JP2007514365A - 回路素子 - Google Patents

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Abstract

N対の相補的なトランジスタを備える回路素子である。トランジスタは、トランジスタ対をサブ閾値で動作させるべく、比較的高い電圧レベル(VDD)および比較的低い電圧レベル(VSS)に接続される。N個の入力端子(X1、X2、...XN)はトランジスタの各対に接続される。制御端子(BP、BN)はトランジスタの入力ノードを制御すべく接続される。回路素子は、最小のトランジスタ数および最小の配線量によって、異なる論理機能間で機能を再構成し得る。

Description

本発明は、請求項1の導入部に記載の回路素子に関する。回路素子の消費電力は比較的小さく、したがって、回路素子は、宇宙工学、生体インプラント、ニューロモーフィック(neuromorphic)エレクトロニクス等の特殊分野のように特に超低消費電力の用途全般に適している。しかしながら、回路素子の用途は特殊分野に限定されるものではない。
制御システム、通信システム、計測システムなどでのデータの処理や計算においては、デジタルシステムが各種目的で用いられる。デジタル回路は、通常はバイナリ、すなわち2値のみを用いる離散(discreet)信号を利用する。離散信号を利用する利点として、エラーに対する信頼性が高く、回路の正確性が保証される点が挙げられる。
アナログシステムは、ある範囲内において連続的に変化するアナログ信号を利用する。このため、アナログシステムはデジタルシステムと比べてエラーに弱い。
通常、デジタルシステムは、算術(演算)機能(例えば、加算、減算、除算)と論理(演算)機能(例えばAND、OR、NAND、NOR、NOT)とを実行する中央処理装置(CPU)を備える。算術(演算)機能および論理(演算)機能は、相互に接続され多数の論理深度を有するネットワークを形成する、多数の論理ゲート又は回路素子等により実行される。通常、論理回路素子は1つ以上の入力および1つの出力を含む。入力の数は回路素子の「ファンイン(fan−in)」として表わされる。通常、ANDは2つの入力を伴う論理(演算)機能ANDを表し、AND3は3つの入力を伴う論理(演算)機能ANDを表す。「’」は反転を表す。
回路の設計に当たっては、その用途で求められるものについて特に考慮を行う必要がある。回路素子は、このような要求に応じて選択される、異なるタイプのトランジスタ、コンデンサ、抵抗等を含む。
CMOSトランジスタは4つのノードすなわち電極である、ソース、ドレイン、ゲート、ウェルを備えたデバイスである。CMOSトランジスタには、2つのタイプのトランジスタ、すなわちpチャネルMOSFETトランジスタおよびnチャネルMOSFETトランジスタが存在する。このようなトランジスタのほとんどの用途で、ウェルはソースに接続される。
処理装置の開発では、スピードに重点的に焦点が当てられる。処理装置の高速化に伴い電力要求が高まり動作温度が上昇する。処理装置は、例えば、バッテリ容量の関係から消費電力をあまり大きくできないラップトップコンピュータで使用される。
他の用途において、消費電力はスピードよりもはるかに重要である。このことは、宇宙工学、生体インプラントのユニット、ニューロモーフィックエレクトロニクス、ナノテクノロジ等に当てはまる。ニューラルネットワークのモデリングやシミュレートを行う電気回路などのニューロモーフィックエレクトロニクスでは、回路の入力および出力においてデジタル信号およびアナログ信号が併用されることが多い。
電気回路の動作電圧を低減し、これにより、トランジスタをいわゆるサブ閾値もしくは弱反転で動作させることが知られている。非特許文献1に、サブ閾値もしくは弱反転の領域で動作させることで消費電力を大幅に低減できることが記載されている。しかしながら、標準的な動作領域と比較して回路速度が低下するという弊害がある。
閾値論理は2つ以上の値を有する離散信号を利用する。例えば、3値論理は出力に3つの値を用い、4値論理は4つの値を用いる。閾値論理において、出力信号がバイナリすなわち論理0又は1であり、入力信号が複数の離散レベルであってもよい。
下記式により、一連の入力x1乃至xnの重み付き合計の符号(sign)fが与えられる。
Figure 2007514365
式中、(iは入力xiの重み、(は閾値、nは入力の数すなわちファンインである。これについては非特許文献2に記述がある。
閾値論理を利用した回路素子では、トランジスタの数および配線の量を低減できることが知られている。その結果、チップ領域が減少し、製造コストが抑制される。
非特許文献2では、閾値論理分野の技術的発展を歴史的観点から概観している。非特許文献2は、6つのトランジスタにより構成される多数派(majority)−少数派(minority)回路素子を開示する特許文献1に言及している。当該回路素子は論理NOR2もしくは論理NAND2回路素子として機能する。この回路の欠点として、出力前に信号を増幅するためのインバータを必要とする点が挙げられる。
米国特許第3715603号明細書 ソーエルマン(Soeleman H)、ロイ(Roy K)、ポール(Paul B)、「ロバスト超低電力サブ閾値DTMOSロジック(Robust Ultra-Low Power Sub-threshold DTMOS Logic)」、ISLPED2000、イタリア ベイウ(Beiu)、ヴァレリウ(Valeriu)他、「閾値論理のVLSI実装−概観(VLSI Implementations of Threshold Logic - A Comprehensive Survey)」、ニューラルネットワークに関するIEEEトランザクション(IEEE Transactions on neural networks)、2003年9月、第14巻、第5号
本発明の主な目的は超低消費電力の論理回路素子を提供することにある。回路素子のトランジスタ数および配線量は極めて少ない。
別の目的は、回路素子の機能をリアルタイムで再構成することにある。
本発明は請求項1の特徴部分に示される。本発明の別の態様は請求項5の特徴部分に示される。更に別の実施形態は従属請求項に記載される。
下記の実施形態例ではMOSトランジスタを使用している。しかしながら、本発明はMOSトランジスタを使用することに限定されない。一般的なトランジスタユニットを使用してもよい。トランジスタユニットとは、ノードに電圧および/又は電流を印加することで、当該ユニットにおける別のノード間の電流および/又は電圧特性を制御し得る任意のデバイスを意味する。本発明の回路素子では、トランジスタユニットは少なくとも4つのノードを有する。このようなユニットとして、例えば、ドレインノード、ソースノード、ゲートノード、ウェルノードを備えたMOS-トランジスタが挙げられる。
以下、添付図面を参照しながら本発明を説明する。
図1は本発明の一実施形態を示す。ここでは回路素子はN(=3)対のトランジスタを含む。NはN=2以上の数値をとることができる。入力端子毎に1対のトランジスタが設けられており、したがって、Nは入力端子数をも表している。デジタル出力信号が用いられる場合、回路素子に遅延が発生するため入力端子数は制限される。
トランジスタの各対はNMOSトランジスタMNおよびPMOSトランジスタMPからなる。第一のトランジスタ対はNMOSトランジスタMN1およびPMOSトランジスタMP1を有し、第二のトランジスタ対はNMOSトランジスタMN2およびPMOSトランジスタMP2を有し、第三のトランジスタ対はNMOSトランジスタMN3およびPMOSトランジスタMP3を有する。本実施形態において、トランジスタはソース、ドレイン、ゲート、ウェルの4つのノードすなわち電極を備えたデバイスである。NMOSトランジスタMNのドレインノードはPMOSトランジスタMPのドレインノードに接続される。更に第一のトランジスタ対のドレイン端子は第二のトランジスタ対のドレイン端子に接続され、第二のトランジスタ対のドレイン端子は第三のトランジスタ対のドレイン端子に接続される。
NMOSトランジスタのソースノードは、通常は接地すなわち0Vである比較的に低い電圧レベルVSSに接続される。PMOSトランジスタのソースノードは比較的に高い電圧レベルVDDに接続される。今日の標準的なCMOS集積回路の多くにおける供給電圧は3.3Vである。従って、トランジスタがサブ閾値もしくは弱反転で動作するよう、電圧レベルVDDは通常1V未満である。
更に、回路素子はN(=3)の入力端子X1、X2、X3を備える。入力端子X1はPMOSトランジスタMP1のゲートノードおよびNMOSトランジスタMN1のゲートノードの両方に接続され、入力端子X2はPMOSトランジスタMP2のゲートノードおよびNMOSトランジスタMN2のゲートノードに接続され、入力端子X3は同様にPMOSトランジスタMP3のゲートノードおよびNMOSトランジスタMN3のゲートノードの両方に接続される。
更に、回路素子は、PMOSトランジスタMP3のドレインノードおよびNMOSトランジスタMN3のドレイン端子に接続された出力端子CNを備える。当然ながら、出力端子CNは任意のトランジスタ対のドレインノードに接続されてもよい。
更に、回路素子は、NMOSトランジスタMN1、MN2、MN3の各ウェルノードに接続された制御端子BN、およびPMOSトランジスタMP1、MP2、MP3の各ウェルノードに接続された制御端子BPを備える。
この回路素子はある領域に用途を有する。そのうちのいくつかを以下の例によって詳述する。
例1:論理NAND3、NOR3あるいはCARRY'としての回路素子
以下、図1を参照しながら例1を説明する。この例では、端子VSSおよびBNにおける電圧レベルは0Vであり、端子VDDにおける電圧は0.7Vである。このことから、トランジスタがサブ閾値領域で動作していることがわかる。制御端子BPの電圧レベルを変更することで、出力端子CNの電圧レベルは入力端子X1、X2、X3上の異なる論理電圧レベルについてシミュレートされる。
この例では、端子VSSおよびBNはいずれも0Vであるため、制御端子BNについては省くことができる。論理機能をBPにより制御せずに、端子BPを省き、回路をBNにより制御してもよい。この場合、PMOSトランジスタのウェルノードは、通常ソースノードに接続される。短絡された制御端子BNおよびBPにより回路を制御することも想定されよう。また、回路機能を制御する目的で端子BNおよびBPを同時に使用してもよい。
これらのシミュレーションはコンピュータプログラムAimSpice上で実行される。シミュレーション結果を図3、図4、図5に示すようにグラフ形式で表示するために、結果はコンピュータプログラムMatLabに供給される。
図3において、制御端子BPの電圧レベルは0.2Vである。シミュレーション結果を下表に論理値として表示する。
Figure 2007514365
表からわかるように、全ての入力端子が論理値1を有するときのみ出力端子は論理値0を有する。これはNAND機能に相当する。
図4において、制御端子BPの電圧レベルは0.7Vである。シミュレーション結果を下表に論理値として表示する。
Figure 2007514365
図2よりわかるように、出力端子は、全ての入力端子が論理値0を有するときのみ論理値1を有する。これはNOR機能に相当する。
図5において、制御端子BPの電圧レベルは0.342Vである。シミュレーション結果を下表に論理値として表示する。
Figure 2007514365
表3から、論理値1を有する入力が存在しない、あるいは1つしかない場合、出力端子は論理値1を有することがわかる。2つ又は3つの入力端子が論理値1を有する場合、出力端子は論理値0を有する。これはCARRY'機能に相当する。
ゆえに、本実施形態において、6つのトランジスタのみを使用することによって、制御端子BP上の信号に応じて論理NAND3、論理NOR3、CARRY'の間でリアルタイムに再構成を行うことが可能な回路素子が得られる。当然ながら、制御端子BPは別個の制御回路を必要とするが、トランジスタ総数を実質的に減らすべく、単一チップ上で多数の回路素子を同一の制御回路により同時に制御することができる。
例2:全加算器としての回路素子
図2を参照しながら以下の例を説明する。上述した2つの回路素子を、後述の如く直列に接続することにより全加算器が構成される。入力端子x1、x2、x3、比較的に低い電圧レベルVSS用端子、比較的に高い電圧レベルVDD用端子、並びに両回路素子の制御端子BNは、全て既述の方法で接続される。回路素子は、第一の回路素子の出力端子CNが第二の回路素子の制御端子BPに接続されるよう、直列に接続される。第一の回路素子はトランジスタ対MP1-3、MN1-3を有し、一方第二の回路素子はトランジスタ対MP4-6、MN4-6を有する。
第一の回路素子の制御端子BPは上述のものと同様である。第二の回路素子の出力端子SNは、(第一の回路素子の)出力端子CNをMP3およびMN3のドレインノードに接続したのと同様の方法にて、PMOSトランジスタMP6のドレインノードおよびNMOSトランジスタMN6のドレインノードに接続される。
本発明の全加算器は2つのトランジスタ対を追加して構成される。第一の回路素子の出力端子CNは、PMOSトランジスタMP7のゲートノードおよびNMOSトランジスタMN7のゲートノードの両方に接続される。更に、第二の回路素子の出力端子SNはPMOSトランジスタMP8のゲートノードおよびNMOSトランジスタMN8のゲートノードの両方に接続される。これら4つのトランジスタに対する電圧供給は電圧端子VSSおよびVDDにより行われ、既述の如く、制御端子BNはNMOSトランジスタMN7およびMN8の各ウェルノードに接続され、制御端子BPはPMOSトランジスタMP7およびMP8の各ウェルノードに接続される。
出力端子Cはトランジスタ対MP7およびMN7の各ドレイン端子に接続され、出力端子Sはトランジスタ対MP8およびMN8の各ドレイン端子に接続される。
図2および図6を参照しながら本発明の全加算器の作用を説明する。図6の上から3つのグラフには、電圧レベルV(X1)、V(X2)、V(X3)が時間の関数として示されている。電圧レベルV(X1)、V(X2)、V(X3)の変化の結果として、上から4つ目のグラフでは、電圧レベルV(CN)およびV(C)が時間の関数として示され、一番下のグラフには、電圧レベルV(SN)、V(BP)、V(VS)が時間の関数として示されている。
この例では、VDDは0.6Vであり、VSSは0Vである。すなわち(ここでは)トランジスタがサブ閾値領域で作用していることを表している。論理0は、電圧レベルが0〜0.25Vの範囲にあることにより表され、論理1は、電圧レベルが0.3〜0.6Vの範囲にあることにより表される。制御端子BNのレベルは0V、図6の一番下のグラフに示されるように、制御端子BPの電圧レベルは0.3Vである。
図6のシミュレーション結果を下表に示す。
Figure 2007514365
この回路の全てのトランジスタ対は同様である。従って入力信号のいずれがローであるかハイであるかは問題ではない。表よりわかるように、入力端子が全て論理0である場合、出力端子Sにより表される合計と、出力端子Cで表される桁上げ(carry)はいずれも0である。1つの入力端子が論理1である場合、Sは1、Cは0である。2つの入力端子が1である場合、Sは0、Cは1である。入力端子が全て1である場合、SおよびCはいずれも1である。これにより全加算器機能が発揮される。
全加算器機能用に構成した場合、入力の1つを0又は1に固定することで、NAND2およびNOR2が得られ、全ての入力を短絡させることで、例2の第一の回路素子を用いてINVERT(反転)が行われることは当業者に知られている。この信号はCARRY'端子に与えられる。同時にCARRY端子はOR2、AND2、BUFFER機能をそれぞれ与える。
上記例より、本発明の回路素子(図1参照)は、単体でも組み合わせによっても、多様な分野に用途を有することがわかる。サブ閾値領域で動作するトランジスタはトランジスタ毎の消費電力が極めて小さいことが知られている。この回路素子を用いれば、一定範囲の分野に用途をもつ回路が構成される。回路素子は極めて少ない数のトランジスタで構成され、消費電力を低減できる。また、この回路素子では配線量を極めて少なくできる。この結果、回路が必要とするチップ領域が小さくなり、生産誤差率が低下する。更に、再構成可能な回路素子、すなわち異なる論理機能間で所望により機能を再構成し得る回路素子が得られる。これにより、このような回路素子を含む大型で複雑なチップのチップ領域を全体的に低減できる。
上記例では、入力端子は2つの論理値、0又は1を有することが示された。式[1]で示されるように、入力端子上へのより多くの離散レベルでこの回路を使用することも可能である。
当業者は、特許請求の範囲内で本発明に各種変更を加えることができよう。
本発明の回路素子の一実施形態の回路図を示す。 全加算器として使用される一実施形態の回路図を示す。 回路素子のAimSpiceシミュレーション結果を示す(図中水平軸は時間を、垂直軸は電圧(単位V)を示す)。 回路素子のAimSpiceシミュレーション結果を示す(図中水平軸は時間を、垂直軸は電圧(単位V)を示す)。 回路素子のAimSpiceシミュレーション結果を示す(図中水平軸は時間を、垂直軸は電圧(単位V)を示す)。 回路素子/全加算器のELDOシミュレーション結果を示す。

Claims (5)

  1. N対のトランジスタユニットと、
    N個の入力端子(X1、X2、...XN)と、
    出力端子(CN)と、
    制御端子(BP)および制御端子(BN)の少なくとも一方と、
    を備える回路素子であって、
    Nは整数であり、
    前記N対のトランジスタユニットの各対は、少なくとも4つのノードを含む第一の相補的なトランジスタユニット(MP)および第二の相補的なトランジスタユニット(MN)を有し、
    前記第一のトランジスタユニットは、
    比較的高い電圧レベル(VDD)に接続される第一のノードと、
    相補的なトランジスタユニットの第二のノードに接続される第二のノードと、
    前記第一のノードおよび第二のノードを通る電流、および、該第一のノードおよび第二のノードにわたって印加される電圧を制御する入力ノードと、
    前記トランジスタユニットの電流/電圧特性を制御する制御入力ノードと、
    を備え、
    前記第二のトランジスタユニットは、
    比較的低い電圧レベル(VSS)に接続される第一のノードと、
    相補的なトランジスタユニットの第二のノードに接続される第二のノードと、
    前記第一のノードおよび第二のノードを通る電流、および、該第一のノードおよび第二のノードにわたって印加される電圧を制御する入力ノードと、
    前記トランジスタユニットの電流/電圧特性を制御する制御入力ノードと、
    を備え、
    前記各トランジスタユニット対の前記第二のノードが更に相互に接続され、
    前記比較的高い電圧レベル(VDD)および比較的低い電圧レベル(VSS)は、前記トランジスタユニットをサブ閾値で動作させるべく設定されており、
    前記N個の入力端子(X1、X2、...XN)は、前記トランジスタユニットの各対に接続され、
    前記出力端子(CN)は、前記トランジスタユニット対の前記相互接続された第二のノードに接続され、
    前記制御端子(BP)は、前記N対のトランジスタの前記第一のトランジスタユニットの前記制御入力ノードに接続され、
    前記制御端子(BN)は、前記N対のトランジスタの前記第二のトランジスタユニットの前記制御入力ノードに接続される、
    回路素子。
  2. 前記第一のトランジスタユニットがPMOSトランジスタであり、前記第二のトランジスタがNMOSトランジスタであることを特徴とする、請求項1に記載の回路素子。
  3. 制御端子(BN、BP)の少なくとも一方の電圧レベルを変更することにより、論理NAND機能、論理NOR機能、CARRY'機能の間で、当該回路素子をリアルタイムで再構成できることを特徴とする、請求項1又は2に記載の回路素子。
  4. 2(N(8、好適には2(N(4であることを特徴とする、請求項1乃至3の何れかに記載の回路素子。
  5. 全加算器機能を有する閾値素子回路であって、
    当該回路は請求項1の回路素子を2つ有し、
    前記回路素子においてN=3であり、
    第一の回路素子の出力端子(CN)は、第二の回路素子のPMOSのウェル端子の制御端子(BP)に接続され、
    桁上げ(carry)端子(C)の形態の第一の出力が、請求項1の1対のトランジスタユニットの前記第二のノードに接続され、
    当該トランジスタユニット対の入力端子は前記第一の回路素子の前記出力端子(CN)に接続され、
    合計端子(S)の形態の第二の出力が、請求項1の1対のトランジスタユニットの前記第二のノードに接続され、
    当該トランジスタユニット対の入力端子は前記第二の回路素子の出力端子(SN)に接続されている、
    ことを特徴とする、
    閾値素子回路。
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