JP2007505905A5 - - Google Patents
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Description
別の態様では、式Ymで表されるモノマー単位の1つ以上が:
(a)YmがYnでない場合、式IIIa:
式IIIa
で表される基であるか;または
(b)YmがYnである場合、式IIIb:
式IIIb
で表される基であり、
ここで、
各R1 3、R2 3、...、Rm-1 3およびRm 3が、独立して、−OHまたは−NH2であり;
各R1 4、R2 4、...、Rm-1 4およびRm 4が、独立して、−OHまたは−NH2、アミノ酸基、または2〜8個のアミノ酸基を含むペプチドであり、ここで:
(a)各アミノ酸基は、独立して、DまたはLの立体配置を示し;
(b)各アミノ酸基は、非置換であるかまたはハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、フェノキシ、CF3、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、−C(O)Oアルキルおよび−NO2から成る群より選択される1つ以上の基で置換されており;
(c)アミノ酸基は、独立して、γカルボキシル基のα位、αまたはεアミノ基で結合しているかまたはそれらの組合せである。
(a)YmがYnでない場合、式IIIa:
式IIIa
で表される基であるか;または
(b)YmがYnである場合、式IIIb:
式IIIb
で表される基であり、
ここで、
各R1 3、R2 3、...、Rm-1 3およびRm 3が、独立して、−OHまたは−NH2であり;
各R1 4、R2 4、...、Rm-1 4およびRm 4が、独立して、−OHまたは−NH2、アミノ酸基、または2〜8個のアミノ酸基を含むペプチドであり、ここで:
(a)各アミノ酸基は、独立して、DまたはLの立体配置を示し;
(b)各アミノ酸基は、非置換であるかまたはハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、フェノキシ、CF3、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、−C(O)Oアルキルおよび−NO2から成る群より選択される1つ以上の基で置換されており;
(c)アミノ酸基は、独立して、γカルボキシル基のα位、αまたはεアミノ基で結合しているかまたはそれらの組合せである。
別の態様では、式Ymで表されるモノマー単位が以下のものでない:
(a)YmがYnでない場合、式IIIa:
式IIIa
で表される基であるか;または
(b)YmがYnである場合、式IIIb:
式IIIb
で表される基であり、
ここで、
各R1 3、R2 3、...、Rm-1 3およびRm 3が、独立して、−OHまたは−NH2であり;
各R1 4、R2 4、...、Rm-1 4およびRm 4が、独立して、−OHまたは−NH2、アミノ酸基、または2〜8個のアミノ酸基を含むペプチドであり、ここで:
(c)各アミノ酸基は、独立して、DまたはLの立体配置を示し;
(d)各アミノ酸基は、非置換であるかまたはハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、フェノキシ、CF3、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、−C(O)Oアルキルおよび−NO2から成る群より選択される1つ以上の基で置換されており;
(e)アミノ酸基は、独立して、γカルボキシル基のα位、αまたはεアミノ基で結合しているかまたはそれらの組合せである。
(a)YmがYnでない場合、式IIIa:
式IIIa
で表される基であるか;または
(b)YmがYnである場合、式IIIb:
式IIIb
で表される基であり、
ここで、
各R1 3、R2 3、...、Rm-1 3およびRm 3が、独立して、−OHまたは−NH2であり;
各R1 4、R2 4、...、Rm-1 4およびRm 4が、独立して、−OHまたは−NH2、アミノ酸基、または2〜8個のアミノ酸基を含むペプチドであり、ここで:
(c)各アミノ酸基は、独立して、DまたはLの立体配置を示し;
(d)各アミノ酸基は、非置換であるかまたはハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、フェノキシ、CF3、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、−C(O)Oアルキルおよび−NO2から成る群より選択される1つ以上の基で置換されており;
(e)アミノ酸基は、独立して、γカルボキシル基のα位、αまたはεアミノ基で結合しているかまたはそれらの組合せである。
式Iの化合物の幾つかは炎症応答も誘導し、例えば、式Ymで表されるモノマー単位の1つ以上が:
(a)YmがYnでない場合、式IIIa:
式IIIa
で表される基であるか;または
(b)YmがYnである場合、式IIIb:
式IIIb
で表される基であり、
ここで、
各R1 3、R2 3、...、Rm-1 3およびRm 3が、独立して、−OHまたは−NH2であり;
各R1 4、R2 4、...、Rm-1 4およびRm 4が、独立して、−OHまたは−NH2、アミノ酸基、または2〜8個のアミノ酸基を含むペプチドであり、ここで:
(f)各アミノ酸基は、独立して、DまたはLの立体配置を示し;
(g)各アミノ酸基は、非置換であるかまたはハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、フェノキシ、CF3、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、−C(O)Oアルキルおよび−NO2から成る群より選択される1つ以上の基で置換されており;
(b)アミノ酸基は、独立して、γカルボキシル基のα位、ならびにαまたはεアミノ基で結合しているかまたはそれらの組合せである。
(a)YmがYnでない場合、式IIIa:
式IIIa
で表される基であるか;または
(b)YmがYnである場合、式IIIb:
式IIIb
で表される基であり、
ここで、
各R1 3、R2 3、...、Rm-1 3およびRm 3が、独立して、−OHまたは−NH2であり;
各R1 4、R2 4、...、Rm-1 4およびRm 4が、独立して、−OHまたは−NH2、アミノ酸基、または2〜8個のアミノ酸基を含むペプチドであり、ここで:
(f)各アミノ酸基は、独立して、DまたはLの立体配置を示し;
(g)各アミノ酸基は、非置換であるかまたはハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、フェノキシ、CF3、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、−C(O)Oアルキルおよび−NO2から成る群より選択される1つ以上の基で置換されており;
(b)アミノ酸基は、独立して、γカルボキシル基のα位、ならびにαまたはεアミノ基で結合しているかまたはそれらの組合せである。
これに対し、式Iの化合物の幾つかは抗−炎症応答を誘導し、例えば式Ymで表されるモノマー単位は以下のものでない:
(a)YmがYnでない場合、式IIIa:
式IIIa
で表される基;または
(b)YmがYnである場合、式IIIb:
式IIIb
で表される基、
ここで、
各R1 3、R2 3、...、Rm-1 3およびRm 3が、独立して、−OHまたは−NH2であり;
各R1 4、R2 4、...、Rm-1 4およびRm 4が、独立して、−OHまたは−NH2、アミノ酸基、または2〜8個のアミノ酸基を含むペプチドであり、ここで:
(h)各アミノ酸基は、独立して、DまたはLの立体配置を示し;
(i)各アミノ酸基は、非置換であるかまたはハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、フェノキシ、CF3、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、−C(O)Oアルキルおよび−NO2から成る群より選択される1つ以上の基で置換されており;
(c)アミノ酸基は、独立して、γカルボキシル基のα位、ならびにαまたはεアミノ基で結合しているかまたはそれらの組合せである。
(a)YmがYnでない場合、式IIIa:
式IIIa
で表される基;または
(b)YmがYnである場合、式IIIb:
式IIIb
で表される基、
ここで、
各R1 3、R2 3、...、Rm-1 3およびRm 3が、独立して、−OHまたは−NH2であり;
各R1 4、R2 4、...、Rm-1 4およびRm 4が、独立して、−OHまたは−NH2、アミノ酸基、または2〜8個のアミノ酸基を含むペプチドであり、ここで:
(h)各アミノ酸基は、独立して、DまたはLの立体配置を示し;
(i)各アミノ酸基は、非置換であるかまたはハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、フェノキシ、CF3、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、−C(O)Oアルキルおよび−NO2から成る群より選択される1つ以上の基で置換されており;
(c)アミノ酸基は、独立して、γカルボキシル基のα位、ならびにαまたはεアミノ基で結合しているかまたはそれらの組合せである。
Claims (2)
- 式Ymで表されるモノマー単位の1つ以上が:
(a)YmがYnでない場合、式IIIa:
式IIIa
で表される基であるか;または
(b)YmがYnである場合、式IIIb:
式IIIb
で表される基であり、
ここで、
各R1 3、R2 3、...、Rm-1 3およびRm 3が、独立して、−OHまたは−NH2であり;
各R1 4、R2 4、...、Rm-1 4およびRm 4が、独立して、−OHまたは−NH2、アミノ酸基、または2〜8個のアミノ酸基を含むペプチドであり、ここで:
(d)各アミノ酸基は、独立して、DまたはLの立体配座を示し;
(e)各アミノ酸基は、非置換であるかまたはハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、フェノキシ、CF3、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、−C(O)Oアルキルおよび−NO2から成る群より選択される1つ以上の基で置換されており;
(f)アミノ酸基は、独立して、γカルボキシル基のα位、αまたはεアミノ基で結合しているかまたはそれらの組合せである、
ことを特徴とする、請求項1に記載の化合物。 - 式Ymで表されるモノマー単位が以下の基でない:
(a)YmがYnでない場合、式IIIa:
式IIIa
で表される基;または
(b)YmがYnである場合、式IIIb:
式IIIb
で表される基、
ここで、
各R1 3、R2 3、...、Rm-1 3およびRm 3が、独立して、−OHまたは−NH2であり;
各R1 4、R2 4、...、Rm-1 4およびRm 4が、独立して、−OHまたは−NH2、アミノ酸基、または2〜8個のアミノ酸基を含むペプチドであり、ここで:
(a)各アミノ酸基は、独立して、DまたはLの立体配座を示し;
(b)各アミノ酸基は、非置換であるかまたはハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、フェノキシ、CF3、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、−C(O)Oアルキルおよび−NO2から成る群より選択される1つ以上の基で置換されており;
(c)アミノ酸基は、独立して、γカルボキシル基のα位、αまたはεアミノ基で結合しているかまたはそれらの組合せである、
ことを特徴とする、請求項1に記載の化合物。
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