JP2007515930A - 調理材料用の型 - Google Patents
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Abstract
側部壁(3)を有する弾力性材料から作られた凹部材(1a)を備えた調理加熱(ベーキング)用の型であって、側部壁(3)の上端部分には、開口部(5)と、剛性を有する第一の補強材(7)とによって規定されている。輪状または円盤状の第二の補強材(11)は、底部(2)と側部壁(3)との連結部近傍において、当該底部(2)と連結している。
Description
本発明は、ケーキやペストリー生地などの料理の調理材料に使用する型に関する。
非常に硬くて調理材料の取り出しが容易ではない金型が知られている。
また、オーブン、電子レンジ、冷蔵庫、冷凍庫、および食器洗浄器の何れに対しても使用可能であるという利点をもつ一方で、剛性に欠けるというシリコン製の型も知られている。
エラストマーは、その非常に高い弾力性に由来して、3つの不都合点を挙げることができる。それは、調理材料の取り出しが困難である点、型の取り扱いが困難である点、ならびに、未調理の調理材料(液状である場合が多い)が型の取り扱い中に容易にあふれ出てしまう点である。
一部に盛り上がった領域が設けられた、柔軟性に富んだ型を得るためのいくつかの解決策が提案されている。しかしながら、調理材料の取り出しや、液状の調理材料の保持に関しては未だ十分な性能が得られていない。
仏国特許第2 827 494には、料理用調理材料をオーブンで調理または加熱するためのシリコンエラストマーの型についての記述がある。
上記の型を用いた調理材料の取り出し方法は以下の通りである。まず、型を正しい向きにする(上方が開口するように置く)。次に、型の底を支持体の上に置く。そして、底に向かって、支持体の方向に圧力を加える。これによって、型の側面を屈曲させて開口部分を底がある位置に近づける。
この解決策は興味深いけれども、特に調理材料を全て取り出すという点において、完全に満足のいくものではない。なぜなら、屈曲した側壁には、底の周囲において上方に向かって突き出た突縁が残るからである。このことは、例えば軟らかいケーキなどを取り出す際、あるいはパイ生地を上手く入れる際の障害となる。また、この型は全く安定性がない(底が柔らかい/調理材料の取り出しの際に変形する)。
従って、上記した問題を解決するためには、料理用材料(調理材料)を入れるための新たな型であって、型からの、固形の調理材料の取り出しを容易にすることができ、かつ、特に、調理済または未調理の液状または重量のある調理材料が入っている場合に、変形が抑制された型を作ることである。
そこで、解決策としては、上述したタイプの料理用材料を入れるための型であって、凹部材の下方の底部分に位置した、当該凹部材に連結した剛性をもつ補強材を備えていることを特徴とする型が挙げられる。
この構成によれば、型全体の柔軟性を維持しつつ、調理材料を取り出すための特定の方法を改善し、底部の形状および/または調理材料に対する保持力を安定にすることができる。
しかしながら、特定の調理材料に関しては、重量あるいは取り出しに関する問題が引き続きある。
そこで、本発明では、上記した「下に位置する」補強材が、型の底に少なくとも一枚の板部材を備えていることを特徴としている。
また、本発明では、上記凹部材の側部壁が、その下部において、一部がエラストマー材料からなる底部壁によって占有されている底面の周囲を規定していることが好ましい。この壁は、側部壁周囲に連結したリング材のようになっており、中心開口部を有している。従って、上記した底部の板部材や型の内部へのアクセスが可能になる。
この底部の板部材の外周が、底部壁と側部壁との連結部付近に伸長していれば、調理材料の取り出しの際、底部の壁と側部の壁との間の蝶番効果(上述した底リングを用いた場合と同様に)を強めることができる。さらに、内部的に、この板部材が、型の底部の中心に伸長していて、底部のほとんどを占有していれば、底部の機構的な保持力の強化に働く。これによって、あらゆる状況において、重量下での「膨らみ」を回避し、また、型の底部の形状の安定性強化を確保する。
本発明の一つの特徴としては、補強材として板部材を用いている場合における、凹部材と補強材との連結部分にある。
良好な取り出し、型の費用、及び型の製造の容易さを合わせた好適な形態は、以下の構成から実現される。つまり、
・剛性をもつ底部の板部材は、硬く、凹部材から取り外し可能であるとともに、上述した凹部材の底部のリング材の上にのみ置かれている。
及び/または、
・内部的には、凹部材は、その側部壁の下部において、上記リング材の上方に少なくとも1つのリップを配設しており、また、剛性をもつ底部の板部材は硬く、底部のリング材と突出したリップとの間に保持されている。
あるいは、
・上記底部の板部材は、凹部材の周辺部分において、当該凹部材にモールドされている。この周辺部分は、リムを形成する凹部材の周辺溝によって位置されている。
・剛性をもつ底部の板部材は、硬く、凹部材から取り外し可能であるとともに、上述した凹部材の底部のリング材の上にのみ置かれている。
及び/または、
・内部的には、凹部材は、その側部壁の下部において、上記リング材の上方に少なくとも1つのリップを配設しており、また、剛性をもつ底部の板部材は硬く、底部のリング材と突出したリップとの間に保持されている。
あるいは、
・上記底部の板部材は、凹部材の周辺部分において、当該凹部材にモールドされている。この周辺部分は、リムを形成する凹部材の周辺溝によって位置されている。
熱的制約に関して、エラストマーから作られたリング状の底部の安定性、および/または底部の板部材の安定性を高めるために、本発明では以下を推奨する。つまり、
・凹部材の底部のリング材は、異なる厚みを有している。
および/または、
・この底部のリング材は、外面は基本的には平坦な面を備えており、内面はリング型の突起を有した面を備えている。これによって、当該底部のリング材は、中心部よりも周囲の厚さの方が厚くなり、また凹部材内に位置している剛性をもつ底板部材は、底部のリング材の内面によって構成されている面にほぼ沿っている。これにより、上記板部材は、中心と周囲との間に2つの向かい合う曲線面を備えている。
・凹部材の底部のリング材は、異なる厚みを有している。
および/または、
・この底部のリング材は、外面は基本的には平坦な面を備えており、内面はリング型の突起を有した面を備えている。これによって、当該底部のリング材は、中心部よりも周囲の厚さの方が厚くなり、また凹部材内に位置している剛性をもつ底板部材は、底部のリング材の内面によって構成されている面にほぼ沿っている。これにより、上記板部材は、中心と周囲との間に2つの向かい合う曲線面を備えている。
上述した特徴の全部または一部の功により、2つの取り出し方法が具体的に提案される。
第一の方法では、型に圧力を加えて、型の側部壁を屈曲させて、底部壁の位置を、開口部を縁取る「上部の」補強材の位置に近づけるようにする。これによって、型が裏返しになって、底部壁が型の上端部の位置より上にくる。
第二の方法では、まず型を逆さまに置き、そして、2つの補強材を押して底部を開口部に近づけることによって、調理材料を型から取り出す。
さらに第三の方法を使用することもできる。それは、開口部を上にして型を立たせ、何か他の物に立て架けて型を裏返しにすることによって取り出す方法である。
これらの全ての方法において、型は、取り外し可能な柄のような把持具の使用を可能にするための十分な剛さを有している。
本発明の他の特徴および利点については、この型の一実施形態に関する以下の説明において明らかとなる。この実施形態は単に一例であって、本発明の範囲を限定するものではない。
添付図面は以下の通りである。
図1は、本発明に係る型の底面の斜視図である。
図2は、図1の切断線II―IIにおいて切断した状態を示した断面図である。
図3は、図2のIII部分の詳細を示した断面図である。
図4は、本発明に係る型を上方からみた上面図であって、本発明による型に使用されている剛性をもつ補強材を示す。
図5は、図4に示した補強材を切断線V−Vにおいて切断した状態を示した断面図である。
図6〜図13はそれぞれ、型を製造するための方法の一形態を示したものであり、図2と同じ切断線によって切断した状態を示した部分断面図である。
図1は、本発明に係る型の底面の斜視図である。
図2は、図1の切断線II―IIにおいて切断した状態を示した断面図である。
図3は、図2のIII部分の詳細を示した断面図である。
図4は、本発明に係る型を上方からみた上面図であって、本発明による型に使用されている剛性をもつ補強材を示す。
図5は、図4に示した補強材を切断線V−Vにおいて切断した状態を示した断面図である。
図6〜図13はそれぞれ、型を製造するための方法の一形態を示したものであり、図2と同じ切断線によって切断した状態を示した部分断面図である。
本発明に係る料理用材料を入れるための型1は、図1および図2に見られるように、例えば、シリコンなどの柔軟な(容易に成型可能な)エラストマー(即ち、弾力特性を持つ)材料から作られた凹部材1aである。この凹部材は、容器を形成していて、中に調理材料を入れることができる。この凹部材は、底部壁2と、底部壁から起立した状態で構成された側部壁3とを備えており、さらに好ましくは、剛性を与えるためであったり、握る部位を与えるために、外部に突き出た上側リム4を備えている。この上側リム4は、開口部5の周囲において、側部壁3の上端部分から放射状に広がっている(ここでは、凹部材は断面が環状を有していることとする)。
型1の形状は、円形、長方形、楕円形など何れの形であってもよい。
型1は、開口部5の直径が約240mm程度とすることができる。図示しているような円形状である場合、上側リム4の厚みは、概して、開口部5の直径の0.5%〜1.5%、好ましくは1%となるように設計することができる。本発明の好適な実施形態によれば、上側リム4の厚さは、底部壁2及び側部壁3の厚さとほぼ同じとなっており、1mm〜4mmの厚さを有することが好ましい。
開口部5は、側部壁3の上端部分によって規定されており、調理材料は、この開口部5を通って凹部材1a内に入る。上側リム4のリング形状のエッジ部分6は、開口部5に位置し、剛性をもつ第一の補強材7(または上部補強材)が設けられている。
第一の補強材7は、例えば、プラスチック材料(具体的には、ポリアミドが6.6である熱硬化性材料)や、ステンレス鋼またはアルミニウムなどの金属から作られる。具体的には、第一の補強材7は、直径1mm〜5mmの針金(ワイヤー)とすることができる。
第一の補強材7は、型1の全周囲に配置されていて、開口部5と同じ高さに位置している。第一の補強材7は、上側リム4のみを介して側部壁3と連結していて、開口部5から少し離れたところに位置している。なお、この距離は概して10mm〜40mmである。直径240mm、高さ約50mmの開口部5を備えた型の場合は、第一の補強材7は、開口部5から少し離れて位置し、その距離は開口部5の直径の0.08倍〜0.14倍、好ましくは0.12倍と等しくなるように構成される。
図示している実施形態によれば、上側リム4は、凸縁(フランジ)8を介して側部壁3の上端部分に連結されている。凸縁8は、上方に向かって突起している。
この凸縁8は、側部壁3を屈曲させることによって調理材料を取り出せるように、取り出しを補助する。従って、上側リム4と側部壁3との間の角度を変えるために必要となる多大な努力はもはや不要となる。
図4および図5に示されている形態では、第一の補強材7の形状は、断面も含めてリング状である。
図に示されている形態では、上側リム4は一体的に形成されていて、そして凹部材1aと同じ材料から作られている。しかしながら、着脱可能な上側リム4を使用することも可能である。
図1では、第一の補強材は、エッジ部分6の放射状の端部において、上側リム4を形成している材料の中に組み込まれて構成されている。図2および図3では、第一の補強材7は、周辺溝9内に押し込んで取り付けられ、着脱可能なように上側リムに固定されている。周辺溝9は、内側に向かって部分的に開いている。
不図示であるが、着脱可能な把持器具と共に機能する、第一の補強材7に近い器具を使用することも可能である。
ここまでで説明した本実施形態の型は、概して、仏国特許第A−2 827 494号に開示されている型に類似しているといえるだろう。
しかしながら、本発明に係る型は、特に、図1、2、9、10、ならびに11にそれぞれ示されている別の補強材(第二の補強材)11、11a、11b、11c、ならびに11dの存在により、従来の型との差異が明確となっている。
この第二の補強材は、凹部材1aの下部に位置し、そこに連結されている。これによって、型から調理材料を取り出すのを容易にする、あるいは、型を空にしたり、型を持ち運んだりする際の底部壁2の形状を安定化することができる。
図4および図5に示されている第一の補強材7と同様に、第二の補強材は、リング型あるいは概してリング型をなしていて、断面は円形である。
この場合、図6および図7に示すように、剛性をもつリングである第2の補強材11は、底部と側部壁3との連結部分に近接した底部壁2に固定されていることが好ましい。
なお、図6および図7に示すように、剛性をもつリングである第2の補強材11は、凹部材1aのエラストマー材料内部に埋め込まれて配設されていてもよく、あるいは、凹部材1a内における口の狭い保持用の溝13の内部に挿入されて配設されていてもよい。保持用の溝13は、底部2の周囲にリング状に伸びており、その差し込み口(access opening)は、図7に示されているように外部の方向(底の下方)を向いていることが好ましい。
しかしながら、図6に示すような埋め込みリングの形態である第二の補強材11を用いた場合は、費用や、洗浄が容易であり型を清潔に保つことができるという点で好ましい。また、図6に示すような形態の第二の補強材の場合は、凹部材1aを製造する際に配設する必要があり、例えば、モールド成型によって製造することができる。
別の形態としては、型の底部において、リング形状の第二の補強材11の代わりとして、板部材を使用することである(図2、および図8〜図13)。
この板部材は、底部2の全面を覆っている。
凹部材1aと、上記の板部材とは、例えば次の2通りの方法によって連結することができる。つまり、凹部材の底部2にある柔軟性材料の中に上記板部材を埋め込む方法(図8)、あるいは、凹部材1aのリム17に属し、周囲(好ましくは全周囲)部分に配設された、内側に向いた水平溝15の中に上記板部材を挿入することによって、凹部材1aの周囲において凹部材1aと連結する方法(図9)のいずれかである。
上記いずれの場合においても、凹部材1aはモールド成型によって製造される。
もし、上記板部材を凹部材1aから遮断したい場合は、柔軟性材料を添加する前に、上記板部材を鋳型に配置して、成型すればよい。この柔軟性材料の収縮および弾力性は、上記板部材をリム17から遮断する。一方、上記板部材を凹部材1aから遮断しない場合は、上記した柔軟な凹部材は溝15と共に成型され、板11cまたは11dの周囲エッジが係合する。これによって上記板部材を保持する一方で、例えば別々に洗う場合などに取り外すことも可能になる。
板部材が埋め込まれている場合(11aの場合)は、板部材として、(金属製の)薄板、または剛性のあるプラスチック(熱硬化性であることが好ましい)を用いることができる。
板部材が凹部材1aから着脱可能である場合は、板部材として、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)のような非粘着性被膜21が、少なくとも板部材の上側表面19上に「被膜された」板部材が好ましい。この場合、底部2のほぼ全体が、凹部材1aに固定された、非粘着面を有する硬いディスクによって形成されている。
図1、図6、および図7に示したリング状の連結部を使用した形態と比較した場合における、図2、図8、図9、および図10〜図13に示されている板を使用した形態の利点とは、この板部材が十分に硬い場合であれば、型を空にする際、あるいは調理材料に重量がある場合のいずれかにおいて、底部はより一層硬くなっており、変形をより一層抑制できるという点である。
さらに、上記の場合であれば、型を空にする際、使用者は、底部のどこに指を置くかを考える必要がない。なぜならそれは、常に、押さえることができる硬い領域が存在するためである。
この点に関しては、複数の板部材を用いて板部材が個々に底部壁を補強するような形態であっても、満足のいくものになる(この形態が代表ではない)。なお、この複数の板部材は、必要に応じて、連結部によって互いに連結されていてもよい。
図10では、硬い板部材11cは剛性を有する板部材23を示している。この板部材11cの上面には、断熱目的、および/または傷防止目的、および/または非粘着目的の被膜21が施されている。板部材11cは、前述の溝15で周囲を固定されている。ここで、上部または下部周囲ビードまたはリップ(一体的または非一体的)25a、25bがそれぞれ、凹部材1aによって形成され、底に向かって、あるいは側部壁の底部分にて、型の底部2でほぼ同じ深さP1を有している。
一方、図11では、上記に対応する深さP2ならびにP3は、それぞれ異なっている。具体的には、板部材11dの上側の深さP2は、P3に比べて短く(約1mm〜10mm)なっている(P3とP2との比率は、1以上〜20:1、好ましくは5:1〜10:1の範囲である)。この形態において、下側ビード35bは、一体的なリング型の下部壁を構成していることが好ましい。この下部壁は、11dのような強化板部材によって覆われる穴部27によって、中心方向の範囲が制限されている。
底部にあるこの穴部(これは、型を空にするのを補助する機能をもつ)が設けられている場合、凹部材の側部壁3は、その下底部分において、一部分のみが底部壁35bによって占有されている底面の周囲を規定している。よって、底部壁35bは、側部壁3に対して、周囲において1つの塊のように連結されているリング材として設けられている。このような底部壁35bの場合、その厚さ(図12のe1)は、側部壁3の厚さ(厚さe2)よりも薄くてよい。
従って、上記板部材は、支持壁(35b)によって保持され、そして1つ以上の狭小ビード35aによって上から保持されている。この狭小ビード35aは、通常の使用において、壁35bに対して上記板部材を固定している。穴部27は、外側から板部材11dを押し出すことによって、例えば洗浄のために取り外すことを可能にする。
最大の効果を得るためには、図示されているように、リング材35bによって構成されている輪状の面は、凹部材の底部の全面の1/5〜4/5、好ましくは1/3〜2/3を占めることが好ましい(上記板部材の表面が硬く、中心から底部と側部壁3との境界まで伸びている場合)。
上側リップ35aのように連続した構造のものよりも、複数(具体的には3つまたは4つ)の区域に分かれている構造のもののほうが好ましい。そうすれば、板部材を固定するための断続的な周辺溝150を形成することができる(図11)。
底部の穴部27を用いる場合は、硬い底板11dを用いる。そして、底部の板部材11dは、凹部材を通って取り外すことができる。
硬く、取り外し可能な図12の11eとして示されているような板部材は、輪状の底部壁35b上のみに載っている。上記板部材の上には、リップや保持ビードは存在しない。上記板部材は、ペースト(あるいは、凹部材1a内に入った硬い内容物)の重みによって、凹部材の底部に保持される。つまり、空の型を逆さまにすれば、上記板は落下することになる。
図13では、硬い底部板11fには輪状段差29が設けられている。この輪状段差29は、底部の中心と周囲との中間部分に位置している。凹部材の底のリング材の厚みは均一ではない。
凹部材の底のリング材35b1は、基本的には平坦な(つまり、外部の周囲凸縁351以外は平坦な)外面350を備えている。またリング材35b1の内側には、輪状の突起353を有する面352を備えている。これによってリング材35b1は、中心よりも周囲における厚みの方が大きい。板部材11fは、上記リング材の内面352によって構成されている面にほぼ沿っている。このため、図13に示されているように、剛性をもつ上記板は、中心とエッジとの間に、向かい合った2つの曲線面を備えている。これにより、熱的制約に対する耐性を補助している。
板部材11fは取り外し可能であってもよい。ここで、板部材11fは、その周囲において、段状のリング材35b1と上側リップ35aとの間の溝150の中にはめ込まれている。溝150は、例えば図11に示されているものと同一であってもよい。
板部材11eおよび11fはガラス製であってもよいが、前述した別の選択もまた可能である。全ての板は、それぞれの実施形態との間で入れ替えてもよい。
図示されている型からの調理材料の取り出しは、型の開口部分を上に向けて空にするのか、型の開口部分を下に向けて空にするのかに応じて、具体的には2通りの方法によって行うことができる。
第一の場合では、型を、開口部分を上に向けて真っ直ぐ水平にする。使用者は、第一の補強材7(備えられている場合)における凹部材1aの上部リムを下方に向かって押しつつ、底部を上方に向かって押し出す。このとき、関連する補強材11を圧迫する。型を支持体上に載せる必要は必ずしもなく、底部2が開口部5の高さの上まできて、型がまるで手袋の指のように裏返しになるまで、使用者は上記の動作を続ける。このとき、側部壁3の弾力性および成型性が許すならば、(板部材が取り外し可能である場合)上記板部材と凹部材1aとが離れるまで、使用者は上記の動作を続けることが可能である。
そして、保持リング11、加えて板部材11aは、必要に応じて、底から完全に取り外された上壁に沿って使用者が器具をスライドさせることを可能にする。作業をより困難にするリムは存在しない。
手袋の指のように裏返しにされる際の、側部壁3と底部2との間で変化した傾斜位置での上記保持リングまたは上記板部材の周辺境界の配置が、この位置での蝶番効果を強める。
第二の場合では、使用者が型を逆さまに(開口部分を下に向けて)保持している。使用者は、型の周囲を圧迫し、同時に、好ましくは型をわずかに持ち上げながら、リム4を引っ張る。上記側部壁は自ら外側に開く。調理材料は型の外に押し出され、そして型は、今度は下方に向かって手袋の指のように裏返る。
底部が剛性を有していれば、曲がることなくその形状が維持できるので、調理材料(特にそれがケーキである場合)を、傷つける危険性は低い。
たとえ、リム4を有する外部エッジよりも、簡素な凸縁が側部壁の上端部分において好ましい場合であっても、これなしで取り出しを行うことも可能である。これは第一の補強材7についても同様のことが言える。
必要に応じて、図10、図11、および図13に示されているように、底板11c、11d、ならびに11fを取り外してもよい。
Claims (19)
- 調理材料用の型であって、
底部壁(2)と、当該底部壁(2)から起立した状態で設けられ、上端部で開口部(5)を規定した側部壁(3)とを有する、エラストマー材からなる柔軟性のある凹部材(1a)を備えており、
さらに、上記底部壁(2)の形状を安定化させるための、および/または上記凹部材に入れた上記調理材料の取り出しを容易にするための剛性を有する補強材(11、11a、11b等)を上記凹部材の下部に備えていることを特徴とする型。 - 上記剛性を有する補強材(11)は、輪状または略輪状の保持リングを少なくとも1つ備えており、
上記保持リングは、上記底部壁に連結され、かつ当該底部壁と側部壁(3)との連結部近傍に位置していることを特徴とする請求項1に記載の型。 - 上記剛性の補強材(11a、11b等)は、型の底部(2)に配設された板部材であることを特徴とする請求項1または2に記載の型。
- 上記板部材は、上記底部壁の表面の大部分を覆うように、その外周部分が、上記底部壁と側部壁(3)との連結点近傍にあり、当該板部材の中心部分が、上記底部壁の中心部にあることを特徴とする請求項3に記載の型。
- 上記補強材(11、11a、11b、11c等)が、金属材料または硬質プラスチックを含有していることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の型。
- 上記板部材(11、11a、11b等)が、上記凹部材(1a)を構成している材料の中に埋め込まれていることを特徴とする請求項3、または請求項3に関連する上記請求項のいずれか一項に記載の型。
- 上記板部材(11b等)の少なくとも一方の面は、上記型の内側の底部の上に可視の非粘着被膜(21)で覆われていることを特徴とする請求項3、または請求項3に関連する上記請求項のいずれか一項に記載の型。
- 上記板部材は、その周囲にて上記凹部材(1a)と一体成型によって当該凹部材(1a)と連結している、あるいは上記凹部材の周辺溝(150)に固定されていることを特徴とする請求項3、または請求項3に関連する上記請求項のいずれか一項に記載の型。
- 上記凹部材(10a)の側部壁(3)の下部が、当該凹部材の底面の外周を規定していて、
上記底面の一部分のみが凹部材の底部壁(35b、35b1)によって覆われていて、
該底部壁(35b、35b1)は、上記側部壁の下部に連結されているリング材として設けられていて、中心部に開口部(27)が設けられていることを特徴とする請求項3、または請求項3に関連している上記請求項のいずれか一項に記載の型。 - 上記リング材(35b、35b1)によって構成されている輪状の面が、上記凹部材の上記底の表面の1/5〜4/5、好ましくは1/3〜2/3を覆っていることを特徴とする請求項9に記載の型。
- 上記板部材(11b、11c、11d等)は、硬く、上記凹部材から取り外し可能で、かつ上記凹部材の上記リング材(35b、35b1)の上に載っていることを特徴とする請求項9または10に記載の型。
- 上記凹部材(11)は、その側部壁(3)の下部に、突出したリップ(35a)を少なくとも1つ備えており、
当該リップ(35a)は、上記凹部材の上記リング材(35b、35b1)の上部に伸長していて、
上記板部材(11d、11f)は、硬く、かつ上記底部壁と上記突出したリップとの間に挿入していることを特徴とする請求項9または10に記載の型。 - 上記凹部材の上記リング材(35b1)が異なる厚さを有していることを特徴とする請求項9から12のいずれか一項に記載の型。
- 上記凹部材のリング材(35b1)は、外面は、実質的に平坦な面を有し、内面はリング型の出っ張りを有した面を備えており、中心部分よりも周辺部分の厚さの方が厚くなっており、
上記板部材は、上記中心部分と上記周囲部分との間に向かい合う2つの曲線面を備えており、
上記凹部材の上に配置されている板部材(11f)は、上記リング材の上記内面によって規定される形状に沿っていることを特徴とする請求項9から13のいずれか一項に記載の型。 - 上記凹部材(1)の上記開口部(5)の位置付近には、上記側部壁(3)の外側に向かって、該側部壁に対して垂直方向に突出した上側リム(4)を備えており、
輪状またはほぼ輪状の少なくとも1つの剛性の補強材(7)が、上記開口部から少し離れて上記上側リム(4)に連結していることを特徴とする上記請求項のいずれか一項に記載の型。 - 上記凹部材(1a)は、1つの構造体であって、かつシリコンから作られていることを特徴とする上記請求項のいずれか一項に記載の型。
- 上記請求項のいずれか一項に記載の型に入った調理材料を当該型から取り出す取り出し方法であって、
上記型(1)に圧力を加えて、上記底部壁(2)の位置を、上記凹部材の開口部の位置まで近づけるようにして、上記側部壁(3)を屈曲させて、上記底部壁を上記開口部(5)の位置よりも上方に位置させることを特徴とする取り出し方法。 - 使用者は、上記側部壁(3)が上に向かって屈曲するまで、上記開口部(5)の位置の上方まで上記底部壁を持ち上げることを特徴とする請求項17に記載の取り出し方法。
- 請求項1から16のいずれか一項に記載の型に入った調理材料を当該型から取り出す取り出し方法であって、
上記型を裏返しにする際、上記(複数の)補強材(7、11、11a、11b等)に圧力を加えて、上記底部壁(2)を上記開口部(5)付近へと移動させることを特徴とする取り出し方法。
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