JP2007336399A - 画像読取システム及びその方法並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡便に利用できる画像読取管理システムを提供すること。
【解決手段】 ユーザが使用するユーザ端末11と、画像の読取を行なう画像読取装置13と、画像読取装置13における画像読取に関する設定情報を格納するスキャン設定サーバ12と、を含む画像読取システムである。スキャン設定サーバ12は、ユーザ端末11から、設定情報及び、読みとった画像データの格納先情報を受信し、格納し、前記設定情報及び前記格納先情報に対応するIDを発行する。画像読取装置13は、IDを入力して、スキャン設定サーバ12に送信し、送信したIDの応答として、設定情報及び格納先情報を受信する。更に、受信した設定情報を用いて画像読取を行ない、得た画像データを格納先情報に応じた装置16に対して送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像読取システム及びその方法並びにプログラムに関する。
従来から、ネットワークに繋がったユーザ間で共有できるネットワークスキャナまたはその機能を有する装置が知られている。特に、最近では、スキャン画像データを、メールやFTPを用いて外部の画像保存システムに送る装置が知られている(特許文献1参照)。
一方、コンピュータ上の画像を共有する方法も、様々に発達してきた。特に、World Wide Web(以下WWW)を用いたファイル共有・画像保管サービスが考案されており、パッケージソフトをはじめ、ASPサービスとして多く提供されている。
このようなファイル共有・画像保管サービスにおいて、スキャン結果をネットワークを介して画像保管サーバに保管することが可能となり、そのようなスキャナ側のソフトウェアとASPサービスが提供されている。
特開2002-300362
ところが、スキャンした画像を、インターネットを介して、画像管理サーバに登録する場合には、スキャナ装置側のコントロールパネルに対して、非常に多くの設定情報を入力する必要があり、設定作業が繁雑になる。
また、インターネットに接続されたスキャナ装置でスキャンした画像を、イントラネット内に設けられた画像管理サーバに対して保存する方法は、存在していなかった。これは、イントラネットとインターネットとの間で、宛先情報の指定方法が異なり、受け渡しができないからである。或いは、イントラネット内の画像管理サーバへ外部からアクセスできないからである。
本発明は上記従来技術の課題を解決するためになされたものであり、簡便に利用できる画像読取管理システムを提供することにある。具体的には、インターネット上のスキャナ装置を用いて、イントラネット内に管理されたスキャン設定に応じたスキャンを行ない、更にイントラネット内の画像管理サーバへ画像を記録できるシステムを提供することを目的とする。
ユーザが使用するユーザ端末と、画像の読取を行なう画像読取装置と、該画像読取装置における画像読取に関する設定情報を格納するスキャン設定サーバと、を含む画像読取システムであって、
前記スキャン設定サーバは、
ユーザ端末から、前記設定情報及び、読みとった画像データの格納先情報を受信する受信手段と、
受信した前記設定情報及び前記格納先情報を格納する格納手段と、
前記格納手段に格納された前記設定情報及び前記格納先情報に対応するIDを発行して前記ユーザ端末に送信するID送信手段と、
を有し、
前記画像読取装置は、
前記IDを入力する入力手段と、
入力した前記IDを前記スキャン設定サーバに送信する送信手段と、
送信した前記IDの応答として、前記設定情報及び前記格納先情報を受信する受信手段と、
受信した前記設定情報を用いて画像読取を行なう画像読取手段と、
画像を読みとって得た画像データを前記格納先情報に応じた装置に対して送信するアップロード手段と、
を含むことを特徴とする。
ユーザが使用するユーザ端末と、画像の読取を行なう画像読取装置と、画像読取に関する履歴情報を格納するスキャン履歴サーバと、を含む画像読取システムであって、
前記スキャン履歴サーバは、
画像読取時の前記設定情報と、読みとった画像の格納先を示す格納先情報とを前記履歴情報として格納する格納手段と、
前記格納手段に格納された前記設定情報に対応するIDを発行するID発行手段と、
を有し、
前記画像読取装置は、
前記IDを入力する入力手段と、
入力した前記IDを前記スキャン履歴サーバに送信する送信手段と、
送信した前記IDの応答として、前記設定情報及び前記格納先情報を受信する受信手段と、
受信した前記設定情報を用いて画像読取を行なう画像読取手段と、
画像を読みとって得た画像データを前記格納先情報に応じた装置に対して送信するアップロード手段と、
を含むことを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る方法は、
ユーザが使用するユーザ端末と、画像の読取を行なう画像読取装置と、該画像読取装置における画像読取に関する設定情報を格納するスキャン設定サーバと、を含む画像読取システムの制御方法であって、
前記スキャン設定サーバにおいて、
ユーザ端末から、前記設定情報及び、読みとった画像データの格納先情報を受信する受信工程と、
受信した前記設定情報及び前記格納先情報を格納する格納工程と、
前記格納工程に格納された前記設定情報及び前記格納先情報に対応するIDを発行して前記ユーザ端末に送信するID送信工程と、
を有し、
前記画像読取装置において、
前記IDを入力する入力工程と、
入力した前記IDを前記スキャン設定サーバに送信する送信工程と、
送信した前記IDの応答として、前記設定情報及び前記格納先情報を受信する受信工程と、
受信した前記設定情報を用いて画像読取を行なう画像読取工程と、
画像を読みとって得た画像データを前記格納先情報に応じた装置に対して送信するアップロード工程と、
を有することを特徴とする。
ユーザが使用するユーザ端末と、画像の読取を行なう画像読取装置と、画像読取に関する履歴情報を格納するスキャン履歴サーバと、を含む画像読取システムの制御方法であって、
前記スキャン履歴サーバにおいて、
画像読取時の前記設定情報と、読みとった画像の格納先を示す格納先情報とを前記履歴情報として格納する格納工程と、
前記格納工程に格納された前記設定情報に対応するIDを発行するID発行工程と、
を有し、
前記画像読取装置において、
前記IDを入力する入力工程と、
入力した前記IDを前記スキャン履歴サーバに送信する送信工程と、
送信した前記IDの応答として、前記設定情報及び前記格納先情報を受信する受信工程と、
受信した前記設定情報を用いて画像読取を行なう画像読取工程と、
画像を読みとって得た画像データを前記格納先情報に応じた装置に対して送信するアップロード工程と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、簡便に利用できる画像読取管理システムを提供することができる。
以下に、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(概要)
以下に説明する実施形態は、スキャン設定・履歴IDを用いた、インターネットからのスキャンデータの送付を実現するシステムである。具体的には、インターネット上に設置されたスキャナが、インターネット上の中継的なサーバから送り先情報を得て、イントラネット内のスキャン設定サーバにアクセスする。そして、そのスキャン設定サーバ内に保存されているスキャン設定情報または履歴情報を入手し、その設定情報または履歴情報を元に同様にイントラネット内に設置された画像管理サーバに対して画像を登録できるシステムである。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係るシステムの構成及び動作を示す図である。図1において、11は、スキャン設定登録用PCであり、スキャンIDを発行するために、ユーザが登録作業を行う一般的なPCである。12は、スキャン設定登録用PC11からのリクエストの元にスキャン設定を確定するスキャン設定サーバである。16は、スキャン後の画像を管理する画像管理サーバである。これらの、ユーザPC11、スキャン設定サーバ12、画像管理サーバ16は、LANケーブル等に接続されイントラネットの一部となっている。図9は、スキャン設定サーバ12の内部構成を示す図であり、図13は、画像管理サーバ16の内部構成を示す図である。
図9に示すとおり、スキャン設定サーバ12は、スキャンIDを発行するスキャンID発行部1216、スキャンIDを読出すスキャンID照合読出部1217の他、スキャンID用データベース12151を含むシステムデータベース1215を備えている。スキャン設定サーバ12はCPU1211、ROM1213、RAM1214を備えている。CPU1211は、ROM1213に格納されたプログラムをRAM1214へロードして実行することでスキャン設定サーバ全体の制御を司る。通信制御部1212はイントラネットを構築するLANなどのケーブルに接続し、イントラネット上のPCなどの他の端末との通信を制御する。システムDB1215はデータベースを構成しており、上述のスキャンID格納DBを有している。
画像管理サーバ16は、図13に示すように、CPU1611、ROM1613、RAM1614を備えている。CPU1611は、ROM1613に格納されたプログラムをRAM1614へロードして実行することで画像管理サーバ16全体の制御を司る。通信制御部1612はイントラネットを構築するLANなどのケーブルに接続し、イントラネット上のPCなどの他の端末との通信を制御する。また、画像管理サーバ16は、後述する仮画像登録サーバ連係部1617や画像管理部1618、ユーザ管理部1619、検索部1620を備える。また更に、システムDB1615内に画像管理データベース16151、検索DB16153、ユーザ管理DB16152を含むシステムDB1615を備える。
スキャン設定登録用PC11とスキャン設定サーバ12との間では、HTTPプロトコルを用いて通信を行なう。PC11上では、ウェブブラウザを用いてスキャン設定サーバ12へアクセスして各設定を行い、設定完了後、スキャン設定サーバ12よりスキャンIDを得る。スキャンIDはスキャン設定サーバに登録されているスキャン設定を一意に特定するIDである。
PC11がスキャン設定サーバ12にアクセスして行うスキャン設定の設定項目として、スキャン画像の最終保存先の画像管理サーバ16中のフォルダパスを決める必要がある。そこでスキャン設定サーバ12はスキャン設定登録用PC11との通信と並行に、最終的な画像保管を行なう。画像管理サーバ16と必要な情報の連携を行う。連携し確定する情報は、図4に示した、ユーザ名・パスワード・フォルダ名・ファイル名・アクセス権などである。
また、セキュリティを確保するためインターネットからのスキャン登録を許可したくない場合には、このスキャン設定時に、インターネットからの利用の可否を選択することができる。ここで、インターネットからの利用を禁止した場合、スキャン設定サーバ12は、後述するスキャン設定エージェント14から該当するスキャンIDの要求があったとしても、スキャン設定を返答しない。
画像管理サーバ16の格納先の確定後、スキャン設定に対応したスキャンIDをPC11に発行する。また、インターネットからの利用に必要な、個別のスキャン設定サーバ12を示す市外局番のようなサーバIDも同時に出力する。スキャンIDに加えてサーバIDを設けることで、複数の文書管理サーバが存在していた場合においても、サーバIDとスキャンIDとを組み合わせることで、スキャンIDをユニークなものとして特定することが出来る。以下、サーバIDとスキャンIDとを組み合わせたものをスキャンIDという。
スキャンIDは、各スキャン設定サーバ12を示すサーバ指定部と、そのスキャン設定サーバ12内の一意ID部からなる。例えば、サーバ指定部を3桁とすれば、344-abee34といったようなスキャンIDとなる。図7に、スキャン設定サーバ12の固有のIDの例を示す。また、図8に、スキャンIDの例を示す。
スキャン設定サーバ12の内部では、スキャンIDをキーとして図2に示すスキャン設定をスキャンID格納DB12151に格納する。なお、スキャン設定としては、画像を読みとる際の設定として、白黒かカラーかを表わす情報、片面読取か両面読取かを示す情報、スキャンした後の画像データのフォーマット(PDF、TIFFなど)を含む。また、スキャンして得た画像データを格納する画像管理サーバ16を指定する情報として、サーバ名またはメールアドレスや、インターネット経由で直接画像登録が可能であることを示すフラグが含まれる。また、画像管理サーバ16にログインする際に必要なOU(組織単位)名、ユーザ名やパスワードをも含む。更に、アップロード先の設定として、フォルダ名、ファイル名、アクセス権を含む。また更に、セキュリティ設定として、インターネットからの利用を許可するか、禁止するかを示すフラグが登録されている。
図12に仮画像登録サービス15の内部構成を示す図である。CPU1511は、ROM1513に格納されたプログラムをRAM1514へロードして実行することでスキャン設定サーバ全体の制御を司る。通信制御部1512はネットワークに接続し、イントラネット上のPCやインターネット上のPCや複写機などの他の端末との通信を制御する。システムDB1515はデータベースを構成しており、登録先対応DB15151を有している。
図14は、スキャン設定サーバ12がPC11などからスキャン設定要求を受け付けた場合の動作を説明するフローチャートである。本フローチャートは、スキャン設定サーバ12のCPU1211によって実行される。PC11などからスキャン設定とともにスキャン設定要求を受け付けると、ステップS1201で画像管理サーバ16のフォルダ情報の確認を行う。受け付けたスキャン設定要求中のスキャン画像格納フォルダ名あるいはフルパス名が画像管理サーバ16内にあるか否かを確認し、もし当該フォルダが画像管理サーバ16内に存在しなければ新たにフォルダを作成する。そして、ステップS1202で新たなスキャンIDを生成し、PC11へ通知する。ステップS1203では、生成したスキャンIDと、設定要求とともに受信したスキャン設定とを関連付けてスキャンID格納DB12151に格納する。以上で処理が終了する。
図20は、図14のステップS1201での画像管理サーバ16のフォルダ情報の確認処理に関連して、画像管理サーバ16が実行する処理のフローチャートである。本フローチャートは画像管理サーバ16のCPU1611が実行する。
スキャン設定サーバ12から格納先等の確認リクエストを受信すると、ステップS1601で当該リクエスト中のユーザ情報が正しいか否かをチェックする。正しくない場合にはステップS1604で認証エラー通知をスキャン設定サーバ12へ返送して処理を終了する。ステップS1601でユーザ情報が正しいと判定した場合には、ステップS1602へ進み、格納先情報が正しいか否かをチェックする。正しくない場合にはステップS1604へ進み、正しければ正しい格納先であることをスキャン設定サーバ12へ通知する。正しい格納先であるか否かの判定とは、確認を要求されている格納位置(ディレクトリやフォルダ)が画像管理サーバ16中の既存の格納位置であるか否かを判定することでもよい。既存の格納位置でない場合には新たにフォルダやディレクトリを作成することが可能であれば正しい格納位置であると判定してもよい。
一方で、ユーザが複写機などを操作して、スキャンIDを用いてスキャン設定サーバ12からスキャン設定を取得する場合におけるスキャン設定サーバ12の動作を図15に基づいて説明する。本フローチャートは、スキャン設定サーバ12のCPU1211によって実行される。複写機などからスキャンIDとともにスキャン設定の読み出し要求を受け付けると、ステップS1251で、スキャンIDに基づいてスキャンID格納DB12151を検索する。検索の結果当該スキャンIDがスキャンID格納DB12151内に格納されているか否かを判定する(ステップS1252)。格納されていないと判定した場合には(ステップS1252でNG)、当該スキャンIDが未登録である旨を要求元の複写機などへ通知する。当該スキャンIDが登録されている場合(ステップS1252でNG)ステップS1253へ遷移する。
ステップS1253では、要求元がスキャン設定エージェント14等のイントラネット外からの要求である場合、当該スキャンIDで特定されるスキャン設定におけるセキュリティ設定の、インターネットからの利用の可否に関する設定を参照する。そして、可であればスキャン設定を要求元へ返送してよいと判定し、否であればスキャン設定を要求元に返送してはいけないものと判定する。返送してよいと判定した場合はステップS1254で、当該スキャンIDに対応するスキャン設定を要求元へ返送する。一方、返送付加と判定した場合には、当該スキャンIDに対応するスキャン設定はイントラネット外へは返送できない旨の通知を行う。硫黄で処理が終了する。
複写機13は、例えば、公共施設など不特定多数が利用できる環境に設置されている、スキャナ機能を有する複合機(MFP)である。複写機13は、スキャナ結果をPDFやTIFFなどのフォーマットに変換し、サーバに登録する機能を有する。図1において、スキャン設定サーバ12はイントラネット内に接続されているのに対し、複写機13はインターネット上(イントラネット外)に接続しているものとする。図10に、複写機13の内部構成図を示す。
コントローラユニット1300は、画像入力デバイスであるスキャナ1317や画像出力デバイスであるプリンタ1318と接続する。CPU1301はROM1307に格納されているブートプログラムによりオペレーションシステム(OS)を立ち上げる。そして当該OS上でHDD(ハードディスクドライブ)1308に格納されているアプリケーションプログラムを実行させることによって各種処理を実行する。CPU1301の作業領域としてはRAM1302が用いられる。なお、RAM1302は、作業領域とともに、画像データを一時記憶するための画像メモリ領域を提供する。また、HDD1308は、上記アプリケーションプログラムとともに、画像データを格納する。
CPU1301は、ROM1307およびRAM1302に接続されている。またCPU1301は、システムバス1319を介して操作部I/F(インタフェース)1303、ネットワークI/F1305、モデム1306およびイメージバスI/F1309に接続されている。また、スキャンID処理部1310もシステムバス1319に接続されている。スキャンID処理部1310は操作部を介して入力されたスキャンIDに基づいて、スキャン設定をスキャン設定エージェント14やスキャン設定サーバ12へ要求するために必要な処理を実行する。
操作部I/F1303は、タッチパネルを有する操作部1304とのインターフェースであり、操作部1304に表示する画像データを操作部1304に対して出力する。また、操作部I/F1303は、操作部1304においてユーザにより入力された情報(設定情報等)をCPU1301に送出する。ネットワークI/F1305は、ネットワークに接続され、ネットワークを介してネットワーク上の各装置との間で情報の入出力を行う。また、モデム1306は、公衆回線に接続され、公衆回線を介して情報の入出力を行う。イメージバスI/F1309は、画像データを高速で転送する画像バス1320とシステムバス1309とを接続し、データ構造を変換するためのバスブリッジである。画像バス1320上には、ラスタイメージプロセッサ(以下、RIPという)1312、デバイスI/F1313、スキャナ画像処理部1314、プリンタ画像処理部1315、画像回転部1316および画像圧縮伸張・密度変換部1311が設けられている。
RIP1312は、外部から受信した印刷データ中のPDLコードをビットマップイメージに展開するプロセッサである。デバイスI/F1313には、スキャナ部1317およびプリンタ部1318が接続され、デバイスI/F1313は、画像データの変換を行う。スキャナ画像処理部1314は、スキャナ部1317を介して入力された画像データに対し、補正、加工、編集等の処理を行う。プリンタ画像処理部1315は、プリンタ部1318を介してプリント出力される画像データに対して、補正・解像度変換などを行う。画像回転部1316は、画像データの回転を行う。画像圧縮伸張・密度変換部1311は、多値画像データをJPEGデータに、2値画像データをJBIG、MMR、MHなどの圧縮データに変換するとともに、その伸張処理を行う。また、画素密度変換処理もおこなう。 また、複写機13は、ADSL等ブロードバンドネットワーク回線によってのインターネットへの接続環境に接続されている。そして、接続環境を経由してスキャン設定エージェント14等への通信が可能である。
複写機13は、スキャン画像の送付先やスキャナ設定について、スキャンIDを用いてスキャン設定エージェント14経由でスキャン設定サーバ12へ問い合わせる。そしてスキャン設定サーバ12から送信されたスキャン設定を、スキャン設定エージェントを介して受信する。
複写機13は、入手したスキャン設定を表示し、ユーザに確認する。ユーザは表示された各種設定を確認し、スタートボタンを押してスキャンを開始する。スキャン設定にはスキャンしたデータを送信する宛先も指定されている。複合機13はスキャン設定に従ってコントローラユニットの制御の下、スキャナ部1317で読み取った画像データを指定のフォーマットに変換後、指定の宛先へ送信する。
スキャン設定エージェント14は、特定多数の利用者を想定した複写機13からのスキャン設定要求の問い合わせを待ち受け、複写機に代わってスキャン設定をスキャン設定サーバ12へ要求するエージェントである。スキャン設定エージェント14は、複写機13以外の不図示の複数の複写機からのスキャン設定読み出し要求も受け付ける。図11に、スキャン設定エージェント14の内部構成図を示す。図11に示すように、スキャン設定エージェント14は、システムデータベース1415内部に、スキャン設定サーバの一覧データベース14151を備え、スキャン設定サーバ12の対応表201を保持している。
その対応表201を用いてスキャン設定サーバIDを元に、適切なスキャン設定サーバ12に問い合わせる処理を行う。そして、スキャン設定サーバ12から返ってきたスキャン設定を、問い合わせ元の複写機13に返す機能を有している。
CPU1411は、ROM1413に格納されたプログラムをRAM1414へロードして実行することでスキャン設定エージェント全体の制御を司る。通信制御部1412はネットワークに接続し、インターネット上のPCや複写機などの他の端末との通信を制御する。対応表作成・送信部1418は、後述する最終登録先と仮登録先との対応表を作成して、仮画像登録サービス15へ送信する。
スキャン設定を複合複写機13に送付する場合には、後述する仮画像登録サービス15に対して、最終登録アドレスと仮登録アドレスとの対応を送付する。図3に、最終登録アドレスと仮登録アドレスとの対応関係を示す。
スキャン設定サーバ12がイントラネット内部に存在する場合、スキャン設定に含まれるホスト名やユーザ名などの情報はイントラネット内部でのみ有効な情報である場合がある。このようなイントラネット内部でのみ有効なスキャン設定に基づいてイントラネット外部(インターネット)に存在する複写機がスキャン画像を送信しても、イントラネット外部では当該ホスト名の情報を適切に処理することが出来ない。よって、正しい送信先に画像を送信できない。
このような不都合を回避するために、仮画像登録サービス15がホスト名の情報やユーザ名の情報を適宜変換することで適切な送信先にスキャン画像を送信することを可能にする。
一方、複合複写機13に対しては、仮登録先アドレスを送付する。仮登録先アドレスは、仮画像登録サービス自身を示すアドレスである。仮画像登録サービス15は、スキャン設定エージェント14から図3のような最終登録先と仮登録先の対応表301を得る。その対応表を保持し、複合複写機13からの画像登録処理を待ち受ける。
複写機13から仮画像登録サービスに対しての画像登録要求が発生すると、対応表のユーザ名・パスワードの認証を行う。そこで正しい場合のみ接続を許可し、複写機13のスキャンデータを受け取る。認証に失敗した場合には、受け取り処理を行わない。受け取ったスキャンデータに対しては、図3の対応表を元に、画像を最終保存先である、画像管理サーバ16に転送する。
画像管理サーバ16は、スキャン設定サーバ12からのリクエストの基づき、必要なスキャン設定情報の連携を行う。ここで、不適切なユーザ名・パスワードによる接続は不許可とする処理や、フォルダに対するアクセス権の確認などを画像管理サーバ16上のDBに対して行う。
仮画像登録サービス15からのリクエストに対して、ユーザ名・パスワードの確認を行った後、最終的な保管フォルダ等に適切なアクセス権で保管する。
<システムの動作>
次に、本実施形態に係るシステムの全体的な動作について説明する。まず、スキャン設定登録用PC11が、ユーザの操作に基づき、ブラウザを用いてスキャン設定サーバ12にアクセスし、設定画面に従ってスキャン設定項目を登録する(S101)。設定登録内容は、図2に示したとおりの情報である。
次に、スキャンIDを発行する(S102)。つまりスキャン設定に対して、各スキャン設定サーバ12で一意なIDを発行する。また、スキャン設定サーバ12のIDも同時に発行する。これは、スキャン設定エージェント14経由のイントラ外からの参照時には、そのスキャン設定サーバIDを用いてスキャン設定を一意にするためである。
スキャンIDとスキャン設定サーバIDをスキャン設定登録用PC11に対して回答する。また、設定された登録に対しては、スキャン設定サーバ12内のDB等に保持し次のスキャン設定時に参照する。以上が、本システムに関するサービスを受けるための予備的な作業である。
次に、実際に不特定多数の利用者を想定した複合複写機13からのスキャンの実施について述べる。ここではまず、スキャンIDの入力から実際にスキャン設定を得るまでの部分について述べる。
複合複写機13にスキャンIDを入力する(S103)。まず、複合複写機13のモードをスキャンIDによるスキャン登録モードに変更する。これは、メニュー等を複合複写機13のタブレットに表示し選択するなどで実現する。
次に、スキャンIDを入力する。ここでは、Aの処理で登録した「スキャン設定サーバID」と「スキャンID」を入力し登録したスキャン設定を一意にする。最後に、検索ボタンまたは確認ボタンを押す。この操作によって、スキャン設定エージェント14に対する問い合わせ処理(S104)が開始される。複写機13は、入力されたスキャンID情報を、登録されているスキャン設定エージェント14に送信する。
次に、スキャン設定エージェント14は、スキャン設定サーバ12へ、スキャン設定の問い合わせを行なう(S105)。即ち、スキャン設定エージェント14は、複写機13からの問い合わせメッセージ中のスキャンIDを用いて、スキャン設定サーバ12の特定を行う。その情報を元に、スキャン設定サーバ12へスキャン設定IDを送付し、問い合わせ処理を行う。
スキャン設定サーバ12は、スキャン設定を読出し、スキャン設定エージェント14へ設定を転送する(S106)。つまり、スキャン設定サーバ12は、受け取ったスキャンIDをキーにしてスキャン設定DB内を検索し、登録されているスキャン設定を取り出し、スキャン設定エージェント14に転送する。
スキャン設定エージェント14は、受け取ったスキャン設定を、要求元の複合複写機13に送信する(S107)。
ここで、スキャン設定としては、イントラネット内の最終的な画像管理サーバ16を指し示している。しかし、複合複写機13からはイントラネット内の画像管理サーバ16に対してはファイアーウオール等の制限によって直接接続することができない。そこで、スキャン設定の内、図3の情報をもつ最終登録アドレスと仮登録アドレスとの対応表を作成する。そして仮登録アドレスを複合複写機13に送る。
次に、スキャン設定エージェント14は、最終登録アドレスと仮登録アドレスの対応表を仮画像登録サーバ・サービス15に送信する(S108)。仮画像登録サービス15はその情報を元に複合複写機13からの登録を待ち受け、また転送処理を行う。
一方、複合複写機13は、受け取った設定を元にスキャン設定を行う(S109)。そして、ユーザに設定の確認と原稿を置く指示を行う(S110)。ユーザは確認を行い、スキャンする原稿を設置する。そして、ユーザのスキャン実施ボタンが押されたら、ダウンロードしたスキャン設定に基づきスキャンを行う(S111)。
複合複写機13は、スキャン結果をステップS107で得ている仮登録アドレスに基づき仮画像登録サービス・サーバ15に対して登録する(S112)。仮画像登録サービス15では、ステップS108で入手した対応表を元に、画像管理サーバ16を導き出す。そして、適切な画像管理サーバ16にスキャンデータを転送する(S113)。
画像管理サーバ16は、受信したスキャンデータを仮画像登録サーバより受け取り、指定の登録先に画像を格納する。この時は、画像管理サーバ16の一般的なアクセス権等の確認を行う。
上記説明したシステムの動作における、複写機13の動作を示すフローチャート図16に示す。本フローチャートは複写機13のコントローラユニット1300内のCPU1301によって実行される。
ステップS1301で、操作部1304を介してユーザからのスキャンIDの入力を受け付ける。そして、受け付けたスキャンIDをスキャン設定エージェント14へ送信し、問合せを行う。当該問合せに対して、スキャン設定エージェント14から不正IDであるという応答が帰ってきた場合(ステップS1303でYes)、ステップS1305で操作部1304にエラー通知を行ない処理を終了する。 一方、不正IDでない場合には、スキャン設定エージェント14からスキャン設定が返送され、当該スキャン設定を操作部1304に表示する(ステップS1304)。
その後、操作部1304に表示したスキャン設定に対してユーザが設定の変更を行なわなかった場合には、ステップS1306、S1308と進み、受信したスキャン設定でスキャンを実行するよう制御する。一方、操作部1304に表示したスキャン設定に対してユーザが設定の変更を行った場合には、ステップS1307、S1308と進み、ユーザにより変更されたスキャン設定に基づいてスキャンを実行するように制御する。
そして、ステップS1308で、スキャナにセットされた原稿の読み取りを行いスキャンデータを生成し、ステップS1309でスキャンデータをスキャン設定に基づく宛先へ送信する。
図17は上記説明したシステムの動作における、スキャン設定エージェント14の動作を示すフローチャートである。本フローチャートは、スキャン設定エージェント14のCPU1411が実行する。
本フローチャートは、複写機13からスキャンIDとともにスキャン設定の取得要求を受け付けたことに応答して実行開始する。ステップS1401は、複写機13から受信したスキャンID中に示されている、スキャン設定サーバを特定する情報を抽出し、スキャン設定サーバ一覧DB14151で該当するスキャン設定サーバを検索する。
ステップS1402で、該当するスキャン設定サーバが見つからなかった場合には、複写機13に対して要求されたスキャン設定サーバが登録されていない旨を応答して本フローチャートを終了する。一方、ステップS1402で、該当するスキャン設定サーバが見つかった場合には、ステップS1403で、当該スキャン設定サーバにスキャンIDを転送し、スキャン設定を要求する。スキャン設定サーバに対する要求に対してエラー応答があった場合(ステップS1404でNG)、複写機13に対して読み出し禁止の通知を行う。例えば、スキャン設定がイントラネット外での使用を禁止するように設定されている場合が当てはまる。
一方、スキャン設定サーバからの応答がエラーでない場合スキャン設定サーバからスキャン設定を取得し、ステップS1405へ進み、直接格納可能か否かを判定する。直接格納可能な場合とは、スキャン設定サーバから取得したスキャン設定に記述されている送信宛先の情報が、複写機13でそのまま適用可能な宛先である場合である。例えば、送信宛先がイントラネット内で複写機がイントラネットがいである場合、送信宛先が電子メールアドレスで記述されている場合には直接格納可能である。一方、送信宛先がイントラネット内のみで有効なアドレス(例えば、ローカルIPアドレスなど)である場合には、直接格納可能でないと判断する。
直接格納可能な場合には、ステップS1406へ進み、複写機13にスキャン設定を送付して処理を終了する。一方、直接格納が不可な場合には、ステップS1407へ進み、仮画像登録サービス15に図3のような対応表を送付する。そして、スキャン設定サーバから取得したスキャン設定のうち、送信先のアドレスを仮画像登録サービス15に変更したスキャン設定に書き替えたものを複写機13へ送信する。そして処理を終了する。
図18、図19は仮画像登録サービス15における処理を示すフローチャートである。これらフローチャートは、仮文書登録サーバのCPU1511が実行する。図18のフローは、スキャン設定エージェント14からの要求に応答して実行開始する。ステップS1501において、スキャン設定エージェント14から送られた対応表を受信して、登録先対応DB15151に登録して本フローの処理を終了する。
図19のフローチャートは複写機13から送信されたスキャンデータを受信したことに応答して実行開始する。複写機13が仮画像登録サービス15に対してスキャンデータを送信するケースは、スキャン設定に記述されている送信宛先が直接格納不可な宛先(図17のステップS1405でNo)の場合である。
複写機からスキャンデータとともに、スキャンを実行したユーザを特定する情報等(ユーザ名やパスワードなど)を受信すると、ステップS1551で図3の対応表を参照して、正しいユーザID/パスワードであるかを認証する。正しく認証されなかった場合には(ステップS1552でNo)、ステップS1554へ進み、複写機13に対して認証エラーを通知する。一方正しく認証された場合には、ステップS1553へ進み、図3の対応表を参照して最終登録アドレスへ受信したスキャンデータを転送する。これにより複写機13から受信したスキャンデータをスキャン設定で設定されていた送信宛先へ送信することが可能になる。
図21は画像管理サーバ16における動作を示すフローチャートである。本フローチャートは、画像管理サーバ16のCPU1611によって実行される。まず、仮画像登録サービス15からのスキャンデータを受信した場合、ステップS1653でスキャンデータに付加されたユーザ情報が正しいか否かをチェックする。正しくない場合はステップS1656へ進み、仮画像登録サービス15に対して認証エラーを通知する。一方ユーザ情報が正しい場合にはステップS1654へ進む。また、複写機13から仮画像登録サービス15を介さずに直接すキャンデータが送信された場合もステップS1654から処理を開始する。
ステップS1654では、スキャンデータに付加された格納先情報が正しい情報であるか否かをチェックする。格納先情報が正しくない場合にはステップS1656でエラーを通知して処理を終了する。一方、格納先情報が正しければ当該スキャンデータを要求された格納先へ格納して処理を終了する。
以上の実施形態によれば、スキャン・登録実施時に複合複写機上の操作の低減を行える。複合複写機のコントロールパネルでの操作は、数桁のIDのみの入力であり。占有する時間を減らすことができる。また、スキャニング設定を再利用することができる。同じ操作の繰り返し時に、再度設定を行う必要が無い。またこれはスキャン履歴IDを用いれば、一度スキャン・登録実施した操作を再利用することが可能である。さらに、イントラネット上の画像管理サーバに対してもIDを用いてインターネットからの画像登録を実現できる。直接接続できないインターネット上の複合複写機からのスキャン登録が実現できる。
(第2実施形態)
第1実施形態では、スキャン設定サービスから、複写機13に設定を送るステップS107で、複合複写機13に対して仮登録先アドレスを送り、仮登録サーバ・サービスに対して最終登録アドレスと仮登録アドレスとの対応表を送っていた。
第2実施形態では、図5に示すように、S107では、仮登録サーバに対しては特別な指示は行わない。複合複写機13に対して、最終登録先と仮登録先の二つのアドレスを同時に送る。そして、スキャン完了後のS112で、画像と同時に最終登録アドレスも仮登録サーバに送付する。仮画像登録サービス15は受け取った最終登録アドレスを判断し画像を第1実施形態と同様に登録し(S113)完了する。
(第3実施形態)
第1実施形態では、スキャン設定を登録する手段としてPC11を用いた。しかし、第3実施形態では、図6に示すように、複合複写機21からのスキャン履歴を用いてスキャン履歴サーバ22に登録し、スキャン履歴IDを得る。それ以外の手段は、第1実施形態や第2実施形態と同様の手順によって、インターネット上の複合複写機13からのスキャン・画像登録を行う。具体的には、図22に示すように、スキャン履歴サーバ22は、スキャンIDを発行し(S2201)、発行したスキャンIDをスキャン履歴サーバ22内のデータベースに格納する(S2202)。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを、システム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置が、供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明の技術的範囲に含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスクがある。また、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
その他、クライアントPCのブラウザを用いてインターネットサイトに接続し、本発明に係るプログラムそのもの、もしくは更に自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードするという利用方法もある。また、本発明に係るプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明の範疇に含まれる。 また、本発明に係るプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布してもよい。所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、プログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、PCの機能拡張ユニットに備わるメモリに本発明に係るプログラムが書き込まれ、そのプログラムに基づき、その機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行なう場合も、本発明の範疇に含まれる。
本発明の第1実施形態に係るシステムを示す図である。 スキャン設定の内容を示す図である。 最終登録アドレスと仮登録アドレスとの対応表を示す図である。 画像管理サーバとの連携を示す図である。 第2実施形態に係るシステムの構成を示す図である。 第3実施形態に係るシステムの構成を示す図である。 スキャン設定サーバの固有のID例を示す図である。 スキャンIDの例を示す図である。 スキャン設定サーバのハード構成図である。 スキャン設定サービスと連携機能を持つ複合複写機のハードウェア構成図である。 スキャン設定サービスのハード構成図である。 仮画像登録サーバのハード構成図である。 画像管理サーバのハード構成図である。 スキャン設定処理を示すフローチャートである。 スキャン設定サービスからの設定読み出し処理を示すフローチャートである。 複写機のスキャン時の処理を示すフローチャートである。 スキャン設定サービスにおける処理フローチャートである。 図3の対応表の受け取り処理を示すフローチャートである。 複写機からの画像登録処理を示すフローチャートである。 設定サーバとの連携処理を示すフローチャートである。 仮画像登録サーバからの登録処理を示すフローチャートである。 スキャン履歴の登録処理を示すフローチャートである。

Claims (12)

  1. ユーザが使用するユーザ端末と、画像の読取を行なう画像読取装置と、該画像読取装置における画像読取に関する設定情報を格納するスキャン設定サーバと、を含む画像読取システムであって、
    前記スキャン設定サーバは、
    ユーザ端末から、前記設定情報及び、読みとった画像データの格納先情報を受信する受信手段と、
    受信した前記設定情報及び前記格納先情報を格納する格納手段と、
    前記格納手段に格納された前記設定情報及び前記格納先情報に対応するIDを発行して前記ユーザ端末に送信するID送信手段と、
    を有し、
    前記画像読取装置は、
    前記IDを入力する入力手段と、
    入力した前記IDを前記スキャン設定サーバに送信する送信手段と、
    送信した前記IDの応答として、前記設定情報及び前記格納先情報を受信する受信手段と、
    受信した前記設定情報を用いて画像読取を行なう画像読取手段と、
    画像を読みとって得た画像データを前記格納先情報に応じた装置に対して送信するアップロード手段と、
    を含むことを特徴とする画像読取システム。
  2. 前記画像読取装置はインターネットに接続され、
    前記ユーザ端末は、イントラネットに接続され、
    前記スキャン設定サーバは、インターネット及び前記イントラネットに接続されることを特徴とする請求項1に記載の画像読取システム。
  3. 更に、前記画像読取装置と前記スキャン設定サーバとの間で前記ID及び前記設定情報のやりとりを中継するスキャン設定サービス装置と、
    前記画像読取装置で読みとった画像を管理する画像管理サーバと、
    前記画像読取装置と、前記画像管理サーバとの間で、画像データを中継するため、仮に画像の登録を行なう仮登録サーバと、
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の画像読取システム。
  4. 前記スキャン設定サービス装置は、前記画像読取装置に対して仮登録アドレスと最終登録アドレスを通知し、前記画像読取装置は、前記画像データに最終登録アドレスを付与して、仮登録アドレス先としての前記仮登録サーバに画像を送信することを特徴とする請求項3に記載の画像読取システム。
  5. 画像の読取を行なう画像読取装置と、画像読取に関する履歴情報を格納するスキャン履歴サーバと、を含む画像読取システムであって、
    前記スキャン履歴サーバは、
    画像読取時の前記設定情報と、読みとった画像の格納先を示す格納先情報とを前記履歴情報として格納する格納手段と、
    前記格納手段に格納された前記設定情報に対応するIDを発行するID発行手段と、
    を有し、
    前記画像読取装置は、
    前記IDを入力する入力手段と、
    入力した前記IDを前記スキャン履歴サーバに送信する送信手段と、
    送信した前記IDの応答として、前記設定情報及び前記格納先情報を受信する受信手段と、
    受信した前記設定情報を用いて画像読取を行なう画像読取手段と、
    画像を読みとって得た画像データを前記格納先情報に応じた装置に対して送信するアップロード手段と、
    を含むことを特徴とする画像読取システム。
  6. 前記画像読取装置はインターネットに接続され、
    前記ユーザ端末は、イントラネットに接続され、
    前記スキャン履歴サーバは、インターネット及び前記イントラネットに接続されることを特徴とする請求項5に記載の画像読取システム。
  7. 更に、前記画像読取装置と前記スキャン履歴サーバとの間で前記ID及び前記設定情報のやりとりを中継するスキャン履歴サービス装置と、
    前記画像読取装置で読みとった画像を管理する画像管理サーバと、
    前記画像読取装置と、前記画像管理サーバとの間で、画像データを中継するため、仮に画像の登録を行なう仮登録サーバと、
    を更に備えることを特徴とする請求項5に記載の画像読取システム。
  8. 前記スキャン履歴サービス装置は、前記画像読取装置に対して仮登録アドレスと最終登録アドレスを通知し、前記画像読取装置は、前記画像データに最終登録アドレスを付与して、仮登録アドレス先としての前記仮登録サーバに画像を送信することを特徴とする請求項7に記載の画像読取システム。
  9. ユーザが使用するユーザ端末と、画像の読取を行なう画像読取装置と、該画像読取装置における画像読取に関する設定情報を格納するスキャン設定サーバと、を含む画像読取システムの制御方法であって、
    前記スキャン設定サーバにおいて、
    ユーザ端末から、前記設定情報及び、読みとった画像データの格納先情報を受信する受信工程と、
    受信した前記設定情報及び前記格納先情報を格納する格納工程と、
    前記格納工程に格納された前記設定情報及び前記格納先情報に対応するIDを発行して前記ユーザ端末に送信するID送信工程と、
    を有し、
    前記画像読取装置において、
    前記IDを入力する入力工程と、
    入力した前記IDを前記スキャン設定サーバに送信する送信工程と、
    送信した前記IDの応答として、前記設定情報及び前記格納先情報を受信する受信工程と、
    受信した前記設定情報を用いて画像読取を行なう画像読取工程と、
    画像を読みとって得た画像データを前記格納先情報に応じた装置に対して送信するアップロード工程と、
    を有することを特徴とする画像読取システムの制御方法。
  10. 画像の読取を行なう画像読取装置と、画像読取に関する履歴情報を格納するスキャン履歴サーバと、を含む画像読取システムの制御方法であって、
    前記スキャン履歴サーバにおいて、
    画像読取時の前記設定情報と、読みとった画像の格納先を示す格納先情報とを前記履歴情報として格納する格納工程と、
    前記格納工程に格納された前記設定情報に対応するIDを発行するID発行工程と、
    を有し、
    前記画像読取装置において、
    前記IDを入力する入力工程と、
    入力した前記IDを前記スキャン履歴サーバに送信する送信工程と、
    送信した前記IDの応答として、前記設定情報及び前記格納先情報を受信する受信工程と、
    受信した前記設定情報を用いて画像読取を行なう画像読取工程と、
    画像を読みとって得た画像データを前記格納先情報に応じた装置に対して送信するアップロード工程と、
    を有することを特徴とする画像読取システムの制御方法。
  11. ユーザが使用するユーザ端末と、画像の読取を行なう画像読取装置と、該画像読取装置における画像読取に関する設定情報を格納するスキャン設定サーバと、を含む画像読取システムの制御プログラムであって、
    前記スキャン設定サーバに、
    ユーザ端末から、前記設定情報及び、読みとった画像データの格納先情報を受信する受信工程と、
    受信した前記設定情報及び前記格納先情報を格納する格納工程と、
    前記格納工程に格納された前記設定情報及び前記格納先情報に対応するIDを発行して前記ユーザ端末に送信するID送信工程と、
    を実行させ、
    前記画像読取装置に、
    前記IDを入力する入力工程と、
    入力した前記IDを前記スキャン設定サーバに送信する送信工程と、
    送信した前記IDの応答として、前記設定情報及び前記格納先情報を受信する受信工程と、
    受信した前記設定情報を用いて画像読取を行なう画像読取工程と、
    画像を読みとって得た画像データを前記格納先情報に応じた装置に対して送信するアップロード工程と、
    を実行させることを特徴とする画像読取システムの制御プログラム。
  12. 画像の読取を行なう画像読取装置と、画像読取に関する履歴情報を格納するスキャン履歴サーバと、を含む画像読取システムの制御プログラムであって、
    前記スキャン履歴サーバに、
    画像読取時の前記設定情報と、読みとった画像の格納先を示す格納先情報とを前記履歴情報として格納する格納工程と、
    前記格納工程に格納された前記設定情報に対応するIDを発行するID発行工程と、
    を実行させ、
    前記画像読取装置に、
    前記IDを入力する入力工程と、
    入力した前記IDを前記スキャン履歴サーバに送信する送信工程と、
    送信した前記IDの応答として、前記設定情報及び前記格納先情報を受信する受信工程と、
    受信した前記設定情報を用いて画像読取を行なう画像読取工程と、
    画像を読みとって得た画像データを前記格納先情報に応じた装置に対して送信するアップロード工程と、
    を実行させることを特徴とする画像読取システムの制御プログラム。
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