JP2007503525A - ガス散布 - Google Patents

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Abstract

電解セルを作動させる方法であって:前記セル内の電解質中に散布要素を配置するステップであって、前記要素がその中に多数の表面細孔もしくは開口部を有するステップと;および前記要素が前記電解質中で多数の微細な散布ガスバブルを形成するように、散布ガスを前記要素へ供給するステップと、を含む方法。

Description

本発明は、電解セルのガス散布に関する。
電解セルテクノロジーでは、銅などの材料の電解採取の生産性がセル内の電極が作動する電流密度と比例していることは知られている。しかし通常は、電極の付近で形成される傾向がある消耗した電解質境界層を除去するという問題があるために、生産性を上昇させるためにセルの電流密度を単純に増加させるのは実際的ではない。銅の電解採取においては、カソードの付近の消耗した電解質境界層の除去は特有の問題である。この問題に対応するために、それが電極の付近で蓄積される消耗した電解質に取って代わるように、新鮮な電解質を循環させるための循環システムの用意を含む様々な技術が提案されてきた。さらにまた、電極の付近で形成する傾向がある消耗した電解質境界層を破壊する目的で電極の付近で乱流を引き起こすために散布ガスを使用することも知られている。
散布ガスを大規模の工業用セル内で使用しなければならない場合は、散布ガスは、通常はそれから散布ガスのバブルが発生できる出口開口部を備える一連の剛性チューブもしくはパイプの形状で導入される。適正な散布バブルが生成されることを保証するために、これらのパイプには、マニホールドへ散布ガスを適切な圧力および流量で供給するための送達用マニホールドが結合されている。従来型配列には問題がある。第1は、散布装置を据え付けるための資本経費である。第2に、散布チューブがPVCまたは他のプラスチック材料から製造されることが多く、これらは破損することがある。第3は、出口開口部が閉塞することがあり、出口開口部が典型的には特定の電極板もしくはその一部で明確に方向付けられるために、散布ガスの不均質な分布という問題を引き起こすことがある。しかしこれまでに提案されてきた散布システムに関わる主要な問題は、それらがセルのタンクハウス内における酸性ミストの生成という問題を悪化させる点にある。酸性ミストは、腐食問題を引き起こし、タンクハウス労働者にとって職業上の健康および安全性に関わる重篤な問題である。短所は、上記の短所のために通常は散布を商業的規模で日常的に使用することはできないことにある。
本発明の目的は、先行技術における問題の一部を少なくとも部分的に克服する新規の散布装置および方法を提供することである。
本発明によると、電解セルを作動させる方法であって:
前記セル内の電解質中に散布要素を配置するステップであって、前記要素がその中に多数の表面細孔もしくは開口部を有するステップと;および
前記要素が前記電解質中で多数の微細な散布ガスバブルを形成するように、散布ガスを前記要素へ供給するステップと、を含む方法が提供される。
本発明は、セル内の電解質からその上に銅を析出させるために複数のカソードを含む電解セルを作動させる方法であって、前記方法がカソードの下方で散布エアバブルを放出するステップを含み、前記エアバブルの大多数が1mmから3mmのサイズ範囲内にあることを特徴とする方法も提供する。
本発明は、セル内の電解質からその上に銅を析出させるために複数のカソードを含む電
解セルを作動させる方法であって、前記方法が前記カソードの下方に複数の微小孔性ホースを配置するステップと、微細な散布ガスバブルのゾーンが生成されるように前記ホースへ散布ガスを供給するステップと、および前記カソードの付近のいずれかの消耗した電解質が擾乱されるように前記カソードの付近の電解質中で微細な散布ガスバブルが発生するのを可能にするステップと、を含む方法もさらに提供する。
本発明は、電解セルを散布するための装置であって、前記装置がそれに散布ガスが送達される入口マニホールドと、複数のホースと、および前記ホースの各々の少なくとも1つの端部を前記マニホールドへ接続するための手段とを含み、前記ホースが、使用時に、セル内の電解質中で複数の微細なバブルを形成できるように散布ガスがその中を通過することを可能にする微小孔性材料から製造されること、または微小孔性材料を含んでいることを特徴とする装置もさらに提供する。
本発明は、電解セルを散布するための装置であって、前記装置はそれに散布ガスが送達される入口マニホールドと、複数の散布ガス排気要素と、および前記要素各々の少なくとも1つの端部を前記マニホールドへ接続するための手段とを含み、前記要素が、使用時に、セル内の電解質中で複数の微細なバブルを形成できるように散布ガスがその中を通過することを可能にする微小孔性材料から製造されること、または微小孔性材料を含んでいることを特徴とする装置もさらに提供する。
本発明は、銅を電解採取するための電解セルであって、前記セルが:
前記セル内に交互に配置された複数のアノード板およびカソード板と;
前記セル内で銅イオンを含有する電解質と;
前記カソード板の下方に配置された散布ガスマニホールドと;
前記マニホールドへ散布ガスを供給するための散布ガス供給手段と、を含み、および
このとき前記マニホールドが、使用時に、電解質中で複数の微細なバブルを形成できるように散布ガスがそれを通過するのを可能にする微小孔性材料を含んでいる電解セルもさらに提供する。
本発明の方法および装置では、散布ガスのバブルの大多数が直径1mmから3mmの範囲内にある。このサイズのバブルが、以前に提案されていたバブルのサイズよりはるかに小さいことは理解されるであろう。バブルの小さなサイズは、多数の有意な長所をもたらす。第1に、小さなバブルは、新鮮な電解質がカソードと接触するのを可能にするためにカソードの表面付近の消耗した電解質を除去する際に有効である。第2に、バブルの小さなサイズは酸性ミストの生成を最小限に抑える傾向がある。これとは対照的に、より大きなバブルサイズを備える散布システムは、酸性ミストの問題を重大に悪化させる傾向を示す。これは、酸性ミストを抑制するための手段が講じられる状況においてさえ当てはまる。例えば、酸性ミストを抑制するための1つの技術は、電解質の表面上に浮遊する層を形成するために中空プラスチックボールを使用する方法である。典型的には、これらのボールは10mmから15mmの範囲内にあるが、直径が約5mmであるもっと小さなボールも使用される。ミストを減少させるために電解質の表面で表面張力を変化させるために界面活性剤を使用することも知られている。そのような界面活性剤の1つは、3M社から供給されるFC 1100である。
本発明の方法および装置では、酸性ミストを抑制するためにボールおよび界面活性剤の層もまた使用できる。
より大きなバブルサイズを使用する散布システムでは、より大きなバブルが電解質の表面に達すると、電解質が露出した領域を残して層内のボールに取って代わる乱流の領域が局在する可能性があることが見いだされている。これらの電解質が露出した領域は、実質
的に酸性ミストの原因となることがある。本発明の方法および装置では、微細なバブルはセル内により均質に分布する傾向があり、ボールを使用した場合に電解質が露出した領域を生成しない傾向がある。
本発明の方法および装置のまた別の長所は、微小孔性ホースが破損および/または損耗した場合に、それらを容易に取り替えることができることにある。これは、セルから散布マニホールドを取り外したり、電解質送達用マニホールドなどの他のセル下部構造を取り外したりせずに実施できよう。
微小孔性ホースの使用は、知られている散布マニホールドより安価かつより容易に作製できる散布システムを生じさせる。
微小孔性ホースを使用するさらにまた別の長所は、微細なバブルがセルの底部で相当に幅広い領域にわたって生成されることにあり、これによって散布ガスのための排気開口部をカソード板と正確に整列させる必要が回避される。知られている散布システムでは、確実に散布システムガスを排気するための細孔をカソード板と正確に整列することが極めて困難である。
以下では、本発明を添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、ポンプ10によって新鮮な電解質源8から新鮮な電解質が供給されるマニホールドシステム6を有する電解セル4を含んでいる銅電解採取装置2を略図で示している。マニホールドシステム6内の出口の閉塞を回避できるように、約0.5mmより大きい粒径の粒子状物質を濾過するためにポンプ10の後にフィルタ11が用意されてよい。フィルタ11は、マニホールドシステム6に接続されている電解質供給ライン15内に配置されている。散布ガス圧縮装置12は、セル4内の電解質中にガスバブルを導入できるように散布システム13へ散布ガスを規定流量で送達するために配列されている。散布ガスは、好ましくは空気である。使用済み電解質は、再処理などのために使用済み電解質収集装置14内に収集される。
散布エア発生装置12は、知られているタイプであってよく、このために詳細に記載する必要はない。これは620〜690kPaの範囲内の圧力を有する空気を生成する空気圧縮装置を備えていてよいが、この圧力は流量調節弁(図示していない)によって減少させられるので、空気流量はマニホールドシステム6へ供給される前に流量計および厚センサを用いて固定できよう。マニホールドシステム6内での結晶化生長を減少させるために、圧縮装置12からの圧縮空気は加湿器7によって加湿させられる。通常は、加湿器7は水蒸気で飽和するように空気を加湿する。空気中の水蒸気の量は、通常は圧力および温度に左右される。加湿器は、散布システム13に接続されている散布ガス供給ライン17内に配置されている。
セル4は、図2に部分形の略図で示した。セル4は、電解質を含有するタンク16を含んでいる(図示していない)。新鮮な電解質をセルに送達するためのマニホールドシステム6は、明確に例示するために図2から削除されている。タンク16は、セルの全長に沿って交互に配置されている複数のアノード20およびカソード22を含んでいる。アノードおよびカソードは、通常は電極懸垂バー23によって支持されている。好ましくは、カソードは平坦なカソード板24の形状にある。典型的には、カソード板24は厚さ約3mmおよび面積約1平方メートルのステンレススチール板から製造される。カソード板の間隔は、典型的には約100mmである。
図3は、本発明の散布システム13を略図でより詳細に示している。散布システム13は、散布ガス供給ライン17へ接続されている散布ガスマニホールド19を含んでいる。マニホールド19は、2本の長手方向に伸びるライン26および28ならびに横に伸びるライン30および32を含んでいる。このシステム13は、図3に示したように、ライン26および28に平行であり、横ライン30および32に接続された端部を有する複数の微小孔性ホース34を含んでいる。この配列は、空気が相当に一様な速度でそれを通って透過するように空気がそれらの両端からホース34の内部に進入するのを可能にするように、散布ガスが圧力下でマニホールド19へ供給されるような配列である。典型的には、本装置は上記に規定した電極板配列にとって適切である8本のホース34を含んでいる。1つのプロトタイプ装置では、ホース34はセルの底部からおよそ150mmおよび新鮮な電解質をセルへ供給する配分マニホールド6より約100mm低い高さに配置された。カソード板24の下端は、通常はセル4の底部から少なくとも250mm上方に位置しており、そしてホース34はカソード板の下端とセルの底部との間のほぼ中央に位置するのが好ましい。カソード板を除去して取り替えている間のホースへの不注意による破損を防止するために、ホース34とカソード板24の下端との間に保護グリッド(図示していない)を含めることが可能であろう。
ホースは、好ましくは再生ゴムおよび/または多孔性壁構造を有するように加工された耐酸化性材料などの柔軟性材料から製造される。外径は約10mm、および内径は約6mmであってよい。このタイプの材料は、一般家庭用および商業用両方の潅注システムにおいて使用されており、このため容易に入手できて安価である。このホースはその表面上に50から500ミクロンの範囲内、およびより好ましくは150から350ミクロンの範囲内にある孔径を有する。細孔の平均表面密度は20から50%の範囲内にある。ホースの平均多孔率は、典型的には15から50%の範囲内にある。
本発明の方法および装置において必要とされる微細な散布ガスバブルを発生させるためには、他の微小孔性ホース構造を使用することも可能であろう。例えば、多孔性材料の剛性チューブを利用できる。そのようなチューブの1つは、高密度ポリエチレンの焼結プラスチック粒子から製造される。このタイプの市販製品は、Porex Technologies社から入手できる。焼結チューブの孔径は、典型的には90ミクロンから140ミクロンの範囲内にあり、そしてこのチューブの材料の多孔率は40%から50%の範囲内にある。
さらにまた理論的には、焼結金属から製造された微小孔性チューブを使用することも可能であろう。しかし焼結金属チューブの使用に関しては、腐食のため、および/またはそれらの電導性のために潜在的問題が生じるであろう。したがって、本発明の方法および装置においては、Fiskars社によって製造されるホースのような、農業用に頻回に使用されるタイプの微小孔性ホースの使用が好ましい。
マニホールド19は、図4に示したように、円筒形断面のPVCパイプなどのいずれか適切な材料から製造されてよい。好ましくは、マニホールドは次の寸法を有する:直径50mm、長さ約6メートルおよび仕切り約1.2m。
散布ガスの圧力および流量は、電解質の深さならびに電極板のサイズおよび数を含む多数の要素に左右される。60枚のカソード板22および61枚のアノード板20を有するプロトタイプのセルでは、空気は約100〜200リットル/分の流量および約50から100kPaの圧力で供給され、圧力は圧縮装置内での初期圧から減少させられる。これは、ホース34の表面から発生する散布ガスバブルの実質的生成を発生させることが見いだされた。散布バブルの平均サイズは、それらがホース34の表面から離れるときに直径が1mmから3mmの範囲にあると推定された。しかし一部のより小さなバブルが生じる
ことがあり、ホース34の表面を離れた後には、一部のバブルはより大きなバブルへ融合し、それらの一部は径が約3mmより大きくなることがある。新鮮な電極を供給するマニホールド6の下方のホース34の位置は、電極板に向かう散布ガスバブルによる新鮮な電解質の輸送を引き起こす作用を及ぼす。その結果として、セル内の混合もしくは擾乱は、カソード板22上に形成される傾向がある減少した銅イオン濃度境界層の破壊を引き起こすので、したがって新鮮な電解質がカソード板へ供給される。
本発明の好ましい実施形態では、8本のホースが、上述したように新鮮な電解質がカソード板22へ供給されることを引き起こす作用を有する微細な散布エアバブルの概して均質なゾーンを発生させることが認識されるであろう。このため、ホース34をカソード板と整列させるのが不要であることが認識されるであろう。散布ガスのためのより少数のより大きな出口を有していた知られている散布システムでは、それらの開口部をカソード板の位置と正確に整列させるのが重要かつ困難であったために、これは据え付け工程を極めて単純化する。
本発明の技術は、1平方メートル当たり少なくとも280アンペアの電流密度でのセルの作動を可能にする。しかし本発明の散布装置および方法を用いると、その単純かつ安価な構造にもかかわらず、より高い電流密度を達成できるであろうと考えられる。
上述したように、マニホールドへ供給される空気の圧力は、50kPaから100kPaの範囲内にある。この圧力範囲は、散布ガスバブルを生成するために適正な圧力を提供できるように、およびバブルの分布がセル全体にわたり概して均質であるのを保証できるように選択される。ホース壁を越えた圧力低下は、ホース内に流入する空気によって惹起される摩擦圧力損失より実質的に小さいことが好ましい。したがって、ホース34の壁を越えた圧力低下はホース内の内部圧力の少なくとも5分の1であることが適切である。典型的には、ホース壁を越えた圧力低下は約5kPa〜10kPaである。ホースの壁を越えた圧力低下は内部摩擦損失より有意に大きいので、これはホースの全長に沿ってより均質な圧力分布を維持する傾向を示す。さらにまた、ホースの表面での圧力は、電解質先端を乗り越えるため、そして散布ガスバブルの確実な生成を保証するために少なくとも約15kPaであるのが好ましい。
本発明の散布システムでは、濃縮された場所で電解質を通って有意な量の空気が気泡化されるのを引き起こすであろうホース34における破裂またはマニホールド19における破損を検出するためにシステムを監視する能力を有するのが望ましい。これは、セル内の微細な散布エアガスバブルの相当に均質な生成を台無しにするであろう。これはさらに、酸性ミスト生成に重大な原因となるであろう電解質の表面上での擾乱も引き起こすであろう。本発明の方法および装置では、そのような破裂について監視するのは相当に簡単な問題である。これは、マニホールド19内の圧力を監視するステップによって実施できる。圧力を監視するステップが実質的な圧力損失を示した場合は、これはホース34の1本以上またはマニホールド19における破裂もしくは漏れを表示している。監視システムは、警報を発する、および/またはマニホールドへの散布エアの供給を停止もしくは減少させることを引き起こすことができる。
上述したように、マニホールド19への散布ガスの流量は、典型的には、セル内に8本のホース34を有する例示した配列にとって適切な約100から200リットル/分である。空気の流量は、散布ガスの排気流量がホースの長さ1メートル当たり1から10L/分の範囲内にあるような流量であるのが好ましい。より好ましくは、その範囲はホース1メートル当たり2から6L/分、および最も好ましくはホース1メートル当たり約3L/分である。
図4は、ホース34の両端がマニホールドライン30もしくは32に接続されている1つの方法を例示している。この配列では、ホース34の両端の各々は、図示したように、散布エアがライン32の内部からホース34の内部へ流動するのを可能にする、それを通るボア42を有するステンレススチール製もしくはプラスチック製コネクタ40上に取り付けられている。ライン32は、その中にコネクタ40のネジ切り差込口44を取り付けることのできる穴を備えて形成されている。コネクタ40は、図示したように、ホース34の内部に受け入れられているその反対側にあご付き差込口46を含んでいる。ホースの接続をより確実なものにするために必要であれば、ホースクランプ(図示していない)を使用してもよい。
セルは、散布ガスがセルの上部を離れるにつれて形成される傾向があるミストを抑制できるように電解質の表面上に浮遊する浮遊プラスチックボールなどの層を含んでいてよい。酸性ミストの生成をいっそう抑制するためには、さらに電解質に界面活性剤を添加してもよい。適合する界面活性剤は、3M社から供給されるFC 1100である。さらに、セルは生成されたミストを排出するためにフードおよび排出システム(図示していない)を含んでいてよい。ミストは、汚染物質の生成を最小限に抑えるために大気へ放出する前に集塵器内で処理することができよう。
当業者には、小さなサイズの散布エアガスバブルの使用が、以前の提案に比して多数の重大な長所を生じさせることが認識されるであろう。これらの長所は、まず最初にタンクハウスが経済的かつ危険性の低い方法で散布システムを使用することを可能にするであろうと考えられる。本発明の装置は、ホースが本質的に柔軟性であるために頑丈である。ホースは、さらにまた容易に取り替えることができる。同様に、それらの本質的に多孔性の性質のためにホースの表面上にはそこから散布ガスが発生する多数の細孔が存在するため、散布ガスのための出口開口部の閉塞に関連する問題は実質的に排除される。
散布エアをセルへ断続的に供給してもまだ有効であることが考えられる。これは、消耗した銅電解質境界層が確立されるには時間を要するからであり、空気圧縮装置を断続的に作動させることによってエネルギー節約を達成できよう。上記で言及した散布エアの流量は、圧縮装置が作動している時点に該当する流量である。
本発明の原理は、ニッケル、コバルト、亜鉛またはマンガンを電解採取するための電界セルなどの他のタイプの電界セルに適用できると考えられる。
当業者には、本発明の精神および範囲から逸脱せずに多くの変形が明らかであろう。
銅電解採取装置の略図を示している。 電解セルの部分透視図を示している。 本発明の散布装置の略平面図を示している。 散布装置におけるマニホールドを通した断面図を示している。

Claims (31)

  1. 電解セルを作動させる方法であって:
    前記セル内の電解質中に散布要素を配置するステップであって、前記要素がその中に多数の表面細孔もしくは開口部を有するステップと;および
    前記要素が前記電解質中で多数の微細な散布ガスバブルを形成するように、散布ガスを前記要素へ供給するステップと、を含む方法。
  2. 散布ガスを供給する前記ステップが、前記散布ガスバブルの平均サイズが1mmから3mmの範囲内にあるように前記散布ガスの流量および圧力を選択するステップを含む、請求項1に記載の電解セルを作動させる方法。
  3. 前記セルがアノード板およびカソード板を含み、そして前記要素が前記板の下方に配置される、請求項1または2のいずれか一項に記載の電解セルを作動させる方法。
  4. 前記要素が、微小孔性材料から製造される、または微小孔性材料を含むホースである、請求項1から3のいずれか一項に記載の電解セルを作動させる方法。
  5. 前記セル内に複数の前記ホースを配置するステップを含む、請求項4に記載の電解セルを作動させる方法。
  6. 前記散布ガスの排気流量がホース1メートル当たりガス1から10リットル/分の範囲内にあるように前記ホースへの前記散布ガスの圧力を調節するステップを含む、請求項5に記載の電解セルを作動させる方法。
  7. 前記排気流量がホース1メートル当たりガス2から6リットル/分の範囲内にあるように前記散布ガスの圧力を調節するステップを含む、請求項6に記載の電解セルを作動させる方法。
  8. 前記排気流量がホース1メートル当たりガス約3リットル/分であるように前記散布ガスの圧力を調節するステップを含む、請求項7に記載の電解セルを作動させる方法。
  9. 前記ホース内の圧力が50kPaから100kPaの範囲内にある、請求項4から8のいずれか一項に記載の電解セルを作動させる方法。
  10. 前記ホース内の圧力がその側壁を越えた圧力低下の少なくとも5倍であるように前記ホースへの前記散布ガスの圧力を調節するステップを含む、請求項9に記載の電解セルを作動させる方法。
  11. 前記ホースの表面での前記散布ガスの圧力が、前記ホースを取り囲む電解質の圧力より少なくとも15kPa高いように調節される、請求項4から10のいずれか一項に記載の電解セルを作動させる方法。
  12. 前記微小孔性材料が50から500ミクロンの範囲内にある表面孔径を有する、請求項4から11のいずれか一項に記載の電解セルを作動させる方法。
  13. 前記微小孔性材料が150から350ミクロンの範囲内にある表面孔径を有する、請求項12に記載の電解セルを作動させる方法。
  14. 前記細孔の電流密度が20から50%の範囲内にある、請求項12または13に記載の
    電解セルを作動させる方法。
  15. 前記微小孔性材料の平均多孔率が15から50%の範囲内にある、請求項1から14のいずれか一項に記載の電解セルを作動させる方法。
  16. 前記セルからのミストを抑制するために前記電解質へ浮遊ボールおよび/または界面活性剤を添加するステップを含む、請求項1から15のいずれか一項に記載の電解セルを作動させる方法。
  17. それから発生したミストを収集するために前記セルの上方にフードを用意するステップを含む、請求項16に記載の電解セルを作動させる方法。
  18. 前記電解質が銅イオンを含有する、請求項1から17のいずれか一項に記載の電解セルを作動させる方法。
  19. 前記散布ガスが空気である、請求項1から18のいずれか一項に記載の電解セルを作動させる方法。
  20. 前記セル内の電解質からその上に銅を析出させるために複数のカソードを含む電解セルを作動させる方法であって、前記方法がカソードの下方で散布エアバブルを放出させるステップを含み、前記エアバブルの大多数が1mmから3mmのサイズ範囲内にあることを特徴とする方法。
  21. 前記セル内の電解質からその上に銅を析出させるために複数のカソードを含む電解セルを作動させる方法であって、前記方法が前記カソードの下方に複数の微小孔性ホースを配置するステップと、微細な散布ガスバブルのゾーンが生成されるように前記ホースへ散布ガスを供給するステップと、および前記カソードの付近のいずれかの消耗した電解質が擾乱されるように前記カソードの付近の電解質中で微細な散布ガスバブルが発生するのを可能にするステップと、を含む方法。
  22. 前記カソードが相互に平行関係で配置されている板であり、そして前記ホースが前記板の平面に対して概して垂直である方向に伸びる、請求項21に記載の電解セルを作動させる方法。
  23. 電解セルを散布するための装置であって、前記装置がそれに散布ガスが送達される入口マニホールドと、複数のホースと、および前記ホースの各々の少なくとも一方の端部を前記マニホールドへ接続するための手段とを含み、前記ホースが、使用時に、セル内の電解質中で複数の微細なバブルを形成できるように散布ガスがその中を通過することを可能にする微小孔性材料から製造されること、または微小孔性材料を含んでいることを特徴とする装置。
  24. 電解セルを散布するための装置であって、前記装置がそれに散布ガスが送達される入口マニホールドと、複数の散布ガス排気要素と、およ前記要素各々の少なくとも一方の端部を前記マニホールドへ接続するための手段とを含み、前記要素が、使用時に、セル内の電解質中で複数の微細なバブルを形成できるように散布ガスがその中を通過することを可能にする微小孔性材料から製造されること、または微小孔性材料を含んでいることを特徴とする装置。
  25. 前記散布ガス排気要素が、ゴムから製造された柔軟性ホースを備える、請求項24に記載の装置。
  26. 前記ホースが表面細孔を有し、それらの平均サイズが50から500ミクロンの範囲内にある、請求項23または25に記載の装置。
  27. 前記ホースが表面細孔を有し、それらの平均サイズが150から350ミクロンの範囲内にある、請求項26に記載の装置。
  28. 前記ホース上の細孔の表面密度が20から50%の範囲内にある、請求項26に記載の装置。
  29. 前記ホースの多孔率が15から50%の範囲内にある、請求項23から28のいずれか一項に記載の装置。
  30. 銅を電解採取するための電解セルであって、前記セルが:
    前記セル内に交互に配置された複数のアノード板およびカソード板と;
    前記セル内で銅イオンを含有する電解質と;
    前記カソード板の下方に配置された散布ガスマニホールドと;
    前記マニホールドへ散布ガスを供給するための散布ガス供給手段と、を含み、および
    このとき前記マニホールドが、使用時に、電解質中で複数の微細なバブルを形成できるように散布ガスがそれを通過することを可能にする微小孔性材料を含む電解セル。
  31. 前記電解質が、ニッケルイオン、コバルトイオン、亜鉛イオン、またはマンガンイオンを含有する、請求項1から16のいずれか一項に記載の電解セルを作動させる方法。
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