JP2007514166A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. ベースおよびウインドウを具備している真空室と、
   真空室内に配置されている冷却されない熱センサと、
   真空室内において放射線センサとウインドウとの間に配置された冷却されないフィルタと、
   前記熱センサおよび前記フィルタに熱を伝達するように結合された熱抽出装置とを備え、前記フィルタおよびセンサは相互に近接して配置されており、気体分子流中における真空室の表面からセンサの入射表面への熱の移動は実質的に阻止されている放射線検出器。
2. 熱抽出装置は、各熱センサおよびフィルタが熱的に結合されている共通ヒートシンクを具備している請求項１記載の放射線検出器。
3. 熱抽出装置は、フィルタおよび熱センサを実質的に同じ温度に維持するように動作する請求項１記載の放射線検出器。
4. 入射表面は、フィルタからゼロではない距離ｈだけ離されている請求項１記載の放射線検出器。
5. 熱センサは、読出し集積回路（ＲＯＩＣ）に結合されているセンサのアレイであり、フィルタは少なくとも１つの取付けによりＲＯＩＣに結合され、熱抽出装置はＲＯＩＣを通してセンサおよびフィルタに結合されている請求項１記載の放射線検出器。
6. フィルタはバンドパスフィルタを含んでいる請求項１記載の放射線検出器。
7. ベースと、ウインドウと、熱放射線を検出するセンサと、および１以上の非極低温熱抽出装置とを備えており、ベースおよびウインドウにより少なくとも部分的に規定された真空室内にセンサが配置されている放射線検出器おいて、
   フィルタは、真空室内においてセンサとウインドウとの間にこのセンサからゼロではない距離ｈだけ離されて配置され、前記ｈは約０．１インチ以下である放射線検出器。
8. 真空室内の圧力は、約０．０２トル以下である請求項１記載の放射線検出器。
9. フィルタはバンドパスフィルタを含んでいる請求項１記載の放射線検出器。
10. 熱抽出装置は、センサとフィルタの両者に対してヒートシンクとして機能する請求項７記載の放射線検出器。