JP2007333370A - 空気調和機及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】電流及び温度によって同時に制御される過負荷遮断機を採用しながらも、電流及び温度によって個別的に制御される過負荷遮断機を採用したときと同じ性能を発揮できるように、既存のセンサを用いた制御ロジックを付加することで、圧縮機の過負荷保護性能を低減させずに全体の製造原価を節減できる空気調和機及びその制御方法を提供する。
【解決手段】圧縮機10の温度及び電流によって動作して前記圧縮機10の電源供給を遮断する過電流遮断機40と、前記圧縮機10を運転又は停止するためにオン又はオフになるパワーリレー42と、室内温度を検出する室内温度感知部60と、室内熱交換器の配管温度を検出する室内熱交換器配管温度感知部61と、前記検出された室内温度と室内熱交換器の配管温度との間の温度変化によって前記パワーリレー42の作動を制御する制御部30と、を含んで空気調和機を構成する。
【選択図】図5

Description

本発明は、空気調和機に関するもので、詳しくは、圧縮機の過熱及び損傷を防止し、さらには全体の製造原価を節減できる空気調和機及びその制御方法に関するものである。
従来の空気調和機において、図1に示すように、運転コイルである主コイル1b及び始動コイルである補助コイル1aからなる圧縮機1と交流電源4との間には、バイメタル2aからなる過負荷遮断機(Over Load Protector; OLP)2が接続される。一般に、この過負荷遮断機2は、圧縮機1の上部カバーに装着される。したがって、交流電源4が印加されると、過負荷遮断機2、圧縮機1及び運転コンデンサ5に電流が流れ、圧縮機1が正常運転状態になる。しかし、圧縮機1の運転中に過負荷状態になると、圧縮機1に過電流が流れたり、圧縮機1の表面温度が異常温度に上昇することになるが、このとき、過負荷遮断機2のバイメタル2aの熱変形によって圧縮機1の電源供給が遮断され、圧縮機1の運転が停止する。
前記過負荷遮断機2は、圧縮機1の表面温度と、バイメタル2aに流れる電流によって発生した熱とを合算した結果、規定された温度以上であると、バイメタル2aが熱変形によって曲げられ圧縮機1への電源供給を遮断することで、圧縮機1の運転が停止する。そして、所定時間後にバイメタル2aの温度が冷めると、バイメタル2aが元の位置に戻り圧縮機1に電源を供給することで、圧縮機1の運転が再開する。
圧縮機1に冷媒が定量充填されるとバイメタル2aが圧縮機1の過熱前に適時にオフになるので、前記過負荷遮断機2は圧縮機1の過度な温度上昇を防げる。しかし、圧縮機1の運転中に冷媒漏洩などによって異常運転状態になると圧縮機1の運転電流が急激に低下するので、電源遮断条件を満足するために圧縮機1の表面温度が既存より急激に上昇した状態でバイメタル2aが熱変形によって曲げられ、圧縮機1の電源供給を遅れて遮断するようになる。したがって、過負荷遮断機2は、圧縮機1の表面温度が過度に上昇した状態で動作することになり、圧縮機1の焼損が発生する恐れがある。
上記の問題を克服するために、図2に示すように、特許文献1に開示された過負荷遮断機2’には、電流及び温度によって個別的に制御されるように、バイメタル2aの他に圧縮機1の表面温度によって動作する温度スイッチ3が備わる。前記過負荷遮断機2’によると、圧縮機1の運転電流が過度に低下してバイメタル2aが適時に熱変形されない場合にも、圧縮機1の表面温度が規定温度より高いと、温度スイッチ3がオンになって圧縮機1への電源供給を遮断することになり、圧縮機の過負荷保護性能を向上できる。このとき、抵抗2bはバイメタル2aの発熱を助ける機能をする。
しかしながら、前記過負荷遮断機2’は、電流及び温度によって個別的に制御されるため全体の製造原価が上昇するという問題点があった。
特開平8−219565号公報
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、電流及び温度によって同時に制御される過負荷遮断機を採用しながらも、電流及び温度によって個別的に制御される過負荷遮断機を採用したときと同じ性能を発揮できるように、既存のセンサを用いた制御ロジックを付加することで、圧縮機の過負荷保護性能を低減させずに全体の製造原価を節減できる空気調和機及びその制御方法を提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明に係る空気調和機は、圧縮機の温度及び電流によって動作して前記圧縮機への電源供給を遮断する過電流遮断機と、前記圧縮機を運転又は停止させるためにオン又はオフになるパワーリレーと、室内温度を検出する室内温度感知部と、室内熱交換器の配管温度を検出する室内熱交換器配管温度感知部と、前記検出された室内温度と室内熱交換器の配管温度との間の温度変化によって前記パワーリレーの作動を制御する制御部と、を含むことを特徴とする。
本発明に係る空気調和機は、前記室内温度と室内熱交換器の配管温度との間の温度差が所定の温度範囲及び所定の時間の間に維持される場合、前記制御部が前記パワーリレーをオフにすることを特徴とする。
本発明に係る空気調和機は、前記パワーリレーがオフにされた後所定の時間が経過してから、前記制御部が前記パワーリレーをオンにすることを特徴とする。
本発明に係る空気調和機は、前記圧縮機における最初の起動時と該最初の起動時以後の起動時において前記所定の時間が異なるように設定されることを特徴とする。
本発明に係る空気調和機は、前記所定の時間が前記圧縮機の最初起動時において該最初の起動時以後の起動時よりも長く設定されることを特徴とする。
本発明に係る空気調和機は、前記室内温度と室内熱交換器の配管温度との間の温度差を算出する温度差算出部と、前記算出された温度差が所定の温度範囲に継続して維持される時間をカウントするための時間カウント部と、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る空気調和機の制御方法は、圧縮機の温度及び電流によって動作して前記圧縮機への電源供給を遮断する過電流遮断機と、前記圧縮機を運転又は停止させるためにオン又はオフになるパワーリレーと、を備えた空気調和機の制御方法において、室内温度を検出する段階と、室内熱交換器の配管温度を検出する段階と、前記検出された室内温度と室内熱交換器の配管温度との間の温度差に基づいて前記パワーリレーの作動を制御する段階と、を含むことを特徴とする。
本発明に係る空気調和機の制御方法は、前記温度差が所定の温度範囲内及び所定の時間の間に維持される場合、前記パワーリレーをオフにすることを特徴とする。
本発明に係る空気調和機の制御方法は、前記パワーリレーがオフにされた後所定の時間が経過してから、前記パワーリレーをオンにすることを特徴とする。
本発明に係る空気調和機の制御方法は、前記温度差が前記所定の温度範囲内で前記圧縮機の最初の起動時に所定の第1の時間の間維持される場合、前記パワーリレーをオフにし、前記圧縮機の前記最初の起動時以後の起動時に前記所定の第1の時間より短い所定の第2の時間の間維持される場合、前記パワーリレーをオフにすることを特徴とする。
本発明に係る空気調和機の制御方法は、前記温度差が所定の温度範囲及び所定の時間の間に維持されない場合、前記パワーリレーをオンにすることを特徴とする。
本発明は、電流及び温度によって同時に制御される過負荷遮断機を採用し、室内熱交換器の配管温度と室内温度との間の温度差及びその維持時間に基づいて、冷媒漏洩時のように圧縮機に供給される電流値が相対的に低く過負荷遮断機がオフになる前に圧縮機の過度な温度上昇が予想される場合、圧縮機への電源供給を遮断して圧縮機の過度な温度上昇を防止できる。その結果、電流及び温度によって同時に制御される製造原価の低廉な過負荷遮断機を採用し、それにもかかわらず、電流及び温度によって個別的に制御される比較的高価な過負荷遮断機を採用したときと同じ性能を発揮でき、圧縮機の過負荷保護性能を低減させずに全体の製造原価を節減できるという効果がある。
以下、本発明の好ましい実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図3に示すように、本発明に係る空気調和機は、室外機A及び室内機Bを備えている。室外機Aには、圧縮機10、四方弁11、室外熱交換器12、電動膨脹弁13及びアキュムレーター15が備わる。四方弁11は、圧縮機10から吐出される高温高圧の冷媒を、冷房運転時には室外熱交換器12に移送し、暖房運転時には室内熱交換器14に移送するように切り替えられる。
圧縮機10の吐出側は、四方弁11を通して室外熱交換器12の一側に接続される。また、室外熱交換器12の他側は、冷媒管Wによって室内機Bの室内熱交換器14に連結される。これら室外熱交換器12と室内熱交換器14との間の冷媒管Wには、電動膨脹弁13が設けられる。
室内熱交換器14の出口は、冷媒管Gによって四方弁11及びアキュムレーター15を通して圧縮機10の吸入側に接続される。
室内機Bには、室内温度を検出するための室内温度センサ16が設けられる。また、室内熱交換器14の配管には、室内熱交換器配管を流れる冷媒の温度を検出するための室内熱交換器配管温度センサ17が設けられる。
したがって、点線矢印のように、冷房運転時に圧縮機10から吐出された冷媒は、四方弁11、凝縮器として作動する室外熱交換器12、電動膨脹弁13、蒸発器として作動する室内熱交換器14を経由し、四方弁11を経て圧縮機10の吸入側に循環されて室内を冷房する。一方、実線矢印のように、暖房運転時に圧縮機10から吐出された冷媒は、四方弁11、凝縮器として作動する室内熱交換器14、電動膨脹弁13、蒸発器として作動する室外熱交換器12を経由し、四方弁11を経て圧縮機10の吸入側に循環されて室内を暖房する。説明されていない図3の参照符号18は室外ファン、19は室内ファンである。
上記のように構成された空気調和機は、図4に示すように、温度設定部20と、室内温度感知部60と、室内熱交換器配管温度感知部61と、過負荷遮断機40と、パワーリレーコイル31と、パワーリレー42と、温度差算出部50と、時間カウント部51と、表示部52と、を備えている。
運転コイルである主コイル10b及び始動コイルである補助コイル10aからなる圧縮機10の一側はパワーリレー42を介して交流電源41の一極側に接続され、圧縮機10の他側は過負荷遮断機40を介して交流電源41の他極側に接続される。
パワーリレー42はパワーリレーコイル31によってオン又はオフになり、圧縮機10に電源を供給するか、圧縮機10への電源供給を遮断することで、圧縮機10を運転又は停止させる。パワーリレーコイル31は、制御部30の作動によって電圧が供給されて励磁状態となるか、又は、電圧が遮断されて非励磁状態となる。そして、励磁状態である場合にはパワーリレー42をオンにし、非励磁状態である場合にはパワーリレー42をオフにする。過負荷遮断機40は、1個のバイメタル40aからなり、圧縮機10の上部カバーに装着される。過負荷遮断機40は、平常時にはオン状態を維持するが、圧縮機10の運転電流による発熱と圧縮機の表面温度とを合算した温度が規定温度より高くなると、バイメタル40aが熱変形によって曲げられオフとなる。説明されていない図4の参照符号43は運転コンデンサである。
制御部30の入力側には、使用者によって設定温度が入力される温度設定部20と、室内温度を検出するための室内温度感知部60と、室内熱交換器14の配管温度を検出するための室内熱交換器配管温度感知部61とが電気的に接続される。
制御部30は、室内温度感知部60から検出された室内温度が温度設定部20によって設定された設定温度より高いと、パワーリレーコイル31の励磁によってパワーリレー42をオンにすることにより圧縮機10に電源を供給して圧縮機10を運転させる。また、室内温度が設定温度に到達すると、制御部30は、パワーリレーコイル31の非励磁によってパワーリレー42をオフにすることにより圧縮機10への電源供給を遮断して、圧縮機10の運転を停止させる。
圧縮機10の運転中に過負荷遮断機40によって過電流が感知されると、過負荷遮断機40がオフになって圧縮機10の運転が停止される。そして、所定時間後に過負荷遮断機40が再びオンになり、圧縮機10の運転が再開する。
上述したように、前記過負荷遮断機40は、圧縮機10に冷媒が定量充填されると圧縮機10の表面温度が過度に上昇する前にオフになるが、圧縮機10の運転中に冷媒漏洩などによって異常運転状態になると圧縮機10の運転電流が急激に低下するので、電源遮断条件を満足するために圧縮機10の表面温度が既存より急激に上昇した状態となり、バイメタル40aが熱変形によって曲げられ圧縮機10の電源供給を遅れて遮断するようになる。すなわち、前記過負荷遮断機40は圧縮機10の表面温度が過度に上昇した状態で動作することになり、圧縮機10の焼損が発生する恐れがある。
上記の問題を解決するために、前記制御部30には、室内温度感知部60及び室内熱交換器配管温度感知部61によって検出された室内温度と室内熱交換器の配管温度との間の温度差を算出する温度差算出部50と、この温度差算出部50によって算出された温度差が所定の温度範囲(例えば0℃〜1℃)で継続して維持されている時間をカウントするための時間カウント部51とが電気的に接続される。前記制御部30は、温度差算出部50によって算出された温度差が所定の温度範囲で継続して維持されている時間を時間カウント部51でカウントし、このカウントされた時間が所定の時間よりも長い場合、冷媒漏洩などによる異常運転状態であると判断し、圧縮機10の過度な温度上昇を防止するためにパワーリレー42を強制にオフにして、圧縮機10への電源供給を遮断する。また、制御部30は、その出力側に電気的に接続された表示部52を通して、異常運転状態であることを使用者に警告する。
例えば、図5及び図6に基づいて制御部30の作動を説明する。冷房運転又は暖房運転時に室内温度及び室内熱交換器の配管温度を用いて非正常運転状態である冷媒漏洩を感知する方案として、圧縮機10の電源印加時点から室内温度と室内熱交換器配管温度との間の温度差が1℃以下の状態で所定の第1の時間(例えば30分)(圧縮機の最初の起動時)、所定の第2の時間(例えば20分)(前記最初の起動時以後の起動時)の間継続して維持される場合、パワーリレー42をオフにして圧縮機10の電源を遮断することにより圧縮機10をオフにする。次いで、その時点から80分経過すると、パワーリレー42をオンにして圧縮機10を再びオンにする。このとき、前記所定の時間は前記圧縮機の最初の起動時において該最初の起動時以後の起動時よりも長く設定される。
一方、過負荷遮断機40の動作中に、室内温度と室内熱交換器の温度との間の温度差が1℃を超えた状態が所定の時間(例えば5分)以上継続して維持される場合、圧縮機の電源制御を解除して圧縮機10を正常運転する。
図5に示すような冷房運転時において、1個のバイメタル40aのみを有する過負荷遮断機40を適用した従来技術では、冷媒漏洩などによる異常運転時には圧縮機10の運転電流が相対的に低いため、圧縮機10の表面温度が圧縮機10の許容限界温度である165℃を越えて略200℃に過熱された後に過負荷遮断機40がオフとされて、圧縮機10の電源供給を遮断する。一方、本発明では、前記過負荷遮断機40を採用しながらも、冷媒漏洩などによる異常運転状態を室内温度と室内熱交換器の配管温度との間の温度差及びその維持時間で感知し、圧縮機10の許容限界温度である165℃より低い150℃でパワーリレー42を強制的にオフとし圧縮機10をオフにすることができるので、圧縮機10の過度な温度上昇を未然に防止できる。上記の内容は、暖房運転時においても同様に適用される。
したがって、電流及び温度によって同時に制御される製造原価の低廉な過負荷遮断機40を採用し、それにもかかわらず、電流及び温度によって個別的に制御される比較的高価な過負荷遮断機を採用したときと同じ性能を発揮できるので、圧縮機10の過負荷保護性能を低減させずに全体の製造原価を節減できる。
図7A及び図7Bに基づいて一層詳細に前記制御部30の作動を説明すると、まず、制御部30はパワーリレー42をオンにして圧縮機10をオンにする(S100)。
次いで、制御部30は、冷媒漏洩などによる異常運転状態、すなわち、圧縮機の表面温度の過熱状態においても過負荷遮断機40がオフにならず、圧縮機10に電源が継続して供給される場合を判断するために、室内温度感知部60を通して室内温度T1を検出し (S101)、室内熱交換器配管温度感知部61を通して室内熱交換器の配管温度T2を検出する(S102)。
次いで、検出された室内温度T1と室内熱交換器の配管温度T2との間の温度差(△T=T1−T2)を算出し(S103)、温度差が所定の温度範囲(例えば1℃以下)内にあるかどうかを判断し(S104)、温度差が1℃以下であると、その維持時間をカウントし、前記温度差が1℃以下の状態で所定の時間(例えば30分)以上維持されるかどうかを判断する(S105)。
S104で判断した結果、前記温度差が1℃超過であるか、S105で判断した結果、前記温度差が1℃以下の状態で30分以上維持されない場合には、冷媒漏洩などによる異常運転状態にはなっていないので、圧縮機10を正常運転させる(S116)。
一方、S105で判断した結果、前記温度差が1℃以下の状態で30分以上維持される場合、冷媒漏洩などによる異常運転状態にあると判断し、パワーリレー42をオフにして圧縮機10をオフにする(S106)。その結果、冷媒漏洩によって圧縮機10の運転電流が低下して過負荷遮断機40がオフにならない場合でも、圧縮機10の許容限界温度である165℃より低い150℃でパワーリレー42を強制的にオフにして圧縮機10をオフにするので、圧縮機10の過度な温度上昇を防止できる。
圧縮機10をオフにした後、圧縮機10がオフとされた時点から時間をカウントし、このカウントされた時間が所定の時間(例えば80分)を経過したかどうかを判断し(S107)、その判断結果、80分が経過した場合、パワーリレー42をオンにして圧縮機10を再びオンにする(S108)。
次いで、冷媒漏洩などによる異常運転状態にあるかどうかを再び判断するために、室内温度感知部60を通して室内温度T1’を検出し(S109)、室内熱交換器配管温度感知部61を通して室内熱交換器の配管温度T2’を検出する(S110)。
次いで、検出された室内温度T1’と室内熱交換器の配管温度T2’との間の温度差(△T’=T1’−T2’)を算出し(S111)、温度差が所定の温度範囲(例えば1℃以下)内にあるかどうかを判断する(S112)。
次いで、S112で判断した結果、前記温度差△T’が1℃超過の状態である場合には、前記温度差△T’が1℃超過の状態で所定の時間(例えば5分)以上維持されるかどうかを判断する(S115)。S115で判断した結果、前記温度差△T’が1℃超過の状態で5分以上維持されていない場合、S109に戻る。一方、段階S115で判断した結果、前記温度差△T’が1℃超過の状態で5分以上維持されている場合には、冷媒漏洩による異常運転状態には至っていないので、圧縮機を正常運転させる(S116)。このとき、圧縮機を正常運転させるとともに、後述する異常運転を警告するメッセージが表示されていた場合にはこれを解除する。
一方、S112で判断した結果、前記温度差が1℃以下の状態である場合、前記温度差△T’が1℃以下の状態で継続して維持されている時間をカウントし、前記温度差が1℃以下の状態で所定の時間(例えば20分(圧縮機の最初の起動時より短い時間))以上維持されているかどうかを判断する(S113)。S113で判断した結果、前記温度差が1℃以下の状態で20分以上維持されている場合、表示部52を通して異常運転を警告するためのメッセージを表示するとともに(S114)、S106に戻って以下に続く段階を行う。一方、S113で判断した結果、前記温度差が1℃以下の状態で20分以上維持されていない場合、冷媒漏洩による異常運転状態には至っていないので、圧縮機10を正常運転させる(S116)。
従来の空気調和機の制御回路図である。 従来の空気調和機の他の制御回路図である。 本発明に係る空気調和機の冷媒サイクル図である。 本発明の実施形態に係る空気調和機の制御ブロック図である。 本発明に係る空気調和機の冷媒運転時の作動を説明するためのタイミング図である。 本発明に係る空気調和機の暖房運転時の作動を説明するためのタイミング図である。 本発明の実施形態に係る空気調和機の制御方法を示した制御フローチャートである。 本発明の実施形態に係る空気調和機の制御方法を示した制御フローチャートである。
符号の説明
10 圧縮機
20 温度設定部
30 制御部
31 パワーリレーコイル
40 過負荷遮断機
40a バイメタル
41 交流電源
42 パワーリレー
50 温度差算出部
51 時間カウント部
52 表示部
60 室内温度感知部
61 室内熱交換器配管温度感知部

Claims (11)

  1. 圧縮機の温度及び電流によって動作して前記圧縮機への電源供給を遮断する過電流遮断機と、
    前記圧縮機を運転又は停止させるためにオン又はオフにされるパワーリレーと、
    室内温度を検出する室内温度感知部と、
    室内熱交換器の配管温度を検出する室内熱交換器配管温度感知部と、
    前記検出された室内温度と室内熱交換器の配管温度との間の温度変化によって前記パワーリレーの作動を制御する制御部と、
    を含むことを特徴とする空気調和機。
  2. 前記制御部は、前記室内温度と室内熱交換器の配管温度との間の温度差が所定の温度範囲及び所定の時間の間に維持される場合には、前記パワーリレーをオフにすることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記制御部は、前記パワーリレーがオフとされた後、所定の時間が経過してから前記パワーリレーをオンにすることを特徴とする請求項2に記載の空気調和機。
  4. 前記所定の時間は、前記圧縮機の最初の起動時と該最初の起動時以後の起動時において異なるように設定されることを特徴とする請求項2に記載の空気調和機。
  5. 前記所定の時間は、前記圧縮機の前記最初の起動時において前記最初の起動時以後の起動時よりも長く設定されることを特徴とする請求項4に記載の空気調和機。
  6. 前記室内温度と室内熱交換器の配管温度との間の温度差を算出する温度差算出部と、前記算出された温度差が所定の温度範囲で継続して維持される時間をカウントするための時間カウント部と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  7. 圧縮機の温度及び電流によって動作して前記圧縮機への電源供給を遮断する過電流遮断機と、前記圧縮機を運転又は停止させるためにオン又はオフにされるパワーリレーと、を備えた空気調和機の制御方法において、
    室内温度を検出する段階と、
    室内熱交換器の配管温度を検出する段階と、
    前記検出された室内温度と室内熱交換器配管温度との間の温度差に基づいて前記パワーリレーの作動を制御する段階と、を含むことを特徴とする空気調和機の制御方法。
  8. 前記温度差が所定の温度範囲内及び所定の時間の間に維持される場合には、前記パワーリレーをオフにすることを特徴とする請求項7に記載の空気調和機の制御方法。
  9. 前記パワーリレーがオフとされた後所定の時間が経過してから、前記パワーリレーをオンにすることを特徴とする請求項8に記載の空気調和機の制御方法。
  10. 前記温度差が、前記所定の温度範囲内で前記圧縮機の最初の起動時に所定の第1の時間の間維持される場合には前記パワーリレーをオフにし、前記圧縮機の前記最初の起動時以後の起動時に前記所定の第1の時間よりも短い所定の第2の時間の間維持される場合には前記パワーリレーをオフにすることを特徴とする請求項8に記載の空気調和機の制御方法。
  11. 前記温度差が、所定の温度範囲及び所定の時間の間に維持されていない場合、前記パワーリレーをオンにすることを特徴とする請求項8に記載の空気調和機の制御方法。
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