JP2007504036A - ガス発生装置およびそれに使用するガス発生剤パケット - Google Patents

ガス発生装置およびそれに使用するガス発生剤パケット Download PDF

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Abstract

膨張式車両乗員保護システムに使用するための、ガス発生装置10およびガス発生剤パケット30。ガス発生装置は、ハウジング12、点火装置18を含み、1種または2種以上のガス発生剤23および/または40が、ハウジング12によって画定される燃焼室24に配置されている。1種または2種以上のガス発生剤23および/または40は、ハウジング12から隔てられるか、または室24内で吊り下げられている、実質的にガス/水分不浸透性の容器30に封入され、それによってその中にガス発生剤のパケットを形成している。容器30は、ポリマーまたはポリエステルフィルムで形成することができる。このガス発生剤パケットは、点火装置18の起動以前に、燃焼室24内で配置可変とすることができる。ガス発生装置10の製造方法およびガス発生装置10の起動方法も開示される。

Description

関係する出願の参照
本出願は、2003年8月28日付出願の、米国特許仮出願番号第60/498,715号の権利を有し、その利益を主張するものである。
発明の背景
本発明は、一般的には車両乗員保護システムに関し、より具体的には、膨張式保護装置の組み込まれた乗員保護システムに使用するガス発生装置に関する。
膨張式車両乗員安全システムに使用されるガス発生装置は、車両安全システムの分野においてよく知られている。一般に、そのようなガス発生装置は、燃焼室を画定するハウジングを含み、該ハウジング内に、第1の、ブースタチャージ(booster charge)および主ガス発生チャージを備える。点火装置またはスクイブ(squib)も、ハウジング内に配置されて、ブースタチャージに点火する。衝突発生時には、ブースタチャージの燃焼は、通常、点火装置に電気信号を供給することによって始まる。ブースタチャージの点火は、主チャージの点火を誘発し、それによって関連する膨張式安全装置を膨張させるのに使用される大量の膨張ガスを供給する。
ブースタチャージを主チャージから隔離することによって、燃焼が改善され、その結果として主チャージのガス生成を向上させることが知られている。すなわち、ブースタチャージは、ハウジング構造に組み込まれた、または取り付けた機構によって、主ガス発生剤チャージと物理的に隔離されている。箔、バーストシム(burst shim)、および類似の構成要素を使用して、それぞれの室間の流体隔離バリヤを形成して、ブースタチャージの起動時に高温燃焼ガスの生成によって破断させることが可能である。さらに、壁、カップ(cup)、チューブ、その他様々なインフレータ構造を使用して、それぞれのチャージを流体的に隔離するのに必要な構造を形成して、起動に伴う力に耐えるのに十分な構造的完全性をインフレータに与えてもよい。ブースタチャージの燃焼によって、ブースタチャージを主チャージから流体的に隔離している1つまたは2つ以上のバリヤが破裂される。しかしながら、ブースタチャージを主チャージから隔離するのに必要な構造の製造には、大きな製造時間と労力を必要とするとともに、追加の材料を必要とする。
発明の要約
好ましい一態様において、本発明は、内部燃焼室を画定するハウジングと、前記ハウジングに結合された点火装置とを有するガス発生装置を含む、車両乗員保護システムを包含する。第1のガス発生剤が、燃焼室に配置され、主ガス発生剤として機能し、第2のガス発生剤が、燃焼室内で点火装置と第1のガス発生剤の中間に配置されて、ブースタガス発生剤として機能する。点火装置を起動することによって、第2のガス発生剤が点火され、第2のガス発生剤に点火することによって、第1のガス発生剤が点火される。さらに、前記ガス発生剤の少なくとも一方は、実質的にガス/水分不浸透性の容器に封入されており、それによってハウジングから隔てられたガス発生剤パケットを形成する。この容器は、ポリエステルフィルムで形成することができる。ガス発生剤パケットは、点火装置の起動以前には、燃焼室内で配置可変である。
別の態様においては、本発明は、ガス発生装置の製造方法であって、周辺壁を有する内部燃焼室を画定するガス発生装置ハウジングを準備するステップ;所定量の第1のガス発生剤を準備するステップ;所定量の第2のガス発生剤を準備するステップ;前記ハウジングから隔てられた実質的にガス/水分不浸透性の容器を準備するステップ;前記容器内に、前記第1および第2のガス発生剤の少なくとも一方を封入するステップ;前記燃焼室と点火可能に連通する点火装置を準備するステップ;前記第1のガス発生剤を燃焼室に配置するステップ;および前記第2のガス発生剤を燃焼室内で前記点火装置と前記第1のガス発生剤との中間に配置するステップを含む、前記方法を包含する。言い換えると、第1および第2のガス発生剤組成物は、点火装置に近接するか、または点火可能に連通している。
さらに別の態様において、本発明は、ガス発生装置を起動させる方法であって、内部燃焼室を画定するガス発生装置ハウジングを準備するステップ;前記燃焼室と点火可能に連通する点火装置を準備するステップ;前記燃焼室内に、少なくとも1種のガス発生剤、および好ましくは第2のガス発生剤を準備するか、または少なくとも1種のガス発生剤、および好ましくは複数のガス発生剤を準備するステップ;前記第1および第2のガス発生剤の少なくとも一方をカプセル化または封入するステップであって、一方または両方のガス発生剤を、前記ハウジングから隔てられた、実質的にガス/水分不浸透性の容器に封入する、前記ステップ;前記燃焼室内で、前記点火装置と前記第1のガス発生剤の中間に第2のガス発生剤を配置するステップ;および前記点火装置を起動させて、第2のガス発生剤に点火するステップであって、前記第2のガス発生剤の点火によって、それと点火可能かつ燃焼可能に連通する、前記第1のガス発生剤に点火する、前記ステップを含む、方法を包含する。
本発明のさらに別の観点においては、本発明は、ガス発生装置に使用されるガス発生剤パケットであって、実質的にガス/水分不浸透性のMylar(登録商標)容器に封入された所定量のガス発生剤を含む、前記パケットを含む。水分およびガス不浸透性の容器を使用すると、各インフレータに同一の量の推進剤が含まれることを保証することによって、改良型の組立方法が得られる。さらに、ガス発生剤のいずれか一つをパッケージングすることによって、インフレータ内に一体化する前の、それぞれのガス発生剤の輸送または貯蔵中の水分保持が防止される。これは、例えば、吸湿性の推進剤に対して特に有用である。両方の利点の結果として、推進剤装荷時の推進剤計測変動によるか、または推進剤に吸湿特性があり、かつ/または組立または貯蔵が湿潤状態である場合の、推進剤の水分吸い上げによる、推進剤組込みインフレータの性能変動が減少する。
開示されたインフレータ構造は、既存のインフレータに対していくつかの利点をもたらす。容器の壁は、容器に封入されるガス発生剤を、容器の外部のガス発生剤と隔離し、これによって、インフレータの本体には、複数の量のガス発生剤を隔離するための構造を組み入れる必要がない。また、ガス発生剤燃焼によって生成される力に耐えるのに必要な唯一の構造は、燃焼チャンバそれ自体である。したがって、インフレータの重量が低減される。
さらに、インフレータの構造から隔てられた容器に封入された、事前秤量されたガス発生剤チャージを準備することによって、インフレータを組み立てるのに必要な時間が減少する。ガス発生装置組立の現場において、所望量のガス発生剤を計測する必要は無く、また計測された量のガス発生剤を、インフレータ構造の特別に設計された部分に配置する必要がない。事前秤量された量のガス発生剤を保持する容器は、単に、燃焼室の内部で点火装置と別の量のガス発生剤との間に配置される。
任意の所定量の所望ガス発生剤を、容器中に封入することができる。また、容器は実質的にガス/水分不浸透性であるので、ガス発生剤は、容器外部のガス発生剤とは化学的に非反応にすることができる。所定量のガス発生剤を燃焼室内の所定の場所に集中させることができること、および1種または2種以上の化学的に非反応のガス発生剤を、同一の反応室内の近傍に配置することができることによって、システムの柔軟性が向上し、システム燃焼プロファイルの制御をより拡大することが可能となる。
さらに、本明細書で説明したように、容器内にガス発生剤チャージを封入することによって、ガス発生剤システムの全体燃焼プロファイルが減衰されることが示されている。ガス生成の初期に鋭利なスパイクを生じるのではなく、ガス生成の最も攻撃的な部分が、燃焼プロファイルにおける遅い時点へと遅らされる。結果的に、本発明に従って構築される、ガス発生装置を使用して展開される膨張式安全装置は、一般に、そうでない場合よりも、装置の展開過程における遅い時点において、ガス膨張の最も攻撃的な部分が発生する。この結果として、膨張式クッションまたはエアバッグのより円滑な膨張が得られ、クッションのゆるやかな膨張と、多くの場合における乗員の優れた保護とが得られる。
本発明の様々な態様の、これらおよびその他の特徴および利点は、以下の詳細な説明、添付の図面、およびクレームから明らかになるであろう。
詳細な説明
図1は、本発明によるガス発生装置10の一態様を示す。ガス発生装置10は、車両乗員保護システムの膨張式安全拘束装置へ加圧ガスを供給し、それによって衝突または急激な減速の発生時に車両乗員を保護する動作が可能である。
図示した態様においては、ガス発生装置10はハウジング12を含み、このハウジングは、様々な既知の方法、例えばクリンプ加工、溶接、接着結合、または固定具の適用などのいずれかを使用して、互いに入れ子関係または当接関係に固定された、上部ハウジング部分14および下部ハウジング部分16を有する。ハウジング12は、以下にさらに詳細に説明するように、所定量の1種または2種以上のガス発生剤組成物を受け入れるための、内部燃焼室24を画定する周辺壁20を含む。
1つまたは2つ以上の開口34が、ハウジング部分14、16の一方または両方に形成され、燃焼室24とその室の外部との間の、流体連通を可能にする。開口34に近い室24の外部は、膨張式エアバッグなどの、ガス発生装置10と動作可能に関連する、膨張式車両乗員拘束装置(図示せず)の内側部分と連通している。開口34は、燃焼室24において生成される膨張ガスを、既知の方法で、膨張式乗員拘束装置中に導くことを可能にする。
1つまたは2つ以上のフィルタ28が、燃焼室24に収納されたガス発生剤の燃焼によって生成される燃焼生成物をフィルタリングするために、設けられている。フィルタ28は、燃焼室24とそれぞれの開口34との間に位置し、開口34のいずれかを通過して燃焼室24から通過するガスから燃焼生成物をフィルタリングする。任意適当な金属メッシュフィルタまたはワイヤ織布(woven wire cloth)を使用してもよく、これらの多くの例が知られており、市販の供給元(例えば、ミシガン州Bloomfield Hills、Wayne Wire Cloth Products、Inc)から入手可能である。
点火装置18は、上部ハウジング部分14に装着されている。点火装置18は、例えば、参照により本明細書に組み入れてある米国特許第5,934,705号に記載の点火装置などの任意適当な点火装置とすることができる。点火装置18は、様々な方法、例えばクリンプ加工、溶接、接着結合、または締結具の任意のものを使用して、上部ハウジング部分14に固定することができる。ガス発生剤組成物に点火することのできる点火装置18の一端は、ガス発生装置10の起動時に、燃焼室24と点火可能に連通するように配置されている。
図1を参照すると、本発明に従って、ある量の第1のガス発生剤組成物23とある量の第2のガス発生剤組成物40が、燃焼室24に配置されている。一態様において、ガス発生剤23、40は、錠剤形態の1種または2種以上の非アジド調剤を含む。しかしながら、その他多数の適当なガス発生剤組成物が当該技術において知られている。適当な組成物の代表例は、参照により本明細書に組み入れてある、米国特許第5,035,759号、第5,872,329号、第6,074,502号、第6,210,505号に記載されている。第2のガス発生剤40は、第1のガス発生剤23と同じ組成を有するか、または第1と第2のガス発生剤は異なる組成を有してもよい。
第2のガス発生剤40は、点火装置18と第1のガス発生剤23の間に配置される。一般に、点火装置18に近接する、第2のガス発生剤40は、ブースタチャージとして機能するのに対して、第2のガス発生剤23は、主ガス発生チャージとして機能する。この構成において、点火装置18の起動は、第2のガス発生剤40に点火し、第2のガス発生剤40の点火は、第1のガス発生剤23の共鳴点火(sympathetic ignition)を発生させることになる。言い換えると、組成物23、40は、点火装置18と点火可能に連通しており、そのために、同時または順次に点火される。
さらに、第1および第2のガス発生剤組成物の少なくとも一方は、実質的にガス/水分不浸透性の容器30内に封入され、それによってガス発生装置ハウジング12から隔てられた自己収納ガス発生剤パケットを形成する。したがって、ガス発生剤が封入される容器30は、ガス発生装置ハウジング12のいずれの要素または構造によっても形成されない。一般に、容器30に組み込むべき適当な量のガス発生剤は、ガス発生剤製造設備において秤量され、所望の量のガス発生剤が、容器中に配置される。容器30は、次いで、ガス発生装置10中への組込みのために、ガス発生剤組立場所へと輸送される。一態様において、容器30は、例えばMylar(登録商標)またはその他類似の化合物などの、ポリエステルフィルムなどの重合体フィルムで形成される袋またはポーチ(pouch)である。ポリエステルフィルムは、水分およびガスに対して実質的に不浸透性を有する。
したがって、ガス発生剤チャージをポリエステルフィルム製の容器内に封入することは、インフレータが起動以前に長期間にわたって保管される場合に、推進剤チャージの完全性を維持するのに役立つ。さらに、本明細書に記述したような、ガス発生剤の容器内での保管は、ガス発生剤間に望ましくない化学反応を発生することなく、2種以上の化学的に非反応のガス発生剤物質を、同一の物理的場所に(例えば、単一の燃焼室として)保管することを可能にする。さらに、自己収納され、かつ事前秤量されたガス発生剤チャージを、ガス発生装置組立場所において提供することによって、所望の量のガス発生剤を準備して、そのガス発生剤をガス発生装置に組み付けるのに必要な組立時間が大幅に減少する。
図1に示す態様において、第2のガス発生剤40は、ハウジング12の内部であるが、それから隔てられている容器30内に封入されており、第1のガス発生剤23は、下部ハウジング部分16によって画定される燃焼窒24の床全体にばらばらに分布している。図1からわかるように、第2のガス発生剤40が封入されている容器30は、組立中、および点火装置18の起動以前に、配置可変である。図1Aは、点火装置18と第1のガス発生剤23との間にある、容器30を配置することができる多数の位置のいくつかを(想像線で)示している。再び図1を参照すると、この態様において、点火装置18の起動は、容器30の壁に破断を生じさせ、それによって容器30内に封入されている第2のガス発生剤40を露出させて、それに点火する。第2のガス発生剤40の点火によって、第1のガス発生剤23の点火が発生し、それによってエアバッグまたは膨張式装置を膨張させるためのガスを生成する。ここで理解されることは、ガス発生剤を連続的に点火するのが好ましいが、ガス発生剤23およびガス発生剤40、およびその他の任意のガス発生剤は、設計基準により、チャンバ24内部でのそれらの配置に応じて、連続的または同時に点火してもよいことである。したがって、この容器(複数の場合を含む)は、ガス発生剤の時差点火(staggered ignition)をもたらすか、あるいは、少なくとも、計測された量の推進剤を提供することができ、これによって、一定量の推進剤が確保され、また推進剤まわりの環境シールが確保されることによって、性能変動を減少する。
図2を参照すると、図1に示す態様の変形体において、第3のガス発生剤50が、第1のガス発生剤23と隣接し、かつ第2のガス発生剤組成物40が封入されている容器30から距離を空けられて、容器32内に封入されている。この態様において、第2のガス発生剤40による第1のガス発生剤23の点火によって、第3のガス発生剤50が封入されている容器32の壁に破断を生じさせ、それによってその中に封入された第3のガス発生剤50が露出して、点火される。
図3を参照すると、本発明の別の態様において、第2のガス発生剤40が、容器30に封入されており、第1のガス発生剤23は、燃焼室24内でばらばらに分布して、第2のガス発生剤40が封入されている容器30を部分的または全体的に覆っている。図3からわかるように、この構成において、容器30は、点火装置の起動以前には、燃焼室内24で配置可変である。この態様においては、点火装置18による第1のガス発生剤23の点火によって、容器30の壁に破断が生じ、それによって容器30内に封入された第2のガス発生剤40が露出して、点火される。
図4を参照すると、図3に示した態様の変形体において、第3のガス発生剤50が、第2のガス発生剤40が封入されている容器30に隣接する、容器32内に封入されている。容器32は、第1のガス発生剤組成物23から距離を空けて配置されている。この態様において、第1のガス発生剤23による第2のガス発生剤40の点火によって、第3のガス発生剤50が封入されている容器32の壁に破断が生じ、それによって第3のガス発生剤50が露出して、点火される。
図5を参照すると、さらに別の態様において、第1のガス発生剤23および第2のガス発生剤40の両方が、それぞれ個別の容器30、32に封入されている。図5においてわかるように、第2のガス発生剤40が封入されている容器32が点火装置18と第1のガス発生剤23が封入されている容器30との中間に配置されている場合には、容器30および容器32の両方とも、燃焼室24内部で配置可変である。この態様においては、点火装置18の起動によって、容器32の壁に破断が生じ、それによって容器32に封入されている第2のガス発生剤40が露出して、点火される。次いで、第2のガス発生剤40の点火によって、容器30の壁に破断が生じ、それによって容器30に封入されている第1のガス発生剤23が露出して、点火される。
図6は、本発明のさらに別の態様を示しており、この場合には、容器30は点火装置18に結合されて、それによって容器30の内側部分が、点火装置18の内側部分と連通するようにされている。点火装置18の起動によって、容器30に封入されたガス発生剤が点火され、それによって容器30の破断と、この容器の外側で、それに近接するすべてのガス発生剤の共鳴点火が発生する。
図7は、図1〜図6に示すインフレータ10を組み込んだ車両乗員保護システム52の概略表現を示しており、ここで車両乗員保護システム52は、展開前の状態で示されている。エアバッグまたは膨張式構成要素54は、ガス発生装置10の出口オリフィス34と流体連通しており、それによってエアバッグの膨張を可能にする。衝突発生時には、オンボードコンピュータ(図示せず)に含まれる関連するコンピュータアルゴリズムによる計算にしたがって、衝突センサ(図示せず)が、既知の方法で、減速に応答する。したがって、減速が検出されると、オンボードコンピュータは、衝突発生、すなわち車両乗員保護システム52の必要性を示す信号を、イニシエータ18に送る。当業者であれば、それに限定はされないが、エアバッグ、エアベルト、および/またはその他の膨張式構成要素を含む、一般的な車両乗員保護システムの様々な既知の構成体、ならびにこれらの様々な構成体を収容するモジュールを容易に思いつくであろう。
要するに、図に表した構成のそれぞれは、単数または複数の容器によってチャージを隔離することによって、比較的緩やかな燃焼過程を生じる配設を示している。ここで気づかれることは、容器(複数の場合を含む)が原因で生じる、収納された推進剤(複数の場合を含む)の点火における相対的遅れによって、同一の推進剤またはガス発生剤の2つ以上の隔離された部分を段階的に燃焼させることはできるが、それぞれ異なるチャージは、組成が異なるのが好ましいことである。
ここで理解すべきことは、上述の内容は単に本発明の特定の態様についての詳細な説明にすぎないこと、および開示した態様に対して、添付の特許請求の範囲により定義される本発明の範囲から逸脱することなく、多数の変更を加えることができることである。例えば、本発明は、エアバッグおよびエアベルトを含む、任意の膨張式車両乗員安全装置に適用可能である。したがって、上述の説明は、本発明の範囲を限定することを意図するものではない。そうではなく、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲とその均等物によって特定されるべきである。
本発明の第1の態様によるガス発生装置の内部の横断面図である。 ハウジング内のガス発生剤容器がとり得る、いくつかの位置を示す、図1のハウジングの横断面図である。 本発明の第2の態様によるガス発生装置の内部の横断面図である。 本発明の第3の態様によるガス発生装置の内部の横断面図である。 本発明の第4の態様によるガス発生装置の内部の横断面図である。 本発明の第5の態様によるガス発生装置の内部の横断面図である。 ガス発生剤容器の内側部分と連通する点火装置の内側部分を示す、本発明の第6の態様によるガス発生装置の内部の横断面図である。 少なくとも1種の収納推進剤を含む、本発明のインフレータを含む、車両乗員保護システムの概略図である。

Claims (31)

  1. 内部燃焼室を画定するハウジングを有するガス発生装置;
    前記ハウジングに結合されて、前記燃焼室と点火可能に連通する点火装置;
    前記燃焼室内に配置された、ある量の第1のガス発生剤;および
    前記燃焼室内で、前記点火装置と前記第1のガス発生剤との中間に配置された、ある量の第2のガス発生剤を含み、前記第1および第2のガス発生剤の少なくとも一方は、前記ハウジングから隔てられた実質的にガス/水分不浸透性の容器に封入されており、
    前記点火装置の起動によって、前記第1のガス発生剤に先立って、またはそれと同時に、前記第2のガス発生剤が点火される、車両乗員保護システム。
  2. 容器が、点火装置の起動の前に、燃焼室内で配置可変である、請求項1に記載の車両乗員保護。
  3. 点火装置の内側部分が、容器の内側部分と連通している、請求項1に記載の車両乗員保護システム。
  4. 容器が、ポリエステルフィルム製の袋を含む、請求項1に記載の車両乗員保護システム。
  5. ポリエステルフィルムが、Mylar(登録商標)化合物である、請求項4に記載の車両乗員保護システム。
  6. 第2のガス発生剤が、容器内に封入されており、点火装置の起動によって、前記容器の壁に破断を生じさせ、それによってその中に収納された前記第2のガス発生剤を露出させて、前記第2のガス発生剤に点火する、請求項1に記載の車両乗員保護システム。
  7. 第1のガス発生剤に隣接するとともに第2のガス発生剤が封入されている容器から離れて位置する別の容器に封入された、第3のガス発生剤をさらに含み、前記第2のガス発生剤による前記第1のガス発生剤の点火によって、前記第3のガス発生剤が封入されている別の容器の壁に破断を生じさせ、それによってその中に収納されている前記第3のガス発生剤を露出させて前記第3のガス発生剤に点火する、請求項5に記載の車両乗員保護システム。
  8. 第2のガス発生剤が、第1のガス発生剤と異なる組成を有する、請求項1に記載の車両乗員保護システム。
  9. 第1および第2のガス発生剤の両方が、それぞれ第1の容器および第2の容器に封入されている、請求項1に記載の車両乗員保護システム。
  10. 他方の容器が、点火装置の起動以前には、燃焼室内で配置可変である、請求項9に記載の車両乗員保護システム。
  11. 他方の容器が、実質的にガス/水分不浸透性である、請求項9に記載の車両乗員保護システム。
  12. 容器が、ポリエステルフィルムで形成された袋を含む、請求項9に記載の車両乗員保護システム。
  13. ポリエステルフィルムが、Mylar(登録商標)化合物である、請求項12に記載の車両乗員保護システム。
  14. 第1のガス発生剤が、容器内に封入されており、点火装置による第2のガス発生剤の点火によって、前記容器の壁に破断を生じさせ、それによってその中に収納された前記第1のガス発生剤を露出させて、前記第1のガス発生剤に点火する、請求項1に記載の車両乗員保護システム。
  15. 第1のガス発生剤が封入されている容器に隣接するとともに第2のガス発生剤から離れて位置する別の容器に封入された、第3のガス発生剤をさらに含み、前記第2のガス発生剤による前記第1のガス発生剤の点火によって、前記第3のガス発生剤が封入されている前記別の容器の壁に破断を生じさせ、それによってその中に収納されている前記第3のガス発生剤を露出させて前記第3のガス発生剤に点火する、請求項14に記載の車両乗員保護システム。
  16. 膨張式乗員保護システムに使用するためのガス発生装置の製造方法であって、
    周辺壁を有する内部燃焼室を画定するガス発生装置ハウジングを準備するステップであって、前記壁は、その中に形成された少なくとも1つの開口を有し、前記燃焼室と前記室の外部との間の流体連通を可能にする、前記ステップ;
    所定量の第1のガス発生剤を準備するステップ;
    所定量の第2のガス発生剤を準備するステップ;
    前記ハウジングから隔てられた実質的にガス/水分不浸透性の容器を準備するステップ;
    前記容器内に、前記第1および第2のガス発生剤の少なくとも一方を封入するステップ;
    前記燃焼室と点火可能に連通する点火装置を準備するステップ;
    前記第1のガス発生剤を前記燃焼室に配置するステップ;および
    前記第2のガス発生剤を前記燃焼室内で前記点火装置と前記第1のガス発生剤との中間に配置するステップを含む、前記方法。
  17. 第1および第2のガス発生剤の燃焼によって生成される燃焼生成物をフィルタリングするための少なくとも1つのフィルタを準備するステップ;および
    前記少なくとも1つのフィルタを、燃焼室とそれぞれの開口の中間に配置して、前記燃焼室からいずれかの開口を通過するガスから燃焼生成物をフィルタリングするステップをさらに含む、請求項16に記載の方法。
  18. 容器を点火装置に結合し、それによって前記点火装置の内側部分が前記容器の内側部分と連通するようにするステップをさらに含む、請求項16に記載の方法。
  19. 実質的にガス/水分不浸透性の容器を準備するステップが、ポリエステルフィルムで形成された袋を準備することを含む、請求項16に記載の方法。
  20. ハウジングから隔てられた、実質的にガス/水分不浸透性の別の容器を準備するステップ;および
    第1および第2のガス発生剤の他方を前記別の容器に封入するステップをさらに含む、請求項16に記載の方法。
  21. 所定量の第2のガス発生剤を準備するステップが、第1のガス発生剤と異なる組成を有する第2のガス発生剤を準備するステップを含む、請求項16に記載の方法。
  22. ガス発生装置を起動させる方法であって、
    周辺壁を有する内部燃焼室を画定するガス発生装置ハウジングを準備するステップであって、前記壁は、その中に形成された少なくとも1つの開口を有し、前記燃焼室と前記室の外部との間の流体連通を可能にする、前記ステップ;
    前記燃焼室と点火可能に連通する点火装置を準備するステップ;
    第1および第2のガス発生剤を準備するステップであって、前記第1および第2のガス発生剤の少なくとも一方が、前記ハウジングから隔てられた実質的にガス/水分不浸透性の容器に封入されている、前記ステップ;
    前記燃焼室内で、前記点火装置と前記第1のガス発生剤の中間に前記第2のガス発生剤を配置するステップ;および
    前記点火装置を起動させて、前記第2のガス発生剤に点火するステップであって、前記第2のガス発生剤の点火によって前記第1のガス発生剤に点火する、前記ステップを含む、前記方法。
  23. インフレータが、膨張式乗員拘束システムにおいて使用される、請求項22に記載の方法。
  24. 点火装置の起動以前には、容器が、燃焼室内で配置可変である、請求項22に記載の方法。
  25. 第1および第2のガス発生剤の少なくとも一方を容器内に封入するステップが、
    前記第1のガス発生剤を前記容器に封入するステップを含み、前記第2のガス発生剤の点火によって、前記容器の壁に破断を生じさせ、それによって前記第1のガス発生剤を露出させて、前記容器に封入された第1のガス発生剤に点火する、請求項22に記載の方法。
  26. 第1および第2のガス発生剤の少なくとも一方を容器に封入するステップは、前記第2のガス発生剤を前記容器に封入するステップを含み、点火装置を起動して、第2のガス発生剤に点火するステップは、前記容器の壁に破断を生じさせ、それによって第2のガス発生剤を露出させて前記容器に封入された第2のガス発生剤に点火する、請求項22に記載の方法。
  27. 第2のガス発生剤を点火装置と第1のガス発生剤の中間に配置するステップが、容器の内側部分を前記点火装置の内側部分と連通させて配置することを含む、請求項22に記載の方法。
  28. ガス発生装置に使用されるガス発生剤パケットであって、実質的にガス/水分不浸透性のMylar(登録商標)容器に封入された、所定量のガス発生剤を含む、前記ガス発生剤パケット。
  29. パケットが、車両乗員保護システム中に組み込まれている、請求項28に記載のガス発生剤パケット。
  30. ガス発生剤の点火以前には、パケットが、車両乗員保護システムの燃焼室内部で配置可変である、請求項29に記載のガス発生剤パケット。
  31. ガス発生装置であって、
    内部燃焼室を画定するハウジング;
    前記ハウジングに結合されて、前記燃焼室と点火可能に連通する、点火装置;
    前記燃焼室内に配置されたある量の第1のガス発生剤;および
    前記燃焼室内で、前記点火装置と前記第1のガス発生剤の中間に配置されたある量の第2のガス発生剤を含み、前記第1および第2のガス発生剤の少なくとも一方が、前記ハウジングから隔てられた、実質的にガス/水分不浸透性の容器に封入されており、
    前記点火装置を起動することによって、第1のガス発生剤に先立って、またはそれと同時に、第2のガス発生剤に点火する、前記ガス発生装置。
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