JP2007523215A5 - - Google Patents

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Claims (80)

  1. 癌の治療のための医薬組成物の製造のための、
    a)医薬上許容される担体と組み合わせたβ−ラパコンまたはその医薬上許容される塩、および
    b)医薬上許容される担体と組み合わせたS期薬またはその医薬上許容される塩
    の治療上有効量の使用
  2. S期薬が代謝拮抗剤である、請求項1記載の使用
  3. S期薬がヌクレオシドアナログまたはヌクレオチドアナログである、請求項1記載の使用
  4. S期薬がゲムシタビン、5−フルオロウラシル、メトトレキセート、ヒドロキシ尿素、クラドリビン、フルダラビン、シタラビン、アザシチジン、5−フルオロデオキシウリジン、メルカプトプリン、アザチオプリン、チオグアニンおよびカペシタビンからなる群から選択される、請求項1記載の使用
  5. S期薬がゲムシタビンである、請求項1記載の使用
  6. S期薬が5−フルオロウラシルである、請求項1記載の使用
  7. S期薬がメトトレキセートである、請求項1記載の使用
  8. 癌が膵癌、肺癌、結腸癌、乳癌、前立腺癌、慢性骨髄性白血病、黒色腫、および卵巣癌からなる群から選択される、請求項1記載の使用
  9. 癌が膵癌である、請求項1記載の使用
  10. 癌が肺癌である、請求項1記載の使用
  11. β−ラパコンまたはその医薬上許容される塩、プロドラッグ、代謝物、アナログもしくは誘導体がS期薬またはその医薬上許容される塩の投与と同時に投与される、請求項1記載の使用
  12. β−ラパコンまたはその医薬上許容される塩、プロドラッグ、代謝物、アナログもしくは誘導体がS期薬またはその医薬上許容される塩の投与の前に投与される、請求項1記載の使用
  13. β−ラパコンまたはその医薬上許容される塩、プロドラッグ、代謝物、アナログもしくは誘導体がS期薬またはその医薬上許容される塩の投与の後に投与される、請求項1記載の使用
  14. 膵癌の治療のための医薬組成物の製造のための、
    a)医薬上許容される担体と組み合わせたβ−ラパコンまたはその医薬上許容される塩、および
    b)医薬上許容される担体と組み合わせたS期薬またはその医薬上許容される塩
    の治療上有効量の使用
  15. S期薬が代謝拮抗剤である、請求項14記載の使用
  16. S期薬がヌクレオシドアナログまたはヌクレオチドアナログである、請求項14記載の使用
  17. S期薬がゲムシタビン、5−フルオロウラシル、メトトレキセート、ヒドロキシ尿素、クラドリビン、フルダラビン、シタラビン、アザシチジン、5−フルオロデオキシウリジン、メルカプトプリン、アザチオプリン、チオグアニンおよびカペシタビンからなる群から選択される、請求項14記載の使用
  18. S期薬がゲムシタビンである、請求項14記載の使用
  19. S期薬が5−フルオロウラシルである、請求項14記載の使用
  20. S期薬がメトトレキセートである、請求項14記載の使用
  21. β−ラパコンまたはその医薬上許容される塩、プロドラッグ、代謝物、アナログもしくは誘導体がS期薬またはその医薬上許容される塩の投与と同時に投与される、請求項14記載の使用
  22. β−ラパコンまたはその医薬上許容される塩、プロドラッグ、代謝物、アナログもしくは誘導体がS期薬またはその医薬上許容される塩の投与の前に投与される、請求項14記載の使用
  23. β−ラパコンまたはその医薬上許容される塩、プロドラッグ、代謝物、アナログもしくは誘導体がS期薬またはその医薬上許容される塩の投与の後に投与される、請求項14記載の使用
  24. 肺癌の治療のための医薬組成物の製造のための、
    a)医薬上許容される担体と組み合わせたβ−ラパコンまたはその医薬上許容される塩、および
    b)医薬上許容される担体と組み合わせたS期薬またはその医薬上許容される塩
    の治療上有効量の使用
  25. S期薬が代謝拮抗剤である、請求項24記載の使用
  26. S期薬がヌクレオシドアナログまたはヌクレオチドアナログである、請求項24記載の使用
  27. S期薬がゲムシタビン、5−フルオロウラシル、メトトレキセート、ヒドロキシ尿素、クラドリビン、フルダラビン、シタラビン、アザシチジン、5−フルオロデオキシウリジン、メルカプトプリン、アザチオプリン、チオグアニンおよびカペシタビンからなる群から選択される、請求項24記載の使用
  28. S期薬がゲムシタビンである、請求項24記載の使用
  29. S期薬が5−フルオロウラシルである、請求項24記載の使用
  30. S期薬がメトトレキセートである、請求項24記載の使用
  31. β−ラパコンまたはその医薬上許容される塩、プロドラッグ、代謝物、アナログもしくは誘導体がS期薬またはその医薬上許容される塩の投与と同時に投与される、請求項24記載の使用
  32. β−ラパコンまたはその医薬上許容される塩、プロドラッグ、代謝物、アナログもしくは誘導体がS期薬またはその医薬上許容される塩の投与の前に投与される、請求項24記載の使用
  33. β−ラパコンまたはその医薬上許容される塩、プロドラッグ、代謝物、アナログもしくは誘導体がS期薬またはその医薬上許容される塩の投与の後に投与される、請求項24記載の使用
  34. 癌の治療のための医薬組成物の製造のための、
    a)医薬上許容される担体と組み合わせたβ−ラパコンまたはその医薬上許容される塩、および
    b)医薬上許容される担体と組み合わせたゲムシタビンまたはその医薬上許容される塩
    の治療上有効量の使用
  35. 癌が膵癌、肺癌、結腸癌、乳癌、前立腺癌、慢性骨髄性白血病、黒色腫、および卵巣癌からなる群から選択される、請求項34記載の使用
  36. 癌が膵癌である、請求項34記載の使用
  37. 癌が肺癌である、請求項34記載の使用
  38. β−ラパコンまたはその医薬上許容される塩がゲムシタビンの投与と同時に投与される、請求項34記載の使用
  39. β−ラパコンまたはその医薬上許容される塩がゲムシタビンの投与の前に投与される、請求項34記載の使用
  40. 癌細胞を医薬組成物と接触させること(ここで、該接触が癌細胞における細胞死を誘発する)を含む癌細胞における細胞死誘発のための医薬組成物の製造のための、
    a)β−ラパコンまたはその医薬上許容される塩、および
    b)S期薬またはその医薬上許容される塩
    の有効量の使用
  41. S期薬が代謝拮抗剤である、請求項40記載の使用
  42. S期薬がヌクレオシドアナログまたはヌクレオチドアナログである、請求項40記載の使用
  43. S期薬がゲムシタビン、5−フルオロウラシル、メトトレキセート、ヒドロキシ尿素、クラドリビン、フルダラビン、シタラビン、アザシチジン、5−フルオロデオキシウリジン、メルカプトプリン、アザチオプリン、チオグアニンおよびカペシタビンからなる群から選択される、請求項40記載の使用
  44. S期薬がゲムシタビンである、請求項40記載の使用
  45. S期薬が5−フルオロウラシルである、請求項40記載の使用
  46. S期薬がメトトレキセートである、請求項40記載の使用
  47. S期薬またはその医薬上許容される塩が医薬上許容される担体と組み合わせられている、請求項40記載の使用
  48. β−ラパコンまたはその医薬上許容される塩が医薬上許容される担体と組み合わせられている、請求項40記載の使用
  49. 癌細胞が膵癌細胞、肺癌細胞、結腸癌細胞、乳癌細胞、前立腺癌細胞、慢性骨髄性白血病細胞、黒色腫細胞、または卵巣癌細胞である、請求項40記載の使用
  50. 癌細胞が膵癌細胞である、請求項40記載の使用
  51. 癌細胞が肺癌細胞である、請求項40記載の使用
  52. β−ラパコンまたはその医薬上許容される塩の治療上有効量、ゲムシタビンの治療上有効量および医薬上許容される担体を含む医薬組成物。
  53. β−ラパコンの治療上有効量、ゲムシタビンの治療上有効量および医薬上許容される担体を含む医薬組成物。
  54. a)β−ラパコンまたはその医薬上許容される塩の治療上有効量を含む第1容器、
    b)S期薬またはその医薬上許容される塩の治療上有効量を含む第2容器、および
    c)対象体を治療するためのβ−ラパコンまたはその医薬上許容される塩およびS期薬またはその医薬上許容される塩の使用説明書
    を含むキット。
  55. さらに、β−ラパコンまたはその医薬上許容される塩の治療上有効量の1回分またはそれ以上を含む、請求項54記載のキット。
  56. さらに、S期薬またはその医薬上許容される塩の治療上有効量の1回分またはそれ以上を含む、請求項54記載のキット。
  57. β−ラパコンまたはその医薬上許容される塩が経口投与される、請求項54記載のキット。
  58. β−ラパコンまたはその医薬上許容される塩が静脈内投与される、請求項54記載のキット。
  59. β−ラパコンまたはその医薬上許容される塩が注射により投与される、請求項54記載のキット。
  60. S期薬またはその医薬上許容される塩が経口投与される、請求項54記載のキット。
  61. S期薬またはその医薬上許容される塩が静脈内投与される、請求項54記載のキット。
  62. S期薬またはその医薬上許容される塩が注射により投与される、請求項54記載のキット。
  63. β−ラパコンまたはその医薬上許容される塩がS期薬またはその医薬上許容される塩の投与と同時に投与される、請求項54記載のキット。
  64. β−ラパコンまたはその医薬上許容される塩がS期薬またはその医薬上許容される塩の投与の前に投与される、請求項54記載のキット。
  65. β−ラパコンまたはその医薬上許容される塩がS期薬またはその医薬上許容される塩の投与の後に投与される、請求項54記載のキット。
  66. a)β−ラパコンまたはその医薬上許容される塩の治療上有効量を含む第1容器、
    b)ゲムシタビンの治療上有効量を含む第2容器、および
    c)対象体を治療するためのβ−ラパコンまたはその医薬上許容される塩およびゲムシタビンの使用説明書
    を含むキット。
  67. さらに、β−ラパコンまたはその医薬上許容される塩の治療上有効量の1回分またはそれ以上を含む、請求項66記載のキット。
  68. さらに、ゲムシタビンまたはその医薬上許容される塩の治療上有効量の1回分またはそれ以上を含む、請求項66記載のキット。
  69. β−ラパコンまたはその医薬上許容される塩が経口投与される、請求項66記載のキット。
  70. β−ラパコンまたはその医薬上許容される塩が静脈内投与される、請求項66記載のキット。
  71. β−ラパコンまたはその医薬上許容される塩が注射により投与される、請求項66記載のキット。
  72. ゲムシタビンが静脈内投与される、請求項66記載のキット。
  73. ゲムシタビンが注射により投与される、請求項66記載のキット。
  74. β−ラパコンまたはその医薬上許容される塩がゲムシタビンの投与と同時に投与される、請求項66記載のキット。
  75. β−ラパコンまたはその医薬上許容される塩がゲムシタビンの投与の前に投与される、請求項66記載のキット。
  76. β−ラパコンまたはその医薬上許容される塩がゲムシタビンの投与の後に投与される、請求項66記載のキット。
  77. a)β−ラパコンまたはその医薬上許容される塩の治療上有効量、ゲムシタビンの治療上有効量および医薬上許容される担体を含む医薬組成物を含む容器、および
    b)対象体を治療するための該医薬組成物の使用説明書
    を含むキット。
  78. さらに、該医薬組成物の1回分またはそれ以上を含む、請求項77記載のキット。
  79. 該医薬組成物が静脈内投与される、請求項77記載のキット。
  80. 該医薬組成物が注射により投与される、請求項77記載のキット。
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