JP2007512573A - 液晶ディスプレイのバックライトユニット用光拡散フィルム - Google Patents

液晶ディスプレイのバックライトユニット用光拡散フィルム Download PDF

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Abstract

【解決手段】高透明プラスティック支持体(3)上の少なくとも一面にバインダ樹脂と光拡散ビーズとを含む組成を塗布して形成した光拡散層(2)(4)を備えたLCD(液晶ディスプレイ)のバックライトユニット用光拡散フィルムにおいて、光拡散層は、算術平均粒径が1から50μm以下で、下記で表される数式により計算された多分散性率(PDI)が1.00以上1.50以下(すなわち、1.00は除き、1.50は含む)であり、光拡散ビーズをバインダ樹脂固形分含量100重量部に対し50重量部から350重量部含むことを特徴とするLCDのバックライトユニット用光拡散フィルム(1)。
【数1】
Figure 2007512573

ここで、
【数2】
Figure 2007512573

で、
【数3】
Figure 2007512573

で、Dnは数平均径で、Dwは重量平均径で、Nは分析したビーズの個数で、Diはiビーズの径である。
本発明の光拡散フィルム(1)は、バックライトユニットに装着された場合、既製製品に比べて高度が向上することを保証する。
【選択図】図1

Description

本発明は、LCD(液晶ディスプレイ)のバックライトユニット用高輝度光拡散フィルムに係るもので、詳しくは、高透明プラスティックからなるベースフィルムの一面または両面に基材フィルムとの接着力及び表面硬度の向上のためにアクリル樹脂のような透明なバインダ樹脂に透明な球形有機ビーズを分散させてこれを基材フィルム上に塗布して得られた光拡散フィルムに関する。
ディスプレイ技術が革新的に発達されている中、最近のTFT−LCDにおいてはLCDの大画面化、低電力化、高輝度化などが将来の技術の核心として浮かんでいる。このような要求に応えるためにTFT−LCD部品の液晶モジュールとバックライト部品に対する多用な研究が進行されてきた。
バックライトユニットにおいても大画面化、低電力化、高輝度化が進行中であり、最近ではバックライトユニット自体をなくそうとする試みも多く登場しているが、LCDが有する基本的な特徴のため、それ自体発光するLED素子のように別の光源なしにLCDを形成するのは現在の技術としては不可能な現状である。
バックライトユニットにおいて、光拡散フィルムは、LCDの画面全体の一方の面または裏面に設置された横方向の光源として使用されるランプからの光源を拡散させる機能、および表面方向への均一な光に屈折させる機能を有する。このほかに反射フィルム、導光板、プリズムフィルムなどがそれぞれの働きをしながら使用されている。光源から出る光の強度は、上述した異なる媒体を通して徐々に減衰する。そのため、実際に我々が見る画面上の輝度は、もとの光の強度の数百分の一しかない。
このような問題点を解決するために多くの試みが行われてきており、例えば、光源の白色度を明るくする方法及び導光板、反射フィルム、プリズム、拡散板の各媒体の厚さを減らす方法などの試みが行われている。しかしながら、製造業者の生産性及び作業性のため、各媒体の厚さを減らすには限界があった。
最近では導光板のパターニングを様々な方法で変える試みも行われているが、例えば、基材フィルム上に光拡散層をコーティングしてなされた光拡散フィルムは、光拡散効率が優れているビーズを用いて光源を均一に拡散させる役割を果たしている。これに関しては、ビーズの選定を含めてコーティングの厚さまたは裏面フィルムのコーティングの反射防止処理などのように高輝度のための多様な試みが行われている。
光拡散フィルムにおいて、光拡散層はバインダ樹脂に光拡散ビーズを含んだ組成を有しており、このため、光拡散ビーズは、光拡散効率のよい有機系高分子ビーズを用いる。しかし、有機系高分子ビーズは、主にエマルジョン重合により生成される高分子なので有機系高分子ビーズのタイプに限界がある。一方、無機系ビーズの場合にはバインダ樹脂との相容性がなく、光拡散効率に乏しいのが現実である。
ノートブックコンピュータ用の光拡散フィルムはバックライトユニットの構造が異なっているので、光拡散フィルムは、LCDモニター用とノートブックコンピュータ用と、用途に従い異なる形態で開発されてきた。したがって、LCDモニター用の光拡散フィルムと光学特性が異なっている。全ての製品に同一の構成が適用されないが、ノートブックコンピュータ用バックライトユニットは、単色光拡散フィルム上の白色度増強フィルム、および白色度増強フィルム上のカバーフィルムを含む。一方、LCDモニター用バックライトユニットは、二つの光拡散フィルムと二重の白色度増強フィルム、または光拡散フィルム上の拡散反射偏光子フィルムを含む。
LCDモニター用のバックライトユニットの光拡散フィルムは、光拡散層組成中に直径が20μmよりも大きいビーズが150から350重量部、バインダ樹脂100重量部を含み、光拡散層は、表面と裏面との間の全透過度の差がある皮膜厚さを有する。一方、ノートブックコンピュータ用のバックライトユニットの光拡散フィルムは、バインダ樹脂100重量部、光拡散層組成中に直径約10μmのビーズが50から250重量部を含み、光拡散層の皮膜厚さが薄く、表面と裏面の全透過度は比較的微差である。
最近の傾向は、高輝度のディスプレイ装置が要求されるに従い、全ての部品の高輝度化が進行されている。バックライトユニットを経た輝度は、ランプからの最初の輝度に比べて1/10ほどに減少し、再度液晶パネルを装着すると、その輝度は初期輝度よりも1/100或いは1/200ほどに減少する。輝度の増強は、LCD装置を使用するための重要な問題である。このような趣旨のため、LCD装置の製造者は、高開口率をもつLCDを設計する試みが必要とされているが、実際にこのような努力は既に限界点に来ているといっても言い過ぎではないため、バックライトの製造業者がバックライトユニットの厚さを減らすなどの努力をしている実情である。
光拡散フィルムと関連された従来技術の一例として、大韓民国公開特許第2001−54274号には無機または有機光拡散剤と透明なバインダ樹脂からなる光拡散層を有する光拡散フィルムがあり、この光拡散フィルムは、透明な高分子樹脂フィルムからなるベースフィルムの一方面に形成されている光拡散層が開示されている。光拡散フィルムにおいて、光拡散層は凝集した粒子の大きさが50μm以下で、積層比率が10μm以下のビーズを含んでいることが開示されている。
大韓民国公開特許第2001−54274号
そこで、本願発明の本発明者らは、液晶バックライトユニット用高輝度光拡散フィルムにおいて、LCDバックライトユニット用高輝度光拡散フィルムの光拡散層組成の分散度を測定すると、1.00より大きく1.50以下(すなわち、1.00は除き、1.50は含む)の多分散性率(PDI)を有する単分散のビーズを使用することで、ビーズが少量であっても光源から高輝度を保証できることがわかった。
本発明の目的は、少量のビーズで光源からの高輝度を提供できる光拡散層を備えた光拡散フィルムを提供することにある。
このような目的を達成するため本発明の光拡散フィルムは、高透明プラスティック支持体の少なくとも一面に光拡散ビーズとバインダ樹脂とを含んだ組成をコーティングして形成した光拡散層からなる。このとき、光拡散層は、以下の数式(1)により計算された多分散性率(PDI)が1.00以上1.50以下で、算術平均粒径が1から50μmである光拡散ビーズをバインダ樹脂固形分含量100重量部を基にして50重量部から350重量部含むことを特徴とする。
Figure 2007512573
ここで、
Figure 2007512573
で、
Figure 2007512573
で、Dnは数平均粒径で、Dwは重さ平均径で、Nは分析したビーズの個数、Diはiビーズの直径である。
本発明は、多分散性率が1.00以上1.50以下の単分散ビーズを光拡散層内に含む光拡散フィルムはバックライトユニットに装着したときに既存の製品よりも輝度が向上されるとの効果がある。
以下、本発明を詳しく説明する。
本発明による光拡散フィルム1の断面図を図1に示したが、光拡散フィルム1は、高透明プラスティック支持体3の片面または両面にバインダ樹脂と光拡散ビーズからなる光拡散層2、4を有する。
各層をより詳しく説明する。
(1)光拡散層
高透明プラスティック支持体一面または両面に形成される光拡散層は、バインダ樹脂及び光拡散ビーズを含む。光拡散層は、光を拡散させるため、入射光線を散乱、反射、及び屈折させるだけでなく、LCD画面の表面全体を均一に光を導光板に通して拡散させるため、より透過を誘発させる。
そこで、光拡散層は、プラスティック支持体との接着性に優れ、光拡散させるビーズとの相容性に優れた樹脂をバインダ樹脂として用いる。一例としては不飽和ポリエステル、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、イソブチルメタクリレート、n−ブチルメタクリレート、n−ブチルメチルメタクリレート、アクリル酸、メタクリル酸、ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシプロピルメタクリレート、ヒドロキシエチルアクリレート、アクリルアミド、メチロールアクリルアミド、グリシジルメタクリレート、エチルアクリレート、イソブチルアクリレート、n−ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレートの重合体または共重合体或いは三元共重合体のようなアクリル樹脂、ウレタン系、エポキシ系、メラミン系などの樹脂を使用する。必要に応じて、耐熱性、耐磨耗性、接着性を高めるために硬化剤を使用して樹脂の皮膜を硬くしてもよい。特に好ましい樹脂は、高い光線透過率を有し、光拡散層を形成するためベースフィルムとの接着力が高い樹脂である。
光拡散ビーズは、通常の樹脂での屈折率の違いにより拡散速度と光線透過率を増加させるために様々な有機又は無機ビーズを含める。代表的に使用される光拡散ビーズの一例として、有機ビーズはアクリルビーズ(すなわち、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、イソブチルメタクリレート、n−ブチルメタクリレート、n−ブチルメチルメタクリレート、アクリル酸、メタクリル酸、ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシプロピルメタクリレート、ヒドロキシエチルアクリレート、アクリルアミド、メチロールアクリルアミド、グリシジルメタクリレート、エチルアクリレート、イソブチルアクリレート、n−ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレートの重合体または共重合体或いは三元共重合体)オレフィンビーズ(すなわち、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリプロピレン)アクリルオレフィン系の共重合体、単一重合体のビーズを形成することによって得られる多分子層多成分ビーズ、ビーズ層の異なるモノマーを皮膜したものなどがある。
そのほかに酸化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化チタニウム、酸化ジルコニウム、フッ化マグネシウムなどの無機系ビーズが使用される。本発明では、有機ビーズを使用することが好ましく、無機ビーズに比べ有機ビーズの光拡散効率が優れている。
光拡散ビーズの含量は、バインダ樹脂固形含量100重量部に対し50重量部から350重量部のものが好ましい。光拡散ビーズの含量が50重量部未満である場合に光拡散効率が劣り、350重量部よりも多く使用するとビーズの積層による白濁の原因となり、光拡散ビーズを使用することが困難となる。これを光拡散層の面積当りのビーズの数で示すと、横100μm×縦100μm範囲内にビーズの数が10ないし200個ほどである。
ビーズの数が10個未満であれば光拡散効率が劣り、200個を超過すると、微細ビーズの数が相対的に多くなって多分散性率が大きくなり、ビーズのスタッキングが発生して光透過効率が低下する。
一方、ビーズの平均粒径は、Fritsch社によって製造された粒径分析器ANALYSETTE22モデルで測定した。粒径分析器で分析した算術平均粒径が1μm以上50μm以下の範囲であることが好ましい。算術平均粒径が1μm未満の場合、光拡散効率が劣り、50μmを超える場合、光拡散層が厚くなって薄形化の趨勢の製品に装着することが難しくなる。一層好ましくは、ビーズは算術平均粒径が5μmから30μmである。
そして、本発明は、既存製品よりも少ないビーズ量で高輝度を示す光拡散ビーズとして、多分散性率が1.00以上1.50以下(すなわち、1.00は除き、1.50は含む)である単分散ビーズを用いた光拡散フィルムを開発しており、バックライトユニットに装着する光拡散フィルムの輝度は、光拡散層の粒子比率と粒子分布により決定される。
多分散性率は前記数式(1)から算出され、具体的には分析機器であるHitachi社のField emission scaning electronic microscope(FE−SEM)を用いて500倍率で粒径分布を測定する。FE−SEMで観察したビーズをN個サンプルとして抽出して、数平均径(Dn)、重さ平均径(Dw)を計算して数式(1)により多分散性率を測定する。多分散性率は、完全な単分散の場合に1.00なので、多分散性率が1.00以上1.50以下(すなわち、1.00は除き、1.50は含む)の単分散ビーズを使用した場合には多分散性率が1.50よりも大きいビーズに比べ同じ光源においてより少ない粒子比率でその輝度が高い。一層好ましくは、ビーズは多分散性率が1.00以上で、1.40以下である。
前記数式(1)で表示される単分散性率はColloid Polym.Sci.1999,pp210−216に単分散ビーズの分散度を評価する方法として記述されている。
このような高輝度の光拡散層の粒子分布を有するビーズ組成はプラスティック支持体の全面に分散させなければならない。このように製造された光拡散溶液はコンマナイフまたはグラビアを用いてプラスティック支持体上に塗布する。塗膜の厚さは5μmから50μmの範囲が望ましい。塗膜の厚さが5μmよりも薄い場合、光拡散特性を有するようにビーズを分布しにくく、50μmよりも厚い場合には薄形化した製品に装着しにくい。
(2)プラスティック支持体
上記のような透明な支持体は、光拡散層が塗布されるプラスティック支持体として使用できる。プラスティック支持体の一例として、ポリカーボネート、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、エポキシなどが挙げられる。ポリエチレンテレフタレートがプラスティック支持体として好ましい。最近、紫外線遮断効果のあるポリエチレンナフタレートが紫外線安定剤を添加せずに光拡散層に使用されるが、価格が高くて商用化されていない。
このようなプラスティック支持体は、光拡散層のバインダ樹脂に対し接着力を有すべきであり、光透過度が高いことに起因して光拡散層に影響を与えてはならず、表面の平滑度が均一なので輝度の偏差が存在してはならない。
プラスティック支持体の厚さは50μmから250μmが望ましく、より好ましくは、75μmから200μmである。50μm未満の厚さでは光拡散フィルムの機械的物性及び耐熱性が不足し、250μmよりも厚くなると、製品が厚くなって薄形化趨勢の製品への装着に問題が生ずる。
以下、本発明を実施例に基づき詳しく説明し、実施例は本発明の理解を易しくするために使用され、本発明が以下の実施例に限定されるものではない。
以下の実施例において、光拡散ビーズの算術平均粒径、多分散性率はFritsch社の粒度分析器ANALYSETTE22で測定して計算したものである。
<実施例1>
アクリル樹脂52−666((株)Aekyung化学社の製品)100重量部にメチルエチルケトン100重量部、トルエン100重量部を入れて希釈した後、光拡散溶液を得るために、算術平均粒径12.7μm、多分散性率1.046(Fritsch社の粒度分析器ANALYSETTE22で分析)を有するポリメチルメタクリレートビーズであるPX010((株)Kolon社の製品)をバインダ樹脂固形分含量対比120重量部で混合してミリングマシン(Dynomill)で分散させた。光拡散溶液は、厚さが100μmの超高透明ポリエチレンテレフタレートフィルム(T600,Mitsubishi社)の一面または両面にグラビアで厚さ10μmから30μmになるように塗布して光拡散フィルムを得た。
<実施例2>
アクリル樹脂52−666((株)Aekyung化学社の製品)100重量部にメチルエチルケトン100重量部、トルエン100重量部を入れて希釈した後、光拡散溶液を得るために、算術平均粒径14.2μm、多分散性率1.136(Fritsch社の粒度分析器ANALYSETTE22で分析)を有するポリメチルメタクリレートビーズであるPX010((株)Kolon社の製品)をバインダ樹脂固形分含量対比130重量部で混合してミリングマシン(Dynomill)で分散させた。光拡散溶液は、厚さが100μmの超高透明ポリエチレンテレフタレートフィルム(T600,Mitsubishi社)の一面または両面にグラビアで厚さ10μmから30μmになるように塗布して光拡散フィルムを得た。
<実施例3>
アクリル樹脂Surcol836(Allied Colloide社の製品)100重量部にメチルエチルケトン100重量部、トルエン100重量部を入れて希釈した後、光拡散溶液を得るために、算術平均粒径11.5μm、多分散性率1.310(Fritsch社の粒度分析器ANALYSETTE22で分析)を有するポリメチルメタクリレートビーズであるPX010((株)Kolon社の製品)をバインダ樹脂固形分含量対比100重量部で混合してミリングマシン(Dynomill)で分散させた。光拡散溶液は、厚さが100μmの超高透明ポリエチレンテレフタレートフィルム(A4300,Toyobo社)の一面または両面にグラビアで厚さ10μmから30μmになるように塗布して光拡散フィルムを得た。
<実施例4>
アクリルポリオールBR−113(Mitsubishi Rayon社の製品)100重量部にメチルエチルケトン100重量部、トルエン10重量部を入れて希釈した後、光拡散溶液を得るために、算術平均粒径9.8μm、多分散性率1.272(Fritsch社の粒度分析器ANALYSETTE22で分析)を有するポリメチルメタクリレートビーズであるPX010((株)Kolon社の製品)をバインダ樹脂固形分含量対比110重量部で混合してミリングマシン(Dynomill)で分散させた。光拡散溶液は、厚さが100μmの超高透明ポリエチレンテレフタレートフィルム(A4300,Toyobo社)の一面または両面にグラビアで厚さ10μmから30μmになるように塗布して光拡散フィルムを得た。
<比較例1>
アクリルポリオールBR−113(Mitsubishi Rayon社の製品)100重量部にメチルエチルケトン100重量部、トルエン100重量部を入れて希釈した後、光拡散溶液を得るために、算術平均粒径13.5μm、多分散性率1.698(Fritsch社の粒度分析器ANALYSETTE22で分析)を有するポリメチルメタクリレートビーズであるPX010((株)Kolon社の製品)をバインダ樹脂固形分含量対比150重量部で混合してミリングマシン(Dynomill)で分散させた。光拡散溶液は、厚さが100μmの超高透明ポリエチレンテレフタレートフィルム(A4300,Toyobo社)の一面または両面にグラビアで厚さ10μmから30μmになるように塗布して光拡散フィルムを得た。
<比較例2>
アクリルポリオールSurcol836(Allied Colloide社の製品)100重量部にメチルエチルケトン100重量部、トルエン100重量部を入れて希釈した後、光拡散溶液を得るために、算術平均粒径12.2μm、多分散性率1.716(Fritsch社の粒度分析器ANALYSETTE22で分析)を有するポリメチルメタクリレートビーズであるPX010((株)Kolon社の製品)をバインダ樹脂固形分含量対比170重量部で混合してミリングマシン(Dynomill)で分散させた。光拡散溶液は、厚さが100μmの超高透明ポリエチレンテレフタレートフィルム(A4300,Toyobo社)の一面または両面にグラビアで厚さ10μmから30μmになるように塗布して光拡散フィルムを得た。
<比較例3>
アクリルポリオール52−666((株)Aekyung化学社の製品)100重量部にメチルエチルケトン100重量部、トルエン100重量部を入れて希釈した後、光拡散溶液を得るために、算術平均粒径10.6μm、多分散性率1.724(Fritsch社の粒度分析器ANALYSETTE22で分析)を有するポリメチルメタクリレートビーズであるPX010((株)Kolon社の製品)をバインダ樹脂固形分含量対比150重量部で混合してミリングマシン(Dynomill)で分散させた。光拡散溶液は、厚さが100μmの超高透明ポリエチレンテレフタレートフィルム(A4300,Toyobo社)の一面または両面にグラビアで厚さ10μmから30μmになるように塗布して光拡散フィルムを得た。
<比較例4>
アクリルポリオール52−666((株)Aekyung化学社の製品)100重量部にメチルエチルケトン100重量部、トルエン100重量部を入れて希釈した後、光拡散溶液を得るために、算術平均粒径11.7μm、多分散性率1.952(Fritsch社の粒度分析器ANALYSETTE22で分析)を有するポリメチルメタクリレートビーズであるPX010((株)Kolon社の製品)をバインダ樹脂固形分含量対比150重量部で混合してミリングマシン(Dynomill)で分散させた。光拡散溶液は、厚さが100μmの超高透明ポリエチレンテレフタレートフィルム(A4300,Toyobo社)の一面または両面にグラビアで厚さ10μmから30μmになるように塗布して光拡散フィルムを得た。
前記実施例及び比較例により得られた光拡散フィルムに対し以下のような方法により輝度及び全透過度を評価した。
(1)光拡散フィルムの光拡散層の粒度分布
Hitachi社のS−4300 FESEM(Field Emission Scanning Electronic Microscope)で光拡散フィルムの拡散層を倍率500倍で分析して横100μm×縦100μmの範囲内で分布している全てのビーズ径(di)およびビーズの個数(N)を測定する。そして前記数式(1)により数平均径、重さ平均径を計算して多分散性率を得た。
(2)ビーズの粒度分布
Beckman Coulter社の粒度分析器LS−13320を用いて波長750nm、出力5Wのレーザーを90秒間照射してビーズの数平均分子量、重量平均分子量を測定して多分散性率を計算した。
(3)輝度
光拡散フィルムをバックライトユニットに装着できるようにカッティングした後、バックライトユニットの導光板上の光拡散フィルムの輝度を測定した。二重白色度増強フィルム(Dual Brightness Enhancement Film,VikuitiTM DBEF−D440、3M社の製品)、拡散反射偏光フィルム(Diffuse Reflective Polarizer Film、VikuitiTM DRPF,3M社の製品)または光拡散層に装着後の輝度をTOPCON社のBM7輝度測定機で9箇所の輝度を測定した。
(4)全透過度(TT、Total Transmittance)、濁度(Haze)
Nippon Denshoku社の2つの濁度測定機NDH2000、COH300Aにより4mm×4mmのフィルムサンプルをバックライトユニットに装着して光源から照射された光線がサンプルの正面から裏面に通過するとき、およびサンプルの裏面から表面に通過するときの全透過度(TT)及び濁度を測定した。
前記実施例及び比較例に従い得られた光拡散フィルムに対する評価物性は以下の表1のようである。
Figure 2007512573
前記表1のように、本発明による実施例1ないし3は比較例1ないし4と比較して見るとき、本発明は輝度が優れていることがわかる。即ち、[(A)バックライト+拡散フィルム]、[(A)+二重白色度増強フィルム(2枚)]、[(A)+二重白色度増強フィルム(2枚+カバーフィルム)]で輝度を測定した結果、全部の本発明の実施例が比較例よりも高輝度であることを保証している。
上述したように、バックライトユニットに装着するとき、多分散性率が1.00以上1.50以下(すなわち、1.00は除き、1.50は含む)の単分散ビーズを含んだ光拡散層を有する光拡散フィルムは、既製製品と比較すると輝度を向上させることができる。
本発明による光拡散フィルムの断面図である。
符号の説明
1 光拡散フィルム
2 光拡散層
3 プラスティック支持体
4 光拡散層

Claims (5)

  1. 高透明プラスティック支持体上の少なくとも一面にバインダ樹脂と光拡散ビーズとを含む組成を塗布して形成した光拡散層を備えたLCD(液晶ディスプレイ)のバックライトユニット用光拡散フィルムにおいて、
    前記光拡散層は、算術平均粒径が1μmから50μm以下で、下記で表される数式により計算された多分散性率(PDI)が1.00以上1.50以下(すなわち、1.00は除き、1.50は含む)であり、前記光拡散ビーズを前記バインダ樹脂固形分含量100重量部に対し50重量部から350重量部含むことを特徴とするLCDのバックライトユニット用光拡散フィルム。
    Figure 2007512573
    ここで、
    Figure 2007512573
    で、
    Figure 2007512573
    で、Dnは数平均径で、Dwは重量平均径で、Nは分析したビーズの個数で、Diはiビーズの径である。
  2. 前記多分散性率(PDI)が1.00μm以上1.40μm以下(すなわち、1.00は除き、1.40は含む)であることを特徴とする請求項1に記載のLCDのバックライトユニット用光拡散フィルム。
  3. 前記光拡散ビーズの算術平均粒径は、5μmから30μmであることを特徴とする請求項1に記載のLCDのバックライトユニット用光拡散フィルム。
  4. 前記光拡散層は、5μmから50μmの厚さであることを特徴とする請求項1に記載のLCDのバックライトユニット用光拡散フィルム。
  5. 前記光拡散層は、横100μm×縦100μmの面積当りビーズの数が10から200個であることを特徴とする請求項1に記載のLCDのバックライトユニット用光拡散フィルム。
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