JP2007515895A - アンテナを共有する多数の無線基地局を含む送受信機システム - Google Patents

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Abstract

多数の無線基地局(RBS)に接続したフィルタユニットに1つのアンテナが結合している送受信機システムについて記述した。各RBSは1本の送受信(TX/RX)ケーブルと、必要な場合は受信(RX)ケーブルを用いてフィルタユニットに接続する。複数のRBSが1つのアンテナを共有可能とするために、各RBSはデュープレックスフィルタを内蔵する。そして、そのフィルタユニットは、ダイプレックスフィルタと、デュープレックスフィルタと、部分帯域デュープレックスフィルタと、ダイプレックス・デュープレックスフィルタと、スプリッタと、低雑音増幅器との中の少なくともいずれかとの特定の組み合わせを持つ。送受信機システムの4つの代表的な実施例を記述して、複数のRBSが同じ周波数帯域を共有することや、複数のRBSが(例えば、TDMA、CDMA、WCDMA、及びGSMのような)異なる無線標準方式で動作することの内、少なくともいずれかのことがあるとしても、全てのRBSが1つのアンテナを共有可能とするにはフィルタユニットはどのように構成されるかを示した。また、本発明に従って記述されるのは、(1)送受信機システムを構成する方法、(2)無線基地局、及び(3)アンテナである。

Description

本発明は一般的には通信の分野に関係し、特に、複数の無線基地局(RBS)が周波数帯域を共有するか、異なる無線標準方式で動作することの内、少なくともいずれかであったとしても、1つのアンテナを共有することができる多数の無線基地局を含む送受信機システムに関する。
運用者が2つ以上のRBSを送受信機システムに設置したり、または、新たなRBSを送受信機システムに追加するときは、その運用者は複数のRBSが同じアンテナシステムを共有できることを望むことはよく知られている。同じアンテナを共有する多数の無線基地局を持つ従来の送受信機システムの1例を図1を参照して、以下に簡単に検討する。
図1には、特許文献1に記載の送受信機システム100のブロック図が示されている。従来の送受信機システム100はそれぞれがTACS、ETACS、及びGSMのような異なるタイプの無線システムに属するいくつかの基地局(BS1、BS2、BS3……BSn)を含んでいる。基地局(BS1、BS2、BS3……BSn)はフィルタ手段102に結合しており、その手段は今度はアンテナに結合している。フィルタ手段102は基地局(BS1、BS2、BS3……BSn)から送信(TX)ケーブル106を経て送られてきた送信(TX)信号をフィルタにかけて、通過した送信(TX)信号をアンテナ104に送る。フィルタ手段102はまたアンテナ104によって受信した受信(RX)信号をフィルタにかける。通過した受信(RX)信号はその後、分割器ユニット108に送られる。分割器ユニット108はフィルタを通過した受信(RX)信号を分割してフィルタを通過した別々の受信(RX)信号を受信(RX)ケーブル110を経て基地局(BS1、BS2、BS3……BSn)に送られる。この特定の送受信機システム100の欠点とは、アンテナ104を共有するために各基地局(BS1、BS2、BS3……BSn)が2本のケーブル、即ち、送信ケーブル106と受信ケーブル110を必要とすることであり、これは送受信機システム100の複雑さを増し、価格を上昇させることである。なお、特許文献2には送受信機システム100と同様の同じ欠点をもつ送受信機システムが開示されている。
国際公開第92/12579号パンフレット 米国特許第5,781,865号明細書
従って、従来の送受信機システム100に関する上記欠点を扱い、それを解決する送受信機システムが必要となる。このこと及びその他の要求事項が本発明の送受信機システムでは考慮される事柄である。
本発明は多数の無線基地局(RBS)に接続するフィルタ構造に結合する1つのアンテナを持った送受信機システムを含む。各RBSはそのフィルタ構造に接続するために1つの送受信(TX/RX)ケーブルと、必要なら受信(RX)ケーブルを用いる。複数のRBSが1つのアンテナを共有可能とするため、各RBSはデュープレックスフィルタを内蔵する。そして、そのフィルタ構造は、(1つ以上の)ダイプレックスフィルタと、(1つ以上の)デュープレックスフィルタと、(1つ以上の)部分帯域デュープレックスフィルタと、(1つ以上の)ダイプレックス・デュープレックスフィルタと、(1つ以上の)スプリッタと、(1つ以上の)低雑音増幅器との内、少なくともいずれかから選んだ特定の組み合わせを持つ。複数のRBSが同じ周波数帯域を共有することや、複数のRBSが(例えば、TDMA、CDMA、WCDMA、及びGSMのような)異なる無線標準方式で動作することの内、少なくともいずれかのことがあるとしても、複数のRBSが1つのアンテナを共有可能とするために、そのフィルタ構造がどのように構成されるかについて、送受信機システムの4つの代表的な実施例を以下に説明する。ここに記述する本発明は (1)送受信機システムを構築する方法、(2)無線基地局、及び(3)アンテナも含んでいる。
添付図面を参照して以下の詳細な説明によって本発明のより完全な理解が得られるであろう。
図2を参照すると、本発明に従う、1つのアンテナを共有する多数の無線基地局(RBS1、RBS2……RBSn)を有する送受信機システム200の基本構成要素を示すブロック図が示されている。図示のように、送受信機システム200はアンテナ202を含んでいて、そのアンテナはフィルタ構造204に接続していて、そのフィルタ構造は今度は多数の無線基地局(RBS1、RBS2……RBSn)に接続している。各RBS(RBS1、RBS2……RBSn)はフィルタ構造204に接続するために1本の送受信(TX/RX)ケーブル206、そして、もし必要なら1本の受信(RX)ケーブル207を用いる。複数のRBS(RBS1、RBS2……RBSn)が1つのアンテナを共有可能とするために、各RBS(RBS1、RBS2……RBSn)はデュープレックスフィルタを内蔵している。そして、フィルタ構造204は、(1つ以上の)ダイプレックスフィルタと、(1つ以上の)デュープレックスフィルタと、(1つ以上の)部分帯域デュープレックスフィルタと、(1つ以上の)ダイプレックス・デュープレックスフィルタと、(1つ以上の)スプリッタと、(1つ以上の)低雑音増幅器との内、少なくともいずれかから選んだ特定の組み合わせを持つ。複数のRBS(RBS1、RBS2……RBSn)が同じ周波数帯域を共有することや、複数のRBS(RBS1、RBS2……RBSn)が(例えば、TDMA,CDMA,WCDMA,及びGSMのような)異なる無線標準方式で動作することの内、少なくともいずれかのことがあるとしても、複数のRBS(RBS1、RBS2……RBSn)が1つのアンテナを共有可能とするために、フィルタ構造204がどのように構成されるべきかについて、図3〜図6を用いて、4つの異なる例を以下に説明する。
図3Aと図3Bを参照すると、本発明に従う送受信機システム200aの第1実施例に関する2つの図が示されている。図3Aに示すように、複数のRBS(RBS1、RBS2……RBSn)各々は、2つの分岐(分岐Aと分岐B)を持っている。このようになるのは、送受信機システム200aは適当な“RXダイバシティ利得”を得るために、通常、3つのセクタをもち、各セクタは通常、2つの別々のアンテナ202a’、202a”と別々のRX分岐を持つからである。“RXダイバシティ利得”が必要な訳は、自然界では無線信号が(例えば、ビルや山など)いろいろなものに“跳ね返り”、これが厄介なマルチパスフェーディングを引き起こすという事実による。そして、マルチパスフェーディングの影響を低減するための1つの方法は、2つ以上のアンテナ202a’、202a”を設置することである。アンテナ202a’、202a”は相互に3〜4m離れて設置されたり、または、アンテナ202a’、202a”は相互に90度の位相差を持つように作られる。しかしながら、この送受信機システム200a、またはここに記述する他のいずれの送受信機システムも送受信機システム200に示すのと同様に(図2参照)、1つだけの分岐と1つのアンテナを有するだけでよいということは認識すべきである。
明解な説明のために、送受信機システム200aの分岐Aを最初に説明し、その後、分岐Aと実質的には同じフィルタ構造を持っている分岐Bについて簡単に説明する。図3Aに示すように、送受信機システム200aはフィルタ構造204a’へ結合しているアンテナ202a’を含んでいる。フィルタ構造204a’は多数の無線基地局(RBS1、RBS2……RBSn)の分岐Aに接続している。各RBS(RBS1、RBS2……RBSn)は、1本の送受信(TX/RX)ケーブル206aと、そして、必要なら1本の受信(RX)ケーブル207aを使って、フィルタ構造204a’へ接続する。複数のRBS(RBS1、RBS2……RBSn)が1つのアンテナ202a’を共有可能とするために、各RBS(RBS1、RBS2……RBSn)は、デュープレックスフィルタ208aを内蔵している。そして、フィルタ構造204a’は、この実施例では、ダイプレックスフィルタ302と、1つ以上のデュープレックスフィルタ304と305と、スプリッタ306を含んだユニークな構成をしている。複数のRBS(RBS1、RBS2……RBSn)が同じ周波数帯域を共有することや、複数のRBS(RBS1、RBS2……RBSn)が(例えば、TDMA,CDMA,WCDMA,及びGSMのような)異なる無線標準方式で動作することの内、少なくともいずれかのことがあるとしても、複数のRBS(RBS1、RBS2……RBSn)が1つのアンテナ202a’を共有可能とするために、フィルタ構造204a’がどのように構成されるかについて、次に詳しく説明する。
送受信機システム200aに示されたRBS1とRBS2に関するフィルタ構成要素を参照すると、フィルタ構造204a’は、ダイプレックスフィルタ302と、デュープレックスフィルタ304と、スプリッタ306とを含んでいる。ダイプレックスフィルタ302は、1つの全帯域受信(RX)フィルタ308と、2つの部分帯域送信(TX)フィルタ310と312とを含んでいる。見て分かるとおり、全帯域受信(RX)フィルタ308は、部分帯域送信(TX1)フィルタ310に接続している。デュープレックスフィルタ304は、受信(RX)フィルタ314と送信(TX)フィルタ316とを含んでいる。送信(TX)フィルタ316は、ダイプレックスフィルタ302の中に位置する部分帯域送信(TX2)フィルタ312に接続している。第1のRBS1と、特に、そこに内蔵されたデュープレックスフィルタ208aは、1本の送受信(TX/RX)ケーブル206aを用いて、ダイプレックスフィルタ302の中の全帯域受信(RX)フィルタ308と第1の部分帯域送信(TX1)フィルタ310に接続されている。加えて、第1のRBS1はまた、LNA318と、受信(RX)ケーブル207aを経由してスプリッタ306とのインタフェースをもつカップラ320とを含んでもいる。このように、スプリッタ306は、ダイプレックスフィルタ302の中の全帯域受信(RX)フィルタ308から受信した受信(RX)信号をデュープレックスフィルタ304の中の受信(RX)フィルタ314へ接続する。1つ以上のRBSが送受信機システム200aに共存するときにはスプリッタ306が用いられるということを認識すべきである。第2のRBS2と、特に、そこに内蔵されたデュープレックスフィルタ208aはデュープレックスフィルタ304へ接続するために1本の送受信(TX/RX)ケーブル206aを用いる。RBS2もLNA318を含んでいる。このフィルタ構造を見ると、RBS1は、アンテナ202a’に加えられた受信(RX)信号をスプリッタ306を介して受信することができ、TX1帯域内の送信(TX)信号をアンテナ202a’を用いて送信することができる。一方、RBS2は、アンテナ202a’に加えられた受信(RX)信号を受信することができ、また、TX2帯域内の送信(TX)信号をアンテナ202a’を用いて送信することができる。
RBS1とRBS2とに加えて、送受信機システム200aの中にあるか、或は、そのシステムに付加される各RBSに関して、フィルタ構造204a’と、特にダイプレックスフィルタ302は、(TX3フィルタ322として示されている)もうひとつの部分帯域送信(TX)フィルタ322を含んでいる。部分帯域送信(TX)フィルタ322はアンテナ202a’に接続される。フィルタ構造204a’はまた、もう1つのデュープレックスフィルタ305を含んでいる。デュープレックスフィルタ305は、受信(RX)フィルタ324と送信(TX)フィルタ326を含んでいる。送信(TX)フィルタ326は、ダイプレックスフィルタ302の中の部分帯域送信(TX)フィルタ(TX3)322に接続している。(RBSnと示される)付加されたRBSと、特にそこに内蔵されるデュープレックスフィルタ208aは、1本の送受信(TX/RX)ケーブル206aを用いてデュープレックスフィルタ305に接続する。RBSnもLNA318を含む。このフィルタ構造を見ると、RBSnはアンテナ202a’に加えられた受信(RX)信号をスプリッタ306を介して受信でき、またTX3帯域内の送信(TX)信号をアンテナ202a’を用いて送信できる。フィルタ構造204a’に関係したのと同じフィルタ系がアンテナ202a”を共有する複数のRBS(RBS1、RBS2……RBSn)の分岐Bと関係するフィルタ構造204a”を形成するために用いられる。
図3Bを参照すると、送受信機システム200aに於けるアンテナ202a’と202a”のそれぞれに対して周波数割り当ての例を示す図が示されている。適切な受信フィルタと送信フィルタを選択するだけで、複数のRBS(RBS1、RBS2……RBSn)が同じ周波数帯域を共有することができ、(例えば、TDMA、CDMA、WCDMA、及びGSMのような)異なる無線標準方式で動作することができるのはどのようにしてかを見て取ることができる。例えば、RBS1の分岐AはTX1を用いて1つの標準方式で動作する一方、RBS1の分岐Bは同じまたは別の標準方式でTX4を用いて動作できることが見て取れる。そして、RBS1の分岐AとRBS1の分岐Bは、両方が同じ受信帯域を持つので、受信(RX)ダイバシティ方式を用いることが理解できる。更に、もし、複数のRBS(RBS1、RBS2……RBSn)が異なる標準方式を用いるなら、送信(TX)帯域を分離するために周波数割り当てに保護帯域を設けなければならない。さもなければ、送信間の相互作用が発生するであろう。このような保護帯域は非常に狭くはしたいが、挿入損失と保護帯域減衰のトレードオフの関係が発生する。
図4Aと図4Bを参照すると、本発明に従う送受信機システム200bの第2実施例に関する2つの図が示されている。本発明の第1実施例と同様に、送受信機システム200b、特に複数のRBS(RBS1、RBS2……RBSn)各々は、2つの分岐(分岐Aと分岐B)を持っている。明解な説明のために、送受信機システム200bの分岐Aを最初に説明して、その後、分岐Aと実質的には同じフィルタ構造を持っている分岐Bについて簡単に説明する。
図4Aに示すように、送受信機システム200bはフィルタユニット204b’へ結合しているアンテナ202b’を含む。フィルタユニット204b’は多数の無線基地局(RBS1、RBS2……RBSn)の分岐Aに接続している。各RBS(RBS1、RBS2……RBSn)は、1本の送受信(TX/RX)ケーブル206bを使ってフィルタユニット204b’へ接続している。複数のRBS(RBS1、RBS2……RBSn)が1つのアンテナ202b’を共有可能とするために、各RBS(RBS1、RBS2……RBSn)は、デュープレックスフィルタ208bを内蔵する。そして、フィルタユニット204b’は、この実施例では、部分帯域デュープレックスフィルタ402を含むユニークな構成をしている。複数のRBS(RBS1、RBS2……RBSn)が同じ周波数帯域を共有することや、複数のRBS(RBS1、RBS2……RBSn)が(例えば、TDMA、CDMA、WCDMA、及びGSMのような)異なる無線標準方式で動作することの内、少なくともいずれかのことがあるとしても、複数のRBS(RBS1、RBS2……RBSn)が1つのアンテナ202b’を共有可能とするために、フィルタユニット204b’がどのように構成されるかについて、次に詳しく説明する。
送受信機システム200bに示されたRBS1とRBS2に関するフィルタ構成要素を参照すると、フィルタユニット204b’はアンテナ202b’に結合した部分帯域デュープレックスフィルタ402を含む。部分帯域デュープレックスフィルタ402は、2つの部分帯域受信(RX)フィルタ404と406と、2つの部分帯域送信(TX)フィルタ408と410とを含む。見て分かるとおり、第1の部分帯域受信フィルタ(RX1)404は第1の部分帯域送信フィルタ(TX1)408に接続している。そして、第2の部分帯域受信フィルタ(RX2)406は、第2の部分帯域送信フィルタ(TX2)410に接続している。第1のRBS1と、特に、そこに内蔵されているデュープレックスフィルタ208bは、1本の送受信(TX/RX)ケーブル206bを用いて、部分帯域デュープレックスフィルタ402の中の第1の部分帯域受信フィルタ(RX1)404と第1の部分帯域送信フィルタ(TX1)408に接続する。加えて、第1のRBS1はデュープレックスフィルタ208bに接続しているLNA412を含む。第2のRBS2と、特に、そこに内蔵されたデュープレックスフィルタ208bは、部分帯域デュープレックスフィルタ402の中の第2の部分帯域受信フィルタ(RX2)406と第2の部分帯域送信フィルタ(TX2)410に接続するために1本の送受信(TX/RX)ケーブル206bを用いている。RBS2もデュープレックスフィルタ208bに接続しているLNA412を含む。このフィルタユニットを見ると、RBS1は、アンテナ202b’に加えられたRX1帯域内の受信(RX)信号を受信することができ、TX1帯域内の送信(TX)信号をアンテナ202b’を用いて送信することができる。一方、RBS2は、アンテナ202b’に加えられたRX2帯域内の受信(RX)信号を受信することができ、TX2帯域内の送信(TX)信号をアンテナ202b’を用いて送信することができる。
RBS1とRBS2に加えて、送受信機システム200bの中にあるか、或はそのシステムに加えられた各RBSに関して、フィルタユニット204b’と、特に、部分帯域デュープレックスフィルタ402は、(RX3フィルタ414として示されている)もうひとつの部分帯域受信(RX)フィルタ414と、(TX3フィルタ416として示されている)もうひとつの部分帯域送信(TX)フィルタ416を含む。部分帯域受信フィルタ(RX3)414は部分帯域送信フィルタ(TX3)416に接続している。(RBSnと示された)付加されたRBSと、特に、そこに内蔵されたデュープレックスフィルタ208bは、1本の送受信(TX/RX)ケーブル206bを用いて、部分帯域デュープレックスフィルタ402の中の部分帯域受信フィルタ(RX3)414と部分帯域送信フィルタ(TX3)416とに接続している。加えて、RBSnもデュープレックスフィルタ208bに接続しているLNA412を含む。フィルタユニット204b’に関係したのと同じフィルタ系が、アンテナ202b”を共有する複数のRBS(RBS1、RBS2……RBSn)の分岐Bと関係するフィルタユニット204b”を形成するために用いられる。
図4Bを参照すると、送受信機システム200bにおけるアンテナ202b’と202b”のそれぞれに対して周波数割り当ての例を示す図が示されている。適切な受信フィルタと送信フィルタを選択するだけで、複数のRBS(RBS1、RBS2……RBSn)が同じ周波数帯域を共有することができ、(例えば、TDMA、CDMA、WCDMA、及びGSMのような)異なる無線標準方式で動作することができるのはどのようにしてかを見て取ることが出来る。例えば、RSB2の分岐AはTX2を用いて1つの標準方式で動作する一方、RBS2の分岐Bは同じまたは別の標準方式でTX5を用いて動作できることが見て取れる。そして、RBS2の分岐AとRBS2の分岐BはRX2とRX5は、RX2とRX5とが一致しない異なる受信(RX)帯域を持っているので、受信(RX)ダイバシティ方式を用いない。
図5Aと5Bを参照すると、本発明に従う送受信機システム200cの第3実施例に関する2つの図が示されている。本発明の最初の2つの実施例と同様に、送受信機システム200cと、特に複数のRBS(RBS1、RBS2……RBSn)各々は、2つの分岐(分岐Aと分岐B)を持っている。明解な説明のために送受信機システム200cの分岐Aを最初に説明して、その後、分岐Aと実質的には同じフィルタユニットを持っている分岐Bについて、簡単に説明する。
図5Aに示すように、送受信機システム200cは、フィルタ構造204c’へ結合しているアンテナ202c’を含む。フィルタ構造204c’は多数の無線基地局(RBS1、RBS2……RBSn)の分岐Aに接続している。各RBS(RBS1、RBS2……RBSn)は、1本の送受信(TX/RX)ケーブル206cと、もし必要なら1本の受信(RX)ケーブル207cを使って、フィルタ構造204c’へ接続している。複数のRBS(RBS1、RBS2……RBSn)が1つのアンテナ202c’を共有可能とするために、各RBS(RBS1、RBS2……RBSn)はデュープレックスフィルタ208cを内蔵する。そして、フィルタ構造204c’は、この実施例では、ダイプレックス・デュープレックスフィルタ502を含み、(1つ以上のRBSが共存する場合には)スプリッタ504を持ったユニークな構成をしている。複数のRBS(RBS1、RBS2……RBSn)が同じ周波数帯域を共有することや、複数のRBS(RBS1、RBS2……RBSn)が(例えば、TDMA、CDMA、WCDMA、及びGSMのような)異なる無線標準方式で動作することの内、少なくともいずれかがあるとしても、複数のRBS(RBS1、RBS2……RBSn)が1つのアンテナ202c’を共有可能とするために、フィルタ構造204c’がどのように構成されるかについて、次に詳しく説明する。
送受信機システム200cに示されたRBS1とRBS2に関係するフィルタ構成要素を参照すると、フィルタ構造204c’は、ダイプレックス・デュープレックスフィルタ502とスプリッタ504とを含む。ダイプレックス・デュープレックスフィルタ502は、2つの全帯域受信(RX)フィルタ506、508と、2つの部分帯域送信(TX)フィルタ510、512とを含んでいる。見て分かるとおり、第1の全帯域受信(RX)フィルタ506は、第1の部分帯域送信フィルタ(TX1)510に接続している。そして、第2の全帯域受信(RX)フィルタ508は、第2の部分帯域送信フィルタ(TX2)512に接続しているが、アンテナ202c’には結合していない。第1のRBS1と、特にそこに内蔵されているデュープレックスフィルタ208cは、1本の送受信(TX/RX)ケーブル206cを用いて、ダイプレックス・デュープレックスフィルタ502の中の全帯域受信(RX)フィルタ506と第1の部分帯域送信フィルタ(TX1)510に接続している。加えて、第1のRBS1は、LNA(LNA)514と、受信(RX)ケーブル207cを通してスプリッタ504とのインタフェースとなるカップラ516とを含む。このように、スプリッタ504は、ダイプレックス・デュープレックスフィルタ502の中の全帯域受信(RX)フィルタ506から受信した受信(RX)信号をダイプレックス・デュープレックスフィルタ502の中の受信(RX)フィルタ508に接続する。第2のRBS2と、特に、そこに内蔵されたデュープレックスフィルタ208cは、ダイプレックス・デュープレックスフィルタ502の中の第2の全帯域受信(RX)フィルタ508と第2の部分帯域送信フィルタ(TX2)512に接続するために1本の送受信(TX/RX)ケーブル206cを用いている。RBS2はまた、LNA514を含んでいる。このフィルタユニットを見ると、RBS1はアンテナ202c’に加えられた受信(RX)信号を受信することができ、TX1帯域内の送信(TX)信号をアンテナ202c’を用いて送信することができる。一方、RBS2は、アンテナ202c’に加えられた受信(RX)信号をスプリッタ504を介して受信することができ、TX2帯域内の送信(TX)信号をアンテナ202c’を用いて送信することができる。
RBS1とRBS2に加えて、送受信機システム200cの中にあるか、或はそのシステムに加えられるRBS各々に関して、フィルタ構造204c’と、特にダイプレックス・デュープレックスフィルタ502は、(RXフィルタ518として示されている)もうひとつの全帯域受信(RX)フィルタ518と、(TX3フィルタ520として示されている)もうひとつの部分帯域送信(TX)フィルタ520とを含んでいる。全帯域受信(RX)フィルタ518は、部分帯域送信フィルタ(TX3)520に接続しているが、アンテナ202c’には結合していない。(RBSnと示されている)付加されたRBSと、特にそこに内蔵されたデュープレックスフィルタ208cは、1本の送受信(TX/RX)ケーブル206cを用いてダイプレックス・デュープレックスフィルタ502に接続している。RBSnはまた、LNA514を含んでいる。このフィルタユニットをみると、RBSnは、アンテナ202c’に加えられた受信(RX)信号をスプリッタ504を介して受信でき、TX3帯域内の送信(TX)信号をアンテナ202c’を用いて送信することができる。フィルタユニット204c’に関係したのと同じフィルタ系が、アンテナ202c”を共有する複数のRBS(RBS1、RBS2……RBSn)の分岐Bと関係するフィルタ構造204c”を形成するために用いられる。
図5Bを参照すると、送受信機システム200cにおけるアンテナ202c’と202c”の夫々に対する代表的な波数割り当てを示す図が示されている。適切な受信フィルタと送信フィルタを選択するだけで、複数のRBS(RBS1、RBS2……RBSn)が同じ周波数帯域を共有することができ、(例えば、TDMA、CDMA、WCDMA、及びGSMのような)異なる無線標準方式で動作することができるのはどのようにしてかを見て取ることが出来る。例えば、RSB1の分岐AはTX1を用いて1つの標準方式で動作する一方、RBS1の分岐Bは同じまたは別の標準方式でTX4を用いて動作できることが見て取れる。そして、RBS1の分岐AとRBS1の分岐Bは同じ受信帯域を持っているので、受信(RX)ダイバシティ方式を用いることが理解できる。RBS2は、隣接帯域で異なった標準方式で動作することが理解できる。
送受信機システム200aと200cとを比較すると、送受信機システム200cは送受信機システム200aよりも挿入損失が(〜1dB)低いということに注目すべきである。なぜならば、RBS2から送信される送信(TX)信号は、送受信機システム200cにおいては1つのフィルタ512を通るだけなのに対して,送受信機システム200aでは2つの送信フィルタ312、316を通過するからである。また、分岐あたり送受信機システム200aはダイプレックスフィルタ302と別のデュープレックスフィルタ304を用いているが、送受信機システム200cは1つのダイプレックス・デュープレックスフィルタ502を用いていることにも注目すべきである。
図6Aと6Bを参照すると、本発明に従う送受信機システム200dの第4実施例に関係する2つの図が示されている。本発明の最初の3つの実施例と同様に、送受信機システム200dと、特に複数のRBS(RBS1、RBS2……RBSn)各々は2つの分岐(分岐Aと分岐B)を持っている。明解な説明のために、送受信機システム200dの分岐Aを最初に説明して、その後、分岐Aと実質的には同じフィルタユニットを持っている分岐Bについて、簡単に説明する。
図6Aに示すように、送受信機システム200dはフィルタユニット204d’へ結合しているアンテナ202d’を含む。フィルタユニット204d’は多数の無線基地局(RBS1、RBS2……RBSn)の分岐Aに接続している。各RBS(RBS1、RBS2……RBSn)は、1本の送受信(TX/RX)ケーブル206dを使ってフィルタユニット204d’へ接続している。複数のRBS(RBS1、RBS2……RBSn)が1つのアンテナ202d’を共有可能とするために、各RBS(RBS1、RBS2……RBSn)はデュープレックスフィルタ208dを内蔵している。そして、フィルタユニット204d’は、この実施例では、ダイプレックス・デュープレックスフィルタ602を含み、分割器機能を持った低雑音増幅器(LNA)604を持ったユニークな構成をしている。複数のRBS(RBS1、RBS2……RBSn)が同じ周波数帯域を共有することや、複数のRBS(RBS1、RBS2……RBSn)が(例えば、TDMA、CDMA、WCDMA、及びGSMのような)異なる無線標準方式で動作することの内、少なくともいずれかのことがあるとしても、複数のRBS(RBS1、RBS2……RBSn)が1つのアンテナ202d’を共有可能とするために、フィルタユニット204d’がどのように構成されるかについて、次に詳しく説明する。
送受信機システム200dに示されたRBS1とRBS2に関係するフィルタ構成要素を参照すると、フィルタユニット204d’は、ダイプレックス・デュープレックスフィルタ602とLNA604とスプリッタ機能とを含む。ダイプレックス・デュープレックスフィルタ602は、2つの全帯域受信(RX)フィルタ606、608と、2つの部分帯域送信(TX)フィルタ610、612とを含んでいる。見て分かるとおり、第1の全帯域受信(RX)フィルタ606は、LNA604を介して第1の部分帯域送信フィルタ(TX1)610に接続している。そして、第2の全帯域受信(RX)フィルタ608は、第2の部分帯域送信フィルタ(TX2)612に接続しているが、アンテナ202d’には結合していない。第1のRBS1と、特にそこに内蔵されたデュープレックスフィルタ208dは、1本の送受信(TX/RX)ケーブル206dを用いて、LNA604とダイプレックス・デュープレックスフィルタ602の中の第1の部分帯域送信フィルタ(TX1)610とに接続している。加えて、第1のRBS1は、低雑音増幅器(LNA)614を含む。LNA604は、ダイプレックス・デュープレックスフィルタ602の中の全帯域受信(RX)フィルタ606から受信した受信(RX)信号をダイプレックス・デュープレックスフィルタ602の中の受信(RX)フィルタ608に接続する。第2のRBS2と、特にそこに内蔵したデュープレックスフィルタ208dは、ダイプレックス・デュープレックスフィルタ602の中の第2の全帯域受信(RX)フィルタ608と第2の部分帯域送信フィルタ(TX2)612とに接続するために1本の送受信(TX/RX)ケーブル206dを用いている。RBS2はまた、LNA614を含んでいる。このフィルタユニットから見ると、RBS1は、アンテナ202d’に加えられた受信(RX)信号をLNA604を介して受信することができ、TX1帯域内の送信(TX)信号をアンテナ202d’を用いて送信することができる。一方、RBS2は、アンテナ202d’に加えられた受信(RX)信号をLNA604を介して受信することができ、TX2帯域内の送信(TX)信号をアンテナ202d’を用いて送信することができる。
RBS1とRBS2に加えて、送受信機システム200dの中にあるか、或はそのシステムに加えられる各RBSに関し、フィルタユニット204d’と、特にダイプレックス・デュープレックスフィルタ602は、(RXフィルタ618として示されている)もうひとつの全帯域受信(RX)フィルタ618と、(TX3フィルタ620として示されている)もうひとつの部分帯域送信(TX)フィルタ620を含んでいる。全帯域受信(RX)フィルタ618は、LNA604と部分帯域送信フィルタ(TX3)620に接続しているが、アンテナ202d’には結合していない。(RBSnと示された)付加されたRBSと、特にそこに内蔵されたデュープレックスフィルタ208dは、1本の送受信(TX/RX)ケーブル206dを用いてダイプレックス・デュープレックスフィルタ602に接続している。RBSnはまた、LNA614を含んでいる。このフィルタユニットからみると、RBSnは、アンテナ202d’に加えられた受信(RX)信号をLNA604を介して受信でき、TX3帯域内の送信(TX)信号をアンテナ202d’を用いて送信することができる。フィルタユニット204d’に関係したのと同じフィルタ系がアンテナ202d”を共有する複数のRBS(RBS1、RBS2……RBSn)の分岐Bと関係するフィルタユニット204d”を形成するために用いられる。
図6Bを参照すると、送受信機システム200dにおけるアンテナ202d’と202d”の夫々に対する代表的な周波数割り当てを示す図が示されている。適切な受信フィルタと送信フィルタを選択するだけで、複数のRBS(RBS1、RBS2……RBSn)が同じ周波数帯域を共有することができ、(例えば、TDMA、CDMA、WCDMA、及びGSMのような)異なる無線標準方式で動作することができるのはどのようにしてかを見て取ることが出来る。例えば、RBS1の分岐AはTX1を用いて1つの標準方式で動作する一方、RBS1の分岐Bは同じまたは別の標準方式でTX4を用いて動作できることが見て取れる。そして、RBS1の分岐AとRBS1の分岐Bは、両方が同じ受信帯域を持っているので、受信(RX)ダイバシティ方式を用いることが理解される。RBS2は隣接帯域で異なった標準方式で動作することができることも理解できる。
送受信機システム200cと200dとを比較すると、送受信機システム200dは、RBS1の中にカップラ516とそれに付随する受信(RX)ケーブル207cを持たないし、送受信機システム200cに示したようなスプリッタ504も持たないということに注目すべきである。しかしながら、送受信機システム200dは、複数のRBSの外側に能動部品であるLNA604が付加されている。更にその上、送受信機システム200dと、特にRBS1は、送受信機システム200cにおけるRBS1に比べて受信(RX)特性が少し悪化する。
認識すべきこととして、上記のフィルタ構造の全てにおいて、“タワーマウントアンプ”(TMA)(不図示)が、必要に応じて容易に組み込むことができる。そして、フィルタ構造がスプリッタを含んでいる図3Aと図5Aにおいて、このスプリッタ機能を実施するほかの方法があり、それは2つのカップラをRBSの中に設置することである。
送受信機システム200a、200b、200c、200dに関連するある詳細な構成や構成要素はこの産業分野では公知であることは理解すべきである。それゆえに、明解な説明のために、上述の説明では、本発明を理解するためには必要はない、送受信機システム200a、200b、200c、200dに関連する公知の詳細な構成や構成要素については省略している。最後に、ダイプレックスフィルタとは通常は、1つの帯域(例えば、1900MHz帯)の信号を他の帯域(例えば、800MHz帯)からフィルタするものであると理解されたい。また、デュープレックスフィルタは、受信(RX)帯域から送信(TX)帯域をフィルタするものである。
図7には、本発明に従う図2、図3A、図4A、図5A、図6Aに示した送受信機システム700を構築するための好適な方法700の工程を示しているフローチャートが示されている。この方法はステップ702で始まり、送受信機システム200の中に用いられる複数のRBSの各分岐にアンテナ202が備えられる。ステップ704では、(1つ以上の)ダイプレックスフィルタと、(1つ以上の)デュープレックスフィルタと、(1つ以上の)部分帯域デュープレックスフィルタと、(1つ以上の)ダイプレックス・デュープレックスフィルタと、(1つ以上の)スプリッタと、(1つ以上の)LNAとの内の少なくともいずれかのユニークな組み合わせをもつフィルタ構造204が備えられる(図3A、図4A、図5A、図6Aを参照)。ステップ706では、各RBS(RBS1、RBS2……RBSn)がデュープレックスフィルタ208を内蔵する少なくとも2つの無線基地局RBS(RBS1、RBS2……RBSn)が備えられる。複数のRBS(RBS1、RBS2……RBSn)が同じ周波数帯域を共有することや、複数のRBS(RBS1、RBS2……RBSn)が(例えば、TDMA、CDMA、WCDMA、及びGSMのような)異なる無線標準方式で動作することの内、少なくともいずれかのことがあるとしても、全てのRBS(RBS1、RBS2……RBSn)が1つのアンテナ202を共有可能とするように構成されたフィルタ構造204に、各RBS(RBS1、RBS2……RBSn)、特に各デュープレックスフィルタ208を接続する。フィルタ構造204の4つの構成例を図3〜図6に関して説明した。
本発明の4つの実施例が添付図面と前述の詳細な説明で例示したが、本発明は開示された実施例に限定されるものではなく、添付した請求の範囲に記載され定義された本発明の精神を逸脱することなく、数多くの再構成、変形、及び代用が可能であることを理解されたい。
国際公開第92/12579号パンフレットで開示された従来の送受信機システムのブロック図である。 本発明に従う送受信機システムの基本構成要素を示すブロック図である。 本発明に従う図2に示した送受信機システムの第1実施例の基本構成要素を示すブロック図である。 本発明に従う図3Aに示した送受信機システムに関わる代表的な周波数割り当てを示す図である。 本発明に従う図2に示した送受信機システムの第2実施例の基本構成要素を示すブロック図である。 本発明に従う図4Aに示した送受信機システムに関わる代表的な周波数割り当てを示す図である。 本発明に従う図2に示した送受信機システムの第3実施例の基本構成要素を示すブロック図である。 本発明に従う図5Aに示した送受信機システムに関わる代表的な周波数割り当てを示す図である。 本発明に従う図2に示した送受信機システムの第4実施例の基本構成要素を示すブロック図である。 本発明に従う図6Aに示した送受信機システムに関わる代表的な周波数割り当てを示す図である。 本発明に従う図2、図3A、図4A、図5A、及び図6Aに示した送受信機システムを構成するための好適な方法のステップを示すフローチャートである。

Claims (36)

  1. アンテナと、
    フィルタユニットと、
    夫々がデュープレックスフィルタを内蔵しており、全てが前記アンテナに結合した前記フィルタユニットに接続している複数の無線基地局とを有し、
    前記複数の無線基地局が、たとえひとつの周波数帯域を共有し、そして、たとえ前記複数の無線基地局が異なる無線標準方式で動作したとしても、前記複数の無線基地局は前記アンテナを共有することを特徴とする送受信機システム。
  2. 前記フィルタユニットは、
    前記アンテナと結合しているダイプレックスフィルタと、
    第1のデュープレックスフィルタとを含み、
    前記ダイプレックスフィルタは、
    全帯域受信(RX)フィルタと、
    2つの部分帯域送信(TX)フィルタとを含み、
    前記全帯域受信(RX)フィルタは、第1の部分帯域送信(TX)フィルタに接続され、
    前記第1のデュープレックスフィルタは、
    前記ダイプレックスフィルタの中の第2の部分帯域送信(TX)フィルタに接続された送信(TX)フィルタと、
    受信(RX)フィルタとを含み、
    第1の無線基地局は、前記ダイプレックスフィルタ中の前記全帯域受信(RX)フィルタと前記第1の部分帯域送信(TX)フィルタとに接続しているデュープレックスフィルタを内蔵しており、
    前記第1の無線基地局は、前記ダイプレックスフィルタの中の前記全帯域受信(RX)フィルタから受信した受信(RX)信号を前記第1のデュープレックスフィルタの中の受信(RX)フィルタへ接続するスプリッタとのインタフェースをもち、
    第2の無線基地局は、前記第1のデュープレックスフィルタ中の前記送信(TX)フィルタと前記(RX)受信フィルタとに接続しているデュープレックスフィルタを内蔵していることを特徴とする請求項1に記載の送受信機システム。
  3. 前記ダイプレックスフィルタは、
    第3の部分帯域送信(TX)フィルタと、
    第2のデュープレックスフィルタとを含み、
    前記第2のデュープレックスフィルタは、
    前記ダイプレックスフィルタの中の前記第3の部分帯域送信(TX)フィルタに接続している送信(TX)フィルタと、
    受信(RX)フィルタとを含み、
    第3の無線基地局は、前記スプリッタから前記受信(RX)信号を受信する前記受信(RX)フィルタを有している前記第2のデュープレックスフィルタの中の前記送信(TX)フィルタと前記受信(RX)フィルタとに接続しているデュープレックスフィルタを内蔵していることを特徴とする請求項2に記載の送受信機システム。
  4. 前記フィルタユニットは、
    前記アンテナと結合された部分帯域デュープレックスフィルタを含み、
    前記部分帯域デュープレックスフィルタは、
    2つの部分帯域受信(RX)フィルタと、
    2つの部分帯域送信(TX)フィルタとを含み、
    第1の部分帯域受信(RX)フィルタが第1の部分帯域送信(TX)フィルタに接続され、第2の部分帯域受信(RX)フィルタが第2の部分帯域送信(TX)フィルタに接続され、
    第1の無線基地局は、前記部分帯域デュープレックスフィルタの中の前記第1の部分帯域受信(RX)フィルタと前記第1の部分帯域送信(TX)フィルタとに接続されたデュープレックスフィルタを内蔵しており、
    第2の無線基地局は、前記部分帯域デュープレックスフィルタの中の前記第2の部分帯域受信(RX)フィルタと前記第2の部分帯域送信(TX)フィルタとに接続されたデュープレックスフィルタを内蔵していることを特徴とする請求項1に記載の送受信機システム。
  5. 前記部分帯域デュープレックスフィルタはさらに、
    第3の部分帯域受信(RX)フィルタと、
    第3の部分帯域送信(TX)フィルタとを含み、
    前記第3の部分帯域受信(RX)フィルタは、第3の部分帯域送信(TX)フィルタに接続され、
    第3の無線基地局は、前記部分帯域デュープレックスフィルタの中の前記第3の部分帯域受信(RX)フィルタと前記第3の部分帯域送信(TX)フィルタとに接続されたデュープレックスフィルタを内蔵していることを特徴とする請求項4に記載の送受信機システム。
  6. 前記フィルタユニットは、
    アンテナと、
    前記アンテナに結合されたダイプレックス・デュープレックスフィルタとを含み、
    前記ダイプレックス・デュープレックスフィルタは、
    2つの全帯域受信(RX)フィルタと、
    2つの部分帯域送信(TX)フィルタとを含み、
    第1の全帯域受信(RX)フィルタが第1の部分帯域送信(TX)フィルタに接続され、第2の全帯域受信(RX)フィルタが第2の部分帯域送信(TX)フィルタに接続され、
    第1の無線基地局は、前記ダイプレックス・デュープレックスフィルタの中の前記第1の全帯域受信(RX)フィルタと前記第1の部分帯域送信(TX)フィルタとに接続されたデュープレックスフィルタを内蔵し、
    前記第1の無線基地局は、前記第1の全帯域受信(RX)フィルタから受信した受信(RX)信号を前記ダイプレックス・デュープレックスフィルタの中の前記第2の全帯域受信(RX)フィルタへ接続するスプリッタとのインタフェースをもち、
    第2の無線基地局は、前記ダイプレックス・デュープレックスフィルタの中の前記第2の全帯域受信(RX)フィルタと前記第2の部分帯域送信(TX)フィルタとに接続されたデュープレックスフィルタを内蔵していることを特徴とする請求項1に記載の送受信機システム。
  7. 前記ダイプレックス・デュープレックスフィルタはさらに、
    第3の全帯域受信(RX)フィルタと、
    第3の部分帯域送信(TX)フィルタとを含み、
    前記第3の全帯域受信(RX)フィルタは前記第3の全帯域送信(TX)フィルタに接続され、
    第3の無線基地局は、前記ダイプレックス・デュープレックスフィルタの中の前記第3の全帯域受信(RX)フィルタと前記第3の部分帯域送信(TX)フィルタとに接続されたデュープレックスを内蔵し、
    前記第3の全帯域受信(RX)フィルタは、前記アンテナには接続されるのではなく、代わりに前記スプリッタからの前記受信(RX)信号を受信することを特徴とする請求項6に記載の送受信機システム。
  8. 前記フィルタユニットは、
    アンテナと、
    前記アンテナに接続されたダイプレックス・デュープレックスフィルタとを含み、
    前記ダイプレックス・デュープレックスフィルタは、
    2つの全帯域受信(RX)フィルタと、
    2つの部分帯域送信(TX)フィルタとを含み、
    第2の全帯域受信(RX)フィルタは第2の部分帯域送信(TX)フィルタに接続され、
    第1の無線基地局は、低雑音増幅器を介して第1の全帯域受信(RX)フィルタに接続され、前記ダイプレックス・デュープレックスフィルタの中の第1の部分帯域送信(TX)フィルタにも接続されたデュープレックスフィルタを内蔵し、
    前記低雑音増幅器は、前記第1の全帯域受信(RX)フィルタから受信した受信(RX)信号を前記ダイプレックス・デュープレックスフィルタの中の前記第2の全帯域受信(RX)フィルタに接続し、前記第2の全帯域受信(RX)フィルタは、前記アンテナには結合されておらず、
    第2の無線基地局は、前記ダイプレックス・デュープレックスフィルタの中の前記第2の全帯域受信(RX)フィルタと前記第2の部分帯域送信(TX)フィルタとに接続されたデュープレックスフィルタを内蔵していることを特徴とする請求項1に記載の送受信機システム。
  9. 前記ダイプレックス・デュープレックスフィルタはさらに、
    第3の全帯域受信(RX)フィルタと、
    第3の部分帯域送信(TX)フィルタとを含み、
    前記第3の全帯域受信(RX)フィルタは前記第3の部分帯域送信(TX)フィルタに接続され、
    第3の無線基地局は、前記ダイプレックス・デュープレックスフィルタの中の前記第3の全帯域受信(RX)フィルタと前記第3の部分帯域送信(TX)フィルタとに接続されたデュープレックスフィルタを内蔵し、
    前記第3の全帯域受信(RX)フィルタは前記アンテナには接続されず、代わりに前記低雑音増幅器からの前記受信(RX)信号を受信することを特徴とする請求項8に記載の送受信機システム。
  10. 前記無線標準方式は、
    時分割多元接続(TDMA)と、
    符号分割多元接続(CDMA)と、
    広帯域符号分割多元接続(WCDMA)と、
    汎欧州デジタル移動電話方式(GSM)とを含むことを特徴とする請求項1に記載の送受信機システム。
  11. 送受信機システムを構築する方法であって、
    アンテナを備える工程と、
    フィルタユニットを備える工程と、
    夫々が、前記アンテナに接続された前記フィルタユニットに接続されたデュープレックスフィルタを内蔵した少なくとも2つの無線基地局を備える工程とを有し、
    たとえ前記少なくとも2つの無線基地局が周波数帯域を共有し、たとえ前記少なくとも2つの無線基地局が異なる無線標準方式で動作しても、前記少なくとも2つ無線基地局は前記アンテナを共有することを特徴とする方法。
  12. 前記フィルタユニットは、
    前記アンテナに接続されたダイプレックスフィルタと、
    第1のデュープレックスフィルタとを含み、
    前記ダイプレックスフィルタは、
    全帯域受信(RX)フィルタと、
    2つの部分帯域送信(TX)フィルタとを含み、
    前記全帯域受信(RX)フィルタは第1の部分帯域送信(TX)フィルタに接続され、
    前記第1のデュープレックスフィルタは、
    前記ダイプレックスフィルタの中の第2の部分帯域送信(TX)フィルタに接続された送信(TX)フィルタと、
    受信(RX)フィルタとを含み、
    第1の無線基地局は、前記ダイプレックスフィルタの中の前記全帯域受信(RX)フィルタと前記第1の部分帯域送信(TX)フィルタとに接続されたデュープレックスフィルタを内蔵し、
    前記第1の無線基地局は、前記ダイプレックスフィルタの中の前記全帯域受信(RX)フィルタから受信した受信(RX)信号を前記第1のデュープレックスフィルタの中の前記受信(RX)フィルタに結合するスプリッタとのインタフェースをもち、
    第2の無線基地局は、前記第1のデュープレックスフィルタ中の前記送信(TX)フィルタと前記受信(RX)フィルタとに接続されたデュープレックスフィルタを内蔵していることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 前記少なくとも2つの無線基地局を備える工程は、前記少なくとも2つの無線基地局に新しい無線基地局を付加する工程を含み、
    前記付加する工程において、
    前記ダイプレックスフィルタはさらに、
    第3の部分帯域送信(TX)フィルタと、
    第2のデュープレックスフィルタとを含み、
    前記第2のデュープレックスフィルタは、
    前記ダイプレックスフィルタの中の前記第3の部分帯域送信(TX)フィルタに接続された送信(TX)フィルタと、
    受信(RX)フィルタとを含み、
    前記新しい無線基地局は、前記スプリッタから前記受信(RX)信号を受信する前記受信(RX)フィルタを有している前記第2のデュープレックスフィルタの中の前記送信フィルタと前記受信フィルタとに接続されたデュープレックスフィルタを内蔵していることを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 前記フィルタユニットは、
    前記アンテナと結合している部分帯域デュープレックスフィルタを含み、
    前記部分帯域デュープレックスフィルタは、
    2つの部分帯域受信(RX)フィルタと、
    2つの部分帯域送信(TX)フィルタとを含み、
    第1の部分帯域受信(RX)フィルタが第1の部分帯域送信(TX)フィルタに接続され、第2の部分帯域受信(RX)フィルタが第2の部分帯域送信(TX)フィルタに接続され、
    第1の無線基地局は、前記部分帯域デュープレックスフィルタの中の前記第1の部分帯域受信(RX)フィルタと前記第1の部分帯域送信(TX)フィルタとに接続されたデュープレックスフィルタを内蔵し、
    第2の無線基地局は、前記部分帯域デュープレックスフィルタの中の前記第2の部分帯域受信(RX)フィルタと前記第2の部分帯域送信(TX)フィルタとに接続されたデュープレックスフィルタを内蔵していることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  15. 前記少なくとも2つの無線基地局を備える工程は、前記少なくとも2つの無線基地局に新しい無線基地局を付加する工程を含み、
    前記付加する工程において、
    前記部分帯域デュープレックスフィルタはさらに、
    第3の部分帯域受信(RX)フィルタと、
    第3の部分帯域送信(TX)フィルタとを含み、
    前記第3の部分帯域受信(RX)フィルタは前記第3の部分帯域送信(TX)フィルタに接続され、
    前記新しい無線基地局は、前記部分帯域デュープレックスフィルタの中の前記第3の部分帯域受信(RX)フィルタと前記第3の部分帯域送信(TX)フィルタとに接続されたデュープレックスフィルタを内蔵していることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 前記フィルタユニットは、
    前記アンテナに結合されたダイプレックス・デュープレックスフィルタを含み、
    前記ダイプレックス・デュープレックスフィルタは、
    2つの全帯域受信(RX)フィルタと、
    2つの部分帯域送信(TX)フィルタとを含み、
    第1の全帯域受信(RX)フィルタは第1の部分帯域送信(TX)フィルタに接続され、第2の全帯域受信(RX)フィルタは第2の部分帯域送信(TX)フィルタに接続され、
    第1の無線基地局は、前記ダイプレックス・デュープレックスフィルタ中の前記第1の全帯域受信(RX)フィルタと前記第1の部分帯域送信(TX)フィルタとに接続されたデュープレックスフィルタを内蔵しており、
    前記第1の無線基地局は、前記第1の全帯域受信(RX)フィルタから受信した受信(RX)信号を前記ダイプレックス・デュープレックスフィルタの中の前記第2の全帯域受信(RX)フィルタへ接続するスプリッタとのインタフェースをもち、
    第2の無線基地局は、前記ダイプレックス・デュープレックスフィルタの中の前記第2の全帯域受信(RX)フィルタと前記第2の部分帯域送信(TX)フィルタとに接続されたデュープレックスフィルタを内蔵していることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  17. 前記少なくとも2つの無線基地局を備える工程は、前記少なくとも2つの無線基地局に新しい無線基地局を付加する工程を含み、
    前記付加する工程において、
    前記ダイプレックス・デュープレックスフィルタはさらに、
    第3の全帯域受信(RX)フィルタと
    第3の部分帯域送信(TX)フィルタとを更に含み、
    前記第3の全帯域受信(RX)フィルタは前記第3の部分帯域送信(TX)フィルタに接続され、
    前記新しい無線基地局は、前記ダイプレックス・デュープレックスフィルタの中の前記第3の全帯域受信(RX)フィルタと前記第3の部分帯域送信(TX)フィルタに接続されたデュープレックスフィルタを内蔵しており、
    前記第3の全帯域受信(RX)フィルタは前記アンテナに接続されるのではなく、代わりに前記スプリッタからの前記受信(RX)信号を受信することを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 前記フィルタユニットは、
    前記アンテナに結合されたダイプレックス・デュープレックスフィルタを含み、
    前記ダイプレックス・デュープレックスフィルタは、
    2つの全帯域受信(RX)フィルタと、
    2つの部分帯域送信(TX)フィルタとを含み、
    第2の全帯域受信(RX)フィルタは第2の部分帯域送信(TX)フィルタに接続され、
    第1の無線基地局は、低雑音増幅器を通して第1の全帯域受信(RX)フィルタに接続され、前記ダイプレックス・デュープレックスフィルタの中の第1の部分帯域送信(TX)フィルタにも接続されたデュープレックスフィルタを内蔵し、
    前記低雑音増幅器は、前記第1の全帯域受信(RX)フィルタから受信した受信(RX)信号を前記ダイプレックス・デュープレックスフィルタの中の前記第2の全帯域受信(RX)フィルタに接続し、
    前記第2の全帯域受信(RX)フィルタは前記アンテナには結合されず、
    第2の無線基地局は、前記ダイプレックス・デュープレックスフィルタの中の前記第2の全帯域受信(RX)フィルタと前記第2の部分帯域送信(TX)フィルタとに接続されたデュープレックスフィルタを内蔵することを特徴とする請求項11に記載の方法。
  19. 前記少なくとも2つの無線基地局を備える工程は、前記少なくとも2つの無線基地局に新しい無線基地局を付加する工程を含み、
    前記付加する工程において、
    前記ダイプレックス・デュープレックスフィルタは、
    第3の全帯域受信(RX)フィルタと、
    第3の部分帯域送信(TX)とを含み、
    前記第3の全帯域受信(RX)フィルタは前記第3の部分帯域送信(TX)フィルタに接続され、
    第3の無線基地局は、前記ダイプレックス・デュープレックスフィルタの中の前記第3の全帯域受信(RX)フィルタと前記第3の部分帯域送信(TX)フィルタとに接続されたデュープレックスフィルタを内蔵し、
    前記第3の全帯域受信(RX)フィルタは前記アンテナには接続されず、代わりに前記低雑音増幅器から前記受信(RX)信号を受信することを特徴とする請求項18記載の方法。
  20. 前記無線標準方式は、
    時分割多元接続(TDMA)と、
    符号分割多元接続(CDMA)と、
    広帯域符号分割多元接続(WCDMA)と、
    汎欧州デジタル移動電話方式(GSM)とを含むことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  21. 複数の無線基地局に夫々が内蔵された複数のデュープレックスフィルタに接続されたフィルタユニットに接続されたアンテナであって、
    たとえ前記複数の無線基地局が周波数帯域を共有し、たとえ前記複数の無線基地局が異なる無線標準方式で動作しても、前記複数の無線基地局は前記アンテナを共有することを特徴とするアンテナ。
  22. 前記フィルタユニットは、
    前記アンテナと結合したダイプレックスフィルタと、
    第1のデュープレックスフィルタとを含み、
    前記ダイプレックスフィルタは、
    全帯域受信(RX)フィルタと、
    2つの部分帯域送信(TX)フィルタとを含み、
    前記全帯域受信(RX)フィルタが第1の部分帯域送信(TX)フィルタに接続され、
    前記第1のデュープレックスフィルタは、
    前記ダイプレックスフィルタの中の第2の部分帯域送信(TX)フィルタに接続され送信フィルタと、
    受信フィルタとを含み、
    第1の無線基地局は、前記ダイプレックスフィルタの中の前記全帯域受信(RX)フィルタと前記第1の部分帯域送信(TX)フィルタとに接続されたデュープレックスフィルタを内蔵し、
    前記第1の無線基地局は、前記ダイプレックスフィルタの中の前記全帯域受信(RX)フィルタから受信した受信(RX)信号を前記第1のデュープレックスフィルタの中の前記受信フィルタに接続するスプリッタとのインタフェースともち、
    前記第2の無線基地局は、前記第1のデュープレックスフィルタの中の前記送信フィルタと前記受信フィルタとに接続されたデュープレックスフィルタを内蔵していることを特徴としている請求項21記載のアンテナ。
  23. 前記ダイプレックスフィルタは、
    第3の部分帯域送信(TX)フィルタと、
    第2のデュープレックスフィルタとを含み、
    前記第2のデュープレックスフィルタは、
    前記ダイプレックスフィルタの中の前記第3の部分帯域送信(TX)フィルタに接続している送信フィルタと、
    受信フィルタとを含み、
    第3の無線基地局は、前記スプリッタからの前記受信(RX)信号を受信する前記受信フィルタを有している前記第2のデュープレックスフィルタの中の前記送信フィルタと前記受信フィルタとに接続されるデュープレックスを内蔵していることを特徴とする請求項22に記載のアンテナ。
  24. 前記フィルタユニットは、
    前記アンテナと結合された部分帯域デュープレックスフィルタを含み、
    前記部分帯域デュープレックスフィルタは、
    2つの部分帯域受信(RX)フィルタと、
    2つの部分帯域送信(TX)フィルタとを含み、
    第1の部分帯域受信(RX)フィルタは第1の部分帯域送信(TX)フィルタに接続され、第2の部分帯域受信(RX)フィルタが第2の部分帯域送信(TX)フィルタに接続されており、
    第1の無線基地局は、前記部分帯域デュープレックスフィルタの中の前記第1の部分帯域受信(RX)フィルタと前記第1の部分帯域送信(TX)フィルタとに接続されたデュープレックスフィルタを内蔵し、
    第2の無線基地局は、前記部分帯域デュープレックスフィルタの中の前記第2の部分帯域受信(RX)フィルタと前記第2の部分帯域送信(TX)フィルタとに接続されたデュープレックスフィルタを内蔵していることを特徴とする請求項21に記載のアンテナ。
  25. 前記部分帯域デュープレックスフィルタはさらに、
    第3の部分帯域受信(RX)フィルタと、
    第3の部分帯域送信(TX)フィルタとを含み、
    前記第3の部分帯域受信(RX)フィルタは前記第3の部分帯域送信(TX)フィルタにされ、前記第3の部分帯域受信(RX)フィルタは、前記部分帯域デュープレックスフィルタの中の前記第3の部分帯域受信(RX)フィルタと前記第3の部分帯域送信(TX)フィルタとに接続されたデュープレックスフィルタを内蔵していることを特徴とする請求項24に記載のアンテナ。
  26. 前記フィルタユニットは、
    アンテナと、
    前記アンテナに結合されたダイプレックス・デュープレックスフィルタとを有し、
    前記ダイプレックス・デュープレックスフィルタは、
    2つの全帯域受信(RX)フィルタと、
    2つの部分帯域送信(TX)フィルタとを含み、
    第1の全帯域受信(RX)フィルタは第1の部分帯域送信(TX)フィルタに接続され、第2の全帯域受信(RX)フィルタは第2の部分帯域送信(TX)フィルタに接続され、
    第1の無線基地局は、前記ダイプレックス・デュープレックスフィルタの中の前記第1の全帯域受信(RX)フィルタと前記第1の部分帯域送信(TX)フィルタとに接続されたデュープレックスフィルタを内蔵し、
    前記第1の無線基地局は、前記第1の全帯域受信(RX)フィルタから受信した受信(RX)信号を前記ダイプレックス・デュープレックスフィルタの中の前記第2の全帯域受信(RX)フィルタに接続するスプリッタとのインタフェースをもち、
    第2の無線基地局は、前記ダイプレックス・デュープレックスフィルタの中の前記第2の全帯域受信(RX)フィルタと前記第2の部分帯域送信(TX)フィルタとに接続されたデュープレックスフィルタを内蔵していることを特徴とする請求項21に記載のアンテナ。
  27. 前記ダイプレックス・デュープレックスフィルタはさらに、
    第3の全帯域受信(RX)フィルタと、
    第3の部分帯域送信(TX)フィルタとを含み、
    前記第3の全帯域受信(RX)フィルタは前記第3の部分送信(RX)フィルタに接続され、
    第3の無線基地局は、前記ダイプレックス・デュープレックスフィルタの中の前記第3の全帯域受信(RX)フィルタと前記第3の部分帯域送信(TX)フィルタとに接続されたデュープレックスフィルタを内蔵し、前記第3の全帯域受信(RX)フィルタは前記アンテナには接続されず、代わりに前記スプリッタからの前記受信(RX)信号を受信することを特徴とする請求項26に記載のアンテナ。
  28. 前記フィルタユニットは、
    前記アンテナに結合されたダイプレックス・デュープレックスフィルタを含み、
    前記ダイプレックス・デュープレックスフィルタは、
    2つの全帯域受信(RX)フィルタと、
    2つの部分帯域送信(TX)フィルタとを含み、
    第2の全帯域受信(RX)フィルタは第2の部分帯域送信(TX)フィルタに接続され、
    第1の無線基地局は、低雑音増幅器を通して第1の全帯域受信(RX)フィルタに接続され、前記ダイプレックス・デュープレックスフィルタの中の第1の部分帯域送信(TX)フィルタにも接続されたデュープレックスフィルタを内蔵し、
    前記低雑音増幅器は、前記第1の全帯域受信(RX)フィルタから受信した受信(RX)信号を前記ダイプレックス・デュープレックスフィルタの中の第2の全帯域受信(RX)フィルタへ接続され、前記第2の全帯域受信(RX)フィルタは前記アンテナには結合されておらず、
    第2の無線基地局は、前記ダイプレックス・デュープレックスフィルタの中の前記第2の全帯域受信(RX)フィルタと前記第2の部分帯域送信(TX)フィルタとに接続されたデュープレックスフィルタを内蔵することを特徴とする請求項21に記載のアンテナ。
  29. 前記ダイプレックス・デュープレックスフィルタはさらに、
    第3の全帯域受信(RX)フィルタと、
    第3の部分帯域送信(TX)フィルタとを含み、
    前記第3の全帯域受信(RX)フィルタは前記第3の部分帯域送信(TX)フィルタに接続され、
    第3の無線基地局は、前記ダイプレックス・デュープレックスフィルタの中の前記第3の全帯域受信(RX)フィルタと前記第3の部分帯域送信(TX)フィルタとに接続されたデュープレックスフィルタを内蔵し、前記第3の全帯域受信(RX)フィルタは前記アンテナには接続されず、代わりに前記低雑音増幅器から前記受信(RX)信号を受信することを特徴とする請求項28に記載のアンテナ。
  30. 前記無線標準方式は、
    時分割多元接続(TDMA)と、
    符号分割多元接続(CDMA)と、
    広帯域符号分割多元接続(WCDMA)と、
    汎欧州デジタル移動電話方式(GSM)とを含むことを特徴とする請求項21に記載のアンテナ。
  31. 無線基地局であって、
    アンテナに結合されたフィルタユニットに接続されたデュープレックスフィルタを有し、
    別の無線基地局も前記フィルタユニットに結合されたデュープレックスフィルタを内蔵し、
    前記複数の無線基地局がたとえ周波数帯域を共有し、更には異なる無線標準方式で動作するとしても、前記複数の無線基地局は前記アンテナを共有することができることを特徴とする無線基地局。
  32. 前記フィルタユニットは、
    前記アンテナと結合されたダイプレックスフィルタと、
    第1のデュープレックスフィルタとを含み、
    前記ダイプレックスフィルタは、
    全帯域受信(RX)フィルタと、
    2つの部分帯域送信(TX)フィルタとを含み、
    前記全帯域受信(RX)フィルタは第1の部分帯域送信(TX)フィルタに接続され、
    前記第1のデュープレックスフィルタは、
    前記ダイプレックスフィルタの中の第2の部分帯域送信(TX)フィルタに接続されたしている送信(TX)フィルタと、
    受信(RX)フィルタとを含み、
    前記無線基地局は、前記ダイプレックスフィルタの中の前記全帯域受信(RX)フィルタと前記第1の部分帯域送信(TX)フィルタとに接続されたデュープレックスフィルタを内蔵し、
    前記無線基地局は、前記ダイプレックスフィルタの中の前記全帯域受信(RX)フィルタから受信した受信(RX)信号を前記第1のデュープレックスフィルタの中の前記受信(RX)フィルタへ接続するスプリッタとのインタフェースをもち、
    前記別の無線基地局は、前記第1のデュープレックスフィルタの中の前記送信フィルタと前記受信フィルタとに接続されたデュープレックスフィルタを内蔵することを特徴とする請求項31に記載の無線基地局。
  33. 前記フィルタユニットは、
    前記アンテナと結合している部分帯域デュープレックスフィルタを含み、
    前記部分帯域デュープレックスフィルタは、
    2つの部分帯域受信(RX)フィルタと、
    2つの部分帯域送信(TX)フィルタとを含み、
    第1の部分帯域受信(RX)フィルタが第1の部分帯域送信(TX)フィルタに接続され、第2の部分帯域受信(RX)フィルタが第2の部分帯域送信(TX)フィルタに接続され、
    前記初めの無線基地局は、前記部分帯域デュープレックスフィルタの中の前記第1の部分帯域受信(RX)フィルタと前記第1の部分帯域送信(TX)フィルタとに接続されたデュープレックスフィルタを内蔵し、
    前記別の無線基地局は、前記部分帯域デュープレックスフィルタの中の前記第2の部分帯域受信(RX)フィルタと前記第2の部分帯域送信(TX)フィルタとに接続されたデュープレックスフィルタを内蔵することを特徴とする請求項31に記載の無線基地局。
  34. 前記フィルタユニットは、
    前記アンテナに結合されたダイプレックス・デュープレックスフィルタと、
    2つの全帯域受信(RX)フィルタと、
    2つの部分帯域送信(TX)フィルタとを含み、
    第1の全帯域受信(RX)フィルタが第1の部分帯域送信(TX)フィルタに接続され、第2の全帯域受信(RX)フィルタが第2の部分帯域送信(TX)フィルタに接続され、
    前記無線基地局は、前記ダイプレックス・デュープレックスフィルタの中の前記第1の全帯域受信(RX)フィルタと前記第1の部分帯域送信(TX)フィルタとに接続されたデュープレックスフィルタを内蔵し、
    前記無線基地局は、前記第1の全帯域受信(RX)フィルタから受信した受信(RX)信号を前記ダイプレックス・デュープレックスフィルタの中の前記第2の全帯域受信(RX)フィルタへ接続するスプリッタとのインタフェースをもち、
    前記別の無線基地局は、前記ダイプレックス・デュープレックスフィルタの中の前記第2の全帯域受信(RX)フィルタと前記第2の部分帯域送信(TX)フィルタとに接続されたデュープレックスフィルタを内蔵することを特徴とする請求項31に記載の無線基地局。
  35. 前記フィルタユニットは、
    前記アンテナに結合されたダイプレックス・デュープレックスフィルタとを含み、
    前記ダイプレックス・デュープレックスフィルタは、
    2つの全帯域受信(RX)フィルタと、
    2つの部分帯域送信(TX)フィルタと
    を含み、
    第2の全帯域受信(RX)フィルタは第2の部分帯域送信(TX)フィルタに接続され、
    前記初めの無線基地局は、低雑音増幅器を介して第1の全帯域受信(RX)フィルタに接続され、前記ダイプレックス・デュープレックスフィルタの中の第1の部分帯域送信(TX)フィルタにも接続されたデュープレックスフィルタを内蔵し、
    前記低雑音増幅器は、前記第1の全帯域受信(RX)フィルタから受信した受信(RX)信号を前記ダイプレックス・デュープレックスフィルタの中の前記第2の全帯域受信(RX)フィルタへ接続し、前記第2の全帯域受信(RX)フィルタはアンテナには結合されず、
    前記別の無線基地局は、前記ダイプレックス・デュープレックスフィルタの中の前記第2の全帯域受信(RX)フィルタと前記第2の部分帯域送信(TX)フィルタとに接続されたデュープレックスフィルタを内蔵することを特徴とする請求項31に記載の無線基地局。
  36. 前記無線標準方式は、
    時分割多元接続(TDMA)と、
    符号分割多元接続(CDMA)と、
    広帯域符号分割多元接続(WCDMA)と、
    汎欧州デジタル移動電話方式(GSM)とを含むことを特徴とする請求項31に記載の無線基地局。
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