JP2007521325A5 - - Google Patents

Description

本明細書中で用いられる場合、用語「ヘテロ脂肪族」、「複素環」、「ヘテロシクリル」、「ヘテロ脂環式」または「複素環式」は、１以上の環員が、独立して選択されるヘテロ原子である、非芳香族の、単環式、二環式または三環式の環系を意味する。いくつかの実施形態において、「複素環」基、「ヘテロシクリル」基、「ヘテロ脂環式」基または「複素環式」基は、１個以上の環員が酸素、硫黄、窒素、またはリンより独立して選択されるヘテロ原子である、３個〜１４個の環員を有し、そして上記系における各環が３個〜７個の環員を含む。

表２に示されるような本発明の化合物は、２５．０μＭ以下において電位依存性ナトリウムチャネルを調節することを見出した。

Claims (5)

1. 下式（Ｉ）の化合物：
   
   または薬学的に受容可能なその塩であって、ここで：
   ｒは、０であり；
   Ｚは、Ｎであり；
   Ｙは、水素であり；Ｗは、下式Ｉａ：
   
   であり、式Ｉａにおいて
   Ａは、−Ｔ−ＮＨ−であって、ここで：
   Ｔは、−ＣＨ _２ −ＣＨ _２ −であり；
   Ｖは、−Ｃ（Ｏ）−であり；
   Ｑは、−ＣＨ _２ Ｏ−であり；
   ｍは、１であり；
   環Ｅは、フェニルであり；そして
   ｓは、０〜１であり；
   Ｒ ^Ｂ は、Ｊより選択され、
   Ｊは、ハロゲン、ＣＮ、ＮＯ_２、ＣＦ_３、ＯＣＦ_３、ＯＨ、ＳＲ^６、Ｓ（Ｏ）Ｒ^６、ＳＯ_２Ｒ^６、ＮＨ_２、ＮＨＲ^６、Ｎ（Ｒ^６）_２、ＮＲ^６Ｒ^８、Ｃ（Ｏ）ＯＨ、Ｃ（Ｏ）ＯＲ^６もしくはＯＲ^６であり；
   Ｒ ^６は、水素、または、Ｒ ^７で置換されているＣ _１〜６ 脂肪族基であり、ここで：
   Ｒ^７は、Ｃ_３〜８脂環式、Ｃ_６〜１０アリール、窒素、酸素もしくは硫黄より独立して選択される１〜４個のヘテロ原子を有する５〜１０員ヘテロアリール環または窒素、酸素もしくは硫黄より独立して選択される１〜４個のヘテロ原子を有する３〜１０員ヘテロシクリル環であり、ここでＲ^７は、必要に応じてＲ、１，２−メチレンジオキシ、１，２−エチレンジオキシ、もしくは（ＣＨ_２）_ｎ−Ｇから独立して選択される、２つまでの置換基で置換され、ここで、ｎは、０もしくは１であり、Ｇは、ハロゲン、ＣＮ、ＮＯ_２、ＣＦ_３、ＯＣＦ_３、ＯＨ、Ｓ−脂肪族、Ｓ（Ｏ）−脂肪族、ＳＯ_２−脂肪族、ＮＨ_２、Ｎ−脂肪族、Ｎ（脂肪族）_２、Ｎ（脂肪族）Ｒ^８、ＣＯＯＨ、Ｃ（Ｏ）Ｏ（−脂肪族、もしくはＯ−脂肪族から選択され；そして
   Ｒ^８は、アミノ保護基である、化合物。
2. 請求項１に記載の化合物であって、ここで該化合物は、式ＩＩａ：
   
   である化合物、またはその薬学的に受容可能な塩である、化合物。
3. 請求項２に記載の化合物であって、ここで：
   Ｒ ^Ｂは、ＯＲ^６、Ｎ（Ｒ^６）_２ 、ハロゲン、もしくはＮＯ_２である、
   化合物。
4. 以下：
   
   
   からなる群より選択される、請求項１に記載の化合物。
   
5. 請求項１〜４のいずれか一項で定義される式Ｉの化合物および薬学的に受容可能なキャリア、アジュバントまたはビヒクルを含む、薬学的組成物。