JP2007335101A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光源を動かさずに、光の照射方向が可変可能で、しかも一つの光源で、直接照明と間接照明との併用が可能であり、照明の使用目的や使用時間帯によって、直接照明や、間接照明、或いは、両者の併用を切替えて使用することができる小型化可能な照明装置を提供する。
【解決手段】光源9と、該光源9から照射される光を一部遮光して、該光源9から照射される光を、2方向の双方、或いは、一方に振り分け可能に、該光源9と対向して配置され、該配置位置が移動すると、各方向に振り分けられた照射光の量が変化する遮光板2と、該遮光板2の配置位置を移動する動力6を備えた駆動機構(3,4a,4b,5a,5b,5c,5d)と、該駆動機構を制御する制御部とを備えて、照明装置10を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、可動部を備えた照明装置に関する。
照明装置は、その使用目的に応じて、さまざまなタイプが製作されている。これらの照明装置では、光の照射方向が固定されているのが一般的である。しかし、光の照射方向を可変可能な照明装置のニーズも存在し、このようなニーズに対応するため、さまざまな照明装置が考案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の照明装置(直管型蛍光灯器具)は、天井等に設置される本体部に、光源を備えた複数のホルダーを可動可能に取付け、この光源を備えたホルダーの向きを可変とすることにより、光の照射方向を可変とするものである。この照明装置では、光源を備えたホルダーを動かすのに、手動操作によるもののほか、モータ等の動力を備えた駆動機構を用いることにより、この駆動機構を制御して光源を備えたホルダーを動かすものもある。
ところで、住宅等における部屋の照明の分野では、部屋を明るくすることもさることながら、照明による部屋の雰囲気も重視されており、直接照明に代えて、居住者の目に光源の直接放射光が入射しない間接照明も採用されている。この間接照明の使用方法としては、間接照明を単独で用いる方法もあるが、維持費の観点等から、住宅等では、間接照明を直接照明と併用する方法や、間接照明と直接照明とを使い分ける方法が注目されている。
上記における使い分けを行う方法を採用すると、照明の使用目的や使用時間帯によって、直接照明や、間接照明、或いは、両者の併用を切替えて使用することができ、照明による部屋の雰囲気を、使用目的や使用時間帯によって変化させることができる。
そこで、このような、直接照明や、間接照明、或いは、両者の併用等の、照明形態を切替えて使用する照明方法を採用するには、使用される照明装置は、この照明装置の光の照射方向が可変可能であるのが便宜である。
この観点から、上記の特許文献1に記載の照明装置をみると、例えば、光源を備えた2個のホルダーを有する照明装置の場合は、光源を備えた2個のホルダーを、それぞれ動かすことができ、光の照射方向を、それぞれ、床に向けたり天井に向けたりすることができる。
このような照明装置として、モータ等の動力を備えたホルダー駆動機構を有しているものでは、2個のホルダーの駆動機構をそれぞれ制御することにより、直接照明のみとしたり、間接照明のみとしたり、或いは、両者を併用したりする等の切替えを自動的に行うことができ、照明による部屋の雰囲気を、使用目的や使用時間帯によって自動的に変化させることができる。
特開昭61−296603号公報
しかし、上記の特許文献1に記載の照明装置では、光の照射方向を可変するのに、光源を備えたホルダーそのものを動かすので、照明装置としては、大掛かりなものとなり、どうしても大型化してしまい、住宅等における部屋の照明装置としては、コスト的に問題であった。
又、直接照明と間接照明とを1台の照明装置で併用し、しかも、直接照明による光量と間接照明による光量の割合を可変可能にしようとすると、一般的には、上記の特許文献1に記載の照明装置のように、光源を有する複数の可動可能なホルダーを備えた照明装置が必要であり、この点でも、住宅等における部屋の照明装置としてはコスト的に問題であった。
そこで、この発明は、このような問題を解決するためになされたものであって、光源を動かさずに、光の照射方向が可変可能で、しかも一つの光源で、直接照明と間接照明との併用が可能であり、照明の使用目的や使用時間帯によって、直接照明や、間接照明、或いは、両者の併用を切替えて使用することができる小型化可能な照明装置を提供しようとするものである。
本発明の照明装置は、光源と、該光源から照射される光を一部遮光して該光源から照射される光を2方向の双方、或いは、一方に振り分け可能に該光源と対向して配置され、該配置位置が移動すると各方向に振り分けられた照射光の量が変化する遮光板と、該遮光板の配置位置を移動する動力を備えた駆動機構、及び、該駆動機構を制御する制御部を備えていることを特徴としている。
上記の照明装置では、光源を固定すると共に、この固定された光源の前に、可動可能な遮光板を配置し、この可動可能な遮光板を可変とすることにより、光の照射方向を可変としている。従って、光源を可動させる必要がないので、照明装置を小型化することができる。又、上記の照明装置を部屋の壁等に設置することによって、光源の光を、部屋の床付近の下層空間から中層空間までの直接照明的な照射と、部屋の中層空間から天井付近の上層空間までの間接照明的な照射の、2方向の双方、或いは、一方に振り分けることができる。即ち、上記の照明装置では、この照明装置を部屋の壁等に設置することによって、直接照明と間接照明との切替使用や併用使用を可能にすることができる。
上記の照明装置の遮光板は、半透光性を備えるようにしてもよい。又、上記の遮光板を備えた照明装置を、具体的に、次のように構成してもよい。
即ち、上記の光源として、断面が円形の直管状の光源を用いる。又、上記の遮光板として、光源から平行に離間して配置されると共に、光源の軸方向に平行な2辺を備えており、該2辺のそれぞれの外縁の外側を、振り分けられた照射光が通過するように構成された遮光板を用いる。又、上記の遮光板駆動機構として、回転軸を備えると共に、該回転軸が回転することにより、遮光板を直管状の光源の管曲面に沿って回動して、遮光板の配置位置を移動するようにした遮光板駆動機構を用いて構成するのである。又、上記の断面が円形の直管状の光源として、直管状の蛍光灯を用いるのが好適である。
又、上記の照明装置では、この照明装置の遮光板は、光源から照射される光を、2方向の双方、或いは、一方に振り分け可能に、該光源と対向して配置され、該配置位置が移動すると、各方向に振り分けられた照射光の量が変化するように構成されている。具体的には、上記の遮光板は、光源から平行に離間して配置されると共に、光源の軸方向に平行な2辺を備えており、該2辺のそれぞれの外縁の外側を、振り分けられた照射光が通過するように構成されている。
従って、上記の照明装置によれば、遮光板の配置位置を移動させると、この遮光板により振り分けられる照射光の量を変化させることができる。そこで、上記の照明装置を部屋の壁等に設置することによって、上述したような直接照明と間接照明との併用使用の場合に、直接照明に対する照射量と間接照明に対する照射量の割合を、変化させることができる。
又、上記の照明装置によれば、遮光板駆動機構として、回転軸を備えると共に、該回転軸を回転させることにより、遮光板を直管状の光源の管曲面に沿って回動させて、遮光板の配置位置を移動させるように構成された遮光板駆動機構を用いることができる。従って、遮光板駆動機構の回転軸をモータ等により回転させることにより、直接照明と間接照明との切替えや、直接照明と間接照明の併用時における直接照明に対する照射量と間接照明に対する照射量との割合等を、容易に変化させることができる。
上記の照明装置において、この照明装置の制御方法として、遮光板が、予め定められた単又は複数の時刻に同期して、予め定められた複数の配置位置のいずれかに位置するように、制御部が、駆動機構を制御するようにしてもよい。この場合に、制御部は、一定期間の間に、遮光板が、予め定められた単又は複数の時刻に同期して、予め定められた複数の配置位置のいずれかに位置するように、駆動機構を制御する配光制御パターンを記憶すると共に、該記憶された配光制御パターンに基づき、駆動機構を制御するようにしてもよい。この場合の一定期間としては、例えば、一日とするのが一つの方法である。
このようにすることにより、予め設定した配光制御パターンに基づき、上記の照明装置を制御することができ、照明による部屋の雰囲気を、使用目的や使用時間帯によって自動的に変化させることができる。
上記の照明装置において、配光制御のみならず、照明装置の光源の調光制御を行うようにしてもよい。即ち、上記の照明装置に、光源の調光を行う調光部を備えると共に、該調光部を照明装置の制御部が制御するようにするのである。この場合、制御部は、光源が、予め設定された単又は複数の時刻に同期して、予め設定された複数の明るさのいずれかになるように制御してもよい。この場合に、制御部は、一定期間の間に、光源が、予め定められた単又は複数の時刻に同期して、予め設定された複数の明るさのいずれかになるように、調光部を制御する調光制御パターンを記憶すると共に、該記憶された調光制御パターンに基づき、調光部を制御するようにしてもよい。この場合の一定期間としては、例えば、一日とするのが一つの方法である。
このようにすることにより、予め設定した調光制御パターンに基づき、上記の照明装置を制御することができ、照明による部屋の雰囲気を、使用目的や使用時間帯によって自動的に変化させることができる。
又、上記の照明装置の制御において、制御部は、配光制御パターンと調光制御パターンとで構成される照明制御パターンを記憶すると共に、該記憶された照明制御パターンに基づき、駆動機構、及び、調光部を制御するようにしてもよい。この場合に、制御部は、複数の照明制御パターンを記憶すると共に、この記憶している照明制御パターンの中から、予め選択されたいずれかの照明制御パターンに基づき、駆動機構、及び、調光部を制御するようにすることもできる。
このようにすることにより、配光と調光とを共に同時に制御することができ、照明による部屋の雰囲気を、使用目的や使用時間帯によって自動的に変化させることができる。
本発明によれば、照明装置の可動部として、遮光板を用いると共に、駆動機構として、この遮光板の配置位置を移動させる遮光板駆動機構を用い、さらに、制御部として、この遮光板駆動機構を制御する機能を備えた制御部を用いて、照明装置を構成する。そこで、この照明装置では、光源を固定すると共に、この固定された光源の前に、可動可能な遮光板を配置し、この可動可能な遮光板を可変とすることにより、光の照射方向を可変とすることができる。
従って、一つの光源で、直接照明と間接照明の切替えや、直接照明と間接照明の併用使用を可能にすることができる。又、可動可能な光源を用いる必要がないので、照明装置を小型化することができ、コストメリットを備えた照明装置を構成することができる。
又、予め設定した配光制御パターンや調光制御パターンを制御部に記憶することにより、この配光制御パターンや、調光制御パターンに基づいて、上記の照明装置を自動的に制御することができる。従って、照明による部屋の雰囲気を、使用目的や使用時間帯によって自動的に変化させることができる。
以下、本発明の実施の形態における照明装置について、図面を参照しながら説明する。図1(a)は、本実施の形態における照明装置10の平面図、図1(b)は、その右側面図、そして、図1(c)は、図1(a)の、X−X断面図である。
上記の照明装置10は、部屋の壁11に設置されており、本体1、遮光板2、遮光板支持片3、回転軸4、軸受5、モータユニット6、反射板7、ソケット8、及び、蛍光灯9で構成されている。本体1は前方に開口した主空間1dと、この主空間1dの左右に、隔壁1c、及び、隔壁1eを介して隣接している副空間1b,及び、副空間1fとを備えており、副空間1b,副空間1fは、外界との間にそれぞれ、側外壁1a、及び、側外壁1gを備えている。
隔壁1c及び隔壁1eが主空間1dに面する下端部には、ソケット8,8が備えられ、このソケット8,8間には、照明装置10の光源である直管状の蛍光灯9が嵌め込まれている。又、この蛍光灯9が存在する主空間1dの奥には、断面が奥に向かって膨らんでいる半円形状の反射板7が備えられており、蛍光灯9の放射する光を前方へ反射するようになっている。
又、隔壁1cが副空間1bに面する側の下端部、及び、側外壁1aの下端部と、隔壁1eが副空間1fに面する側の下端部、及び、側外壁1gが副空間1fに面する側の下端部には、それぞれ、軸受5b,5a,5c,5dが設けられている。この内、軸受5b,5aには、回転軸4aが、又、軸受5c,5dには、回転軸4bが、それぞれ回転可能に挿入されている。又、これらの軸受5b,5a,5c,5dは、回転軸4a,4bの軸中心が、蛍光灯9の管軸中心と略一致するように取付られている。
又、側外壁1aに設けられている軸受5aは、側外壁1aを貫通して取付られており、回転軸4aは、側外壁1aに備えられたモータユニット6に収容されているパルスモータに直結されている。そのため、モータユニット6内のパルスモータが正逆に回転すると、回転軸4aも正逆に回転する。
回転軸4a,4bには、軸と垂直に遮光板支持片3,3の基端が固着され、この遮光板支持片3,3の先端には、これらの遮光板支持片3,3と垂直に、遮光板2が固着されている。この遮光板2は、直管状の蛍光灯9が照射する光を一部遮光するように、即ち、蛍光灯9の前方にこの蛍光灯9と略平行するようにして、遮光板支持片3,3に取付けられて、配置されている。
又、この遮光板2は、この遮光板2の断面が、前方へ突出した円弧状であると共に、この遮光板2を前方から見たときの遮光板2の上辺と下辺が、直管状の蛍光灯9と略平行で、且つ、相互に平行となるような曲面板である。又、この曲面板で構成される遮光板2の大きさは、この遮光板2が蛍光灯9の正面に位置する状態で、蛍光灯9の光が、遮光板2で上下に振り分けられて、遮光板2の上辺と下辺のそれぞれの外縁の外側を、振り分けられた照射光が通過する状態となるような大きさである。
上記の構造を有する照明装置10では、上述したように、遮光板2を先端で支持する遮光板支持片3,3は、この遮光板支持片3,3の基端が回転軸4a,4bにこの軸と垂直に固着されているので、回転軸4a,4bが回転すると、遮光板2も、この回転軸4a,4bの回転に応じて動く。又、回転軸4a,4bの軸中心が、蛍光灯9の管軸中心と略一致するように、軸受5b,5a,5c,5dが取付られているので、遮光板2の動きは、直管状の蛍光灯9の管曲面に沿って回動するような動きとなり、遮光板2を直管状の蛍光灯9の管曲面に沿って回動するように動かすことができる。即ち、回転軸4a,4bを回転させることによって、遮光板2の配置位置を移動させることができる。
そこで、上記の照明装置10では、モータユニット6内のパルスモータを正逆回転させることで、図2(a)〜(c)に示すように、光源である蛍光灯9から照射される光を一部遮光板2で遮光して、蛍光灯9から照射される光を、上下2方向の双方、或いは、一方に振り分けることが可能であり、又、2方向に振り分ける状態では、遮光板2の配置位置が移動することにより、各方向に振り分けられた照射光の量を変化させることができる。
即ち、図2(a)は、遮光板2を上限まで移動させた状態を示しており、この場合は、蛍光灯9から放射される光は、照明装置10が設置されている部屋の床付近の下層空間から中層空間へ照射され、直接照明的な使い方となる。又、図2(b)は、遮光板2が蛍光灯9の正面に位置する状態を示しており、この場合は、蛍光灯9から放射される光は、遮光板2で上下に振り分けられ、照明装置10が設置されている部屋の床付近の下層空間と天井付近の上層空間とに略均等に照射される。又、図2(c)は、遮光板2を下限まで移動させた状態を示しており、この場合は、蛍光灯9から放射される光は、照明装置10が設置されている部屋の中層空間から天井付近の上層空間へ照射する間接照明的な使い方となる。
又、図2(b)の状態から遮光板2を上方に向かって徐々に動かすと、遮光板2で上下に振り分けられて照射されている光の量が、遮光板2の動きにつれて、部屋の下層空間へ照射する方が部屋の上層空間へ照射する方よりも徐々に多くなる。又、図2(b)の状態から遮光板2を下方に向かって徐々に動かすと、遮光板2で上下に振り分けられて照射されている光の量が、遮光板2の動きにつれて、部屋の上層空間へ照射する方が部屋の下層空間へ照射する方よりも徐々に多くなる。
次に、上記の照明装置10の制御部について説明する。図3は、上記の照明装置10の制御部20の構成を示したブロック図である。図3において、制御部20は、CPU21、ROM22、RAM23、操作部24、時計部25、パルスモータコントロール部26、及び、調光部27で構成されている。これらの各部は、CPU21に接続されたデータバスやアドレスバス等で構成される制御ライン28を介して、相互に接続されている。
CPU11は、マイクロコンピュータで構成されている。ROM22は、不揮発性の半導体メモリで構成されており、照明装置10を制御するのに必要なOSやアプリケーションプログラム等のソフトウエアが格納されている。CPU11は、このROM18に搭載されたソフトウエアにより、各種の処理を行う機能を有している。RAM23は、揮発性の半導体メモリで、データ等を記憶する機能を有している。
操作部24は、小型のLCD表示器とテンキー等のキーボードで構成されており、照明装置10の制御に関する各種の設定を行うのに用いられる。時計部25は、時刻を出力する機能を有しており、CPU11は、この時計部25の出力する時刻に基づいて、各種の制御を行う。
パルスモータコントロール部26は、モータユニット6に収容されているパルスモータの制御を行う機能を有している。パルスモータは、パルスによりパルスモータの回転を制御するモータであり、このパルスモータを制御することにより、遮光板2の配置位置を移動させることができる。
調光部27は、照明装置10の光源である蛍光灯9の点灯/消灯制御を行うほか、点灯時の明るさの制御、即ち、調光制御を行う機能を有している。尚、蛍光灯9の電源としては、商用電源29が用いられる。
次に、上記の照明装置10の制御部20が行う、照明装置10の制御の仕組みについて説明する。上述したように、照明装置10では、制御部20のパルスモータコントロール部26により、パルスモータを制御して、遮光板2の配置位置を移動させることにより、蛍光灯9から照射される光を、上下2方向の双方、或いは、一方に振り分ける制御を行う。即ち、照射される光の振り分けは、照明装置10における遮光板2の配置位置を変えることにより行われる。
そこで、照明装置10の制御の仕組みを説明するのに際して、照明装置10の遮光板2の配置位置に、次のような名称を付ける。即ち、図2における(a)に示す状態の遮光板2の配置位置をP1、(b)に示す状態の遮光板2の配置位置をP3、そして、(c)に示す状態の遮光板2の配置位置をP5とする。さらに、図2(a)と図2(b)との中間の配置位置の状態における図示されていない遮光板2の配置位置をP2とする。又、図2(b)と図2(c)との中間の配置位置の状態における図示されていない遮光板2の配置位置をP4とする。
又、照明装置10が設置されている部屋における、照明装置10の光源である蛍光灯9による床付近の下層空間から中層空間にかけての照射、又は、下層空間への照射を、下向照射と称し、天井付近の上層空間から中層空間にかけての照射、又は、上層空間への照射を、上向照射と称する。そして、上述した遮光板2の配置位置P1〜P5における、照明装置10が設置されている部屋に照射される蛍光灯9の光の量につき、一例として、下向照射と上向照射との割合が、図4に示すような状態となるように、配置位置P1〜P5の設定を行う。
即ち、P1では、下向照射が100%で上向照射が0%、P2では、下向照射が75%で上向照射が25%、P3では、下向照射が50%で上向照射も50%、P4では、下向照射が25%で上向照射が75%、そして、P5では、下向照射が0%で上向照射が100%となるように、配置位置P1〜P5の設定を行う。この設定では、下向照射の割合が多いほど直接照明的な照明となり、上向照射の割合が多いほど間接照明的な照明となる。
そして、制御部20では、これらの配置位置P1〜P5のいずれかが指定されると、照明装置10の遮光板2が、これらの指定された配置位置に移動するように、パルスモータコントロール部26がパルスモータを制御する。この制御は、ROM22に記憶されているパルスモータ制御プログラムに基づいて行われる。
又、照明装置10の光源である蛍光灯9の調光レベルとして、一例として、図5に示すような、L0、L1、及び、L2の3段階のレベルを設定する。これらの各レベルとしては、蛍光灯9に商用電源29がそのまま印加された場合の光量レベルを100%とすると、L0は、光量レベルを0%、即ち、消灯状態とし、L1は、光量レベルを50%、そして、L1は、光量レベルを100%とする。そして、制御部20では、これらの調光レベルL0〜L2のいずれかが指定されると、蛍光灯9からこれらの指定されたレベルの光が照射されるように、調光部27を制御する。この制御は、ROM22に記憶されている調光制御プログラムに基づいて行われる。
さらに、制御部20には、上記のパルスモータ制御プログラム、及び、調光制御プログラムの上位プログラムとして、これらのプログラムに指示を出す照明制御プログラムが、ROM22に記憶されている。この照明制御プログラムは、例えば、図6に示すように、時間帯と、遮光板配置位置、及び、調光レベルで構成される予め設定された照明制御データを備えている。この照明制御データは、6時を起点とした24時間、即ち、1日にわたって照明装置10を制御するのに必要なデータで構成されている。この照明制御データにおける遮光板配置位置に関するデータが、前述の配光制御パターンに相当し、調光レベルに関するデータが、前述の調光制御パターンに相当する。
この照明制御プログラムにより、制御部20のCPU21は、時計部25から取得された時刻に基づき、照明制御データ上の時間帯に従って、遮光板配置位置、及び、調光レベルの照明制御データを用いて、パルスモータ制御プログラム、及び、調光制御プログラムを介して、パルスモータコントロール部26や調光部27に指示することにより、照明装置10の制御を行う。
例えば、図6に示す照明制御データの場合、6時から15時までは消灯し、15時になると、点灯すると共に遮光板2の配置位置をP1とし、且つ、調光レベルをL1とする。16時になると、遮光板2の配置位置はP1のままで、調光レベルをL2とする。19時になると、調光レベルはL2のままで、遮光板2の配置位置をP2とする。20時になると、調光レベルは同じくL2のままで、遮光板2の配置位置をP3とする。21時になると、調光レベルは同じくL2のままで、遮光板2の配置位置をP5とする。22時になると、調光レベルは同じくL2のままで、遮光板2の配置位置をP4とする。23時になると、遮光板2の配置位置をP5とし、且つ、調光レベルをL1とする。そして、0時になると、消灯すると共に、その状態を6時まで保つ。
上記の照明制御プログラムにおいて、この照明制御プログラムが備える照明制御データを複数とし、その中から予め選択された照明制御データを用いて照明装置10の制御を行うようにすることともできる。例えば、照明制御プログラムが備える照明制御データとして、上述した図6に示す照明制御データのほか、図7及び図8に示す照明制御データを用いる。そして、これらの中から選択された照明制御データを用いて上記の制御を行うのである。従って、この場合は、最初に、操作部24の表示器とキーボードを用いて、複数の照明制御データの中から1つを選択する選択操作を行う必要がある。
上記の照明装置10によれば、上記の照明装置10では、光源である蛍光灯9を固定すると共に、この固定された蛍光灯9の前に、可動可能な遮光板2を配置し、この可動可能な遮光板2を可変とすることにより、光の照射方向を可変としている。従って、光源を可動させる必要がないので、照明装置を小型化することができ、コストメリットを備えた照明装置を構成することができる。
又、上記の照明装置10を部屋の壁11に設置することによって、光源の光を、部屋11の床付近の下層空間から中層空間までの直接照明的な照射と、部屋11の中層空間から天井付近の上層空間までの間接照明的な照射の、2方向の双方、或いは、一方に振り分けることができる。即ち、上記の照明装置10を部屋の壁11に設置することによって、直接照明と間接照明との切替使用や併用使用を可能にすることができる。
又、上記の照明装置10では、遮光板2の配置位置を移動させると、この遮光板2により振り分けられる照射光の量を変化させることができる。そこで、上述した直接照明と間接照明との併用時に、直接照明に対する照射量と間接照明に対する照射量の割合を、変化させることができる。
又、上記の照明装置10では、回転軸4aをパルスモータにより回転させることにより、遮光板2の配置位置を容易に移動させることができる。従って、直接照明と間接照明との切替えや、直接照明と間接照明の併用時における直接照明に対する照射量と間接照明に対する照射量との割合等を、容易に変化させることができる。
又、上記の照明装置10では、配光制御パターンや、調光制御パターンをデータ化した照明制御データを備えた照明制御プログラムを制御部に記憶することにより、この照明制御データに基づいて、上記の照明装置を自動的に制御することができる。従って、照明による部屋の雰囲気を、使用目的や使用時間帯によって自動的に変化させることができる。
上記の照明装置10において、遮光板2として、半透光性を備えた遮光板を用いるようにしてもよい。このようにすることにより、照明装置10の照明効果に多様性を与えることができる。
又、上記の照明装置10では、光源として蛍光灯9を用いているが、光源としては、これには限られず、白熱灯や水銀灯等、光源として使用可能であれば、他のいかなるものも使用することができる。
本実施の形態における照明装置の、(a)は平面図、(b)は右側面図、そして、(c)は(a)のX−X断面図である。 (a)、(b)、(c)は、本実施の形態における照明装置の遮光板の移動状態を示した断面図である。 本実施の形態における照明装置の制御部の構成を示したブロック図である。 本実施の形態における照明装置の遮光板の配置位置による下向照射と上向照射との割合を示したテーブルである。 本実施の形態における照明装置の遮光板の配置位置による光量を示したテーブルである。 本実施の形態における照明装置の照明制御データの例(その1)を示したテーブルである。 本実施の形態における照明装置の照明制御データの例(その2)を示したテーブルである。 本実施の形態における照明装置の照明制御データの例(その3)を示したテーブルである。
符号の説明
1 本体
1a 側外壁
1b 副空間
1c 隔壁
1d 主空間
1e 隔壁
1f 副空間
1g 側外壁
2 遮光板
3 遮光板支持片
4a 回転軸
4b 回転軸
5a 軸受
5b 軸受
5c 軸受
5d 軸受
6 モータユニット
7 反射板
8 ソケット
9 蛍光灯
10 照明装置
11 壁
20 制御部
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 操作部
25 時計部
26 パルスモータコントロール部
27 調光部
28 制御ライン
29 商用電源

Claims (13)

  1. 光源と、
    該光源から照射される光を一部遮光して、該光源から照射される光を、2方向の双方、或いは、一方に振り分け可能に、該光源と対向して配置され、該配置位置が移動すると、各方向に振り分けられた照射光の量が変化する遮光板と、
    該遮光板の前記配置位置を移動する動力を備えた駆動機構と、
    該駆動機構を制御する制御部と、を備えたことを特徴とする照明装置。
  2. 前記遮光板は、半透光性を備えている請求項1記載の照明装置。
  3. 前記光源は、断面が円形の直管状であり、
    前記遮光板は、前記光源から平行に離間して配置されると共に、前記光源の軸方向に平行な2辺を備えており、該2辺のそれぞれの外縁の外側を、前記振り分けられた照射光が通過するように構成されており、
    前記駆動機構は、回転軸を備えると共に、該回転軸が回転することにより、前記遮光板を前記直管状の光源の管曲面に沿って回動して、前記遮光板の前記配置位置を移動する請求項1又は2記載の照明装置。
  4. 前記光源は、直管状の蛍光灯である請求項3記載の照明装置。
  5. 前記制御部は、前記遮光板が、予め定められた単又は複数の時刻に同期して、予め定められた複数の前記配置位置のいずれかに位置するように、前記駆動機構を制御する請求項1〜4のいずれか1項に記載の照明装置。
  6. 前記制御部は、一定期間の間に、前記遮光板が、予め定められた単又は複数の時刻に同期して、予め定められた複数の前記配置位置のいずれかに位置するように、前記駆動機構を制御する配光制御パターンを記憶すると共に、該記憶された配光制御パターンに基づき、前記駆動機構を制御する請求項5記載の照明装置。
  7. 前記一定期間は、一日である請求項6記載の照明装置。
  8. 前記光源の調光を行う調光部を備えると共に、該調光部を前記制御部が制御する請求項1〜7のいずれか1項に記載の照明装置。
  9. 前記制御部は、前記光源が、予め設定された単又は複数の時刻に同期して、予め設定された複数の明るさのいずれかになるように、前記調光部を制御する請求項8記載の照明装置。
  10. 前記制御部は、一定期間の間に、前記光源が、予め定められた単又は複数の時刻に同期して、予め設定された複数の明るさのいずれかになるように、前記調光部を制御する調光制御パターンを記憶すると共に、該記憶された調光制御パターンに基づき、前記調光部を制御する請求項9記載の照明装置。
  11. 前記一定期間は、一日である請求項10記載の照明装置。
  12. 前記制御部は、前記配光制御パターンと前記調光制御パターンとで構成される照明制御パターンを記憶すると共に、該記憶された照明制御パターンに基づき、前記駆動機構、及び、前記調光部を制御する請求項10又は11記載の照明装置。
  13. 前記制御部は、複数の前記照明制御パターンを記憶していると共に、予め選択されたいずれかの前記照明制御パターンに基づき、前記駆動機構、及び、前記調光部を制御する請求項12記載の照明装置。
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