JP2007500835A - コードロック装置 - Google Patents

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Abstract

収束する通路(128)を有するベース(120)と、ベースによって保持される弾性変形可能なロック挿入部材(140)とを有するコードロック装置(100)を開示する。ロック挿入部材は、通路の側壁(124)と略平行な左右の足部(146)を有するループを構成し、この間においてコード(102)を支持する。ロック挿入部材が変形していないとき、コードは、挿入部材の足部とベースの側壁との間で締め付けられて係合する。使用者がループを上方に引張り、挿入部材を弾性変形させると、足部が内側に回動してコードを解除する。挿入部材は、通路内の限られた領域で縦方向に摺動する。歯(123、143)は、ロック挿入部材及び/又はベースに設けられており、コードとより確実に係合する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コードを開放可能に保持するためのコード締め具に関するものであり、特に、コードやレースを引張り状態で保持するためのコードロックに関するものである。
従来、一般的な引張り構造又はギャザー構造によってコードやレースを開放可能に保持するためのコードロック装置が知られている。例えば、コードロック装置は、しばしば、バッグを閉じるための絞り紐を有する布地のバッグで用いられている。コードロックは、閉じ位置において絞り紐を保持したりロックしたりする機能を有する。このようなコードロック装置は、例えば、キャンプや他のアウトドア活動のための道具バッグ等で一般的に用いられている。また、コードロック装置は、靴、ブーツ及びブーツ挿入物のためのレースシステムに用いられている。レースシステムにおいて、使用者はレースやコードを上方に端に引っ張ることにより、レースを素早く締め付けて所望の緊張状態とすることができる。そして、コードロック装置をコード上で下側に摺動させることによりコードを固定し、コードの引張りを維持することができる。
多くの従来のコードロック装置では、硬い楔形状の部材が、コードを支持して収束する通路内に配置されている。例えば、Dunnが提案した米国特許第198,086号では、バッグのファスナーが開示されている。ここで、硬い楔は、ケースや包装体内に配置されて付勢されており、ケース及び楔間に配置されたコードが、この間においてスプリングの付勢力によって挟まれるようになっている。コードを開放するためには、使用者は、硬い楔をスプリングの付勢力に抗して引き上げ、ケース内で楔を摺動させることにより、楔の両側面がケースの両側面から離れてコードが開放される。しかしながら、開示された装置は、はめ込まれたスプリングが必要となって比較的複雑であり、比較的高価な硬い部材を用いる必要がある。
また、2つの側壁間に配置された略楔形状の装置の水平方向の移動に依存する他の装置が提案されている。例えば、Boden等が提案した米国特許第5,894,639号では、Dunnと同じ主要部に基づくコードロック装置が開示されている。ここで、スプリング部材は、楔又は摺動部材と一体的に形成されている。米国特許第4,156,574号において、Bodenは同様の装置を開示している。ここで、摺動部材の先端にある一対の細長いアームは、コードの移動を介して摺動部材に付勢力を与えている。同様の装置が、Vartija等が提案した米国特許第5,280,834号や、Tuckerが提案した米国特許第5,987,712号に開示されている。従来のこれらの装置では、これらの意図した機能が発揮されるようであるが、収束する通路等において、硬く略楔形状の部材を縦方向に移動させることにより、これらの間に配置されたコードを係合させたり、開放させたりしている。
他のコードロック装置が知られている。この装置では、使用者は、コードロックを解除するために、両側からコードロックを、付勢された保持部材とともにつかんだり、つまんだりしなくてはならない。このようなコードロックでは、使用者が親指と指で装置をつままなければならないといった、不具合があるため、ある程度の器用さが必要となる。この必要とされる器用さは、例えば、使用者の手が冷たかったり、グローブを着けていたり、コードロック自体が雪で覆われていたりするスノースポーツの用途において、特に問題がある。
このため、最低限の手の器用さが必要とされ、使用者が1つの指で係合を解除できる比較的単純なコードロック装置を提供する必要がある。
本発明は、1つの指を用いてコードロックの一部を単に上方に引くことにより、ロックを容易に解除することができるコードロック装置を提供することにある。このコードロック装置は、収束する通路を有するベースを有している。通路は、左側壁及び右側壁を有し、これらの側壁は、内側に配置された歯を有していてもよい。弾性変形可能なロック挿入部材は、ベースに保持されており、この挿入部材は、ベース内に配置された下端部分と、ベースの外側に延びる部分とを有している。下端部分は、ベースの左側壁と略平行であって、左側壁とともにコードの一部を支持する左アームと、ベースの右側壁と略平行であって、右側壁とともにコードの一部を支持する右アームとを有している。左アーム及び右アームは、外側に配置された歯を有していてもよい。横断部は、左アーム及び右アームの上側部分と連結しており、使用者は単に横断部を上方に引くことにより、左アーム及び右アームを内側に弾性変形させて、コードの締め付け係合を解除することができる。
本発明の実施例において、ロック挿入部材は、一体型のプラスチックループとして形成されている。
ロック装置の実施例において、ロック挿入部材は、下側部分にエンドストッパを有し、上側部分に取り付け部を有しており、ロック挿入部材は、エンドストッパがベースの下側端部と係合する第1の位置と、取り付け部がベースの上側端部と係合する第2の位置との間において、通路内を摺動することができる。
本発明の実施例において、ベースは、該ベースから延び、コードに沿ってコードロックを下側に容易に押すための突起部やボタンを有している。
本発明の実施例において、コードロックは、ベースを、ブーツやブーツライナーの舌やメインシェルといった他の部材に取り付けられるように、フランジ部を有している。
本発明の特徴及び多くの付随する有利な点は、添付した図面を参照しながら以下の詳細な説明を参酌することによって理解されたときに、より容易に十分に認識される。
本発明のコードロック装置の実施例1について、図面を用いながら説明する。ここで、同じ部材については、同一符号を用いている。図1は、ブーツライナー90に配置されたコードロック装置100を示し、ブーツライナー90は、ライナーの継ぎ部分94の一方の側において対向して配置された複数のレース保持部92を有する。コードロック装置100は、締め付けたり、張力を与えたりするように、レース保持部92に摺動可能に係合するレース又はコード102を有する。コード102は、ライナー90の継ぎ部分94を閉じ位置に向けて付勢する。本実施例において、コード102は、コードをレース保持部92に通して閉じたループを形成した後に、エンドプル104とともに連結される両端を有するレースである。エンドプル104は、使用者が1つの位置でコード102をつまむことができるようにしているため、コード102を容易に締め付ける。特に、コード102の両端をつかまなくても、使用者は、コード102によって形成されたループの上部に単に指を挿入して上方に引くことにより、コード102を締め付け、ライナー90の継ぎ部分94を概ね閉じることができる。コードの張力がコード102の全体の作動長さに沿って比較的均一に伝わるように、コード102及びレース保持部92は、この間で最小の摩擦を持つように選択し、設計することが好ましい。
コード102は、左側の最も上部に位置するレース保持部92とエンドプル104との間に配置された左部分102Lと、右側の最も上部に位置するレース保持部92とエンドプル104との間に配置された右部分102Rを有している。コードロック110は、コードの左部分102L及び右部分102Rと摺動可能に係合しており、以下に詳細に説明するように、張力をかけられた状態において、コード102を開放可能に保持するようになっている。コードロック110を係合させるために、使用者は、例えば上方にエンドプル104を引いてコード102を引張り、コードロック110をレース保持部92側に押してコードロック110を所定の位置で離す。
コードロック110のうち一部が切断された前面図を示す図2において、コードロックは、ベース120と、ベース120によって保持されるロック挿入部材140とを有している。本実施例において、コードロック110は、この縦方向に延びるセンターラインに対して略対称となっている。ベース120は、略平坦なバックパネル122と、バックパネル122から上方に延びる一対の側壁124と、外形に沿ったフロントパネル126とを有している。バックパネル122、側壁124及びフロントパネル126によって、ベース120内を通り、縦方向で収束する通路128が構成される。側壁124は、内側に配置され、コード102と係合するように配置された複数の歯123を有する。本実施例における歯123は、コードロック110の略上部に向かって方向付けられ、又は延びている。これにより、歯は、一方向においてコード102と優先的に係合して、コード102の引張り状態が開放されるのを阻止し、反対方向においてコードの移動を阻止しないようになっている。
フロントパネル126は、この下端部において保持くぼみ127(図2において部分的に示す)を有し、保持くぼみ127は、以下に説明するように、ロック挿入部材140を保持する形状に形成されている。また、図1から最も明らかなように、フロントパネル126は、略三日月形状の突起部129を有し、突起部129は、使用者にとって、コードロック110の締め付け係合の間、コード102に沿って下側にコードロック110を容易に摺動させるための便利な保持部分となる。
図2において、ロック挿入部材140は、ベースのフロントパネル126における保持くぼみ127を係合する大きさのエンドストッパ144を含む下端部分142を有する。これにより、ロック挿入部材140が通路128の外部に引っ張られたり、ベース120と係合しなかったりするのを阻止する。弾性変形可能な一対のアーム146は、ベース120の収束する側壁124に略対応した角度で、下端部分142から上方に向かって延びている。これにより、各フレキシブルアーム146は、対応する側壁124と略平行となっている。各フレキシブルアーム146の下端部分は、外側に配置され、且つコード102と係合する複数の歯143を有することが好ましい。横断部150は、フレキシブルアーム146の上側端部と連結されている。本実施例の横断部150は、対向して配置され、且つ、フレキシブルアーム146の上側端部及び、曲率を持った下面を有するハット形状の指掛け部154から外側に延びる肘部152を有する。フレキシブルアーム146及び横断部150によって、略五角形で変形可能なループが構成される。
図3は、コードロック110の前面図であって、明確となるようにベースのフロントパネル126を取り除いて示している。ここでは、ロック挿入部材140の一部である指掛け部154に与えられた上方に向かう力(大きな矢印で示す)によって、ベース120が固定された状態で、ロック挿入部材140が弾性変形している状態を示している。ロック挿入部材140の下端部分142は、ベース120において、エンドストッパ144によって保持されている。これにより、ベース120が固定されたままの状態で、指掛け部154を上方に引くことにより、変形可能なロック挿入部材140が変形する。そして、フレキシブルアーム146は、矢印99で示すように内側に向かって回動する。変形していないロック挿入部材を点線で示している。フレキシブルアーム146が内側に向かって回動することにより、コードを保持する歯143は、ベース120の歯123から離れる方向に移動する。コード部分102L、102Rにおけるコードロック110の保持を解除し、コード102における張力を解除することにより、使用者は、コードロック110をコード102に沿って上方に摺動させることができる。
図2の断面4―4におけるコードロック110の側面図を、図4に示す。ここで、エンドストッパ144がフロントパネル126の保持くぼみ127に当接することで、ロック挿入部材140が、上部で引っ張られるのを阻止するとともに、ベース120に対して非係合となるのを阻止する。小さな傾斜した先端部141が、エンドストッパ144の背面に位置するバックパネル122から突出して、エンドストッパ144をフロントパネル126側に、よりしっかりと付勢している。
本実施例において、下端部分142、フレキシブルアーム146及び横断部150を有するロック挿入部材140は、一体形成されており、例えば、半剛体のプラスチックで形成されている。コードロック110が引っ張られた状態のコード102を保持しているとき、コードロック110の歯123、143はコード102と係合し、コード102における張力は、ロック挿入部材140を略下側に向かって引っ張る。このため、コード102自体は、ロック挿入部材140をベース120側に引張り、この結果、コード102がロック状態でしっかりと保持される。
図4から最も明らかなように、ロック挿入部材のフレキシブルアーム146は、ベース120のフロントパネル126又はバックパネル122に対して当接することにより、ロック挿入部材140の下降を制限する位置にある前後の取り付け部145を有している。図2及び図3を比較すると、ロック挿入部材140におけるエンドストッパ144及び取り付け部145は、ロック挿入部材140が、ベース120の限られた領域で縦方向に摺動可能となるように、さらに、コード102の解除を容易とするように、配置されている。例えば、使用者がロック挿入部材140によって形成された開口部内に指を入れて、指掛け部154を引っ張ると、フレキシブルアーム146が内側に変形することによって、歯143がコード102から離れる方向に移動する。ロック挿入部材140の全体は、上方(図3において)に移動して、ロック挿入部材の歯143とベースの側壁の歯123との間の間隔が更に広がり、コード102がこれらの間で自由に摺動可能となる。本実施例において、ロック挿入部材140における縦方向の遊び(エンドストッパ144及び取り付け部145のスペースによって許容される縦方向の移動量)は、好ましくは、略2mmから略6mmの間である。
本発明によれば、使用者は、1つの指を用いてコードロック110を解除することができる。使用者は、コードロック110をつまむ必要がなく、ロック挿入部材140内に指を入れて、ベース120から離れるように上方に引くだけでよい。これは、小さな装置をつかむことが困難な場合、例えば、スノースポーツを行った後で、使用者の手が冷たく、コードロック110上に雪や氷があり、使用者がグローブを装着している場合において、特に有利な点である。さらに、指掛け部を引張り続けることにより、使用者は、コード102の張力を解除するだけでなく、コード102に沿って上方に遠ざけてコードロック110を引っ張ることができる。例えば、使用者がブーツやライナーを脱ぐことができる位置まで引っ張ることができる。また、本発明の単純さは、十分に理解することができる。コードロック110は、スプリングや他の小さな構成部材が不要となり、コードロック110の構成部材、ベース120及びロック挿入部材140は、従来のコードロックにおいて開示された小さく細長い突起部が無い、とても単純な部材である。この複雑さの低減は、従来の装置に比べて、コードロック110が比較的簡素であり、製造コストが低く、より一層の信頼性を有していることを意味している。
本発明の実施例2であるコードロック装置200を図5に示す。コードロック装置200は、コードロック210によってそれぞれ摺動可能に保持される左部分102L及び右部分102Rを有している。コードロック210のベース220は、フランジ212を有している。これによって、コードロック210は、ライナー90の舌91に対して、例えば、縫合、接着、止め金等を含む従来の手段によって固定される。フランジ212は、コードロック210のバックパネルと一体的に形成されている。舌引張りループ213は、
例えば、舌を前方(例えば、コードを緩める方向)又は/及び上方に引張り易いように、フランジ212に適宜組み込むようにしてもよい。変形可能なロック挿入部材140は、ベース220内に摺動可能に配置されている。本実施例におけるコードロック210、ベース220及びロック挿入部材140の詳細な構造は、上述したコードロック110と概ね同じである。コードロック210の一般的な特徴については、明確及び簡潔とするために、ここでは繰り返して説明しない。
ベース220を舌91に装着することによって、使用者が一つの手でエンドプル104を単に引っ張るだけでコード102を締め付けることができ、コードロック210がコード102を引張り状態で保持することは、当業者にとって明らかである。上述したように、コード102の張力を解除するためには、使用者は、例えば、ロック挿入部材140内に単に指を挿入し、引っ張ることにより、変形可能なロック挿入部材140を変形させるとともに、縦方向に摺動させ、保持されたコード部分102R、102Lの係合を解除する。使用者は、同時に、舌引張りループ213を持って、前方に引っ張ることにより、舌91が継ぎ開口部94を介して前方に移動して、レース102が緩む。
本発明として、発明者によって言及された実施例に関して説明したが、本発明から外れない限り、開示した実施例に対して多くの変形を行うことができるのは明らかである。例えば、コードロック装置100はブーツライナー90に関して説明したが、コードロック装置は、他のスポーツブーツ、道具バック等といった他の多くの用途で用いることができる。同様に、ロック挿入部材140の具体的な形状については、同様の結果が得られるように変形することができる。ここで、指掛け部を上方に引っ張ることにより、ロック挿入部材がコードから離れて移動するように、ロック挿入部材を撓ませたり、変形させたりすることができる。歯123、143は、コード102と係合するものとして説明したが、コード102を係合するための他の機構が代替的に使用されることは明らかである。例えば、ベース120及びロック挿入部材140が、適切に配置された起伏のある表面を有していたり、滑らない材質で覆ったりすることができる。又は、構成部材間の圧縮力によって、コードを保持することもできる。
本発明の好ましい実施例について説明し、述べたが、本発明の精神及び範囲から逸脱しない限りにおいて、様々な変更を行うことができる。
点線で示すブーツライナーに装着された本発明のコードロック装置の実施例を示す前面図である。 図1に示すコードロック装置の一部分を切断した前面図である。 図1に示すコードロック装置の前面図であって、説明のためにベースのフロントパネルが省略され、コードを開放するためのコードロックの操作を示す図である。 図1に示すコードロックの側断面図である。 点線で示すブーツライナーに装着された本発明のコードロック装置の実施例2を示す前面図である。

Claims (22)

  1. 左右の側面を有して収束する通路を構成するベースと、
    ベースの通路内で固定保持される下端部分と、前記下端部分に装着される下端部及び、前記通路の外側に延びる上端部を有する弾性変形可能な左アームであって、前記通路の左側面と略平行である左アームと、前記下端部分に装着される下端部及び、前記通路の外側に延びる上端部を有する弾性変形可能な右アームであって、前記通路の右側面と略平行である右アームと、前記左アームの上端部及び前記右アームの上端部を連結する変形可能な横断部分とを有するロック挿入部材と、
    前記通路の左側面及び前記ロック挿入部材の左アーム間に配置された第1の部分と、前記通路の右側面及び前記ロック挿入部材の右アーム間に配置された第2の部分を有するコードとを備え、
    ロック挿入部材の横断部分をベースに対して上方に引っ張ることにより、ロック挿入部材の左右のアームが内側に弾性変形することを特徴とするコードロック装置。
  2. 前記ロック挿入部材の前記左アーム及び前記右アームは、外側に向かって配置された歯を有していることを特徴とする請求項1に記載のコードロック装置。
  3. 前記通路の前記左側面及び前記右側面は、内側に向かって配置された歯を有していることを特徴とする請求項1に記載のコードロック装置。
  4. 前記ロック挿入部材は、一体的に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のコードロック装置。
  5. 前記ロック挿入部材がプラスチックで形成されていることを特徴とする請求項1に記載のコードロック装置。
  6. 前記ロック挿入部材は、
    前記下側部分に配置されたエンドストッパと、
    前記左アーム及び前記右アームのうち少なくとも一方の上端部に配置された取り付け部とを有しており、
    前記ロック挿入部材は、前記エンドストッパが前記ベースと係合する第1の位置と、前記取り付け部が前記ベースと係合する第2の位置との間で移動可能であることを特徴とする請求項1に記載のコードロック装置。
  7. 前記第1及び第2の位置間の距離は、略2mmから略6mmの範囲内であることを特徴とする請求項6に記載のコードロック装置。
  8. 前記ベースは、該ベースから前方に延び、該ベースを下側に押し下げるのを容易にする突起部を有することを特徴とする請求項1に記載のコードロック装置。
  9. 前記ベースは、取り付けフランジを有することを特徴とする請求項1に記載のコードロック装置。
  10. 前記取り付けフランジに固定される舌引張りループを有することを特徴とする請求項9に記載のコードロック装置。
  11. 前記横断部分は、対向して配置され、外側に向かって延びる肘部を有することを特徴とする請求項1に記載のコードロック装置。
  12. 左側面及び右側面を有して収束する通路を構成するベースと、
    前記ベースの通路内に配置されたテーパ部分と、ベースの外側に向かって延びる上側部分と、左通路を構成する前記ベースの通路の左側面と略平行に配置された左アームと、右通路を構成する前記ベースの通路の右側面と略平行に配置された右アームとを有する弾性変形可能なループを構成し、前記ベースに係合する保持部分を有するロック挿入部材と、
    前記右通路内に配置された右部分と、前記左通路内に配置された左部分とを有するコードとを備え、
    前記左通路は、前記ロック挿入部材が弾性変形したときに、前記コードの左部分と係合する大きさで形成されていることを特徴とするコードロック装置。
  13. 前記ループの左アーム及び右アームは、外側に向かって配置された歯を有することを特徴とする請求項12に記載のコードロック装置。
  14. 前記左通路及び前記右通路は、内側に向かって配置された歯を有することを特徴とする請求項13に記載のコードロック装置。
  15. 前記ロック挿入部材は、一体的に形成されていることを特徴とする請求項12に記載のコードロック装置。
  16. 前記ロック挿入部材がプラスチックで形成されていることを特徴とする請求項15に記載のコードロック装置。
  17. 前記ロック挿入部材の前記保持部分が、前記ロープの底部に配置されたエンドストッパを有するとともに、前記ロック挿入部材が、前記ループの上側部分に配置された取り付け部を構成しており、
    前記ロック挿入部材は、前記エンドストッパが前記ベースと係合する第1の位置と、前記取り付け部が前記ベースと係合する第2の位置との間で移動可能であることを特徴とする請求項12に記載のコードロック装置。
  18. 前記第1及び第2の位置間の距離は、略2mmから略6mmの範囲内であることを特徴とする請求項17に記載のコードロック装置。
  19. 前記ベースは、該ベースから前方に延び、該ベースを下側に押し込むことを容易とする突起部を有することを特徴とする請求項12に記載のコードロック装置。
  20. 前記ベースは、取り付けフランジを有することを特徴とする請求項12に記載のコードロック装置。
  21. 前記ベースは、舌引張りループを有することを特徴とする請求項20に記載のコードロック装置。
  22. 前記ループは、対向して配置され、外側に向かって延びる肘部を構成するハット形状の上側部分を有することを特徴とする請求項12に記載のコードロック装置。
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