JP2007335262A - 埋込型照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】電源ケーブルの損傷を防止できるとともに、電源ケーブルを収納する空間の省スペース化を図ることができ、その上、埋め込み作業の作業性を向上できる埋込型照明器具を提供することにある。
【解決手段】埋込型照明器具1は、光照射面を一面2aに有するとともに、電力供給用の電源ケーブル4が挿通される挿通孔を他面2bに有し、施工面5に設けられた埋込穴5a内に光照射面2aを外方に向けた状態で設置される器具本体2と、器具本体2の他面2b側における前記挿通孔の近傍に、他面2bに平行する方向である器具本体2の短手(幅)方向を回転軸方向として回動自在に取り付けられ、前記挿通孔を挿通した電源ケーブル4が収納されるレール部3とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、床面や地面等の施工面に埋め込み設置される埋込型照明器具に関する。
従来から、床面や地面等の施工面に埋め込み設置される埋込型照明器具が提供されている。このような埋込型照明器具の一例としては、図4(a)に示すものがある。
図4(a)に示す埋込型照明器具100は、光照射面を一面(図4(a)における上面)200aに有するとともに、電力供給用の電源ケーブル300が挿通される挿通孔(図示せず)を他面(図4(a)における下面)200bに有し、施工面400に設けられた埋込穴400a内に光照射面を有する一面200aを外方(図4(a)における上方)に向けた状態で設置される器具本体200を備えている。
この器具本体200は、埋込穴400a内に収納できる程度の大きさの略直方体の箱状に形成されており、その内部には、蛍光灯等の光源Lや、光源Lを点灯するための点灯回路(図示せず)等が収納される。また、器具本体200の一面200aには、上述したように光照射面が設けられており、光照射面は、内部に収納される光源Lからの光を外方に出射できるように、透光性を有する材料を用いて形成されている。
一方、器具本体200の他面200bにおける長手方向一端側(図4(a)における左端側)且つ短手方向一端側(図4(b)における左端側)の部位には、点灯回路への電力供給用の電源ケーブル300が挿通される挿通孔(図示せず)が設けられている。また、器具本体200の他面200bの短手方向両端縁には、図4(b)に示すように、矩形板状の脚部210,210が、それぞれ他面200bの長手方向の略全体に亘るようにして設けられている。これら脚部210,210は、器具本体200を埋込穴400aの底面400bに支持させるために用いられる。
一方、特許文献1には、埋込穴内に収納される照明器具用の施工枠体(埋め込みボックス)について記載されている。この施工枠体は、開口部形成枠と、底部形成枠と、開口部形成枠と底部形成枠とを連結する筒部とを備えており、電源ケーブル(キャプタイヤケーブル)の長さ等に応じて、長さ(軸方向の長さ)の異なる筒部を用いることで、施工枠体の高さ方向(埋込穴の深さ方向に平行する方向)の寸法を容易に設定できるように構成されている。
実開平4−123958号公報(図1〜図4参照)
上述した埋込型照明器具100は、施工面400に設けた埋込穴400a内に設置される。ここで、埋込型照明器具100の埋込穴400a内への埋め込み作業(設置作業)は、器具本体200に電源ケーブル300を接続した後に、器具本体200を、埋込穴400a内に、一対の脚部210,210が埋込穴400aの底面400bに当接する所定位置まで没入させることで行われる。
しかしながら、電源ケーブル300は、埋込穴400a内では固定されておらず、自由に変形できる状態であるために、上記の埋め込み作業中に、図4(b)にPで示すように、器具本体200の脚部210と埋込穴400aの底面400bとの間に、電源ケーブル300が挟み込まれてしまうおそれがあり、これにより電源ケーブル300が損傷してしまうという問題が生じていた。
また、上記埋め込み作業中には、図4(b)にQで示すように、電源ケーブル300が捩れてしまうことも多かった。この場合、電源ケーブル300の収納に必要な空間部の高さ方向(埋込穴400aの深さ方向に平行する方向)の寸法が大きくなってしまい(つまりは電源ケーブル300が邪魔になってしまい)、その結果、器具本体200を、埋込孔400a内に、脚部210が埋込穴400aの底面400bに当接する所定位置まで没入させることができないという問題が生じるおそれがある。
このような問題は、脚片210の他面200bからの突出寸法を大きく、つまりは、器具本体200の他面200bと、一対の脚片210,210と、埋込孔400aの底面400bとで囲まれる電源ケーブル300収納用の空間部を大きくすれば、又は特許文献1のように施工枠体の高さ方向の寸法を大きくすれば、ある程度解決することができるが、当然ながら、電源ケーブル300を収納する空間の省スペース化を図ることができないという別の問題が生じることになる。
さらに、上述したように、電源ケーブル300が器具本体200の脚部210と埋込穴400aの底面400bとの間に挟み込まれたり、捩れたりした場合には、器具本体200を埋込孔400a内に上記所定位置まで没入させることができなくなるため、器具本体200を埋込孔400aから一旦取り出して、再度、埋め込み作業を行わなければならず、これが埋め込み作業の作業性を悪化させる原因になっていた。
本発明は上述の点に鑑みて為されたもので、その目的は、電源ケーブルの損傷を防止できるとともに、電源ケーブルを収納する空間の省スペース化を図ることができ、その上、埋め込み作業の作業性を向上できる埋込型照明器具を提供することにある。
上述の課題を解決するために、請求項1の埋込型照明器具の発明では、光照射面を一面に有するとともに、電力供給用の電源ケーブルが挿通される挿通孔を他面に有し、施工面に設けられた埋込穴内に前記光照射面を外方に向けた状態で設置される器具本体と、該器具本体の前記他面側における前記挿通孔の近傍に、前記他面に平行する方向を回転軸方向として回動自在に取り付けられ、前記挿通孔を挿通した電源ケーブルが収納されるレール部とを備えていることを特徴とする。
請求項2の埋込型照明器具の発明では、請求項1の構成に加えて、前記レール部は、略同じ長さ寸法を有する第1レール及び第2レールを有し、第1レールは、基端部が前記器具本体の前記他面側における前記挿通孔の近傍に前記他面に平行する方向を回転軸方向として回動自在に取り付けられ、第2レールは、先端部が前記挿通孔に接離するように、基端部が前記第1レールの先端部に前記平行する方向を回転軸方向として回動自在に取り付けられていることを特徴とする。
請求項3の埋込型照明器具の発明では、請求項1又は2の構成に加えて、レール部は、電源ケーブルが収納可能な筒状に形成されていることを特徴とする。
請求項1又は2の埋込型照明器具の発明は、器具本体の他面側における挿通孔の近傍に、前記他面に平行する方向を回転軸方向として回動自在に取り付けられるレール部に、前記挿通孔を挿通した電源ケーブルを収納しているので、電源ケーブルが器具本体と埋込穴の内面との間に予期せず挟まれてしまうことがなくなり、これにより電源ケーブルの損傷を防止できるという効果を奏する。また、電源ケーブルが捩れたりすることなく、電源ケーブルを効率よく引き回した状態で埋込穴内に収納することができ、これにより電源ケーブルを収納する空間の省スペース化が図れるという効果を奏する。しかも、電源ケーブルが挟み込まれたり、電源ケーブルが捩れたりすることを防止できるので、従来例のように器具本体を埋込穴内に所定位置まで没入させることができないという問題が生じることがなくなり、これにより埋め込み作業の作業性を向上できるという効果を奏する。
請求項3の埋込型照明器具の発明は、筒状のレール部内に電源ケーブルを収納することができるので、レール部と器具本体との間に電源ケーブルが挟まってしまうことを防止できるという効果を奏する。
以下に、本発明の埋込型照明器具の一実施形態について図1〜図3を参照して説明する。本実施形態の埋込型照明器具1は、図1(a),(b)に示すように、光照射面を一面(前面、図1(a)における上面)2aに有するとともに、電力供給用の電源ケーブル4が挿通される挿通孔(図示せず)を他面(後面、図1(a)における下面)2bに有し、施工面5に設けられた埋込穴5a内に光照射面を有する一面2aを埋込穴5aより外方(図1(a)における上方)に向けた状態で設置される器具本体2と、器具本体2の他面2b側における前記挿通孔の近傍に、他面2bに平行する方向である器具本体2の短手(幅)方向(図1(a)における紙面に垂直な方向)を回転軸方向として回動自在に取り付けられ、前記挿通孔を挿通した電源ケーブル4が収納されるレール部3とを備えている。尚、図1(b)では、電源ケーブル4の図示を省略している。
ここで、電源ケーブル4は、商用電源等の外部電源(図示せず)から埋込型照明器具1に電力供給を行うためのものであって、一端側が器具本体2に収納される後述の点灯回路(図示せず)に接続され、他端側が器具本体2の挿通孔から外部に導出される負荷側の電源ケーブル40と、一端側が商用電源等の外部電源に接続されて、他端側が施工面5の埋込穴5a内に導出される電源側の電源ケーブル41と、両電源ケーブル40,41の他端側を電気的に接続するケーブル接続部42とで構成されている。尚、ケーブル接続部42としては、半田等の導電接続用の接着剤等の他、コネクタ等の機械部品等を用いることができる。
次に、埋込型照明器具1について説明する。この埋込型照明器具1の器具本体2は、光源L(蛍光灯やHID等の放電灯や、LED等)や、光源Lを点灯するための前述の点灯回路(図示せず)等を収納するためのものであり、例えばステンレス鋼板や強化プラスチック等の衝撃に強く、錆難い(又は錆びることがない)材料を用いて、埋込穴5a内に収納できる程度の大きさの略直方体の箱状に形成されている。また、器具本体2の一面2aには、上述したように光照射面が設けられており、光照射面は、内部に収納される光源Lからの光を外方に出射できるように、透光性を有する材料(ガラスやプラスチック等、特に地面や床面等に設置する場合には、強化ガラスや強化プラスチック等)を用いて形成されている。
一方、器具本体2の他面2bにおける長手方向一端側(図1(a)における左端側)、且つ短手方向一端側(図1(b)における左端側)の部位には、電源ケーブル40が挿通される挿通孔(図示せず)が設けられている。加えて、器具本体2の他面2bにおける挿通孔の短手方向両側には、図1(b)に示すように、矩形板状の一対のリブ20,20が一体に突設されている。これら一対のリブ20,20において互いに対向する面には、器具本体2の短手方向を回転軸方向としてレール部3の後述する第1レール30を回動自在に取り付けるための略円形状の軸受孔20aが、それぞれ同軸となるようにして設けられている。ここで、他面2bにおいて一対のリブ20,20を設ける位置は、図1(b)に示すように、他面2bの短手方向一端側の半分の領域(図1(b)における左半分の領域)としている。
さらに、器具本体2の他面2bの短手方向両端縁には、図1(b)に示すように、矩形板状の一対の脚部21,21が、それぞれ他面2bの長手方向の略全体に亘るようにして設けられている。これら脚部21は、器具本体2を埋込穴5aの底面5bに載置するために用いられる。つまり、器具本体2は、底面5bに各脚部21の先端面(図1(b)における下端面)を当接させた状態で、埋込穴5a内に設置される。尚、図1(a)及び図2(a)では、説明の簡略化のために、他面2bの短手方向他端側(図1(b)における右端側)の脚部21の図示を省略している。
レール部3は、電源ケーブル4を収納するための収納部として用いられるものであって、図1(a),(b)に示すように、前述の第1レール30と、第2レール31と、第1レール30及び第2レール31を回動自在に連結する軸部32とを有している。
第1レール30は、ステンレス鋼板や強化プラスチック等の衝撃に強く、錆難い(又は錆びることがない)材料を用いて、両端が開口した角筒状に形成されている。また、第1レール30の短手(幅)方向(図1(b)における左右方向)の寸法は、一対のリブ20,20間の長さ寸法と同程度の大きさに設定してあり、厚み方向(図2(a)における上下方向)の寸法は、脚部21の高さ(脚部21の他面2aからの突出寸法)以下となるように設定している。さらに、第1レール30の長手方向(図2(a)における左右方向)の寸法は、器具本体2に取り付けられた状態では第1レール30の回動位置に関わらず第1レール30の他面2bへの正射影が他面2bから外方へ突出しないような大きさに設定されている。
ところで、第1レール30の基端部となる長手方向一端部(図1(a)における左端部)における幅方向両外側面には、リブ20の軸受孔20aに凹凸嵌合される軸部30aがそれぞれ形成されている。また、第1レール30の先端部となる長手方向他端部(図1(a)における右端部)において、第2レール31と対向する面(図1(b)における右側面)には、図3に示すように、第1レール30の幅方向(すなわち器具本体2の短手方向)を回転軸方向とする軸部32を支持するための軸受孔30bが形成されている。
第2レール31は、第1レール30と同様に、ステンレス鋼板や強化プラスチック等を用いて、両端が開口した角筒状に形成されており、その幅方向、厚み方向、及び長手方向の各寸法は、第1レール30と同じ寸法に設定されている(但し、厳密な意味で同じである必要はなく、おおよそ同じとみなせる程度であればよい)。また、第2レール31の基端部となる長手方向一端部(図1(a)における右端部)において、第1レール30と対向する面(図1(b)における左側面)には、図3に示すように、軸部32を支持する軸受孔31aが形成されている。
軸部32は、上述したように、第1レール30及び第2レール31を回動自在に連結するためのものであり、例えば、耐久性が高い金属棒等を用いて形成されている。そして、図3に示すように、軸部32の長手方向一端側を第1レール30の軸受孔30bに、長手方向他端側を第2レール31の軸受孔31aにそれぞれ支持させることで、第2レール31の基端部が第1レール30の先端部に、幅方向を回転軸方向として回動自在に取り付けられ、これにより第2レール31を、その先端部が第1レール30の基端部に接離するように回動させることが可能となる。また、軸部32の長手方向(軸方向)の寸法は、レール部3全体の幅方向の寸法が、一対の脚部21,21間の長さ寸法以下となるような大きさに設定されている。
本実施形態の埋込型照明器具1は、上述した器具本体2と、レール部3とを備えており、器具本体2とレール部3とは、次のようにして取り付けられている。すなわち、レール部3は、第1レール30の基端部を、器具本体2の一対のリブ20,20間の部位に挿入し、第1レール30の各軸部30a,30aを、各リブ20の軸孔20aにそれぞれ凹凸嵌合させて、第1レール30を器具本体2に回動自在に支持させることで、器具本体2に取り付けられている。
また、本実施形態の埋込型照明器具1では、レール部3を折りたたむことができるようになっている。ここで、レール部3の折りたたみは、図1(a),(b)に示す状態から、第1レール30の先端部が器具本体2の他面2bに近付くように第1レール30を回動させる(図1(a)における反時計回り方向に回動させる)とともに、第2レール31の先端部が第1レール30の基端部に近付くように(すなわち、器具本体2の他面2bの挿通孔に近付くように)第2レール31を回動させる(図1(a)における時計回り方向に回動させる)ことで行う。
このとき、レール部3の幅方向の寸法が一対の脚部21,21間の長さ寸法以下の大きさに設定されているので、レール部3を折りたたんだ際には、図2(a)に示すように、レール部3が一対の脚部21,21と他面2bとで囲まれる空間部に収納されることになる。このとき、第1レール30の長手方向の寸法が第1レール30の回動位置によらず第1レール30が器具本体2から外方に突出しない大きさに設定されるとともに、第2レール31の長手方向の寸法が第1レール30の長手方向の寸法と略同じ大きさに設定されているので、第1レール30及び第2レール31が、上記空間部から器具本体2の長手方向外側に突出することがない。したがって、レール部3は器具本体2の他面2b内に納まることになる。
以下に、本実施形態の埋込型照明器具1を施工面5に設けた埋込穴5aに設置する際の設置方法について説明する。
最初に、器具本体2の挿通孔から導出された電源ケーブル40をレール部3の第1レール30の基端部側から第1レール30内に挿入し、電源ケーブル40の他端側(先端側)を第1レール30の先端部側から突出させることで、電源ケーブル40を第1レール30に収納する。同様に、埋込穴5a内に導出された電源ケーブル41をレール部3の第2レール31の先端部側から第2レール31内に挿入し、電源ケーブル41の他端側(先端側)を、第2レール31の基端部側から突出させることで、電源ケーブル41を第2レール31に収納する。このようにして各レール30,31にそれぞれ電源ケーブル40,41を収納した後には、各電源ケーブル40,41の他端側同士をケーブル接続部42により電気的に接続する。
次に、器具本体2を埋込穴5a内に没入させる作業を行う。器具本体2を埋込穴5a内に没入させていくと、やがて第2レール31が埋込穴5aの底面5bに当接し、ここからさらに器具本体2を埋込穴5a内に没入させていけば、レール部3が器具本体2と埋込穴5aの底面5bとの間で圧縮されて、第1レール30の先端部が器具本体2の他面2bに近付くように第1レール30が回動されるとともに、第2レール31の先端部が第1レール30の基端部に近付くように第2レール31が回動される。このとき、電源ケーブル40,41は、それぞれレール30,31に収納されているので、これら電源ケーブル40,41が器具本体2の脚部21と埋込穴5aの底面5bとの間に挟まれたり、捩れたりすることがない。
そして、器具本体2の一対の脚部21,21が埋込穴5aの底面5bに当接した際には、図2(a),(b)に示すように、レール部3が、一対の脚部21,21と他面2bとで囲まれる空間部に収納され、これにより埋込型照明器具1の埋込穴5a内への設置作業が完了する。
以上述べたように、本実施形態の埋込型照明器具1によれば、器具本体2の他面2b側における挿通孔の近傍に、他面2bに平行する方向を回転軸方向として回動自在に取り付けられるレール部3に、挿通孔を挿通した電源ケーブル4を収納した状態で、器具本体2を埋込穴5a内に設置できるので、電源ケーブル4が器具本体2と埋込穴5aの内面(特に、器具本体2の脚部21と埋込穴5aの底面5b)との間に挟まってしまうことがなくなり、これにより電源ケーブル4の損傷を防止できるという効果を奏する。
しかも、上述したように電源ケーブル4がレール部3に収納されているので、電源ケーブル4が捩れたりすることなく、電源ケーブル4を効率よく引き回した状態で埋込穴5a内に収納することができ、これにより従来の埋込型照明器具100のように脚片210の他面200bからの突出寸法を大きくして電源ケーブルを収納する空間部大きくする必要がなくなる。これにより脚片21の他面2bからの突出寸法は、レール部3の厚み方向の寸法程度の大きさであれば十分となり、その結果、電源ケーブル4を収納する空間の省スペース化を図ることができるという効果を奏する。
しかも、電源ケーブル4が脚部21と埋込穴5aの底面5bとの間に挟み込まれたり、電源ケーブル4が捩れたりすることを防止できるので、器具本体を埋込穴内に所定位置まで没入させることができないという従来例の問題点が生じることがなくなり、これにより、一回で器具本体2を埋込穴5a内に設置することが可能となり、これにより埋め込み作業の作業性を向上できるという効果を奏する。
さらに、電源ケーブル4は、電源ケーブル4を収納可能な角筒状の第1レール30及び第2レール31からなるレール部3内に収納されているので、埋め込み作業時に、電源ケーブル4が、レール部3と器具本体2との間に挟まってしまうことを防止できるという効果を奏する。
また、第1レール30と第2レール31を角筒状としているので、例えば第1レール30と第2レール31を円筒状とする場合等に比べて、製造が容易になり、また構造(特に回転機構)が容易になるという効果を奏する。さらに、各レール30,31を角筒状としたほうが、各レール30,31を円筒状等とする場合に比べて、内部空間を大きくすることができるから、電源ケーブル4の太さ(外径)の選定範囲が広くなるという効果を奏する。
ところで、本実施形態では、埋込型照明器具1を施工面5に設けた埋込穴5a内に直接的に設置しているが、埋込穴5aに、例えば衝撃に強く錆難いステンレス鋼板製の埋め込みボックス(図示せず)等を収納しておき、このような埋め込みボックス内に埋込型照明器具1を設置するようにしてもよい。また、施工面5としては、床面や地面等を例に挙げて説明しているが、埋込型照明器具1を埋設する施工面5としては、この他に、壁面や天井面等であってもよい。
尚、埋込型照明器具1の器具本体2の形状は上記の例に限られるものではなく、状況に応じて好適なものとすればよい。
また尚、レール部3は、上述したように第1レール30と第2レール31とを備えるものに限らず、例えば第1レール30のみを備えるものであってもよいし、さらに複数のレールを回動自在に備えるようなものであってもよい。
(a)は、本発明の埋込型照明器具の施工面への埋め込み前の状態を示す概略説明図であり、(b)は、他方から見た概略説明図である。 (a)は、本発明の埋込型照明器具の施工面への埋め込み後の状態を示す概略説明図であり、(b)は、他方から見た概略説明図である。 本発明の埋込型照明器具のレール部の部分切欠図である。 (a)は、従来例の埋込型照明器具の施工面への埋め込み前の状態を示す概略説明図であり、(b)は、従来例の埋込型照明器具の施工面への埋め込み時の状態を示す概略説明図である。
符号の説明
1 埋込型照明器具
2 器具本体
2a 一面
2b 他面
3 レール部
4 電源ケーブル
5 施工面
5a 埋込穴

Claims (3)

  1. 光照射面を一面に有するとともに、電力供給用の電源ケーブルが挿通される挿通孔を他面に有し、施工面に設けられた埋込穴内に前記光照射面を外方に向けた状態で設置される器具本体と、該器具本体の前記他面側における前記挿通孔の近傍に、前記他面に平行する方向を回転軸方向として回動自在に取り付けられ、前記挿通孔を挿通した電源ケーブルが収納されるレール部とを備えていることを特徴とする埋込型照明器具。
  2. 前記レール部は、略同じ長さ寸法を有する第1レール及び第2レールを有し、第1レールは、基端部が前記器具本体の前記他面側における前記挿通孔の近傍に前記他面に平行する方向を回転軸方向として回動自在に取り付けられ、第2レールは、先端部が前記挿通孔に接離するように、基端部が前記第1レールの先端部に前記平行する方向を回転軸方向として回動自在に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の埋込型照明器具。
  3. レール部は、電源ケーブルが収納可能な筒状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の埋込型照明器具。
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