JP2007334151A - 導光板、およびそれを用いる面状照明装置、ならびに液晶表示装置 - Google Patents

導光板、およびそれを用いる面状照明装置、ならびに液晶表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】高い出射効率で輝度むらの殆どない面状の光を出射することのできる軽量で薄型且つ大型の導光板および面状照明装置並びに液晶表示装置を提供する。
【解決手段】面状照明装置2は導光板18と光源12とを有する。導光板18は、外形形状が矩形状の光射出面18aと、光射出面18の四辺にそれぞれ接続されている4つの側面18c、18d、18e、18fと、それら4つの側面から中央に向かうに従って光射出面18aから遠ざかるように傾斜する4つの傾斜面18g、18h、18i、18jから構成される背面18bとを有する。導光板18の4つの側面に対向するように4つの光源12が配置される。
【選択図】図2

Description

本発明は、点状光源または線状光源の光を面状の光に変換するための導光板、およびそれを用いる面状照明装置、ならびに液晶表示装置に関し、均一で照明面積の大きな面状照明光を出射させるための導光板、およびそれを用いる大きな照明面積を持ち面内均一性の高く、屋内外を照明する面状照明装置、もしくは液晶表示装置の液晶表示パネルや広告パネルや広告塔や看板などのバックライトとして用いられる面状照明装置、ならびに大画面の液晶表示装置に関する。
液晶テレビや液晶モニタなどの液晶表示装置には、液晶表示パネルの裏面側から光を照射し、液晶表示パネルを照明するための面状照明装置(以下、バックライトユニットという)が用いられている。バックライトユニットでは、照明用の光源の直上に光拡散板を配置した直下型と呼ばれる方式が主流となっている。バックライトユニットの光源には、通常、冷陰極管や熱陰極間などの蛍光管が用いられている。直下型方式のバックライトユニットでは、蛍光管からの直接光を光拡散板などで均一な面状の照明光に変換するため、輝度の不均一性(輝度むら)を抑えるために、ある程度の厚さを確保しなければならなかった。
このような直下型方式のバックライトユニットよりも更に薄型のバックライトユニットを実現するための方式として、導光板と呼ばれる透明な樹脂製の平板を用いて光源の光を面状光に変換する導光板方式(サイドライト方式ともいう)が知られている。導光板方式では、導光板の側面(端面)から光を入射させて、導光板の内部で導光しながら側面よりも面積の大きな上面または下面から面状の照明光を出射する。このように、導光板方式のバックライトユニットは、導光板の側面から光を入射させるので、直下型方式のバックライトユニットに比べて薄型化することができる。しかしながら、導光板方式では、導光板の側面から光を入射させるため、入射光量に限界があり、高い輝度の照明光を得ることが困難であった。また、現時点において入手可能な蛍光管は、その外径が最小でも2mm程度であるため、導光板の厚みを蛍光管の外径よりも薄くすることが困難である。
近年、蛍光管に代わって発光ダイオード(LED)が光源として利用されつつある。これは、LEDは、蛍光管に必須な水銀を用いないこと、発光効率が蛍光管よりも優れる可能性があるという利点を有しているからである。そして、LEDを光源として用いたバックライトユニットも提案されている(特許文献1〜3参照)。
特許文献1には、点光源として発光ダイオード(LED)を用い、平板状の導光板の端面に発光ダイオードを配置した照明装置が開示されている。また、特許文献2には、液晶パネルを形成する対向一対の透明質の基板のいずれか一方に、バックライト用光源のLED等による発光素子を配置した液晶表示装置が開示されている。また、特許文献3には、複数のブロックから構成されるそれぞれの導光板の端に白色LEDが配置されたバックライトが開示されている。
特開平11−7014号公報 特開平8−248420号公報 特開2001−92370号公報
近年、薄くて大画面の液晶表示装置の開発が活発化している。薄くて大画面の液晶表示装置を製造するためには、バックライトユニットも薄くて大型にする必要がある。しかし、光源としてLEDを用いた導光板方式のバックライトユニットでは、上述の蛍光管を用いた場合の問題に加えて、更に次のような問題があるため、薄型化および大型化は困難であった。第1の問題は、平板形状またはくさび型形状のサイドライト型の導光板には、導光長に限界があるため、発光面輝度の面内均一性が十分に達成できないという問題である。また、第2の問題は、サイドライト型の導光板では、LEDの配置ピッチ、発光密度[lm/m]に限界があるため、入射光量に限界があるという問題である。
本発明は、上記問題を解消するためになされたものであり、本発明の目的は、高い出射効率で輝度むらの殆どない面状の光を出射することのできる軽量で薄型、かつ大型の導光板を提供することにある。
また、本発明の別の目的は、輝度むらが殆どない大面積の面状の照明光を出射することができる軽量で薄型且つ大型の面状照明装置を提供することにある。
本発明の更に別の目的は、軽量かつ薄型で表示面積の大きな液晶表示装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様は、光源の光を面状の光に変換するための透明な樹脂製の導光板であって、外形形状が矩形状の光射出面と、前記光射出面の四辺にそれぞれ接続され、前記光射出面と略直交する4つの光入射面と、前記光射出面の反対側の面であって、前記4つの光入射面から中央に向かうに従って前記光射出面から遠ざかるように傾斜する4つの傾斜面から構成される背面とを有し、前記4つの光入射面において最小厚みとなり、前記4つの光入射面の中央において最大厚みとなることを特徴とする導光板を提供するものである。
また、本発明の第1の態様の導光板は、さらに、内部に多数の散乱粒子を含み、前記光射出面の一辺の長さをL、当該一辺に直交する方向の辺の長さをLとし、前記散乱粒子の散乱断面積をΦ、前記散乱粒子の密度をN、補正係数をK、対向する2つの前記光入射面間の光の入射方向の距離の長い方の半分の長さをLとしたときに、下記式
1.1≦ΦN≦8.2
0.005≦K≦0.1
1≦L/L≦2
を共に満足するのが好ましい。
ここで、前記4つの傾斜面が、それぞれ平坦に形成されているのが好ましい。
また、前記背面の略中央が、曲面状に形成されているのが好ましい。
また、前記背面を構成する前記4つの傾斜面の接続部分が、曲面で形成されているのが好ましい。
また、前記最大厚みDmaxと前記最小厚みDminの比が、下記式
1<(Dmax/Dmin)≦4
を満足するのが好ましい。
上記課題を解決するために、本発明の第2の態様は、面状の照明光を発生させるための面状照明装置であって、上記第1の態様の導光板と、前記導光板の前記4つの光入射面に対向して配置される4つの光源とを備える面状照明装置を提供するものである。
ここで、前記4つの光源は、それぞれ、複数の白色の発光ダイオードを備えるのが好ましい。
また、前記発光ダイオードの発光密度は、2.0[lm/mm]以上であるのが好ましい。
また、本発明の第2の態様の面状照明装置は、さらに、透明な樹脂製のシートの表面上に複数の角錐形状のプリズムが規則的に配置されたプリズムシートを前記導光板の光射出面側に備えるのが好ましい。
上記課題を解決するために、本発明の第3の態様は、上記第2態様の面状照明装置と、前記面状照明装置の光射出面側に配置される液晶表示パネルと、前記記液晶表示パネルを駆動するための駆動ユニットとを有する液晶表示装置を提供するものである。
本発明の導光板は、外形形状が矩形状の光射出面と、この光射出面の四辺にそれぞれ接続され、光射出面と略直交する4つの光入射面と、光射出面の反対側の面であって、4つの光入射面から中央に向かうに従って光射出面から遠ざかるように傾斜する4つの傾斜面から構成される背面とを有することにより、軽量で薄型且つ大型で形成されることができ、4つの側面から光を入射させることにより、高い出射効率で輝度むらの殆どない面状の光を出射することができる。
また、本発明の面状照明装置は、上記効果を奏する上記構成の導光板を用い、その導光板の4つの光入射面から光を入射させるので、輝度むらが殆どない面内均一性の高い大面積の面状の照明光を出射することができ、軽量で薄型且つ大型の面状照明装置を実現することができ、屋内外を照明する面状照明装置、もしくは液晶表示装置の液晶表示パネルや広告パネルや広告塔や看板などのバックライトとして用いられる面状照明装置として適用できる。
さらに、本発明の液晶表示装置は、輝度むらが殆どない大面積の面状の照明光を出射することができるという効果を奏する上記構成の面状照明装置を備えるので、軽量かつ薄型で画像表示面積の大きな液晶表示装置を実現することができる。
本発明に係る導光板、および、それを用いる本発明に係る面状照明装置、並びにその面状照明装置を備える液晶表示装置について、添付の図面に示す実施形態を基に詳細に説明する。
図1は、本発明に係る面状照明装置を備える液晶表示装置の概略を示す分解側面図である。また、図2は、本発明に係る面状照明装置(以下、バックライトユニットという)の概略構造の分解斜視図である。図1に示されるように、液晶表示装置10は、基本的に、バックライトユニット2と、バックライトユニット2の光出射面側に配置される液晶表示パネル4と、それらを駆動するための駆動ユニット6(バックライトユニット2との接続部は図示せず)とを有する。
液晶表示パネル4は、予め特定の方向に配列してある液晶分子に、部分的に電界を印加してこの分子の配列を変え、液晶セル内に生じた屈折率の変化を利用して、液晶表示パネル4の表面上に文字、図形、画像などを表示することができる。
液晶表示パネル4には、例えば、GH,PC,TN,STN,ECB,PDLC,IPS(In-Plane Switching),VA(Vertical Aligned)方式の各種(MVA,PVA,EVA)、OCB、強誘電性液晶、反強誘電性液晶などの液晶表示モードに従う液晶表示パネルを利用することができる。また、液晶表示パネル4の駆動方式も特に限定されず、単純マトリクス方式、アクティブマトリクス方式など既に知られた駆動方式を利用することができる。
また、駆動ユニット6は、液晶表示パネル4内の透明電極(図示しない)に電圧をかけ、液晶分子の向きを変えて液晶表示パネル4を透過する光の透過率を制御したりすることができる。
本発明に従うバックライトユニット2は、図1および図2に示すように、光源12と、偏光分離フィルム14、拡散フィルム15と、2枚のプリズムシート16および17と、導光板18と、反射板22とを有する。以下、バックライトユニット2を構成するこれらの光学部品について説明する。
まず、光源12について説明する。
図に示されるように、導光板の4つの側面にそれぞれ対向して4つの光源12が配置されている。各光源12は、複数の白色LED20から構成されており、それぞれのLED20が、導光板18の4つの側面18c、18d、18eおよび18fに対向するように配置されている。複数のLED20は一定の間隔で配置されており、導光板18の4つの側面18c、18d、18eおよび18fを取り囲んでいる。光源12から出射した光は、4つの側面18c、18d、18eおよび18fから導光板18の内部に入射する。
導光板18の側面に対向して配置されるそれぞれのLEDは、その側面の反対側の側面に対向して配置されるそれぞれのLEDと、導光板18を介して同軸上に配置されていてもよいし、互いにずれて配置されていても良い。
本発明では、光源12を構成する複数のLED(LD)をある程度高密度に配置することによって光源12が擬似的に薄型の面光源(線状光源)として機能するように構成することが好ましい。ここで重要なのは、導光板の4つの側面に入射させる光の発光密度S[lm/mm]であり、本発明では、この発光密度Sを2.0[lm/mm]以上に設定することが好ましい。4つの側面に必要となる発光密度Sは、導光板の光射出面から射出する必要照度をE[lx]とし、導光板の長手方向の長さをL[m]、それに垂直な方向の長さをL[m]、導光板の厚さをt[m]、導光板の光利用効率をpとすると、以下の式で表すことができる。
Figure 2007334151
発光密度Sが上記式を満たし、発光面積の実サイズが導光板の厚さ未満となるような光源を用いることによって、従来よりも高輝度で、薄型で、大型の面状照明装置を実現することができる。
図示例では、光源12として複数の白色LEDを一定間隔で配置した構成としたが、本発明はこれに限定されず、光源12をLEDアレイ24とカップリングレンズ40から構成することもできる。図3に、LEDアレイ24とカップリングレンズ40から構成される光源の一部を模式的に示す。LEDアレイ24は、赤色、緑色および青色の3種類の発光ダイオード(以下、それぞれR−LED32、G−LED34およびB−LED36という)を用いて形成される複数のRGB−LED30が一列に配置されて構成されている。図3に示すように、R−LED32、G−LED34およびB−LED36が規則的に配置されることによって光源12が構成されており、このような構造のLEDアレイ24が導光板18の各側面に対向して配置されている。
また、図4に示すように、RGB−LED30は、R−LED32、G−LED34およびB−LED36からそれぞれ出射する光が所定の位置において交差するように、3種類のLED(R−LED32、G−LED34およびB−LED36)の光軸の向きが調整されている。このように3種類のLEDを調整することによって、それらLEDの光が混色されて白色光とされる。
また、図3および図4に示すように、RGB−LED30の各LEDの光射出側にカップリングレンズとして3つのボールレンズ42、44および46が配置されている。ボールレンズ42、44および46は、各LEDに対応して配置されている。すなわち、1つのRGB−LED30について3つのボールレンズ42、44および46が組み合わされて用いられている。各LED(R−LED32、G−LED34およびB−LED36)から出射した光は、ボールレンズ42、44および46によって平行光にされる。そして、所定の位置で交わって白色光にされた後、導光板18の光混合部に入射する。3つのボールレンズ42、44および46を組み合わせて用いたカップリングレンズは、3軸を持ったレンズであり、RGB−LEDの各LEDの光を1点に絞り込んでミキシングすることができる。
ここでは、カップリングレンズとしてボールレンズを用いたが、これに限らず、LEDが発する光を平行光にすることができれば特に限定されない。カップリングレンズには、例えば、シリンドリカルレンズ、レンチキュラ、かまぼこ型のレンズ、フレネルレンズなどを用いることもできる。
3原色のLED(R−LED32、G−LED34およびB−LED36)を用いて構成されたRGB−LED30や白色LED20は、従来のバックライト用の光源として使用される冷陰極管(CCFL)と比較して色再現領域が広く色純度が高いため、このRGB−LED30または白色LED20をバックライト用光源として使用した場合には、従来よりも色再現性が高くなり、鮮やかな色彩の画像を表示することが可能になる。
また、本実施形態では光源としてLEDを用いたが、本発明はこれに限定されず、個繧繝として、冷陰極管、熱陰極管、または、外部電極蛍光管などを用いることもできる。
つぎに、バックライトユニット2の導光板18について、図2および図5を参照して説明する。図5(A)は、本発明に従う導光板18の概略背面図であり、図5(B)は、図5(A)に示される導光板のB−B線矢視図であり、図5(C)は、C−C線矢視図である。
導光板18は、図2、図5(A)〜(C)に示すように、略矩形形状の平坦な光射出面18aと、四角錐形状の背面18bと、光射出面18aに垂直な4つの矩形状の側面18c、18d、18eおよび18fとを有している。本発明に従う導光板18では、4つのそれぞれの側面18c、18d、18eおよび18fから光源の光が入射され、これら4つの側面18c、18d、18eおよび18fが光の入射面である。導光板18の側面18c、18d、18eおよび18fは平坦に形成されており、上述したように、それぞれの側面18c、18d、18eおよび18fに対向して光源12が配置されている。
図示例では、導光板18の側面18c、18d、18eおよび18fは、それぞれ平坦に形成されているが、凸形状に形成されていても凹形状に形成されていてもよい。また、導光板18の側面18c、18d、18eおよび18fは、光射出面18aに対して傾斜するように形成されていても良い。この場合は、光源からの光が側面に対して垂直に入射するように光源の配置を調整することができる。
導光板18は、中央が最も厚くなっており、中央から4つの側面18c、18d、18eおよび18fに向かって厚さが漸減し、導光板18の端部で厚さが最も薄くなっている。
導光板18の厚さは特に限定されないが、中央部が最も厚くなりすぎると、導光板全体が厚くなってしまうという理由から、最大厚みと最小厚みの比は、4未満であることが好ましい。
また、特に、最大厚みと最小厚みの比が、1.5〜2.5であるのが好ましく、最も好ましくは、2程度であることが良い。その理由は、現在使用されているLEDを用いたライン光源の厚さは、最小のものでも、約1〜2mm程度であり、これに対して従来技術で用いられる平板の導光板は、約5〜8mmである。本発明は、従来に比べて、光利用効率を最大化しながら薄型化を実現することが好ましい条件であることから、導光板の最大厚みを約2〜4mmとすることが可能な条件が好ましいからである。
導光板18の背面18bは、中央を頂点とする四角錐の形状を有し、4つの三角形状の平坦な傾斜面18g、18h、18iおよび18jから形成されている。それぞれの傾斜面18g、18h、18iおよび18jは、光射出面18aに対して所定の角度で傾斜している。図示例では、それぞれの傾斜面18g、18h、18iおよび18jを平坦に形成したが、本発明はこれに限定されず、凸状または凹状の曲面でそれぞれの傾斜面18g、18h、18iおよび18jを形成してもよい。
また、導光板18の背面18bの中央部分を、光射出面18aに平行となるような平坦面で形成しても良いし、曲面に形成しても良い。このように導光板18の背面18bの中央部分を、光射出面18aに平行な平坦面または曲面で形成することによって、光射出面18aの中央部分において暗部が発生することを低減することができ、輝度むらが一層低減された照明光を得ることができる。
また、導光板18の背面18bにおいて、隣接する傾斜面の接続部分の全部または一部を曲面で構成してもよい。このように、導光板18の背面18bの隣接する傾斜面の接続部分を曲面で構成することによって、光射出面18aの、傾斜面の接続部分に対応する部分において暗線が発生することを低減することができ、輝度むらがより一層低減された照明光を得ることができる。
また、本発明では、導光板18の背面18bを構成するそれぞれの傾斜面18g、18h、18iおよび18jに複数のプリズム列を形成してもよい。また、このようなプリズム列の代わりに、プリズムに類する光学素子を規則的に形成することもできる。例えば、レンチキュラーレンズ、凹レンズ、凸レンズ、ピラミッド型など、レンズ効果を有する光学素子を導光板の背面のそれぞれの傾斜面に形成することもできる。
図2および図5(A)〜(C)に示される導光板18では、4つの側面18c、18d、18eおよび18fから入射した光は、散乱粒子(詳細は後述する)によって散乱されつつ光射出面18aから出射する。このとき、導光板18の内部を通過している光の一部は、背面18bから漏出する場合もあるが、漏出した光は導光板18の背面を覆うようにして配置されている反射板22によって反射されて再び導光板18の内部に入射する。反射板22については後に詳しく説明する。
導光板18は、透明樹脂に、光を散乱させるための散乱粒子が混錬分散されて形成されている。導光板18は、例えば、射出成形法、プレス成形法によって製造されるが、プレス成形法は、押出成形断面が均一でないため、射出成形法によって製造されるのが良い。
導光板18に用いられる透明樹脂の材料としては、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PP(ポリプロピレン)、PC(ポリカーボネート)、PMMA(ポリメチルメタクリレート)、ベンジルメタクリレート、アクリル樹脂、MS樹脂、あるいはCOP(シクロオレフィンポリマー)のような光学的に透明な樹脂が挙げられる。導光板18に混錬分散させる散乱粒子としては、アトシパール、シンコーン、シリカ、ジルコニア、誘電体ポリマなどを用いることができる。このような散乱粒子を導光板18の内部に含有させることによって、均一で輝度むらが少ない照明光を光出射面から出射することができる。
また、本実施形態では、導光板18の長手方向の長さをL、それに垂直な方向(短手方向)の長さをLとし、導光板18に含まれる散乱粒子の散乱断面積をΦ、対向する2つの光入射面間の光の入射方向の距離の長い方の半分の長さ(すなわち、本実施形態では、L/2)をL、導光板18に含まれる散乱粒子の密度(単位体積あたりの粒子数)をN、補正係数をKとしたときに、下記式(1)、(2)および(3)を共に満たすように、導光板の寸法、ならびに内部に含まれる散乱粒子の粒子数および粒子サイズの少なくとも一つが調整される。
1.1≦ΦN≦8.2 ・・・(1)
0.005≦K≦0.1 ・・・(2)
1≦L/L≦2 ・・・(3)
上記式(1)、(2)および(3)を共に満たすように、導光板を構成することによって、光利用効率を高め、輝度の面内均一性を同時に実現することができる。以下、その理由を説明する。
一般的に、平行光束を等方媒質に入射させた場合の透過率Tは、Lambert−Beer則により下記式(4)で表される。
T=I/I=exp(−ρ・x)(4)
ここで、xは光の伝搬距離、Iは入射光強度、Iは出射光強度、ρは減衰定数である。
上記減衰定数ρは、散乱粒子の散乱断面積Φと媒質に含まれる単位体積当たりの散乱粒子数Npとを用いて下記式(5)で表される。
ρ=Φ・N・・・(5)
したがって、導光板における光軸方向の長さをLとすると、光の取出効率Eoutは、下記式(6)で与えられる。ここで、導光板の光軸方向の半分の長さLは、導光板18の光入射面に垂直な方向における導光板18の一方の光入射面から導光板18の中心までの長さとなる(すなわち、1つの光入射面に入射された光が光出射面から射出されるべき最も遠い距離ということもできる)。したがって、例えば、図1および図2に示す導光板18の場合には、端導光板における光軸方向の長さLは、光の入射方向(光軸方向)における導光板の長手方向の半分の長さL/2となる。
また、光の取出効率とは、入射光に対する、導光板の光入射面から光軸方向に長さL離間した位置に到達する光の割合であり、例えば、図1および図2に示す導光板18の場合は、端面(光入射面)に入射する光に対する導光板18の中心(導光板の光軸方向(特に、長手方向)の半分の長さとなる中央点の位置)に到達する光の割合である。
out∝exp(−Φ・N・L)・・・(6)
ここで、上記式(6)は、有限の大きさの空間におけるものであり、上記式(4)との関係を補正するための補正係数Kを導入する。補正係数Kは、有限の空間の光学媒質中で光が伝搬する場合に経験的に求められる無次元の補正係数である。そうすると、光の取出効率Eoutは、下記式(7)で表される。
out=exp(−Φ・N・L・K)・・・(7)
上記式(7)に従えば、Φ・N・L・Kの値が3.5のときに、光の取出効率Eoutが3%であり、Φ・N・L・Kの値が4.7のときに、光の取出効率Eoutが1%である。
この結果より、Φ・N・L・Kの値が大きくなると、光の取出効率Eoutが低くなることが分かる。光は導光板の光軸方向へ進むにつれて散乱するため、光の取出効率Eoutが低くなると考えられる。
したがって、Φ・N・L・Kの値は大きいほど導光板として好ましい性質であることが分かる。つまり、Φ・N・L・Kの値を大きくすることで、光の入射面と対向する面から射出される光を少なくし、光射出面から射出される光を多くすることができる。すなわち、Φ・N・L・Kの値を大きくすることで、入射面に入射する光に対する光射出面から射出される光の割合(以下「光利用効率」ともいう。)を高くすることができる。具体的には、Φ・N・L・Kの値を1.1以上とすることで、光利用効率を50%以上にすることができる。
ここで、Φ・N・L・Kの値を大きくすると、導光板18の光射出面18aから出射する光の照度むらが顕著になるが、Φ・N・L・Kの値を8.2以下とすることにより、照度むらを一定以下(許容範囲内)に抑えることができる。なお、照度と輝度は略同様に扱うことができる。従って、本発明においては、輝度と照度とは、同様の傾向があると推測される。
以上より、本発明の導光板のΦ・N・L・Kの値は、上記式(1)のように、1.1以上かつ8.2以下であるという関係を満たすことが好ましく、2.0以上かつ7.0以下であることがより好ましい。また、Φ・N・L・Kの値は、3.0以上であればさらに好ましく、4.7以上であれば最も好ましい。
また、補正係数Kは、上記式(2)のように、0.005以上0.1以下であることが好ましい。
まず、本発明者は、図1および図2に示す散乱粒子分散導光板18を用い、散乱粒子の散乱断面積Φ、粒子密度N、導光板の光軸方向の半分の長さL、補正係数Kを種々の値とし、Φ・N・L・Kの値が異なる各導光板について、計算機シミュレーションにより光利用効率を求め、さらに照度むらの評価を行った。ここで、照度むら[%]は、導光板の光射出面から射出される光の最大照度をIMaxとし、最小照度をIMinとし、平均照度をIAveとしたときの[(IMax−IMin)/IAve]×100とした。
また、図10に、Φ・N・L・Kの値と光利用効率(光入射面に入射する光に対して光射出面から射出される光の割合)との関係を測定した結果を示す。
図10に示すように、Φ・N・L・Kを1.1以上とすることで、光利用効率を大きくすること、具体的には光利用効率を50%以上とすることができ、8.2以下とすることで、照度ムラを150%以下にすることができることがわかる。
また、Kcを0.005以上とすることで、光利用効率を高くすることができ、0.1以下とすることで、導光板からの射出される光の照度むらを小さくすることができることがわかる。
次に、導光板に混錬分散または混合分散させる散乱微粒子の粒子密度Nが種々の値の導光板を作成し、それぞれの導光板の光射出面の各位置から射出される光の照度分布を測定した。ここで、本実施形態では、粒子密度Nを除いて他の条件、具体的には、散乱断面積Φ、導光板の光軸方向の半分の長さL、補正係数K、導光板の形状等は、同じ値とした。従って、本実施形態では、Φ・N・L・Kは、粒子密度Nに比例して変化する。
このようにして種々の粒子密度の導光板について、それぞれ光射出面から射出される光の照度分布を測定した結果を図11に示す。図11は、縦軸を照度[lx]とし、横軸を導光板の一方の光入射面からの距離(導光長)[mm]とした。
さらに、測定した照度分布の導光板の側壁から射出される光の最大照度をIMaxとし、最小照度をIMinとし、平均照度をIAveとしたときの照度むら[(IMax−IMin)/IAve]×100[%]を算出した。
図12に、算出した照度むらと粒子密度との関係を示す。図12では、縦軸を照度むら[%]とし、横軸を粒子密度[個/m3]とした。また、図12には、横軸を同様に粒子密度とし、縦軸を光利用効率[%]とした、光利用効率と粒子密度との関係も併せて示す。
図11および図12に示すように、粒子密度を高くする、つまり、Φ・N・L・Kを大きくすると、光利用効率は高くなるが、照度むらも大きくなる。また、粒子密度を低くする、つまり、Φ・N・L・Kを小さくすると、光利用効率は低くなるが、照度むらを小さくなることがわかる。
ここで、Φ・N・L・Kを1.1以上8.2以下とすることで、光利用効率を50%以上とし、かつ、照度むらを150%以下とすることができる。照度むらを150%以下とすることで、照度むらを目立たなくすることができる。
以上から、Φ・N・L・Kを1.1以上8.2以下とすることで、光利用効率を一定以上とし、かつ照度むらも低減することができ、Kcを0.005以上とすることで、光利用効率を高くすることができ、0.1以下とすることで、導光板からの射出される光の照度むらを小さくすることができる。
ところで、導光板18の利用効率を高めるためには、側面から入射した光が反対側の側面を抜けることによる光損失を最低限に抑え、入射光のほとんどを光出射面から出射させるようにすればよい。導光板18の内部の散乱効果は、上記のように、導光板の内部に含ませる散乱粒子の粒径、散乱粒子の屈折率、散乱粒子の粒度分布、および、導光板の母材となる材料の屈折率からMie理論によって決定される散乱断面積(単位時間当たりに散乱するエネルギー)と、散乱粒子の粒子密度と、入射してから導光する距離とによって関連付けられる。
本発明に従うバックライトユニットでは、図2および図5(A)〜(C)に示されるように、導光板18の4つの側面18c、18d、18eおよび18fから光を入射させる。ここで、導光板18の光射出面18が正方形ではなく長方形である場合は、導光板18の4つの側面18c、18d、18eおよび18fから光を入射させたときに、長手方向に平行な側面18dおよび18gから入射する光が光射出面18aの略中央から出射されるまでの導光長(光路長)と、長手方向に垂直な側面18cおよび18eから入射する光が光射出面18aの略中央から出射されるまでの導光長が異なってしまう。そのため、導光板18の長手方向の長さをL[m]、長手方向に垂直な方向(短手方向)の長さをL[m]としたときに、これらの比(L/L)が大きすぎると、以下のような問題が起こる。
まず、導光板18の長手方向に平行な2つの側面18dおよび18gから入射した入射光のほとんどを光出射面18aから出射させるために、上記式におけるLにLを代入して上記式(1)に基づいて導光板18に含ませる散乱粒子の粒子密度および散乱断面積を調整すると、長手方向に垂直な2つの側面18cおよび18eから入射した光の殆どが導光板18の略中央に到達するまでに散乱してしまい、導光板18の中央部まで到達する光が減少して輝度むらが発生する恐れがある。
これに対し、導光板18の長手方向に垂直な2つの側面18cおよび18eから入射した入射光のほとんどを光出射面18aから出射させるために、上記式におけるLにLを代入して上記式(1)および(2)に基づいて導光板18に含ませる散乱粒子の粒子密度および散乱断面積を調整すると、長手方向に平行な2つの側面18dおよび18gからそれぞれ入射した光に対して、導光板18の中央部を通過して反対側の側面から出射する光の割合が増加して、光利用効率が低下してしまう恐れがある。
そこで、本発明では、上記式(1)、(2)および(3)を共に満たすように、すなわち、Φ・N・L・Kの値が1.1以上8.2以下となり、かつ、導光板の長手方向の長さLとそれに垂直な方向の長さLbとの比L/Lが1以上2以下となるように、導光板を構成する。これにより、導光板の光利用効率が高められ、輝度の面内均一性の高い照明光が得られる。
以上が、本発明に用いられる散乱粒子分散導光板が、上記関係式(1)、(2)および(3)を満足するようにする理由である。
また、従来の平板状の導光板においては、光利用効率が最大になるように上記式に基づいて散乱粒子を混入させると、光射出面で輝度ムラが現れる。これは散乱粒子の存在により、入光面である側面の近傍の光射出面から多くの入射光が出射してしまうためである。そこで、本発明の導光板は、光射出面と反対側の面を四角錐形状に形成して、導光板の中央が厚くなるように、光射出面に対して背面を傾斜させている。これにより、導光板の側面から入射した光線のうち、傾斜した背面で全反射する光線の量が増加し、導光板の中央に向かう光線が増加する。また、導光板の背面を傾斜させることにより、光を入射させる側面の近傍の光射出面や背面から、導光板の内部に入射した光が導光板の外部に漏れることが抑えられるので、入射光を導光板の中央付近まで導くことが可能となる。また、導光板の側面から入射して中央部を通過した光線は、傾斜した背面によって反射して光出射面から出射しやすくなるので、出射効率も向上する。
従来のサイドライト型の導光板は、平板状、または楔形(導光する距離が増加するほど導光板の厚さが漸減する)の形状で形成されており、かかる導光板の一方の側面または互いに対向する両方の側面に光源が配置され、一方の側面または両方の側面から光が入射される。これに対して、本発明に従う導光板は、中心に対して点対称な形状(四角錐形)を有しているので、4つの側面のすべてから光を入射させることができる。したがって、使用する光源(LED)の発光密度が従来と同一な場合は、本発明の導光板の内部には、従来よりも4倍または2倍の光を入射させることができる。それゆえ、本発明の導光板は、従来のサイドライト型の導光板に比べて高輝度を達成できる。
また、皿に、同一の発光密度で光源を配置させる場合、従来と同一の出射輝度を維持しながら導光板の厚さを1/4倍または1/2倍にすることができるので、従来に比べて薄型化を達成できる。
さらには、従来の導光板と同一の厚さで本発明の導光板を構成し、従来と同一の発光密度の光源を用いてバックライトユニットを構成した場合には、光源に投入する電力を従来よりも低減させても従来と同一の出射輝度を維持することができる。そのため、本発明の導光板を用いれば、光源(LED)の数を増加させた場合、同一の駆動電力で駆動した場合は導光板の光利用効率が従来に比べて高い観点で省電力化は可能であるので、LED一個の駆動電力を低減しすることで、より低消費電力にすることが可能になり、その結果、全体として、光源に投入する電力をに削減でき、低消費電力化を達成できる。
また、上記の透明樹脂に可塑剤を混入して導光板を作製してもよい。
このように、透明材料と可塑剤とを混合した材料で導光板を作製することで、導光板をフレキシブルにすること、つまり、柔軟性のある導光板とすることができ、導光板を種々の形状に変形させることが可能となる。従って、導光板の表面を種々の曲面に形成することができる。
これにより、例えば、導光板、または、この導光板を用いた面状照明装置を電飾(イルミネーション)関係の表示板として用いる場合に、曲率を持つ壁にも装着することが可能となり、導光板をより多くの種類、より広い使用範囲の電飾やPOP(POP広告)等に利用することができる。
ここで、可塑剤としては、フタル酸エステル、具体的には、フタル酸ジメチル(DMP)、フタル酸ジエチル(DEP)、フタル酸ジブチル(DBP)、フタル酸ジ−2−エチルヘキシル(DOP(DEHP))、フタル酸ジノルマルオクチル(DnOP)、フタル酸ジイソノニル(DINP)、フタル酸ジノニル(DNP)、フタル酸ジイソデジル(DIDP)、フタル酸混基エステル(C〜C11)(610P、711P等)、フタル酸ブチルベンジル(BBP)が例示される。また、フタル酸エステル以外にも、アジピン酸ジオクチル(DOA)、アジピン酸ジイソノニル(DINA)、アジピン酸ジノルマルアルキル(C6、8、10)(610A)、アジピン酸ジアルキル(C7、9)(79A)、アゼライン酸ジオクチル(DOZ)、セバシン酸ジブチル(DBS)、セバシン酸ジオクチル(DOS)、リン酸トリクレシル(TCP)、アセチルクエン酸トリブチル(ATBC)、エポキシ化大豆油(ESBO)、トリメリット酸トリオクチル(TOTM)、ポリエステル系、塩素化パラフィン等が例示される。
本実施形態のバックライトユニット2では、入射される光をミキシングするための光混合部を導光板18の4つの側面に密着するように設けることもできる。光混合部は、透明な樹脂に、光を散乱する粒子が混入された柱状の光学部品として構成することができ、各LEDから出射される光をミキシングして導光板の内部に入射させる機能を有する。光混合部の材料には、基本的には、導光板18と同じ材料を用いることができ、導光板18と同様に、内部に光を散乱させるための散乱体を含むことができる。光混合部の内部に含有させる散乱体の密度等は、導光板18と同じであっても異なっていても良い。また、光混合部は、LEDに近接して配置されるため、耐熱性の高い材料を用いて形成されることが好ましい。
つぎに、偏光分離フィルム14について説明する。
本実施形態においては、好ましい形態として、拡散フィルム15の光射出側に偏光分離フィルム14が配置されている。偏光分離フィルム14は、拡散フィルム15の光射出面から出射する光のうち、所定の偏光成分、例えば、p偏光成分を選択的に透過させ、それ以外の偏光成分、例えば、s偏光成分の殆どを反射させることができる。偏光分離フィルム14は、反射した光を導光板に再度入射させて、再利用することができるので、光の利用効率を高め、輝度を格段に向上させることができる。かかる偏光分離フィルム14は、例えば、透明樹脂に針状粒子を混錬して分散させて得られた板材を延伸させて、針状粒子を所定の方向に配向させることによって得られる。偏光分離フィルム14としては、公知のものを用いることができる。
ここでは、偏光分離フィルム14と拡散フィルム15を別部材として構成しているが、偏光分離フィルム14を拡散フィルム15と一体にしてもよい。
また、図示例では、偏光分離フィルム14を拡散フィルム15の光射出側に配置したが、本発明はこれに限定されず、導光板18の光射出面18aの直上に配置しても良い。このように、導光板18の光射出面18aの直上に偏光分離フィルム14を配置する場合は、偏光分離フィルム14を、導光板18の製造時に圧着または融着させて一体化させることが好ましい。これにより、導光板18の光射出面18aと偏光分離フィルム14との間に空気を介在させることなく、互いを密着させることができる。
ついで、プリズムシート16および17について説明する。
図1および2に示されるように、導光板18と拡散フィルム15の間に2枚のプリズムシートが設けられている。プリズムシートは、透明なシートの表面上に複数の細長いプリズムを互いに平行に配列させることにより形成される光学部材であり、導光板18の光射出面から出射する光の集光性を高めて輝度を改善することができる。プリズムシート16とプリズムシート17は、それぞれのプリズム列の延在する方向が互いに直交するように配置されている。また、プリズムシート16および17は、それぞれのプリズムの頂角が導光板18の光出射面18aに対して対向しないように配置される。これら2枚のプリズムシート16および17の配置順序は特に限定されない。
また、ここでは、複数の三角プリズムが透明な樹脂シート上に配置された2枚のプリズムシート16および17を用いたが、2枚のプリズムシート16および17の代わりに、プリズムに類する光学素子が規則的に配置されたシートを用いても良い。また、レンズ効果を有する素子、例えば、レンチキュラーレンズ、凹レンズ、凸レンズ、ピラミッド型などの光学素子を規則的に備えるシートをプリズムシートの代わりに用いることもできる。
本実施形態では、2枚のプリズムシート16および17を用いてバックライトユニット22を構成したが、どちらか1枚のプリズムシートだけを用いてバックライトユニット2を構成しても良い。また、2枚のプリズムシート16および17に代えて、図6に示されるような、透明な樹脂製シート52の表面上に、多数のピラミッド型のプリズム54が規則的に配置されたピラミッド型プリズムシート50を用いてバックライトユニットを構成することもできる。このようなピラミッド型プリズムシート50を用いることによって、4つの側面から光を入射させる本発明に従う導光板の光射出面から出射する照明光に対して最適な集光効果が得られ、且つ、バックライトユニットの部品点数を削減することができる。
つぎにバックライトユニット2の反射板22について説明する。
反射板22は、導光板18の背面18bから漏洩する光を反射して、再び導光板18に入射させるために設けられており、光の利用効率を向上させることができる。反射板22は、導光板18の背面18bに対応した形状で、背面18bを構成する各傾斜面18g、18h、18iおよび18jをそれぞれ覆うように形成される。図1では、導光板の背面が四角錐形状に形成されているので、反射板22も同様に四角錐形状に形成されている。なお、前述したように、導光板18の背面18bの各傾斜面18g、18h、18iおよび18jを曲面で形成した場合には、反射板22も同様に曲面で形成される。また、導光板18の背面18bの各傾斜面8g、18h、18iおよび18jの接続部分を曲面で形成する場合は、反射板22の、各傾斜面の接続部分に対応する部分が曲面で形成される。
反射板22は、導光板18の傾斜面から漏洩する光を反射することができれば、どのような材料で形成されてもよく、例えば、PETやPP(ポリプロピレン)等にフィラーを混練後延伸することによりボイドを形成して反射率を高めた樹脂シート、透明もしくは白色の樹脂シート表面にアルミ蒸着などで鏡面を形成したシート、アルミ等の金属箔もしくは金属箔を担持した樹脂シート、あるいは表面に十分な反射性を有する金属薄板により形成することができる。
つぎに、拡散フィルム15について説明する。
拡散フィルム15は、図1に示されるように、偏光分離フィルム14とプリズムシート16との間に配置される。拡散フィルム15は、フィルム状部材に光拡散性を付与して形成される。フィルム状部材は、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PP(ポリプロピレン)、PC(ポリカーボネート)、PMMA(ポリメチルメタクリレート)、ベンジルメタクリレート、MS樹脂、あるいはCOP(シクロオレフィンポリマー)のような光学的に透明な樹脂を材料に形成することができる。
拡散フィルム15の製造方法は特に限定されないが、例えば、フィルム状部材の表面に微細凹凸加工や研磨による表面粗化を施して拡散性を付与したり、表面に光を散乱させるシリカ、酸化チタン、酸化亜鉛等の顔料や、樹脂、ガラス、ジルコニア等のビーズ類をバインダとともに塗工したり、上記顔料やビーズ類を上記透明な樹脂中に混練したりすることで形成することができる。他には、反射率が高く光の吸収が低い材料で、例えば、Ag、Alのような金属を用いて形成することもできる。
本発明において、拡散フィルム15としては、マットタイプやコーティングタイプの拡散フィルムを用いることができる。
図では、拡散フィルム15を偏光分離フィルム14とプリズムシート16との間に配置したが、拡散フィルム15の配置移置は特に限定されず、導光板18とプリズムシート17との間に配置しても良い。
このように導光板18とプリズムシート17の間に拡散フィルム15を配置する場合は、拡散フィルム15は、導光板18の光射出面に密着することなく、所定の距離だけ離して配置されてもよく、その距離は導光板18の光射出面からの光量分布に応じて適宜変更することができる。
このように拡散フィルム15を導光板18の光射出面から所定の間隔だけ離すことにより、導光板18の光射出面から射出する光が、光射出面と拡散フィルム15の間で更にミキシング(混合)される。これにより、拡散フィルム15を透過して液晶表示パネル4を照明する光の輝度を、より一層均一化することができる。
拡散フィルム15を導光板18の光射出面から所定の間隔だけ離す方法としては、例えば、拡散フィルム15と導光板18との間にスペーサを設ける方法などを用いることができる。
以上、本発明に係るバックライトユニットの構成部品について詳細に説明した。
本発明においては、バックライトユニットの導光板の光射出面側に配置される光学部品の配置順序は特に限定されない。例えば、導光板の光射出面上に、1枚のプリズムシート、拡散フィルム、偏光分離フィルムをこの順で配置してバックライトユニットを構成してもよいし、導光板の光射出面上に、拡散フィルム、2枚のプリズムシート、偏光分離フィルムをこの順で配置したり、導光板の光射出面上に、上述したピラミッド型プリズムシート、拡散フィルム、偏光分離フィルムをこの順で配置してバックライトユニットを構成しても良い。また、前述したように、導光板の光射出面上に偏光分離フィルムを一体で形成した場合には、その偏光分離フィルムの上に、2枚のプリズムシートを配置したり、1枚のピラミッド型プリズムシートを配置してバックライトユニットを構成することもできる。
つぎに、図1および2に示す構造を有するバックライトユニットの照明光の輝度分布をシミュレーションにより求めた。その結果を図7に示す。また、図7には、比較のために、平板状の導光板を用い、その導光板の対向する2つの側面に光源を配置した以外は図1と同様の構造を有するバックライトユニット(比較例1とする)の照明光の輝度分布をシミュレーションにより求めた結果と、平板状の導光板を用いた以外は図1と同様の構造を有するバックライトユニット(比較例2とする)の照明光の輝度分布をシミュレーションにより求めた結果も示している。図7において、横軸は、バックライトユニットの短辺方向の一方の端部から他方の端部までの距離を示しており、縦軸は、バックライトユニットの光射出面の輝度を示している。
図7に示したグラフは、22インチ(約56cm)サイズの導光板を用いた場合のシミュレーション結果である。図7のグラフから、本発明に従うバックライトユニットは、比較例1の、導光板の2つの側面から光を入射させるタイプのバックライトユニットの約2倍の輝度を達成することができることがわかる。また、本発明に従うバックライトユニットは、平板状の導光板を用いて4つの側面から光を入射させた比較例2のバックライトユニットに比べて、輝度むらが抑制されている。
また、図1および2に示すバックライトユニット2の導光板18の背面18bの頂点部分を曲面で形成した場合の照明光の輝度分布をシミュレーションにより求めた。その結果を図8に分布Aで示す。図8に示すグラフでは、図7に示したグラフと同様に、横軸は、バックライトユニットの短辺方向の一方の端部から他方の端部までの距離を示し、縦軸は、バックライトユニットの光射出面の輝度を示している。また、図8には、導光板の背面の頂点部分を曲面で形成していない本発明に従うバックライトユニットの照明光の輝度分布(分布B)も示している。このグラフから、図1および2に示される形状の導光板の背面の頂点部分を曲面形状で形成することによって、バックライトユニットの光射出面の中心部での輝度むらが改善されていることがわかる。
つぎに、本発明に従う導光板の光射出面の大きさと、その導光板を用いてバックライトユニットを構成したときに、目標の照度を得るために導光板の側面から入射させるのに必要な発光密度との関係を示すグラフを図9に示した。また、比較のために、平板状の導光板を用い、その導光板の互いに対向する2つの側面から光を入射させるバックライトユニット(比較例3とする)についてのグラフも示した。ここで、発光密度の算出条件は、導光板の長手方向の長さLaと、それに垂直な方向の長さLとの比L/Lを1.78とし、導光板の光利用効率pを0.8、目標照度Eを25000[lx]、導光板の厚さtを1.0[mm]として、上記式に基づいて算出した。
図9からわかるように、発光密度が0.5[lm/mm]のLED(1.0[lm]程度の汎用のチップ型LED)を光源として使用する場合、比較例3のバックライトユニットの最大サイズは2インチ(約5センチ)であるのに対し、本発明のバックライトユニットの最大サイズは4インチ(約10センチ)となる。また、発光密度が2.5[lm/mm]のLED(5.0[lm]程度の高輝度タイプのチップ型LED)を光源として使用する場合は、比較例3のバックライトユニットの最大サイズは10インチ(約25センチ)であるのに対し、本発明のバックライトユニットの最大サイズは20インチ(約50センチ)となる。このように、同じ発光密度の光源を用いた場合であっても、本発明によれば、従来よりも照明面積の大きなバックライトユニットを実現することができる。
また、更には、発光密度が10.0[lm/mm]のLED(20.0[lm]程度の超高輝度タイプのチップ型LED)を光源として使用すれば、軽量で輝度むらが抑制された、最大サイズが80インチ(約203センチ)の超大型のバックライトユニットを実現することができる。
以上、本発明に従う導光板およびそれを用いるバックライトユニット並びに液晶表示装置について詳細に説明したが、本発明は上記実施態様に限定はされず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。
本発明に係るバックライトユニットを備える液晶表示装置の概略断面図である。 本発明に係るバックライトユニットの分解斜視図である。 赤色、緑色および青色の3種類の発光ダイオードを用いて構成される複数のRGB−LEDの配置の様子を模式的に示す図である。 RGB−LEDとカップリングレンズの模式図である。 (A)は、本発明に係る導光板の背面図であり、(B)は、(A)に示す導光板のB−B線矢視図であり、(C)は、(A)に示す導光板のC−C線矢視図である。 ピラミッド型プリズムシートの概略斜視図である。 本発明に係るバックライトユニットの照明光の輝度分布のシミュレーション結果を示すグラフである。 導光板の背面の頂点部分を曲面で形成した場合にバックライトユニットの光射出面から得られる照明光の輝度分布のシミュレーション結果を示すグラフである。 本発明に従う導光板の光射出面の大きさと、目標の照度を得るために導光板の側面から入射させるのに必要な発光密度との関係を示すグラフである。 導光板内の散乱粒子の散乱能を表すΦ・N・L・Kと光利用効率との関係を示すグラフである。 散乱粒子の粒子密度が異なるそれぞれの導光板から射出された光の照度をそれぞれ測定した結果を示すグラフである。 光利用効率および照度むらと粒子密度との関係を示すグラフである。
符号の説明
2 バックライトユニット
4 液晶表示パネル
6 駆動ユニット
10 液晶表示装置
14 偏光分離フィルム
15 拡散フィルム
16、17 プリズムシート
18 導光板
18a 光出射面
18b 背面
18c、18d、18e、18f 側面
18g、18h、18i、18j 傾斜面
20 白色LED
30 RGB−LED
32 R−LED
34 G−LED
36 B−LED
42、44、46 ボールレンズ
40 カップリングレンズ
50 ピラミッド型プリズムシート
52 透明シート
54 ピラミッド型プリズム

Claims (11)

  1. 光源の光を面状の光に変換するための透明な樹脂製の導光板であって、
    外形形状が矩形状の光射出面と、
    前記光射出面の四辺にそれぞれ接続され、前記光射出面と略直交する4つの光入射面と、
    前記光射出面の反対側の面であって、前記4つの光入射面から中央に向かうに従って前記光射出面から遠ざかるように傾斜する4つの傾斜面から構成される背面とを有し、
    前記4つの光入射面において最小厚みとなり、前記4つの光入射面の中央において最大厚みとなることを特徴とする導光板。
  2. さらに、内部に多数の散乱粒子を含み、
    前記光射出面の一辺の長さをL、当該一辺に直交する方向の辺の長さをLとし、前記散乱粒子の散乱断面積をΦ、前記散乱粒子の密度をN、補正係数をK、対向する2つの前記光入射面間の光の入射方向の距離の長い方の半分の長さをLとしたときに、下記式
    1.1≦ΦN≦8.2
    0.005≦K≦0.1
    1≦L/L≦2
    を共に満足する請求項1に記載の導光板。
  3. 前記4つの傾斜面が、それぞれ平坦に形成されている請求項1または2に記載の導光板。
  4. 前記背面の略中央が、曲面状に形成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の導光板。
  5. 前記背面を構成する前記4つの傾斜面の接続部分が、曲面で形成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の導光板。
  6. 前記最大厚みDmaxと前記最小厚みDminの比が、下記式
    1<(Dmax/Dmin)≦4
    を満足する請求項1〜5のいずれか1項に記載の導光板。
  7. 面状の照明光を発生させるための面状照明装置であって、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の導光板と、
    前記導光板の前記4つの光入射面に対向して配置される4つの光源とを備える面状照明装置。
  8. 前記4つの光源は、それぞれ、複数の白色の発光ダイオードを備える請求項7に記載の面状照明装置。
  9. 前記発光ダイオードの発光密度は、2.0[lm/mm]以上である請求項8に記載の面状照明装置。
  10. さらに、透明な樹脂製のシートの表面上に複数の角錐形状のプリズムが規則的に配置されたプリズムシートを前記導光板の光射出面側に備える請求項7〜9のいずれか1項に記載の面状照明装置。
  11. 請求項7〜10のいずれか1項に記載の面状照明装置と、
    前記面状照明装置の光射出面側に配置される液晶表示パネルと、
    前記記液晶表示パネルを駆動するための駆動ユニットとを有する液晶表示装置。
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