JP2007519467A - 歯科用インプラント装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 顎骨/軟組織と経粘膜要素またはフィクスチャーの隣接部分間の優れたかつ永続的な一体化度を可能とする経粘膜要素を提供する。
【解決手段】 経粘膜要素がその必要な高さを減らし、かつ軟組織の安定化と保持のための容積を作るためにウエスト形状または内向きに狭くなった部分を備えているものにおいて、ウエスト形状または内向きに狭くなった部分の接触表面に沿った縦方向の距離が少なくとも隣接する軟組織の必要幅に相当することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は補綴修復物を支持することを意図した歯科用インプラントのための経粘膜要素に関する。インプラントは軟組織を通過するための別個の経粘膜要素を含む形式のものであることができ、この要素は別個のユニットとしてインプラントの骨固定要素、またはいわゆるフィクスチャーに連結されることができるか、またはいわゆる一体片インプラントを与えるために骨固定要素と一体化されることができるかのいずれかである。経粘膜要素が別個のユニットである場合、それは好ましくは要素及び所望により補綴埋入物をインプラントの骨固定要素に固定するのに使用されるねじのための連続凹所を含む。経粘膜要素は軟組織、この場合歯肉と共働するように設計され、その外側にそれは歯肉と共働することができる部分を持つ。この部分の第一部分は歯肉の上皮と共働することができ、一方第二部分は歯肉の結合組織と共働する。
アバットメントまたはスペーサースリーブのような経粘膜要素はそれ自体、歯科部門で周知であり、歯肉を通過する一つまたはそれ以上の部分を持つことができる。経粘膜要素が別個のユニットである場合、それはスペーサーねじ等を介して骨固定要素に連結されるように設計される。市場で入手可能でありかつまた特許文献に多数の異なる設計で記載されているスペーサースリーブを参照されたい。
骨固定要素、経粘膜要素及び付属補綴埋入物の形のインプラントの全埋入物は顎骨または歯肉にうまく固定された歯科用ユニットを形成することを意図している。例えば、顎骨及び/または歯肉が経粘膜要素及びフィクスチャーの周りで退化または再吸収して陥没することは望ましくない。何故なら、例えば経粘膜要素の下方部を軟組織またはフィクスチャーの上部に露出するからである。この種の露出はバクテリアの蓄積を起こすかもしれないし、あまり魅惑的でない外観を与える。
本発明の目的はこの問題を顎骨/歯肉と経粘膜要素またはフィクスチャーの隣接部分との間の優れたかつ永続的な一体化度を可能とすることにより解決することである。骨再吸収及び陥没傾向を避けるために、種々の部分が垂直方向(インプラントの及び経粘膜要素の高さ方向)に経粘膜要素の対面部分に対して上皮接触及び歯肉接触のための条件を満足する大きさを持たねばならず、特に隣接軟組織の一定の自然の生物学的幅が維持されるべきである。かかる目的はこれまでは経粘膜要素の低い高さに対する要求と矛盾していた。本発明の目的はこの問題もまた解決することである。
経粘膜要素の及びインプラントの構造と機能の効果的協調を達成することもまた好都合である。従って、例えば高さの観点から低い経粘膜要素でさえ今や骨再吸収及び陥没傾向の危険なしに得られることができるように経粘膜要素を適合させることができることが重要である。従って、低い高さを持ち、同時に前記美的要求を満足させることができる経粘膜要素を製造できることに対する要求がある。本発明はこの問題もまた解決する。
本発明によれば、経粘膜要素は、経粘膜要素の必要な高さを減らしかつ軟組織の安定化及び保持ベルトの発生のための容積を作りだすためのウエスト形状または内向きに狭くなった部分を備えている。
本発明の主たる特徴は前記ウエスト形状または内向きに狭くなった部分の接触表面に沿った縦方向の距離が少なくとも隣接軟組織の必要な幅に相当することである。
高さ減少はウエスト形状または内向きに狭くなった部分とインプラント本体の多分ありうる貫通凹所との間の領域内に残るインプラント材料の寸法と強度の関数として選ばれる。ウエスト形状または内向きに狭くなった部分は好ましくはその全体が経粘膜要素または一体片インプラントの経粘膜部分上に設けられる。一実施態様では、軟組織と共働する第一及び第二部分の一方または両方が酸化物層、すなわち経粘膜要素がチタンから作られている場合には酸化チタン層を備えることができる。好適実施態様では、第一部分は、上皮に対面することができかつ約1mmの長さまたは高さ寸法を持つことができる円錐形状の(または切頭円錐形状の)、曲がったまたはアーチ状の第一部分を持つ。歯肉の結合組織と共働するための第二部分は、1.5−1.9mmの範囲にあることができる、かつ好ましくは約1.7mmである高さ寸法を持つ曲がったまたはアーチ状の部分を持つことができる。その最も幅広の断面領域で、経粘膜要素は3−6mmの第一直径を持つことができ、そのウエスト形状または内向きに狭くなった領域で2−5.5mmの第二直径を持つことができる。両方の範囲内の下方、中間及び上方値はこの場合互いに関して設定される。ウエスト形状または内向きに狭くなった部分は0.2−1.5mm、好ましくは0.5mmの平均深さを持つことができる。新規な装置の更なる実施態様は特に添付特許請求項に記載されている。
上に提案されたことにより、経粘膜要素または一体片インプラントの経粘膜部分に対して、これらの部分の低い高さに対する要求にもかかわらず、かつ陥没または再吸収の危険なしに、必要な歯肉包囲を提供することができる。従って、例えば経粘膜要素に隣接する軟組織のある一定の縦方向寸法に対する自然の(生物学的)要求を満足する歯肉包囲は経粘膜要素に同じ高さを持たせる必要なく保証されることができる。その代わりに、経粘膜要素は、経粘膜要素の接触表面の真直ぐな縦方向寸法と比べて軟組織との接触距離を増加する内向きに狭くなったまたはウエスト形状部分を持つように設計される。内向きに狭くなったまたはウエスト形状部分は前記接触表面距離が軟組織の生物学的に必要な幅に少なくとも相当するような寸法を持つであろう。
一体化を増加するための更なる方策が前記内向きに狭くなったまたはウエスト形状部分と組合せて、例えば内向きに狭くなったまたはウエスト形状部分内の成長刺激酸化チタン層、または溝または凹所の形で使用されることができる。
本発明による装置の幾つかの提案された実施態様が添付図面に関して以下に述べられるであろう。図面において、
図1は骨固定要素とスペーサースリーブの形の組合された経粘膜要素の形のインプラント(a)、骨固定要素とそれと一体化されたスペーサー経粘膜要素部分の形の一体片インプラント(b)、及び補綴埋入物を持つインプラント(c)を示す垂直図であり、
図2は図1に関して拡大された、ウエスト形状または内向きに狭くなった部分の異なる設計を持つスペーサースリーブとインプラントの部分を示す垂直図であり、そして
図3は図1に関して拡大された、スペーサースリーブのウエスト形状または内向きに狭くなった部分がスペーサースリーブ周りにそれが取巻く歯肉の形状に実質的に追従するように可変高さで設けられているスペーサースリーブとインプラントの部分を示す垂直図である。
図1において、骨固定要素またはいわゆるフィクスチャーは1により示される。フィクスチャーはそれ自身既知のフィクスチャーであることができ、従ってここではより詳細に述べられないであろう。フィクスチャーはチタンから作られることができ、上部フランジ1aを備えている。スペーサースリーブ2の形の経粘膜要素がフィクスチャーに割り当てられている。スペーサースリーブは補綴埋入物3を支持することを意図しており、それはそれ自体既知の種類のものであることができる。スペーサースリーブは上部の狭くなった部分2aを持つ。スペーサースリーブの下部2bに、前記スペーサースリーブはウエスト形状または内向きに狭くなった、この場合曲がった部分2cを備えている。部分2cは上部の狭くなった部分2aと下部ベース部分2dの間に設けられ、この下部ベース部分2dを介してスペーサースリーブはフィクスチャーに対して、その上部フランジ1aに対して支持する。上部の狭くなった部分2aはスペーサーの周囲周りに可変厚さを持ち、その厚い部分に、下部ベース部分2dの下側から計算して、この場合約3.5mmの高さH1を持つ。その薄い部分に、上部の部分2aはベース部分2dの下側から計算して、この場合約2mmの高さH2を持つ。従って、上部の部分2aは曲がった上面2eを持ち、それはインプラント及びスペーサースリーブが顎骨にインプラントされた状態のとき、埋入の歯肉または軟組織の上面または外側に追従することができる。ウエスト形状または内向きに曲がった部分2cは図1に示されるようにインプラントの縦方向長さに対して直角の面内に位置することができるが、以下の図3に示されるように、スペーサーの曲がった上面2e、または肩に追従するように設計されることもできる。スペーサースリーブ及びフィクスチャーはフィクスチャー1の内側に更に下に延びかつフィクスチャー、スペーサースリーブ及びもし適切なら補綴埋入物を一緒に保持することを意図した固定ねじ(図示せず)のために設けられる内部凹所を備えることができる。
ウエスト形状または内向きに狭くなった部分2cは全体的に経粘膜要素の外表面上に設けられることができ、またはそれは歯科用インプラントの骨固定部(1)に隣接する経粘膜要素のその部分と連続するように設けられることができる。後者の場合、ウエスト形状または内向きに狭くなった部分の表面はそのとき経粘膜要素の一部とフィクスチャーの環状上部端面により形成される。
図1bは一体片インプラントを示し、そこではスペーサー2はフィクスチャー1と一体化されている。この場合もまた、一体片インプラントのスペーサー部分2は内向きに曲がったまたはウエスト形状部分2cを含み、それは取り巻く軟組織、すなわち歯肉と共働するように設計されている。
図1cはクラウン3の形の補綴修復物と一緒のインプラントを示す。歯肉レベル4もまた図中に示されている。
図2は組合された軟組織または歯肉4を持つ顎骨5を示す。軟組織または歯肉は4aにより示された上皮と結合組織4bからなる。ウエスト形状または内向きに曲がった部分2cは第一部分2c′を持ち、それはこの例示実施態様では実質的に円錐形状であり、または切頭円錐として形成されている。部分2cはまた、第二部分2c″を持ち、それはこの例示実施態様では実質的に半円形垂直部分(=図2による部分)を持つ。第一部分2c′は約0.7mmの高さH3を持ち、第二部分2c″はこの場合約1mmの高さH4を持つ。部分2c′の外表面に対する上皮の接触距離4a′は1mmのオーダーのものである。第二部分2c″に対する結合組織の接触距離は1.5mmのオーダーのものである。上述の場合のスペーサーに対する高さ減少利得は1−1.5mmの範囲内にある。これにもかかわらず、上皮接触は約1mmの距離を持ち、結合組織接触は約1.7mmの距離を持ち、これは隣接軟組織の必要幅が維持されること及び顎骨5内の再吸収及び陥没傾向の危険が減少することを意味する。高度の一体化が上皮4aと第一部分の外表面の間に、及び結合組織4bと第二部分2c″の表面の間に得られることができる。良好な美的結果がまた、この方式で達成されかつ維持されることができる。図2によれば、下部ベース部2d(図1参照)は約0.2mmの高さを持つ。上部フランジ1a(図1参照)は約0.3mmの高さを持つ。図2によれば、良好な一体化がこのようにして結合組織4bと第二部分2c″の外表面の間に得られる。ウエスト形状または内向きに曲がった部分はこのようにして軟組織のための容積創出空間を形成し、それは垂直方向の軟組織を安定化しかつ維持する。内向きに曲がったまたはウエスト形状部分2cの寸法は特にウエスト形状部分の底部6と多分ありうるスペーサーの内部凹所との間のインプラント本体の残留材料に依存する。高さ減少は部分2c′と2c″がスペーサーの及びインプラントの共通縦軸7に対して真直ぐなまたは平行である外部表面を持つ場合に関して計算される。これらの真直ぐなまたは平行な外部表面は部分2c′と2c″の垂直なまたは縦方向の大きさに実質的に対応する高さを持つであろう。従って、これらの部分の前記高さまたは長さは高さH3とH4により減少され、高さ減少効果を確立するであろう。
図2による部分2c′と2c″の外部表面はそれ自身既知の酸化チタン層を備えることができる。図1と2はスペーサースリーブの最大幅部に対して直径Dを、そして内向きに曲がった部分に対して直径dを示す。直径Dは3と6mmの間の値をとることができ、直径dは2と5.5mmの間の値をとることができる。内向きに曲がったまたはウエスト形状部分の深さD−dは0.2−1.5mmの範囲内にあることができる。一実施態様において、前記ウエスト形状または内向きに曲がった部分はまた、前記部分2cの周囲周りに完全にまたは部分的に延びる溝または凹部8,9を備えている。前記溝8はスリーブの下方部、例えば図2aに示されるように、前記下部フランジ2dの直ぐ上に設けられることができる。図2bは、周囲周りに部分的にのみ延びかつスリーブ上のより高い位置に設けられている溝9を示す。溝8,9はそれら自身が軟組織の内方成長を可能とする深さと幅を持つことができ、このようにして取巻く軟組織の安定性を増大し、それらは例えば約100nmの幅と約70nmの深さを持つことができる。一実施態様において、ウエスト形状部分2c自身がスペーサースリーブの全周周りに延びるが、内向きに曲がった部分(単数または複数)が周囲周りに部分的にのみ、例えばインプラント、スペーサー及び補綴埋入物の完全な埋入時に歯に隣接するそれらの部分にのみ、延びる場合が起こりうる。その上方部に、例えばフランジ1aに、フィクスチャーはウエスト形状または内向きに曲がった部分の第一及び第二部分の提案された層と同じ方式で酸化チタン層を備えることができる。
図2cはまた、前記溝8が曲がり、かつ取り巻き顎骨の形状により良く適合するためのスペーサーの曲がった肩2eに実質的に平行な例を示す。内向きに曲がったまたはウエスト形状部2c自身はまた、曲がった、波形の範囲を持つことができ、図3に示されるように軟組織の形状に追従する。図3aでは、それはスペーサー周りに実質的に一定の幅を持ち、一方図3bではそれは変動する幅を持って示されている。
本発明は例として上に述べられた実施態様に限定されないが、添付特許請求の範囲及び本発明概念の範囲内で変更されることができる。
骨固定要素とスペーサースリーブの形の組合された経粘膜要素の形のインプラント(a)、骨固定要素とそれと一体化されたスペーサー経粘膜要素部の形の一体片インプラント(b)、及び補綴埋入物を持つインプラント(c)を示す垂直図である。 図1に関して拡大された、ウエスト形状または内向きに狭くなった部分の異なる設計を持つスペーサースリーブとインプラントの部分を示す垂直図である。 図1に関して拡大された、ウエスト形状または内向きに狭くなった部分の異なる設計を持つスペーサースリーブとインプラントの部分を示す垂直図である。 図1に関して拡大された、スペーサースリーブのウエスト形状または内向きに狭くなった部分がスペーサースリーブ周りにそれが取巻く歯肉の形状に実質的に追従するように可変高さで設けられているスペーサースリーブとインプラントの部分を示す垂直図である。

Claims (18)

  1. 補綴修復物を支持することを意図した歯科用インプラントのための経粘膜要素であって、前記経粘膜要素が連結上皮の及び結合組織の生物学的付着の質と安定性を改善する目的のために設計されており、更に経粘膜要素(2)が、経粘膜要素(2)の必要な高さを減らしかつ軟組織の安定化と保持のためのベルトの発生のための容積を作るためのウエスト形状または内向きに狭くなった部分(2c)を備えているものにおいて、ウエスト形状または内向きに狭くなった部分(2c)の接触表面に沿った縦方向の距離が少なくとも隣接する軟組織の必要幅に相当することを特徴とする経粘膜要素。
  2. 要素(2)が歯科用インプラントの骨固定部(1)に連結されることができる別個の部材であることを特徴とする請求項1に記載の経粘膜要素。
  3. インプラントがいわゆる一体片インプラントを形成するように要素が歯科用インプラントの骨固定部(1)と一体化された部分であることを特徴とする請求項1に記載の経粘膜要素。
  4. ウエスト形状または内向きに狭くなった部分(2c)が経粘膜要素(2)の外部表面上に全体的に設けられていることを特徴とする請求項1,2または3に記載の経粘膜要素。
  5. ウエスト形状または内向きに狭くなった部分(2c)が歯科用インプラントの骨固定部(1)に隣接する経粘膜要素(2)のその部分と連続していることを特徴とする請求項1,2または3に記載の経粘膜要素。
  6. 軟組織と共働することを意図している要素の外部表面の部分が、軟組織の連結上皮(4a)と共働することを意図した第一部分(2c′)と、軟組織の結合組織部(4b)と共働することを意図した第二部分(2c″)とを持ち、前記第一と第二部分がウエスト形状または内向きに狭くなった部分(2c)に沿って延びることを特徴とする請求項1に記載の経粘膜要素。
  7. 第一及び第二部分(2c′,2c″)の一方または両方が酸化物層(酸化チタン層)を完全にまたは部分的に備えていることを特徴とする請求項6に記載の経粘膜要素。
  8. 第一及び第二部分(2c′,2c″)の一方または両方が要素の周囲周りに完全にまたは部分的に延びる溝または凹部(8,9)を備えていることを特徴とする請求項6または7に記載の経粘膜要素。
  9. ウエスト形状または内向きに狭くなった部分(2c)が要素の周囲周りに完全にまたは部分的に延びていることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の経粘膜要素。
  10. 結合組織と共働するための第二部分(2c″)が例えば1.5−1.9mmの範囲の、好ましくは略1.7mmの垂直長さを持つ曲がったまたはアーチ状の部分を持つことを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の経粘膜要素。
  11. 要素がその最大幅の断面領域に3−6mmの第一直径(D)を持ち、そのウエスト形状または内向きに狭くなった部分に2−5.5mmの第二直径(d)を持ち、かつそれらの直径の下方、中間及び上方値が互いに関して設定されることができることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の経粘膜要素。
  12. ウエスト形状または内向きに狭くなった部分(2c)が第一部分に実質的に円錐形断面を持ちかつ第二部分(2c″)に実質的に半円形垂直部分を持つことを特徴とする請求項1から11に記載の経粘膜要素。
  13. 結合組織と第二部分の外部表面及び所望により第一部分の表面の全てまたは一部との間の一体化が要素の縦軸(7)に対して平行な真直ぐな外部表面形状に関して表面(単数または複数)の曲がった形状の結果として増加することを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載の経粘膜要素。
  14. 顎骨(5)と軟組織(4)内のインプラントの安定性が結合組織及びウエスト形状または内向きに狭くなった部分の増加した容積の結果として増加することを特徴とする請求項1から13のいずれかに記載の経粘膜要素。
  15. ウエスト形状または内向きに狭くなった部分(2c)がインプラントの縦軸(7)に対して実質的に直角である面内に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の経粘膜要素。
  16. ウエスト形状または内向きに狭くなった部分(2c)が軟組織の上面に実質的に平行である面内に設けれていること、すなわち軟組織の形状に追従することを特徴とする請求項1に記載の経粘膜要素。
  17. ウエスト形状または内向きに狭くなった部分(2c)が要素の周囲周りに実質的に一定の幅を持つことを特徴とする請求項1に記載の経粘膜要素。
  18. ウエスト形状または内向きに狭くなった部分(2c)が要素の周囲周りに変動する幅を持つことを特徴とする請求項1に記載の経粘膜要素。
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