JP2007333365A - 空気調和機 - Google Patents

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謙吉 香川
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Abstract

【課題】空気調和機内部に塵やほこりが残留することによる雑菌やカビ菌の発生を抑制することが可能な空気調和機を提供する。
【解決手段】空気調和機1は、フィルタ2と、ノズル部7と、接続部8とを備えている。フィルタ2は、空気を濾過する。ノズル部7は、フィルタ2に向く吸込口7aを有している。接続部8は、ノズル部7と連通している。接続部8は、掃除機の吸込部分と接続できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、フィルタを備えている空気調和機に関する。
従来より、家庭用の掃除機等を用いてエアフィルタの清掃が可能な空気調和機が提案されている(特許文献1参照)。
特許文献1記載の空気調和機は、シート状のエアフィルタと、エアフィルタを往復走行させるエアフィルタ駆動装置と、エアフィルタに接触してエアフィルタに付着したほこりをエアフィルタから離脱させるブラシと、エアフィルタから離脱したほこりを吸い込むための掃除機の吸込具が連結される吸引部を備えている。
かかる構成により、エアフィルタ駆動装置によってエアフィルタを往復させることにより、ブラシがエアフィルタに付着した塵やほこりを離脱させ、その離脱した塵やほこりを、吸引部に連結された掃除機の吸込具から空気調和機外部へ吸い出すことができる。
特開2004―156794
しかし、特許文献1記載の空気調和機は、ブラシによって塵やほこりをエアフィルタから離脱させる構造になっているため、ブラシに塵やほこりが付着し、吸引部から完全に塵やほこりを吸い出すことができない。そのため、ブラシ上に残った塵やほこりに含まれる雑菌やカビ菌が増殖し、空気調和機が不衛生であるだけでなく、増殖した雑菌やカビ菌が室内にばら撒かれてしまうという問題がある。
本発明の課題は、空気調和機内部に塵やほこりが残留することによる雑菌やカビ菌の発生を抑制することが可能な空気調和機を提供することにある。
第1発明の空気調和機は、フィルタと、ノズル部と、接続部とを備えている。フィルタは、空気を濾過する。ノズル部は、フィルタに向く吸込口を有している。接続部は、ノズル部と連通している。接続部は、掃除機の吸込部分と接続できる。
ここでは、空気調和機は、フィルタに向く吸込口を有しているノズル部と、ノズル部と連通しており、掃除機の吸込部分と接続できる接続部とを備えているので、掃除機の吸引力を利用して、ブラシなしでフィルタから塵やほこりを除去することが可能である。その結果、空気調和機内部に塵やほこりが残留することによる雑菌やカビ菌の発生を抑制することが可能である。
第2発明の空気調和機は、第1発明の空気調和機であって、導通部をさらに備えている。導通部は、ノズル部と接続部との間に接続されている。導通部は、その内部に塵除去空間を有する。塵除去空間は、ノズル部の吸込口からフィルタに付着した塵を吸い込んで掃除機の吸込部分へと流す空間である。
ここでは、空気調和機は、ノズル部と接続部との間に接続された導通部をさらに備えているので、ノズル部から接続部へ塵やほこりを円滑に流すことができる。しかも、接続部は、導通部を介してノズル部に接続されているので、ノズル部から離れた位置に接続部を設置することが可能になる。
第3発明の空気調和機は、第1発明の空気調和機であって、ノズル部の吸込口は、フィルタに近接する。
ここでは、ノズル部の吸込口がフィルタに近接して配置されているので、吸込み性能が向上する。
第4発明の空気調和機は、第1発明の空気調和機であって、ノズル部の吸込口は、フィルタに接触する。
ここでは、ノズル部の吸込口がフィルタに接触して配置されているので、吸込み性能が向上する。
第5発明の空気調和機は、第1発明の空気調和機であって、ノズル部の吸込口の幅が1〜10mmである。
ここでは、ノズル部の吸込口の幅が1〜10mmに設定されているので、フィルタに付着した塵やほこりをフィルタの全幅から良好に吸い込むことが可能である。
第6発明の空気調和機は、第1発明の空気調和機であって、ノズル部の吸込口の幅は、接続部から近い方が狭いように設定されている。
ここでは、ノズル部の吸込口の幅が接続部から近い方が狭いように設定されているので、接続部から遠い位置においても吸込圧力の低下を抑制し、吸込口からの吸込み性能を維持することが可能である。
第7発明の空気調和機は、第1発明の空気調和機であって、フィルタを駆動させるフィルタ駆動手段をさらに備えている。
ここでは、フィルタ駆動手段をさらに備えているので、フィルタをノズル部の吸込口の前を順に通過するように走行させることが可能である。
第8発明の空気調和機は、第7発明の空気調和機であって、フィルタ駆動手段は、手動操作手段を有している。
ここでは、フィルタ駆動手段が手動操作手段を有しているので、フィルタをノズル部の吸込口の前を順に通過するように手動で走行させることが可能である。
第9発明の空気調和機は、第7発明の空気調和機であって、フィルタ駆動手段は、電動機を有している。
ここでは、フィルタ駆動手段が電動機を有しているので、フィルタをノズル部の吸込口の前を順に通過するように自動で走行させることが可能である。
第10発明の空気調和機は、第9発明の空気調和機であって、挿入検出手段をさらに備えている。挿入検出手段は、掃除機の吸込部分が接続部に挿入されたことを検出する。フィルタ駆動手段は、掃除機の吸込部分が接続部に挿入されたときに、フィルタの駆動を開始する。
ここでは、空気調和機は、掃除機の吸込部分が接続部に挿入されたことを検出する挿入検出手段をさらに備えている。また、フィルタ駆動手段は、掃除機の吸込部分が接続部に挿入されたときにフィルタの駆動を開始するようになっている。したがって、掃除機の吸込部分を接続部に接続するだけで自動的にフィルタの走行を開始して自動的にフィルタの清掃を開始することが可能である。
第11発明の空気調和機は、第9発明の空気調和機であって、フィルタの位置を検出するフィルタ位置検出手段をさらに備えている。フィルタ駆動手段は、フィルタ位置検出手段からのフィルタの位置情報に基づいて、フィルタを所定の移動距離だけ移動させる。
ここでは、空気調和機は、フィルタの位置を検出するフィルタ位置検出手段をさらに備えている。フィルタ駆動手段は、フィルタ位置検出手段からのフィルタの位置情報に基づいて、フィルタを所定の移動距離だけ正確に移動させることが可能である。
第12発明の空気調和機は、第1発明から第11発明のいずれかの空気調和機であって、除電手段をさらに備えている。除電手段は、フィルタに付着した塵を静電気の作用で除去する。
ここでは、除電手段をさらに備えているので、フィルタに付着した塵を静電気の作用で離脱させることが可能になり、ノズル部の吸込みと併用させることによって、塵やほこりの除去効果を向上させることが可能である。
第13発明の空気調和機は、第12発明の空気調和機であって、除電手段は、ノズル部の吸込口の近傍に設置されている。
ここでは、除電手段がノズル部の吸込口の近傍に設置されているので、フィルタに付着した塵やほこりに対して、静電気によって離脱させる力とノズル部7の吸込圧力とを同時に作用させることが可能になり、塵やほこりの除去効果をより向上させることが可能である。
第14発明の空気調和機は、第1発明から第13発明のいずれかの空気調和機であって、活性種発生手段をさらに備えている。活性種発生手段は、少なくともフィルタの除菌をする活性種を発生させる。
ここでは、少なくともフィルタの除菌をする活性種を発生させる活性種発生手段をさらに備えているので、活性種によってフィルタを除菌することが可能である。
第15発明の空気調和機は、第14発明の空気調和機であって、活性種発生手段は、プラズマ放電によって活性種を発生させる。
ここでは、活性種発生手段がプラズマ放電によって活性種を発生させることによって、高い除菌効果を得ることが可能である。
第16発明の空気調和機は、第14発明の空気調和機であって、プラズマ放電は、ストリーマ放電である。
ここでは、プラズマ放電がストリーマ放電であるので、より除菌効果の高い活性種を生成することが可能である。
第17発明の空気調和機は、第14発明から第16発明のいずれかの空気調和機であって、活性種噴霧ノズルをさらに備えている。活性種噴霧ノズルは、活性種発生手段によって発生された活性種をフィルタに噴霧する。
ここでは、活性種発生手段によって発生された活性種をフィルタに噴霧する活性種噴霧ノズルをさらに備えているので、フィルタに活性種を噴霧して効果的にフィルタの除菌を行うことが可能である。
第18発明の空気調和機は、第14発明から第16発明のいずれかの空気調和機であって、活性種発生手段は、フィルタにおけるノズル部が設置されている側に設置されている。
ここでは、活性種発生手段がフィルタにおけるノズル部が設置されている側に設置されているので、活性種発生手段をフィルタに近接または接触して配置することが可能である。それにより、活性種発生手段で発生した活性種をイオン風を利用してフィルタに吹き付けることが可能である。そのため、活性種を搬送するための送風機構は不要になる。
第19発明の空気調和機は、第14発明から第16発明のいずれかの空気調和機であって、活性種発生手段は、フィルタにおけるノズル部が設置されている側と反対側に設置されている。
ここでは、活性種発生手段がフィルタにおけるノズル部が設置されている側と反対側に設置されているので、活性種発生手段をフィルタに近接または接触して配置することが可能である。それにより、活性種発生手段で発生した活性種をイオン風を利用してフィルタに吹き付けることが可能である。そのため、活性種を搬送するための送風機構は不要になる。しかも、活性種発生手段から噴霧された活性種は、フィルタの反対側に配置されたノズル部の吸込圧力によって、フィルタへ確実に移動することが可能である。
第20発明の空気調和機は、第14発明から第16発明のいずれかの空気調和機であって、活性種発生手段は、ノズル部と一体になるように構成されている。
ここでは、活性種発生手段がノズル部と一体になるように構成されているので、活性種発生手段をフィルタに近接または接触して配置することが可能である。それにより、活性種発生手段で発生した活性種をイオン風を利用してフィルタに吹き付けることが可能である。そのため、活性種を搬送するための送風機構は不要になる。しかも、空気調和機の小型化が可能である。
第21発明の空気調和機は、第1発明から第20発明のいずれかの空気調和機であって、天井に設置される空気調和機である。フィルタは、天井面と平行に配置されている。
ここでは、天井に設置される空気調和機であり、フィルタが天井面と平行に配置されているタイプの空気調和機であっても、フィルタに向く吸込口を有しているノズル部と、ノズル部と連通しており、掃除機の吸込部分と接続できる接続部とを備えることが可能である。したがって、掃除機の吸引力を利用して、ブラシなしでフィルタから塵やほこりを除去することが可能である。その結果、天井に設置される空気調和機内部に塵やほこりが残留することによる雑菌やカビ菌の発生を抑制することが可能である。
第22発明の空気調和機は、第1発明から第21発明のいずれかの空気調和機であって、空気清浄機能を有する空気清浄部をさらに備えている。
ここでは、空気清浄部を備えた空気調和機、すなわち空気清浄機であっても、フィルタに向く吸込口を有しているノズル部と、ノズル部と連通しており、掃除機の吸込部分と接続できる接続部とを備えることが可能である。したがって、掃除機の吸引力を利用して、ブラシなしでフィルタから塵やほこりを除去することが可能である。その結果、空気清浄機内部に塵やほこりが残留することによる雑菌やカビ菌の発生を抑制することが可能である。
第1発明によれば、掃除機の吸引力を利用して、ブラシなしでフィルタから塵やほこりを除去することができる。それによって、空気調和機内部に塵やほこりが残留することによる雑菌やカビ菌の発生を抑制することができる。
第2発明によれば、ノズル部から接続部へ塵やほこりを円滑に流すことができる。しかも、ノズル部から離れた位置に接続部を設置することが可能になる。
第3発明によれば、吸込み性能が向上する。
第4発明によれば、吸込み性能が向上する。
第5発明によれば、フィルタに付着した塵やほこりをフィルタの全幅から良好に吸い込むことができる。
第6発明によれば、接続部から遠い位置においても吸込圧力の低下を抑制することができ、吸込口からの吸込み性能を維持することが可能である。
第7発明によれば、フィルタをノズル部の吸込口の前を順に通過するように走行させることができる。
第8発明によれば、フィルタをノズル部の吸込口の前を順に通過するように手動で走行させることができる。
第9発明によれば、フィルタをノズル部の吸込口の前を順に通過するように自動で走行させることができる。
第10発明によれば、掃除機の吸込部分を接続部に接続するだけで自動的にフィルタの走行を開始して自動的にフィルタの清掃を開始することができる。
第11発明によれば、フィルタを所定の移動距離だけ正確に移動させることができる。
第12発明によれば、フィルタに付着した塵を静電気の作用で離脱させることができ、ノズル部の吸込みと併用させることによって塵やほこりの除去効果が向上する。
第13発明によれば、フィルタに付着した塵やほこりに対して、静電気によって離脱させる力とノズル部7の吸込圧力とを同時に作用させることができ、塵やほこりの除去効果をより向上させることができる。
第14発明によれば、活性種によってフィルタを除菌することができる。
第15発明によれば、高い除菌効果を得ることができる。
第16発明によれば、より除菌効果の高い活性種を生成することができる。
第17発明によれば、フィルタに活性種を噴霧して効果的にフィルタの除菌を行うことができる。
第18発明によれば、活性種発生手段で発生した活性種をイオン風を利用してフィルタに吹き付けることができる。それによって、活性種を搬送するための送風機構は不要になる。
第19発明によれば、活性種発生手段で発生した活性種をイオン風を利用してフィルタに吹き付けることができる。それによって、活性種を搬送するための送風機構は不要になる。しかも、ノズル部の吸込圧力によって活性種をフィルタへ確実に移動することができる。
第20発明によれば、活性種発生手段で発生した活性種をイオン風を利用してフィルタに吹き付けることができる。それによって、活性種を搬送するための送風機構は不要になる。しかも、空気調和機の小型化が可能である。
第21発明によれば、掃除機の吸引力を利用して、ブラシなしでフィルタから塵やほこりを除去することができる。その結果、天井に設置される空気調和機内部に塵やほこりが残留することによる雑菌やカビ菌の発生を抑制することができる。
第22発明によれば、掃除機の吸引力を利用して、ブラシなしでフィルタから塵やほこりを除去することができる。その結果、空気清浄機内部に塵やほこりが残留することによる雑菌やカビ菌の発生を抑制することができる。
〔第1実施形態〕
本発明の空気調和機の一実施形態として、図1〜図3に示される壁掛けルームエアコンタイプの空気調和機の室内機1は、主要な構成として、吸込口1aから吸い込まれる空気を濾過するフィルタ2と、空気と冷媒との間の熱交換を行う3個の熱交換部分3a、3b、3cを有する熱交換器3と、吸込口1aから吹出口1bへ流れる空気流れを生成するファン4と、フィルタ2に付着した塵やほこりを離脱させる離脱機構6とを備えている。フィルタ2、熱交換器3、ファン4、および離脱機構6は、ケース5に収納されている。
また、室内機1は、制御部10と、挿入検出センサ11と、フィルタ駆動モータ12と、フィルタ位置検出センサ13と、ローラ14と、除電部15と、プラズマ放電部16と、活性種噴霧ノズル17とをさらに備えている。
制御部10は、挿入検出センサ11からの挿入検出信号およびフィルタ位置検出センサ13からのフィルタ位置情報に基づいて、フィルタ駆動モータ12の駆動を制御する。また、制御部10は、除電部15およびプラズマ放電部16も制御する。
<離脱機構6の構成>
離脱機構6は、図1〜図3に示されるように、ノズル部7と、接続部8と、導通部9とを有している。離脱機構6は、ノズル部7、接続部8、および導通部9を合成樹脂で一体成形することによって製造されている。
ノズル部7は、フィルタ2に向く吸込口7aを有している。
接続部8は、導通部9を介してノズル部7と連通しており、掃除機の吸込部分Sと接続できる。接続部8は、市販の掃除機の吸込ノズルに対応する開口径(好ましくは、全メーカの吸込ノズルに対応する開口径)を有しており、接続部8と吸込ノズルとの隙間をシールするゴムパッキン(図示せず)を有している。
導通部9は、ノズル部7と接続部8との間に接続されている。導通部9は、ノズル部7の吸込口7aからフィルタ2に付着した塵を吸い込んで掃除機の吸込部分Sへと流す塵除去空間9aを内部に有する。
したがって、室内機1は、フィルタ2に向く吸込口7aを有しているノズル部7と、ノズル部7と連通しており、掃除機の吸込部分Sと接続できる接続部8とを備えているので、掃除機の吸引力を利用して、ブラシなしでフィルタ2から塵やほこりを除去することが可能である。その結果、空気調和機内部に塵やほこりが残留することによる雑菌やカビ菌の発生を抑制することが可能である。
また、導通部9を備えているので、ノズル部7から接続部8へ塵やほこりを円滑に流すことができ、かつ、ノズル部7から離れた位置に接続部8を設置することが可能になる。
ノズル部7の吸込口7aは、フィルタ2に近接して配置されているので、吸込み性能が向上している。なお、ノズル部7の吸込口7aをフィルタ2に接触して配置しても、吸込み性能を向上することが可能である。
ノズル部7の吸込口7aの幅(図3における電極15a、15bの間の吸込口7aの幅参照)は、全長にわたって均一である。ノズル部7の吸込口7aの幅は、1〜10mmに設定されていれば、フィルタ2に付着した塵やほこりをフィルタ2の全幅から良好に吸い込むことが可能である。好ましくは、ノズル部7の吸込口7aの幅が2〜5mmに設定されていれば、塵やほこりの吸込みがより良好になる。
<フィルタ2を駆動する機構についての説明>
室内機1は、電動機を有するフィルタ駆動手段をさらに備えている。すなわち、室内機1は、図1〜図3に示されるように、複数のローラ14に掛け回されて配置されたループ状のフィルタ2をノズル部7の吸込口7aの前を順に通過(すなわち、図1における矢印Dの方向に走行)するように自動的に走行させるために、フィルタ駆動モータ12をさらに備えている。フィルタ駆動モータ12の駆動軸は、複数のローラ14のうちの1つを回転駆動させる。
フィルタ駆動モータ12は、以下の2種類のセンサ(挿入検知センサ11およびフィルタ位置検出センサ13)からの情報に基づいて、制御部10によって駆動制御される。
すなわち、挿入検出センサ11は、掃除機の吸込部分Sが接続部8に挿入されたことを検出するセンサである。挿入検出センサ11は、接触センサまたは光学センサ等である。挿入検出センサ11によって掃除機の吸込部分Sが接続部8に挿入されことを検出した場合、挿入検出センサ11から制御部10へ挿入検出信号が送られる。制御部10は、フィルタ駆動モータ12の駆動を制御して、フィルタ2を所定時間または所定距離だけ駆動させる。
フィルタ位置検出センサ13は、フィルタ2の位置を検出するセンサである。フィルタ位置検出センサ13は、ロータリエンコーダ等である。
制御部10は、フィルタ位置検出センサ13からのフィルタ2の位置情報に基づいて、フィルタ駆動モータ12の駆動を制御して、フィルタ2を所定の移動距離だけ正確に移動させる。
<除電部15の構成>
除電部15は、フィルタ2に付着した塵を静電気の作用で除去する。除電部15は、+−の電荷を与える2つの電極、すなわち、陽電極15aおよび陰電極15bを有している。
除電部15は、ノズル部7の吸込口7aの近傍に設置されている。具体的には、図3に示されるように、除電部15の陽電極15aおよび陰電極15bは、ノズル部7の吸込口7aの上下の開口縁にそれぞれ設置されている。
<活性種を発生する機構についての説明>
室内機1は、活性種を発生させる活性種発生手段として、プラズマ放電部16をさらに備えている。活性種は、少なくともフィルタ2を除菌する。また、活性種は、フィルタ2を除菌するだけでなく、塵やほこりとともに吸い出されることによって、ノズル部7、導通部9、接続部8、および掃除機の吸込部分Sも除菌することが可能である。
プラズマ放電部16は、プラズマ放電によって活性種を発生させる。具体的には、図4に示されるように、プラズマ放電部16は、ストリーマ放電を行なうために、ケース16aと、ストリーマ放電電極16bと、対向電極16cとから構成される。このプラズマ放電部16において、ストリーマ放電電極16bと対向電極16cとの間に直流、交流、またはパルスの放電電圧が印加されると、ケース16a内部の放電空間16dにおける両電極16b、16c間にストリーマ放電が生じ、低温プラズマが生成される。この低温プラズマによって、高速電子、イオン、オゾン、ヒドロキシラジカルなどのラジカル種や、その他の励起分子(励起酸素分子、励起窒素分子、励起水分子)などの活性種が生成される。なお、これらの活性種は、非常にエネルギーレベルが高く、フィルタ2の除菌だけでなく、アンモニア類、アルデヒド類または窒素酸化物などの小さな有機分子を分解および消臭する能力を有する。
また、プラズマ放電部16は、制御部10による放電量の制御によって、活性種の生成量を調整することができる
プラズマ放電部16によって発生された活性種は、活性種噴霧ノズル17によって、フィルタ2に向かって噴霧される。活性種は、図示しないファン等の送風機構によってプラズマ放電部16から活性種噴霧ノズル17へ送られる。
活性種噴霧ノズル17は、フィルタ2の前面側(ノズル部7の吸込口7aがある側)に設置されている。フィルタ駆動モータ12によって矢印D方向に走行されているフィルタ2は、活性種噴霧ノズル17によって活性種を吹き付けられた後に、ノズル部7の吸込口7aによって塵やほこりが吸い出される。
<第1実施形態の特徴>
(1)
第1実施形態の空気調和機の室内機1は、フィルタ2に向く吸込口7aを有しているノズル部7と、ノズル部7と連通しており、掃除機の吸込部分Sと接続できる接続部8とを備えているので、掃除機の吸引力を利用して、ブラシなしでフィルタ2から塵やほこりを除去することが可能である。その結果、空気調和機内部に塵やほこりが残留することによる雑菌やカビ菌の発生を抑制することが可能である。
(2)
第1実施形態の空気調和機の室内機1は、ノズル部7と接続部8との間に接続された導通部9をさらに備えているので、ノズル部7から接続部8へ塵やほこりを円滑に流すことができる。しかも、接続部8は、導通部9を介してノズル部7に接続されているので、ノズル部7から離れた位置に接続部8を設置することが可能になる。
(3)
第1実施形態では、ノズル部7の吸込口7aがフィルタ2に近接して配置されているので、吸込み性能が向上している。なお、ノズル部7の吸込口7aをフィルタ2に接触して配置しても、吸込み性能を向上することが可能である。
(4)
第1実施形態では、ノズル部7の吸込口7aの幅が1〜10mmに設定されているので、フィルタ2に付着した塵やほこりをフィルタ2の全幅から良好に吸い込むことが可能である。
(5)
第1実施形態の室内機1は、フィルタ2を駆動させるフィルタ駆動モータ12をさらに備えているので、フィルタ2をノズル部7の吸込口7aの前を順に通過するように自動的に走行させることが可能である。
(6)
第1実施形態の室内機1は、掃除機の吸込部分Sが接続部8に挿入されたことを検出する挿入検出センサ11をさらに備えており、フィルタ駆動モータ12は、掃除機の吸込部分Sが接続部8に挿入されたときに、フィルタ2の駆動を開始するようになっている。したがって、掃除機の吸込部分Sを接続部8に接続するだけで自動的にフィルタ2の走行を開始して自動的にフィルタ2の清掃を開始することが可能である。
(7)
第1実施形態の室内機1は、フィルタ2の位置を検出するフィルタ位置検出センサ13をさらに備えており、フィルタ駆動モータ12は、フィルタ位置検出センサ13からのフィルタ2の位置情報に基づいて、フィルタ2を所定の移動距離だけ正確に移動させることが可能である。したがって、フィルタ2の塵やほこりの除去を良好に行うことが可能である。
しかも、フィルタ2を所定の移動距離だけ正確に移動させることができることによって、フィルタ2における塵やほこりが付着しやすい部分(例えば、室内機1の吸込口1a近傍に配置されている部分)を選択して、その部分の清掃の頻度を増加させることも可能である。
(8)
第1実施形態の室内機1は、除電部15をさらに備えているので、フィルタ2に付着した塵を静電気の作用で離脱させることが可能になり、ノズル部7の吸込みと併用させることによって、塵やほこりの除去効果を向上させることが可能である。
(9)
第1実施形態では、除電部15は、ノズル部7の吸込口7aの近傍に設置されているので、フィルタ2に付着した塵やほこりに対して、静電気によって離脱させる力とノズル部7の吸込圧力とを同時に作用させることが可能になり、塵やほこりの除去効果をより向上させることが可能である。
(10)
第1実施形態の室内機1は、少なくともフィルタ2の除菌をする活性種を発生させる活性種発生手段としてプラズマ放電部16をさらに備えているので、活性種によってフィルタ2を除菌することが可能である。
(11)
しかも、プラズマ放電部16がプラズマ放電によって活性種を発生させることによって、高い除菌効果を得ることが可能である。
(12)
さらに、プラズマ放電がストリーマ放電であるので、より除菌効果の高い活性種を生成することが可能である。
(13)
第1実施形態の室内機1は、プラズマ放電部16によって発生された活性種をフィルタ2に噴霧する活性種噴霧ノズル17をさらに備えているので、フィルタ2に活性種を噴霧して効果的にフィルタ2の除菌を行うことが可能である。
<第1実施形態の変形例>
(A)
第1実施形態の室内機1では、ノズル部7の吸込口7aの幅は、全長にわたって均一であるが、本発明はこれに限定されるものではない。第1実施形態の変形例として、ノズル部7の吸込口7aの幅は、接続部8から近い方が狭いように設定されていてもよく、この場合、接続部8から遠い位置においても吸込圧力の低下を抑制し、吸込口からの吸込み性能を維持することが可能である。
(B)
第1実施形態では、フィルタ駆動手段としてフィルタ駆動モータ12を例にあげて説明しているが、本発明はこれに限定されるものではない。第1実施形態の他の変形例として、室内機1は、フィルタ2を手動で駆動するための手動操作手段を備えていてもよく、この場合、フィルタ2をノズル部7の吸込口7aの前を順に通過するように手動で走行させることが可能である。しかも、手動操作によって、フィルタ2の塵やほこりがとくに多く付着している部位を、ノズル部7の吸込口7aの前に容易に移動させることができる。
手動操作手段としては、例えば、手動操作が容易なつまみやハンドル等が用いられる。
(C)
第1実施形態では、静電気の作用でフィルタ2の塵を除去する除電部15の例として、+−の電荷をフィルタ2に与える陽電極15aおよび陰電極15bを有する除電部15を例にあげて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。他の除電部として、たとえば、アースに接続された導電部をフィルタ2に接触させて除電を行なってもよい。または、プラズマ放電部16のプラズマ放電により発生した活性種の+−の電荷のバランスを調整することによりフィルタ2の塵を静電気の作用で除去してもよい。
(D)
第1実施形態では、活性種噴霧ノズル17がフィルタ2の前面側(ノズル部7の吸込口7aがある側)に設置されている例が示されているが、本発明はこれに限定されるものではない。他の変形例として、ループ状のフィルタ2の内側に活性種噴霧ノズル17を設置してもよく、この場合も、フィルタ2に活性種を噴霧して効果的にフィルタ2の除菌を行うことが可能である。また、ループ状のフィルタ2の内側に活性種噴霧ノズル17を設置すれば、活性種噴霧ノズル17から噴霧された活性種は、ループ状のフィルタ2の外側に配置されたノズル部7の吸込圧力によって、フィルタ2へ確実に移動することが可能である。
〔第2実施形態〕
第1実施形態のようにプラズマ放電部16で発生された活性種をファンなどの送風機構によって活性種噴霧ノズル17へ供給する代わりに、図5に示される第2実施形態のように、フィルタ2におけるノズル部7が設置されている側にプラズマ放電部21を設置してもよい。具体的には、プラズマ放電部21は、離脱機構6のノズル部7の上側で、かつ室内機1の吸込口1aの下側に配置されている。
この場合には、プラズマ放電部21がフィルタ2に近接または接触して配置することが可能であるので、プラズマ放電部21で発生した活性種をイオン風を利用してフィルタ2に吹き付けることが可能である。そのため、活性種を搬送するための送風機構は不要になる。
また、図5に示される第2実施形態では、プラズマ放電部21のプラズマ放電により発生した活性種の+−の電荷のバランスを調整することによりフィルタ2の塵を静電気の作用で除去する。そのため、除電部を別に設ける必要がなくなる。
〔第3実施形態〕
さらに、図6に示される第3実施形態のように、フィルタ2におけるノズル部7が設置されている側と反対側にプラズマ放電部25を設置してもよい。具体的には、プラズマ放電部25は、離脱機構6のノズル部7の上流側で、かつループ状のフィルタ2の内側に配置されている。
この場合には、プラズマ放電部25がフィルタ2に近接または接触して配置することが可能であるので、プラズマ放電部25で発生した活性種をイオン風を利用してフィルタ2に吹き付けることが可能である。そのため、活性種を搬送するための送風機構は不要になる。
しかも、プラズマ放電部25から噴霧された活性種は、ループ状のフィルタ2の外側(反対側)に配置されたノズル部7の吸込圧力によって、フィルタ2へ確実に移動することが可能である。
また、図6に示される第2実施形態では、プラズマ放電部25のプラズマ放電により発生した活性種の+−の電荷のバランスを調整することによりフィルタ2の塵を静電気の作用で除去する。そのため、除電部を別に設ける必要がなくなる。
〔第4実施形態〕
さらに、図7に示される第4実施形態のように、プラズマ放電部30をフィルタ2におけるノズル部7と一体になるように構成してもよい。具体的には、プラズマ放電部30は、ノズル部7の上側に一体になるように設けられている。
この場合においても、プラズマ放電部30がフィルタ2に近接または接触して配置することが可能であるので、プラズマ放電部30で発生した活性種をイオン風を利用してフィルタ2に吹き付けることが可能である。そのため、活性種を搬送するための送風機構は不要になる。
また、図7に示される第4実施形態では、プラズマ放電部30のプラズマ放電により発生した活性種の+−の電荷のバランスを調整することによりフィルタ2の塵を静電気の作用で除去する。そのため、除電部を別に設ける必要がなくなる。
しかも、プラズマ放電部30をフィルタ2におけるノズル部7と一体になるように構成しているので、室内機1の小型化が可能である。
〔第5実施形態〕
上記の第1実施形態では、壁掛けルームエアコンタイプの空気調和機の室内機1を例にあげて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、フィルタ付きの室内機であれば、種々のタイプの室内機についても本発明を適用することが可能である。
すなわち、第5実施形態の室内機1は、図8に示されるように、天井に埋め込んだ状態で設置される空気調和機の室内機(いわゆる、パッケージエアコン)であり、この室内機41は、天井面と平行に配置されたループ状のフィルタ42を備えている。その他の構成については、図8に示される天井埋込み型の室内機41は、第1実施形態の室内機1と同様に、熱交換器3、ファン4、ケース5、離脱機構6(ノズル部7、接続部8、導通部9)、およびローラ14を備えている。また、ループ状のフィルタ42は、図示しないフィルタ駆動モータによってノズル部7の吸込口7aの前を通過できるように走行することが可能である。
この天井埋込み型の室内機41も、第1実施形態の室内機1と同様に、フィルタ42に向く吸込口7aを有しているノズル部7と、ノズル部7と連通しており、掃除機の吸込部分Sと接続できる接続部8とを備えているので、掃除機の吸引力を利用して、ブラシなしでフィルタ42から塵やほこりを除去することが可能である。その結果、天井に設置される空気調和機内部に塵やほこりが残留することによる雑菌やカビ菌の発生を抑制することが可能である。
しかも、室内機41は、ノズル部7と接続部8との間に接続された導通部9をさらに備えているので、ノズル部7から接続部8へ塵やほこりを円滑に流すことができる。しかも、接続部8は、導通部9を介してノズル部7に接続されているので、ノズル部7から離れた位置に接続部8を設置することが可能になる。
さらに、ノズル部7の吸込口7aがフィルタ2に近接または接触して配置されているので、吸込み性能が向上している。
〔第6実施形態〕
上記の第1実施形態では、本発明の空気調和機として、空気調和機の室内機1を例にあげて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、フィルタ付きの空気調和機であれば、種々のタイプの空気調和機についても本発明を適用することが可能である。
したがって、本発明の空気調和機の他の実施形態として、図9〜10に示されるような空気清浄機31は、空気清浄部33を備えている。その他の構成については、図9〜10に示される空気清浄機31は、第1実施形態の空気調和機の室内機1と同様に、ファン4、ケース5、離脱機構6(ノズル部7、接続部8、導通部9)、制御部10、フィルタ駆動モータ12およびローラ14を備えている。また、ループ状のフィルタ2は、フィルタ駆動モータ12によってノズル部7の前を通過できるように走行することが可能である。
空気清浄部33は、空気清浄機能を有するものであればいかなる手段でもよく、従来公知の空気清浄手段が用いられる。
この空気清浄機31も、第1実施形態の室内機1と同様に、フィルタ2に向く吸込口7aを有しているノズル部7と、ノズル部7と連通しており、掃除機の吸込部分Sと接続できる接続部8とを備えているので、掃除機の吸引力を利用して、ブラシなしでフィルタ2から塵やほこりを除去することが可能である。その結果、天井に設置される空気調和機内部に塵やほこりが残留することによる雑菌やカビ菌の発生を抑制することが可能である。
本発明は、フィルタを備えている空気調和機(室内機、空気清浄機、その他の空気調和機能を有する機器)であれば、いかなるタイプの空気調和機にも利用することが可能である。したがって、壁掛けルームエアコンタイプの室内機(図1〜図3参照)だけでなく、天井設置タイプ(天井埋込み型および天井吊下げ型の両方)の室内機(図8参照)にも本発明を適用することが可能である。
本発明の第1実施形態に係わる壁掛けルームエアコンタイプの空気調和機の室内機の内部を正面から見た構成図。 図1の室内機の縦断面図。 図1の離脱機構付近の拡大図。 図1のプラズマ放電部の構成図。 本発明の第2実施形態に係わる空気調和機の室内機における離脱機構付近の拡大図。 本発明の第3実施形態に係わる空気調和機の室内機における離脱機構付近の拡大図。 本発明の第4実施形態に係わる空気調和機の室内機における離脱機構付近の拡大図。 本発明の第5実施形態に係わる天井設置型の空気調和機の室内機の内部構成図。 本発明の第6実施形態に係わる空気清浄機の内部を正面から見た構成図。 図9の空気清浄機の縦断面図。
符号の説明
1 室内機
2、42 フィルタ
6 離脱機構
7 ノズル部
7a 吸込口
8 接続部
9 導通部
11 挿入検出センサ
12 フィルタ駆動モータ
13 フィルタ位置センサ
15 除電部
16、21、25、30 プラズマ放電部
17 活性種噴霧ノズル
31 空気清浄機
33 空気清浄部

Claims (22)

  1. 空気を濾過するフィルタ(2、42)と、
    前記フィルタ(2、42)に向く吸込口(7a)を有しているノズル部(7)と、
    前記ノズル部(7)と連通しており、掃除機の吸込部分と接続できる接続部(8)と、
    を備えている空気調和機(1、31)。
  2. 前記ノズル部(7)と前記接続部(8)との間に接続され、前記ノズル部(7)の吸込口(7a)から前記フィルタ(2、42)に付着した塵を吸い込んで前記掃除機の吸込部分へと流す塵除去空間(9a)を内部に有する導通部(9)をさらに備えている、
    請求項1に記載の空気調和機(1、31)。
  3. 前記ノズル部(7)の吸込口(7a)は、前記フィルタ(2、42)に近接する、
    請求項1に記載の空気調和機(1、31)。
  4. 前記ノズル部(7)の吸込口(7a)は、前記フィルタ(2、42)に接触する、
    請求項1に記載の空気調和機(1、31)。
  5. 前記ノズル部(7)の吸込口(7a)の幅は、1〜10mmである、
    請求項1に記載の空気調和機(1、31)。
  6. 前記ノズル部(7)の吸込口(7a)の幅は、前記接続部(8)から近い方が狭いように設定されている、
    請求項1に記載の空気調和機(1、31)。
  7. 前記フィルタ(2、42)を駆動させるフィルタ駆動手段(12)をさらに備えている、
    請求項1に記載の空気調和機(1、31)。
  8. 前記フィルタ駆動手段(12)は、手動操作手段を有している、
    請求項7に記載の空気調和機(1、31)。
  9. 前記フィルタ駆動手段(12)は、電動機を有している、
    請求項7に記載の空気調和機(1、31)。
  10. 前記掃除機の吸込部分が前記接続部(8)に挿入されたことを検出する挿入検出手段(11)をさらに備えており、
    前記フィルタ駆動手段(12)は、前記掃除機の吸込部分が前記接続部(8)に挿入されたときに、前記フィルタ(2、42)の駆動を開始する、
    請求項9に記載の空気調和機(1、31)。
  11. 前記フィルタ(2、42)の位置を検出するフィルタ位置検出手段(13)をさらに備えており、
    前記フィルタ駆動手段(12)は、前記フィルタ位置検出手段(13)からの前記フィルタ(2、42)の位置情報に基づいて、前記フィルタ(2、42)を所定の移動距離だけ移動させる、
    請求項9に記載の空気調和機(1、31)。
  12. 前記フィルタ(2、42)に付着した塵を静電気の作用で除去する除電手段(15)をさらに備えている、
    請求項1から11のいずれかに記載の空気調和機(1、31)。
  13. 前記除電手段(15)は、前記ノズル部(7)の吸込口(7a)の近傍に設置されている、
    請求項12に記載の空気調和機(1、31)。
  14. 少なくとも前記フィルタ(2、42)の除菌をする活性種を発生させる活性種発生手段(16、21、25、30)をさらに備えている、
    請求項1から13のいずれかに記載の空気調和機(1、31)。
  15. 前記活性種発生手段(16、21、25、30)は、プラズマ放電によって活性種を発生させる、
    請求項14に記載の空気調和機(1、31)。
  16. 前記プラズマ放電は、ストリーマ放電である
    請求項14に記載の空気調和機(1、31)。
  17. 前記活性種発生手段(16)によって発生された活性種を前記フィルタ(2、42)に噴霧する活性種噴霧ノズル(17)をさらに備えている、
    請求項14から16のいずれかに記載の空気調和機(1、31)。
  18. 前記活性種発生手段(21)は、前記フィルタ(2、42)における前記ノズル部(7)が設置されている側に設置されている、
    請求項14から16のいずれかに記載の空気調和機(1、31)。
  19. 前記活性種発生手段(25)は、前記フィルタ(2、42)における前記ノズル部(7)が設置されている側と反対側に設置されている、
    請求項14から16のいずれかに記載の空気調和機(1、31)。
  20. 前記活性種発生手段(30)は、前記ノズル部(7)と一体になるように構成されている、
    請求項14から16のいずれかに記載の空気調和機(1、31)。
  21. 天井に設置される空気調和機(1、31)であり、
    前記フィルタ(42)は、天井面と平行に配置されている、
    請求項1から20のいずれかに記載の空気調和機(1、31)。
  22. 空気清浄機能を有する空気清浄部(33)をさらに備えている、
    請求項1から21のいずれかに記載の空気調和機(31)。
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