JP2007522425A5 - - Google Patents

Claims (13)

1. 電気伝導性材料を加熱するための冷るつぼ誘導炉であって：
   電気伝導性材料が収容されるるつぼの容量を形成するための少なくとも部分的にスロットを有する誘導炉の壁及び底部；
   前記少なくとも部分的にスロットを有する誘導炉の壁を前記底部から分離する複数の突起部；
   前記誘導炉の壁の高さを少なくとも部分的に囲む少なくとも１つの誘導コイル；及び、
   前記少なくとも１つの誘導コイルに交流電力を供給し、前記少なくとも１つの誘導コイルの周りに交流場を生成するために前記少なくとも１つの誘導コイルに接続された出力を有する交流電源であって、前記電気伝導性材料内に誘導される渦電流によって前記電気伝導性材料を誘導加熱するために前記交流場を前記電気伝導性材料に磁気的に結合させる交流電源を備える冷るつぼ誘導炉。
2. 電気伝導性材料を加熱するための冷るつぼ誘導炉であって：
   電気伝導性材料が収容されるるつぼの容量を形成するための少なくとも部分的にスロットを有する誘導炉の壁及び底部；
   前記少なくとも部分的にスロットを有する誘導炉の壁を前記底部から分離する複数の突起部；
   前記複数の突起部及び前記底部の各々の間の隙間；
   前記誘導炉の壁の高さを少なくとも部分的に囲む少なくとも１つの誘導コイル；及び、
   前記少なくとも１つの誘導コイルに交流電力を供給し、前記少なくとも１つの誘導コイルの周りに交流場を生成するために前記少なくとも１つの誘導コイルに接続された出力を有する交流電源であって、前記電気伝導性材料内に誘導される渦電流によって前記電気伝導性材料を誘導加熱するために前記交流場を前記電気伝導性材料に磁気的に結合させる交流電源を備える冷るつぼ誘導炉。
3. 前記隙間が電気絶縁材料で充填されている、請求項２に記載の冷るつぼ誘導炉。
4. 前記複数の突起部の各々が前記電気伝導性材料への電流浸透の１深さにほぼ等しい幅を有する、請求項１または２に記載の冷るつぼ誘導炉。
5. 前記複数の突起部の少なくとも１つが少なくとも１つの突起部スロットを有する、請求項１または２に記載の冷るつぼ誘導炉。
6. 前記底部が前記底部の外周の周りに少なくとも１つの底部スロットを有する、請求項１または２に記載の冷るつぼ誘導炉。
7. 前記複数の突起部の少なくとも１つが概略長方形の形状を有する、請求項１または２に記載の冷るつぼ誘導炉。
8. 前記少なくとも部分的にスロットを有する誘導炉の壁の前記スロットの幅が前記底部の下において前記底部の上の前記スロットの幅より広い、請求項１または２に記載の冷るつぼ誘導炉。
9. 電気伝導性材料を誘導加熱する方法であって：
   少なくとも部分的にスロットを有する誘導炉の壁及び底部からるつぼの容量を形成すること；
   複数の突起部によって前記底部を前記少なくとも部分的にスロットを有する誘導炉の壁から分離すること；
   電気伝導性材料を前記るつぼの容量内に配置すること；
   前記るつぼの容量を少なくとも１つの誘導コイルで少なくとも部分的に囲むこと；及び、
   前記るつぼの容量内の電気伝導性材料に結合する磁場を生成するために前記少なくとも１つの誘導コイルに交流電力を供給することのステップを含む方法。
10. 前記突起部と前記底部の少なくとも１つの間に隙間を形成するステップをさらに含む、請求項９に記載の方法。
11. 前記複数の突起部の少なくとも１つに少なくとも１つの突起部スロットを形成するステップをさらに含む、請求項９に記載の方法。
12. 前記底部の外周の周りに少なくとも１つの底部スロットを形成するステップをさらに含む、請求項９に記載の方法。
13. 前記少なくとも部分的にスロットを有する誘導炉の壁の前記スロットの少なくとも１つを前記底部の下で幅広にするステップをさらに含む、請求項９に記載の方法。