JP2014528203A - マルチラジオメディアアグノスティックアクセスアーキテクチャ - Google Patents

マルチラジオメディアアグノスティックアクセスアーキテクチャ Download PDF

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Abstract

マルチラジオメディアアグノスティックアクセスアーキテクチャが提案される。マルチラジオメディアアグノスティックアーキテクチャは、ユーザ装置のラジオが同時に、シームレスに及び上位レイヤにトランスペアレントに動作可能になるように、複数のラジオを有するラップトップコンピュータ又は携帯電話などのユーザ装置のTCP/IPレイヤと物理レイヤとの間のインタフェースをとるメディアアグノスティックMACを特徴とする。

Description

本出願は、マルチラジオアクセス、マルチラジオ共存及びラジオリソースマネージメント問題に関する。
ハンドセット、モバイルインターネットデバイス(MID)、パームトップ及びラップトップなどの新たなモバイルデバイスは、高いデータレートを達成し、ユビキタスな接続を提供するための複数の無線技術をサポートすることが、明らかになりつつある。これらのモバイルデバイスは、WiFi、ブルートゥース(BT)、GPS(Global Positioning System)、セルラ第2世代(2G)、及びGSM(登録商標)(Global Systems Mobile)、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)などの第3世代(3G)技術、モバイルWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)及び/又はLTE(Long−Term Evolution)などの新たな第4世代(4G)技術を含む。
ユーザの観点から、マルチラジオデバイスは、QoS(Quality of Service)、コストなどの異なるニーズに従って利用可能なアクセス及びサービスから選択するフレキシビリティと共に、利用可能なネットワークにアクセスする自由度を拡張する。
オペレータの観点から、時間に関して各種段階でおいてマーケット及び規制を考慮した複数のアクセスシステムを組み合わせを利用することは、エンドユーザに提供されるサービスの可用性、信頼性及びキャパシティを向上させる可能性がある。
複数のアクセスシステムは、特定の端末能力、位置及びユーザプロファイルに依存して、配信機構の選択を介し各種コンテンツを受信するためユーザに対してシームレスにやりとりすべきである。複数のラジオはまた、同一のデバイス上で一緒に動作しなければならない。マルチラジオデバイスについて、最小の要求がシームレスなハンドオフであり、すなわち、ユーザは、サービスに影響を与えることなく1つのラジオから他のラジオにサービスをシームレスにスイッチしてもよい。複数のラジオがマルチメディアサービスを提供するため同時に動作することが予想されるシナリオがある。
現在のラジオアクセス技術は、独立した物理(PHY)レイヤ及びMACレイヤ(ただし、MACはメディアアクセスコントロールの略語である)処理を有し、モバイルスデバイス及びネットワーク側において複雑なプロトコルスタックを要求するクライアントベースモバイルインターネットプロトコル(IP)を利用する。1)無線周波数の近接性のため、アクティブな無線は互いに干渉し、2)無線周波数(RF)モジュールは、2以上の無線技術の間で共有され、3)プラットフォームとの物理インタフェースは、2以上の無線技術により共有される(例えば、パワードレイン制約が存在するなど)、という複数の理由のため、現在の状況下においてシームレスなハンドオフ又は同時のマルチラジオ処理をサポートすることは大変困難である。
従って、従来技術の問題点を解消するアーキテクチャが継続的に必要とされる。
本明細書の上記態様及び付随する効果の多くは、添付した図面に関連して行われるとき、以下の詳細な説明を参照してより良好に理解されるとき、より容易に理解されるであろう。同様の参照番号は、特段の断りがない場合、各種図面を通じて同様のパーツを参照する。
図1は、いくつかの実施例によるメディアアグノスティックMACを含むマルチラジオメディアアグノスティックアーキテクチャのブロック図である。 図2は、いくつかの実施例による図1のメディアアグノスティックMACのマルチラジオリソースマネージメントファンクションを示すブロック図である。 図3は、従来技術による複数の無線技術を含むプロトコルスタックのブロック図である。 図4は、いくつかの実施例による図1のメディアアグノスティックMACを含むプロトコルスタックのブロック図である。 図5は、いくつかの実施例による図1のメディアアグノスティックMACにより実行される処理のブロック図である。 図6は、いくつかの実施例による図1のメディアアグノスティックMACにより実行される処理のブロック図である。 図7は、いくつかの実施例による図1のメディアアグノスティックMACにより実行処理を示すフロー図である。 図8は、いくつかの実施例による図1のメディアアグノスティックMACにより実行処理を示すフロー図である。 図9は、いくつかの実施例による図1のメディアアグノスティックMACにより実行処理を示すフロー図である。 図10は、いくつかの実施例による図1のメディアアグノスティックMACを利用する送受信機のブロック図である。
ここに説明される実施例によると、マルチラジオアグノスティックアーキテクチャが開示される。マルチラジオメディアアグノスティックアーキテクチャは、ユーザ装置のラジオが同時に、シームレスに及び上位レイヤにトランスペアレントに動作するように、複数のラジオを有するラップトップコンピュータ又は携帯電話などのユーザ装置の物理レイヤとTCP/IPとの間でインタフェースをとるメディアアグノスティックMACを対象とする。
以下の詳細な説明では、ここに説明される主題が実現可能な特定の実施例を例示的に示す添付した図面が参照される。しかしながら、他の実施例は本開示を参照した当業者に明らかになることが理解されるべきである。従って、以下の詳細な説明は、主題の範囲が請求項により規定されるため、限定的な意味で解釈されるべきでない。
背景セクションは、メディアアグノスティックアクセス、マルチラジオアクセス、マルチラジオ共存及びラジオリソースマネージメントに関する複数の問題を紹介した。これらの問題の解決は、1)近接した無線周波数で動作するラジオ間の干渉を回避し、2)共有されるハードウェア又は他のリソース(RF、電力など)におけるコンフリクトを回避し、3)可用性、コスト及びQoSに基づきラジオのサブセットをアクティブ化し、4)ユーザにトランスペアレントな方法によりアクティブなラジオ間でサービスのロードを適切に分散し、5)マルチラジオ処理を上位レイヤにトランスペアレントにするため、同一のデバイス上に一緒に配置される複数のラジオのためのタイトクロスMACコーディネーションを要求する。
図1は、いくつかの実施例によるマルチラジオメディアアグノスティック(MMA)アーキテクチャ100の概略的なブロック図である。MMAアーキテクチャ100は、TCP/IPレイヤ20と物理(PHY)レイヤ90との間に配置されるメディアアグノスティックMAC50を有する。メディアアグノスティックMAC50は、メディアアグノスティックアクセス(MAA)サブレイヤ30とメディアディペンデントアクセス(MDA)サブレイヤ80とを有する。MAAサブレイヤ30は、マルチラジオリソースマネージメントファンクション40、マルチラジオコーディネーションインタフェースファンクション60及びジェネリックコンバージェンスファンクション70を有する。MDAサブレイヤ80は、WiFi82、WiMAX84、3G/LTEなどの現在の無線アクセス技術と、まだ未知の新たな技術88の1以上とを含む。
いくつかの実施例では、マルチラジオアウェア処理を実現するため、メディアアグノスティックMAC50は、各ラジオの動作を調整することが可能である。メディアアグノスティックMAC50のMAAサブレイヤ30の部分は、基礎となる無線処理(MDAサブレイヤ80における)から独立して、上位レイヤ(例えば、TCP/IPレイヤ20又はアプリケーションレイヤなど)にトランスペアレントなサービスを提供する。いくつかの実施例では、MAAサブレイヤ30は、
・不適切にガイドされる無線インタフェース動作を防ぎ、フレームロスを減少し、ラジオ間のシームレスなインタラクションを可能にすることによる無線媒体及びスペクトルの効率的な利用
・より多くのマルチラジオ同時利用をサポートし、機能及びパフォーマンスを犠牲にすることなくより安価/小型なデバイスを提供することにより向上したユーザ体感
・スペクトル/無線に提供される統一された無線リソース測定/管理
を提供する。
メディアアグノスティックMAC50は、マルチラジオアウェアMACである。いくつかの実施例では、メディアアグノスティックMAC50は、以下の性質を有する。
・予測可能性:各ラジオの活動(送信、受信、スイッチオフ)は、他のラジオがコンフリクトを回避するように予測可能なパターンに従う。
・圧縮可能性:各ラジオは、他のラジオが動作することを可能にするよう送信/受信期間及びデューティサイクルを最小化する。
・選択可能性:時分割多重的に他のラジオの活動に従って自らの動作をピアと連携させるための各ラジオ内の標準的なインタフェースが存在する。
MDAサブレイヤ80の各ラジオは、自らのMACレイヤを有する。従って、図1では、WiFiラジオ82はWiFi MAC82Aを有し、WiMAXラジオ84はWiMAX MAC84Aを有し、3G/LTEラジオ86は3G/LTE MAC86Aを有し、何れかの新技術ラジオ88はそれ自体のMAC88Aを有する。ラジオMAC82A、84A、86A、88Aはそれぞれ、それらがサポートするラジオに専用のものであり、すなわち、これらのMACは同様に動作する必要はない。各ラジオは、シームレスなマルチラジオ動作をサポートするため、異なる無線インタフェースを有するため、MAAサブレイヤ30は、各ラジオ82,84,86,88のMAC82A,84A,86A,88Aと、TCP/IPレイヤ20又はアプリケーションレイヤ(図示せず)などの1以上の上位レイヤとの間のインタフェースとして動作する。
図2は、いくつかの実施例によるメディアアグノスティックMAC50の拡張されたマルチラジオリソースマネージメント(MRRM)ファンクション40の概略的なブロック図である。MRRMファンクション40は、マルチラジオメディアアグノスティックアーキテクチャ100のMAAサブレイヤ30の一部である(図1)。MRRMファンクション40は、以下のファンクション、すなわち、ネットワーク通知及び発見42、マルチラジオリソースマネージメント44、マルチラジオコネクションマネージメント46、マルチラジオリソース共有及び共存コーディネーション48及びラジオ間モビリティサポート52をサポートする。これらのファンクションのそれぞれが、以下においてより詳細に説明される。
ネットワーク通知及び発見42 マルチラジオネットワーク通知及び発見ファンクション42は、マルチラジオネットワーク検出を実現するため、ラジオ間技術ネットワーク通知及びマルチラジオスキャニングをサポートする。
リソース測定44 マルチラジオリソース測定ファンクション44は、複数のラジオチャネルに対する測定及び判定メトリックを提供する。可能な程度まで、リソースマネージメントファンクション44は、各ラジオにおける既存の測定結果の最大限の再利用を実現する。サービスの可用性と複数のラジオ間のQoSのレベルを確実に予測するため、当該ファンクション44により必要とされるような追加的なエンハンスメントに対してさらなる測定が規定されてもよい。また、スキャニング/測定手順は、マルチラジオコンフィギュレーションに従って当該ファンクション44により調整されてもよい(期間及び持続期間など)。
いくつかの実施例では、リソースマネージメントファンクション44により実行される判定メトリックは、限定することなく、CINR(Carrier to Interference−plus−Noise Ratio)、SINR(Signal to Interference−plus−Noise Ratio)、RSSI(Received Signal Strength Indication)、RoT(Rise over Thermal)、ロード、NAV(Network Allocation Vector)、ラジオリンク故障、スループット、遅延などを含む。
ラジオ82,84,86,88は、指定された動作チャネルに対して測定を実行する。チャネルクオリティ、信号強度、チャネルノイズ及び干渉などの測定結果は、ラジオによって定期的に取得される。これらの測定結果は、拡張されたMRRM40のマルチラジオリソースマネージメントファンクション44により定期的に受信及び処理される。
マルチラジオコネクションマネージメント46 コネクションマネージメントファンクション46は、ラジオ環境アウェアラジオアクティブ化、スイッチング及びアグリゲーションファンクションである。利用可能なラジオリソース測定結果に基づき、当該ファンクション46は、アクティブ化すべき最良のラジオを決定し、複数のラジオ間の高速スイッチング処理を実行し、所望の接続性及びQoSを提供するため複数のラジオを集約する。
マルチラジオリソース共有及び共存コーディネーション48 リソース共有ファンクション48は、アクティブなラジオ間のコンフリクトを回避するため、所与のトラフィックロード及びアプリケーション特性のための各ラジオ無線インタフェースの要求されるアクティブ時間パターンを決定する。
ラジオ間モビリティサポート52 モビリティサポート機能52は、複数のラジオ技術間のシームレスなハンドオーバを実現するための測定及び連携を提供する。
図1を参照して、マルチラジオメディアアグノスティックアーキテクチャ100のMAAサブレイヤ30はまた、マルチラジオコーディネーションインタフェースファンクション60を有する。いくつかの実施例では、マルチラジオコーディネーションインタフェース60は、マルチラジオ同時処理のリソースコンフリクト及び干渉を回避するため、要求されるアクティブ時間パターンに基づき、各ラジオインタフェースに対する明示的な共存アウェア処理を設定する。
マルチラジオメディアアグノスティックアーキテクチャ100のMAAサブレイヤ30はまた、上位レイヤに対する複数のラジオのトランスペアレントな処理を可能にするため、各ラジオ無線インタフェースの内外に共通するデータフォーマットを上位レイヤプロトコルに提供するジェネリックコンバージェンスファンクション70を有する。いくつかの実施例では、上位レイヤからのデータは分類され、複数のラジオインタフェースに分散される。いくつかの実施例では、複数のラジオインタフェースからのデータは、上位レイヤに配信される前に共通のフォーマットに収束される。
図3及び4は、図1のマルチラジオメディアアグノスティックアーキテクチャ100と従来技術によるプロトコルスタック120とを対比するのに利用される概略ブロック図である。従来技術によるプロトコルスタック120は、アプリケーションレイヤ122、TCP/IPレイヤ20、WiFi82、WiMAX84、3G/LTE86及び新技術88などの複数のラジオ126を有する。複数のラジオは、自らのMAC(82A,84A,86A,88A)とPHY(82B,84B,86B,88B)とを有する。1つのラジオのPHY及びMACは、他のラジオのPHY及びMACから独立して動作する。メディアアグノスティックアーキテクチャ100において、メディアアグノスティックMACレイヤ50は、TCP/IPレイヤ20と複数のラジオ(82,84,86,88)との間のインタフェースとして機能する。メディアアグノスティックMAC50は、複数のラジオ無線インタフェースをブリッジし、スタックの上位レイヤ(MACの上位など)にユニバーサルインタフェースを提供する。
従来技術によるプロトコルスタック120のラジオは、メディアに依存した離散的な要素(4つの別々のオレンジボックス)であり、メディアアグノスティックMAC50は、メディアから独立して統合されている(単一のブルーボックス)。WiFi MAC82AとPHY82Bとの間の接続72はRF/BBコントロールである。ラジオ間インタフェース74は、図3に示されるように、非WiFiラジオの各種MAC間を接続する。ラジオ間インタフェース74は、メディアアグノスティックMAC50より機能が限定されたラジオの異なるMAC間の外部の連携機能として利用される。
図5は、いくつかの実施例による2つのラジオ、WiFiラジオ82及び3G/LTEラジオ86とを有するモバイルデバイス(ユーザ装置)20の一例である。図は、複数のラジオをサポートする際にメディアアグノスティックMAC50により実行される処理を示す。(WiFiラジオ82のための)アプリケーションレイヤ92A、TCP/UDPレイヤ94A及びIPレイヤ96Aと共に、(LTEラジオ86のための)アプリケーションレイヤ92B、TCP/UDPレイヤ94B及びIPレイヤ96Bを含むプロトコルスタックの上位レイヤがある。
図5に示されるように、これら2つのラジオは異なる内部アーキテクチャを有する。図1において紹介されたMACに加えて、WiFiラジオ82はIPレイヤ及びMACレイヤ82Aと物理レイヤ(PHY82C)との間に配置されたNDIS IM(Network Driver Interface Specification/Intermediate Driver)82Bを有する。LTEラジオ86は、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)レイヤ86B、RLC(Radio Link Control)レイヤ86C、MACレイヤ86A及び物理レイヤ86Dを有する。
メディアアグノスティックMAC50のリソース測定ファンクション44(図2)は、複数のラジオチャネルに対して測定結果及び判定メトリックを収集及び伝達する。これらの測定結果は、ユーザ装置20において検出されたラジオから取得される。いくつかの実施例では、リソース測定ファンクション44は、ユーザ装置20の動作の初期段階においてこれらのメトリックを取得するが、当該メトリックはまた定期的に取得されてもよい。リソース測定ファンクション44により取得されるメトリックは、複数のラジオが干渉フリー及びハードウェアコンフリクトフリーに動作することを保証するため、複数のラジオのMAC処理を調整するリソース共有及び共存コーディネーションファンクション48を含むメディアアグノスティックMAC50の他の部分に伝達される。リソース測定ファンクション44により取得されるメトリックは、ラジオアクティブ化/スイッチング/アグリゲーションファンクションを実行するコネクションマネージメントファンクション46に伝達される。コネクションマネージメントファンクション46は、ラジオリサーチ測定結果及びアプリケーションQoS要求に基づき、複数のラジオの最良の動作モードを決定するため、双方のラジオと通信する。
図6は、いくつかの実施例による2つのラジオであるWiFiラジオ82及び3G/LTEラジオ86を有するモバイル装置(ユーザ装置)20の他の例を示す。本例では、双方のラジオは、アプリケーションレイヤ92A、TCP/UDPレイヤ94A及びIPレイヤ96Aを含む同一の上位スタックを共有する。上位スタックはこれら2つのラジオにおいて異なっていないため、前の具体例と同様にコネクションマネージメントファンクション46は必要でない。代わりに、本例では、MACトンネル47は、WiFiラジオ82からLTEラジオ86へのデータを制御し、その反対も行う。メディアアグノスティックMAC50のリソースマネージメントファンクション44は、複数のラジオチャネルに対して測定結果及び判定メトリックを収集及び伝達する。これらの測定結果は、ユーザ装置20において検出されたラジオから取得される。いくつかの実施例では、リソース測定ファンクション44は、ユーザ装置20の動作の初期段階においてこれらのメトリックを取得するが、当該メトリックはまた定期的に取得されてもよい。リソース測定ファンクション44により取得されたメトリックは、複数のラジオが干渉フリー及びハードウェアコンフリクトフリーに動作することを保証するため、複数のラジオのMAC処理を調整するリソース共有及び共存コーディネーションファンクション48を含むメディアアグノスティックMAC50の他の部分に伝達される。
リソース測定ファンクション44により取得されるメトリックはまた、LTE PDCPレイヤ(86D)からWiFi MACレイヤ(82A)にパケットをトンネリングすべきか判断するMACトンネルファンクション47に伝達される。ジェネリックコンバージェンスファンクション70(図1)の一部として、MACトンネルファンクション47は、ラジオリサーチ測定結果及びアプリケーションのQoS要求に基づき、複数のラジオの最良の動作モードを決定するため、双方のラジオと通信する。トンネリングによって、WiFi及びLTEデータストリームは、LTEサイドのトンネルのエンドにおいて収束する。
図7,8,9は、いくつかの実施例によるユーザ装置20において複数のラジオをサポートする際のメディアアグノスティックMAC50の処理を示すフロー図である。図7はユーザ装置20を初期化する際に実行される処理を示し、図8はクオリティイシューによりもたらされるユーザ装置20のラジオスイッチング処理を示し、図9は定期的に行われるラジオスイッチング処理を示す。
図7において、初期化中、メディアアグノスティックMAC50は、それのプライマリラジオをスイッチオンする(ブロック202)。いくつかの実施例では、プライマリ又はデフォルトラジオは、2G/3G/LTEラジオ86などのワイドレンジセルララジオである。当該ラジオについてサービスが発見された場合(ブロック204)、デバイスはプライマリラジオにより提供されるサービスに接続する(ブロック206)。
いくつかの実施例では、プライマリラジオとの接続が確立されると、メディアアグノスティックMAC50は、任意的には、他のラジオのサービス/ネットワーク通知を受信する(ブロック208)。受信した情報とユーザ装置20のポリシー及びサービス要求とに基づき(ブロック210)、当該デバイスは、追加的なラジオとの接続を確立することを選択してもよい(ブロック212)。いくつかの実施例では、サービス/ネットワーク通知が他のラジオについて受信されていない場合、当該端末は、ネットワーク/サービスをスキャンするため、これらのラジオをスイッチオンし(ブロック214)、それのサービス及びポリシーニーズに基づき追加的なラジオとの接続(ブロック212)を確立してもよい(ブロック216)。
図8のフロー図は、いくつかの実施例によるラジオスイッチング処理がどのように実行されるかを示す。ラジオスイッチングは、いくつかのシナリオにおいてトリガーされてもよい。まず、既存のコネクションは、QoSイシュー、ユーザ装置モビリティ、チャネルフェージング、干渉又はネットワークの輻輳のため維持できない可能性がある。第2に、他のラジオはより良好なQoS又は低いコスト(セルラからWiFiなど)を提供してもよい。双方のシナリオにおいて、ラジオ及びサービスクオリティは、アクティブなラジオについてモニタリングされる。
図8は、既存の接続が維持できない第1シナリオ下でラジオ間をスイッチするためMAC50により実行される処理を示す。まず、MAC50は、アクティブなラジオの無線及びサービスクオリティをモニタリングする(ブロック302)。無線又はサービスクオリティがある閾値以下に低下した場合(ブロック304)、ラジオスイッチアクションがトリガされる。第1の非アクティブラジオが、まず可用性について(ブロック308)、その後にクオリティについて(ブロック310)についてチェックされる(ブロック306)。可用性とクオリティとの双方が存在する場合、MAC50は、新たなラジオをスイッチオンする(ブロック312)。ラジオの可用性又はクオリティが適切でない場合、MAC50は、他の非アクティブなラジオが利用可能であるかチェックする(ブロック314)。利用可能である場合、当該処理は新たな非アクティブなラジオについて繰り返される。利用可能なラジオがクオリティ基準を充足しない場合、ユーザ装置のラジオサービスは破棄される(ブロック316)。
図9は、ユーザ装置20の最適なラジオが定期的に確認される第2シナリオ下においてラジオ間をスイッチするためMAC50により実行される処理を示す。当該処理は、MAC50がアクティブなラジオの無線及びサービスクオリティをモニタリングすることから開始される(ブロック402)。他のラジオをチェックするための発生すると(ブロック404)、MAC50は、非アクティブなラジオが利用可能であるか判断するため(ブロック408)、第1の非アクティブなラジオをチェックし(ブロック406)、その後、それのクオリティがアクティブなラジオを特定の閾値だけ超過するか判断する(ブロック410)。超過している場合、MAC50は、他のラジオにスイッチする(ブロック412)。これらの処理は、利用可能な各非アクティブラジオについて実行される(ブロック414)。当該閾値を超過していない場合、現在アクティブなラジオの処理が維持される(ブロック416)。
いくつかのシナリオでは、ユーザ装置の複数のラジオが、電力、メモリ又はアンテナなどのシステムリソースについて競合するように同時にアクティブである。あるいは、ラジオは、隣接する帯域上で動作しているときなど、互いに干渉する可能性がある。マルチラジオコーディネイションインタフェースファンクション(60)は、リソースコンフリクト及び相互干渉を回避するため、複数のラジオの処理を調整する。
マルチラジオリソース測定ファンクション44は、複数のラジオチャネルに対する測定結果を提供する。可能な程度まで、リソース測定ファンクション44は、各ラジオにおいて既存の測定結果を最大限再利用する。追加的な測定結果が、当該ファンクション44により必要とされるような追加的なエンハンスメントについて規定される。また、スキャニング/測定手順が、マルチラジオコンフィギュレーションに従って当該ファンクション44により調整されてもよい(期間及び長さなど)。
物理レイヤ(PHY)は、上位レイヤにおいて構成されるパケットを送受信するため無線波を利用する。いくつかの実施例では、PHYレイヤは、高周波数及びアナログデバイスを含むRF送受信機を有し、システムの残りは、デジタル回路及び埋め込みソフトウェアにより実現される。ベースバンド部分は、RFチップとシステムの残りとの間のインタフェースである。
従来技術は、無線技術に固有のものであり、無線技術の利用に依存してネットワークサイドとクライアントサイドとの双方において異なる手段が要求される。専用の手段が存在するが、それらは無線依存性が高く、他のラジオアーキテクチャにスケーラブルでない。他方、提案されるマルチラジオメディアアグノスティックアーキテクチャ100は、スケーラブルな方法により各種ラジオの組み合わせの処理に対処するための共通のフレームワークを提供する。
そのアイデアは、デバイスにおいて又はネットワークサイドにおいて単一のアーキテクチャによるシームレスなマルチラジオ処理を可能にする汎用的な形態のソリューションフレームワークを提案する。提案されるソリューションは、
・不適切にガイドされる無線インタフェース動作を回避し、フレームロスを低減し、ラジオ間のシームレスなインタラクションを可能にすることによって、無線媒体及びスペクトルのより効率的な利用を提供し、
・マルチラジオ同時動作の利用をサポートし、機能及びパフォーマンスを犠牲にすることなくより安価/小型なデバイスを提供することによって、ユーザ体感を向上させ、
・各ラジオの特定のインタフェースを処理することなくマルチラジオシステムの可能性を上位レイヤ(アプリケーションなど)開発者がフル活用することがより容易になるように、上位レイヤとのインタフェースをシンプル化する。
図10は、いくつかの実施例によるマルチラジオ動作をシームレスにサポートするため、図1のメディアアグノスティックMAC50を利用する送受信機500のブロック図である。送受信機500は、送受信機500により送受信されたデータパケットを処理するためプロセッサ540及びメモリ560を有する。1以上のアンテナ510は、リモート送信機により送信されたデータパケットを受信し、リモート受信機にデータパケットを送信するため利用される。
図10の記載は、送受信機500、MAC50及び省略されてもよい他のデバイス、回路及びロジック要素の簡略化された表示である。MAC50は、フロントエンド520、デジタル・アナログコンバータ/アナログ・デジタルコンバータ(図示せず)、1以上のラジオ550A,...,550N(まとめてラジオ550)及びベースバンドデジタル信号プロセッサ(図示せず)という送信機及び受信機に通常あるロジックデバイスとインタフェースをとる。MAC50内のロジックデバイスは、ハードウェア、ソフトウェア又はハードウェア及びソフトウェアコンポーネントの組み合わせから構成されてもよい。
ターゲットモジュール50は、大部分の送信機及び受信機に通常ある。フロントエンド520は、アンテナ510に接続され、パワーアンプ530(送信機用)、低ノイズアンプ(受信機用)及び送信モードと受信モードとの間でスイッチするためのアンテナスイッチ(図示せず)を有してもよい。各回路は、バス(図示せず)により一緒に接続されてもよい。
本出願が限定数の実施例に関して説明されたが、当業者は、そこから多数の改良及び変形を理解するであろう。添付した請求項は、本発明の真の趣旨及び範囲に属するものとしてこのような全ての改良及び変形をカバーすることが意図される。

Claims (20)

  1. マルチラジオデバイス内に埋め込まれるメディアアグノスティックMAC(Media Access Control)であって、
    前記マルチラジオデバイス内の複数のラジオに接続されるメディアディペンデントアクセスサブレイヤであって、前記複数のラジオのそれぞれはそれの固有の物理媒体のアクセスを制御する専用のMACを有する、メディアディペンデントアクセスサブレイヤと、
    メディアアグノスティックアクセスサブレイヤと、
    を有し、
    前記メディアアグノスティックアクセスサブレイヤは、
    前記複数のラジオにより取得されたラジオリソース測定結果に基づき判定メトリックを収集するマルチラジオリソース測定ファンクションと、
    前記ラジオリソース測定ファンクションにより収集されたメトリックに基づき、前記複数のラジオのアクティブ化、前記複数のラジオの2つの間のスイッチング及び/又は前記複数のラジオの2以上の集約化を実行するマルチラジオコネクションマネージメントファンクションと、
    を有するマルチラジオリソースマネージメントファンクションを有し、
    前記メディアアグノスティックMACは、前記複数のラジオの基礎となるラジオ動作から独立してプロトコルのスタックの上位レイヤにトランスペアレントなサービスを提供するメディアアグノスティックMAC。
  2. 前記マルチラジオリソースにより実行される判定メトリックは、サービス可用性、QoS(Quality of Service)、ハードウェアリソースコンフリクト、干渉及びユーザ固有プロファイルを有し、
    前記判定メトリックは、前記マルチラジオデバイスの前記複数のラジオのそれぞれから取得される測定結果に基づく、請求項1記載のメディアアグノスティックMAC。
  3. 前記マルチラジオデバイスの複数のラジオのそれぞれから取得される測定結果は、CINR(Carrier to Interference−plus−Noise Ratio)、SINR(Signal to Interference−plus−Noise Ratio)、RSSI(Received Signal Strength Indication)、RoT(Rise over Thermal)、ネットワークロード、ラジオリンク故障、パケットエラーレート、ブロックエラーレート、データスループット、データ遅延及びNAV(Network Allocation Vector)を含む、請求項2記載のメディアアグノスティックMAC。
  4. 前記メディアアグノスティックアクセスサブレイヤはさらに、
    マルチラジオネットワーク発見を実現するため、ラジオ間技術ネットワーク通知及びマルチラジオスキャニングをサポートするネットワーク通知及び発見ファンクションを有し、
    前記複数のラジオの各ラジオのサービス可用性は、各自のラジオ無線インタフェース及び/又は他のラジオ無線インタフェースを介し通知される、請求項1記載のメディアアグノスティックMAC。
  5. 前記複数のラジオを介したサービス可用性は、前記複数のラジオの1つに接続することによって取得される、請求項4記載のメディアアグノスティックMAC。
  6. 前記複数のラジオの各ラジオは、前記ラジオについてサービスが利用可能であるか判断するため、前記対応するラジオ無線インタフェースをスキャンするためスイッチオンされる、請求項4記載のメディアアグノスティックMAC。
  7. 前記マルチラジオリソースマネージメントファンクションはさらに、前記複数のラジオの各ラジオについて、所与のトラフィックロードのための各ラジオ無線インタフェースの要求されるアクティブ時間パターンと、前記複数のラジオのアクティブなラジオの間のコンフリクトを回避するための動作特性とを決定するマルチラジオリソース共有化及び共存コーディネーションファンクションを有する、請求項1記載のメディアアグノスティックMAC。
  8. 前記マルチラジオリソースマネージメントファンクションはさらに、前記複数のラジオの1つのラジオから他のラジオへのハンドオーバ中に測定及び調整を提供するラジオ間モビリティサポートファンクションを有し、
    前記ラジオ間モビリティサポートファンクションは、利用可能なサービスの発見、既存のサービスのクオリティの測定、新たなサービスのクオリティの予測、ラジオ間ハンドオーバのコンテクストの交換を含む、請求項1記載のメディアアグノスティックMAC。
  9. 前記複数のラジオの各ラジオに対して明示的な共存アウェア処理を設定するマルチラジオコーディネーションインタフェースファンクションをさらに有し、
    前記処理は、マルチラジオ同時処理の干渉及びリソースコンフリクトを回避するため、要求されるアクティブ時間パターンに基づく、請求項1記載のメディアアグノスティックMAC。
  10. 前記メディアアグノスティックアクセスサブレイヤはさらに、前記複数のラジオの各ラジオについて、前記上位レイヤのプロトコルに各ラジオ無線インタフェースの内外の共通のデータフォーマットを提供するジェネリックコンバージェンスファンクションを有し、
    前記ジェネリックコンバージェンスファンクションは、前記上位レイヤに複数のラジオのトランスペアレントな処理を可能にする、請求項1記載のメディアアグノスティックMAC。
  11. 前記ジェネリックコンバージェンスファンクションはさらに、
    上位レイヤから前記複数のラジオの各アクティブなラジオへのデータパケットを分類及び配布するMAC分類ファンクションと、
    前記複数のラジオの各ラジオからのデータパケットを集約化し、前記上位レイヤに送信するための所定のフォーマットに前記集約化したデータパケットを変換するMACアグリゲーション及びコンバージェンスファンクションと、
    を有する、請求項10記載のメディアアグノスティックMAC。
  12. 前記ジェネリックコンバージェンスファンクションは、前記共通のデータフォーマットを計算する際に前記複数のラジオの1つのラジオを利用し、
    当該メディアアグノスティックMACはさらに、前記複数のラジオの2つのラジオの間で通信するMACトンネルファンクションを有し、
    前記MACトンネルファンクションは、単一の上位レイヤスタックが前記複数のラジオの1つのラジオに関連付けされるときに利用される、請求項10記載のメディアアグノスティックMAC。
  13. ユーザ装置内の複数のラジオのラジオを初期化するステップであって、前記ラジオは物理レイヤに接続される専用のMAC(Media Access Control)を有し、前記初期化は、前記ラジオのサービスを発見し、前記ラジオにより提供され、サービスクオリティを有する前記サービスに接続することを含む、初期化するステップと、
    前記複数のラジオの第2ラジオのサービス/ネットワーク通知を受信するステップと、
    前記ユーザ装置のポリシー及びサービス要求が前記第2ラジオが接続されることを可能にする場合、前記第2ラジオを初期化するステップと、
    をプロセッサベースシステムに実行させる命令を格納する媒体を有する物。
  14. 前記ラジオのサービスクオリティを定期的にモニタリングするステップと、
    前記第2ラジオのサービスクオリティを予測するステップと、
    前記第2ラジオのサービスクオリティが前記ラジオのサービスクオリティを超過すると、前記第2ラジオをスイッチオンし、前記ラジオをスイッチオフするステップと、
    を前記プロセッサベースシステムに実行させる命令をさらに格納する、請求項13記載の物。
  15. 前記ラジオのサービスクオリティをモニタリングするステップと、
    前記複数のラジオの非アクティブなラジオの可用性をチェックするステップであって、前記ラジオのサービスクオリティは所定の閾値以下に低下している、チェックするステップと、
    前記非アクティブなラジオを新たなラジオとしてスイッチオンするステップと、
    前記ラジオのラジオサービスをスイッチオフするステップと、
    前記ラジオの既存のサービスを前記新たなラジオに移転するステップと、
    を前記プロセッサベースシステムに実行させる命令をさらに格納する、請求項13記載の物。
  16. 前記複数のラジオの複数のラジオの動作パターンを決定するステップを前記プロセッサベースシステムに実行させる命令をさらに格納し、
    前記動作パターンは、複数のラジオの同時処理が干渉及びコンフリクトなく可能であるか示す、請求項15記載の物。
  17. MAC(Media Access Control)及び物理(PHY)レイヤを有する第1ラジオと、
    第2MAC及び第2PHYレイヤを有する第2ラジオと、
    前記MACと前記第2MACとの間に接続されるメディアアグノスティックMACと、
    を有するユーザ装置であって、
    前記メディアアグノスティックMACは、
    前記第1ラジオと前記第2ラジオとにより取得されたラジオリソース測定結果に基づき判定メトリックを実行するリソース測定ファンクションと、
    前記第1及び第2ラジオについて、所与のトラフィックロードの各ラジオ無線インタフェースの要求されるアクティブ時間パターンと、前記第1及び第2ラジオのアクティブなラジオの間のコンフリクトを回避するための動作特性とを決定するマルチラジオリソース共有及び共存コーディネーションファンクションと、
    を有するユーザ装置。
  18. 前記第1ラジオは、前記第2ラジオと異なる上位スタックを有し、
    当該ユーザ装置はさらに、前記ラジオリソースマネージメントと適用可能なQoS要求と共に、前記第1及び第2ラジオの最良の動作モードを決定するため、前記第1及び第2ラジオと通信するコネクションマネージメントファンクションを有する、請求項17記載のユーザ装置。
  19. 前記第1ラジオと前記第2ラジオとは、同一の上位スタックを有し、
    当該ユーザ装置はさらに、前記第1ラジオと前記第2ラジオとの間でデータをトンネリングするMACトンネルファンクションを有し、
    前記第1及び第2ラジオの動作は、プロトコルスタックの上位レイヤから隠蔽される、請求項17記載のユーザ装置。
  20. 前記第1及び第2ラジオの最良の動作モードは、プロトコルスタックの上位レイヤからのデータパケットを分類し、各接続のQoS要求に基づき前記第1及び第2ラジオに前記分類されたデータパケットを配布することによって取得される、請求項17記載のユーザ装置。
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