中であるか、CDMAモード活性化を完了した移動端末は、異機種モード非活性化指示メッセージに応答してCDMAモデムの動作を中止し(disable)、RNCに応答を伝送した後、WCDMAモードのみで動作する。
WCDMA制御局は、CDMAモード活性化の指示後、所定の時間T1が経過する前にはCDMAシステムへのハンドオーバーを遂行しない。この所定の時間T1は、移動端末がCDMAモードを活性化し、CDMAシステムの同期を獲得するのにかかると予測される時間であって、実測によって決定される。例えば、時間T1は略10秒である。時間T1が経過した後、WCDMA制御局は、CDMAシステムへのハンドオーバー遂行有無を決定する。CDMAシステムへのハンドオーバーをそれ以上遂行しないとする場合、WCDMA制御局は、異機種活性化/非活性化指示メッセージの“Activation”を“deactivate(0)”に設定して伝送することにより、移動端末のCDMAモードを非活性化させる。
図7は、本発明の第2の実施形態による異機種モード活性化/非活性化制御過程を示したメッセージフローチャートである。
図7を参照すると、ソースシステムの制御局、すなわち、WCDMAシステムの場合には無線ネットワーク制御器(RNC)、そしてCDMAシステムの場合には基地局制御器(BSC)が、現在通信中の移動端末(UE)に、異機種モード活性化及び非活性化条件を異機種活性化/非活性化制御メッセージを用いて予め提供する(ステップ400)。移動端末は、ソースシステムの信号及びターゲットシステムの信号を参照して活性化/非活性化条件を判断する(ステップ402)。ここで、活性化/非活性化の条件を判断するのに、ターゲットシステムの信号としてRSSI(Received Signal Strength Indicator)を使用するが、移動端末は、ターゲットシステムに関連したモジュールを活性化せず、ターゲットシステムの信号を測定することができる。
仮に、活性化又は非活性化が必要であると判断されると、移動端末は、モード切り換えを開始しながら、ソースシステムに活性化/非活性化の開始を報告する(ステップ404)。ここで、システム設計者の選択に応じてステップ404は省略が可能である。モード切り換えが完了すると(ステップ406)、移動端末は、ソースシステムに活性化/非活性化の完了を報告する(ステップ408)。
次の表2は、異機種モード活性化/非活性化制御メッセージの構成を示す。
Figure 2007524326
ここで、“OP”は“任意提示(Optional Present)”を意味する。
以下、異機種モード活性化/非活性化制御メッセージの各フィールドを説明すると、次のとおりである。
“Other RAT identity”フィールドは、活性化又は非活性化しようとする異機種システムの種類を示す。例えば、“0”はGSMを示し、“1”はCDMA2000を示し、“2”はWCDMAを示す。
“Reporting Time”フィールドは、移動端末で活性化/非活性化イベントを報告する時点を示す。“start(0)”は、活性化/非活性化の開始時点に報告することを指示し、“complete(1)”は、活性化/非活性化の完了時点に報告することを指示し、“start and complete(2)”は、活性化/非活性化の開始及び完了時点に報告することを指示する。
“Event Identity”フィールドは、“Other RAT Identify”フィールドに指示された異機種モードの活性化/非活性化指示有無を示す。“deactivate(0)”は、“Other RAT Identity”に指示された異機種モードの非活性化を示し、“activate(1)”は“Other RAT Identity”に指示された異機種モードの活性化を示す。一つあるいは二つの“Event Identity”フィールドが存在することができ、“>”で表示されたサブフィールドは“Event Identity”フィールドに対してそれぞれ存在する。“0”の値を有する“Event Identity”フィールドに従うサブフィールドは非活性化条件を示し、“1”の値を有する“Event Identity”フィールドに従うサブフィールドは活性化条件を示す。
“Own System Criteria”フィールドは、“Own System Threshold”フィールドが存在する場合に使用される。“greater than threshold(0)”は、移動端末で現在サービス中のシステム信号の測定結果が“Own System Threshold”フィールドに指定された値を超える場合、“Event Identity”フィールドによるイベントを遂行することを指示する。“smaller than threshold(1)”は、移動端末で現在サービス中のシステム信号の測定結果が“Own System Threshold”フィールドに指定された値未満の場合、“Event Identity”フィールドによるイベントを遂行することを指示する。
“Own System Threshold”フィールドは、移動端末が現在サービス中のシステムの信号測定結果に応じて活性化/非活性化イベントを遂行するか否かを判断する基準となるソースシステムしきい値を示す。“Own System Threshold”フィールドは、システム信号のRSSIやCPICH(Common Pilot Channel)のRSCP(Received Signaling Code Power)を測定する場合にはdBm単位を有し、CPICHの雑音対チップエネルギー(Ec/No)の場合にはdB単位を有する。すなわち、移動端末は、現在サービス中のセルからの信号強度、すなわち、RSSIまたはRSCPを測定して“Own System Threshold”フィールドに指示された値と比較することにより、活性化/非活性化遂行を決定する。
“Other System Threshold”フィールドは、ターゲットシステムのRSSI測定結果に応じて活性化/非活性化イベントを判断するためのターゲットシステムに適用されるしきい値を示す。
“Own System Measurement Quantity”フィールドは、現在サービス中のシステムの信号測定対象としてRSSI(0)、CPICHのEc/No(1)、CPICHのRSCP(2)及び経路損失(3)のうち、一つを指定する。
“Other System Measurement Quantity”フィールドは、移動端末でターゲットシステムの信号測定対象を指定する。表2の場合、異機種モードを活性化する前に、移動端末は、ターゲットシステムのRSSIのみを測定するように指定される。
“Measured Own Cell List”フィールドは、“Own System Threshold”によって“Other RAT identity”フィールドに定義されたモードの活性化/非活性化を制御する場合、ソースシステムの信号測定に必要なソースシステムのセル情報を含む。“Measure Own Cell List”フィールドは、“Own System Threshold”フィールドが存在し、“Own System Measurement Quantity”フィールドがRSSIを指定しない場合、MP(Mandatory Present)である。これは、RSSIの場合、移動端末が特定のセルに対する情報なしにサービス中である周波数の受信信号強度のみを測定するからである。
“Measured Own Cell List”の構成例を次の表3に示した。
Figure 2007524326
表3に示したように、“Measured Own Cell List”は、各セルに対するPrimary CPICHの情報として、プライマリースクランブリングコードと周波数情報とを含む。
下記の表4は、異機種モード活性化/非活性化報告メッセージの構成を示す。
Figure 2007524326
表4に示した異機種モード活性化/非活性化報告メッセージを構成するフィールドのうち、“Other RAT Identify”フィールド、“Event Identity”フィールド及び“Reporting Time”フィールドは、異機種モード活性化/非活性化制御メッセージのフィールドと同一である。“Other System Measured Result”フィールドは、移動端末で測定したターゲットシステムのRSSI値(dBm)を示し、“Own System Measured Result”フィールドは、移動端末で測定したソースシステムのRSSI値(dBm)、RSCP値(dBm)或いはEc/No値(dB)を示す。
異機種モード活性化/非活性化条件は、現在サービス中のシステム(すなわち、ソースシステム)の信号強度/又はターゲットシステムのRSSIに応じて決定される。移動端末は、異機種モード非活性化状態で、隣接セル情報と周波数情報とを用いて隣接するセルのRSSI値を測定する。
例えば、WCDMAシステムと通信している移動端末がCDMAセル信号のRSSIを測定できなければ、WCDMA制御局は“Own System Threshold”フィールドによって定められるソースシステムしきい値のみを用いるように決定する。一方、移動端末がCDMAセル信号のRSSIを測定できれば、WCDMA制御局は“Other System Threshold”フィールドによって定められるターゲットシステムしきい値を用いるか、あるいは、ソースシステムしきい値とターゲットシステムしきい値との両方を用いるように決定する。
“Own System Criteria”フィールドは、異機種システム間の境界において、移動端末がセルの縁部(すなわち、信号測定値がしきい値未満)で異機種モードを活性化させるか、あるいは、セルの中央部(すなわち、信号測定値がしきい値を超える)で異機種モードを活性化させるかを制御する。
例えば、“Own System Measurement Quantity”フィールドが CPICH Ec/No(1)又はRSCP(2)を示し、WCDMAサービス領域の境界に属するセルの縁部で移動端末のCDMAモードを活性化させようとする場合、WCDMA制御局は、“Own System Criteria”フィールドをsmaller than threshold(1)に設定する。WCDMAサービス領域の境界に該当するセルの中央部で移動端末のCDMAモードを活性化させようとする場合、WCDMA制御局は、“Own System Criteria”フィールドをgreater than threshold(0)に設定する。
もう一つの例として、“Own System Measurement Quantity”フィールドがPath-loss(3)を示し、WCDMAサービス領域の境界に該当するセルの縁部で移動端末のCDMAモードを活性化させようとする場合、WCDMA制御局は、“Own System Criteria”フィールドをgreater than threshold(0)に設定する。WCDMAサービス領域の境界に属するセルの中央部で移動端末のCDMAモードを活性化させようとする場合、WCDMA制御局は、“Own System Criteria”フィールドをsmaller than threshold(1)に設定する。
“Own System Threshold”フィールドによって定められるソースシステムしきい値を用いて異機種モードの活性化/非活性化を制御しようとする場合、活性化及び非活性化条件は、次のとおりである。
まず、活性化条件について説明する。
“Own System Measurement Quantity”フィールドが CPICH RSCP(2)又はCPICH Ec/No(1)を示すと共に、“Measured Cell”フィールドがダミーセル(dummy cell)のみを含む場合、移動端末は、現在サービス中のソースシステムの信号、すなわち、“Measured Cell”フィールドで指定されたダミーセル信号が、トリガー時間(Time to Trigger)の間、しきい値を超えると、異機種モードを活性化する。“Measured Cell”フィールドが境界セル(border cell)のみを含む場合、境界セルの縁部でハンドオーバーを始めるか、境界セルの中央部でハンドオーバーを始めるかに応じて、“Own System Criteria”フィールドは、greater than threshold(0)あるいはsmaller than threshold(1)に設定される。“Own System Criteria”フィールドが、greater than thresholdであれば、“Measured Cell”フィールドで指定されたソースシステムセルの信号強度が、トリガー時間の間、しきい値を超える場合、異機種モードが活性化される。“Own System Criteria”フィールドが、smaller than thresholdであれば、“Measured Cell”フィールドで指定されたソースシステムセルの信号強度がしきい値より小さい場合、異機種モードが活性化される。
“Own System Measurement Quantity”がPath-lossを示す場合、Path-loss値が小さい値であるほど、移動端末で受信される信号品質は優れるため、CPICH RSCPやEc/Noを使用する場合と反対になる。
次に、非活性化条件について説明する。
非活性化イベントの“Own System Criteria”フィールドが greater than threshold(0)の場合、移動端末は、“Measured Cell”フィールドで指定されたセルの信号強度が、トリガー時間の間、しきい値を超えると、異機種モードを非活性化する。非活性化イベントの“Own System Criteria”フィールドが smaller than threshold(1)の場合、移動端末は、“Measured Cell”フィールドで指定されたセルの信号強度が、トリガー時間の間、しきい値未満であれば、異機種モードを非活性化する。
“Own System Measurement Quantity”フィールドが、RSSI(0)を示さない場合、すなわち、CPICH RSCP(2)やEc/No(1)、Path-loss(3)であれば、移動端末は、“Measured Cell”フィールドで指定された隣接セルの CPICH RSCPやEc/Noを測定して活性化及び非活性化条件を検査する。但し、“Own System Measurement Quantity”フィールドがRSSI(0)を示す場合、隣接セルの信号を測定する必要はない。
以下、“Other System Threshold”フィールドによって指示されるターゲットシステムしきい値を用いて異機種モードの活性化/非活性化を制御しようとする場合の活性化及び非活性化条件について説明する。この場合、ハンドオーバーターゲットシステムから受信される信号のRSSI測定値に応じて異機種モードの活性化又は非活性化を判断する。
ハンドオーバーターゲットシステムのRSSI測定値MOTHERが、所定のトリガー時間までにターゲットシステムしきい値TOTHERを超えるとき(MOTHER>TOTHER)、移動端末は異機種モードを活性化する。ハンドオーバーターゲットシステムのRSSI測定値MOTHERが、所定のトリガー時間までの間、ターゲットシステムしきい値TOTHER未満の場合(MOTHER<TOTHER)、移動端末は異機種モードを非活性化する。
つまり、ソースシステムしきい値とターゲットシステムしきい値との両方を用いて異機種モードの活性化/非活性化を制御しようとする場合、移動端末は、ソースシステムの測定値及びターゲットシステムの測定値をソースシステムしきい値及びターゲットシステムしきい値とそれぞれ比較して、上述した条件を同時に満たす場合、異機種モードの活性化又は非活性化を遂行する。
WCDMAあるいはCDMAシステム制御局は、異機種モード活性化/非活性化制御メッセージを通じてシステムと現在通信している移動端末のモード切り換え条件を制御する。通信中の移動端末は、異機種モード活性化/非活性化制御メッセージを受けると、そのメッセージの各情報を格納し、該当条件に応じてソースシステム信号及び/又はターゲットシステム信号の測定を遂行する。
また、移動端末は、測定された結果に応じて制御メッセージによって指定された条件を判断し、その条件が満たされると、異機種モードの活性化又は非活性化を遂行する。活性化/非活性化を遂行するか否かは、異機種モード活性化/非活性化報告メッセージを用いてシステム制御局に報告される。
仮に、“Reporting Time”フィールドがstart(0)である場合、移動端末は、活性化/非活性化の開始時に活性化/非活性化イベントを報告する。“Reporting Time”フィールドがcomplete(1)である場合、移動端末は、活性化/非活性化の完了後に活性化イベントを報告する。“Reporting Time”フィールドがstart and complete(‘2’)である場合、移動端末は、活性化/非活性化開始時及び完了後にそれぞれ活性化/非活性化イベントを報告する。
システム制御局は、移動端末から活性化イベントを報告されると、異機種ターゲットシステムへのハンドオーバーを進行する。
「2.活性化/非活性化の判断」
本発明の好ましい実施形態では、異機種システム間の境界領域でハンドオーバーを決定するための情報として、境界セル情報又はダミーセル信号を用いる。
境界セルとは、一つのRATシステムのサービス領域の境界で、もう一つのRATシステムのサービス領域と隣接するセルのことを示す。ダミーセルとは、例えば、WCDMAサービス領域と隣接するCDMAサービス領域に、WCDMAダウンリンク共通チャンネル信号を伝送するセルのことを示す。例えば、WCDMAダミーセルは、WCDMAダウンリンク共通チャンネルであるP-SCH(Primary Synchronization Channel)、S-SCH(Secondary Synchronization Channel)及びP-CPICH(Primary Common Pilot Channel)の信号を伝送する。
図8は、本発明に適用可能なWCDMAシステムとCDMAシステムのネットワーク構成例を示す。
図8を参照すると、セルA,B,CはWCDMAサービス領域に属し、セルD,E,F,G,FはCDMAサービス領域に属する。セルAはセルDと重なるため、セルAとセルDは異機種システム間のサービス重畳地域に属する重畳セルとなる。セルBは、WCDMAサービス領域に属しながら、CDMAサービス領域に隣接するため、境界セルとなる。セルCはセルFと同じ位置にあり、WCDMAに割り当てられた周波数チャンネルを介してWCDMAダウンリンク共通チャンネルの信号を伝送するダミーセルである。
図6を参照して説明した第1の実施形態の場合、ソースシステムは、境界セル情報を用いて移動端末の異機種活性化/非活性化を判断する。図7を参照して説明した第2の実施形態の場合、移動端末は、ダミーセル信号を用いて異機種活性化/非活性化を直接的に判断する。
以下、上述した実施形態を区分して説明する。
図9は、本発明の第1の実施形態による異機種システム間のハンドオーバー過程を説明するための図である。
図9を参照すると、移動端末は、ハンドオーバーしようとする異機種システム(すなわち、ターゲットシステム)に関連したモジュールをターンオフさせたまま、すなわち、ターゲットシステムモードを非活性化させた状態で、ソースシステムと通信をしている(ステップ502)。移動端末が境界セルBに進入すると、第1の段階(ステップ504)が始まる。第1の段階(ステップ504)において、ソースシステムの制御局(WCDMAシステムの場合はRNC、CDMAシステムの場合はBSC)は、ハンドオーバーを遂行する前に移動端末にターゲットシステムと関連したモジュールを動作可能にすることを、すなわち、ターゲットシステムモードを活性化させることを指示する。第2の段階(ステップ506)において、ソースシステムの制御局は、所定の時間T1の間待つ。その時間T1は、移動端末がターゲットシステムのモジュールを活性化し、ターゲットシステムの同期獲得にかかると予測される時間であって、実測によって決定される。
時間T1の経過後に、制御局は、移動端末が依然として境界セルBに位置するか否かを判断する。仮に、移動端末が依然として境界セルBに位置すれば、制御局は、ターゲットシステムへのハンドオーバーを遂行する。一方、時間T1が満了する前に、移動端末が境界セルBから外れて重畳セルAに戻ると、制御局は、移動端末にターゲットシステムと関連したモジュールを非活性化することを指示する。
図10は、本発明の第1の実施形態による境界セル情報を用いた異機種システム間のハンドオーバー過程を示したメッセージフローチャートである。
図10を参照すると、ソースシステムは、トラフィック状態の移動端末が通信接続可能なすべてのセル、すなわち、すべての活性セルが境界セルであるか否かを検査する(ステップ510)。仮に、すべてのセルが境界セルであれば、ソースシステムは、ターゲットシステムへのハンドオーバーを用意するために、移動端末に異機種モード活性指示メッセージを伝送してターゲットシステムモードの活性化を指示する(ステップ512)。移動端末は、その異機種モード活性化指示メッセージに応答してターゲットシステムに関連したモジュールを活性化させ、モデム及びソフトウェアを初期化してターゲットシステムのセルを探索し始める(ステップ514)。
ソースシステムは、このような異機種活性指示メッセージを伝送した後に、所定の時間T1の間待つ(ステップ516)。その時間T1が満了すると、ソースシステムは、移動端末の活性セルに依然として境界セルが含まれているか否かを検査する(ステップ518)。仮に、活性セルに境界セルが含まれていなければ、ソースシステムは、移動端末に異機種モード非活性化指示メッセージを伝送し(ステップ520)、移動端末は、その異機種モード非活性化指示メッセージに応答してターゲットシステムに関連したモジュールを非活性化させる(ステップ522)。
一方、少なくとも一つの境界セルが依然として活性セルに含まれていると、ソースシステムは、少なくとも一つの境界セルと隣接するターゲットシステムのセルへハンドオーバーを遂行することを決定し、ターゲットシステムにシステム間のハンドオーバーを要請する(ステップ524)。ターゲットシステムからシステム間のハンドオーバー応答が受信されると(ステップ526)、ソースシステムは移動端末にハンドオーバーを命令する(ステップ528)。移動端末は、モード間の切り換えを遂行せず、直ちにターゲットシステムにアクセスしようと試みる。ターゲットシステムのアクセスに成功すれば、移動端末は、ターゲットシステムと接続してハンドオーバー完了を報告する。
図11は、本発明の第2の実施形態による異機種システム間のハンドオーバー過程を説明する図である。ここでは、一例として、WCDMAシステムのサービス領域からCDMAシステムのサービス領域にハンドオーバーを遂行する過程を示した。
図11を参照すると、移動端末は、ダミーセルCから伝送されるターゲットシステムのダミーセル信号、例えば、ターゲットシステムがCDMAシステムの場合、CDMAダウンリンク共通チャンネル信号であるP-CPICH信号を感知する。仮に、ダミーセル信号が所定のしきい値を超えると、移動端末は、ターゲットシステムに関連したモジュールを活性化させる(ステップ602)。そのターゲットシステムモジュールの活性化が完了すると、移動端末はダミーセル信号を連続して監視する。ダミーセルからの信号強度が、ソースシステムの信号強度より大きくなければ、移動端末は、ダミーセルと同じ位置にあるターゲットシステムのセルへのハンドオーバーを遂行する(ステップ604)。
一方、ターゲットシステムモジュールが活性化された後、所定の時間T2の間、前記ダミーセル信号がソースシステムの信号強度より大きくならないとしても、しきい値を連続して超える場合、移動端末は、ソースシステムの制御下で、ダミーセルと同じ位置にあるターゲットシステムのセルへのハンドオーバーを遂行する(ステップ606)。これは、ターゲットシステムモジュールの活性化状態を維持することによる移動端末の不必要な電源の浪費を防止するためである。すなわち、時間T2は、移動端末が、二つのRATモードを同時に活性化させることを許容する最大時間であって、上述した時間T1より大きい値を有する。
時間T2が満了する前に、ダミーセル信号がしきい値より小さくなるか、移動端末が境界セルBから重畳セルに戻る場合、移動端末は、ターゲットシステムに関連したモジュールを再び非活性化させる(ステップ608)。
図12は、本発明の第2の実施形態によるダミーセル信号を用いた異機種システム間のハンドオーバー過程を示したメッセージフローチャートである。
図12を参照すると、トラフィック状態の移動端末(UE)が境界セルに進入すれば、ソースシステムの制御局は、移動端末にダミーセル信号のしきい値に応じる活性化/非活性化条件情報を含む異機種活性/非活性制御メッセージを伝送する(ステップ610)。移動端末は、現在ターゲットシステムのモードが非活性状態にあるか否か、ダミーセルの受信信号強度が前記異機種活性/非活性制御メッセージによって指定されたターゲットシステムしきい値を超えるか否かを判断する(ステップ612)。このような条件が満たされると、移動端末は、ターゲットシステムに関連したモジュールを活性化させ、モデム及びソフトウェアを初期化してターゲットシステムのセル探索を始める(ステップ614)。移動端末は、異機種モードが活性化されたことをソースシステムに報告する(ステップ616)。上述したように、ステップ616は省略が可能である。
ソースシステムは、移動端末にダミーセル信号の測定値を報告することを指示する(ステップ618)。WCDMAシステムの場合、ステップ618では、RRC(Radio Resource Control) Measurement Controlメッセージが使用される。移動端末は、RRC Measurement Controlメッセージに応じてダミーセル信号の測定値を連続してあるいはイベント発生時ごとに報告する(ステップ620)。
移動端末は、ターゲットシステムのモードが活性状態であるか、異機種モードの非活性化条件が満たされるか否かを判断する(ステップ622)。すなわち、移動端末は、ダミーセルの信号強度が上記ターゲットシステムしきい値より小さいか否かを判断する。仮に、ダミーセルの信号強度が、そのターゲットシステムしきい値より小さければ、移動端末は、ターゲットシステムに関連したモジュールを非活性化させ、ソースシステムに異機種モードが非活性化されたことを報告する(ステップ624)。
一方、移動端末からの異機種モードの非活性化報告が存在しなければ、ソースシステムは、移動端末が異機種モードの活性化を報告してから所定の時間T1を待った後、移動端末により感知されるダミーセルが最上のセルであるか否かを判断する(ステップ626)。ここで、所定の時間T1は、移動端末が異機種モードを活性化するのにかかると予測される時間であって、略10秒となる。また、最上のセルとは、移動端末が感知可能なすべての活性セルのうち、最大の信号強度を有するものを意味する。
仮に、ダミーセルが最上のセルであれば、ソースシステムは、ダミーセルと同じ位置にあるターゲットシステムのセルへハンドオーバーを遂行することを決定する(ステップ628)。一方、ダミーセルが最上のセルでなければ、ソースシステムは、移動端末が異機種モードの活性化を報告した後、所定の時間T2が経過したか否かを判断する(ステップ630)。その時間T2は、移動端末がハンドオーバーを遂行しない状態で、異機種モードを活性化することを許容する最大の時間を意味する。このダミーセルが最上のセルでないとしても、ダミーセルの信号強度がターゲットシステムしきい値を超えながら、所定の時間T2が満了すると、ソースシステムは、隣接するターゲットシステムのセルへハンドオーバーを遂行することを決定する(ステップ632)。この際、ソースシステムは、移動端末が現在位置した境界セルと同じ位置にある(co-located)ターゲットシステムのセルへのハンドオーバーを決定する。すなわち、ソースシステムは、時間T2が満了するまで、移動端末から異機種モードの非活性化報告が受信されなければ、ステップ632に進行する。
ソースシステムは、ターゲットシステムにシステム間のハンドオーバーを要請する(ステップ634)。ターゲットシステムからシステム間のハンドオーバーの要請に対する応答が受信されると(ステップ636)、ソースシステムは、移動端末にハンドオーバーを命令する(ステップ638)。移動端末は、モード間の切り換えを遂行せず、直ちにターゲットシステムにアクセスしようと試みる。ターゲットシステムのアクセスに成功すれば、ステップ640で、移動端末はターゲットシステムに接続してハンドオーバー完了を報告する。
上述した実施形態において、ソースシステムの制御局は、移動端末により感知されたセルが境界セルであるか、ダミーセルであるかを既に認知していると仮定した。しかしながら、移動端末が、制御局間のハンドオーバーを遂行する場合、移動端末の通信及びハンドオーバーを制御する制御局と、移動端末が実際に位置する制御局とが異なることもある。
一つのRATシステムのサービス領域内で、移動端末が一つの制御局のサービス領域から別の制御局のサービス領域に移動する場合、ソース制御局は、ターゲット制御局を通じて移動端末の通信及びハンドオーバーを連続して制御する。このとき、ターゲット制御局が異機種システムと隣接する場合、ソース制御局は、その移動端末のハンドオーバーを制御するために、ターゲット制御局の境界セル及びダミーセル情報を提供される。
図13は、本発明の好ましい実施形態による制御局間のハンドオーバー状態における異機種システムへのハンドオーバー過程を説明する図である。
図13を参照すると、サービング制御局(Serving RNC:SRNC)782は、移動端末(UE)730と最初に呼(call)を接続した制御局であり、ドリフト制御局(Drift RNC:DRNC)784は、基地局720aを通じて移動端末730と現在呼を接続している制御局である。ここで、基地局720aは“Iub”と呼ばれるインターフェースを通じてDRNC784に接続され、DRNC784は“Iur”と呼ばれるインターフェースを通じてSRNC782に接続され、SRNC782は“Iu”と呼ばれるインターフェースを通じてコアネットワーク(Core Network:CN)780に接続される。
移動端末730は、DRNC784に属する基地局720aのサービス領域710aと、隣接するCDMAサービス領域のセル710bとの間の境界地域に位置している。SRNC782は、DRNC784に属する境界セルとダミーセルの情報及び同じ位置にあるCDMAセルの情報を有する。
DRNC784に属するセル720aが、移動端末730の活性セルのセット(Active Set)に加えられる時点において、SRNC782は、DRNC784からセルが加えられる活性セルのセットの隣接セル情報を受信して更新する。ここで、隣接セル情報は、移動端末730の活性セルのセットに属する境界セル及びダミーセルの情報を含む。すなわち、DRNC784は、該隣接セル情報をSRNCに伝送するとき、該当隣接セルが境界セル又はダミーセルであるかを示すセル種類情報を含む。下記の表5に隣接セルに対する情報構成の一例を示した。
表5に示したように、隣接セル情報は、DRNCを示す12ビットのRNC識別子(RNC-ID)と、隣接セルに対する16ビットのセル識別子(C-ID)と、各隣接セルのプライマリースクランブリングコードと、各隣接セルの使用可能有無を示す状態制限指示子と、各隣接セルの種類を示すセル構成情報とを含む。隣接セルの種類としては、普通のセル、境界セル及びダミーセルなどがある。
Figure 2007524326
このような隣接セル情報は、DRNCからSRNCに伝送する RNSAP(Radio Network Service Access Point) Radio Link Addition Responseメッセージ又は RNSAP Radio Link Setup Responseメッセージに含まれて伝送される。SRNCは、隣接セル情報によって移動端末の接近する隣接セルが境界セル又はダミーセルであるかを確認し、これにより、ハンドオーバーの遂行有無を決定することができる。
制御局間のハンドオーバーの際に、SRNCはDRNCに RNSAP Radio Link Setup Request メッセージ、あるいは、RNSAP Radio Link Addition Request メッセージを伝送してDRNC内のセルにハンドオーバー資源設定を要請する。DRNCは、Request メッセージによって指定されたセルにトラフィックチャンネルを割当てることを指示した後、SRNCにRNSAP Radio Link Setup Response メッセージ、あるいは、RNSAP Radio Link Addition Response メッセージを伝送することにより、その要請に応答する。
表5には、各隣接セルの種類を示すセル構成情報フィールドを示したが、これは、隣接セル情報の構成変更及び追加ビットの負担が発生することを意味する。したがって、このような負担を取り除くための変形実施形態について後述する。
一変形実施形態において、各隣接セルが、16ビットの各セル識別子の最上位2ビットを用いて、境界セルであるか、あるいはダミーセルであるかを表示する。すなわち、最上位ビット(ビット15)が1であれば、隣接セルはダミーセルを示し、次の上位ビット(ビット14)が1であれば、隣接セルは境界セルを示す。別の変形実施例においては、制限状態指示子を用いる。すなわち、セル識別子の場合と同様に、制限状態指示子の一部ビットを用いて各隣接セルがダミーセルであるか、境界セルであるかを示す。
また、DRNC784は、隣接セル情報とともに、境界セル及びダミーセルと同じ位置にある異機種セルに対する情報をSRNC782に提供する。これは、SRNC782が異機種システムへのハンドオーバーを進行するように提供される。
下記の表6は、WCDMAシステムのための異機種セル情報構成の一例を示す。ここでは、隣接するCDMAシステムのセル情報を示した。
Figure 2007524326
表6に示したように、異機種セル情報は、隣接異機種セルが属するネットワーク識別子であるPLMN(Public Land Mobile Network)識別子(PLMN-ID)と、隣接異機種セルが属する移動交換局(MSC: Mobile Switching Center)識別子(MSC-ID)と、各々の隣接セルを示す基地局識別子(BS-ID)と、各基地局に対するパイロットPN(Pseudo-random Noise)オフセットと、ダウンリンク周波数帯域とを含む。基地局識別子(BS-ID)は、基地局制御器識別子(BSC-ID)と、基地局送受信機(BTS: Base Station Transceiver)識別子(BTS-ID)と、周波数チャンネル(FA: Frequency Assignment)識別子(FA-ID)と、セクター識別子(Sector-ID)とを含む。
上述したような情報に基づいて、SRNC782は、移動端末がハンドオーバーするターゲットセルを認知し、そのターゲットセルの制御局(すなわち、ターゲットシステム制御局)に、ターゲットセルへの異機種システム間のハンドオーバーを要請する。
以下、上述したような本発明の代表的な実施形態から得られる効果を簡単に説明すると、次のとおりである。
異機種システム間のハンドオーバーを目指す本発明では、システム制御局が移動端末の異機種モード活性化/非活性化を制御して、ハンドオーバーを遂行する前に予め移動端末の異機種モードを活性化させ、活性化が完了した後でハンドオーバーを遂行し、それにより移動端末の異機種間のハンドオーバー遂行時間を最小化する。これは、ターゲットシステムでハンドオーバー完了待機時間満了によるハンドオーバーの失敗を防止する。また、ハンドオーバー遂行にかかる最小時間は、現在サービス中であるシステムの信号劣化によるハンドオーバー失敗又は通話品質低下を防止する。従来のハンドオーバー方式では、ハンドオーバーが遂行されない場合でも、移動端末の異機種モードを活性化して二種類のモードを同時に活性化することにより、電源消費量が増加する。一方、本発明では、移動端末の異機種モード活性化/非活性化状態と持続時間とをシステム制御局において認識できるため、従来のような電源消耗量の増加を防止することが可能である。さらに、本発明は、制御局間のハンドオーバー状態でも、ダミーセル情報及び境界セル情報を用いてシステム間のハンドオーバーを効率的に遂行することができる。
本発明は、IMT-2000 WCDMAシステムとCDMA2000システムとの間のハンドオーバーの場合について説明したが、その他にも互いに異なる規格を同時に支援するシステム間のハンドオーバーにも同様に適用することができる。
以上、本発明の詳細について具体的な実施形態に基づいて説明してきたが、本発明の範囲を逸脱しない限り、各種の変形が可能なのは明らかである。従って、本発明の範囲は、上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載及び該記載と同等なものにより定められるべきである。
本発明が適用されるセルラー移動通信ネットワークの構成を示した図である。 本発明が適用される異機種システム間の重畳構造を示す図である。 本発明が適用されるWCDMA及びCDMA兼用のMMMB移動端末の概略的な構造を示した図である。 典型的な異機種システム間のハンドオーバー過程を示したメッセージフローチャートである。 本発明の好ましい実施形態による異機種システム間のハンドオーバー過程を示したメッセージフローチャートである。 本発明の第1の実施形態による異機種モード活性化/非活性化制御過程を示したメッセージフローチャートである。 本発明の第2の実施形態による異機種モード活性化/非活性化制御過程を示したメッセージフローチャートである。 本発明に適用可能なWCDMAシステム及びCDMAシステムのネットワーク構成例を示した図である。 本発明の第1の実施形態による異機種システム間のハンドオーバー過程を説明する図である。 本発明の第1の実施形態による境界セル情報を用いた異機種システム間のハンドオーバー過程を示したメッセージフローチャートである。 本発明の第2の実施形態による異機種システム間のハンドオーバー過程を説明する図である。 本発明の第2の実施形態によるダミーセル信号を用いた異機種システム間のハンドオーバー過程を示したメッセージフローチャートである。 本発明の他の実施形態による制御局間のハンドオーバー状態における異機種システムへのハンドオーバー過程を説明する図である。
符号の説明
10a〜10g 複数の隣接するセル
10a 第1のセル
10b 第2のセル
20a〜20g 基地局
20a 非同期基地局
20b 同期基地局
30 移動端末
40 移動通信ネットワーク
40a W-CDMAネットワーク
40b CDMAネットワーク
54,60 RF/IF部
56,62 モデム
58,64 位相同期ループ
52,68 第1及び第2のスイッチ
54,46,58 WCDMAモジュール
60,62,64 CDMAモジュール
66 発振器
70 制御部
710a サービス領域
710b CDMAサービス領域のセル
720a 基地局
730 移動端末(UE)
780 コアネットワーク(CN)
782 サービング制御局(SRNC)
784 ドリフト制御局(DRNC)

Claims (55)

  1. 相異なる無線アクセス技術を用いる異機種システム間のハードハンドオーバーを行うために、前記相異なる無線アクセス技術を用いるソースシステム及びターゲットシステムにアクセス可能な二重モード-二重帯域移動端末のシステムモードを制御する方法であって、
    前記ソースシステムと通信している移動端末に関して、前記ターゲットシステムに関連したターゲットシステムモードの活性化条件を満たすか否かを判断するステップと、
    前記活性化条件が満たされると、前記移動端末に前記ターゲットシステムモードの活性化を指示する活性化指示メッセージを伝送するステップと、
    前記活性化指示メッセージを伝送した後、前記ターゲットシステムへのハンドオーバーが決定されると、前記ターゲットシステムへのハンドオーバーを遂行するステップと、を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記活性化指示メッセージは、前記ターゲットシステムの無線アクセス技術を明示する情報フィールドと、前記ターゲットシステムモードの活性化を指示する活性化フィールドと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記判断するステップでは、前記移動端末が前記ターゲットシステムと隣接する境界セルに位置すれば、前記移動端末の前記ターゲットシステムに関連したモジュールを活性化すると決定することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記ハンドオーバーを遂行するステップでは、前記活性化指示メッセージを伝送した後、所定の時間T1が経過するまで、前記移動端末が依然として前記境界セルに位置すれば、前記ハンドオーバーを遂行することを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記判断するステップでは、前記移動端末と通信しているすべての活性セルが、前記ターゲットシステムと隣接する境界セルであれば、前記移動端末の前記ターゲットシステムに関連したモジュールを活性化すると決定することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記ハンドオーバーを遂行するステップは、
    前記指示メッセージを伝送した後、前記移動端末が前記ターゲットシステムモードを活性化するのにかかると予測される所定の時間T1の間待つステップと、
    前記所定の時間T1を待った後、前記移動端末と通信している活性セルに、前記ターゲットシステムと隣接する少なくとも一つの境界セルが含まれていると、前記少なくとも一つの境界セルに隣接する前記ターゲットシステムのセルへのハンドオーバーを決定し、前記ターゲットシステムにシステム間のハンドオーバーを要請するステップと、
    前記システム間のハンドオーバーの要請に対する応答を受信し、前記移動端末に前記ターゲットシステムへのハンドオーバーを指示するステップと、を含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記指示メッセージを伝送した後、前記移動端末が前記ターゲットシステムモードを活性化するのにかかると予測される所定の時間T1の間待つステップと、
    前記所定の時間T1を待った後、前記移動端末と通信している活性セルに、前記ターゲットシステムと隣接する少なくとも一つの境界セルが含まれているか否かを判断するステップと、
    前記活性セルに境界セルが含まれていなければ、前記移動端末に前記ターゲットシステムモードの非活性化を指示する非活性化指示メッセージを伝送するステップと、をさらに含むことと特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 前記移動端末の位置するセルを制御するドリフト制御局(DRNC)は、前記移動端末が最初に呼を接続したサービング制御局(SRNC)に、前記ドリフト制御局に属する境界セルの情報を提供することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 相異なる無線アクセス技術を用いる異機種システム間のハードハンドオーバーを行うために、前記相異なる無線アクセス技術を用いるソースシステム及びターゲットシステムにアクセス可能な二重モード-二重帯域移動端末のシステムモードを制御する方法であって、
    前記移動端末と通信している前記ソースシステムから、前記ターゲットシステムに関連したターゲットシステムモードの活性化を指示する活性化指示メッセージを受信するステップと、
    前記活性化指示メッセージに応答して前記ターゲットシステムモードを活性化して前記ターゲットシステムを探索するステップと、
    前記ソースシステムから前記ターゲットシステムへのハンドオーバーが指示されると、前記ターゲットシステムへのハンドオーバーを遂行するステップと、を含むことを特徴とする方法。
  10. 前記活性化指示メッセージは、前記ターゲットシステムの無線アクセス技術を明示する情報フィールドと、前記ターゲットシステムモードの活性化を指示する活性化フィールドと、を含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 前記ハンドオーバーを遂行するステップでは、前記ターゲットシステムにアクセスしようと試み、前記ターゲットシステムのアクセスに成功すれば、前記ターゲットシステムと接続してハンドオーバー完了を報告することを特徴とする請求項9に記載の方法。
  12. 前記ソースシステムから前記ターゲットシステムに関連したターゲットシステムモードの非活性化を指示する非活性化指示メッセージを受信すれば、前記非活性化指示メッセージに応答して前記ターゲットシステムモードを非活性化するステップをさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  13. 相異なる無線アクセス技術を用いる異機種システム間のハードハンドオーバーを行うために、前記相異なる無線アクセス技術を用いるソースシステム及びターゲットシステムにアクセス可能な二重モード-二重帯域移動端末のシステムモードを制御する方法であって、
    前記ソースシステムと通信している移動端末に、前記ターゲットシステムに関連したターゲットシステムモードの活性化又は非活性化条件を含む活性化/非活性化制御メッセージを伝送するステップと、
    前記移動端末から前記ターゲットシステムモードを活性化したことを知らせる活性化イベント報告を受信するステップと、
    前記活性化イベント報告を受信した後、前記ターゲットシステムへのハンドオーバーが決定されると、前記移動端末に関して前記ターゲットシステムへのハンドオーバーを遂行するステップと、を含むことを特徴とする方法。
  14. 前記活性化/非活性化制御メッセージは、前記ターゲットシステムの無線アクセス技術を明示する情報フィールドと、前記ターゲットシステムモードを活性化するか否かを指示する活性化フィールドと、前記イベント報告の時点と、前記ソースシステム又は前記ターゲットシステムのシステムしきい値及びそのしきい値の判断基準と、前記ソースシステム又は前記ターゲットシステムの信号測定対象を示す情報と、を含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 前記活性化/非活性化制御メッセージは、前記ソースシステムのシステムしきい値により前記移動端末の活性化/非活性化を制御する場合、前記ソースシステムの信号測定に必要な前記ソースシステムのセル情報をさらに含むことを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 前記ハンドオーバーを遂行するステップは、
    前記活性化イベント報告が受信されると、前記ターゲットシステムへのハンドオーバーを決定し、前記ターゲットシステムにシステム間のハンドオーバーを要請するステップと、
    前記システム間のハンドオーバーの要請に対する応答を受信し、前記移動端末に前記ターゲットシステムへのハンドオーバーを指示するステップと、を含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  17. 前記ハンドオーバーを遂行するステップは、
    前記活性化イベント報告を受信した後、所定の時間T1が経過するまで、前記移動端末が前記ターゲットシステムのサービス領域と同じ位置にある前記ソースシステムのダミーセルに位置するか否かを判断するステップと、
    前記移動端末が前記ダミーセルに位置すれば、前記ダミーセルと同じ位置にある前記ターゲットシステムのセルへのハンドオーバーを決定するステップと、を含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  18. 前記ハンドオーバーを遂行するステップは、
    前記活性化イベント報告を受信した後、所定の時間T1が経過するまで、前記移動端末が前記ターゲットシステムのサービス領域と同じ位置にある前記ソースシステムのダミーセルに位置するか否かを判断するステップと、
    前記移動端末が前記ダミーセルに位置すれば、前記ダミーセルが前記移動端末における最上のセルであるか否かを判断するステップと、
    前記ダミーセルが最上のセルであれば、前記ダミーセルと同じ位置にある前記ターゲットシステムのセルへのハンドオーバーを決定するステップと、を含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  19. 前記ハンドオーバーを遂行するステップは、
    前記ダミーセルが最上のセルでなければ、前記活性化イベント報告を受信した後、前記時間T1より長い所定の時間T2が経過するまで待つステップと、
    前記所定の時間T2が経過するまで、前記移動端末から前記ターゲットシステムモードを非活性化したことを知らせる非活性化イベント報告が受信されなければ、前記ダミーセルと隣接する前記ターゲットシステムのセルへのハンドオーバーを決定するステップと、をさらに含むことを特徴とする請求項18に記載の方法。
  20. 前記ハンドオーバーを遂行するステップは、
    前記ターゲットシステムに前記移動端末のシステム間のハンドオーバーを要請し、前記ターゲットシステムからシステム間のハンドオーバーの要請に対する応答を受信すれば、前記移動端末に前記ターゲットシステムへのハンドオーバーを指示するステップを含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  21. 相異なる無線アクセス技術を用いる異機種システム間のハードハンドオーバーを行うために、前記相異なる無線アクセス技術を用いるソースシステム及びターゲットシステムにアクセス可能な二重モード-二重帯域移動端末のシステムモードを制御する方法であって、
    前記移動端末と通信している前記ソースシステムから前記ターゲットシステムに関連したターゲットシステムモードの活性化又は非活性化条件を含む活性化/非活性化制御メッセージを受信するステップと、
    前記ソースシステムの信号及び前記ターゲットシステムの信号のうち、少なくとも一つを測定して前記活性化又は非活性化条件を満たすか否かを判断するステップと、
    前記判断結果として前記活性化条件が満たされると、前記ターゲットシステムを探索するために、前記ターゲットシステムモードを活性化するステップと、
    前記ソースシステムから前記ターゲットシステムへのハンドオーバーが指示されると、前記ターゲットシステムへのハンドオーバーを遂行するステップと、を含むことを特徴とする方法。
  22. 前記活性化/非活性化制御メッセージは、前記ターゲットシステムの無線アクセス技術を明示する情報フィールドと、前記ターゲットシステムモードを活性化するか否かを指示する活性化フィールドと、前記ターゲットシステムモードを活性化したことを知らせる活性化イベント報告の時点と、前記ソースシステム又は前記ターゲットシステムのシステムしきい値及びそのしきい値の判断基準と、前記ソースシステム又は前記ターゲットシステムの信号測定対象を示す情報と、を含むことを特徴とする請求項21に記載の方法。
  23. 前記活性化/非活性化制御メッセージは、前記ソースシステムのシステムしきい値により前記移動端末の活性化/非活性化を制御する場合、前記ソースシステムの信号測定に必要な前記ソースシステムのセル情報をさらに含むことを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 前記判断するステップでは、前記ソースシステムの信号を測定して、前記ソースシステムの信号が、前記活性化/非活性化制御メッセージに含まれたソースシステムしきい値未満であれば、前記活性化条件を満たすと判断することを特徴とする請求項21に記載の方法。
  25. 前記判断するステップでは、前記ターゲットシステムの信号を測定して、前記ターゲットシステムの信号が、前記活性化/非活性化制御メッセージに含まれたターゲットシステムしきい値を超えると、前記活性化条件を満たすと判断することを特徴とする請求項21に記載の方法。
  26. 前記判断するステップでは、前記ソースシステムの信号と前記ターゲットシステムの信号とを測定して、前記ソースシステムの信号が、前記活性化/非活性化制御メッセージに含まれたソースシステムしきい値未満であり、前記ターゲットシステムの信号が、前記活性化/非活性化制御メッセージに含まれたターゲットシステムしきい値を超えると、前記活性化条件を満たすと判断することを特徴とする請求項21に記載の方法。
  27. 前記ターゲットシステムモードを活性化した後、前記ターゲットシステムモードを活性化したことを知らせる活性化イベント報告を前記ソースシステムに伝送するステップをさらに含むことを特徴とする請求項21に記載の方法。
  28. 前記活性化イベント報告は、前記ターゲットシステムの無線アクセス技術を明示する情報フィールドと、前記ターゲットシステムモードを活性化するか否かを指示する活性化フィールドと、を含むことを特徴とする請求項27に記載の方法。
  29. 前記イベント報告を伝送するステップでは、前記ターゲットシステムに関連したターゲットシステムモードの活性化開始時点に前記イベント報告を伝送するか、前記ターゲットシステムに関連したターゲットシステムモードの活性化完了時点に前記イベント報告を伝送するか、あるいは、前記ターゲットシステムに関連したターゲットシステムモードの活性化開始時点及び完了時点に前記イベント報告を伝送することを特徴とする請求項27に記載の方法。
  30. 前記判断結果として前記非活性化条件が満たされると、前記ターゲットシステムに関連したターゲットシステムモードを非活性化し、前記ソースシステムに前記ターゲットシステムモードを非活性化したことを知らせる非活性化イベント報告を伝送するステップをさらに含むことを特徴とする請求項21に記載の方法。
  31. 前記ソースシステムの信号を測定して、前記ソースシステムの信号が、所定の時間の間、前記活性化/非活性化制御メッセージに含まれたソースシステム活性化しきい値を超えると、前記非活性化条件を満たすと判断するステップをさらに含むことを特徴とする請求項30に記載の方法。
  32. 前記ターゲットシステムの信号を測定して、前記ターゲットシステムの信号が、所定の時間の間、前記活性化/非活性化制御メッセージに含まれたターゲットシステムしきい値未満であれば、前記非活性化条件を満たすと判断するステップをさらに含むことを特徴とする請求項30に記載の方法。
  33. 前記ハンドオーバーを遂行するステップでは、前記ターゲットシステムにアクセスしようと試み、前記ターゲットシステムのアクセスに成功すれば、前記ターゲットシステムと接続してハンドオーバー完了を報告することを特徴とする請求項21に記載の方法。
  34. 前記判断するステップでは、前記ターゲットシステムモードが非活性化されており、前記移動端末が前記ターゲットシステムのサービス領域と同じ位置にある前記ソースシステムのダミーセルに位置すれば、前記活性化条件を満たすと判定するステップを含むことを特徴とする請求項21に記載の方法。
  35. 前記ダミーセルの受信信号強度が、前記活性化/非活性化制御メッセージにより指定されたターゲットシステムしきい値を超えると、前記移動端末が前記ダミーセルに位置すると判断することを特徴とする請求項34に記載の方法。
  36. 前記判断するステップでは、前記ターゲットシステムモードが活性化されており、前記移動端末が前記ターゲットシステムのサービス領域と同じ位置にある前記ソースシステムのダミーセルに位置しなければ、前記非活性化条件を満たすと判定することを特徴とする請求項21に記載の方法。
  37. 前記ダミーセルの受信信号強度が、前記活性化/非活性化制御メッセージにより指定されたターゲットシステムしきい値未満であれば、前記移動端末が前記ダミーセルに位置しないと判断することを特徴とする請求項36に記載の方法。
  38. 相異なる無線アクセス技術を用いる異機種システム間のハードハンドオーバーを遂行する方法であって、
    前記ソースシステムと通信している移動端末が、前記ターゲットシステムと隣接する境界セルに位置するか否かを判断するステップと、
    前記移動端末が前記境界セルに位置する場合、前記移動端末に前記ターゲットシステムに関連したモジュールを活性化することを指示する活性化指示メッセージを伝送するステップと、
    前記活性化指示メッセージを伝送した後、所定の時間T1が経過するまで、前記移動端末が依然として前記境界セルに位置すれば、前記ターゲットシステムへのハンドオーバーを遂行するステップと、を含むことを特徴とする方法。
  39. 前記判断するステップでは、前記移動端末と通信しているすべての活性セルが、前記ターゲットシステムと隣接する境界セルであれば、前記移動端末の前記ターゲットシステムに関連したモジュールを活性化すると決定することを特徴とする請求項38に記載の方法。
  40. 前記指示メッセージを伝送した後、前記移動端末が前記ターゲットシステムに関連したモジュールを活性化するのにかかると予測される所定の時間T1の間待つステップと、
    前記所定の時間T1を待った後、前記移動端末と通信している活性セルに、前記ターゲットシステムと隣接する少なくとも一つの境界セルが含まれているか否かを判断するステップと、
    前記移動端末に前記ターゲットシステムに関連したモジュールの非活性化を指示する非活性化指示メッセージを伝送するステップと、をさらに含むことを特徴とする請求項38に記載の方法。
  41. 前記ハンドオーバーを遂行するステップは、
    前記指示メッセージを伝送した後、前記移動端末が前記ターゲットシステムに関連したモジュールを活性化するのにかかると予測される所定の時間T1の間待つステップと、
    前記所定の時間T1を待った後、前記移動端末と通信している活性セルに、前記ターゲットシステムと隣接する少なくとも一つの境界セルが含まれていると、前記少なくとも一つの境界セルに隣接する前記ターゲットシステムのセルへのハンドオーバーを決定し、前記ターゲットシステムにシステム間のハンドオーバーを要請するステップと、
    前記システム間のハンドオーバーの要請に対する応答を受信し、前記移動端末に前記ターゲットシステムへのハンドオーバーを指示するステップと、を含むことを特徴とする請求項38に記載の方法。
  42. 前記移動端末の位置するドリフト制御局(DRNC)は、前記移動端末が最初に呼を接続した前記ソースシステム内のサービング制御局(SRNC)に、前記ドリフト制御局に属する境界セルの情報を提供することを特徴とする請求項38に記載の方法。
  43. 相異なる無線アクセス技術を用いる異機種システム間のハードハンドオーバーを遂行する方法であって、
    前記ソースシステムと通信している移動端末が、前記ターゲットシステムのサービス領域と同じ位置にある前記ソースシステムのダミーセルに位置すると、前記移動端末から前記ターゲットシステムに関連したモジュールが活性化したことを知らせる活性化イベント報告を受信するステップと、
    前記活性化イベント報告を受信した後、所定の時間が経過するまで、前記移動端末が前記ダミーセルに位置していることが確認されると、前記ダミーセルと同じ位置にある前記ターゲットシステムのセルへのハンドオーバーを遂行するステップと、を含むことを特徴とする方法。
  44. 前記ハンドオーバーを遂行するステップは、
    前記活性化イベント報告を受信した後、所定の時間T1が経過すれば、前記ダミーセルが前記移動端末に対して最上のセルであるか否かを判断するステップと、
    前記ダミーセルが最上のセルであれば、前記ダミーセルと同じ位置にある前記ターゲットシステムのセルへのハンドオーバーを決定するステップと、を含むことを特徴とする請求項43に記載の方法。
  45. 前記ハンドオーバーを遂行するステップは、
    前記ダミーセルが最上のセルでなければ、前記活性化イベント報告を受信した後、前記時間T1より長い所定の時間T2の間待つステップと、
    前記所定の時間T2が経過するまで、前記移動端末から前記ターゲットシステムに関連したモジュールが非活性化されたことを知らせる非活性化イベント報告が受信されなければ、前記ダミーセルと隣接する前記ターゲットシステムのセルへのハンドオーバーを決定するステップと、をさらに含むことを特徴とする請求項44に記載の方法。
  46. 前記ハンドオーバーを遂行するステップは、
    前記ターゲットシステムに前記移動端末のシステム間のハンドオーバーを要請し、前記ターゲットシステムからシステム間のハンドオーバーの要請に対する応答を受信すれば、前記移動端末に前記ターゲットシステムへのハンドオーバーを指示するステップをさらに含むことを特徴とする請求項43に記載の方法。
  47. 前記移動端末の位置するドリフト制御局は、前記移動端末が最初に呼を接続した前記ソースシステム内のサービング制御局に、前記ドリフト制御局に属するダミーセルの情報を提供することを特徴とする請求項43に記載の方法。
  48. 相異なる無線アクセス技術を用いる異機種システム間のハードハンドオーバーを遂行する方法であって、
    前記ターゲットシステムに関連したモジュールが非活性化されており、前記移動端末が前記ターゲットシステムのサービス領域と同じ位置にある前記ソースシステムのダミーセルに位置すれば、前記ターゲットシステムを探索するために、前記ターゲットシステムに関連したモジュールを活性化するステップと、
    前記ソースシステムから前記ターゲットシステムへのハンドオーバーが指示されると、前記ターゲットシステムへのハンドオーバーを遂行するステップと、を含むことを特徴とする方法。
  49. 前記ダミーセルの受信信号強度が、前記活性化/非活性化制御メッセージにより指定されたターゲットシステムしきい値を超えると、前記移動端末が前記ダミーセルに位置すると判断することを特徴とする請求項48に記載の方法。
  50. 前記ターゲットシステムに関連したモジュールを活性化した後、前記ターゲットシステムに関連したモジュールを活性化したことを知らせる活性化イベント報告を、前記ソースシステムに伝送するステップをさらに含むことを特徴とする請求項48に記載の方法。
  51. 前記ターゲットシステムに関連したモジュールが活性化されており、前記移動端末が前記ターゲットシステムのサービス領域と同じ位置にある前記ソースシステムのダミーセルに位置しなければ、前記ターゲットシステムに関連したモジュールを非活性化し、前記ソースシステムに前記ターゲットシステムに関連したモジュールを非活性化したことを知らせる非活性化イベント報告を伝送するステップをさらに含むことを特徴とする請求項48に記載の方法。
  52. 前記ダミーセルの受信信号強度が、前記活性化/非活性化制御メッセージにより指定されたターゲットシステムしきい値未満であれば、前記移動端末が前記ダミーセルに位置しないと判断することを特徴とする請求項51に記載の方法。
  53. 相異なる無線アクセス技術を用いる異機種システム間のハードハンドオーバーを遂行する方法であって、
    移動端末が前記ソースシステムに属するサービング制御局と呼を接続した後、前記ソースシステムに属すると共に前記ターゲットシステムに隣接するドリフト制御局に移動すると、システム制御局間のハンドオーバーを遂行するステップと、
    前記ドリフト制御局から、前記ドリフト制御局に属すると共に前記ターゲットシステムに隣接する境界セルの情報と、前記ドリフト制御局に属すると共に前記ターゲットシステムに隣接して前記ターゲットシステムのダウンリンク共通チャンネル信号を伝送するダミーセルの情報とを、前記サービング制御局に提供するステップと、
    前記ドリフト基地局が、境界セル及び前記ダミーセルの情報を参照して、前記移動端末の前記ターゲットシステムへのハンドオーバーを制御するステップと、を含むことを特徴とする方法。
  54. 前記制御するステップでは、前記移動端末が前記ドリフト制御局に属する前記境界セル内に所定の時間連続して位置すれば、前記移動端末の前記ターゲットシステムへのハンドオーバーを遂行することを特徴とする請求項53に記載の方法。
  55. 前記制御するステップでは、前記移動端末が前記ドリフト制御局に属する前記ダミーセル内に位置し、前記ダミーセルが前記移動端末の最上のセルであるか、または前記移動端末が所定の時間連続して前記ダミーセル内に位置すれば、前記移動端末の前記ターゲットシステムへのハンドオーバーを遂行することを特徴とする請求項53に記載の方法。

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