JP2007510818A - パルプ懸濁液をスクリーニングするためのスクリーニング装置およびスクリーンバスケット - Google Patents

パルプ懸濁液をスクリーニングするためのスクリーニング装置およびスクリーンバスケット Download PDF

Info

Publication number
JP2007510818A
JP2007510818A JP2006537926A JP2006537926A JP2007510818A JP 2007510818 A JP2007510818 A JP 2007510818A JP 2006537926 A JP2006537926 A JP 2006537926A JP 2006537926 A JP2006537926 A JP 2006537926A JP 2007510818 A JP2007510818 A JP 2007510818A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
channel section
dilution liquid
channel
screen basket
header
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006537926A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4751331B2 (ja
Inventor
フレドリクソン,ビヨールエ
Original Assignee
メトソ ペーパー インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=29707853&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2007510818(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by メトソ ペーパー インコーポレイテッド filed Critical メトソ ペーパー インコーポレイテッド
Publication of JP2007510818A publication Critical patent/JP2007510818A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4751331B2 publication Critical patent/JP4751331B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21DTREATMENT OF THE MATERIALS BEFORE PASSING TO THE PAPER-MAKING MACHINE
    • D21D5/00Purification of the pulp suspension by mechanical means; Apparatus therefor
    • D21D5/02Straining or screening the pulp
    • D21D5/023Stationary screen-drums
    • D21D5/026Stationary screen-drums with rotating cleaning foils

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Separation Of Solids By Using Liquids Or Pneumatic Power (AREA)

Abstract

パルプ懸濁液をスクリーニングするためのスクリーニング装置であって、このスクリーニング装置は、スクリーンバスケット(8)と、スクリーンバスケットに沿ってスクリーニングされることになる懸濁液に圧力および吸気パルスを提供するためのロータ(26)と、懸濁液の濃縮を作動中に相殺する希釈液体を供給するための希釈液体ヘッダ(28)とを備える。ヘッダは、スクリーンバスケットを少なくとも2つの部分に分割しスクリーンバスケットの周囲に延びる管状チャネル(46)を形成し、複数の希釈排出ノズルを備える。各排出ノズルは、少なくとも2つのチャネルセクションである、ヘッダのチャネル内に開口する入口チャネルセクション(60)と、入口チャネルセクションの下流側の出口チャネルセクション(62)とを含む、チャネル(58)を形成し、入口チャネルセクションは出口チャネルセクションより実質的に広い。

Description

本発明は、ハウジングと、ハウジングの内部を中央チャンバおよび外側のほぼ環状のチャンバに分割する管状スクリーンバスケットと、スクリーニングされることになる懸濁液を中央チャンバまたは外側チャンバのいずれか一方に供給するための入口部材と、スクリーンバスケットを通過した懸濁液の発生物の受容する部分を排出するための受容出口部材と、懸濁液の発生物の拒絶する部分を排出するための拒絶出口部材とを備える、パルプ懸濁液をスクリーニングするためのスクリーニング装置に関する。スクリーンバスケットに沿ってスクリーニングされる懸濁液に圧力および吸気パルスを提供するために、ロータがハウジング内に配置される。この装置は、ハウジング内に、懸濁液の濃縮を相殺するための希釈液体を作動中に供給する希釈液体ヘッダをさらに備える。ヘッダは、スクリーンバスケットを少なくとも2つの部分に分割し、スクリーンバスケットの少なくともほぼ周囲に延びる管状チャネルを形成する。ハウジングの外側からヘッダのチャネルに希釈液体を供給するために、少なくとも1つの希釈液体供給導管が設けられる。ヘッダは、希釈液体を管状チャネルから排出するための複数の排出ノズルをさらに備える。
本発明はまた、スクリーニング装置内での使用に適するスクリーンバスケットにも関する。
このような複数段階のスクリーニング装置の形をとる装置は、スウェーデン特許第524527号明細書に開示されている。この複数段階装置の希釈液体ヘッダの管状チャネルは一定の断面積を有し、ヘッダの排出ノズルは同一である。
スウェーデン特許第524527号明細書による従来のヘッダの設計における課題は、それぞれの排出ノズル内における希釈液体の流量が大きく変動し得ることであり、そのために、管状チャネルに沿ってより下流側に配置される排出ノズル内の流量が、より上流側に配置されるノズル内の流量よりも多くなる。異なる排気ノズル内での流量が変動する結果、不利なことに、希釈液体が懸濁液に不均一に分布する。
管状チャネルの一定の断面積を有する従来のヘッダの排出ノズル内の流量を均一にする1つの解決案は、すべての排出ノズルを異なる大きさに設計することであろうが、そのために、より多くの上流側ノズルが広くなればなるほど、より多くの下流側ノズルが狭くなる。しかしながら、この解決策の不利な点は、とりわけ数多くの排出ノズルがあるとき、異なる排出ノズルの寸法を正確に決めるのが実際には極めて困難なことである。その上、一連の排出ノズルの寸法が正確に算出されたとしても、この一連の排出ノズルは、ヘッダの管状チャネルに供給される所定の主要な希釈液体の流れに適用されるだけである。その結果、排出ノズルを通る希釈液体の分布は、上記所定の主要な液体流より多いまたは少ない別の主要な液体流に対して均一とならない。
従来のヘッダの排出ノズル内に均一な流量を提供する別の解決策は、希釈液体の流れ方向にテーパを付ける管状チャネルを設計することであろうが、それにより、排出ノズルの入口部における希釈液体中の静圧は等しくなり、その結果、排出ノズル内の流量が等しくなる。しかしながら、異なる排出ノズルにおいて所望の等しい静圧状態を達成するのに、管状チャネルのテーパの程度がチャネルに沿って変動されなければならないため、このようなヘッダを設計することは複雑である。さらに、チャネルを正確にテーパ付けすることは、管状チャネルの希釈液体および壁面間の摩擦に依存している。
本発明の第1の目的は、スウェーデン特許第524527号明細書によるスクリーニング装置を改良することであって、それにより、スクリーニングされることになる懸濁液にヘッダが希釈液体を均一に分布させる。
本発明の第2の目的は、本発明の改良されたスクリーニング装置内で使用し、またスクリーンバスケットを商業的に作動される既存のスクリーニング装置に置き換えるための、スクリーンバスケットを提供することである。
第1の目的は、各排出ノズルが、少なくとも2つのチャネルセクションである、ヘッダのチャネル内で開口する入口チャネルセクション、および入口チャネルセクションの下流側の出口チャネルセクションを有し、入口チャネルセクションは出口チャネルセクションよりも実質的に広いことを特徴とする、冒頭で記述したタイプのスクリーニング装置によって達成される。その結果、より広い入口チャネルセクションは、チャネル内の主流の速度が実質的に減少する体積を形成し、主流の部分流が入口チャネルセクションで分流されるときに、主流の動圧は入口チャネルセクション内のほぼ等しい静圧に変換される。これらの静圧は、狭い出口チャネルセクションにほぼ等しい流量の液体流を供給する。
各排出ノズルの入口チャネルセクションは、希釈液体がヘッダによって供給されるとき、管状チャネルから排出ノズルの入口セクションに分流する、希釈液体の流れ内に生じる渦流を貯めるのに十分な大きさの体積を有してもよい。その結果、渦流は出口チャネルセクションにおいて生じなくなり、このことは、排出ノズルの排出側における既存の変動対抗圧力の衝撃を減少させることに関して有益となる。渦流が出口チャネルセクションにおいて生じると、対抗圧力が射出ノズルの排出側からヘッダのチャネル内へと材料を戻すことは、極めてより簡単となる。あるいは、ヘッダによって、すなわち、入口チャネルセクション内に渦流を生じさせることに助けられずに希釈液体が供給されるとき、各排出ノズルの入口チャネルセクションは、出口チャネルセクションの希釈液体の流れ内の渦流の発生を防ぐのに十分な大きさの体積を有することができる。
入口チャネルセクションの体積は、出口チャネルセクションの体積の0.2倍から2倍でなければならない。
本発明の実施形態によると、各排出ノズルの入口チャネルセクションは出口チャネルセクションの幅より25%から100%広い幅を有し、各排出ノズルの入口チャネルセクションの長さは、入口チャネルセクションの幅の5%から50%である。
本発明の最も簡潔な一実施形態によると、排出ノズルは同一であり、ヘッダの管状チャネルはその長手方向において一定の断面積を有する。各排出ノズルチャネルは、細長いか、あるいは円形の横断面を有してもよい。
本発明の第2の目的は、パルプ懸濁液をスクリーニングするためのスクリーンバスケットによって達成され、スクリーンバスケットは、スクリーン開口部を備える管状マントル壁と、マントル壁上にあって、マントル壁の少なくともほぼ周囲に延びる希釈液体のための管状チャネルを形成する希釈液体ヘッダとを備え、ヘッダは複数の排出ノズルを備えている。スクリーンバスケットは、各排出ノズルが、少なくとも2つのチャネルセクションである、ヘッダのチャネル内に開口する入口チャネルセクションと、入口チャネルセクションの下流側の出口チャネルセクションとを含むチャネルを形成し、入口チャネルセクションは出口チャネルセクションより実質的に広いことを特徴とする。
本発明のスクリーンバスケットは、本発明の上述のスクリーニング装置のスクリーンバスケットと同様に設計されてもよい。
添付の図面を参照しつつ、本発明を以下により詳細に記述する。
図に示される同一のあるいは対応する要素は、同じ参照符号で表記される。
図1は、ハウジング2と、スクリーニングされることになる懸濁液をハウジング2に供給するための供給パイプ6に取外し可能に連結される入口部材4と、ハウジング2の内部を、中央チャンバの一端12でスクリーニングされることになる懸濁液を受け取るための中央にあるほぼ管状のチャンバ10と、スクリーンバスケット8を通過した懸濁液の受容する部分を受け取るための単一外側環状受容チャンバ14とに分割する、管状スクリーンバスケット8と、受容する部分を受容チャンバ14から排出するための受容出口パイプ18に取外し可能に連結される受容出口部材16と、中央チャンバの他端24で、中央チャンバ10から懸濁液の拒絶する部分を排出するための拒絶出口パイプ22に取外し可能に連結される、拒絶出口部材20とを備える、本発明によるパルプ懸濁液をスクリーニングするためのスクリーニング装置を示す。スクリーンバスケット8に沿って懸濁液に圧力および吸気パルスを提供するために、ロータ26が中央チャンバ10内に配置される。希釈液体を、中央チャンバ10の端部12および24の間で中央チャンバ10に供給するために、希釈液体環状ヘッダ28が設けられる。
図3および図4を参照すると、スクリーンバスケット8は、スロットの形状をとるスクリーン開口部を有する円筒状のマントル壁30を備える。マントル壁30は、ハウジング上の上部ショルダ36およびハウジング上の下部ショルダ38をそれぞれ封止する、上部フランジ32および下部フランジ34を備える。マントル壁30は、2つの別々の円筒状部40および42に分割され、円筒状部40および42は環状ヘッダ28によって軸方向に相互に連結される。ヘッダ28は、長方形の断面を有しマントル壁30の周囲に延びる管状希釈液体チャネル46を形成する。ヘッダ28は、希釈液体入口開口部48と、チャネル46からスクリーンバスケット8の内部に希釈液体を排出するための多数の排出ノズル50とを備えている。ハウジング2の外側から希釈液体チャネル46に希釈液体を供給するための希釈液体供給導管51は、受容出口パイプ18の壁部を通って延び、ヘッダ28の入口開口部48に連結される(あるいは、2つ以上の希釈液体入口開口部、好ましくは2つの開口部が備えられてもよい)。
図5は、従来の円筒状チャネル54を形成する排出ノズルを備えるヘッダ52内の典型的な希釈液体の流路を示す。図5のヘッダ52内において、希釈液体は左側から右側に流れる。図5から明らかなように、希釈液体の主流から排出ノズルの円筒状チャネル54に分流される希釈液体の部分流は、排出ノズルの遠い入口端部56によって妨げられる(ヘッダ52の希釈液体の主流の流れ方向に示される)。このように部分流が妨げられることによって、チャネル54にわたりいくぶん一様でない流形が生じ、そのため、異なる流量の部分流がそれぞれのチャネル54において生ずる。さらにまた、下部の圧力帯が部分流内において排出ノズルの近接入口端部57に生ずる(ヘッダ52の希釈液体の主流の流れ方向に示される)。これらの下部の圧力帯が、マントル壁30を洗い流すロータ26によって生じる瞬間的な対抗圧力によって、繊維がすぐ近くの入口端部からノズルチャネル54に入りヘッダチャネル46に蓄積するかもしれないという欠点を引き起こす可能性がある。
図6は、本発明による装置のヘッダ28内の希釈液体の流路を示す。各排出ノズル50は、2つの異なる円筒状チャネルセクションである、ヘッダ28のチャネル46内に開口する入口チャネルセクション60と、入口チャネルセクション60の下流側の出口チャネルセクション62とを含む、円筒状チャネル58を形成する。入口チャネルセクション60は出口チャネルセクション62よりも広く、チャネル46の主流の速度が実質的に減少する体積を形成するので、主流の部分流がそれぞれの入口チャネルセクション60に分流されるとき、主流の動圧が入口チャネルセクション60内の実質的に等しい静圧に変換される。これらの静圧は、より狭い出口チャネルセクション62のそれぞれに、実質的に等しい流量の部分流を供給する。その結果、ノズルチャネル58内の部分流の圧力および流動分布が均質となり、それにより、回転するロータによって生じる瞬間的な対抗圧力に影響されにくい、チャネル58を通る流れが発生する。
各出口チャネルセクション62は、2mmから20mm、好ましくは5mmから15mmの範囲の直径を有する、円形の横断面を備えてもよい。あるいは、各出口チャネルセクション62は、2mmから20mm、好ましくは5mmから15mmの範囲の幅を有する、スロットの形状をとってもよい。
上述のスクリーンバスケット8は、古いスクリーニング装置における従来の単一段階スクリーンバスケットと交換されるのに特に適している。希釈液体供給導管を連結するために既存の受容出口部材を使用することによって、古い装置のハウジングを再構築する必要はない。
作動時、スクリーニングされることになる繊維懸濁液は、入口部材4を介して、上面部12でスクリーンバスケット8に供給される。スクリーンバスケット8において、懸濁液はマントル壁30のセクション40に沿ってスクリーニングされるため、一次の受容する部分がマントル壁30のスクリーン開口部を通過するとともに、一次の拒絶する部分がスクリーンバスケット8の内側に発生する。一次の拒絶する部分は、排出ノズル50を通って吹きかけられる希釈液体の制御流れによって希釈される。希釈された一次の拒絶する部分は、マントル壁30のセクション42に沿ってスクリーニングされるため、二次の受容する部分がマントル壁30を通過するとともに、二次の拒絶する部分がスクリーンバスケット8の内側に発生し、次いで、拒絶出口部材20を通ってスクリーンバスケット8から排出される。一次の受容する部分および二次の受容する部分は、組み合わされて、受容出口部材16を通って排出される。
排出ノズル50を通る希釈液体の流れは、スクリーンバスケット8に供給されている懸濁液の濃度および流れと、スクリーンバスケット8から排出されている二次の拒絶する部分の濃度および流れとに応じて制御されるため、マントル壁30のセクション42に入る一次拒絶分別物の濃度は、スクリーンバスケット8に供給されている懸濁液の濃度とほぼ同じになる。
図2は、スクリーンバスケットおよび希釈液体の供給が異なるように設計される点を除いて図1に示される実施形態と同様の、本発明のスクリーニング装置を示す。したがって、図2の装置は、2つの希釈液体入口導管66および68を備えるハウジング64と、導管66および68のそれぞれに連結される2つの希釈液体入口開口部72および74を備えるスクリーンバスケット70とを備える。この実施形態は、新規のスクリーニング装置に適している。
上記の図1および図2の代替実施形態として、本発明は、ロータが外側環状チャンバに配置され、懸濁液が外側環状チャンバからスクリーンバスケットを通って中央チャンバに供給されるタイプの、スクリーニング装置において実施されてもよい。
本発明のスクリーニング装置の第1実施形態の部分破断斜視図である。 本発明の第2実施形態の部分破断斜視図である。 図1による装置にはめ込まれるスクリーンバスケットの斜視図である。 図3に示されるスクリーンバスケットの断面斜視図である。 従来の円筒状チャネルを形成する排出ノズルを通過する、希釈液体の流れの形を示す図である。 本発明によって設計される排出ノズルを通過する希釈液体の流れの形を示す図である。

Claims (22)

  1. ハウジング(2、64)と、
    ハウジングの内部を中央チャンバ(10)と外側のほぼ環状のチャンバ(14)とに分割する、管状スクリーンバスケット(8、70)と、
    スクリーニングされることになる懸濁液を、中央チャンバまたは外側チャンバのいずれか一方に供給するための入口部材(4)と、
    スクリーンバスケットを通過した懸濁液の発生物の受容する部分を排出するための受容出口部材(16)と、
    懸濁液の発生物の拒絶する部分を排出するための拒絶出口部材(20)と、
    スクリーンバスケットに沿ってスクリーニングされることになる懸濁液に圧力および吸気パルスを提供するために、ハウジング内に配置されるロータ(26)と、
    懸濁液の濃縮を作動中に相殺する希釈液体を供給するための、ハウジング内の希釈液体ヘッダ(28)であって、ヘッダが、スクリーンバスケットを少なくとも2つの部分(40、42)に分割しスクリーンバスケットの少なくともほぼ周囲に延びる管状チャネル(46)を形成する、希釈液体ヘッダ(28)と、
    ハウジングの外側からヘッダのチャネルに希釈液体を供給するための、少なくとも1つの希釈液体供給導管(51、66、68)であって、ヘッダは、管状チャネルから希釈液体を排出するための複数の排出ノズル(50)を備えている、希釈液体供給導管(51、66、68)と
    を備える、パルプ懸濁液をスクリーニングするためのスクリーニング装置であって、
    各排出ノズルは、少なくとも2つのチャネルセクションである、ヘッダのチャネル(46)内に開口する入口チャネルセクション(60)と、入口チャネルセクションの下流側の出口チャネルセクション(62)とを含む、チャネル(58)を形成し、入口チャネルセクションは、出口チャネルセクションより実質的に広いことを特徴とする、スクリーニング装置。
  2. 各排出ノズル(50)の入口チャネルセクション(60)は、希釈液体がヘッダ(28)によって供給されるとき、管状チャネル(46)から排出ノズルの入口チャネルセクションに分流する希釈液体の流れ内に生じる渦流を貯めるのに十分な大きさの体積を有する、請求項1に記載のスクリーニング装置。
  3. 各排出ノズルの入口チャネルセクション(60)は、希釈液体がヘッダ(28)によって供給されるとき、出口チャネルセクション(62)内に希釈液体の流れ内の渦流が形成されることを妨げるのに十分な大きさの体積を有する、請求項1または2に記載のスクリーニング装置。
  4. 各排出ノズルの入口チャネルセクション(60)の体積は、出口チャネルセクション(62)の体積の0.2倍から2倍である、請求項1に記載のスクリーニング装置。
  5. 各排出ノズルの入口チャネルセクション(60)の幅は、出口チャネルセクション(62)の幅より25%から100%広い、請求項1から4のいずれか一項に記載のスクリーニング装置。
  6. 各排出ノズルの入口チャネルセクション(60)の長さは、入口チャネルセクション(62)の幅の5%から50%である、請求項5に記載のスクリーニング装置。
  7. 排出ノズル(50)が同一である、請求項1から6のいずれか一項に記載のスクリーニング装置。
  8. 管状チャネル(46)は、その長さに沿って一定の断面積を有する、請求項1から7のいずれか一項に記載のスクリーニング装置。
  9. 各排出チャネル(58)は円形の横断面を有する、請求項1から8のいずれか一項に記載のスクリーニング装置。
  10. 各排出チャネル(58)は細長い横断面を有する、請求項1から8のいずれか一項に記載のスクリーニング装置。
  11. 各排出ノズル(50)は、管状チャネル(46)から少なくともほぼ垂直に希釈液体を排出するために配置される、請求項1から10のいずれか一項に記載のスクリーニング装置。
  12. スクリーン開口部を備える管状マントル壁(30)と、
    マントル壁上にあって、マントル壁の少なくともほぼ周囲に延びる希釈液体のための管状チャネル(46)を形成し、複数の排出ノズル(50)を形成する、希釈液体ヘッダ(28)と
    を備える、パルプ懸濁液をスクリーニングするためのスクリーンバスケット(8、70)であって、
    各排出ノズルは、少なくとも2つのチャネルセクションである、ヘッダ(28)のチャネル(46)内に開口する入口チャネルセクション(60)と、入口チャネルセクションの下流側の出口チャネルセクション(62)とを含む、チャネル(58)を形成し、入口チャネルセクションは出口チャネルセクションより実質的に広いことを特徴とする、スクリーンバスケット(8、70)。
  13. 各排出ノズルの入口チャネルセクション(60)は、希釈液体がヘッダによって供給されるとき、管状チャネルから排出ノズルの入口セクションに分流する希釈液体の流れ内に生じる渦流を貯めるのに十分な大きさの体積を有する、請求項12に記載のスクリーンバスケット。
  14. 各排出ノズルの入口チャネルセクション(60)は、希釈液体がヘッダによって供給されるとき、出口チャネルセクション(62)内に希釈液体の流れ内の渦流が形成されることを妨げるのに十分な大きさの体積を有する、請求項12または13に記載のスクリーンバスケット。
  15. 入口チャネルセクション(60)の体積は、出口チャネルセクション(62)の体積の0.2倍から2倍である、請求項14に記載のスクリーンバスケット。
  16. 各排出ノズルの入口チャネルセクション(60)は、出口チャネルセクション(62)の幅より25%から100%広い幅を有する、請求項12から15のいずれか一項に記載のスクリーンバスケット。
  17. 各排出ノズルの入口チャネルセクション(60)の長さは、入口チャネルセクションの幅の5%から50%である、請求項16に記載のスクリーンバスケット。
  18. 排出ノズル(50)が同一である、請求項12から17のいずれか一項に記載のスクリーンバスケット。
  19. 管状チャネル(46)は、その長手方向において一定の断面積を有する、請求項12から18のいずれか一項に記載のスクリーンバスケット。
  20. 各排出チャネル(58)は円形の横断面を有する、請求項12から19のいずれか一項に記載のスクリーンバスケット。
  21. 各排出チャネル(58)は、細長い横断面を有する、請求項12から19のいずれか一項に記載のスクリーンバスケット。
  22. 各排出ノズル(50)は、管状チャネル(46)から少なくともほぼ垂直に希釈液体を排出するために配置される、請求項12から21のいずれか一項に記載のスクリーンバスケット。
JP2006537926A 2003-11-06 2004-09-21 パルプ懸濁液をスクリーニングするためのスクリーニング装置およびスクリーンバスケット Expired - Fee Related JP4751331B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
SE0302932A SE526033C3 (sv) 2003-11-06 2003-11-06 Silanordning och silkorg för silning av massasuspensioner
SE0302932-9 2003-11-06
PCT/SE2004/001352 WO2005045128A1 (en) 2003-11-06 2004-09-21 Screening apparatus and screen basket for screening pulp suspensions

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007510818A true JP2007510818A (ja) 2007-04-26
JP4751331B2 JP4751331B2 (ja) 2011-08-17

Family

ID=29707853

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006537926A Expired - Fee Related JP4751331B2 (ja) 2003-11-06 2004-09-21 パルプ懸濁液をスクリーニングするためのスクリーニング装置およびスクリーンバスケット

Country Status (9)

Country Link
US (1) US7931779B2 (ja)
EP (1) EP1680543B1 (ja)
JP (1) JP4751331B2 (ja)
CN (1) CN100532706C (ja)
AT (1) ATE366843T1 (ja)
CA (1) CA2544825C (ja)
DE (1) DE602004007543T2 (ja)
SE (1) SE526033C3 (ja)
WO (1) WO2005045128A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE526033C3 (sv) * 2003-11-06 2009-12-08 Metso Paper Inc Silanordning och silkorg för silning av massasuspensioner
US9085851B2 (en) 2010-03-16 2015-07-21 Jouko Hautala Pressure filter
SE537379C2 (sv) * 2012-11-28 2015-04-14 Valmet Oy Silanordning, rotor, pulselementpaket och produktionsmetod
SE538980C2 (sv) * 2013-05-07 2017-03-14 Valmet Oy En apparat för separering av partiklar i en massasuspension
DE102013010959B3 (de) * 2013-07-01 2014-08-07 Andritz Fiedler Gmbh Siebvorrichtung
CN104888930A (zh) * 2015-05-05 2015-09-09 中国矿业大学 一种分流悬浮液特性调整装置及方法
CN110898502B (zh) * 2019-12-16 2021-06-01 肇庆市锦晟个人医疗护理用品科技有限公司 一种卫生巾原浆多级压力筛选滤筒机
CN113215848B (zh) * 2021-04-30 2023-05-26 安德里茨(中国)有限公司 压力筛和用于压力筛的稀释方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0364590A (ja) * 1989-05-17 1991-03-19 A Ahlstroem Oy 繊維懸濁液の処理方法および装置
WO2000000468A1 (en) * 1998-06-30 2000-01-06 The Regents Of The University Of California Thyroid hormone analogues and methods for their preparation
JP2002537964A (ja) * 1999-02-26 2002-11-12 ウー エ エム ラモール 紙パルプの濾過のためのプロセスと装置
JP2004137621A (ja) * 2002-10-16 2004-05-13 Aikawa Iron Works Co Ltd スクリ−ン装置
JP2005529252A (ja) * 2002-06-07 2005-09-29 メトソ ペーパー インコーポレイテッド パルプ懸濁液をスクリーニングするための複数段階スクリーニング装置、スクリーンバスケット、および方法
EP1680543A1 (en) * 2003-11-06 2006-07-19 Metso Paper, Inc. Screening apparatus and screen basket for screening pulp suspensions

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4717471A (en) * 1985-09-05 1988-01-05 The Black Clawson Company Apparatus for screening paper fiber stock
FR2613390B1 (fr) 1987-04-06 1995-01-20 Lamort Sa E M Perfectionnement aux tamis employes pour le traitement de la pate a papier
US4986900A (en) * 1989-04-04 1991-01-22 A. Ahlstrom Corporation Sectional screen cylinder
DE3940334A1 (de) 1989-12-06 1991-06-13 Finckh Maschf Sieb fuer drucksortierer fuer fasersuspensionen
DE4121896A1 (de) 1991-07-02 1993-01-07 Fiedler Heinrich Gmbh Siebelement
SE9102550L (sv) 1991-09-05 1993-03-06 Sunds Defibrator Ind Ab Saett foer framstaellning av en siltrumma
FI89521C (fi) 1991-10-04 1993-10-11 Cae Investments Bv Foerfarande foer framstaellning av en silprodukt och genom foerfarandet framstaelld silprodukt
EP0905309B1 (de) 1995-02-03 2001-11-28 Hermann Finckh Maschinenfabrik GmbH & Co. Sieb zum sortieren von sowie Drucksortierer für Fasersuspensionen
FI100010B (fi) 1995-11-28 1997-08-15 Ahlstrom Machinery Oy Seulasylinteri
SE506602C2 (sv) * 1996-05-23 1998-01-19 Sunds Defibrator Ind Ab Anordning för silning med tillförsel av spädvätska
SE509134C2 (sv) * 1997-04-14 1998-12-07 Sunds Defibrator Ind Ab Silanordning med rejektutspädning
SE510967C2 (sv) 1997-11-07 1999-07-12 Sunds Defibrator Ind Ab Silpanel
WO1999028549A1 (en) * 1997-12-01 1999-06-10 Valmet Corporation Pressure screen for screening pulp
SE511142C2 (sv) * 1997-12-19 1999-08-09 Sunds Defibrator Ind Ab Anordning med spädvätsketillförsel för silning av fibersuspensioner
SE513793C2 (sv) 1999-03-03 2000-11-06 Valmet Fibertech Ab Silcylinder med stavar vilka mellan sig bildar spalter
US6585116B1 (en) * 2000-02-22 2003-07-01 Voith Sulzer Paper Technology North America, Inc. Screening apparatus for fiber suspension
US6571957B1 (en) * 2000-08-07 2003-06-03 Voith Sulzer Paper Technology North America, Inc. Screening apparatus for fiber suspension

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0364590A (ja) * 1989-05-17 1991-03-19 A Ahlstroem Oy 繊維懸濁液の処理方法および装置
WO2000000468A1 (en) * 1998-06-30 2000-01-06 The Regents Of The University Of California Thyroid hormone analogues and methods for their preparation
JP2002537964A (ja) * 1999-02-26 2002-11-12 ウー エ エム ラモール 紙パルプの濾過のためのプロセスと装置
JP2005529252A (ja) * 2002-06-07 2005-09-29 メトソ ペーパー インコーポレイテッド パルプ懸濁液をスクリーニングするための複数段階スクリーニング装置、スクリーンバスケット、および方法
JP2004137621A (ja) * 2002-10-16 2004-05-13 Aikawa Iron Works Co Ltd スクリ−ン装置
EP1680543A1 (en) * 2003-11-06 2006-07-19 Metso Paper, Inc. Screening apparatus and screen basket for screening pulp suspensions

Also Published As

Publication number Publication date
EP1680543B1 (en) 2007-07-11
SE0302932D0 (sv) 2003-11-06
SE526033C8 (sv) 2005-07-06
DE602004007543D1 (de) 2007-08-23
DE602004007543T2 (de) 2008-03-20
JP4751331B2 (ja) 2011-08-17
SE0302932L (sv) 2005-05-07
US20070246181A1 (en) 2007-10-25
CA2544825C (en) 2012-05-29
SE526033C2 (sv) 2005-06-21
US7931779B2 (en) 2011-04-26
CA2544825A1 (en) 2005-05-19
ATE366843T1 (de) 2007-08-15
WO2005045128A1 (en) 2005-05-19
EP1680543A1 (en) 2006-07-19
CN100532706C (zh) 2009-08-26
SE526033C3 (sv) 2009-12-08
CN1875146A (zh) 2006-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4361014B2 (ja) パルプ懸濁液をスクリーニングするための複数段階スクリーニング装置、スクリーンバスケット、および方法
FI89815B (fi) Anordning foer saollning av en vaetskesuspension av fibermaterial
JP4751331B2 (ja) パルプ懸濁液をスクリーニングするためのスクリーニング装置およびスクリーンバスケット
CN102216521B (zh) 用于制造纤维材料幅材的机器及流浆箱
KR20080007646A (ko) 상대적으로 많은 오염 물질을 포함하는 섬유 펄프서스펜션을 분리하는 하는 하이드로사이클론 유닛 및 방법
US20110265968A1 (en) Headbox for a machine for producing a fibrous web
US20110303381A1 (en) Headbox for a machine for producing a fibrous web
KR20120099137A (ko) 섬유 현탁액을 스크리닝하기 위한 방법 및 스크리닝 디바이스
JP2003129343A (ja) 渦流紡績装置のスピンドル通路内で軸方向流に影響を与えるための方法及び装置
FI123249B (fi) Menetelmä ja laitteisto kemikaalin syöttämiseksi nestevirtaan
JP5993309B2 (ja) パルプ製造プロセスにおいて有害物質を分離するための装置及び方法
SE511142C2 (sv) Anordning med spädvätsketillförsel för silning av fibersuspensioner
US11806683B2 (en) Fluidizing nozzle and fluidized bed reactor
EP1717366A1 (en) Headbox
US6416214B2 (en) Mixing device
BG111812A (bg) Метод и устройство за изпридане на прежда с въздушен вихър
JP2014173194A (ja) 篩分機
CS222858B1 (en) Pneumatic filament finishing apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070725

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100309

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100406

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100625

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100702

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101005

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110111

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110407

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110510

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110520

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4751331

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140527

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees