JP2007521895A - レザー及びレザー製造方法 - Google Patents

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Abstract

本発明はレザー、特に湿式シェービング用であって、ハンドル部、ヘッド部、並びに、ヘンドル部とヘッド部との間に配置されるネック部とで特徴付けられる本体と、少なくとも部分的に前記本体内に配置され、前記ヘッド部における振動を生成するために電気的に操作される振動デバイス、並びに、前記振動デバイスのためのエネルギー貯蔵を有する電気供給デバイスを含む機能部品とを具備するレザーに関する。本発明に従うと、前記本体は、強化材の機能を果たす少なくとも1つの硬質成分と、射出成形法により製造される少なくとも1つの他の成分とを含み、少なくともいくつかの前記機能部品は、少なくとも部分的に前記他の成分により直接的に封入される。本発明は、このようなレザーの製造方法にも関する。

Description

本発明は、レザー、特に、それぞれ請求項1及び請求項21に係る電気振動ユニットを有する湿式レザー及びそのレザーの製造方法に関する。
この種のレザーの製造に特に重要なことは、本体内に配置された機能部品の正確なポジショニング、並びに、安全で信頼できる動作モードを確保することである。通常、このようなレザーは大量に製造されるので、低コスト且つ効率的な大量生産工程において製造されるべきである。また、レザーの外観は、購買決定に影響を与える重要な役割を果たすので、デザインの十分な自由度を備えて構成することが要求され、その製造時に考慮されなければならない。これは、人間工学的に有益なレザーを製造することのみでなく、操作が簡単であること、使用時の安全性が確保されること、並びに、快適な感触を有する満足な表面を有することに依存する。
電気振動ユニットを有する湿式レザーが、例えば、米国特許第5,299,354号に記述されている。ここで、湿式レザーは、レザーブレードユニットを保持するヘッド部と、ハンドル部とから本体を構成している。ヘッド部及びハンドル部は、複数の部品から成り、ねじれから保護するような態様でお互いに結合している。ヘッド部は、偏心器に接着固定されたモータを含んでいる。バッテリは、エネルギーを供給し、ハンドル部のキャビティ内に配置されている。バッテリは、通路を有する絶縁部材に引き回された電線を介してモータに接続されている。
同様の湿式レザーが、米国特許第5,046,249号に記述されている。この特許において、ヘッド部及びハンドル部は、電線が通る間隔を空けた状態で、柔軟な制震部によってお互いに結合されている。
既知の湿式レザーは、多数の個々の部分から成り、特に、個別に製造され、その後に互いに結合される、ヘッド部と、別個のハンドル部とから成る。モータ又はエネルギー貯蔵のためのキャビティの密封は、例えば、Oリングなどの追加のシールで行われなければならない。このため、構成部品の製造及び装置の組立ては、相対的に複雑となる。また、製造工程において、射出成形処理後に引き抜かれる型が使用され、これにより、その型の形状が実質的に円筒形状に限定されるので、デザインの可能性には限界がある。特に、直線的なハウジング部を有するレザーは、構成要素を背面から押し込むことができるように製造され得る。
再充電可能なエネルギー貯蔵(蓄電池)を備える電気レザーは、市場において一般的に入手可能であり、「ドライレザー」として知られている。
本発明の目的は、上述の要求を満たすと共に、射出成形及び組立てに関して必要とされる部品を最小限にしつつ、デザインの最大限の自由度を確保し、特に、ハンドル領域に対して折り曲げられ、テーパが付けられたネック領域を作ることを意図したレザーの製造方法を提供することである。
この目的は、請求項1の構成を備えるレザー、並びに、請求項32の構成を有する前記レザーの製造方法によって達成される。有益な成果は、従属請求項、明細書及び図面から明らかにされる。
本発明の好ましい実施形態は、従属請求項、明細書及び図面において明示される。
少なくとも1つの硬質部分と、少なくとも1つのプラスチック部分、好ましくは軟質部分とからレザー本体を製造することは、デザインの十分な自由度を許容する一方、これと同時にレザーに義務付けられる安定性及び強度の要求を満たす。本発明に従えば、少なくともいくつかの機能部品を他のプラスチック部分、好ましくは軟質部分の中に直接封入することで、レザー本体内の機能部品が最適に調整されることとなる。これにより、機能部品を、各種のデザインに対応する位置において、外部から本体の内部に配置することができる。これは、デザイナーに、レザーを成形するための最大限の自由度を与えるように製造工程の間に行われる。例えば、ハンドル部及びネック部の軸は重要な角度を形成し、周知の組立方法での困難性が認識されている。また、本発明に従えば、射出成形及び組立てが同時に、或いは、直接的に連続して行われるので、その手順によって製造時間の相当の短縮が図られると共に、より単純な工程とされることとなる。さらに、他の利点は、プラスチック部分の中に直接封入することで機能部分を自動的にレザー本体に固定することにより、要求される製造ステップが単純化できることである。また、本発明に係る組立技術は、機能部品の領域を最小の寸法にすることができ、これにより、最適な取り扱い及び重量、並びに、製造コストの低減を可能とする。
また、封入、特に、防水加工の態様で封入されることによって機能部品が外部の影響に対して最適に保護されることも利点である。
本発明は、一方の射出成形ステップと、他方の組立ステップとの完全な分離が維持される周知のレザー製造の手順からの脱却を表すものである。本発明に従えば、原則として、機能部品は、部品の機能の欠陥なしにプラスチック射出成形の間に発生する圧力及び温度の負荷に晒されることが分かる。
軟質部分に対する少なくともいくつかの機能部品の好ましい埋め込みは、軟質部分の射出圧力が硬質部分のそれよりも少ないので、射出成形処理が機能部品に与える弊害が少ないという他の利点を有する。また、軟質部分は、極めて容易に流れ、たとえ機能部品が複雑な形状であっても確実に機能部品を取り囲むこととなる。また、機能部品は、大抵のレザーに存在する軟質の弾性要素、例えば、ハンドル部の弾性要素又はネック部の弾性領域と共に1回の処理で射出成形され得る。その結果、これらの軟質の弾性要素のための追加の製造工程は不要とされる。
本発明に従えば、レザーは、弾性特性、特に好ましくは軟質部分の弾性特性により、さらなるプラスチック部分が機能部品を埋め込み、保護し、場合によっては密封することで、外部からのそれらの作動、並びに、外部との伝達又は相互作用(例えば、駆動、情報送信、エネルギー送出)を可能とするという他の利点を有する。
特に、本発明に従った製造方法の好ましい変形例は、第一部分、好ましくは硬質部分が機能部品なしで作製、特に、射出成形される。この第1の部分は、好ましくは、オーバーモールド工程の前に単純な方法で満たされ得る、例えば、レザーの後面に断面U字形状の凹部の機能部品の容器を備える。第1の部分が製造された後、少なくともいくつかの機能部品が第1の部分の上に配置されると共に固定され、その後に第1の部分と機能部品とから成るユニットの少なくとも一部が、少なくとも1つの、好ましくは軟質部分によって封入される。この変形例においては、封入される機能部品を射出成形金型に確実に保持するための特別な手段を必要としないという利点がある。特に、最初に射出成形された部分が硬質部分で、更に射出成形された部分が軟質部分である場合には、この変形例は、少なくとも多くの場合、軟質部分は、硬質部分と比べて低圧、低温で射出成形することができるので、軟質部分で封入される機能部品に対してより影響が小さいという他の利点を提供する。
その他の変形例に従えば、第1部分が作製される前に、少なくともいくつかの機能部品が射出成形金型に配置され、第1部分で封入され、その後に第1部分と封入された機能部品とを含むユニットが、少なくとも1つの他の部分で引き続き封入される。この変形例においては、機能部品が最初に射出成形金型の上に配置されるので、これらを保持するための機能部品の役割を果たすものが金型に必要である。第1部分が射出成形された後、予め配置された機能部品を提供するポイントとしてのクリアランスが与えられる。他の部分が射出成形された場合、これらのクリアランスは、これらがもはや製品上に見えないように閉じられる。
射出成形による機能部品への負荷を最小限にするため、本発明の代表的な実施の形態は、少なくとも1つの機能部品の場合において、低い射出圧力での最初のステップで最初に形成される機能部品を覆い、その後、少なくとももう1つのステップにおいて高い射出圧力でその部分が完成する。
さらに、他の部分の射出成形の前に、少なくとも第1の部分と、封入された機能部品とから成るユニットが、封入された、少なくとも1つの他の部分の上に固定されることが、本発明の変形例において提供される。特に、この他の部分は、2つ又はそれ以上の他の機能部品との間の電気的接続を構築するための、例えば、ピン、クランプ又はクリップの形状を有する接続要素である。
機能部品は、本発明の他の好ましい実施形態によれば、後で挿入される1つ又はそれ以上の機能部品のための少なくとも1つの第1部分のキャビティが、第1部分及び/又は少なくとも1つの他の部品と封入される第1部分と共に封入される少なくとも1つの機能部品によって他の部分に対してシールされる実施形態に従って、意図される目的のために有利な方法で使用され得る。
本発明の他の好ましい代表的な実施形態に従えば、好ましくは軟質部分を射出成形することによって、少なくとも1つの電気機能部品を作動させるために、予め射出成形された硬質部分のキャビティ内に押し込まれる作動部が形成される。この結果、好ましい軟質部分の弾性特性が、例えば、レザーのオン及びオフを切り替えるためにレザー本体内に配置されるスイッチ要素のための作動部を生成するために有利な方法で用いられる。押下され得るスイッチ部が、操作者のための交換機構を備えた交換可能なブレードの保持部と同一面に配置されることが好ましい。なお、交換機構は、消費者に提供される、軟質部分で構成された作動範囲に対する圧力によって駆動される。
さらに、本発明に従えば、少なくとも2つの異なる材料成分、特に、プラスチック要素から、特にネック部の内部、或いは、ネック部とハンドル部との間の移行範囲内に配置される、本体の振動減衰部を製造することが提案される。これにより、減衰部の制震特性を、各種の要求に適合させることが可能となる。特に、振動減衰部が、軟質部分による硬質部分の一定の減衰により形成されることが好ましい。
振動減衰部の形成にあたっては、硬質部分が、少なくとも1つの他の部分、特に軟質部分を射出成形することによって実質的に満たされる凹部のパターンで製造されることが好ましい。
振動デバイスは、できる限りブレードの近傍に、例えば、ネック部の中に好ましい方法で配置される。振動減衰部は、ハンドル部を振動からできる限り自由に維持するために振動デバイスと、ハンドル部との間に配置されることが好ましい。
ヘッド部、或いは、ネック部の内部に配置された振動デバイスと、ハンドル部の内部に配置されたエネルギー貯蔵との間の電気接続は、間接部の反対側に設置された2本の脚を作動することによって、少なくとも2つの位置関係的に安定した状態の間で変更され得る、双安定のスイッチング素子によって構築又は遮断されることが好ましい。
「バタフライ」とも呼ばれる、このような双安定のスイッチング素子は、特に、軟質部分の射出成形によって形成されるスイッチ部によって作動され、そして、バタフライが配置されたキャビティの内部にユーザによって押し込まれる。
少なくとも1つのプラスチック部分で直接的に封入される機能部品は、特に、電気モータと、偏心器、或いは、保護スリーブを有し電磁駆動で振動する電機子とで構成される装置より成ることが好ましい振動デバイス、この振動デバイスに接続される電線、他の機能部品の間の電気的接続を行うセパレート型コンタクト素子である。
レザーのそれぞれの構成に依存するが、原則として、封入される機能部品に、センサ(例えば、圧力及び時間の計測用、位置判定用、動作判定用、並びに、化学物質又は化学成分の検出用のセンサ)、発光部品、レジスタ、集積回路、スイッチデバイス及び音響部品を含めることも可能である。また、例えば、エネルギー源の充電、電流又はデータ送信などのプラグイン端子(ソケット)、マイクロチップなどのデータ記憶媒体、例えば、盗難からの保護用に使用される受動的トランスミッタ(無線周波数識別チップ)が存在し得る。ある適用例においては、例えば、受動的トランスミッタの使用において、エネルギー源をレザーに取り込む必要がない。
他の部分でオーバモールド(外側被覆)することによって、機能部品は、意図される位置に固定される。仮に軟質の弾性部分が使用された場合には、機能部品が柔軟に取り付けられ、また、オーバーモールド部への水の浸入を防止する。外部との接触を確立するための1つの可能な方法は、導電性接続を確立するために穴を開けることができる軟質部分の薄層で機能部品をオーバーモールドすることである。ゴム弾性軟質部分は、先の尖った接触装置を取り除いた後、防水加工の態様で再び閉じる特性を有している。同様の法則が、例えば、レザーを曲げることによって相互の関連で移動可能な部品の間のレザー内に導電性接続を設置するために使用される。
この結果、機能部品は、比較的に外的影響に極めて敏感な電子部品であっても良い。機能部品は、例えば、プラスチック、セラミック又は金属で形成される保護用の被覆材料と共に配設される。また、機能部品は、少なくとも部分的に、樹脂又は他の保護用材料にて封入されても良い。
封入される機能部品が受ける負荷を最小限に低減するためには、本発明に従えば、それぞれ射出成形された部分で均質物質の分配が同時に確保されるが、各工程で低い射出圧力を使用することが好ましい。容易に流れるプラスチックが好ましい。本発明に従えば、好ましい材料は、メルトフローインデックスがMVR4−25であるポリプロピレン(PP)、特に、メルトフローインデックスがMVR20であるPPである。
また、本発明に従えば、それぞれ低い加工温度が好ましい。特に、上述した好ましい変形に従えば、最初に機能素子なしに第1部分が射出成形される場合には、機能部品を封入するのに、正確には170°から250°の範囲の温度で、好ましくは約200°で封入するのに好ましい材料として、熱可塑性エラストマー(TPE)が用いられる。
本発明に従えば、上記部分を射出成形する際には、それぞれのケースに応じて単一の射出点又は複数の射出点のいずれかを使用することができる。単一の射出点のケースにおいては、その位置は、最も敏感な機能部品が射出点から最も距離が大きくなる位置に配置されるように選択されることが好ましく、その結果、機能部品までの最長のプラスチック充填距離をカバーすることが必要となる。単一の射出点及び複数の射出点が使用される場合には、それぞれのケースにおいて、時間と共に変化する射出圧力で行うこともできる。この場合において、圧力の分析結果は、特にそれぞれの環境に適合され得る。特に、最も敏感な機能部品の最も近くに配置された射出点においては、600バールよりも少ない低い保持圧力、好ましくは200バールより低い保持圧力で駆動することができる。
プラスチック材料の使用に関する限りにおいては、例えば、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)、スチレン樹脂(PS)、ポリエチレン・テレフタレート(PET)、スチレンアクリロニトリル(SAN)、ポリカーボネート(PC)、ポリアミド(PA)、ポリメチル・メタクリレート(PMMA)が、例えば、レザー本体の硬質部分に用いられ、特に好ましい材料としてポリプロピレン(PP)が用いられる。軟質部分においては、硬質部分に接着されるなど、各種の硬質部分と類似性を有する熱可塑性エラストマー(TE)が好ましく、これにより、特に適当な軟質弾性又はゴム弾性の特性が得られる。
透明な、或いは、少なくとも半透明なプラスチックは、少なくとも1つのレザー本体の部分として提供され得る。特に、MABS、SAN、PA、PC、PMMA、PS又はPETは、これに相当すると考えられる。透明なプラスチックを処理する場合においては、初めに第1部分が機能部品なしに射出成形される上述の変形例が特に相応しく、そのためには好ましくは比較的高い射出圧力が用いられる。
屈曲やねじれの力などの許容し難い大きな力に対する機能部品の影響を防ぐため、本発明に従えば、機能部品が配置されるレザー本体のそのような部分について、プラスチックの肉厚が所定の最薄値を下回らないようにする。硬質部分の場合においては、この最薄値の肉厚は、約0.5mmの値を下回るべきではなく、1ミリから5ミリの範囲であることが好ましい。肉厚を最薄値まで落とした部分は、振動デバイスが配置されるネック部分であることが好ましい。
オーバーモールドされる軟質部分の最薄値は、0.5mmである。しかしながら、軟質部分が明るい色である場合に機能部品を見せないようにすると共に、シェービング時の硬質(例えば、金属製)の機能部品に対する減衰器がある場合には、1mmと6mmとの間に設定することが好ましい。
本発明の他の好ましい実施形態に従えば、少なくともいくつかの機能部品は、既に射出成形されたプラスチック部分(特に、硬質部分)上に配置される。射出成形されている途中の他のプラスチック部分(特に、軟質部分)の流れる方向に対して、少なくとも機能部品のある部分が、硬質部分の少なくとも1つの保護部の影に配置されるように配置される。
これにより、機能部品が、極めてシンプルだが、それにも関わらず効果的な方法で、上記部分又はこれに続いて射出成形される部分の影響、特に、圧力や温度に関する影響から保護されるように封入することが可能となる。特に、機能部品の上流側に配置される部分は、明確に設けられるか又は構成の一部として存在する、障害物又は既に射出成形された部分の突起である。
また、本発明に従ったレザー用に射出成形されたプラスチックの本体は、特に、ノッチ効果に起因する裂け目のリスクを排除するか、少なくとも最小限に低減するために、鋭い突起、コーナー及びエッジが、機能部品の部分から回避されるように設計されることが好ましい。
機能部品に電気エネルギーを供給するには、金属ワイヤの形態で柔軟性を有する電線を使用することが好ましい。電線は、電気的に絶縁させる被覆材料を備え、少なくとも異なる極性を有する電線が共に配線されていることが好ましい。関連する電線が、互いに十分な距離を取って分離して配線されることにより、このような被覆材料をなしで済ますことが可能となる。また、電気接続は、射出成形、導電性プラスチック、穿孔された金属板、射出成形されたプラスチック部分上にエンボス加工された導体路、或いは、電気めっきにより射出成形されたプラスチック部分に付与された導体路の形態で提供し得る。
また、少なくとも、特にネック部のように、弾性変形するレザーの部分に沿って通されるこれらの電気接続は、可能な限り柔軟であり、交互の屈曲に対して折れ難い特性を有する一方で、それらがレザーの部分的な硬化を導かないように構成されることが好ましい。
本発明に従ったレザーのプラスチックの本体は、電源と消費ユニットの間の電気接続が、実質的に直線に沿って通されるように形成されることが好ましい。この結果、電線は、組み立て時に、極めて簡単な方法で引き出される。このため、少なくとも電気接続線のための実質的に直線状のチャネルが、レザー本体の射出成形された部分の1つに形成されることが好ましい。封入する前に電線を固定するための取付け補助部は、硬質部分又は別の機能部品によって提供されることが好ましい。
本発明の別の変形において、周知の直接充電技術は、本質的には電気機能部品を有する湿式レザーにも使用することができるように適合されている。充電電流は、接続要素によって、トランス及び整流要素から構成され、或いは、電気回路で構成される電源供給ユニットによって電気レザーに直接的に送電される。適切な場合、レザーの内部には、蓄電池への接続電線を有する接続要素がある。そこには、審美的な要求を満たすためのデザインの自由が存在する。本発明は、大量生産される部品の有益な使用を可能にし、規格化された要素の使用を可能にし、この結果、家庭に既存の電源供給ユニットの使用を可能にする。
本発明に従えば、エネルギー貯蔵が配置されるキャビティは、シーリング要素によって密封され、その結果、レザーが所望の方法で使用された場合、水や他の異物の進入を防止することが可能となる。このようにして、エネルギー貯蔵及び電気接続の腐食及び汚染が防止される。
本発明の変形においては、所望の方法で使用される間、例えば、シェービングの間密封されるキャビティに、エネルギー貯蔵及び接続要素が配置される。このために使用されるシーリング要素は、少なくとも接続要素が充電動作のために到達できる限度まで移動することができる。
有益な開発において、充電中に装置を操作することができないように、充電ロジックが設計されている。この結果、内部の空間における短絡及び汚染が防止され、ユーザの安全性が増進する。
レザーは、包装内の内容物が説明を要しないように包装されることが好ましい。例えば、電源供給ユニット及び/又は接続要素は、表示窓から見ることが可能となっている。このように、購入者は、自分が既に適切な電源供給ユニットを所有しているかをチェックすることができる。スイッチ薄膜を有するハンドル部は、ユーザが包装を介して薄膜を押下することによって装置をテストできるように、前面に存在することが好ましい。
蓄電池は、NiCd(ニッケルカドミウム)、或いは、NiMh(ニッケル水素)タイプであることが好ましい。大量生産されるAA又はAAAタイプのセルが使用される。装置は、4ボルト以下の電圧で駆動されることが好ましく、特に1.2ボルトで駆動されることが好ましい。費用の理由から、単一の1.2ボルト蓄電池セルが使用されるべきである。蓄電池の放電サイクル当りの最適な使用期間は、少なくとも2時間であって、好ましくは、少なくとも5時間又はそれ以上である。もしこの割合がAAAセルで得られた場合には、このサイズは、空間の理にかなって好ましい。レザーが振動ヘッド部を有する場合には、AAAセルの好ましい許容量は300〜800mAHである。
蓄電池は、充電動作中に、酸素及び/又は水素などの可燃性ガスを生成し得るので、キャビティは、ガスはもとより、キャビティを水から保護するシーリング要素によって密封されることが好ましい。硬質部分に取り付けられる薄膜にも、類似する薄膜を使用することが好ましい。
使用される電源供給ユニットは、地方の電源供給(例えば、交流230V又は交流115V)に接続されている。電源供給ユニットは、電源プラグがハウジング内に統合されており、この結果、電源コンセントに直接的に挿入できるように形成されることが好ましい。この場合、保護クラス2、4キロボルトでIP X4の電源供給ユニットが使用される(スタンダード IEC 60529、DIN 40050)。電源コンセントと電源供給ユニットとの間に配置される電源ケーブルについては、好ましくはなく、可能性も低いが、この変形したデザインの場合には、例えば、IP X7などの上位クラスの保護を有する電源供給ユニットが使用されなければならない。いずれにしても、電源供給ユニットは、短絡抵抗力を有する。
電源供給ユニットにおいて、地方の交流供給電圧(例えば、交流210〜250V50Herz)は、蓄電池を充電するために低電圧交流電源に変換される。直流電圧(直流4〜7V)は、電源供給ユニットからケーブル及び接続要素によって直接的に電気レザーに送電される。充電電流は、蓄電池の許容量の10%(C/10)に相当する、30〜230mAが好ましい。これにより、上述のタイプの蓄電池の充電時間が10〜14時間とされる。ケーブルは、電源供給ユニットに最も近い接続部と、電気レザーが置かれる位置との間の距離を橋渡しする役割を果たす。このケーブルの長さは、0.5mと2mとの間であり、好ましくは1.5mである。より好ましくない変形において、レザーは、対応する接続要素と共に電源供給ユニットに直接的に挿入される。
プラグ−ソケットタイプの接続要素が使用されるのが好ましい。プラグは、好ましくは、電源供給ユニットのケーブルに取り付けられる。安全性の理由から、内側が中空であり、それぞれプラグの外側の相及び内側の相を与えるプラグが使用される。この構成により、プラグが導電性の表面に配置された場合における短絡が防止される。プラグの接続要素は、大体、以下の寸法を有している(長さ3〜15mm、好ましくは10mm/直径2〜10mm、好ましくは5.5mm)。
ソケットとして形成された接続要素が電気レザーに設けられていることが好ましい。ソケットは、プラグのみならず、他の導電性部品(例えば、カバー内において)によって接続される可能性を有することが好ましい(例えば、ピンによって)。このような理由から、このピンは、最小直径が1〜4mmを有するべきであり、好ましくは2.4mmを有するべきである。ピンは、モータ及び蓄電池の(+)端子に接続されることが好ましい。スイッチは、接続要素と相互に作用することが好ましい。スイッチは、充電動作の間、消費ユニットを切り離し、蓄電池のみを充電する。
コストを低く維持するため、プラグイン接続は、大量生産された部品であることが好ましい。接続要素の金属製の表面は、一般に表面被覆されている(例えば、金、ニッケル、クロム等)。一方で、ニッケル層は、良好な導電性、並びに、特にシェービングフォームと水との攻撃的な混合体に対する良好な抗腐食性を保証し、同時に低い原価を保証する。一般に、ソケットは、蓄電池の直径と同一のサイズ、或いは、これよりも小さいサイズが選択され、この結果、内部空間の寸法は最小限度に抑えられる。(外部寸法:AAAサイズの蓄電池を使用した場合のソケットの幅/高さが、好ましくは10.5mm以下であって、選択されたプラグインする距離に依存する長さが、AAAサイズの蓄電池で14.5mm)。
プラグイン操作は、ソケットに対してプラグの、好ましくは1〜10mm及び/又は10〜180度のはっきりとした動作(平行移動、回転又はこれらの組合せ)で行われることが好ましい。汚染及び腐食がある場合には、自己クリーニング効果を備えて、接続を容易にするために、接続面のある磨き量を許容する。プラグイン操作の間においては、汚染を効果的に擦り取ることができるようにするため、ある圧力が接触する表面の間に生成される(例えば、バネ作用による他の接続面上への接続面の接触)。プラグイン操作は、他方に対する接続面の動作と圧力との組合せによって行われることが好ましい。プラグインの距離の終端で、プラグはソケット内に歯止めされ、これにより、プラグ単独の脱落、或いは、プラグとソケットとの間の緩い接続が防止される。プラグを解放するのに必要となる力は、プラグを引き抜く方向における電気レザー全体の死荷重よりも大きいことが好ましい。ソケットは、プラグインする際の力が、例えば、ハンダ付けされた電気接続器具にかからないように、例えば、プリント回路基板などのキャリアユニットに形状固定するように保持されることが好ましい。
上述したプラグイン操作においては、一定の力が作用するので、電気レザーにおける壊れ易い部品が損傷しないように保護しなければならない。特に、ユーザがブレードで自身を傷つけないように、或いは、ネック部内の振動減衰手段が生成された力によって変形しないように保護しなければならない。このため、接続要素は、ハンドルが他方の手で快適に保持できる十分なスペースを有するように、ハンドル上に又はハンドル内に配置されている。この点において、接続要素は、ハンドルの一方の端部又は他方の端部に配置されることが望ましい。また、電気レザーがプラグイン操作の間に保持されるべきハンドル部における保持点は、ユーザのために印をつけておくべきである。形状要素(刻み目、隆起、表面テクスチャ等)及び/又は軟質材料の範囲及び/又は相当する押印は、この目的のために使用され得る。
上述のように、プラグイン操作は、プラグイン操作による力が他方の手によって最も吸収されるように、主要軸(ハンドル部の長手方向軸)の方向に行われることが好ましいけれども、プラグイン方向は、ハンドル部の長手方向軸に対して−90度と90度との間に角度にすることが提案されている。
プラグイン操作は、回転対称な、好ましくは円形の断面を有する接続要素によって簡素化することができる。この結果、プラグイン接続のそれぞれの位置は、重要でなく、ユーザによって要求される必要もない。プラグインの方向だけは、正確でなければならない。示されるデザインの変形例において、プラグインの方向は、密閉を開く方向と平行に配設されることが好ましい。
電気レザーに対する接続要素の位置は、汚染の傾向、内部空間の密閉、充電中におけるプラグイン操作、並びに、電気レザーの使用時における快適さに関して極めて重要である。電気レザーは、ユーザのために使用後の載置位置が明確に決定できるように、外部ケーシング上に形状要素、好ましくは軟質部分により形成された形成要素を有して提供されることが好ましい。また、電気レザーがほぼ垂直な位置であるとすると、1つ又は必要に応じてそれ以上の規定の水平の載置位置に加えて、平らにされたハンドル部を有するべきである。
接続要素は、電気レザーの内部、或いは、電気レザーの外層に設けられることが好ましく、例えば、軟質又は硬質部分、或いはこれらの組合せから構成されるプラスチックの保護層などのシーリング要素により密封される。このデザインの変形例においては、手の表面上の圧力点がシェービングの際に発生しないように、ハンドル部の表面を、プラスチックで全体的に覆うようにしても良い。同様に、接続要素は、汚染に対して保護されるのが良い。
接続要素は、電気レザーの実際のキャビティ内における、ユーザが容易に到達可能な位置に配置される。ハンドル部と密閉部材との間の分離ラインの周辺で直接的に配置されることが好ましい。接続要素を含むキャビティ全体は、例えば、密閉部材などのシーリング要素によって閉じられる。シーリング要素は、同一の硬質部分及び軟質部分、場合により軟質部分のみにより、電気レザーと共に1つの操作で製造され得る。シーリング要素とレザーハンドルとの恒久接続は、例えば、フィルムヒンジの形態で、必要に応じて配設される。接続要素は、プラスチックで製造された硬いキャリアユニット上、或いは、プリント回路基板上に固定され、蓄電池に電気的に接続される(例えば、導体トラック又はケーブルなどによって)。この硬いキャリアユニットは、スイッチ、駆動部及び蓄電池などの他の機能ユニットを含んでも良い。接続要素がしっかりと接続されたプリント回路基板と、蓄電池と、例えば、導体トラック又はレジスタなどの他の回路部品とから構成されることが好ましい。いわゆる蓄電池サブアッセンブリは、統合されたプラグイン接続を有する再充電可能なバッテリの外観を有する自給式システムである。サブアッセンブリは、従来の使い捨て可能なバッテリにも使用されている。エネルギー貯蔵の端子は、接続要素を介して外部から到達可能とされている。
電気レザーの扱い易さを最適化するためには、接続要素をキャリアユニット上の蓄電池に直列に(すなわち、縦に)配置することが提案される。この結果、内部スペースの直径は、およそ蓄電池とキャリアユニットとを追加したサイズに相当する。AAAサイズの蓄電池が使用されるデザインの変形例においては、AAAバッテリと、プリント回路基板付きのキャリアユニットの厚さと、蓄電池とは、およそAAバッテリの直径に相当する。この結果、上述した最小の蓄電池サブアッセンブリは、少しの費用でAAバッテリに置き換えられる。この結果、ほとんど変更することなく(ブリッジの長さを変えるだけで)、使い捨て可能なAAバッテリで電気レザーを動作させることが可能となる。また、再充電可能な電気レザー及び使い捨て可能なエネルギー貯蔵を有するレザーを、同一の射出成形用金型を使用して製造することができる。
内部空間は、蓄電池を充電する場合にのみ開放されるので、接続要素が汚染されるリスクは存在しない。しかしながら、例えば、充電動作の間などのようにキャビティが開いている場合には、装置が使用されないことを保証しなければならない。なぜなら、この状態では、キャビティが密閉されていないからである。このデザインの変形において、他の技術部品(例えば、駆動部、蓄電池など)は、防水加工が為されていないシールド(例えば、取り付けられたプラスチック部分、或いは、自動接着性のプラスチックラベル)によって覆うことが好ましい。シールドは、充電動作において湿式電池における水の跳ねから保護し、また、ユーザにそれによって覆われていない接続要素をはっきりと見せる。ユーザを悩まし得る他の技術ユニットは見ることはできない。
要求される最小の形態におけるアキュムレータサブアッセンブリは、蓄電池と、レジスタと、キャリアユニットとから構成され、例えば、プリント回路基板の形態で構成される。接続要素が本体(クロージャ、ハンドル部)の内部に成形されていない場合には、接続要素は、蓄電池サブアッセンブリの一部としても良い。この結果、1つ又はそれ以上の使い捨てバッテリを置き換えることが可能となる。必要ならば、サブアッセンブリは、例えば、スイッチング要素、タイマ機能、モータ又はLEDを追加しても良い。レジスタは、蓄電池が過充電されるのを防止するのに使用され、電源供給ユニットからの定期的な充電電流を受ける。負荷のない直流7V及び230mAの負荷を有する直流4VのOUT出力を有する好ましい電源供給ユニットが使用されると、以下の抵抗値は、デザインの変形により異なる電池容量に対して得られる。:

電池容量 充電電流(mAh)(mA) 抵抗値(ohms)
600 60 120
1500 150 47
2300 230 22
高い充電電流を有する他の電源供給ユニットが蓄電池を傷つけることなく使用されるので、抵抗値は、必要な値よりもいくらか高い値で選択されることが好ましい。
充電ロジックは、全体的な充電技術の必要不可欠な構成要素部分である。本発明に従ったデザインは、蓄電池の満足な充電を可能とし、内部空間の密閉による異なる操作状態において、電気レザーの操作の差動的な制限を可能とする。
他の有利な変形例においては、例えば、スタンドの形式で濡れたレザーのために保持装置が設けられている。スタンドに装着されたレザーは、接続要素が、水が流れる方向や、水滴が落ちる位置に配置されないように配置されている。充電動作は、ユーザが保持装置を有していない場合にも継続することができる。保持装置は、純粋に機械的であり、電気レザーを支持すると共に配置補助する役割を果たし、電気部品を含んでいない。このデザインの変形例においては、電気レザーが保持装置に置かれた場合には、接続要素が自由に到達可能であることを確保しなければならない。他の変形例においては、保持装置が、例えば、タイマーユニット、充電状態ディスプレイ、充電許容量ディスプレイ、或いは、音楽などの追加の電気要素を含んでいる。これらの追加の電気要素は、電気レザーと同一の接続要素によって電源供給される。すなわち、これらは、レザーと同一の操作電圧で機能することが好ましい。保持装置は、使用される又は使用されない、単なる電気的中間要素である。旅行時においては、レザーは、電源供給ユニットにより直接的に充電される。この結果、保持装置は、電源供給ユニット及び電気レザーと同一のプラグイン接続を有している。販売ユニットは、種々のデザインに応じて電源と、場合により追加の交換可能ブレード及び付加的な保持装置とを含む電気レザーを含む。電源供給接続の要素及び電気レザーとの接続に使用される接続要素を含む電源供給ユニットは、ユーザにレザーが再充電可能であることを示すために、シースルー包装で展示されることが好ましい。追加のオプションとして、カバーは、開いた状態で入れられても良い。この結果、ユーザは、電気レザーが再充電可能であるかどうかを迅速に理解することができる。
図1a〜図1cは、本発明に従ったレザーを、側方から斜めに示したもの(図1a)、側方から示したもの(図1b)、並びに、上方から示したもの(図1c)である。レザー本体は、作動要素204によって作動される交換機構と共に保持装置202によって本体に保持される、交換可能なブレード素子200を有するヘッド部14を含んでいる。図1b及び図1cに示すと共に、図2〜図5により詳細に示すように、ネック部の内部には、振動デバイスの形式で電動式の機能ユニット、特に、偏心器を有するモータが配設されている。ハンドル部10において、スイッチング部30は、機能ユニット20のオン、オフを切り替える、2つのスイッチ部86、88を有している。ハンドル部10の内部には、ここに示すようにエネルギー貯蔵24が配設されている。図1bは、特に、明らかにハンドル部10から曲げられたネック部12を示している。人間工学的に成形されたハンドル部10もまた見られる。
以下、図2〜図5に基づいて本発明に従った好ましい製造方法について説明する。ここで、レザー本体の硬質プラスチック部分16は、機能部品が取り付けられることなく射出成形される。
図2a、bは、射出成形完了後の硬質部分16を示しており、ここでは、ハンドル部10、ネック部12、交換可能ブレード200が取り付けられていないヘッド部14が既に形成されている。なお、カバー70は、別に製造される。AA型又はAAA型の使い捨て可能なバッテリ又は再充電可能なバッテリの形式のエネルギー貯蔵を受け入れるハンドル部10内のキャビティ28を閉じるためにハンドル部10に嵌め込まれる。ヘッド部は、ここで説明しない、交換可能ブレード200のための保持装置を受け入れる。これらは、ブレードを交換するための要求に応じて作動する。交換可能ブレード200は、振動が特にブレードに作用するように軟質部分で構成される振動減衰要素を備えることが好ましい。同様の理由により、ブレード200は、ハンドル部10に対して弾力的に取り付けられている。
ヘッド部14とハンドル部10とを少し離れた位置に維持するネック部12は、10mmから40mmの範囲内の長さを有することが好ましく、約30mmの長さを有することが特に好ましい。ハンドル部10及びヘッド部14に連結されるネック部12は、少なくとも部分的に先細形状とされ、側面図を示す図2aに見られるように、ハンドル部10及びヘッド部14に対していくらか折り曲げられていることが好ましい。ハンドル部(バッテリーの軸によって規定される)に対するネック部12(モータの軸によって規定される)の角度は、10〜60度の間であり、約30度であることが好ましい。ネック部とヘッド部との間の角度は、同様に、約10〜60度の間であり、約30度であることが好ましい。80〜160mmの長さのカバーを有するハンドル部は、約130mmであることが好ましい。ヘッド部は、5〜20mmの長さを有し、約10mmであることが好ましい。
硬質部分16は、ネック部12内にU字形状の断面に形成される、振動デバイスのための凹部50を含んでいる。凹部34は、ネック部12とハンドル部10との間の中間部に形成されており、振動減衰部32の一部を構成する(下方からの図2bにおいては示されていない)。また、電気接続線のためのチャネル52が設けられている。このチャネル52は、レザーの下面において、前方のキャビティ50から後方側の端部まで延在し、長手方向の面及びスイッチ部材(不図示)の作動のためのキャビティ29に開口している。最後に言及したキャビティ29は、開口部56を介してチャネル52に接続されており、また、範囲が拡大されてバッテリを受け入れるキャビティ28にも接続されている。
硬質部分16には、後方側の部分において、U字形状の接続クリップのための凹部58も設けられている。
硬質部分16における上述の構成と、本発明に従ったレザーの機能部品については、他のところで詳細に記述する。
図3a、bに従えば、次のステップにおいて、予め個々の部品が組み立てられた機能サブアッセンブリ82が硬質部分16上に固定される。このサブアッセンブリ82は、電動モータ22を有する振動デバイス20と偏心器21とで構成され、後者によって駆動され、1.5〜5mmの長さ及び4〜10mmの直径を有し、保護要素、ここでは保護スリーブ23の内部に配置されている。この振動デバイス20によって、レザーのヘッド部14は、10〜1000Hz、好ましくは200〜500の周波数で振動することができる。ヘッド部の振幅は、最大で2mm、好ましくは0.3〜0.8mmとなる。振幅を大きくするため、金属部品を本体に固定し、同一の製造方法によって少なくとも部分的に軟質部分で封入しても良い。このような金属部品は、振動デバイス20と交換可能ブレードの保持装置との間のネック部又はヘッド部に設けることが好ましい。装置の構造は、交換可能ブレードの撓みが三次元で同一の大きさにならないように設けられている。最も適切な撓みは、十分な撓みが切断方向(すなわち、横への撓みの代わりの上下への撓み)に平行にされることが好ましい。
スリーブ23は、その後に射出成形されるプラスチック部分の圧力及び温度の影響から振動デバイス20を保護し、この部分のプラスチック材料から偏心器21を自由にする。射出圧力への耐久性を有するこのスリーブ23は、プラスチック、セラミック、好ましくは金属、特にニッケルメッキした黄銅合金から製造される。また、保護スリーブ23は、その後に射出成形されるプラスチック部分の温度よりも融点が高いプラスチックから形成しても良い。例えば、ガラス繊維で強化されたプラスチックなどの強化プラスチックを使用することが好ましい。スリーブ23の長さは、約10〜25mmであって、好ましくは21mmである。また、その直径は、約2〜10mmであって、好ましくは7mmである。さらに、その肉厚は、最大3mmであって、好ましくは0.5mmである。必要に応じて配設されるカバーは、保護要素(スリーブ及びカバー)の長さを1〜4mm、好ましくは3.5mm上回る。カバーが存在する場合には、保護層(例えば、樹脂)で満たすことは不要となる。偏心器21及びモータ22が一度取り込まれると、スリーブ23は、モータへの電源供給用の開口が形成されたカバーによって閉じられるか、液体状態で与えられ、その後に硬化される物質(例えば、樹脂、ラッカー又は二成分接着剤)によって満たされる。ストッパが、好ましくはスリーブ23上で、モータ22と同一の高さに与えられ、この結果、偏心器21が組立時に離れすぎて前進することが防止される。この結果、偏心器21の自由な回転が確保される。
スリーブの代わりに、スリーブ及びカバーの機能に相当する、2枚の皿型のプラスチック部品を用いても良い。この実施形態によれば、組立てを簡素化することができる。振動デバイスは、硬質部分の凹部50に静止摩擦又は軽い圧入によって固定される。この固定は、続いて射出される軟質部分によって所望の位置からこの機能部品が押し流されないように意図されている。
振動デバイス20には、2本の電気接続線42、44が接続されている。これらの接続線は、被覆された銅製のより線又は単線の形態で提供され、このワイヤの直径は、最大で1mmであって、好ましくは0.3mmである。被覆材料の厚みは、0.1〜0.5mmの範囲にあり、好ましくは0.2mmである。この結果、被覆材料は、言わば、プラスチックによる封入の間、押し流されることから確実に保護され、射出圧力によって電線42、44がずれた場合においても短絡の発生が防止されることとなる。
電線42は、相対的に短く形成され、チャネル52を拡張した部分と中央キャビティ29との間の開口部56まで延在している。このため、代表的な実施形態において、短い電線42には、ピンのような接続要素であり、電線42の延長線上に形成される接続ピン46が設けられている。接続ピン46は、金属、好ましくは、ニッケルメッキされた黄銅合金から製造される。スイッチ要素(他所でより詳細に説明される)によって、接続ピン46を、後方のキャビティ28に配置されたエネルギー貯蔵の端子に接続することが可能となる。好ましくは、接続ピン46は、短い電線42にしっかりと接続され(例えば、ハンダ付け)、この結果、モータサブアッセンブリ82の一部とされる。
エネルギー貯蔵の他方の端子に対する接続は、後方側部分に形成された凹部58まで延在し、後方側のキャビティ28の外側のチャネル52内を通される、長い接続線44により行われる。凹部58の部分においては、接続線44は、接続クリップ48に接続されている。所定位置に嵌め込まれたカバー70によって、後者は、接続部72を介してエネルギー貯蔵の対応する端子に接続する。
組立て済みのサブアッセンブリ82の構成部品として、電気線42、44は、予めそれぞれのケースに応じて必要な長さに製造されることが好ましい。また、線42、44の自由端は、予め外皮を剥いておくと共に、錫メッキしておいても良い。この場合には、電気機能部品を接続するためにハンダ接続より圧力嵌め接続する場合に特に利点がある。
機能ユニットは、レザー本体の内部に挿入される前、並びに、封入される前に、予め軟質部分に取り付けられていることが好ましい。例えば、接続ピン46及びU字形状を有する接続クリップ48は、予めケーブルの端部にしっかりと、特にハンダにより接続されている。これにより、製造に伴う不確実性が排除される。
硬質部分16上に線42、44を固定するため、振動減衰部32と、拡張されたチャネルの部分との間のチャネル52は、電気的接続用の固定要素を有して形成されている(不図示)。例えば、迷路のように形成される保持部54は、電線42、44を脱落や聴力から保護する効果を有している。また、チャネルによる締め付け、刻み目、或いは、金属又はプラスチックで作られた要素の分離は、固定に使用され得る。さらに、電気部品を、硬質部分に熱的及び/又は機械的に融合し、これにより固定しても良い。
接続ピン46及び開口部45は、中央部分に配置されたキャビティ29が、その後に射出成形される部分のプラスチックの侵入に対して下方側から塞がれるように、互いに合致するように形成されている。
次の射出成形、上述のように、好ましくは軟質部分の射出成形を行う前に、U字形状の接続クリップが取り込まれ、特に、長い接続線44がその自由端で固定される、後方側の端部に形成された凹部58の内部に圧入態様で押し込まれる。接続クリップは、金属で、好ましくはニッケルメッキされた黄銅合金で製造される。
図4a、bは、次の部分、ここでは軟質部分18をそれぞれ上方から射出成形した後の本発明に従ったレザーを示している。軟質部分18の射出成形は、上述した機能部品(スリーブ23、偏心器21、場合によりスリーブカバー、及びモータ22から構成される振動デバイス20、電線42、44、接続ピン46、並びに、接続クリップ48)が取り付けられた硬質部分16が内部に配置される、射出成形金型の第2キャビティ(成形キャビティ)で行われる。
軟質部分18は、硬質部分16に配置されたこれらの機能部品を覆う。すなわち、これらの機能部品は、軟質部分18を形成するプラスチックにより直接的に封入される。
中央部分に設けられるキャビティ29は、軟質部分18を射出成形することにより上向き方向に閉じられる。ここで、軟質部分18である軟質弾性プラスチックは、外部からの作動によってキャビティ29内に押し込まれ、内側面においてキャビティ29内に突出する2つのスイッチ突起31(図6a参照)に対応する2つのスイッチポイント86、88が外側面に設けられる、スイッチ部30を形成する。「スイッチング薄膜」とも呼ばれる、スイッチ部30の形成は、軟質部分18の射出成形の間、キャビティ29の内部に持ち込まれる、射出成形金型の金型コア(不図示)を用いて行われる。スイッチ部30の軟質弾性特性は、金型コアが後方側に引き抜かれるため、強制的に離型する際の問題の解決を可能にする。これにより、弾性スイッチ部30を、スイッチ突起31を介して外部側に押すことができ、また、その後、その弾性のために図3に示すノーマルポジションに戻すことができる。
軟質部分のショア硬度Aは、70を、好ましくは40を下回るべきあり、特に、約35であるべきである。この範囲において、軟質部分は、減衰要素及びシーリング要素、並びに、スイッチを作動するスイッチ部の機能のための最適な特性を有する。
また、振動減衰部32は、軟質部分18のプラスチックにより、硬質部分16の対応する凹部34を満たすように、軟質部分18を射出成形することによって完成する。
図4a、b、並びに、図5c、dに示すように、軟質部分18を射出成形することによって、更なる機能部60を形成することが可能である。機能部60は、フィンガーレスト及び/又はハンドレストの部分に追加される減衰部、或いは、例えば、リブ、小型パッド又は要求される基礎形状の繰り返しパターンなどの形態で設けられる、支持向上部とされることが好ましい。
また、軟質部分18を射出成形する結果、カバー70の前方側に向いた端部に、周辺シールリップ64又はOリングが形成され、これにより、防水加工の態様でカバーを密閉することが可能となる。
下方からの中央キャビティ29への軟質部分18の侵入は、接続ピン46によって防止される。接続ピン46は、短い電線42の端部に接続され、開口部56を閉じる。接続ピン46は、軟質部分を射出成形する間、上述の射出成形金型の金型コアによって支持されている。この金型コアは、キャビティ内に持ち込まれている。
軟質弾性材料の機能(機能部品をオーバーモールドすること、振動を減衰すること、スイッチ部、表面の触感、シーリング、変換機構の作動範囲など)は、少なくとも1つの射出点から唯一の材料によって実現されることが好ましい。また、好ましいより少ないコストの理由から、様々な機能は、異なる材料によって実現しても良い。例えば、異なるショア硬度A又は色を異なる射出点を介して実現しても良い。
軟質部分を射出成形した後、スイッチ要素36(バタフライ)が後方側からキャビティ29の内部に取り付けられる(図5a参照)。バタフライ36は、硬質部分16上に取り付けられる運搬部69上に簡素に固定されている。
次のステップにおいて、エネルギー貯蔵24、特に、AAA又はAAタイプ(1.5V)のバッテリ、或いは、蓄電池アッセンブリは、この目的を提供するために後方側からキャビティ28に取り込まれる(図5a参照)。バタフライ36の後方側端部に形成されたスプリング部66は、長さ補償手段を構成し、1つのバタフライ端子の接続のための役割を果たす。硬質部分の内部に形成された、少なくとも1つ、好ましくは3つから4つの要素130は、スプリング部66と同じ高さになっている。これは、バッテリ24(使い捨て可能バッテリ又は蓄電池アッセンブリ)用のストッパに相当する。このように配置されることで、バッテリ24のバネ運動を正確にセットすることが可能となる。レザーが比較的かなりの高さから落下した場合としても、要素130は、バッテリによるスプリング要素66の過度の屈曲を防止する。
図5a〜dに示すように、次のステップにおいて、カバー70は、レザー本体の後方側端部に取り付けられる。カバー70は、導電性接続部72を含む、予め組み立てられたサブアッセンブリで構成される。組み立てた状態において、これを介してバッテリ24の他の端子と、接続クリップ48との間で電気接続が確立される。これは、予め硬質部分16の凹部58に嵌め込まれ、その後、軟質部分18で封入される。これにより、含まれる全ての機能部品の電気接続が完了する。
カバー70とレザー本体の後方側端部との接続は、差し込み型密閉の態様で行われることが好ましい。これは、図7a、bに関連づけてより詳細に説明される。また、接続は、例えば、ラッチング又はネジなどの他の適切な手段により行っても良い。
続いて、組立て済みの交換可能ブレード200と、対応する保持装置202とのアッセンブリが行われる。ヘッド部14への保持装置202の固定は、例えば、プラギング、ラッチング、接着、封入、溶接、特に、超音波溶接など、原則として、いかなる適切な手段で行っても良い。
硬質部分16に対する嵌め込み前に電線42に接続ピン46を接続する代わりに、追加の組み立て工程を取り込んでも良い。
図6aは、スイッチング要素(バタフライ)36が配置されたレザー本体の部分の拡大図を示している。図6b及び図6cは、それぞれ接続ピン46及びスプリング要素66の部分における長手方向の軸に沿った部分断面図である。バタフライは、金属で構成され、好ましくはニッケルメッキされたバネ鋼で構成される。バタフライ36は、2本の脚40を有し、それらは、互いに関節部38で関節接合の態様で接続されている。
バタフライの他の脚40は、差し込み部68(図6c)を有する端部に与えられる。そして、バタフライ36は、レザー本体に固定するための、硬質部分16の断面が蟻継ぎ形状の運搬部69にわたって押される。バタフライの差し込み部上の歯のような突起は、硬質部分で形成された運搬部と共に固定される。バタフライ36の差し込み部68は、バッテリ24の1つの端子に接続されている、上述したスプリング部66に隣接している。図5aに示すように、引き伸ばされたスプリング部66は、使い捨て可能なバッテリと、蓄電池サブアッセンブリとの長さの違いを補うのに使用される。
スイッチ薄膜30に形成されたスイッチ突起31を介した脚40の駆動により、バタフライ36が、2つの位置安定性状態間で変更され、これにより、レザーのオン及びオフが切り替えられる。例えば、図6aに示すオン状態から開始すると、図6aに示す右側の脚40の駆動は、関節部38を下方に移動させ、ある深さ以上に押し込まれると、バタフライ36がスナップし、左方の脚40が上方に跳ね上がり、接続ピン46に接触する。レザーをオンに切り替える、図6aに示す左側の脚40にも同様のことが当てはまる。バタフライ36のスナップはアーム67によって補助され、このアーム67は、右側の脚40と平行に配設され、図6aに示す左側に配置された他の脚40に接続されている。同一の理由により、斜面(不図示)は、バタフライの下方で運搬部の延長として硬質部分から追加して形成される。
図6bに示される拡大された細部は、特に、接続ピン46によって短い電線42の自由端とバタフライ36の脚40との間で確立される電気的接続を示している。また、接続ピン46の頭部の傍を通り過ぎる長い電線44も見ることができる。
図7a、bは、それぞれレザー本体の後方側端部の側面図及び平面図を示している。図7bにおいては、U字形状の接続クリップ48が配置される凹部58の位置を見ることができる。図7aは、凹部58に嵌め込まれた接続クリップ48によって、どのように長い電線44の自由端とカバー70の接続部72との間の電気的接続が確立されるかを示す。ここでは、別の方法は示されていない。
カバー70の接続部72は、好ましくはカバー70に対して弾力的であり、バッテリ24の接続に用いられる接続ヘッド73と、円筒状の運搬部71(図5a)を越えて放射状に突出し、これにより、接続部72が保持される接続舌74とから構成される。接続舌74は、接続クリップ48に接触し、接続舌74がU字形状の接続クリップ48の脚の後ろで連結されるような差し込み型密封する態様でレザー本体にカバーを固定する。接続ヘッドと接続舌とから構成される接続部は、金属、好ましくはニッケルメッキしたバネ鋼から成る1部品で形成されることが好ましい。接続部は、接続ヘッドのみが制限されたバネ運動を行うことができる態様でカバー内に埋め込まれている。一定の許容されたバネ運動が行われた後、バッテリがカバーに直面する。この結果、バタフライの場合においては、レザーが比較的高所から落下したとしても、スプリングヘッドが過度に変形する可能性を回避するような、バネの可動域の制限が設けられている。
図5c、dは、本発明に従い、本発明の方法により製造されたレザーの好ましいデザインの各種の図を示している。図5dの後面図において、特に軟質部分18の射出成形によって製造された、機能部60は、デザイン的な特徴としての役割は別として、振動を減衰する役割及び/又は本発明に従ったレザーを特に握り易くする役割を果たす。振動減衰効果を有するハンドレスト又はフィンガーレストとしての役割を果たす機能部60は、例えば、ハンドル部10の背面に配置され、振動減衰部32とスイッチ部30との間の中間部と同じ高さになっている。他の機能部60は、前面側において、2つのスイッチングポイント86、88を取り囲んでいる。
ハンドル部10とネック部12との間の移行部分においては、硬質部分及び軟質部分によって形成された振動減衰部32が見られ、この好ましいデザイン例において、溝を有する形状に設けられている。このようにデザインすることにより、特に、良好な捩率、柔軟性、減衰特性を得ることが可能となる。
表示から明らかなように、電気的に操作されるレザーではあるが、本発明に従ったレザーは、著しく肥厚した部分や不恰好な部分を有することなく、魅力的で洗練された形状を有している。特に、本発明に従ったレザーは、審美的な観点から魅力的にカーブすると共に、ハンドル部に対して次第に細くなるネック部12を備えている。本発明に従った製造方法によって、レザーの製造に必要な総時間及び費用に関して譲歩することなく、このようなスマートなデザインを実現することが可能となる。
図8a、bは、それぞれ、スリーブ23を有する振動デバイス20、2本の電線42、44、短い電線42に接続される接続ピン46、長い電線44に接続される接続クリップ48で構成される、予め組み立てられたサブアッセンブリ82の側面図及び正面図を示している。スリーブ23は、カバー23´により閉じられる。電線42、44は、カバー23´における隙間を通して外側に引き出されている。モータサブアッセンブリ82は、軟質部分18を射出成形する前に、例えば、ハンダ付けにより組み立てられ、予め射出成形された硬質部分16に配置される。
図9a〜cは、再充電可能なエネルギー貯蔵24(蓄電池)及び接続要素206を備えた、本発明に従った他のレザーを示している。エネルギー貯蔵24及び接続要素206は、ハンドル10の後方キャビティ28に配置された、プリント回路基板210上に設けられている。エネルギー貯蔵24、接続要素206、レジスタ及びプリント回路基板210で構成される、図10a、bに示す蓄電池サブアッセンブリは、レザーの他の構成を変更することなく、上述したバッテリを置き換える。特に、硬質部分16及び軟質部分18による本体の形状及び製造、振動デバイス20及び電線を備えるモータサブアッセンブリは変更されない。
プリント回路基板210は、電気レザーの硬質部分に対する形状適合(form fitting)接続及び圧力適合(force fitting)接続を許容する手段214を有している。この場合には、弾性を有するスナップ式の突起214(図10b)が、接続クリップ48の後方で連結されている。プリント回路基板210は、0.5〜3mmの厚みを有し、好ましくは1mmの厚みを有する。好ましいデザインの変形例において、その上に部品が取り付けられたプリント回路基板210は、電気レザーの内部スペース28に後方側から取り付けられる。
従来のバッテリと、蓄電池サブアッセンブリ212との間の長さの相違は、異なる長さの弾性を有する接続要素66によって補われる。これにより、同一の本体、同一の製造ツール、概して同一の製造ステップを有利な方法で使用することが可能となる。
規格ソケットの形式における接続要素206は、固定要素によってプリント回路基板210にフォームフィティングの形態で固定される。蓄電池サブアッセンブリ212は、ハンドル部10内のキャビティ28の内部に押し込まれる。図9aに示すように、シール216を有するカバー70は、レザーの通常使用時における水や他の異物がキャビティ28に進入しないようにするシール要素の役割を果たす。図9bは、接続要素206が電源供給ユニット220(図11)のプラグ218を受け入れ可能である開いた状態について示している。カバー70は、差し込み、ネジ又はスナップ密封の態様で所定の位置に取り付けられ、状況に応じて、フィルムヒンジ222によりレザー本体から引き出される固定リングに接続される(図9b)。
開いた状態のキャビティ28を、シーリング機能を有していないシールド(不図示)のみによってカバーするようにしても良い。水の進入は、充電中にも起こり得るので、以下の手段は、スイッチ要素36の位置に関係なく、閉じた状態、シールされた状態において機能ユニット20の動作を確保する。図12a〜cの基本回路図に示すように、手動で駆動される追加のスイッチ224が、直列にスイッチ要素36に接続されている。スイッチ224は、ハンドル部10内の接続クリップ48と一緒にカバー70内の接続部72の近傍に形成される。接続部72は、閉じた状態において、接続要素206のピン208と、接続クリップ48との間で導電性接続を確立する。これにより、機能ユニット20は、原則として、操作可能に準備される。電源供給ユニットの接続要素218が挿入された場合、接続クリップ48は、電源供給接続要素218の非導電性部品によってのみ接触し、スイッチ224が開けられることとなる。
カバー70の内部においては、動作中に生成されるガスを逃すと共に、水に対する適切な保護を行う開口部226及び薄膜228が設けられている。
蓄電池サブアッセンブリ212は、バネ要素66によって軸方向に柔軟に取り付けられている。減衰要素は、半径方向において、軟質部分から硬質部分に成形されることが好ましい(不図示)。接続部72及びソケット206のピン208は、差し込み密閉が回転した場合に、プレストレスを伴って接続部72がピン208と接触するように配置される。ソケットのピン208は、カバー70の回転軸上に位置することが好ましい。
カバー70は、硬質又は軟質部分から製造され、或いは、これらの組合せから製造される。固定リングは、もし1つであれば、カバーと一緒に1回の動作で製造されることが好ましく、そして、他の軟質部分と同一の材料で構成されることが好ましい。柔軟な且つ弾性を有するデザインにより、収容させる内部空間の開閉のためにダメージなく回転させることが可能となる。使用時にユーザの手の表面に感触を残さないため、保持リングとカバー70との間の桟222は、側面に沿って設けられるか、電気レザーの下面に設けられることが好ましい。
表示されていない本発明の変形例においては、拡大されたカバー70は、ハンドル部10のかなりの部分を占め、エレルギー貯蔵24に対応する。接続要素206は、ハンドル部10の略中央に配置され、キャビティ28内において事実上の本体(第1のハウジング部)及びカバー70(第2のハウジング部)の近傍に形成される。第1及び第2のハウジング部は、ネジを介して互いにねじ込まれている。カバー70が開くことによる距離は、有効な手段によって制限される。この結果、カバー70は、充電操作において限定された距離を越えた回転によって開けられ、ユーザによる完全な取り外しが想定されていない。距離は、少なくとも接続要素206のサイズにほぼ相当する。電源供給ユニット220の接続要素218は、レザーの正面側、並びに、レザーの長手方向の軸に対して垂直に、接続要素206内に挿入される。また、ハンドル部10に嵌め込まれるスライド型密閉を備えることもできる。
この変形例においては、カバー70が閉じた時に自動的に閉じるスイッチを設けることが好ましい。カバーにより蓄電池の端子に押圧され、この結果、スイッチを駆動する、屈曲バネ部は、プリント回路基板の端部に取り付けられることが好ましい。このため、カバーは、その内側に、長手方向の軸上に配置され、閉じた状態において、バネ部を回転位置に関係なく押圧する隆起を有している。
図11は、レザー及び電源供給ユニット220が含まれるシースルー包装の販売セットを示している。
図12a〜cは、図9a〜cに従った再充電可能な湿式レザーの基本回路図を示している。通常操作(図12a)においては、カバー70は、内部空間29を防水加工の態様で密封している。カバー70の取り付け/取り外しにより作動するスイッチ224は、閉じられている。消費ユニット20は、ユーザによる別のスイッチ230によってオン、オフを切り替えられる。カバー70が取り除かれた場合、スイッチ224は、蓄電池24と消費ユニット20との接続を必ず切り離す(図12b)。開いた状態、すなわち、密封されていない状態において、電気レザーは、もはやオンに切り換えることはできない。プラグ218をソケット206に挿入することで蓄電池24が充電される際には、内部空間29が開く。スイッチ224を設けることにより、消費ユニット20が稼働していない場合においても、スイッチ230の状態に関係なく、蓄電池24の充電のみを行うことができるという効果を得ることができる。もし、蓄電池24の充電中に消費ユニット20が稼働され(すなわち、230及び224が閉じている)、蓄電池24が完全に使い尽くされると、充電することができなくなるということが起こる。
図13は、本発明に従ってデザインされたレザーの本発明に従った製造に使用され、
るアッセンブリ設備の概略平面図を示し、これにより、個々の部品の自動搬送、組立て/取付けを行うことができる。ここに、回転テーブル及び移送設備を提供することも可能である。2つ又はそれ以上の射出成形装置を使用する場合、レザー本体の硬質部分及び/又は軟質部分を射出成形するための垂直サブアッセンブリを備えることが好ましい。硬質部分で構成される基礎本体は、分離型射出成形装置で製造され、個々の部分にアッセンブリ設備が与えられることが好ましい。機能部品及び硬質部分を封入するための射出成形設備は、アッセンブリシーケンス内に統合される。アッセンブリ設備の循環するパレットのキャビティの速度及び数は、封入工程のキャビティの数(好ましくは、キャビティと同一数)に合わせて作られる。モータアッセンブリにより提供される基礎本体は、自動的に射出成形装置に配置され、取り除かれることが望ましい(ハンドリングロボット)。基礎本体が配置された場合、センタリング装置が、全ての本体の封入されるキャビティ(例えば、6個包む)で同一の状況を得るために提供される(外部から、或いは、射出成形金型によって)。
製造工程は、以下の通りである(右方側下端から開始され、反時計周りに進む)。
1.硬質部分16を射出成形する
2.予め組み立てられたサブアッセンブリ82を硬質部分16の中に配置する
2.1接続ピン46及び接続クリップを押し込む
3.軟質部分18を射出成形する
4.スイッチ要素(バタフライ36)を組み立てる(バネ66と一緒に)
4.1機能テスト
5.バッテリ24又は蓄電池サブアッセンブリ212を組み立てる
5.1密閉カバー70を予め組み立てる
6.密閉カバー70を組み立てる
7.組み立て済みの保持装置及び交換可能ブレード200を組み立てる
8.電源供給ユニットと一緒に、又は、電源供給ユニットなしで包装する
説明した手順から脱却して、特に、実際のレザーのデザインに応じて製造工程の異なるシーケンスを提供するようにしても良い。
図14a〜cは、ハンドル部10と、ヘッド部14と、これらの間に配置されたネック部12とを有する他の湿式レザーの各種の図を示している。図15〜図17は、このような湿式レザーを製造する異なる方法を説明するための縦断面図を示している。湿式レザーの大部分は、既に説明したレザーと同一である。このため、上述した記述を適用し、相違点のみについて説明する。相違点は、本体内の振動デバイスの形状及び配置に関連する。この例の場合においては、振動デバイス20は、ヘッド部14内であって、交換可能ブレード200のための保持装置202の部分内に配置される。このような配置により、ネック部12を図1〜図5に示す例と比較して短くすることができる。ネック部は、必ずしもヘッド部及びハンドル部から空間的に区切られる必要はない。保持装置202は、ヘッド部14の全体に及んでも良い。交換可能ブレード200のスナップ動作又はラッチングのためのラッチング機構240を有している。
振動デバイスは、ヘッド部内に配置できるように、それぞれ小さい形態であることが望ましい。例えば、ヘッド部の長手方向の軸L1の方向の寸法は、最大20mmであり、これに垂直に最大8mmである。ヘッド部の長手方向の軸L1は、ハンドル部の長手方向の軸Lに対して傾斜していても良い。
いわゆるコインモータ(以下、「フラットフレームモータ」という)を振動デバイスとして使用することにより、湿式レザーを特にコンパクトにすることが可能となる。このような振動デバイスを使用する場合においては、回転D(偏心)の軸に対して偏心して配置されるモータ及びフライホイールが、平坦な、円筒型スリーブ246内に配置される。回転軸の方向に測定されたスリーブ246の高さHは、これに垂直に測定された幅Bよりも小さい。例えば、K´OTL Jinlong Chinaのモータ(番号C−1234L−38、C1034L−50、C1030L1−50)が使用され得る。これらは、寸法Bが10〜12mmであり、寸法Hが3〜4mmである。このため、長手方向の長さが、図3aの例に示すような、長手方向の長さが12〜20mmである一般的な偏心モータのそれよりも小さい。
上述した偏心モータとの比較において、このようなフラットフレームモータの利点は、偏心回転の軸が最も小さい範囲の方向で動作することである。本発明に従った湿式レザーの場合には、図15〜図17に示すように、ヘッド部の長手方向の軸L1に対して垂直な回転軸Dの配置が、結果として実現されている。この結果、ヘッド部は、実質的に回転軸に対して半径方向に振動する。これにより、交換可能ブレードが、剪断ブレード242のカッティングエッジ244が、実質的に、カッティングエッジ244で規定される平面E上で移動するように振動することができるという効果を得ることができる。この平面E上で、カッティングエッジ244に垂直な移動がある場合には、これにより穏やかな円運動の肌のマッサージが行われる。これに対して、上述した従来の電気レザーの場合には、ヘッドの長手方向の回転軸を有しているので、交換可能ブレードも肌に対して垂直に移動する。カッティング作用は、この「連続して当てる」により強められる。
振動デバイスの双方の変形例においては、上述した製造方法を使用することができる。フラットフレームモータの場合は、図15に示されている。本体の下面でチャネル52に直接結合する前面キャビティは、ヘッド部内においてくり抜かれている。フラットフレームモータ20、接続線42、44、接続ピン46及び接続クリップ48から構成される、予め組み立てられたモータサブアッセンブリ82は、キャビティ50又はチャネル52内に挿入され、他のプラスチック部分で封入される。フラットフレームモータの内部は、スリーブ246で保護される。
図16は、他の方法によって製造されたレザーを示している。フラットフレームモータ用のキャビティ50は、U字形状のチャネルピース52´によってチャネル52に接続されている。接続線42、44は、予め振動デバイスに接続されることなく、他の部分18で射出成形する前に、このU字形状のチャネルピース52´を通して引き出される。そして、他の部分18により射出成形され、キャビティ50が適切な手段により密閉される。その後、振動デバイス20が線の端部に接続され、例えば、熱溶接又は超音波溶接によりキャビティ50がカバー248で閉じられる。また、キャビティ50は、例えば、合成樹脂やシリコーンなどの別の媒体により満たしても良い。また、他のモータサブアッセンブリ82(フラットフレームモータを含む)の少なくとも一部を他の部分18により封入することが可能である。この代替案においては、ヘッド部14の前面キャビティ50内の振動デバイス20が封入されることはない。
図17は、硬質部分で構成されるマテリアルブリッジ250によってキャビティ50が分割された変形例を示している。これは、硬質部分の射出成形の後に電線の端部が通過可能な穴252を有している。他の部分で射出成形した後、電線の端部は、振動デバイス20に接続される。キャビティ50は、カバー248により更に閉じられる。
図18は、ハンドル部の追加の装飾要素(シールド)254を有するレザーの各種の図を示している。シールドは、例えば、金属、木材又はプラスチックで製造され、また、分割された工程で製造され、硬質部分16の製造過程で形成される固定要素256によって硬質部分の上に予め組み立てられる。固定要素256は、例えば、ピン、溝及び背面係合の手段である。モータサブアッセンブリと同一の操作において、装飾要素254は、硬質部分に固定され、その後、少なくとも一部がモータサブアッセンブリと共に軟質部分によってオーバーモールドされる。例えば、シールド254の上を横に走り、シールド254を更に保持する、追加のデザイン要素を軟質部分で形成することができる。シールド254のエッジ部分をオーバーモールドすることにより、シールド254の背後への水の進入が防止される。
図19は、第3の実施形態に従った湿式レザーの断面図を示している。湿式レザーは、概して図15に従った第2の実施形態と同一である。このため、上述の記述を適用し、相違点のみについて説明する。相違点は、本体内における振動デバイス20の形状及び配置に関連する。この例においては、振動デバイス20は、第2の実施形態と同様に、ヘッド部14内であって、交換可能ブレード200のための保持装置202の部分内に配置される。しかしながら、この場合、第2の実施形態に従った振動デバイスの代わりに、第1の実施形態に従った振動デバイス20が挿入されている(図3a参照)。
電気モータ及び偏心器21を有し、電気モータによって駆動される振動デバイス20は、1.5〜5mmの長さを有すると共に、4〜10mmの直径を有している。また、保護用要素、この場合には保護スリーブ23、並びに、必要に応じてスリーブカバー23´の内部に配置されている。振動デバイス20の回転軸Sは、図19に示すように、ヘッド部の長手方向の軸L1に対して実質的に平行であって、略同軸に配置されている。
第3の実施形態の振動デバイス20は、概して第1の実施形態のそれと同一であるので、これは、組立て済みのサブアッセンブリ82の一部を為すことができる。
第3の実施形態のレザーを製造する方法において、本体の下面でチャネル52に直接結合される前面キャビティ50は、ヘッド部内にくり抜かれている。振動デバイス20、接続線42、44、接続ピン46及び接続クリップ48で構成される、予め組み立てられたサブアッセンブリ82は、キャビティ50又はチャネル52の内部に挿入され、他のプラスチック部分によって封入される。
(a)〜(c)レザーの各種の斜視図を示している。 (a)、(b)製造時の各種の工程におけるレザー及び各種の図を示している。 (a)、(b)製造時の各種の工程におけるレザー及び各種の図を示している。 (a)、(b)製造時の各種の工程におけるレザー及び各種の図を示している。 (a)〜(d)製造時の各種の工程におけるレザー及び各種の図を示している。 (a)〜(c)レザーのスイッチ要素の配置及び動作モードを説明する拡大図を示している。 (a)、(b)ハンドル部の背面を説明する拡大図を示している。 (a)、(b)硬質部分に取り付けられる前のモータサブアッセンブリを示している。 (a)〜(c)再充電可能なエネルギー貯蔵を有するレザーを示している。 (a)、(b)使い捨て可能なバッテリに置き換えられた蓄電池サブアッセンブリを示している。 レザー、交換可能ブレード及び電源供給ユニットから成る販売セットを示している。 (a)〜(c)充電回路の回路図を示している。 製造方法の基本的な図を示している。 (a)〜(c)他のウェットレザーの各種の図を示している。 振動デバイスとしての薄型フレームモータを有するウェットレザーの縦断面を示している。 振動デバイスとしての薄型フレームモータを有するウェットレザーの縦断面を示している。 振動デバイスとしての薄型フレームモータを有するウェットレザーの縦断面を示している。 ハンドル部に装飾要素を追加したレザーの各種の図を示している。振動デバイスとしての薄型フレームモータを有するウェットレザーの縦断面を示している。 他のレザーの縦断面を示している。

Claims (46)

  1. 本体と、ハンドル部と、ヘッド部と、前記ハンドル部と前記ヘッド部との間に配置されたネック部と、前記本体内に少なくとも部分的に配置され、前記ヘッド部における振動を生成するために電気的に操作される振動デバイス及び前記振動デバイスのためのエネルギー貯蔵を備える電機供給デバイスを含む機能部品とを具備する湿式シェービング用のレザーであって、
    前記本体は、強化材としての機能を果たす少なくとも1つの硬質部分と、射出成形法により製造される少なくとも1つの他の部分とを有し、少なくともいくつかの前記機能部品が前記他の部分により少なくとも部分的に直接的に封入されることを特徴とするレザー。
  2. 前記他の部分は、軟質部分であることを特徴とする請求項1記載のレザー。
  3. 前記硬質部分は、射出成形法により製造されるプラスチック、或いは、前記電気供給デバイスの電気回路に含まれることが好ましい金属材料を含むことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のレザー。
  4. 前記機能部品は、前記硬質部分と前記他の部分との間の境界領域の部分に配置されることを特徴とする請求項1記載のレザー。
  5. 前記ハンドル部内の前記硬質部分に形成され、その寸法が、前記エネルギー貯蔵、特にバッテリ又は蓄電池サブアッセンブリの寸法に適合されたキャビティを具備することを特徴とする請求項1記載のレザー。
  6. 前記機能部品は、前記他の部分を基準として前記キャビティを密封することを特徴とする請求項5記載のレザー。
  7. 前記キャビティは、カバー要素で閉じられる開口部を、前記ヘッド部から離間した前記本体の端部に有することを特徴とする請求項5又は請求項6記載のレザー。
  8. 前記カバー要素は、前記エネルギー貯蔵を交換するため、或いは、再充電の目的で前記エネルギー貯蔵にアクセスするために完全に又は部分的に取り外されることを特徴とする請求項7記載のレザー。
  9. 前記機能部品は、柔軟性を有する電線、好ましくは金属ワイヤによってお互いに接続されることを特徴とする請求項1記載のレザー。
  10. 前記振動デバイスは、前記ネック部に配置され、前記軟質部分により少なくとも部分的に封入されることを特徴とする請求項2記載のレザー。
  11. 前記振動デバイスと前記ハンドル部との間に振動減衰部が配置されることを特徴とする請求項1記載のレザー。
  12. 前記電気供給デバイスは、再充電可能なエネルギー貯蔵と、少なくとも1つの接続用を有することを特徴とする請求項5記載のレザー。
  13. 前記エネルギー貯蔵は、前記ハンドル部の前記キャビティ内に配置され、前記キャビティは、前記エネルギー貯蔵に対する水の跳ね及び他の異物の接触を防止するためにシーリング要素により密封されることを特徴とする請求項12記載のレザー。
  14. 前記エネルギー貯蔵及び少なくとも1つの接続要素は、前記キャビティ内に配置され、前記キャビティは、閉じることができると共に、少なくとも充電操作のために少なくとも1つの接続要素が外部から到達可能な程度まで開くことができることを特徴とする請求項12記載のレザー。
  15. 前記キャビティは、第1のハウジング部に形成され、カバーとして形成される第2のハウジング部によって閉じることができ、前記第1及び第2のハウジング部は、距離制限を有するネジによって互いに捻じ込まれることが好ましいことを特徴とする請求項13又は請求項14記載のレザー。
  16. 前記第2のハウジング部と接触する前記ハウジング部が開いた状態において、前記振動デバイスの動作を停止させるスイッチを有することを特徴とする請求項15記載のレザー。
  17. 前記スイッチは、前記接続要素及び可動部を有し、前記可動部は、閉じた状態において、前記接続要素と共に導電性接続の一部となることを特徴とする請求項16記載のレザー。
  18. 前記接続要素は、導電性を有する態様で、好ましくは前記エネルギー貯蔵の端子に直接的に接続されるピンを有することを特徴とする請求項12記載のレザー。
  19. 少なくとも1つの接続要素は、前記レザー本体の隙間に配置され、前記レザー本体の外側表面に対して内側に向けて埋め込まれ、前記隙間は、前記ヘッド部から離れる向きに設けられることを特徴とする請求項12記載のレザー。
  20. 前記隙間の形状は、前記エネルギー貯蔵のための電源供給ユニットの他の接続要素を受け入れるように適合されることを特徴とする請求項19記載のレザー。
  21. 前記振動デバイスは、前記ネック部内の凹部に配置されることを特徴とする請求項1記載のレザー。
  22. 前記振動デバイスは、保持装置の部分の前記ヘッド部内の凹部に配置されることを特徴とする請求項1記載のレザー。
  23. 前記ヘッド部は、交換可能ブレード用の保持装置を有することを特徴とする請求項1記載のレザー。
  24. 前記振動デバイスは、回転軸に対して偏心配置されたフライホイール付きのモータを有することを特徴とする請求項1記載のレザー。
  25. 前記レザーは、それぞれカッティングエッジを有する剪断ブレードを備える交換可能ブレード要素を具備し、前記振動デバイスは、使用時における当該振動デバイスの振動が、前記交換可能ブレードの前記剪断ブレードの前記カッティングエッジによって規定される平面に対して実質的に垂直に駆動される前記カッティングエッジの移動を生成するように前記本体内に配置されることを特徴とする請求項24記載のレザー。
  26. 前記振動デバイスは、前記回転軸が、前記ヘッド部の長手方向の軸に対して±0.30度より大きくない角度を形成するように前記本体内に配置されることを特徴とする請求項24記載のレザー。
  27. 前記モータ及びフライホイールは、スリーブ内に配置され、前記回転軸に沿った範囲は、当該回転軸と直交する範囲よりも小さいことを特徴とする請求項24記載のレザー。
  28. 前記レザーは、それぞれカッティングエッジを有する剪断ブレードを備える交換可能ブレード要素を具備し、前記振動デバイスは、使用時における当該振動デバイスの振動が、前記カッティングエッジによって規定される平面に実質的に沿って駆動される、前記交換可能ブレードの前記剪断ブレードの前記カッティングエッジの移動を生成するように前記本体内に配置されることを特徴とする請求項24記載のレザー。
  29. 前記振動デバイスは、前記回転軸が、前記ヘッド部の長手方向の軸に対して少なくとも±60度、好ましくは前記ヘッド部の前記長手方向の軸に対して垂直な角度を形成するように前記本体内に配置されることを特徴とする請求項24記載のレザー。
  30. 前記モータ及びフライホイールはスリーブ内に配置され、前記回転軸に沿った範囲が、前記回転軸と直交する範囲よりも小さいことを特徴とする請求項24記載のレザー。
  31. 前記レザーは、カバーによって閉じられる前記振動デバイス用の凹部を具備することを特徴とする請求項28から請求項30のいずれかに記載のレザー。
  32. 請求項1から請求項31のいずれかに記載のレザー、特に湿式レザーの製造方法であって、前記本体は、強化材としての機能を果たす少なくとも1つの硬質部分と、前記射出成形法により成形される少なくとも1つの他の部分とから製造され、
    少なくともいくつかの前記機能部品が、少なくとも部分的に前記本体の製造の間に前記他の部分によって直接的に封入されることを特徴とするレザーの製造方法。
  33. 前記他の部分として軟質部分が使用されることを特徴とする請求項32記載のレザーの製造方法。
  34. まず、前記硬質部分が機能部品なしに製造され、その後、少なくともいくつかの前記機能部品が前記硬質部分上に配置されると共に固定され、続いて、前記硬質部分と前記機能部品とから成るユニットが少なくとも部分的に、少なくとも1つの前記他の部分により封入されることを特徴とする請求項32又は請求項33記載のレザーの製造方法。
  35. 前記他の部分により少なくとも部分的に封入される前記機能部品は、前記振動デバイス、前記電線、並びに、好ましくは、前記エネルギー貯蔵との導電性接続を確立するための少なくとも1つの接続ピンを含むことを特徴とする請求項34記載のレザーに製造方法。
  36. 少なくともいくつかの前記機能部品は、射出成形の途中である前記他の部分の流れる方向に対して、少なくとも前記機能部品の特定部分が、前記硬質部分における少なくとも1つの保護部の影に配置されるように、既に製造された前記硬質部分上に配置されることを特徴とする請求項32から請求項35のいずれかに記載のレザーの製造方法。
  37. 前記機能部品又は前記本体の長さの殆どの部分に及ぶ機能部品のサブアッセンブリが封入されることを特徴とする請求項32から請求項36のいずれかに記載のレザーの製造方法。
  38. 少なくとも前記硬質部分は、1つ又はそれ以上の電線を保持又は固定する部分を備え、好ましくは長手方向に延在すると共に、好ましくは溝の形態で形成されることを特徴とする請求項32から請求項37のいずれかに記載のレザーの製造方法。
  39. 第1のハウジング部は、1つ又はそれ以上の機能部品、特にエネルギー貯蔵が後で挿入され、好ましくは前記ヘッド部から離間した前記本体の端部に、対応する前記機能部品を挿入するための開口部を有する、少なくとも1つのキャビティと共に製造されることを特徴とする請求項32から請求項37のいずれかに記載のレザーの製造方法。
  40. 第2のハウジング部は、前記キャビティを密封するために製造され、前記キャビティに対する前記機能部品の挿入後、前記後者の前記開口部に好ましくは密封態様で取り付けられることを特徴とする請求項39記載のレザーの製造方法。
  41. 少なくとも1つの電気機能部品、特に前記レザーのオン及びオフを切り替えるスイッチ要素を作動するためのスイッチ部を作動するために押圧される作動部が、前記他の部分、好ましくは前記軟質部分を射出成形することにより形成されることを特徴とする請求項32から請求項40のいずれかに記載のレザーの製造方法。
  42. 前記ネック部又は前記ネック部と前期ハンドル部との間の移行部分に配置された前記本体の振動減衰部は、少なくとも2つの異なる材料成分から形成されることを特徴とする請求項32から請求項41のいずれかに記載のレザーの製造方法。
  43. 前記振動減衰部の形成において、前記硬質部分が凹部のパターンで製造され、続いて前記凹部が前記他の部分の射出成形の間に満たされることを特徴とする請求項42記載のレザーの製造方法。
  44. 前記他の部分として、軟質部分が単一の射出点から射出されることを特徴とする請求項32から請求項43のいずれかに記載のレザーの製造方法。
  45. 前記他の部分により少なくとも部分的に封入される前記機能部品は、前記電線と、好ましくは前記エネルギー貯蔵との導電性接続を確立するための少なくとも1つの接続ピンを含むことを特徴とする請求項34記載のレザーの製造方法。
  46. 前記振動デバイスが前記凹部内に挿入されると共に前記電線に接続され、前記凹部が閉じられることを特徴とする請求項45記載のレザーの製造方法。
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