JP2007336475A - デジタル放送受信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電波不感地帯に進入してからも放送番組を継続して再生可能なデジタル放送受信装置を提供する。
【解決手段】移動体に搭載されて移動可能なデジタル放送受信装置は、受信したデータを一時的に格納するバッファ(30)と、バッファ(30)に格納されたデータの再生を行う再生部(40)と、電波不感地帯の位置に関する情報を取得する固定情報取得部(60)と、当該デジタル放送受信装置の位置及び移動速度に関する情報を取得する移動情報取得部(70)と、固定情報取得部(60)及び移動情報取得部(70)によって取得された情報に基づいて当該デジタル放送受信装置が所定時間内に電波不感地帯に到達する位置にまで接近したと判断したとき、再生部(40)によるデータ再生の速度を低下させる再生速度制御部(80)とを備えている。
【選択図】図1
【解決手段】移動体に搭載されて移動可能なデジタル放送受信装置は、受信したデータを一時的に格納するバッファ(30)と、バッファ(30)に格納されたデータの再生を行う再生部(40)と、電波不感地帯の位置に関する情報を取得する固定情報取得部(60)と、当該デジタル放送受信装置の位置及び移動速度に関する情報を取得する移動情報取得部(70)と、固定情報取得部(60)及び移動情報取得部(70)によって取得された情報に基づいて当該デジタル放送受信装置が所定時間内に電波不感地帯に到達する位置にまで接近したと判断したとき、再生部(40)によるデータ再生の速度を低下させる再生速度制御部(80)とを備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、デジタル放送受信装置に関し、特に、自動車などに搭載可能なモバイル用途向けのデジタル放送受信装置に関する。
日本では2006年4月にモバイル機器向けに地上デジタル放送(1セグメント地上デジタル放送、いわゆるワンセグ放送。)がスタートした。ワンセグ放送にはOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplex)変調方式が採用されており、映像及び音声データの再生劣化が少なく、アナログ放送よりも安定した受信が可能となる。ワンセグ放送の登場に伴い、地上デジタル放送を受信可能な移動体端末や携帯端末などが盛んに開発されている。特に、移動体端末については車載を目的としたものが数多く開発されている。
モバイル用途向けのデジタル放送受信装置については、ビル影などの電波不感地帯において電波が途切れるといった問題がある。特に、車載の場合、自動車がトンネルに進入すると電波が完全に遮断されるため、デジタル放送が視聴できなくなるという問題がある。そこで、従来、デジタル放送受信装置がトンネルなどの電波不感地帯に進入したときに、それまでの番組コンテンツから、あらかじめ蓄積されたコンテンツの表示へと自動的に切り替えることが行われている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004―112502号公報
しかし、従来の手法では、移動体が電波不感地帯に進入するとそれまで視聴していた放送番組が突然中断され、別のコンテンツに切り替えられてしまう。すなわち、電波不感地帯に進入するまでに視聴していた放送番組が電波不感地帯に進入してからは継続して再生することができないという問題がある。
上記問題に鑑み、本発明は、特に移動体などに搭載されて移動可能なデジタル放送受信装置について、電波不感地帯に進入してからも放送番組を継続して再生可能にすることを課題とする。
上記課題を解決するために本発明が講じた手段は、移動体に搭載されて移動可能なデジタル放送受信装置として、受信したデータを一時的に格納するバッファと、バッファに格納されたデータの再生を行う再生部と、電波不感地帯の位置に関する情報を取得する固定情報取得部と、当該デジタル放送受信装置の位置及び移動速度に関する情報を取得する移動情報取得部と、固定情報取得部及び移動情報取得部によって取得された情報に基づいて当該デジタル放送受信装置が所定時間内に電波不感地帯に到達する位置にまで接近したと判断したとき、再生部によるデータ再生の速度を低下させる再生速度制御部とを備えたものとする。
これによると、デジタル放送受信装置が電波不感地帯に十分に接近したとき、受信したデータのスロー再生が開始される。これにより、デジタル放送受信装置が電波不感地帯に進入するまでにバッファに未再生のデータが蓄積されるため、デジタル放送受信装置が電波不感地帯に進入してからはその蓄積された未再生のデータのスロー再生を続けることで、ユーザは引き続き放送番組を視聴することができる。
好ましくは、固定情報取得部は、電波不感地帯の範囲に関する情報をも取得するものとする。また、再生速度制御部は、当該デジタル放送受信装置の移動速度及び電波不感地帯までの距離及び電波不感地帯の範囲に基づいて、少なくとも当該デジタル放送受信装置が電波不感地帯に進入してから退出するまでの間バッファに未再生のデータが残存するように、再生部によるデータ再生に係るデータ出力タイミングの遅延量を決定するものとする。これによると、少なくともデジタル放送受信装置が電波不感地帯に進入してから退出するまでの間、放送番組を継続して再生することができる。また、十分な量の未再生データがバッファに残存していれば、デジタル放送受信装置の移動速度が低下しても、電波不感地帯を退出するまで放送番組を継続して再生することができる。
より好ましくは、再生速度制御部は、当該デジタル放送受信装置の移動速度に応じて、遅延量を動的に変化させるものとする。特に、再生速度制御部は、当該デジタル放送受信装置の移動速度が低下したとき、遅延量を大きくする。これによると、電波不感地帯においてデジタル放送受信装置の移動速度が低下しても、そこを退出するまで放送番組を継続して再生することができる。
また、好ましくは、再生速度制御部は、固定情報取得部及び移動情報取得部によって取得された情報に基づいて当該デジタル放送受信装置が電波不感地帯を通過したと判断したとき、再生部に対する再生速度低下制御を停止するものとする。また、再生部は、当該デジタル放送受信装置が電波不感地帯に進入するまでにバッファに格納されたデータが再生速度制御部による再生速度低下制御が停止したときになおも残存する場合、当該残存するデータの再生を行ってから、電波不感地帯の通過後にバッファに格納されたデータの再生を行うものとする。これによると、電波不感地帯に進入前に受信したデータを漏らすことなくすべて再生することができる。
また、好ましくは、再生速度制御部は、固定情報取得部及び移動情報取得部によって取得された情報に基づいて当該デジタル放送受信装置が電波不感地帯を通過したと判断したとき、再生部に対する再生速度低下制御を停止するものとする。また、再生部は、当該デジタル放送受信装置が電波不感地帯に進入するまでにバッファに格納されたデータが再生速度制御部による再生速度低下制御が停止したときになおも残存する場合、当該残存するデータを破棄し、電波不感地帯の通過後にバッファに格納されたデータの再生を行うものとする。これによると、デジタル放送受信装置が電波不感地帯をしてから放送波が受信可能となり次第、放送番組をリアルタイムで再生することができる。
以上説明したように本発明によると、移動体においてデジタル放送番組を視聴している場合において、当該移動体が電波不感地帯に進入して放送波の受信ができなくなってもユーザは引き続き放送番組を視聴することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係るデジタル放送受信装置の一実施形態の構成を示す。本デジタル放送受信装置は、電波受信部10、DEMUX20、バッファ30、再生部40、ユーザインタフェース50、固定情報取得部60、移動情報取得部70及び再生速度制御部80を備えている。
電波受信部10は、ホイップ(ロッド)アンテナ、ダイポールアンテナ、八木・宇田アンテナ、パラボラアンテナ、ループアンテナ、誘電体アンテナなどの任意のアンテナ(不図示)を備えており、所望の周波数のチューニングを行い、デジタル放送波からデジタルデータを抽出する。当該デジタルデータは所定の規格に準拠して複数のチャンネルの映像データや音声データなどが多重化されたものである。所定の規格として、MPEG(Motion Picture Experts Group)−2やMPEG−4などがある。また、ワンセグ放送の場合にはH.264が使用される。DEMUX20は、当該多重化データから各チャンネルの映像データや音声データなどを分離・抽出する。特に、音声データはAC3(Audio Code number 3)規格やワンセグ放送の場合にはAAC(Advanced Audio Coding)などで圧縮処理されている。なお、DEMUX20はハードウェア及びソフトウェアのいずれでも実現可能である。また、DEMUX20は、暗号化されたデジタルデータを復号できるものであってもよい。これにより、RMP(Rights Management & Protection)などの著作権保護の方式に対応することができる。
バッファ30は、DEMUX20によって分離されたデータを一時的に格納する。バッファ30は、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリ、DRAM(Dynamic Random Access Memory)などの揮発性メモリなどの任意のメモリで構成することができる。また、バッファ30は、SD(Secure Digital)カードなどの外部メモリやハードディスク装置で構成することも可能である。
再生部40は、バッファ30に格納されたデータを読み出して当該データをデコードし、映像又は音声データを出力する。より詳細には、再生部40は、PTS(Presentation Time Stamp)情報などの時間情報を用いて映像又は音声データの出力タイミングを制御する。また、再生部40は、時間情報と後述する再生速度制御部80から指示されたデータ出力タイミングの遅延量とを足し合わせたタイミングで映像又は音声データを出力する。これにより、バッファ30に格納されたデータがスロー再生され、バッファ30には未再生のデータが増加していく。
例えば、変更前の時間情報をT0、変更後の時間情報をT1、後述する再生速度制御部80から指示されるデータ出力タイミングの遅延量をα、そして、前回出力時までの遅延量の累積値をα’とすると、データ出力時刻はT1=T0+α’+αとなる。時刻T1の更新タイミングと同時に累積遅延量α’は遅延量αだけインクリメントされる。累積遅延量α’の更新タイミングは、例えば、映像出力の場合にはフレームレートによって変化する。例えば、フレームレートが15の場合、時刻T1及び累積遅延量α’の更新タイミングは1秒間に15回存在する。
ユーザインタフェース50は、再生部40から出力されたデータをユーザが知覚できるような形態に変換してユーザに提示する。具体的には、ユーザインタフェース50は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、表面電界ディスプレイなどの画像出力装置やスピーカなどの音声出力装置によって映像及び音声をユーザに提示する。
固定情報取得部60は、トンネルなどの電波不感地帯の位置及び範囲などに関する情報を取得する。「範囲」に関する情報は、例えば、トンネルの場合、トンネルの長さに関する情報などを含む。これら情報は、例えば、カーナビゲーション装置が有する道路地図情報などから取得可能である。なお、電波不感地帯とは、地上において放送波の受信ができない地理的範囲をいう。
移動情報取得部70は、本デジタル放送受信装置の位置、移動予測経路及び移動速度などに関する情報を取得する。本デジタル放送受信装置の位置情報は、例えば、GPS(Global Positioning System)などから取得可能である。また、本デジタル放送受信装置の速度情報は、例えば、本デジタル放送受信装置とともに移動する自動車などの移動体の速度情報から取得可能である。移動予測経路は、例えば、カーナビゲーション装置が有する目的値への経路情報などから取得可能である。なお、移動情報取得部70は、VICS(vehicle information and communication system)などから得られる渋滞情報を取得するようにしてもよい。
再生速度制御部80は、固定情報取得部60及び移動情報取得部70によって取得された情報に基づいて、本デジタル放送受信装置が所定時間内にトンネルなどの電波不感地帯に到達する位置にまで接近したと判断したとき、再生部40によるデータ再生の速度を遅らせてスロー再生が行われる。具体的には、本デジタル放送受信装置の位置から電波不感地帯までの最短距離を算出し、この値を移動速度で割った値(時間)を算出する。この値(時間)が所定値以下の場合には本デジタル放送受信装置が所定時間内にトンネルなどの電波不感地帯に到達する位置にまで接近したと判断する。そして、再生速度制御部80は、再生部40に対して、時間情報に加算すべきデータ出力タイミングの遅延量を与える。これにより、再生部40において受信データのスロー再生が行われる。
なお、本デジタル放送受信装置の位置から移動予測経路上の電波不感地帯までの最短距離を算出し、この値を移動速度で割った値(時間)を算出する。この値(時間)が所定値以下の場合に、本デジタル放送受信装置が所定時間内にトンネルなどの電波不感地帯に到達する位置にまで接近したと判断するようにしてもよい。
データ出力タイミングの遅延量は、本デジタル放送受信装置の移動速度、トンネルなどの電波不感地帯までの距離及びトンネルの長さなどの電波不感地帯の範囲に基づいて、少なくとも本デジタル放送受信装置がトンネルなどの電波不感地帯に進入してから退出するまでの間バッファ30に未再生のデータが残存する程度にする。例えば、移動速度をv、スロー再生開始位置からトンネルまでの距離をl、トンネルの長さをLとし、スロー再生開始位置からトンネルを通過するまでスロー再生を継続するとしたとき、速度vが一定の場合にはデータ再生速度がl/(l+L)倍となるように遅延量を設定することによって、少なくとも本デジタル放送受信装置がトンネルまで距離lの地点に到達してから長さLのトンネルを通過するまでの間、ユーザはデジタル放送を途切れることなく視聴することができる。なお、遅延量を計算するタイミングは、映像、音声の再生レートによって変化する。例えば映像の出力を例にとった場合、フレームレートが15の場合は、1秒間に15回の遅延量計算タイミングが存在することになる。
図2は、本デジタル放送受信装置がトンネルに接近したときのバッファ30のバッファ量の増減の様子を示す。図2(a)に示した状態では、自動車に搭載された本デジタル放送受信装置はトンネルに十分に接近していないためバッファ量は増減しない。図2(b)に示した状態では、本デジタル放送受信装置はトンネルに十分に接近しているため、スロー再生が行われる。この結果、再生するデータ量よりも受信するデータ量の方が多くなるため、その差分だけバッファ量は増加する。そして、図2(c)に示した状態では、本デジタル放送受信装置はトンネルに進入しているところであり、引き続きスロー再生が行われる。本デジタル放送受信装置がトンネルに進入するとデータ受信はされずに再生のみとなるため、バッファ量は減少に転じる。
再生速度制御部80は、バッファ30の容量が許す限り、トンネルの十分手前から再生速度低下制御を開始し又はデータ出力タイミングの遅延量を大きく設定して、バッファ30により多くの受信データが格納されるようにしてもよい。これにより、トンネル内で渋滞などによって本デジタル放送受信装置の移動速度が低下しても、バッファ30に十分な量の未再生データが格納されているため、トンネル出口までデータ再生を継続することができる。また、再生速度制御部80は、トンネル内で本デジタル放送受信装置の移動速度が低下した場合には、再生部40によるデータ再生に係るデータ出力タイミングの遅延量を大きくするように、すなわち、再生速度をさらに遅くするようにしてもよい。これにより、トンネル出口までデータ再生を継続することができる。
次に、図3のフローチャートを参照しながら、本デジタル放送受信装置の動作について説明する。まず、指定された周波数でチューニングを行い、有意なデータが存在すればそのデータを受信して多重化デジタルデータ(例えば、多重TS(Transport Stream))に変換する(S11)。そして、得られた多重化デジタルデータを所定の規格に従って分離して目的のチャンネルのデータを取得する(S12)。当該目的のチャンネルの映像及びデータを所定のフォーマットで保存する(S13)。このフォーマットは、ファイルシステム及び独自のフォーマット形式のいずれであってもよい。
一方、上記各ステップと並行して、デジタル放送受信装置の位置及び移動速度並びにトンネルの位置及び長さなどの各種情報が取得される(S21)。そして、これら各種情報から、デジタル放送受信装置がトンネルに十分に接近しているか否かが判断される(S22)。トンネルに十分に接近している場合(S22のYES肢)、ステップS21で取得された各種情報からデータ再生に係るデータ出力タイミングの遅延量を決定し、再生速度低下制御を実行する。一方、トンネルに十分に接近していない場合(S22のNO肢)、再生速度低下制御を停止する。
ステップS13で受信データが保存された後、再生速度低下制御が実行されていない場合(S14のNO肢)、ステップS13で保存されたデータを通常再生する(S15)。一方、再生速度低下制御が実行されている場合(S14のYES肢)、ステップS13で保存されたデータをスロー再生する(S16)。なお、再生速度低下制御の実行の有無は、例えば、フラグなどを用いて判別すればよい。そして、デジタル放送受信装置の電源がオフされていなければ(S17のNO肢)ステップS11に戻り、オフされていれば(S17のYES肢)処理を終了する。
以上、本実施形態によると、移動中の自動車内でデジタル放送番組を視聴している場合において、自動車がトンネルに進入して放送波の受信ができなくなってもユーザは引き続き放送番組を視聴することができる。
本発明に係るデジタル放送受信装置は、電波不感地帯に進入しても引き続き放送番組の再生をすることができるため、携帯電話機などのモバイル機器やカーナビゲーションシステムなどの車載機器として有用である。
30 バッファ
40 再生部
60 固定情報取得部
70 移動情報取得部
80 再生速度制御部
40 再生部
60 固定情報取得部
70 移動情報取得部
80 再生速度制御部
Claims (6)
- 移動体に搭載されて移動可能なデジタル放送受信装置であって、
受信したデータを一時的に格納するバッファと、
前記バッファに格納されたデータの再生を行う再生部と、
電波不感地帯の位置に関する情報を取得する固定情報取得部と、
当該デジタル放送受信装置の位置及び移動速度に関する情報を取得する移動情報取得部と、
前記固定情報取得部及び移動情報取得部によって取得された情報に基づいて当該デジタル放送受信装置が所定時間内に前記電波不感地帯に到達する位置にまで接近したと判断したとき、前記再生部によるデータ再生の速度を低下させる再生速度制御部とを備えた
ことを特徴とするデジタル放送受信装置。 - 請求項1に記載のデジタル放送受信装置において、
前記固定情報取得部は、前記電波不感地帯の範囲に関する情報をも取得するものであり、
前記再生速度制御部は、当該デジタル放送受信装置の移動速度及び前記電波不感地帯までの距離及び前記電波不感地帯の範囲に基づいて、少なくとも当該デジタル放送受信装置が前記電波不感地帯に進入してから退出するまでの間前記バッファに未再生のデータが残存するように、前記再生部によるデータ再生に係るデータ出力タイミングの遅延量を決定するものである
ことを特徴とするデジタル放送受信装置。 - 請求項2に記載のデジタル放送受信装置において、
前記再生速度制御部は、当該デジタル放送受信装置の移動速度に応じて、前記遅延量を動的に変化させる
ことを特徴とするデジタル放送受信装置。 - 請求項3に記載のデジタル放送受信装置において、
前記再生速度制御部は、前記電波不感地帯において当該デジタル放送受信装置の移動速度が低下したとき、前記遅延量を大きくする
ことを特徴とするデジタル放送受信装置。 - 請求項1に記載のデジタル放送受信装置において、
前記再生速度制御部は、前記固定情報取得部及び移動情報取得部によって取得された情報に基づいて当該デジタル放送受信装置が前記電波不感地帯を通過したと判断したとき、前記再生部に対する再生速度低下制御を停止するものであり、
前記再生部は、当該デジタル放送受信装置が前記電波不感地帯に進入するまでに前記バッファに格納されたデータが前記再生速度制御部による再生速度低下制御が停止したときになおも残存する場合、当該残存するデータの再生を行ってから、前記電波不感地帯の通過後に前記バッファに格納されたデータの再生を行うものである
ことを特徴とするデジタル放送受信装置。 - 請求項1に記載のデジタル放送受信装置において、
前記再生速度制御部は、前記固定情報取得部及び移動情報取得部によって取得された情報に基づいて当該デジタル放送受信装置が前記電波不感地帯を通過したと判断したとき、前記再生部に対する再生速度低下制御を停止するものであり、
前記再生部は、当該デジタル放送受信装置が前記電波不感地帯に進入するまでに前記バッファに格納されたデータが前記再生速度制御部による再生速度低下制御が停止したときになおも残存する場合、当該残存するデータを破棄し、前記電波不感地帯の通過後に前記バッファに格納されたデータの再生を行うものである
ことを特徴とするデジタル放送受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006169158A JP2007336475A (ja) | 2006-06-19 | 2006-06-19 | デジタル放送受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006169158A JP2007336475A (ja) | 2006-06-19 | 2006-06-19 | デジタル放送受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007336475A true JP2007336475A (ja) | 2007-12-27 |
Family
ID=38935483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006169158A Pending JP2007336475A (ja) | 2006-06-19 | 2006-06-19 | デジタル放送受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007336475A (ja) |
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2006
- 2006-06-19 JP JP2006169158A patent/JP2007336475A/ja active Pending
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