JP2007335786A - 放電検出方法、放電検出機構及び電子ビーム描画装置 - Google Patents

放電検出方法、放電検出機構及び電子ビーム描画装置 Download PDF

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Abstract

【課題】電子ビーム描画装置において放電が発生した場所を特定する機構を提供する。
【解決手段】本発明の放電検出機構は、電子ビーム200を照射する電子銃201と、電子銃201に電圧を印加する高圧電源212と、電子銃201と高圧電源212とを接続する高圧ケーブル214と、電子銃201と容量結合されたセンサアンプ220と、高圧電源212と容量結合されたセンサアンプ230と、センサアンプ220の出力信号波形とセンサアンプ230の出力信号波形とを表示するモニタ216と、を備え、信号波形のズレから放電が発生した場所を特定することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、放電検出方法、放電検出機構及び電子ビーム描画装置に係り、例えば、電子ビームを可変成形させながら試料に描画する電子ビーム描画装置の放電検出手法に関する。
半導体デバイスの微細化の進展を担うリソグラフィ技術は半導体製造プロセスのなかでも唯一パターンを生成する極めて重要なプロセスである。近年、LSIの高集積化に伴い、半導体デバイスに要求される回路線幅は年々微細化されてきている。これらの半導体デバイスへ所望の回路パターンを形成するためには、高精度の原画パターン(レチクル或いはマスクともいう。)が必要となる。ここで、電子線(電子ビーム)描画技術は本質的に優れた解像性を有しており、高精度の原画パターンの生産に用いられる。
図9は、従来の可変成形型電子線描画装置の動作を説明するための概念図である。
可変成形型電子線描画装置(EB(Electron beam)描画装置)における第1のアパーチャ410には、電子線330を成形するための矩形例えば長方形の開口411が形成されている。また、第2のアパーチャ420には、第1のアパーチャ410の開口411を通過した電子線330を所望の矩形形状に成形するための可変成形開口421が形成されている。荷電粒子ソース430から照射され、第1のアパーチャ410の開口411を通過した電子線330は、偏向器により偏向され、第2のアパーチャ420の可変成形開口421の一部を通過して、所定の一方向(例えば、X方向とする)に連続的に移動するステージ上に搭載された試料340に照射される。すなわち、第1のアパーチャ410の開口411と第2のアパーチャ420の可変成形開口421との両方を通過できる矩形形状が、X方向に連続的に移動するステージ上に搭載された試料340の描画領域に描画される。第1のアパーチャ410の開口411と第2のアパーチャ420の可変成形開口421との両方を通過させ、任意形状を作成する方式を可変成形方式という。
ここで、電子ビーム描画装置においては、荷電粒子ソースとなる電子銃やこの電子銃に高電圧を印加する高圧電源で放電が発生する場合がある。放電が発生すると一瞬の電位変動が生じ、電子の軌道が変動することになる。よって、これが描画中に発生すれば描画パターンエラーとなってしまう。ここで、かかる放電現象は、上述したように、電子銃や高圧電源の双方で生じ得るが、放電発生時の装置の復帰時間を短縮するためには、放電が発生した場所、すなわち、電子銃側で発生したのか、或いは高圧電源側で発生したのかを特定することが求められる。特に、部品交換前に特定できれば不必要な部品の交換も最小限に留めることができる。しかしながら、従来、これらを特定するための有効な手段が確立されていなかった。
ここで、電子銃に高電圧を供給する高圧ケーブルの外周に放電検出リングを容量結合させて、電子銃からの放電を検出する技術が文献に開示されている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、かかる技術では、放電が発生したという事象を検出することはできても電子銃側で発生したのか、或いは高圧電源側で発生したのかを特定することはできない。
特開2004−319271号公報
上述したように、放電発生時の装置の復帰時間を短縮するためには、放電が発生した場所、すなわち、電子銃側で発生したのか、或いは高圧電源側で発生したのかを特定することが求められる。
そこで、本発明は、上述した問題点を克服し、放電が発生した場所を特定する機構及び方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様の放電検出方法は、
電子ビームを照射する電子銃と容量結合された第1のセンサからの出力信号を受信する第1の受信工程と、
電子銃に電圧を印加する電源と容量結合された第2のセンサからの出力信号を受信する第2の受信工程と、
第1のセンサからの出力信号の波形と第2のセンサからの出力信号の波形とをモニタに表示する表示工程と、
を備えたことを特徴とする。
第1のセンサからの出力信号の波形と第2のセンサからの出力信号の波形とをモニタに表示することにより、波形の違いをユーザが確認することができる。後述するように、第1のセンサからの出力信号の波形と第2のセンサからの出力信号の波形とにはズレが生じることを発明者は見出した。そこで、かかる波形のズレから放電が生じた側を特定することができる。
また、上述した表示工程において、第1のセンサからの出力信号の波形と第2のセンサからの出力信号の波形とを出力された時刻を合わせて重ねて表示すると好適である。
そして、放電検出方法では、電子銃と電源とのうち、ピーク値までの波形において同時刻における出力値が大きい値のセンサが結合された側に放電が生じたと判定することができる。
そして、本発明の一態様の放電検出機構は、
電子ビームを照射する電子銃と、
電子銃に電圧を印加する電源と、
電子銃と電源とを接続するケーブルと、
電子銃と容量結合された第1のセンサと、
電源と容量結合された第2のセンサと、
第1のセンサの出力信号波形と第2のセンサの出力信号波形とを表示するモニタ部と、
を備えたことを特徴とする。
また、本発明の一態様の電子ビーム描画装置は、
電子ビームを照射する電子銃と、
電子銃に電圧を印加する電源と、
電子銃と電源とを接続するケーブルと、
電子銃と容量結合された第1のセンサと、
電源と容量結合された第2のセンサと、
第1のセンサの出力信号波形と第2のセンサの出力信号波形とを表示するモニタ部と、
電子銃から照射された電子ビームを試料の所定の位置に偏向させて所定のパターンを描画する偏向器と、
を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、波形のズレから放電が発生した場所を特定することができる。その結果、放電発生時の装置の復帰時間を短縮することができる。
以下、実施の形態では、荷電粒子ビームの一例として、電子ビームを用いた構成について説明する。但し、荷電粒子ビームは、電子ビームに限るものではなく、イオンビーム等の他の荷電粒子を用いたビームでも構わない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1における描画装置の構成を示す概念図である。
図1において、荷電粒子ビーム描画装置の一例である描画装置100は、描画部150、制御部160、高圧電源212、高圧ケーブル214、モニタ216、信号処理部218、センサアンプ220、センサアンプ230を備えている。描画部150は、電子鏡筒102、描画室103を有している。そして、電子鏡筒102内には、電子銃201、照明レンズ202、第1のアパーチャ203、投影レンズ204、偏向器205、第2のアパーチャ206、対物レンズ207、偏向器208が配置される。そして、描画室103内には、XYステージ105が配置される。XYステージ105上には、試料101が固定される。また、電子銃201と高圧電源212は、高圧ケーブル214で接続されている。そして、電子銃201には、センサアンプ220が容量結合されて配置されている。また、高圧電源212には、センサアンプ230が容量結合されて配置されている。センサアンプ220とセンサアンプ230は、出力側が信号処理部218に接続され、信号処理部218にはモニタ216が接続される。図1では、実施の形態1を説明する上で必要な構成部分以外については記載を省略している。描画装置100にとって、通常、必要なその他の構成が含まれることは言うまでもない。
高圧電源212から高圧ケーブル214を介して電子銃201に高電圧が印加されると電子銃201から荷電粒子ビームの一例となる電子ビーム200が照射される。電子銃201から出た電子ビーム200は、照明レンズ202により矩形例えば長方形の穴を持つ第1のアパーチャ203全体を照明する。ここで、電子ビーム200をまず矩形例えば長方形に成形する。そして、第1のアパーチャ203を通過した第1のアパーチャ像の電子ビーム200は、投影レンズ204により第2のアパーチャ206上に投影される。かかる第2のアパーチャ206上での第1のアパーチャ像の位置は、偏向器205によって偏向制御され、ビーム形状と寸法を変化させることができる。そして、第2のアパーチャ206を通過した第2のアパーチャ像の電子ビーム200は、対物レンズ207により焦点を合わせ、偏向器208により偏向され、連続移動するXYステージ105上の試料101の所望する位置に照射される。偏向器208を含む描画部150は、描画制御部160に制御される。
ここで、通常、描画装置100の本体部分となる描画部150は、高圧電源212から離れて配置される。そして、高圧ケーブル214によって、高圧電源212から描画部150の一部となる電子銃201に高電圧が印加される。経験上、5m以上の長さの高圧ケーブル214が必要となる場合がほとんどである。そして、高圧電源212から電子銃201へは例えば、−50kVの負電圧が印加される。
ここで、このような配置構成発明者は、例えば、電子銃201側で放電が発生した場合に、電子銃201側でセンサアンプ220によって検出される信号波形と高圧電源212側でセンサアンプ230によって検出される信号波形とを同期させた場合に波形にズレが生じていることを見出した。同様に、高圧電源212側で放電が発生した場合に、電子銃201側でセンサアンプ220によって検出される信号波形と高圧電源212側でセンサアンプ230によって検出される信号波形とを同期させた場合に波形にズレが生じていることを見出した。これらのズレは、高圧ケーブル214がもつインダクタンスやキャパシタンスやレジスタンスといった特性によって生じるものと考えられる。そこで、この現象を利用して、描画装置100における放電箇所が電子銃側で発生したのか、或いは高圧電源側で発生したのかを特定する。
図2は、実施の形態1における放電検出機構の構成の一例を示す概念図である。
図3は、放電検出機構の等価回路の一例を示す図である。
図2及び図3において、放電検出機構は、電子銃201、高圧電源212、高圧ケーブル214、モニタ216、信号処理部218、センサアンプ220、センサアンプ230を備えている。電子銃201と高圧電源212は、高圧ケーブル214で接続されている。そして、電子銃201には、センサアンプ220内のセンサ222が容量結合されて配置されている。同様に、高圧電源212には、センサアンプ230のセンサ232が容量結合されて配置されている。センサ222やセンサ232をそれぞれ容量結合させることで印加されている電圧の変動(リップル)を検出することができる。よって、電圧の変動(リップル)をモニタリングすることができる。
そして、電子銃201の例えばカソードとアノード間で放電が発生した場合に、或いは、高圧電源212の例えば負極側とアース間で放電が発生した場合に、センサ222で検出された信号出力は、アンプ224で増幅され、信号処理部218に送信される。同様に、センサ232で検出された信号出力は、アンプ234で増幅され、信号処理部218に送信される。そして、信号処理部218において、アナログ/デジタル変換や検出時間を合わせて同期させた状態での重ね合わせ処理等の信号処理を行い、モニタ216に同期して重ね合わせた波形を表示させる。このように、第1の受信工程として、信号処理部218は、電子ビーム200を照射する電子銃201と容量結合された第1のセンサの一例となるセンサアンプ220或いはセンサ222からの出力信号を受信する。そして、同様に、第2の受信工程として、信号処理部218は、電子銃201に電圧を印加する電源となる高圧電源212と容量結合された第2のセンサの一例となるセンサアンプ230或いはセンサ232からの出力信号を受信する。そして、表示工程として、モニタ216は、センサアンプ220からの出力信号の波形とセンサアンプ220からの出力信号の波形とをモニタに表示する。
図4は、得られたモニタ波形の一例を示す図である。
図4において、縦軸に電圧値を、横軸に時間を示している。例えば、電子銃201側で放電が発生した場合に、波形1は、電子銃201側に配置されたセンサアンプ220の出力波形を示している。そして、波形2は、高圧電源212側に配置されたセンサアンプ230の出力波形を示している。図4に示すように、得られた2つの波形にはズレが生じていることがわかる。そして、放電が発生した側では波形1のように波形2に比べてピーク値までの立ち上がりが早くなる。言い換えれば、同じ電圧が発生した時にセンサアンプの出力が同じになるように較正している場合に、ピークに至るまでのある時刻で見れば、放電が発生した側のセンサ出力の方が大きな値となる。よって、このように急峻な立ち上がりを示す波形が得られた側に放電が発生したと判定することができる。また、ある時刻で見た場合に、センサ出力の大きい方が放電の発生した側であると判定することができる。逆に、高圧電源212側で放電が発生すれば、波形1と波形2が逆になるので、同様に、放電発生箇所を特定することができる。高圧ケーブル214の特にインダクタンスがかかる遅延に大きく影響を与えている。また。レジスタンスがピーク値の差に大きな影響を与えている。
ここで、センサアンプ230内のセンサ232は、高圧電源212と容量結合されていればよく、その配置方法は問わない。例えば、図1や図2に示したように、高圧電源212の筐体に取り付けてもよい。また、以下に示すような取り付け方も好適である。
図5は、実施の形態1における高圧電源側センサの容量結合の一例を示す図である。
図5において、高圧電源212の筐体内には高圧発生部242と制御部244とが配置されている。そして、高圧発生部242に高圧ケーブル214が接続されている。実施の形態1では、図5に示すように、高圧電源212の筐体内に配置されたモールド樹脂等で覆われた高圧発生部242に金属体等のセンサ232を取り付けても好適である。例えば。金属板、特に鉄板等をセンサ232として取り付けても好適である。モールド樹脂等の絶縁体を介することで、センサ232となる金属体を直接取り付けることで容量結合を構成することができる。そして、アンプ234の入力側にセンサ232からの配線を接続すればよい。
或いは、以下のように配置してもよい。
図6は、実施の形態1における高圧電源側センサの容量結合の一例を示す図である。
図6において、高圧電源212の筐体内には高圧発生部242と制御部244とが配置され、高圧発生部242に高圧ケーブル214が接続されている点は同様である。ここでは、図6に示すように、高圧ケーブル214の高圧電源212側端部付近に絶縁物を介して金属体等のセンサ232を取り付けても同様に容量結合を構成することができ好適である。
図7は、図6の高圧電源側センサが容量結合された高圧ケーブルの断面の一例を示す図である。
図7に示す高圧ケーブル214は、中心部に高圧線が配置され、その周りに絶縁物、接地されるシールド線、絶縁物といった順で形成されている。この場合には、例えば、外表にある絶縁物を剥き、シールド線の一部を削除して、削除した部分にセンサ232をシールド線と接触しないように取り付ければよい。そして、センサ232出力をアンプ234に入力させる。或いは、シールド線を高圧発生部242側からセンサ232を取り付ける部分まで取り除いて、センサ232を取り付けた位置以降に新たに金属をシールドとして巻きつけてもよい。そして、削除されて不通となったシールド線間はジャンパ線でつないでおけばよい。
同様に、電子銃201側のセンサアンプ220内のセンサ222についても、電子銃201と容量結合されていればよく、その配置方法は問わない。例えば、図1や図2に示したように、電子銃201の側に容量結合するように取り付けてもよい。また、以下に示すような取り付け方も好適である。
図8は、実施の形態1における電子銃側センサの容量結合の一例を示す図である。
図8に示すように、高圧ケーブル214の電子銃201側端部付近に絶縁物を介して金属体等のセンサ222を取り付けても同様に容量結合を構成することができ好適である。そして、アンプ224の入力側にセンサ222からの配線を接続すればよい。センサ222の取り付け方については、センサ232をセンサ222に、同様にアンプ234をアンプ224に置き換えて図7に示したやり方と同様にすればよい。
以上のように、高圧ケーブル214を介することでリップル信号に生じた波形の遅延や波形の違いをモニタリングすることで、放電が発生した場所、すなわち、電子銃側で発生したのか、或いは高圧電源側で発生したのかを特定することができる。なお、かかる波形のズレを検出する場合に、高圧ケーブル214の長さは、高圧ケーブル214の特性によって異なるが、経験上、5m以上が望ましい。
また、放電の大きさは、数ボルト程度の微小放電から電源そのもの若しくはエミッタを破壊するような大放電まで種々あるが、本実施の形態は、10ボルト以下の放電で高圧電源がシャットダウンしないような放電に対して特に有効である。
以上、具体例を参照しつつ実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。例えば、実施の形態では、時間軸を合わせて波形を重ね合わせて表示したが、これに限るものではなく、時間軸を合わせて信号となる電圧値の差分を演算してもよい。信号処理部において、差分が正か負によって、どちらで放電が発生したかを特定するように構成してもよい。
また、装置構成や制御手法等、本発明の説明に直接必要しない部分等については記載を省略したが、必要とされる装置構成や制御手法を適宜選択して用いることができる。例えば、描画装置100を制御する制御部構成については、記載を省略したが、必要とされる制御部構成を適宜選択して用いることは言うまでもない。
その他、本発明の要素を具備し、当業者が適宜設計変更しうる全ての放電検出方法、放電検出機構及び電子ビーム描画装置は、本発明の範囲に包含される。
実施の形態1における描画装置の構成を示す概念図である。 実施の形態1における放電検出機構の構成の一例を示す概念図である。 放電検出機構の等価回路の一例を示す図である。 得られたモニタ波形の一例を示す図である。 実施の形態1における高圧電源側センサの容量結合の一例を示す図である。 実施の形態1における高圧電源側センサの容量結合の一例を示す図である。 図6の高圧電源側センサが容量結合された高圧ケーブルの断面の一例を示す図である。 実施の形態1における電子銃側センサの容量結合の一例を示す図である。 従来の可変成形型電子線描画装置の動作を説明するための概念図である。
符号の説明
100 描画装置
101,340 試料
102 電子鏡筒
103 描画室
105 XYステージ
150 描画部
160 描画制御部
200 電子ビーム
201 電子銃
202 照明レンズ
203,410 第1のアパーチャ
204 投影レンズ
205,208 偏向器
206,420 第2のアパーチャ
207 対物レンズ
212 高圧電源
214 高圧ケーブル
216 モニタ
218 信号処理部
220,230 センサアンプ
222,232 センサ
224,234 アンプ
242 高圧発生部
244 制御部
330 電子線
411 開口
421 可変成形開口
430 荷電粒子ソース

Claims (5)

  1. 電子ビームを照射する電子銃と容量結合された第1のセンサからの出力信号を受信する第1の受信工程と、
    前記電子銃に電圧を印加する電源と容量結合された第2のセンサからの出力信号を受信する第2の受信工程と、
    前記第1のセンサからの出力信号の波形と前記第2のセンサからの出力信号の波形とをモニタに表示する表示工程と、
    を備えたことを特徴とする放電検出方法。
  2. 前記表示工程において、前記第1のセンサからの出力信号の波形と前記第2のセンサからの出力信号の波形とを出力された時刻を合わせて重ねて表示することを特徴とする請求項1記載の放電検出方法。
  3. 前記放電検出方法では、前記電子銃と前記電源とのうち、ピーク値までの波形において同時刻における出力値が大きい値のセンサが結合された側に放電が生じたと判定することを特徴とする請求項2記載の放電検出方法。
  4. 電子ビームを照射する電子銃と、
    前記電子銃に電圧を印加する電源と、
    前記電子銃と前記電源とを接続するケーブルと、
    前記電子銃と容量結合された第1のセンサと、
    前記電源と容量結合された第2のセンサと、
    前記第1のセンサの出力信号波形と前記第2のセンサの出力信号波形とを表示するモニタ部と、
    を備えたことを特徴とする放電検出機構。
  5. 電子ビームを照射する電子銃と、
    前記電子銃に電圧を印加する電源と、
    前記電子銃と前記電源とを接続するケーブルと、
    前記電子銃と容量結合された第1のセンサと、
    前記電源と容量結合された第2のセンサと、
    前記第1のセンサの出力信号波形と前記第2のセンサの出力信号波形とを表示するモニタ部と、
    前記電子銃から照射された電子ビームを試料の所定の位置に偏向させて所定のパターンを描画する偏向器と、
    を備えたことを特徴とする電子ビーム描画装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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