JP2007520525A - 二量体のアザ環式化合物及びその使用 - Google Patents
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Abstract
Description
により表されるアザ二環式誘導体、その鏡像異性体、若しくはその鏡像異性体の混合物、又は薬学的に許容できるその付加塩、若しくはそのオニウム塩を提供する
[式中、
AZAは、
から選択されるアザ環式基を表し、
[式中、
は、任意選択の二重結合を表し、
nは、0、1、2、又は3であり、
mは、1又は2であり、
R’は、水素又はアルキルを表す]
X’及びX’’は、非存在であり(即ち、単(共有)結合を表し)、或いは、
X’及びX’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は、式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、式中、Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表し、
A’及びA’’は、互いに独立して、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル、及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている芳香族単環及び/又は多環、炭素環及び/又は複素環の基を表し、
Y’及びY’’は、非存在である(即ち、単(共有)結合を表す)ことができ、
Lは、単(共有)結合(即ち、Lが非存在)、或いは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又はさらなる単環若しくは多環、炭素環若しくは複素環の基が、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表し、或いは
Y’及びY’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、式中、Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表し、
Lは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表す]。
その第1の態様では、本発明は、
式I:
により表される新規なアザ二環式誘導体、その鏡像異性体、若しくはその鏡像異性体の混合物、又は薬学的に許容できるその付加塩、若しくはそのオニウム塩を提供する
[式中、
AZAは、
から選択されるアザ環式基を表し、
[式中、
は、任意選択の二重結合を表し、
nは、0、1、2、又は3であり、
mは、1又は2であり、
R’は、水素又はアルキルを表す]
X’及びX’’は、非存在であり(即ち、単(共有)結合を表し)、或いは、
X’及びX’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は、式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、式中、Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表し、
A’及びA’’は、互いに独立して、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル、及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている芳香族単環及び/又は多環、炭素環及び/又は複素環の基を表し、
Y’及びY’’は、非存在である(即ち、単(共有)結合を表す)ことができ、
Lは、単(共有)結合(即ち、Lが非存在)、或いは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又はさらなる単環若しくは多環、炭素環若しくは複素環の基が、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表し、或いは
Y’及びY’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、式中、Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表し、
Lは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表す]。
式II
で表されるアザ環式誘導体、その鏡像異性体、若しくはその鏡像異性体の混合物、又は薬学的に許容できるその付加塩、若しくはそのオニウム塩である
[式中、
は、任意選択の二重結合を表し、
nは、1、2、又は3であり、
X’及びX’’は、非存在であり(即ち、単(共有)結合を表し)、或いは、
X’及びX’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は、式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、式中、Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表し、
A’及びA’’は、互いに独立して、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル、及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている芳香族単環及び/又は多環、炭素環及び/又は複素環の基を表し、
Y’及びY’’は、非存在である(即ち、単(共有)結合を表す)ことができ、
Lは、単(共有)結合(即ち、Lが非存在)、或いは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又はさらなる単環若しくは多環、炭素環若しくは複素環の基が、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表し、或いは
Y’及びY’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、式中、Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表し、
Lは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表す]。
式III
で表される、アザ二環式誘導体、その鏡像異性体、若しくはその鏡像異性体の混合物、又は薬学的に許容できるその付加塩、若しくはそのオニウム塩である
[式中、
R’は、水素又はアルキルを表し、
nは、1、2、又は3であり、
X’及びX’’は、非存在であり(即ち、単(共有)結合を表し)、或いは、
X’及びX’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は、式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、式中、Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表し、
A’及びA’’は、互いに独立して、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル、及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている芳香族単環及び/又は多環、炭素環及び/又は複素環の基を表し、
Y’及びY’’は、非存在である(即ち、単(共有)結合を表す)ことができ、
Lは、単(共有)結合(即ち、Lが非存在)、或いは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又はさらなる単環若しくは多環、炭素環若しくは複素環の基が、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表し、或いは
Y’及びY’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、式中、Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表し、
Lは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表す]。
式IV
で表されるアザ二環式誘導体、その鏡像異性体、若しくはその鏡像異性体の混合物、又は薬学的に許容できるその付加塩、若しくはそのオニウム塩である
[式中、
nは、1又は2であり、
mは、1又は2であり、
X’及びX’’は、非存在であり(即ち、単(共有)結合を表し)、或いは、
X’及びX’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は、式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、式中、Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表し、
A’及びA’’は、互いに独立して、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル、及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている芳香族単環及び/又は多環、炭素環及び/又は複素環の基を表し、
Y’及びY’’は、非存在である(即ち、単(共有)結合を表す)ことができ、
Lは、単(共有)結合(即ち、Lが非存在)、或いは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又はさらなる単環若しくは多環、炭素環若しくは複素環の基が、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表し、或いは
Y’及びY’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、式中、Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表し、
Lは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表す]。
で表されるアザ二環式誘導体、その鏡像異性体、若しくはその鏡像異性体の混合物、又は薬学的に許容できるその付加塩、若しくはそのオニウム塩である
[式中、
R’は、水素又はアルキルを表し、
X’及びX’’は、非存在であり(即ち、単(共有)結合を表し)、或いは、
X’及びX’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は、式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、式中、Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表し、
A’及びA’’は、互いに独立して、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル、及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている芳香族単環及び/又は多環、炭素環及び/又は複素環の基を表し、
Y’及びY’’は、非存在である(即ち、単(共有)結合を表す)ことができ、
Lは、単(共有)結合(即ち、Lが非存在)、或いは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又はさらなる単環若しくは多環、炭素環若しくは複素環の基が、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表し、或いは
Y’及びY’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、式中、Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表し、
Lは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表す]。
式V
で表されるアザ二環式誘導体、その鏡像異性体、若しくはその鏡像異性体の混合物、又は薬学的に許容できるその付加塩、若しくはそのオニウム塩である
[式中、
nは、1、2、又は3であり、
mは、1又は2であり、
R’は、水素又はアルキルを表し、
X’及びX’’は、非存在であり(即ち、単(共有)結合を表し)、或いは、
X’及びX’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は、式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、式中、Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表し、
A’及びA’’は、互いに独立して、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル、及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている芳香族単環及び/又は多環、炭素環及び/又は複素環の基を表し、
Y’及びY’’は、非存在である(即ち、単(共有)結合を表す)ことができ、
Lは、単(共有)結合(即ち、Lが非存在)、或いは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又はさらなる単環若しくは多環、炭素環若しくは複素環の基が、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表し、或いは
Y’及びY’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、式中、Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表し、
Lは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表す]。
で表されるアザ二環式誘導体、その鏡像異性体、若しくはその鏡像異性体の混合物、又は薬学的に許容できるその付加塩、若しくはそのオニウム塩である
[式中、
X’及びX’’は、非存在であり(即ち、単(共有)結合を表し)、或いは、
X’及びX’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は、式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、式中、Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表し、
A’及びA’’は、互いに独立して、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル、及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている芳香族単環及び/又は多環、炭素環及び/又は複素環の基を表し、
Y’及びY’’は、非存在である(即ち、単(共有)結合を表す)ことができ、
Lは、単(共有)結合(即ち、Lが非存在)、或いは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又はさらなる単環若しくは多環、炭素環若しくは複素環の基が、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表し、或いは
Y’及びY’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、式中、Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表し、
Lは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表す]。
で表されるアザ二環式誘導体、その鏡像異性体、若しくはその鏡像異性体の混合物、又は薬学的に許容できるその付加塩、若しくはそのオニウム塩である
[式中、
X’及びX’’は、非存在であり(即ち、単(共有)結合を表し)、或いは、
X’及びX’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は、式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、式中、Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表し、
A’及びA’’は、互いに独立して、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル、及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている芳香族単環及び/又は多環、炭素環及び/又は複素環の基を表し、
Y’及びY’’は、非存在である(即ち、単(共有)結合を表す)ことができ、
Lは、単(共有)結合(即ち、Lが非存在)、或いは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又はさらなる単環若しくは多環、炭素環若しくは複素環の基が、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表し、或いは
Y’及びY’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、式中、Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表し、
Lは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表す]。
で表されるアザ二環式誘導体、その鏡像異性体、若しくはその鏡像異性体の混合物、又は薬学的に許容できるその付加塩、若しくはそのオニウム塩である
[式中、
X’及びX’’は、非存在であり(即ち、単(共有)結合を表し)、或いは、
X’及びX’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は、式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、式中、Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表し、
A’及びA’’は、互いに独立して、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル、及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている芳香族単環及び/又は多環、炭素環及び/又は複素環の基を表し、
Y’及びY’’は、非存在である(即ち、単(共有)結合を表す)ことができ、
Lは、単(共有)結合(即ち、Lが非存在)、或いは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又はさらなる単環若しくは多環、炭素環若しくは複素環の基が、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表し、或いは
Y’及びY’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、式中、Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表し、
Lは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表す]。
で表されるアザ二環式誘導体、その鏡像異性体、若しくはその鏡像異性体の混合物、又は薬学的に許容できるその付加塩、若しくはそのオニウム塩である
[式中、
nは、1、2、又は3であり、
mは、1又は2であり、
X’及びX’’は、非存在であり(即ち、単(共有)結合を表し)、或いは、
X’及びX’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は、式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、式中、Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表し、
A’及びA’’は、互いに独立して、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル、及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている芳香族単環及び/又は多環、炭素環及び/又は複素環の基を表し、
Y’及びY’’は、非存在である(即ち、単(共有)結合を表す)ことができ、
Lは、単(共有)結合(即ち、Lが非存在)、或いは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又はさらなる単環若しくは多環、炭素環若しくは複素環の基が、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表し、或いは
Y’及びY’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、式中、Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表し、
Lは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表す]。
で表されるアザ二環式誘導体、その鏡像異性体、若しくはその鏡像異性体の混合物、又は薬学的に許容できるその付加塩、若しくはそのオニウム塩である
[式中、
X’及びX’’は、非存在であり(即ち、単(共有)結合を表し)、或いは、
X’及びX’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は、式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、
[式中、
Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、
R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表す]
A’及びA’’は、互いに独立して、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル、及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている芳香族単環及び/又は多環、炭素環及び/又は複素環の基を表し、
Y’及びY’’は、非存在である(即ち、単(共有)結合を表す)ことができ、
Lは、単(共有)結合(即ち、Lが非存在)、或いは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又はさらなる単環若しくは多環、炭素環若しくは複素環の基が、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表し、或いは
Y’及びY’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、
[式中、
Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、
R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表す]
Lは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表す]。
で表されるアザ二環式誘導体、その鏡像異性体、若しくはその鏡像異性体の混合物、又は薬学的に許容できるその付加塩、若しくはそのオニウム塩である
[式中、
R’は、水素又はアルキルを表し、
nは、1、2、又は3であり、
mは、1又は2であり、
X’及びX’’は、非存在であり(即ち、単(共有)結合を表し)、或いは、
X’及びX’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は、式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、
[式中、
Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、
R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表す]
A’及びA’’は、互いに独立して、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル、及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている芳香族単環及び/又は多環、炭素環及び/又は複素環の基を表し、
Y’及びY’’は、非存在である(即ち、単(共有)結合を表す)ことができ、
Lは、単(共有)結合(即ち、Lが非存在)、或いは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又はさらなる単環若しくは多環、炭素環若しくは複素環の基が、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表し、或いは
Y’及びY’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、
[式中、
Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、
R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表す]
Lは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表す]。
式VIII
で表されるアザ二環式誘導体、その鏡像異性体、若しくはその鏡像異性体の混合物、又は薬学的に許容できるその付加塩、若しくはそのオニウム塩である
[式中、
R’は、水素又はアルキルを表し、
nは、1、2、又は3であり、
mは、1又は2であり、
X’及びX’’は、非存在であり(即ち、単(共有)結合を表し)、或いは、
X’及びX’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は、式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、
[式中、
Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、
R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表す]
A’及びA’’は、互いに独立して、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル、及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている芳香族単環及び/又は多環、炭素環及び/又は複素環の基を表し、
Y’及びY’’は、非存在である(即ち、単(共有)結合を表す)ことができ、
Lは、単(共有)結合(即ち、Lが非存在)、或いは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又はさらなる単環若しくは多環、炭素環若しくは複素環の基が、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表し、或いは
Y’及びY’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、
[式中、
Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、
R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表す]
Lは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表す]。
で表されるアザ二環式誘導体、その鏡像異性体、若しくはその鏡像異性体の混合物、又は薬学的に許容できるその付加塩、若しくはそのオニウム塩である
[式中、
R’は、水素又はアルキルを表し、
X’及びX’’は、非存在であり(即ち、単(共有)結合を表し)、或いは、
X’及びX’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は、式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、
[式中、
Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、
R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表す]
A’及びA’’は、互いに独立して、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル、及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている芳香族単環及び/又は多環、炭素環及び/又は複素環の基を表し、
Y’及びY’’は、非存在である(即ち、単(共有)結合を表す)ことができ、
Lは、単(共有)結合(即ち、Lが非存在)、或いは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又はさらなる単環若しくは多環、炭素環若しくは複素環の基が、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表し、或いは
Y’及びY’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、
[式中、
Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、
R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表す]
Lは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表す]。
で表されるアザ二環式誘導体、その鏡像異性体、若しくはその鏡像異性体の混合物、又は薬学的に許容できるその付加塩、若しくはそのオニウム塩である
[式中、
R’は、水素又はアルキルを表し、
X’及びX’’は、非存在であり(即ち、単(共有)結合を表し)、或いは、
X’及びX’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は、式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、
[式中、
Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、
R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表す]
A’及びA’’は、互いに独立して、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル、及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている芳香族単環及び/又は多環、炭素環及び/又は複素環の基を表し、
Y’及びY’’は、非存在である(即ち、単(共有)結合を表す)ことができ、
Lは、単(共有)結合(即ち、Lが非存在)、或いは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又はさらなる単環若しくは多環、炭素環若しくは複素環の基が、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表し、或いは
Y’及びY’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、
[式中、
Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、
R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表す]
Lは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表す]。
で表されるアザ二環式誘導体、その鏡像異性体、若しくはその鏡像異性体の混合物、又は薬学的に許容できるその付加塩、若しくはそのオニウム塩である
[式中、
R’は、水素又はアルキルを表し、
X’及びX’’は、非存在であり(即ち、単(共有)結合を表し)、或いは、
X’及びX’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は、式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、
[式中、
Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、
R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表す]
A’及びA’’は、互いに独立して、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル、及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている芳香族単環及び/又は多環、炭素環及び/又は複素環の基を表し、
Y’及びY’’は、非存在である(即ち、単(共有)結合を表す)ことができ、
Lは、単(共有)結合(即ち、Lが非存在)、或いは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又はさらなる単環若しくは多環、炭素環若しくは複素環の基が、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表し、或いは
Y’及びY’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、
[式中、
Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、
R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表す]
Lは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表す]。
X’及びX’’が非存在であり(即ち、単(共有)結合を表し)、或いは、
X’及びX’’が、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は、式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表す式I〜XIの化合物であり、Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表す。
並びに/又は、式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表す。
Y’及びY’’が、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、式中、Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表す、式I〜XIの化合物である。
が、単(共有)結合を表し、
nが2であり、
X’及びX’’が非存在であり(即ち、単(共有)結合を表し)、或いは
X’及びX’’は互いに独立して、−O−、−S−、−SO−、又は−NH−を表し、
A’及びA’’はフェニル、ピリジル、チエニル、フラニル、ピリダジニル、及び/又はチアゾリルを表し、
Y’、Y’’及びLは、単(共有)結合を表す、
式I又はIIの化合物である。
2,2’−ビス−((±)−1−アザ−ビシクロ[2.2.2]オクト−3−イロキシ)−[5,5’]−ビチアゾリル(bithiazolyl)、
2,2’−ビス−((±)−1−アザ−ビシクロ[2.2.2]オクト−3−イロキシ)−[5,5’]−ビフラニル(bifuranyl)、
6,6’−ビス−((±)−1−アザ−ビシクロ[2.2.2]オクト−3−イロキシ)−[3,3’]−ビピリジニル、
6,6’−ビス−((±)−1−アザ−ビシクロ[2.2.2]オクト−3−イロキシ)−[3,3’]−ビピリダジニル、又は
6−[4−(1−アザ−ビシクロ[2.2.2]オクト−3−イロキシ)−フェニル]−ピリダジン−3−オル−(1−アザ−ビシクロ[2.2.2]オクト−3−イル)、
又はその鏡像異性体、又は薬学的に許容できるその付加塩、若しくはそのオニウム塩である。
X’及びX’’が、非存在であり(即ち、単(共有)結合を表し)、或いはX’及びX’’は、−O−、−S−、−SO−、−NH−、又は−(CO)−を表し、
A’及びA’’は、フェニル、ピリジル、チエニル、フラニル、ピリダジニル、及び/又はチアゾリルを表し、
Y’、Y’’及びLは、単(共有)結合を表し、或いは、Y’及びY’’は、−O−、−S−、−SO−、又は−NH−を表し、
Lは、フェニル基を表す。
X’及びX’’は非存在であり(即ち、単(共有)結合を表し)、又はX’及びX’’は、−O−、−S−、−SO−、−NH−、又は−(CO)−を表し、
A’及びA’’は、フェニル、ピリジル、チエニル、フラニル、ピリダジニル、及び/又はチアゾリルを表し、
Y’、Y’’、及びLは、単(共有)結合を表し、或いはY’及びY’’は、−O−、−S−、−SO−、又は−NH−を表し、
Lは、フェニル基を表す。
6,6’−ビス−[1,4]−ジアザ−ビシクロ[3.2.2]ノナン−1−イル−[3,3’]−ビピリダジニル、
1,2−ジ−[6−(1,4−ジアザ−ビシクロ[3.2.2]ノナン−4−イル)−ピリダジン−3−イル−チオ]−ベンゼン、若しくは
1,3−ジ−[6−(1,4−ジアザ−ビシクロ[3.2.2]ノナン−4−イル)−ピリダジン−3−イル−チオ]−ベンゼン、
又はその鏡像異性体、又は薬学的に許容できるその付加塩、若しくはそのオニウム塩である。
本発明の文脈において、ハロは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードを表す。したがって、トリハロメチル基は、例えば、トリフルオロメチル基、トリクロロメチル基、及び同様の、トリハロで置換されたメチル基を表す。
本発明のアザ環式誘導体は、意図された投与に適したあらゆる形態で提供することができる。適切な形態には、薬学的に(即ち生理的に)許容できる塩、及び本発明のアザ二環式誘導体のプレドラッグ又はプロドラッグの形態が含まれる。
本発明のアザ環式誘導体は、(+)及び(−)の形態、並びにラセミ体(±)で存在することができる。これらの異性体のラセミ化合物及び個々の異性体は、それら自体が本発明の範囲内である。
本発明のアザ環式誘導体は、化学合成のための従来の方法、例えば実施例に記載されている方法により調製することができる。本出願に記載されたプロセスのための出発材料は、周知であり、又は市販の化学薬品から従来の方法により容易に調製することができる。
本発明は、ニコチン性アセチルコリン受容体(nAChR)におけるコリン作動性リガンドであり、モノアミン受容体、特に、セロトニン受容体(5−HTR)、ドパミン受容体(DAR)、及びノルエピネフリン受容体(NER)などの生体アミントランスポーターの調節剤、並びにセロトニン(5−HT)、ドパミン(DA)、及びノルエピネフリン(NE)に対する生体アミントランスポーターの調節剤であることが見出されている新規なアザ環式誘導体に関する。本発明の好ましいアザ環式誘導体は、実施例に示すように選択的なα7活性も示す。本発明の化合物は、特に、受容体の作用薬、部分作用薬、拮抗薬、及びアロステリック調節剤であることができる。
別の一態様では、本発明は、治療有効量の本発明のアザ環式誘導体を含む新規な薬剤組成物を提供する。
本発明の化合物は、その薬理学的プロフィールにより、CNSに関連する疾患、PNSに関連する疾患のように多様な疾患又は状態、平滑筋収縮に関連する疾患、内分泌障害、神経変性に関連する疾患、炎症に関連する疾患、疼痛、及び化学物質の乱用の中止により引き起こされる禁断症状の治療に有用であり得る。
調製例
概論:空気によって損傷を受けやすい試薬又は中間生成物に関与する反応は全て、窒素下で、及び無水の溶媒中で行った。ワークアップ手順では、乾燥剤として硫酸マグネシウムを使用し、溶媒は減圧下で蒸発させた。
(±)−3−(5−ブロモ−チアゾル−2−イルオキシ)−1−アザ−ビシクロ[2.2.2]オクタンフマル酸塩(中間化合物)
(±)−3−キヌクリジノール(10.32g、81.1mmol)、2,5−ジブロモチアゾル(19.7g、81.1mmol)、及びDMF(150ml)の混合物に、油性の60%水素化ナトリウム(6.49g、162mmol)を0℃で1.5時間加えた。水酸化ナトリウム水溶液(100ml、1M)を加えた。混合液を酢酸エチル(3×100ml)で抽出した。シリカゲル上で、ジクロロメタン、メタノール、及び濃アンモニア(89:10:1)でクロマトグラフィーを行い、表題化合物を得た。フマル酸を飽和させたジエチルエーテルとメタノールとの混合液(9:1)を加えて、相当する塩が得られた。収量6.7g(28%)。Mp.157.8〜162.1℃。
(±)−3−(5−ブロモ−チアゾル−2−イルオキシ)−1−アザ−ビシクロ[2.2.2]オクタン(1.00g、3.46mmol)、Pd(PPh3)4(0.20g、0.17mmol)、ヘキサメチルジチン(hexamethylditin)(0.58g、1.77mmol)及びジオキサン(30ml)の混合物を40時間撹拌した。水酸化ナトリウム水溶液(100ml、1M)を加えた。この混合液を酢酸エチル(3×100ml)で抽出した。シリカゲル上で、ジクロロメタン、メタノール、及び濃アンモニア(89:10:1)でクロマトグラフィーを行い、表題化合物を得た。収量0.22g(15%)。フマル酸を飽和させたジエチルエーテルとメタノールとの混合液(9:1)を加えて、相当する塩が得られた。Mp.189.7℃。
1,2−ジ−[6−(1,4−ジアザ−ビシクロ[3.2.2]ノナン−4−イル)−ピリダジン−3−イル−チオ]−ベンゼンフマル酸塩(化合物B1)
4−(6−クロロ−ピリダジン−3−イル)−1,4−ジアザビシクロ[3.2.2]ノナン(0.63g、2.6mmol)、1,2−ベンゼンジチオール(0.15g、1.1mmol)、及びジオキサンの混合物を8時間還流して撹拌した。水酸化ナトリウム水溶液(5ml、4M)を加えた。この混合物をジクロロメタン(3×5ml)で抽出した。シリカゲル上で、溶媒としてジクロロメタン、10%メタノール、及び1%アンモニア水でクロマトグラフィーを行い、油状の表題化合物を得た。収量0.20g、33%。フマル酸を飽和させたジエチルエーテルとメタノールとの混合液(9:1)を加えて、相当する塩が得られた。Mp.134〜138℃。
方法Dに従い、1,3−ベンゼンジチオールから表題化合物を調製した。Mp.62℃。
4−(6−ブロモ−ピリダジン−3−イル)−1,4−ジアザビシクロ[3.2.2]ノナン(0.49g、1.7mmol)、ジエチル−3−ピリジルボラン(0.38g、2.6mmol)、炭酸カリウム水溶液(2.6ml、5.1mmol)、Pd(PPh3)4(59mg、0.051mmol)、1,3−プロパンジオール(0.37ml、5.1mmol)、及びジオキサン(5ml)の混合物を、15時間還流して撹拌した。水酸化ナトリウム水溶液(10ml、4M)を加えた。混合物をジクロロメタン(3×5ml)で抽出した。シリカゲル上で、溶媒としてジクロロメタン、10%メタノール、及び1%アンモニア水でクロマトグラフィーを行い、油状の表題化合物を得た。収量93mg、27%。フマル酸を飽和させたジエチルエーテルとメタノールとの混合液(9:1)を加えて、相当する塩が得られた。Mp.>300℃。
生物学的活性
ラット脳における3H−α−ブンガロトキシン結合のin vitro阻害
この実施例では、本発明の化合物の、ニコチン性受容体のα7−サブタイプの結合に対する親和性を測定する。
調製は0〜4℃で行う。Wister系オスラット(150〜250g)からの大脳皮質を、Ultra−Turraxホモジナイザーを用いて、118mM NaCl、4.8mM KCl、1.2mM MgSO4、及び2.5mM CaCl2を含む20mM Hepes緩衝液(pH7.5)の15ml中、10秒間ホモジナイズする。組織懸濁液を、10分間、27000×gの遠心分離にかける。上清を捨て、ペレットを20mlの新鮮な緩衝液中で10分間、27000×gで遠心分離することにより2回洗浄し、次いで最終のペレットを0.01%BSA(最初の組織1gあたり35ml)を含む新鮮な緩衝液中に再懸濁し、結合アッセイに用いる。
ホモジネートの500μlのアリコートを、試験溶液25μl、及び3H−α−ブンガロトキシン(最終濃度2nM)25μlに加え、混合し、37℃で2時間インキュベートする。(−)−ニコチン(最終濃度1mM)を用いて非特異的な結合を測定する。インキュベーション後、試料を0.05%PEIを含む氷冷したHepes緩衝液5mlに加え、WhatmanGF/Cガラス繊維フィルター(少なくとも6時間、0.1%PEIで予浸したもの)上に吸引下で直接注ぎ、直ちに氷冷した緩衝液2×5mlで洗浄する。
Claims (43)
- 式I:
により表されるアザ二環式誘導体、その鏡像異性体、若しくはその鏡像異性体の混合物、又は薬学的に許容できるその付加塩、若しくはそのオニウム塩
[式中、
AZAは、
から選択されるアザ環式基を表し、
[式中、
は、任意選択の二重結合を表し、
nは、0、1、2、又は3であり、
mは、1又は2であり、
R’は、水素又はアルキルを表す]
X’及びX’’は、非存在であり(即ち、単(共有)結合を表し)、或いは、
X’及びX’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は、式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、
[式中、
Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、
R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表す]
A’及びA’’は、互いに独立して、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル、及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている芳香族単環及び/又は多環、炭素環及び/又は複素環の基を表し、
Y’及びY’’は、非存在である(即ち、単(共有)結合を表す)ことができ、
Lは、単(共有)結合(即ち、Lが非存在)、或いは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又はさらなる単環若しくは多環、炭素環若しくは複素環の基が、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表し、或いは
Y’及びY’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、
[式中、
Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、
R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表す]
Lは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表す]。 - 式II
で表されるキヌクリジン誘導体である、請求項1に記載のアザ二環式誘導体、その鏡像異性体、若しくはその鏡像異性体の混合物、又は薬学的に許容できるその付加塩、若しくはそのオニウム塩
[式中、
は、任意選択の二重結合を表し、
nは、1、2、又は3であり、
X’及びX’’は、非存在であり(即ち、単(共有)結合を表し)、或いは、
X’及びX’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は、式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、
[式中、
Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、
R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表す]
A’及びA’’は、互いに独立して、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル、及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている芳香族単環及び/又は多環、炭素環及び/又は複素環の基を表し、
Y’及びY’’は、非存在である(即ち、単(共有)結合を表す)ことができ、
Lは、単(共有)結合(即ち、Lが非存在)、或いは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又はさらなる単環若しくは多環、炭素環若しくは複素環の基が、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表し、或いは
Y’及びY’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、
[式中、
Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、
R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表す]
Lは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表す]。 - 式III
で表される、請求項1に記載のアザ二環式誘導体、その鏡像異性体、若しくはその鏡像異性体の混合物、又は薬学的に許容できるその付加塩、若しくはそのオニウム塩
[式中、
R’は、水素又はアルキルを表し、
nは、1、2、又は3であり、
X’及びX’’は、非存在であり(即ち、単(共有)結合を表し)、或いは、
X’及びX’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は、式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、
[式中、
Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、
R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表す]
A’及びA’’は、互いに独立して、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル、及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている芳香族単環及び/又は多環、炭素環及び/又は複素環の基を表し、
Y’及びY’’は、非存在である(即ち、単(共有)結合を表す)ことができ、
Lは、単(共有)結合(即ち、Lが非存在)、或いは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又はさらなる単環若しくは多環、炭素環若しくは複素環の基が、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表し、或いは
Y’及びY’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、
[式中、
Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、
R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表す]
Lは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表す]。 - 式IVa
で表される、請求項1に記載のアザ二環式誘導体、その鏡像異性体、若しくはその鏡像異性体の混合物、又は薬学的に許容できるその付加塩、若しくはそのオニウム塩
[式中、
R’は、水素又はアルキルを表し、
X’及びX’’は、非存在であり(即ち、単(共有)結合を表し)、或いは、
X’及びX’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は、式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、
[式中、
Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、
R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表す]
A’及びA’’は、互いに独立して、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル、及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている芳香族単環及び/又は多環、炭素環及び/又は複素環の基を表し、
Y’及びY’’は、非存在である(即ち、単(共有)結合を表す)ことができ、
Lは、単(共有)結合(即ち、Lが非存在)、或いは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又はさらなる単環若しくは多環、炭素環若しくは複素環の基が、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表し、或いは
Y’及びY’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、
[式中、
Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、
R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表す]
Lは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表す]。 - 式Va
で表される、請求項1に記載のアザ二環式誘導体、その鏡像異性体、若しくはその鏡像異性体の混合物、又は薬学的に許容できるその付加塩、若しくはそのオニウム塩
[式中、
X’及びX’’は、非存在であり(即ち、単(共有)結合を表し)、或いは、
X’及びX’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は、式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、
[式中、
Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、
R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表す]
A’及びA’’は、互いに独立して、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル、及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている芳香族単環及び/又は多環、炭素環及び/又は複素環の基を表し、
Y’及びY’’は、非存在である(即ち、単(共有)結合を表す)ことができ、
Lは、単(共有)結合(即ち、Lが非存在)、或いは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又はさらなる単環若しくは多環、炭素環若しくは複素環の基が、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表し、或いは
Y’及びY’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、
[式中、
Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、
R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表す]
Lは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表す]。 - 式Vb
で表される、請求項1に記載のアザ二環式誘導体、その鏡像異性体、若しくはその鏡像異性体の混合物、又は薬学的に許容できるその付加塩、若しくはそのオニウム塩
[式中、
X’及びX’’は、非存在であり(即ち、単(共有)結合を表し)、或いは、
X’及びX’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は、式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、
[式中、
Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、
R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表す]
A’及びA’’は、互いに独立して、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル、及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている芳香族単環及び/又は多環、炭素環及び/又は複素環の基を表し、
Y’及びY’’は、非存在である(即ち、単(共有)結合を表す)ことができ、
Lは、単(共有)結合(即ち、Lが非存在)、或いは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又はさらなる単環若しくは多環、炭素環若しくは複素環の基が、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表し、或いは
Y’及びY’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、
[式中、
Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、
R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表す]
Lは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表す]。 - 式Vc
で表される、請求項1に記載のアザ二環式誘導体、その鏡像異性体、若しくはその鏡像異性体の混合物、又は薬学的に許容できるその付加塩、若しくはそのオニウム塩
[式中、
X’及びX’’は、非存在であり(即ち、単(共有)結合を表し)、或いは、
X’及びX’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は、式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、
[式中、
Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、
R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表す]
A’及びA’’は、互いに独立して、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル、及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている芳香族単環及び/又は多環、炭素環及び/又は複素環の基を表し、
Y’及びY’’は、非存在である(即ち、単(共有)結合を表す)ことができ、
Lは、単(共有)結合(即ち、Lが非存在)、或いは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又はさらなる単環若しくは多環、炭素環若しくは複素環の基が、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表し、或いは
Y’及びY’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、
[式中、
Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、
R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表す]
Lは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表す]。 - 式VIa
で表される、請求項1に記載のアザ二環式誘導体、その鏡像異性体、若しくはその鏡像異性体の混合物、又は薬学的に許容できるその付加塩、若しくはそのオニウム塩
[式中、
X’及びX’’は、非存在であり(即ち、単(共有)結合を表し)、或いは、
X’及びX’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は、式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、
[式中、
Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、
R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表す]
A’及びA’’は、互いに独立して、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル、及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている芳香族単環及び/又は多環、炭素環及び/又は複素環の基を表し、
Y’及びY’’は、非存在である(即ち、単(共有)結合を表す)ことができ、
Lは、単(共有)結合(即ち、Lが非存在)、或いは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又はさらなる単環若しくは多環、炭素環若しくは複素環の基が、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表し、或いは
Y’及びY’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、
[式中、
Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、
R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表す]
Lは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表す]。 - 式VII
で表される、請求項1に記載のアザ二環式誘導体、その鏡像異性体、若しくはその鏡像異性体の混合物、又は薬学的に許容できるその付加塩、若しくはそのオニウム塩
[式中、
R’は、水素又はアルキルを表し、
nは、1、2、又は3であり、
mは、1又は2であり、
X’及びX’’は、非存在であり(即ち、単(共有)結合を表し)、或いは、
X’及びX’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は、式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、
[式中、
Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、
R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表す]
A’及びA’’は、互いに独立して、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル、及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている芳香族単環及び/又は多環、炭素環及び/又は複素環の基を表し、
Y’及びY’’は、非存在である(即ち、単(共有)結合を表す)ことができ、
Lは、単(共有)結合(即ち、Lが非存在)、或いは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又はさらなる単環若しくは多環、炭素環若しくは複素環の基が、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表し、或いは
Y’及びY’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、
[式中、
Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、
R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表す]
Lは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表す]。 - 式VIII
で表される、請求項1に記載のアザ二環式誘導体、その鏡像異性体、若しくはその鏡像異性体の混合物、又は薬学的に許容できるその付加塩、若しくはそのオニウム塩
[式中、
R’は、水素又はアルキルを表し、
nは、1、2、又は3であり、
mは、1又は2であり、
X’及びX’’は、非存在であり(即ち、単(共有)結合を表し)、或いは、
X’及びX’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は、式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、
[式中、
Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、
R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表す]
A’及びA’’は、互いに独立して、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル、及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている芳香族単環及び/又は多環、炭素環及び/又は複素環の基を表し、
Y’及びY’’は、非存在である(即ち、単(共有)結合を表す)ことができ、
Lは、単(共有)結合(即ち、Lが非存在)、或いは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又はさらなる単環若しくは多環、炭素環若しくは複素環の基が、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表し、或いは
Y’及びY’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、
[式中、
Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、
R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表す]
Lは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表す]。 - 式IX
で表される、請求項1に記載のアザ二環式誘導体、その鏡像異性体、若しくはその鏡像異性体の混合物、又は薬学的に許容できるその付加塩、若しくはそのオニウム塩
[式中、
R’は、水素又はアルキルを表し、
X’及びX’’は、非存在であり(即ち、単(共有)結合を表し)、或いは、
X’及びX’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は、式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、
[式中、
Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、
R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表す]
A’及びA’’は、互いに独立して、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル、及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている芳香族単環及び/又は多環、炭素環及び/又は複素環の基を表し、
Y’及びY’’は、非存在である(即ち、単(共有)結合を表す)ことができ、
Lは、単(共有)結合(即ち、Lが非存在)、或いは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又はさらなる単環若しくは多環、炭素環若しくは複素環の基が、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表し、或いは
Y’及びY’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、
[式中、
Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、
R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表す]
Lは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表す]。 - 式X
で表される、請求項1に記載のアザ二環式誘導体、その鏡像異性体、若しくはその鏡像異性体の混合物、又は薬学的に許容できるその付加塩、若しくはそのオニウム塩
[式中、
R’は、水素又はアルキルを表し、
X’及びX’’は、非存在であり(即ち、単(共有)結合を表し)、或いは、
X’及びX’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は、式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、
[式中、
Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、
R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表す]
A’及びA’’は、互いに独立して、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル、及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている芳香族単環及び/又は多環、炭素環及び/又は複素環の基を表し、
Y’及びY’’は、非存在である(即ち、単(共有)結合を表す)ことができ、
Lは、単(共有)結合(即ち、Lが非存在)、或いは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又はさらなる単環若しくは多環、炭素環若しくは複素環の基が、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表し、或いは
Y’及びY’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、
[式中、
Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、
R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表す]
Lは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表す]。 - 式XI
で表される、請求項1に記載のアザ二環式誘導体、その鏡像異性体、若しくはその鏡像異性体の混合物、又は薬学的に許容できるその付加塩、若しくはそのオニウム塩
[式中、
R’は、水素又はアルキルを表し、
X’及びX’’は、非存在であり(即ち、単(共有)結合を表し)、或いは、
X’及びX’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は、式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、
[式中、
Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、
R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表す]
A’及びA’’は、互いに独立して、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル、及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている芳香族単環及び/又は多環、炭素環及び/又は複素環の基を表し、
Y’及びY’’は、非存在である(即ち、単(共有)結合を表す)ことができ、
Lは、単(共有)結合(即ち、Lが非存在)、或いは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又はさらなる単環若しくは多環、炭素環若しくは複素環の基が、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表し、或いは
Y’及びY’’は、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表し、
[式中、
Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、
R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表す]
Lは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表す]。 - nが1、2、又は3である、請求項1、2、3、9、及び10のいずれか一項に記載のアザ二環式誘導体。
- mが1又は2である、請求項1、9、及び10のいずれか一項に記載のアザ二環式誘導体。
- X’及びX’’が非存在であり(即ち、単(共有)結合を表し)、或いは、
X’及びX’’が、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−O−CH2−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−S−CH2−CH2−、−CH2−、−(C=CH2)−、−NH−、−N(アルキル)−、−(CO)−、−(CS)−、
並びに/又は、式−NR’’−(CO)−、−NR’’−(CO)−O−、−NR’’−(SO2)−、及び−NR’’−(C=Z’)−NR’’−の基から選択されるリンカーを表す、請求項1から16までのいずれか一項に記載のアザ二環式誘導体
[式中、
Z’は、O、S、又はNR’’’を表し、
R’’’は、水素、アルキル、又はシアノを表す]。 - X’及びX’’が非存在である(即ち、単(共有)結合を表す)、請求項17に記載のアザ二環式誘導体。
- X’及びX’’が、互いに独立して、−O−、−O−CH2−、−S−、−SO−、−SO2−、−CH2−、−NH−(CO)−NH−、及び/又は−NH−(CO)−O−から選択されるリンカーを表す、請求項19に記載のアザ二環式誘導体。
- X’及びX’’が、非存在であり(即ち、単(共有)結合を表し)、或いは
X’及びX’’が、−O−、又は−O−CH2−を表し、或いは
X’が、−O−、又は−O−CH2−を表し、
X’’が、−NH−(CO)−NH−、又は−NH−(CO)−O−を表す、
請求項17に記載のアザ二環式誘導体。 - Lが、単(共有)結合を表す(即ち、Lが非存在である)、請求項1から21までのいずれか一項に記載のアザ二環式誘導体。
- Y’及びY’’が、非存在である(即ち、単(共有)結合を表す)、請求項1から22までのいずれか一項に記載のアザ二環式誘導体。
- Lが、単(共有)結合を表し(即ち、Lが非存在であり)、或いは
アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている芳香族の単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表す、
請求項23に記載のアザ二環式誘導体。 - A’’’が、フェニル基、ナフチル基、ピリジル基、チエニル基、フラニル基、ピリダジニル基、又はチアゾリル基を表す、請求項24に記載のアザ二環式誘導体。
- Lが、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で、又は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルコキシ−アルコキシ、シクロアルコキシ、シクロアルコキシ−アルキル、シクロアルコキシ−アルコキシ、ハロ、CF3、CN、NO2、NH2、カルボキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル及びフェニルからなる群から選択される置換基で1回又は複数回任意選択で置換されていてもよい別の単環又は多環、炭素環又は複素環の基で、1回又は複数回任意選択で置換されている単環又は多環、炭素環又は複素環の基を表す基A’’’を表す、請求項26に記載のアザ二環式誘導体。
- A’’’が、フェニル基、ナフチル基、ピリジル基、チエニル基、フラニル基、ピリダジニル基、又はチアゾリル基を表す、請求項27に記載のアザ二環式誘導体。
- 2,2’−ビス−((±)−1−アザ−ビシクロ[2.2.2]オクト−3−イロキシ)−[5,5’]−ビチアゾリル(bithiazolyl)、
2,2’−ビス−((±)−1−アザ−ビシクロ[2.2.2]オクト−3−イロキシ)−[5,5’]−ビフラニル(bifuranyl)、
6,6’−ビス−((±)−1−アザ−ビシクロ[2.2.2]オクト−3−イロキシ)−[3,3’]−ビピリジニル、
6,6’−ビス−((±)−1−アザ−ビシクロ[2.2.2]オクト−3−イロキシ)−[3,3’]−ビピリダジニル、又は
6−[4−(1−アザ−ビシクロ[2.2.2]オクト−3−イロキシ)−フェニル]−ピリダジン−3−オル−(1−アザ−ビシクロ[2.2.2]オクト−3−イル)、
又はその鏡像異性体、又は薬学的に許容できるその付加塩、若しくはそのオニウム塩である、請求項29に記載のアザ二環式誘導体。 - X’及びX’’が、非存在であり(即ち、単(共有)結合を表し)、或いは
X’及びX’’は、−O−、−S−、−SO−、−NH−、又は−(CO)−を表し、
A’及びA’’は、フェニル、ピリジル、チエニル、フラニル、ピリダジニル、及び/又はチアゾリルを表し、
Y’、Y’’及びLは、単(共有)結合を表し、或いは、
Y’及びY’’は、−O−、−S−、−SO−、又は−NH−を表し、
Lは、フェニル基を表す
請求項1及び7のいずれか一項に記載のアザ二環式誘導体。 - 6,6’−ビス−[1,4]−ジアザ−ビシクロ[3.2.2]ノナン−1−イル−[3,3’]−ビピリダジニル、
1,2−ジ−[6−(1,4−ジアザ−ビシクロ[3.2.2]ノナン−4−イル)−ピリダジン−3−イル−チオ]−ベンゼン、若しくは
1,3−ジ−[6−(1,4−ジアザ−ビシクロ[3.2.2]ノナン−4−イル)−ピリダジン−3−イル−チオ]−ベンゼン、
又はその鏡像異性体、又は薬学的に許容できるその付加塩、若しくはそのオニウム塩である、請求項31に記載のアザ二環式誘導体。 - 治療有効量の請求項1から32までのいずれか一項に記載のアザ環式誘導体、又は薬学的に許容できるその付加塩を含む薬剤組成物。
- ヒトを含む哺乳動物の疾患又は障害又は状態を、治療、予防、又は軽減するための薬剤組成物/薬物を製造するための、請求項1から32までのいずれか一項に記載のアザ環式誘導体、又は薬学的に許容できるその付加塩の使用であって、その疾患、障害、又は状態がコリン作動性受容体及び/又はモノアミン受容体の調節に反応性がある、使用。
- 疾患、障害、又は状態が中枢神経系に関連する、請求項34に記載の使用。
- 疾患、障害、又は状態が、不安、認知障害、学習障害、記憶障害及び記憶不全、アルツハイマー病、注意欠陥、注意欠陥多動障害(ADHD)、パーキンソン病、ハンチントン病、筋萎縮性側索硬化症、ジルドラトゥーレット症候群、精神病、うつ病、躁病、躁うつ病、統合失調症、強迫性障害(OCD)、パニック障害;神経性食欲不振症、過食症、及び肥満などの摂食障害;ナルコレプシー、痛覚、AIDS痴呆、老人性痴呆、ペリフェリックニューロパシー(periferic neuropathy)、自閉症、失読症、遅発性ジスキネジア、運動亢進症、てんかん、過食症、外傷後症候群、対人恐怖、睡眠障害、仮性痴呆、ガンザー症候群、月経前症候群、黄体後期症候群、慢性疲労症候群、無言症、抜毛癖、並びに時差ぼけである、請求項35に記載の使用。
- 疾患、障害、又は状態が、痙攣性障害、狭心症、早期分娩、痙攣、下痢、喘息、てんかん、遅発性ジスキネジア、運動過剰症、早漏、及び勃起困難を含む、平滑筋収縮に関連する、請求項34に記載の使用。
- 疾患、障害、又は状態が、甲状腺中毒症、褐色細胞腫、高血圧、及び不整脈などの内分泌系に関連する、請求項34に記載の使用。
- 疾患、障害、又は状態が、一過性無酸素症、及び誘発神経変性を含む神経変性性障害である、請求項34に記載の使用。
- 疾患、障害、又は状態が、ざ瘡及び酒さなどの炎症性皮膚障害、クーロン病、炎症性腸疾患、潰瘍性大腸炎、並びに下痢を含む、炎症性障害である、請求項34に記載の使用。
- 疾患、障害、又は状態が、急性の、慢性の、若しくは再発性の性質の、軽症の、中程度の、若しくは重症の疼痛、片頭痛によって引き起こされる疼痛、手術後の疼痛、幻想肢痛、神経障害性の疼痛、慢性頭痛、中心性疼痛、糖尿病性神経症に関連する疼痛、治療後神経痛に関連する疼痛、又は末梢神経損傷に関連する疼痛である、請求項34に記載の使用。
- 疾患、障害、又は状態が、タバコなどのニコチン含有製品、ヘロイン、コカイン、及びモルヒネなどのオピオイド、ベンゾジアゼピン及びベンゾジアゼピン様薬物、並びにアルコールを含む、習慣性物質の使用を中止することにより引き起こされる禁断症状に関連する、請求項34に記載の使用。
- ヒトを含む生存している動物の疾患又は障害又は状態を、治療、予防、又は軽減する方法であって、その疾患、障害、又は状態がコリン作動性受容体及び/又はモノアミン受容体の調節に反応性があり、そのような治療を必要としている生存している動物に、治療有効量の請求項1から32までのいずれか一項に記載のアザ環式誘導体を投与するステップを含む方法。
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