JP2007523628A - バクテリオファージを使用した微生物を検出するための装置および方法 - Google Patents
バクテリオファージを使用した微生物を検出するための装置および方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007523628A JP2007523628A JP2006532405A JP2006532405A JP2007523628A JP 2007523628 A JP2007523628 A JP 2007523628A JP 2006532405 A JP2006532405 A JP 2006532405A JP 2006532405 A JP2006532405 A JP 2006532405A JP 2007523628 A JP2007523628 A JP 2007523628A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bacteriophage
- sample
- phage
- target microorganism
- biological material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 0 *CC*CN1CC1 Chemical compound *CC*CN1CC1 0.000 description 1
- XOBDNIVSOCPUPN-PYMCNQPYSA-N CC(CCCC1)[C@H]1C1(CCC1)C1CCC1 Chemical compound CC(CCCC1)[C@H]1C1(CCC1)C1CCC1 XOBDNIVSOCPUPN-PYMCNQPYSA-N 0.000 description 1
Images
Abstract
Description
(1.発明の分野)
本発明は、一般には微生物の検出の分野に関し、より詳細にはバクテリオファージを利用した細菌の検出に関する。
微生物の検出に対する標準的な微生物学的方法は、特異的細菌病原体の有無を調べるための基板に基づくアッセイに依拠している。Robert H.Bordner,John A.WinterおよびPasquale Scarpino,Microbiological Methods For Monitoring The Environment,EPA報告書No.EPA−600/8−78−017,U.S.Environmental Protection Agency,オハイオ州シンシナティ45268番地,1978年12月を参照のこと。これらの技術は、一般に実施し易く、高額な備品または研究設備を必要とせず、高いレベルの選択性を与える。しかしながら、上記方法は遅い。基板に基づいたアッセイの障壁となるのは、最初に標的とする生物の純粋培養物を増殖または培養しなければならず、これには24時間以上を要する場合もあることである。この時間的制約が、微生物の毒性株の存在に対する迅速な応答を与えるための有効性を大幅に限定してしまうことになる。
本発明は、ファージ増幅の原理を用いた、生きた微生物を検出するための方法および装置を提供することにより、上記の問題ならびに先行技術の他の問題を解決する。好ましい実施形態において、標的微生物に特異的なファージを、サンプルに導入する。導入されたファージの量は、好ましくはファージの検出限界未満の量である。標的微生物が存在すれば、ファージは感染し、微生物内で増殖する。好ましくは、微生物は、ファージ増殖の結果として自然に、または、微生物が細菌であれば細菌リゾチームなどの能動的溶菌プロセスのいずれかによって溶菌される。好ましい実施形態において、ファージは、好ましくは、バクテリオファージ解離剤を加えることにより、解離される。別の実施形態において、検出プロセスに先立って、親ファージに対して、子孫ファージから物理的に除去または分離可能なように標識を行い、これにより、潜在的感受性を増大するか、および/または方法の全分析時間を短縮する。次に試料中のファージまたはバクテリオファージに付随する生物物質を検定する。何らかのファージまたは生物物質が検出されると、標的微生物の存在が証明される。ファージまたは生物物質が検出されなければ、標的とする微生物は存在しないことになる。感染、複製、および溶菌からなる全インキュベーションプロセスには数分しかかからない。前述の実施形態のすべては、細菌および他の微生物の抗生物質耐性または感受性を判定するために用いることができる。バクテリオファージまたは生物物質は、ラテラルフローストリップ、SILAS表面、またはMALDI質量分析などを用いた任意の適切な様式で検出することができる。
(1.序論)
本発明の方法は、試料中の細菌などの標的微生物(微生物)の存在を検出するために、バクテリオファージ、あるいは単にファージを使用することに依存する。本開示において、バクテリオファージおよびファージという用語は、バクテリオファージ、ファージ、ミコバクテリオファージ(TBおよびパラTBに対するものなど)、ミコファージ(真菌に対するものなど)、ミコプラズマファージまたはミコプラズマのファージ、ならびに、生きた細菌、真菌、ミコプラズマ、原生生物および他の微生物に侵入して、これらを使って自身を複製することのできるウィルスのことをいう他の任意の用語を含んでいる。ここで、「微視的」とは、最大寸法が1ミリメートル以下のものを意味する。バクテリオファージは、細菌を自身の複製の手段として使用するように自然界において進化してきたウィルスである。ファージはこのことを、自身を細菌に付着し、自身のDNAを細菌に注入し、該細菌に該ファージを何百倍、または何千倍にも複製させるように誘導することによって行う。溶菌バクテリオファージと呼ばれるバクテリオファージでは、宿主細菌を破裂させ、他の細菌に進路を見いだすために子孫ファージを環境中に放出する。細菌の溶菌のための、細菌のファージ感染、ファージ増殖または細菌中における増殖のため全インキュベーション時間は、いずれの場合でも、当該ファージおよび細菌ならびに環境条件によって数十分から数時間である。
図1は、試料中の特定の細菌を検出するための方法の第1の実施形態10を示す。第1の「ファージの添加」プロセス12において、標的細菌14に感染することになる親バクテリオファージ18を、細菌14の原試料11と混合する。好ましい実施形態において、好ましくは懸濁液または溶液16中のバクテリオファージを、所定の濃度で細菌14の原試料11に添加する。ここで、「原試料」という用語は、ファージを添加する前の試料のことをいう。原試料/ファージ混合物は、ここでは「試験試料24」または「バクテリオファージに曝露されたサンプル24」とよぶ。方法の目的が、種または株レベルで特定の細菌を検出することであれば、これに応じた特定のファージを該方法において用いる。たとえば、Y.Pestis.を特異的に検出するためには、φA1122ファージを用いることができる。これに対し、試料中のより広範な細菌を検出するためには、より特異性の低いファージを用いるとよい。ファージMS2は、Enterococciだけでなく多くの異なるE.coli種に感染するので、水中の糞便汚染を検出するのに非常に適している。
(A.ラテラルフロー実施例)
以下の実施例において、図1のプロセスにおけるE.coliの検出のためにMS2ファージを用いる。図3および4に示すようなラテラルフローストリップを、MS2ファージに特異的に結合するポリクローナル抗体を用いて調製する。
方法:Thermo Electron Corporation,81 Wyman Street,Waltham,MA 02454−9046において開発された標準的な方法を用いて、コーティングされた表面と、HRP共役抗体を調製した。簡単に説明すると、表面を4ug/mlウサギ抗MS2抗体を含むHEPESバッファ(pH7.8)の溶液中で、48時間コーティングした。コーティング後、ウェハを洗浄し、糖:タンパク質保存剤でオーバーコートし、7mm四方のチップに分離した。
この実施例においては、Staphylococcus aureus(S.aureus)における抗生物質の最小阻害濃度(MIC)を、MALDI−MSを用いたバクテリオファージ増幅によって迅速に判定した。MICは、S.aureusの特定の株の増殖を阻害する最低の抗生物質濃度である。当該株が、検定濃度の抗生物質に感受性があれば、バクテリオファージ 生物マーカーシグナルは、抗生物質阻害、ひいてはファージ増幅の抑制のために、MALDI−MSによって検出されることはない。一方、ファージ生物マーカーシグナルが検出される場合は、MICが達成されておらず、抗生物質が有効でない点を表すことになる。本研究に対するMICを判定するためには、ストレプトマイシンおよびテトラサイクリンを選択した。
Claims (69)
- 試験されるサンプル中の標的微生物(14)の有無を決定する方法であって、該方法は、以下:該標的微生物を感染させることのできる親バクテリオファージ(18)を該サンプルと合わせて(12)、バクテリオファージに暴露されたサンプル(16)を作製する工程;および、該バクテリオファージに暴露されたサンプルに、該バクテリオファージを該標的微生物に感染させて、該標的微生物中で複製させて、該バクテリオファージに暴露されたサンプル中に検出可能な量(37)の、該バクテリオファージまたは該バクテリオファージに関連する生物物質(97)のどちらかを産生するのに十分な条件を提供する(20)工程を包含し、該方法は、以下:
該バクテリオファージ、または該バクテリオファージに関連する生物物質のどちらかが、該バクテリオファージに暴露されたサンプル中に存在する場合、該バクテリオファージに暴露されたサンプルを、その少なくとも一部(46,240)が色を変える基板(64,220)に塗布する工程、および
該標的微生物の有無の指標として、該色変化の有無を決定する工程、
を特徴とする方法。 - 前記塗布工程は、前記バクテリオファージに暴露されたサンプルを、ラテラルフローストリップ(40)に塗布する工程を包含することを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記塗布工程は、前記バクテリオファージに暴露されたサンプルを、SILAS表面(220)に塗布する工程を包含することを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記バクテリオファージ(70)は、遺伝的に改変されている(300,310,320,331)、請求項1に記載の方法。
- 前記バクテリオファージは、感染プロセスの所望の特性を増強するように遺伝的に改変されている(300)ことを特徴とする請求項4に記載の方法。
- 前記バクテリオファージは、検出可能な生物マーカーを過剰発現するように遺伝的に改変されている(310)ことを特徴とする請求項4に記載の方法。
- 前記バクテリオファージは、酵素を発現するように遺伝的に改変されている(320)ことを特徴とする請求項4に記載の方法。
- 前記バクテリオファージは、カプシドタンパク質(72)上に標的を発現するように遺伝的に改変されている(331)ことを特徴とする請求項4に記載の方法。
- 微生物試験基板(40)の製造方法であって、該方法は、以下:
基板(64)およびバクテリオファージ(51)に付加できる生物物質(47)または該バクテリオファージに関連する生物物質を提供する工程;
該基板上に該生物物質のライン(46)を形成する工程;ならびに
該基板を、該ラインに本質的に垂直な方向に切断して、該試験基板を形成する工程、
を特徴とする方法。 - 前記基板は、多孔性膜(64)であることを特徴とする請求項9に記載の方法。
- 前記生物物質は、抗体(47)であることを特徴とする請求項9に記載の方法。
- 前記提供する工程は、第1生物物質および第2生物物質を提供する工程を包含し、前記形成する工程は、該第1生物物質を有する第1ライン(46)および該第2生物物質を有する第2ライン(48)を形成する工程を包含し、該第1ラインおよび該第2ラインは実質的に平行であることを特徴とする請求項9に記載の方法。
- 前記提供する工程は、第3生物物質を提供する工程をさらに包含し、前記形成する工程は、該第3生物物質を有する第3ライン(66)を形成する工程を包含し、該第3ラインは、第1ラインおよび第2ラインと実質的に平行であることを特徴とする請求項12に記載の方法。
- 細菌学試験基板(220)の製造方法であって、該方法は、以下:基板(221)を提供する工程;および該基板上に光学コーティング(222)を形成する工程を包含し;該方法は、生物物質(228)を該光学コーティング上に固定する工程を特徴とし、該生物物質は、バクテリオファージ(230)または該バクテリオファージに関連する生物物質に付加することができる、方法。
- 前記固定する工程は、付加ポリマー(224)を、前記光学コーティングに塗布する工程、および前記生物物質を該付加ポリマー上に蒸着する工程を包含することを特徴とする請求項14に記載の方法。
- 前記生物物質(230)は、抗体であることを特徴とする請求項14に記載の方法。
- 試験されるサンプル中の標的微生物の有無を決定する方法であって、該方法は、以下:該標的微生物を感染させることのできる一定量の親バクテリオファージを該サンプルと合わせて、バクテリオファージに暴露されたサンプルを作製する工程;および、該バクテリオファージに暴露されたサンプルに、該バクテリオファージを該標的微生物に感染させて、該標的微生物中で複製させて、該バクテリオファージに暴露されたサンプル中に検出可能な量の、該バクテリオファージまたは該バクテリオファージに関連する生物物質のどちらかを産生するのに十分な条件を提供する工程を包含し;該方法は、該バクテリオファージに暴露されたサンプルを、ラテラルフローストリップに塗布して、該標的微生物の有無を決定する工程を特徴とする方法。
- 前記微生物は細菌であり、前記アッセイする工程は、前記バクテリオファージまたは前記バクテリオファージに関連する生物物質を、前記サンプル中に該標的細菌が存在することの指標として検出する工程を包含する、請求項17に記載の方法。
- 試験されるサンプル中の標的微生物の有無を決定する方法であって、該方法は、以下:該標的微生物を感染させることのできる一定量の親バクテリオファージを該サンプルと合わせて、バクテリオファージに暴露されたサンプルを作製する工程;および、該バクテリオファージに暴露されたサンプルに、該バクテリオファージを該標的微生物に感染させて、該標的微生物中で複製させて、該バクテリオファージに暴露されたサンプル中に検出可能な量の、該バクテリオファージまたは該バクテリオファージに関連する生物物質のどちらかを産生するのに十分な条件を提供する工程を包含し、該方法は、該バクテリオファージに暴露されたサンプルを、SILAS表面に塗布して、該標的微生物の有無を決定する工程を特徴とする方法。
- 前記微生物は細菌であり、前記アッセイする工程は、前記バクテリオファージまたは前記バクテリオファージに関連する生物物質を前記サンプル中に該標的細菌が存在することの指標として検出する工程を包含することを特徴とする請求項19に記載の方法。
- 標的微生物(14)を検出するための装置(40,220)であって、該装置は、基板(64,221);および該基板上の固定化ゾーン(46,225)を備え、該固定化ゾーンは、バクテリオファージ(51,230)またはバクテリオファージに関連する生物物質を固定化するように設計された固定化剤(47,228)を含み、該装置は、該バクテリオファージまたは該バクテリオファージに関連する生物物質のどちらかと相互作用するように設計された色調剤(45,235)を特徴とし、これにより該バクテリオファージまたは該バクテリオファージに関連する生物物質のどちらかの存在が、該固定化ゾーンの色変化を引き起こすことを特徴とする装置。
- 前記固定化ゾーンは、抗体(47,230)を含むことを特徴とする請求項21に記載の装置。
- 前記色調剤は、着色したビーズ(45)を含むことを特徴とする請求項22に記載の装置。
- 前記色調剤は、反応した場合、沈殿剤(238)を形成する反応剤(232)および酵素(236)を含むことを特徴とする請求項22に記載の装置。
- 前記反応剤は、セイヨウワサビペルオキシダーゼ(HRP)およびアルカリホスファターゼからなる群より選択される物質を含み、前記酵素は、3,3’,5,5’テトラメチルベンジジン(TMB)を含むことを特徴とする請求項24に記載の装置。
- 前記基板は、ラテラルフローストリップ(40)を備えることを特徴とする請求項21に記載の装置。
- 前記基板は、SILAS表面(220)を備えることを特徴とする請求項21に記載の装置。
- 前記微生物は、細菌であることを特徴とする請求項21に記載の装置。
- 試験されるサンプル(11)中の標的微生物(14)の有無を決定するためのキット(254)であって、該キットは、該標的微生物に感染させることのできるバクテリオファージ(268)を収容した第1の容器(260)を備え、該キットは、該バクテリオファージに暴露されたサンプル中に該バクテリオファージまたは該バクテリオファージに関連する生物物質のどちらかが存在する場合、少なくとも一部(288)の色が変化する基板(266)を特徴とするキット。
- 緩衝溶液(258)を収容する第2の容器(256)をさらに特徴とする請求項29に記載のキット。
- 前記基板は、ラテラルフローストリップ(40,266)を備えることを特徴とする請求項29に記載のキット。
- 前記基板は、SILAS表面(220)を備えることを特徴とする請求項29に記載のキット。
- 前記第1容器は、所定の大きさの液滴を放出するように設計された点滴器(265)を備えることを特徴とする請求項29に記載のキット。
- 前記標的微生物は、細菌であることを特徴とする請求項29に記載のキット。
- 試験されるサンプル中の微生物の有無を検出する方法であって、該方法は、以下:該標的微生物を感染させることのできる親バクテリオファージを該サンプルと合わせて、バクテリオファージに暴露されたサンプルを作製する工程;および、該バクテリオファージに暴露されたサンプルに、該バクテリオファージを該標的微生物に感染させて、該標的微生物中で複製させて、子孫バクテリオファージを作製する工程を可能にするのに十分な条件を提供する工程;および該バクテリオファージに暴露されたサンプルをアッセイして、該サンプル中の該標的微生物の有無の指標としての該バクテリオファージ物質の有無を決定する工程を包含し;該方法は、該条件を提供する工程が、該アッセイに利用可能な解離したバクテリオファージ物質を生産するための条件を提供する工程をさらに包含することを特徴とする方法。
- 前記微生物は細菌であり、前記アッセイする工程は、前記バクテリオファージ物質を、前記サンプル中に前記標的細菌が存在することの指標として検出する工程を包含することを特徴とする請求項35に記載の方法。
- 前記提供する工程は、前記微生物を溶解して、前記バクテリオファージを放出する工程を包含することを特徴とする請求項35に記載の方法。
- 前記溶解する工程は、微生物リゾチームを前記バクテリオファージに暴露されたサンプルに添加する工程を包含することを特徴とする請求項37に記載の方法。
- 前記溶解する工程は、前記バクテリオファージに曝露されたサンプルにクロロホルムを添加する工程、該バクテリオファージに曝露されたサンプルを酸で処理する工程、および該バクテリオファージに曝露されたサンプルを物理的に加工する工程からなる群より選択される方法を包含する、請求項37に記載の方法。
- 前記提供する工程は、バクテリオファージ解離剤を、前記バクテリオファージに曝露されたサンプルに添加する工程を包含することを特徴とする請求項35に記載の方法。
- 前記添加する工程は、酸、尿素、変性剤および酵素からなる群より選択される物質を添加する工程を包含することを特徴とする請求項40に記載の方法。
- 前記合わせる工程は、前記親バクテリオファージを標識する工程を包含し、前記提供する工程は、該標識した親バクテリオファージを分離する工程、および次いで該バクテリオファージを解離させて、解離したバクテリオファージ物質を生成する工程を包含することを特徴とする請求項35に記載の方法。
- 前記標識する工程は、前記親バクテリオファージをビオチン化する工程および該親バクテリオファージを物理的基板へ付加させる工程からなる群より選択されるプロセスを包含することを特徴とする請求項42に記載の方法。
- 前記アッセイする工程は、前記バクテリオファージに曝露されたサンプルをラテラルフローストリップに塗布する工程を包含することを特徴とする請求項35に記載の方法。
- 前記アッセイする工程は、前記バクテリオファージに曝露されたサンプルをSILAS表面に塗布する工程を包含することを特徴とする請求項35に記載の方法。
- 前記アッセイする工程は、前記バクテリオファージに曝露されたサンプルの少なくとも一部を、MALDI質量分析計でアッセイする工程を包含することを特徴とする請求項35に記載の方法。
- 前記生物物質は、カプシドタンパク質であることを特徴とする請求項35に記載の方法。
- 前記バクテリオファージは、遺伝的に改変されていることを特徴とする請求項35に記載の方法。
- 前記バクテリオファージは、感染プロセスの所望の特性を増強するように遺伝的に改変されていることを特徴とする請求項48に記載の方法。
- 前記バクテリオファージは、検出可能な生物マーカーを過剰発現するように遺伝的に改変されていることを特徴とする請求項48に記載の方法。
- 前記バクテリオファージは、酵素を発現するように遺伝的に改変されていることを特徴とする請求項48に記載の方法。
- 前記バクテリオファージは、カプシドタンパク質上に標的を発現するように遺伝的に改変されていることを特徴とする請求項48に記載の方法。
- 試験されるサンプル中の標的微生物の有無を決定する方法であって、該方法は、以下:該標的微生物を感染させることのできるバクテリオファージを提供する工程;該バクテリオファージを該サンプルと合わせて、バクテリオファージに曝露されたサンプルを作製する工程;該バクテリオファージに曝露されたサンプルに対して、該バクテリオファージを該標的微生物に感染させて、該標的微生物中で複製させて子孫バクテリオファージを作製するのに十分な条件を提供する工程;および、該バクテリオファージに曝露されたサンプルのアッセイを行って、該子孫バクテリオファージまたは該子孫バクテリオファージに関連する生物物質の有無を検出して、該標的微生物の有無を決定する工程を包含し、該方法は、
該標的微生物を感染させることのできるバクテリオファージの該サンプルを標識する工程;および
該アッセイの前に、該標識したバクテリオファージを該子孫バクテリオフージから分離する工程、
を特徴とする方法。 - 前記標識する工程は、前記親バクテリオファージをビオチン化する工程および該親バクテリオファージを物理的基板へ付加する工程からなる群より選択されるプロセスを包含することを特徴とする請求項53に記載の方法。
- 前記標識する工程は、前記親バクテリオファージをビオチン化する工程を包含し、前記分離する工程は、該ビオチン化バクテリオファージをストレプトアビジンに引きつける工程を包含することを特徴とする請求項53に記載の方法。
- 前記アッセイする工程は、以下:サンプル塗布パッドおよび検出ラインを有するラテラルフローストリップを提供する工程、ならびに前記バクテリオファージに曝露されたサンプルを前記サンプル塗布パッドに塗布する工程を包含し;そして、
前記分離工程は、前記ビオチン化親バクテリオファージを、前記検出ラインの前の前記ラテラルストリップのストレプトアビジンでコーティングした部分に結合させる工程を包含することを特徴とする請求項55に記載の方法。 - 前記標識する工程は、前記親バクテリオファージを物理的基板に接触させる工程を包含し、前記分離工程は、前記物理的基板を前記サンプル中の検出すべき前記バクテリオファージから単離する工程を包含することを特徴とする請求項53に記載の方法。
- 前記単離工程は、前記物理的基板を前記試験サンプルから除去する工程を包含することを特徴とする請求項57に記載の方法。
- 前記分離工程は、前記標識したバクテリオファージを前記バクテリオファージに曝露されたサンプルから除去する工程を包含することを特徴とする請求項53に記載の方法。
- 前記除去工程は、前記標識したバクテリオファージを除去するために磁気ビーズを使用する工程を包含することを特徴とする請求項59に記載の方法。
- 標的微生物の抗生物質に対する耐性または感受性を決定する方法であって、該方法は、該標的微生物を含むサンプルを提供する工程を包含し、該方法は、以下:
(b)該サンプルを第1サンプルおよび第2サンプルに分割する工程;
(c)該抗生物質を該第2サンプルに添加する工程;
(d)該第1サンプルおよび該第2サンプルのそれぞれを、該標的微生物に感染することのできるバクテリオファージと合わせて、第1のバクテリオファージに曝露されたサンプルおよび第2のバクテリオファージに曝露されたサンプルを作製する工程;
(e)該バクテリオファージに曝露されたサンプルに対して、該バクテリオファージを該標的微生物に感染させて、該標的微生物中で複製させ、検出可能な量の、該バクテリオファージまたは該バクテリオファージに関連する生物物質のどちらかを、該バクテリオファージに曝露されたサンプル中で産生するのに十分な条件を提供する工程;
(f)該バクテリオファージに曝露されたサンプルをアッセイして、該バクテリオファージまたは該バクテリオファージに関連する生物物質のどちらかの有無を検出し、該第1サンプルおよび該第2サンプル中の該標的微生物の有無を決定する工程;ならびに、
(g)該第1サンプルおよび該第2サンプルに対する該アッセイの結果を比較し、該抗生物質に対する該標的微生物の耐性または感受性を決定する工程、
を特徴とする方法。 - 前記アッセイする工程は、前記第1サンプルを第1ラテラルフローストリップに塗布し、前記第2サンプルを第2ラテラルフローストリップに塗布する工程を包含することを特徴とする請求項61に記載の方法。
- 前記アッセイする工程は、前記第1サンプルを第1SILAS表面に塗布し、前記第2サンプルを第2SILAS表面に塗布する工程を包含することを特徴とする請求項62に記載の方法。
- 前記添加する工程は、複数の前記抗生物質を添加する工程を包含することを特徴とする請求項61に記載の方法。
- 試験されるサンプル中の微生物の有無を検出する方法であって、該方法は、以下:該標的微生物を感染させることのできる親バクテリオファージを該サンプルと合わせて、バクテリオファージに暴露されたサンプルを作製する工程;該バクテリオファージに暴露されたサンプルに、該バクテリオファージを該標的微生物に感染させて、該標的微生物中で複製させて、検出可能な量の、該バクテリオファージまたは該バクテリオファージに関連する生物物質のどちらかを、該バクテリオファージに曝露されたサンプルで作製するのに十分な条件を提供する工程;および該バクテリオファージに曝露されたサンプルをアッセイして、該バクテリオファージまたは該バクテリオファージに関連する生物物質のどちらかの有無を検出し、該標的微生物の有無を決定する工程を包含し、該方法は、該アッセイの前に能動的に該微生物を溶解する工程を特徴とする方法。
- 前記微生物は細菌であり、前記アッセイする工程は、前記バクテリオファージまたは前記バクテリオファージに関連する生物物質を、前記サンプル中に前記標的細菌が存在することの指標として検出する工程を包含することを特徴とする請求項65に記載の方法。
- 前記生物物質は、カプシドタンパク質であることを特徴とする請求項65に記載の方法。
- 前記能動的溶解工程は、前記バクテリオファージに曝露されたサンプルに微生物リゾチームを添加する工程を包含することを特徴とする請求項65に記載の方法。
- 前記能動的溶解工程は、前記バクテリオファージに曝露されたサンプルにクロロホルムを添加する工程、前記バクテリオファージに曝露されたサンプルを酸で処理する工程、および前記バクテリオファージに曝露されたサンプルを物理的に加工する工程からなる群より選択される方法を包含することを特徴とする請求項65に記載の方法。
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/US2003/011253 WO2003087772A2 (en) | 2002-04-12 | 2003-04-10 | Method for detecting low concentrations of a target bacterium that uses phages to infect target bacterial cells |
US10/249,452 US7166425B2 (en) | 2002-04-12 | 2003-04-10 | Method for detecting low concentrations of a target bacterium that uses phages to infect target bacterial cells |
US54443704P | 2004-02-13 | 2004-02-13 | |
US55796204P | 2004-03-31 | 2004-03-31 | |
PCT/US2004/011285 WO2005001475A2 (en) | 2003-04-10 | 2004-04-12 | Apparatus and method for detecting microscopic living organisms using bacteriophage |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007523628A true JP2007523628A (ja) | 2007-08-23 |
JP4578478B2 JP4578478B2 (ja) | 2010-11-10 |
Family
ID=38498689
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006532405A Expired - Fee Related JP4578478B2 (ja) | 2003-04-10 | 2004-04-12 | バクテリオファージを使用した微生物を検出するための装置および方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4578478B2 (ja) |
CN (1) | CN101375163B (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011147403A (ja) * | 2010-01-22 | 2011-08-04 | Hitachi High-Technologies Corp | 細菌検査装置及び細菌検査方法 |
JP2016075687A (ja) * | 2009-04-07 | 2016-05-12 | ネクサス・ディーエックス・インコーポレイテッドNexus Dx, Inc. | ポイントオブケア・テストの結果を読み取るためのハンドヘルド・スキャナ・システム及び方法 |
JP2017074074A (ja) * | 2012-02-21 | 2017-04-20 | ラボラトリー コーポレイション オブ アメリカ ホールディングス | 微生物の検出のための方法およびシステム |
US10519483B2 (en) | 2012-02-21 | 2019-12-31 | Laboratory Corporation Of America Holdings | Methods and systems for rapid detection of microorganisms using infectious agents |
JP2020513764A (ja) * | 2016-12-30 | 2020-05-21 | クイデル コーポレーション | ファージ媒介性イムノアッセイ及び抗生物質又はプロバイオティック薬剤に対する細菌の感受性を決定するための方法 |
JP2020092705A (ja) * | 2014-04-24 | 2020-06-18 | ジーンウィーブ バイオサイエンシズ,インコーポレイティド | 細胞の検出のための試薬カートリッジ及び方法 |
JP2020535808A (ja) * | 2017-10-02 | 2020-12-10 | クイデル コーポレーション | 細菌種の抗菌薬感受性試験及び同定のためのファージに基づく検出方法 |
US11591633B2 (en) | 2019-09-11 | 2023-02-28 | Laboratory Corporation Of America Holdings | Methods and systems for the rapid detection of bacteria using recombinant bacteriophage to express an indicator subunit |
US11674124B2 (en) | 2019-06-21 | 2023-06-13 | Laboratory Corporation Of America Holdings | Methods for producing mutant bacteriophages for the detection of listeria |
US11739363B2 (en) | 2019-08-26 | 2023-08-29 | Laboratory Corporation Of America Holdings | Devices and methods for detecting microorganisms using recombinant reproduction-deficient indicator bacteriophage |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9340817B2 (en) * | 2013-03-27 | 2016-05-17 | Sample6 Technologies, Inc. | Methods of making recombinant phage, compositions and articles of manufacture of same for bacterial detection |
CA2991912A1 (en) * | 2015-07-31 | 2017-02-09 | University Of Pittsburgh - Of The Commonwealth System Of Higher Education | Detection of bacteria using bacteriophage |
ES2694874T3 (es) * | 2015-11-20 | 2018-12-27 | Sinamira AG | Procedimiento y dispositivo para la detección de bacterias |
CN106995805A (zh) * | 2017-03-26 | 2017-08-01 | 海南大学 | 一种溶菌酶标记的工程化噬菌体快速检测微生物 |
CN110656038B (zh) * | 2019-10-12 | 2022-09-13 | 山东省农业科学院畜牧兽医研究所 | 一种高通量筛选人畜共患病原菌噬菌体检测板及其应用 |
CN111569959B (zh) * | 2020-04-30 | 2021-09-17 | 上海邦先医疗科技有限公司 | 一种用于生物样本中细菌定量检测的微流控芯片及使用方法 |
CN117491536B (zh) * | 2023-12-29 | 2024-03-12 | 中国林业科学研究院林产化学工业研究所 | 一种prc-apmp工艺制浆废水的微生物毒性物质鉴定方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20020045195A1 (en) * | 2000-10-13 | 2002-04-18 | Hubscher Thomas T. | Method for the visual detection of specific antibodies in human serum by the use of lateral flow assays |
JP2003505105A (ja) * | 1999-07-30 | 2003-02-12 | プロフォス・アクチエンゲゼルシャフト | 細菌株の検出および同定 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
MX9700732A (es) * | 1995-06-07 | 1997-08-30 | Becton Dickinson Co | Dispositivo y metodo para probar la susceptibilidad antibiotica a base de un bacteriofago. |
-
2004
- 2004-04-12 JP JP2006532405A patent/JP4578478B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2004-04-12 CN CN2004800163658A patent/CN101375163B/zh not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003505105A (ja) * | 1999-07-30 | 2003-02-12 | プロフォス・アクチエンゲゼルシャフト | 細菌株の検出および同定 |
US20020045195A1 (en) * | 2000-10-13 | 2002-04-18 | Hubscher Thomas T. | Method for the visual detection of specific antibodies in human serum by the use of lateral flow assays |
Non-Patent Citations (2)
Title |
---|
CLIN. CHEM., VOL. 47, PAGES 1894-1900 (2001), JPN6010001868, ISSN: 0001513370 * |
RAPID. COMMUN. MASS SPECTROM., VOL. 17, PAGES 257-263 (EPUB. DEC. 2002), JPN6010001867, ISSN: 0001513369 * |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016075687A (ja) * | 2009-04-07 | 2016-05-12 | ネクサス・ディーエックス・インコーポレイテッドNexus Dx, Inc. | ポイントオブケア・テストの結果を読み取るためのハンドヘルド・スキャナ・システム及び方法 |
JP2011147403A (ja) * | 2010-01-22 | 2011-08-04 | Hitachi High-Technologies Corp | 細菌検査装置及び細菌検査方法 |
JP7048564B2 (ja) | 2012-02-21 | 2022-04-05 | ラボラトリー コーポレイション オブ アメリカ ホールディングス | 微生物の検出のための方法およびシステム |
US10519483B2 (en) | 2012-02-21 | 2019-12-31 | Laboratory Corporation Of America Holdings | Methods and systems for rapid detection of microorganisms using infectious agents |
JP2020060583A (ja) * | 2012-02-21 | 2020-04-16 | ラボラトリー コーポレイション オブ アメリカ ホールディングス | 微生物の検出のための方法およびシステム |
JP2017074074A (ja) * | 2012-02-21 | 2017-04-20 | ラボラトリー コーポレイション オブ アメリカ ホールディングス | 微生物の検出のための方法およびシステム |
JP2020092705A (ja) * | 2014-04-24 | 2020-06-18 | ジーンウィーブ バイオサイエンシズ,インコーポレイティド | 細胞の検出のための試薬カートリッジ及び方法 |
JP2020513764A (ja) * | 2016-12-30 | 2020-05-21 | クイデル コーポレーション | ファージ媒介性イムノアッセイ及び抗生物質又はプロバイオティック薬剤に対する細菌の感受性を決定するための方法 |
CN111601897A (zh) * | 2016-12-30 | 2020-08-28 | 奎多公司 | 用于确定细菌对抗生素或益菌剂的易感性的噬菌体介导的免疫分析和方法 |
JP2022113849A (ja) * | 2016-12-30 | 2022-08-04 | クイデル コーポレーション | ファージ媒介性イムノアッセイ及び抗生物質又はプロバイオティック薬剤に対する細菌の感受性を決定するための方法 |
JP2020535808A (ja) * | 2017-10-02 | 2020-12-10 | クイデル コーポレーション | 細菌種の抗菌薬感受性試験及び同定のためのファージに基づく検出方法 |
JP7254071B2 (ja) | 2017-10-02 | 2023-04-07 | クイデル コーポレーション | 細菌種の抗菌薬感受性試験及び同定のためのファージに基づく検出方法 |
US11674124B2 (en) | 2019-06-21 | 2023-06-13 | Laboratory Corporation Of America Holdings | Methods for producing mutant bacteriophages for the detection of listeria |
US11739363B2 (en) | 2019-08-26 | 2023-08-29 | Laboratory Corporation Of America Holdings | Devices and methods for detecting microorganisms using recombinant reproduction-deficient indicator bacteriophage |
US11591633B2 (en) | 2019-09-11 | 2023-02-28 | Laboratory Corporation Of America Holdings | Methods and systems for the rapid detection of bacteria using recombinant bacteriophage to express an indicator subunit |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN101375163A (zh) | 2009-02-25 |
CN101375163B (zh) | 2012-03-21 |
JP4578478B2 (ja) | 2010-11-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20090246752A1 (en) | Apparatus and method for detecting microscopic living organisms using bacteriophage | |
US8092990B2 (en) | Apparatus and method for detecting microscopic organisms using bacteriophage | |
JP4578478B2 (ja) | バクテリオファージを使用した微生物を検出するための装置および方法 | |
JP4490112B2 (ja) | 標的細菌性細胞を感染させるためにファージを使用する低濃度の標的細菌を検出するための方法 | |
Lim et al. | Current and developing technologies for monitoring agents of bioterrorism and biowarfare | |
AU2006292496B2 (en) | Method and apparatus for identification of microorganisms using bacteriophage | |
Lim | Detection of microorganisms and toxins with evanescent wave fiber-optic biosensors | |
US20070178450A1 (en) | Method and apparatus for determining level of microorganisms using bacteriophage | |
WO2005001475A2 (en) | Apparatus and method for detecting microscopic living organisms using bacteriophage | |
JP2020202872A (ja) | 組み換えバクテリオファージを使用する、微生物の迅速検出のための方法及びシステム | |
US9441204B2 (en) | Compositions and methods for detecting Yersinia pestis bacteria | |
CN104245961A (zh) | 用于微生物检测的方法和系统 | |
US8216780B2 (en) | Method for enhanced sensitivity in bacteriophage-based diagnostic assays | |
Amani et al. | A review approaches to identify enteric bacterial pathogens | |
US20050250096A1 (en) | Microorganism detection using bacteriophage amplification | |
Chen et al. | Fast and highly sensitive detection of pathogens wreathed with magnetic nanoparticles using dark-field microscopy | |
JP2010508044A (ja) | 潜在的に交差反応性の生物の選択阻害による、強化されたバクテリオファージベース診断アッセイの方法及び装置 | |
US20110097702A1 (en) | Methods and compositions for in situ detection of microorganisms on a surface | |
US7276332B2 (en) | Bacteriophage linked immunosorbent assay for rapid, sensitive detection of multiple analytes | |
EP1789572A2 (en) | Microorganism detection using bacteriophage amplification | |
Mido et al. | Sensitive detection of live Escherichia coli by bacteriophage amplification-coupled immunoassay on the Luminex® MAGPIX instrument | |
US20210405050A1 (en) | Sensor | |
Selvarajan et al. | Cutting-edge technologies for detection of plant viruses in vegetatively propagated crop plants | |
Moltmann et al. | Detection of Xanthomonas fragariae in symptomless strawberry plants by nested PCR | |
Kleymenov et al. | Impact of aerosol dust on xMAP multiplex detection of different class pathogens |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100118 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20100416 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20100423 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20100517 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20100524 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20100617 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20100624 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100720 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100811 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100824 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130903 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |