JP2007336391A - スピーカーシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 短い作業時間で取り付けられ、かつ、室内美観を損なうことがないように取り付けることができ、また、スピーカーで発生する振動が壁面に伝わって異音が生じたりすることがないスピーカーシステムを提供する。
【解決手段】 スピーカーシステムは、建物内空間の入隅に沿って配設される建材本体を複数に分割して形成されてスピーカーが取り付けられるキャビネット筒体と、キャビネット筒体に取り付けられる通気性を有する前面パネルと、および/または、キャビネット筒体を建物内空間の入隅に沿って取り付ける取付具と、を備え、このキャビネット筒体は、熱可塑性樹脂と、木粉等セルロース系粉末と、発泡剤と、を含む合成材料を押出成形して形成され、押出成形により形成される際に一体に形成される磁性形成部を備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、建物内空間の入隅に沿って配設されるスピーカーシステムに関する。
従来、建物内に設置されるスピーカーシステムとしては、スピーカーを天井や壁に埋め込んだものや、スピーカーを天井から吊り下げるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1、2参照)。また、他のスピーカーシステムとしては、隣接する壁と天井との三面で形成されるコーナーにスピーカーを取り付けたものも知られている(例えば、特許文献3参照)。
また、従来には、スピーカーが露出することで室内美観を損ねるという問題を解消するスピーカーシステムとして、例えば壁と天井の交差する天井側入隅に沿ってパネルを配設すると共に、このパネルを壁と天井に跨るように取り付けて、このパネルにスピーカーを取り付け、このスピーカーの前面を前面パネル(カバー、保護ネット)で覆うようにしたものが知られている(例えば、特許文献4、5参照)。
また、従来には、スピーカーの前面パネルに金属材(磁性体)が含まれ、キャビネットに磁石を取り付けて、金属材と磁石の間に働く磁力で前面パネルを脱着するスピーカーシステムがある(例えば、特許文献6、7参照)。また、スピーカーシステムの形態に合わせてさまざまな形態の取付具が提案されているなかで、特に、磁性体からなる取付部にスピーカーの駆動用磁石の背面部を吸着固定するものがある(例えば、特許文献8参照)。
特開2004−81537号公報 特開2003−239506号公報 実公平7−24867号公報 特開平6−149265号公報 実用新案登録第2564198号公報(実開平5−57221号公報) 特開昭59−25499号公報 実開平6−54389号公報 実開昭62−21694号公報
しかしながら、建物内空間の入隅にスピーカーシステムを取り付ける場合には、短い作業時間で取り付けが可能で、かつ、スピーカーの前面を前面パネルで覆って室内美観を満たすためには、さらに前面パネルの脱着が容易で、取り付けが簡易なスピーカーシステムが求められている。また、スピーカーシステムは、落下しないように壁面に強固に取り付けられなければならない一方で、スピーカーで発生する振動が壁面に伝わって異音が生じたりすることがないように取り付けるのが好ましい。
本発明は、上記の従来技術が有する問題を解決するためになされたものであり、その目的は、建物内空間の入隅に取り付けるスピーカーシステムであって、短い作業時間で取り付けられ、かつ、室内美観を満たすように取り付けることができ、また、スピーカーで発生する振動が壁面に伝わって異音が生じたりすることがないスピーカーシステムを提供することにある。
本発明のスピーカーシステムは、スピーカーと、建物内空間の入隅に沿って配設される建材本体を複数に分割して形成されて該スピーカーが取り付けられるキャビネット筒体と、キャビネット筒体に取り付けられる通気性を有する前面パネルと、を備えるスピーカーシステムであって、キャビネット筒体が、前面パネルが取り付けられるキャビネット前面に、押出成形により形成される際に一体に形成される磁性形成部を備え、前面パネルが、キャビネット筒体の前面に前面パネルを吸着する磁性体を含む吸着部を備え、キャビネット筒体の磁性形成部が、前面パネルの吸着部と磁力で接合する。
好ましくは、本発明のスピーカーシステムは、磁性形成部を除くキャビネット筒体が、熱可塑性樹脂と、木粉等セルロース系粉末と、発泡剤と、を含む合成材料を押出成形して形成され、かつ、磁性形成部が、熱可塑性樹脂の基材と磁性粉とを含む樹脂マグネットをキャビネット筒体と一体に押出成形して形成され、磁性形成部が、キャビネット筒体が形成された後に直流磁界が印可されて、前面パネルの吸着部と接合する磁力を保持し、前面パネルの吸着部の磁性体が、鉄を含む。
また、好ましくは、本発明のスピーカーシステムは、磁性形成部を除くキャビネット筒体が、熱可塑性樹脂と、木粉等セルロース系粉末と、発泡剤と、を含む合成材料を押出成形して形成され、かつ、磁性形成部が、帯状に形成された鉄板をキャビネット筒体と一体にインサート成形して形成され、前面パネルの吸着部の磁性体が、着磁されたマグネットである。
また、本発明のスピーカーシステムは、スピーカーと、建物内空間の入隅に沿って配設される建材本体を複数に分割して形成されてスピーカーが取り付けられるキャビネット筒体と、キャビネット筒体を建物内空間の入隅に沿って取り付ける取付具と、を備えるスピーカーシステムであって、キャビネット筒体が、取付具が取り付けられるキャビネット背面に、押出成形により形成される際に一体に形成される磁性形成部を備え、取付具が、キャビネット筒体背面に取付具を吸着する磁性体を含む吸着部を備え、キャビネット筒体の磁性形成部が、取付具の吸着部と磁力で接合する。
また、好ましくは、本発明のスピーカーシステムは、磁性形成部を除くキャビネット筒体が、熱可塑性樹脂と、木粉等セルロース系粉末と、発泡剤と、を含む合成材料を押出成形して形成され、かつ、磁性形成部が、熱可塑性樹脂の基材と磁性粉とを含む樹脂マグネットをキャビネット筒体と一体に押出成形して形成され、磁性形成部が、キャビネット筒体が形成された後に直流磁界が印可されて、取付具の吸着部と、接合する磁力を保持し、取付具の吸着部の磁性体が、鉄を含む。
また、好ましくは、本発明のスピーカーシステムは、磁性形成部を除くキャビネット筒体が、熱可塑性樹脂と、木粉等セルロース系粉末と、発泡剤と、を含む合成材料を押出成形して形成され、かつ、磁性形成部が、帯状に形成された鉄板をキャビネット筒体と一体にインサート成形して形成され、取付具の吸着部の磁性体が、着磁されたマグネットである。
以下、本発明の作用について説明する。
本発明のスピーカーシステムは、スピーカーと、建物内空間の入隅に沿って配設される建材本体を複数に分割して形成されてスピーカーが取り付けられるキャビネット筒体と、キャビネット筒体に取り付けられる通気性を有する前面パネルと、および/または、キャビネット筒体を建物内空間の入隅に沿って取り付ける取付具と、を備える。このキャビネット筒体は、熱可塑性樹脂と、木粉等セルロース系粉末と、発泡剤と、を含む合成材料を押出成形して形成され、押出成形により形成される際に一体に形成される磁性形成部を備える。
ここで、キャビネット筒体に形成される磁性形成部は、前面パネルの吸着部と磁力で接合する。すなわち、前面パネルが取り付けられるキャビネット前面に磁性形成部が形成される場合には、前面パネルを磁力でキャビネット前面に取り付けるので、簡単に前面パネルの脱着が可能になり、容易にスピーカーの前面を保護し室内美観を満たすことができる。
また、キャビネット筒体に形成される磁性形成部は、取付具の吸着部と磁力で接合する。すなわち、取付具が取り付けられるキャビネット背面に磁性形成部が形成される場合には、取付具の吸着部と磁力で接合するので、スピーカーシステムを建物内空間の入隅に短い作業時間で取り付けられ、かつ、スピーカーで発生する振動が壁面に伝わって異音が生じたりすることがないように取り付けることができる。キャビネット筒体と取り付け具の間には磁力が働いているので、スピーカーで発生した振動がキャビネット筒体を振動させたとしても、相互に働く磁力が取付具の吸着部に接合させるので、振動による異音等が発生しない。
具体的には、磁性形成部を除くキャビネット筒体が、熱可塑性樹脂と、木粉等セルロース系粉末と、発泡剤と、を含む合成材料を押出成形して形成され、かつ、磁性形成部が、熱可塑性樹脂の基材と磁性粉とを含む樹脂マグネットをキャビネット筒体と一体に押出成形して形成される。磁性形成部は、キャビネット筒体が形成された後に直流磁界が印可されて、前面パネルの吸着部、もしくは、取付具の吸着部と接合する磁力を保持する。この場合には、前面パネルの吸着部の磁性体が鉄を含むか、取付具の吸着部の磁性体が鉄を含んでいればよく、キャビネット筒体に、前面パネルもしくは取付具が容易に取り付けられる。なお、磁性形成部は、キャビネット筒体が押出成形して形成された筒状空間に、熱可塑性樹脂の基材と磁性粉とを含む樹脂マグネットを注入して形成する場合を含む。
あるいは、磁性形成部を除くキャビネット筒体が、熱可塑性樹脂と、木粉等セルロース系粉末と、発泡剤と、を含む合成材料を押出成形して形成され、かつ、磁性形成部が、帯状に形成された鉄板をキャビネット筒体と一体にインサート成形して形成される。この場合には、前面パネルの吸着部の磁性体は、着磁されたマグネットであれば、キャビネット筒体に前面パネルが容易に取り付けられる。また、取付具の吸着部の磁性体は、着磁されたマグネットであれば、キャビネット筒体は、つまり、スピーカーシステムは、取付具を介して建物内空間の入隅に短い作業時間で取り付けられる。スピーカーシステムを取り付ける作業者は、スピーカーシステムを建物内空間の入隅に沿って、短い作業時間で、かつ、室内美観を満たすように取り付けることができる。なお、磁性形成部は、キャビネット筒体が押出成形して形成された筒状空間に、鉄板を挿入して接着固定して形成する場合を含む。
本発明のスピーカーシステムは、建物内空間の入隅に取り付けるスピーカーシステムを、短い作業時間で取り付けられ、かつ、室内美観を満たすように取り付けることができ、また、スピーカーで発生する振動が壁面に伝わって異音が生じたりすることがないようにできる。
本発明のスピーカーシステムは、建物内空間の入隅に取り付けるスピーカーシステムを、短い作業時間で取り付けられ、かつ、室内美観を満たすように取り付けることができ、また、スピーカーで発生する振動が壁面に伝わって異音が生じたりすることがないようにするという目的を、キャビネット筒体を、熱可塑性樹脂と、木粉等セルロース系粉末と、発泡剤と、を含む合成材料を押出成形して形成し、押出成形により形成される際に一体に形成される磁性形成部を備え、キャビネット筒体に形成される磁性形成部は、前面パネルの吸着部と磁力で接合する、および/または、取付具の吸着部と磁力で接合することにより、実現した。
以下、本発明の好ましい実施形態によるスピーカーシステムについて説明するが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。
図1は、建物の一部である居室と、それに取り付ける本発明の好ましい実施形態によるスピーカーシステムについて説明する図である。居室(建物内空間)は略方形状であり、図1(a)は、その内部から一方の壁面2の方向を見た概観図である。壁面2の左右には壁面3および4が、壁面2の上下には天井1および床面5が形成されている。例えば、壁面2には映像表示器9が設置されており、居室内の視聴者に映像を再生する。そして、天井1と壁2、3および4とが交差するコーナーには天井側入隅がそれぞれ形成されており、これらの天井側入隅には、スピーカーシステム6、7および8が設置されており、居室内の視聴者に音声を再生する。なお、図示しない居室の他の入隅、つまり、天井1と壁2に対抗する反対面の壁とが交差するコーナーの天井側入隅にも、スピーカーシステムを配置してもよい。
図1(b)は、図1(a)の天井1と壁面2とが形成する天井側入隅に配置されるスピーカーシステム6を説明する一部拡大図である。スピーカーシステム6は、樹脂を押し出し成形することにより形成されている建物用建材を複数に分割して形成されたキャビネットを備え、音声を再生する一方で、天井側入隅に沿って配設される廻り縁として機能するスピーカーシステムである。スピーカーシステム6は、後述するように、押出成形されたキャビネットの前面を覆う通気性を有する前面パネルを備え、居室内の視聴者からはこの前面パネルが主に露出している。スピーカーシステム6を入隅に取り付けるには、作業者が、居室の内側からネジ等を使って天井1もしくは壁面2に(図示しない)取付具を螺着して取り付け、スピーカーシステム6をこの取付具に取り付ける。他のスピーカーシステム7および8についても、同様である。
このスピーカーシステムのキャビネットは、音質を改善するためにABS樹脂に1〜数十%の木粉が混ぜられた材料、並びに、成形時に発泡する発泡剤を含む材料を押し出し成形により形成する。この木粉は、新しい木材から作ることもできるが、廃材等を利用して作ることもできる。また、前面パネルは、代表的には、凹凸を有する押出成形材に通気孔を設けたグリルに、この通気孔をサランネット等の織布で覆ったネットグリルや、折り曲げ加工したパンチングネットである。
図2は、更に詳しく本発明の好ましい実施形態によるスピーカーシステム10の構成について説明する斜視図である。例えば、図2(a)で示すように、天井側入隅に配置されるスピーカーシステム10は、押出形状が同一の複数のキャビネット11、12、13、14および15が、相互に連結して構成されている。図2(b)は、このスピーカーシステム10を構成の一部を展開して説明する斜視図である。複数のキャビネット11、12、13、14および15の前面側には、それぞれ前面パネル31、32、33、34および35が、それぞれのキャビネットの前面側を覆うように取り付けられている。キャビネット11、12および13には、それぞれ電気音響変換ユニット21、22、もしくは、23が取り付けられ、音声を再生するスピーカーが構成されている。例えば、電気音響変換ユニット21は、スピーカー21aと、高音用ツィーター21bと、ダクト兼ターミナル21cと、がキャビネット11の前面側に設けられた開口に取り付けられており、音声を再生するスピーカーを構成する。また、ダクト兼ターミナル21cは、キャビネット11の内と外の空間を連通するバスレフダクトと、配線接続用のターミナルとを備えている。一方で、キャビネット14および15には、電気音響変換ユニットは取り付けられない。つまり、このスピーカーシステム10の場合には、音声を再生するスピーカーと、音声を再生しないキャビネットとが、相互に連結して構成されている。
隣接するキャビネット同士は、後述する連結部材によって連結される。例えば、キャビネット11の左側に位置するキャビネット12は、隣接する対向端部同士を連結する連結部材41により連結される。同様に、連結部材41と同一形状の連結部材42がキャビネット11と13を、連結部材43がキャビネット14と12を、連結部材44がキャビネット13と15を連結している。また、スピーカーシステムの両端、つまり、連結部材が嵌合しない終端部には、後述する第1終端固定部材および第2終端固定部材が嵌合される。図2(b)のスピーカーシステム10では、キャビネット14の左端に第1終端固定部材51と、キャビネット15の右端に第2終端固定部材52と、が取り付けられている。その結果、連結されて構成されたスピーカーシステム10は、天井側入隅に沿うような直線状に形成され、室内美観を改善する廻り縁として機能する。
なお、スピーカーシステム10の構成は、複数のキャビネット11〜15が、相互に連結して構成されている場合に限られるものではない。図2の例に限定されるものではなく、複数のキャビネットが連結部材で連結していればよい。また、いずれかのキャビネットに電気音響変換するスピーカーユニットが取り付けられていればよい。また、ダクト兼ターミナル21cに代えて、別々に形成されたバスレフダクトならびにターミナルをそれぞれ取り付けても良い。
図3は、スピーカーシステム10の構成について説明する図であり、図3(a)は、天井側入隅に沿うように、取付具およびネジによって取り付けられたスピーカーシステム10の図1(a)におけるA−A’側方断面図、図3(b)は、キャビネット11の背面側斜視図である。図3(a)では、A−A’断面のキャビネット11および前面パネル31の破断面がハッチングされて表されており、キャビネット11に取り付けられるスピーカーユニット21aと、後述する内部蓋61aと、キャビネット11の左側に連結する連結部材41と、後述する取付具71a、71bおよびネジ50とが、側面視されている。天井1および壁面2が図示するような材厚が薄い内壁材料の場合には、内壁材料の裏に沿わせる補強柱材(根太、等)を設けて、その補強柱材にネジ50が螺合するのが好ましい。
また、連結部材41は、例えば、ABS樹脂を射出成形して形成され、キャビネットの端部を吸着する仕切壁部と、仕切壁部から突設されてキャビネットの端部に嵌合する嵌合突起を備え、隣接するキャビネット同士を連結する。好ましくは、連結部材41は、図4(b)に示されるようなキャビネットの配線溝部に連通する配線孔(もしくは配線用切欠)41hを有していてもよく、配線孔41は、スピーカーのターミナルに音声信号を伝送する配線20を収容する。連結部材は、キャビネット11のバッフル面11aおよびキャビネット後面11dで囲まれた空間の左側端部を閉塞する場合には、バッフル面11aおよびキャビネット後面11dで囲まれた空間を、スピーカーの背面に連結される音響的な容量として機能させる。
押出成形されるキャビネット11の断面形状は、バッフル面11aと、下側フランジ11bと、上側フランジ11cと、キャビネット後面11dとから構成される。バッフル面11aおよびキャビネット後面11dで囲まれた空間は、スピーカー21a等が収まる空間を規定している。また、下側フランジ11bは、スピーカーのターミナルに音声信号を伝送する配線20を収容する配線溝部を規定している。下側フランジ11bおよび上側フランジ11cは、それぞれ前面パネル31を取り付ける前面パネル取付部を規定している。また、キャビネット後面11dの背面側は、取付具71aおよび71bが取り付けられる取付面を規定している。
キャビネット11の下側フランジ11b、上側フランジ11c、および、キャビネット後面11dは、それぞれ押出成形により形成される際に一体に形成される磁性形成部11e、11f、および、11gを備える。磁性形成部磁性形成部11e、11f、および、11gは、熱可塑性樹脂の基材と磁性粉とを含む樹脂マグネットであり、キャビネット11が形成された後に直流磁界が印可されて磁力を保持する。磁性形成部11e、11f、および、11gは、キャビネット11が押出形成されるのに伴って形成されるので、キャビネット11の全長に渡って形成される。
ここで、前面パネル31は、鉄を含むパンチングネットを折り曲げ加工して成形したものであり、下側フランジ11bおよび上側フランジ11cのそれぞれの吸着部の磁性形成部11eおよび11fに、前面パネル31の端部の吸着部31aおよび31bが磁力で接合する。つまり、磁性形成部11eおよび11fは、前面パネル31の吸着部と接合する磁力を保持する。磁性形成部11eおよび11fは、必ずしも前面側に露出している必要はなく、その磁力が下側フランジ11bおよび上側フランジ11cの表面に於いて前面パネル31を接合するのに十分な磁力を有していればよい。磁性形成部を除くキャビネット11は、熱可塑性樹脂と、木粉等セルロース系粉末と、発泡剤と、を含む合成材料を押出成形して形成されるので、前面パネル31と磁性形成部11eおよび11fとの間の距離が、大きくなりすぎなければ十分な磁力が生じるからである。その結果、スピーカーシステム10では、前面パネル31は、磁力によりキャビネット11に取り付けられる。
磁性形成部11eおよび11fは、前面パネル31が落下しないように接合を保持する磁力を有していればよい。磁性形成部11eおよび11fは、キャビネット11が押出形成されるのに伴って形成されるので、キャビネット11の全長に渡って形成される。したがって、直流磁界を印可して磁力を与える場合に、キャビネット11の全長に渡って直流磁界を印可して磁性形成部11eおよび11fを形成してもよいし、また、スポット的に一部の磁性形成部11eおよび11fに直流磁界を印可して磁力を与えてもよい。キャビネット11の全長に渡って直流磁界を印可して磁力を与える場合には、磁性形成部11eおよび11fの断面積が小さくて単位長さあたりの磁力が弱い場合であっても、前面パネル31を取り付ける磁力を確保できる。
キャビネット11〜15の前面を覆う前面パネル31〜35は、キャビネット11〜15の長さに対応して長さを変更することにより、左端の第1終端固定部材51から右端の第2終端固定部材52まで、スピーカーシステム10の前面側をほぼ覆うように設計することができる。したがって、スピーカーシステム10は、天井1および壁面2が形成する天井側入隅を、ほぼ全体に渡って隙間無く覆ってしまうので、室内美観を改善する廻り縁として機能する。さらに、キャビネット11〜15に対して、前面パネル31〜35を磁力で取り付けてあるので、スピーカーシステム10を取り付ける作業者は、特別な工具を必要とせずに前面パネル31〜35を取り付けることができる。
取付具71aは、鉄を含む金属板をプレス加工して形成した壁掛けブラケットであり、キャビネット11のキャビネット後面11dの上部に接着剤もしくは融着により固着される。取付具71aは、ネジ50のネジ頭が貫通する貫通孔を備え、壁面2に螺着されたネジ50のネジ頭が貫通孔に係合することにより、キャビネット11を壁面2に取り付ける。図3(a)および図3(b)で示されるように、キャビネット11のキャビネット後面11dは、壁掛けブラケット71aが取り付けられている部分で、ネジ50のネジ頭が収容される溝を備えていてもよい。また、取付具71aの形状はこれに限られるものではない。キャビネット後面11dに設けられるネジ50のネジ頭が収容される溝に嵌合する壁掛けブラケットであってもよい。
取付具71bも、鉄を含む金属板をプレス加工して形成した壁掛けブラケットであり、こちらは壁面2にネジ50で螺着され、壁掛けブラケット71bの凸部71cがキャビネット11のキャビネット後面11dの下部に当接する。このとき、キャビネット後面11dには、磁性形成部11gが押出成形により形成される際に一体に形成されているので、磁性形成部11gの磁力が壁掛けブラケット71bの凸部71cに作用する。その結果、たとえ、スピーカー21で発生した振動がキャビネット11を伝搬して壁面2に伝わったとしても、キャビネット後面11dと壁掛けブラケット71bの凸部71cとは、磁力で強く接合しており、キャビネット後面11dと壁掛けブラケット71bとの間で振動による異音を発生しない。したがって、スピーカーシステム10は、天井1および壁面2の入隅に沿って取り付けられる場合に、キャビネット後面と壁掛けブラケットとが磁力で強く接合しており、スピーカー21〜22で発生する振動を原因とする異音を発生しにくくできる。
スピーカーシステム10を天井側入隅に沿うように取り付ける作業者は、取付具71aに係合するネジ50と、取付具71bとを、予め壁面2の所定の位置にドライバー等を使用して取り付けておけば、キャビネット11を容易に取り付けることができる。他のキャビネット12〜15についても、同様に(図示しない取付具72a〜75bを用いて)容易に壁面2に取り付けることができ、取り付け作業時間が短縮できる。スピーカーシステム10をこのような取付方法が可能な構成とすることにより、作業者は、建物内空間の入隅に沿って、簡単に短い作業時間で、かつ、室内美観を損なわないように取り付けることができる。
スピーカーシステム10は、それぞれのキャビネット11〜15が下側フランジ11bにより規定される配線溝部を備え、かつ、それぞれの連結部材41〜44が配線溝部に連通する配線孔(もしくは配線用切欠)を備え、また、第1終端固定部材51および第2終端固定部材52も配線溝部に連通する配線孔(もしくは配線用切欠)を備える。相互に連通する配線溝部および配線孔は、それぞれのスピーカーのターミナルに音声信号を伝送する配線20を収容することができる。また、スピーカーシステム10の配線溝部および配線孔は、前面パネル31〜35に覆われて露出しない。前面パネル31〜35は、キャビネット11〜15の前面側にそれぞれ取り付けられ、それぞれの連結部材41〜44ならびに第1終端固定部材51および第2終端固定部材52を覆う形状に形成されている。居室内の視聴者には、天井1および壁面2が形成する天井側入隅をほぼ全体に渡って隙間無く覆う前面パネル31〜35が露出することになる。したがって、スピーカーシステム10では、キャビネットと連結部材のみならず、配線20も露出せずに、室内美観を損なわないようにできる。
図4は、スピーカーシステム10の他の実施例を説明する側方断面図である。図3と同様に、スピーカーシステム10は、天井側入隅に沿うように取付具およびネジ50によって取り付けられる。図4の場合でも、A−A’断面のキャビネット11および前面パネル31の破断面がハッチングされて表されており、共通する部分の説明は省略する。
キャビネット11の下側フランジ11b、上側フランジ11c、および、キャビネット後面11dは、それぞれ押出成形により形成される際に一体に形成される磁性形成部11e、11f、および、11gを備え、本実施例では、磁性形成部磁性形成部11e、11f、および、11gは、帯状に形成された鉄板をキャビネット筒体と一体にインサート成形して形成された鉄板である。磁性形成部11eおよび11fは、キャビネット11が押出形成されるのに伴って形成されるので、キャビネット11の全長に渡って形成される。キャビネット11の磁性形成部11e、11f、および、11gに磁力を備えるマグネットを近づけると、マグネットはキャビネット11の表面に、作用する磁力で強く接合する。
また、本実施例では、前面パネル31は、鉄を含むパンチングネットを折り曲げ加工して成形したものであり、その端部に、着磁されたマグネットからなる吸着部31aおよび31bを有する。吸着部31aおよび31bのマグネットは、前面パネル31が落下しないように接合を保持する磁力を有していれば、小型で強力な磁力を備えるマグネットであってもよく、必ずしもキャビネット11の全長に渡って設けられなくてよい。したがって、下側フランジ11bおよび上側フランジ11cのそれぞれの吸着部の磁性形成部11eおよび11fに、前面パネル31その端部の吸着部31aおよび31bが磁力で接合し、その結果、前面パネル31は、磁力によりキャビネット11に取り付けられる。
本実施例の図4の取付具71bは、鉄を含む金属板をプレス加工して形成した壁掛けブラケットであり、図3の場合に比べて、キャビネット後面11dと当接する凸部71cが、マグネットから構成されている。したがって、キャビネット後面11dに形成される磁性形成部11gと、壁掛けブラケット71bの凸部71cのマグネットとは、マグネットの磁力が作用するので、強く接合する。その結果、たとえ、スピーカー21で発生した振動がキャビネット11を伝搬して壁面2に伝わったとしても、キャビネット後面11dと壁掛けブラケット71bとの間で振動による異音を発生しない。
したがって、スピーカーシステム10を天井側入隅に沿うように取り付ける作業者は、取付具71aに係合するネジ50と、取付具71bとを、予め壁面2の所定の位置にドライバー等を使用して取り付けておけば、キャビネット11を容易に取り付けることができる。他のキャビネット12〜15についても、同様に容易に壁面2に取り付けることができ、取り付け作業時間が短縮できる。
なお、前面パネル31は、鉄を含むパンチングネットを折り曲げ加工して成形したものに限られない。キャビネット11の下側フランジ11bおよび上側フランジ11cのそれぞれの吸着部の磁性形成部11eおよび11fに対応する端部に、磁性体もしくはマグネットを備えればよく、前面パネルのその他の枠部が樹脂等の(押出成形を含む)成形品から構成されていてもよい。
なお、前面パネル31は、鉄を含むパンチングネットを折り曲げ加工して成形したものに限られない。キャビネット11の下側フランジ11bおよび上側フランジ11cのそれぞれの吸着部の磁性形成部11eおよび11fに対応する端部に、磁性体もしくはマグネットを備えればよく、前面パネルのその他の枠部が樹脂等の(押出成形を含む)成形品から構成されていてもよい。
また、本実施例のスピーカーシステム10では、キャビネット同士を連結する連結部材は、いわば直線状にキャビネット同士を連結する構成となっているが、本実施例の形態に限定されるものではない。例えば、キャビネット同士を90度の角度で連結する構成の連結部材であってもよく、スピーカーシステムは、いわばL字型に曲がった構成となる。この連結部材の当接連結壁が、例えば、天井1と壁面2および3が形成する居室の入隅のコーナー部に当接すると、スピーカーシステムは、居室の入隅をそのコーナー部を含めて隙間無く覆うので、室内美観を損なわない。
本発明の建物内空間の入隅に沿って配設されるスピーカーシステム、および、このスピーカーシステムを取り付ける取付方法は、スピーカーのみならず、天井面や壁面に埋め込む機器を取り付ける構造にも適用が可能である。
建物の一部である居室と、それに取り付ける本発明の好ましい実施形態によるスピーカーシステムについて説明する図である。 本発明の好ましい実施形態によるスピーカーシステム10の構成について説明する斜視図である。 本発明の好ましい実施形態によるスピーカーシステム10の構成について説明する図である。 本発明の他の好ましい実施形態によるスピーカーシステム10のA−A’側方断面図である。
符号の説明
1 天井
2〜4 壁面
5 床面
6〜8、10 スピーカーシステム
11〜15 キャビネット
11e、11f、11g 磁性形成部
21〜23 スピーカーユニット、ダクト、ターミナル
31〜35 前面パネル
31a、31b 吸着部(マグネット)
41〜44 連結部材
50 ネジ
51 第1終端固定部材
52 第2終端固定部材
71a、71b 取付具

Claims (6)

  1. スピーカーと、建物内空間の入隅に沿って配設される建材本体を複数に分割して形成されて該スピーカーが取り付けられるキャビネット筒体と、該キャビネット筒体に取り付けられる通気性を有する前面パネルと、を備えるスピーカーシステムであって、
    該キャビネット筒体が、該前面パネルが取り付けられるキャビネット前面に、押出成形により形成される際に一体に形成される磁性形成部を備え、
    該前面パネルが、該キャビネット筒体の前面に該前面パネルを吸着する磁性体を含む吸着部を備え、
    該キャビネット筒体の該磁性形成部が、該前面パネルの該吸着部と磁力で接合する、スピーカーシステム。
  2. 前記磁性形成部を除く前記キャビネット筒体が、熱可塑性樹脂と、木粉等セルロース系粉末と、発泡剤と、を含む合成材料を押出成形して形成され、かつ、該磁性形成部が、熱可塑性樹脂の基材と磁性粉とを含む樹脂マグネットを該キャビネット筒体と一体に押出成形して形成され、
    該磁性形成部が、該キャビネット筒体が形成された後に直流磁界が印可されて、前記前面パネルの前記吸着部と接合する磁力を保持し、
    該前面パネルの該吸着部の前記磁性体が、鉄を含む、
    請求項1に記載のスピーカーシステム。
  3. 前記磁性形成部を除く前記キャビネット筒体が、熱可塑性樹脂と、木粉等セルロース系粉末と、発泡剤と、を含む合成材料を押出成形して形成され、かつ、該磁性形成部が、帯状に形成された鉄板を該キャビネット筒体と一体にインサート成形して形成され、
    前記前面パネルの前記吸着部の前記磁性体が、着磁されたマグネットである、
    請求項1に記載のスピーカーシステム。
  4. スピーカーと、建物内空間の入隅に沿って配設される建材本体を複数に分割して形成されて該スピーカーが取り付けられるキャビネット筒体と、該キャビネット筒体を建物内空間の入隅に沿って取り付ける取付具と、を備えるスピーカーシステムであって、
    該キャビネット筒体が、該取付具が取り付けられるキャビネット背面に、押出成形により形成される際に一体に形成される磁性形成部を備え、
    該取付具が、該キャビネット筒体背面に該取付具を吸着する磁性体を含む吸着部を備え、
    該キャビネット筒体の該磁性形成部が、該取付具の該吸着部と磁力で接合する、スピーカーシステム。
  5. 前記磁性形成部を除く前記キャビネット筒体が、熱可塑性樹脂と、木粉等セルロース系粉末と、発泡剤と、を含む合成材料を押出成形して形成され、かつ、該磁性形成部が、熱可塑性樹脂の基材と磁性粉とを含む樹脂マグネットを該キャビネット筒体と一体に押出成形して形成され、
    該磁性形成部が、該キャビネット筒体が形成された後に直流磁界が印可されて、前記取付具の前記吸着部と、接合する磁力を保持し、
    該取付具の該吸着部の前記磁性体が、鉄を含む、
    請求項4に記載のスピーカーシステム。
  6. 前記磁性形成部を除く前記キャビネット筒体が、熱可塑性樹脂と、木粉等セルロース系粉末と、発泡剤と、を含む合成材料を押出成形して形成され、かつ、該磁性形成部が、帯状に形成された鉄板を該キャビネット筒体と一体にインサート成形して形成され、
    前記取付具の前記吸着部の前記磁性体が、着磁されたマグネットである、
    請求項4に記載のスピーカーシステム。
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