JP2007333223A - 燃焼装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃焼筐内に、燃焼プレート22を上面に備える全一次燃焼式のバーナと、バーナ配置部の下側の給気室とが設けられ、バーナと燃焼筐との間に通気間隙7が確保され、給気室に燃焼ファンから送風される空気がバーナに一次空気として供給されると共に、通気間隙にエアカーテン用の空気として供給されるようにした燃焼装置において、燃焼プレートの周辺領域に回り込むエアカーテン用空気aの影響で火炎のリフトを生ずることを防止する。
【解決手段】燃焼プレート22の周辺領域に、周辺領域より内側に位置する一般領域の炎孔群により生成される火炎より火炎長の短い小火炎を生成する炎孔が配置される。より具体的には、一般領域に大中小の3種の炎孔221,222,223を配置する場合、周辺領域には中炎孔222と小炎孔223のみを配置する。
【選択図】図6

Description

本発明は、プレート型全一次燃焼式バーナを用いた給湯用その他の燃焼装置に関する。
従来、給湯用燃焼装置として、上方に熱交換器を載置した燃焼筐内に、多数の炎孔を有する燃焼プレートを上面に備えるプレート型全一次燃焼式のバーナを配置したものが特許文献1で知られている。このものでは、燃焼筐の下部にバーナが燃焼筐との間に隙間を生じないように気密に装着されている。そして、燃焼ファンの送風ダクトをバーナに直結し、送風ダクトに燃料ガスを供給して、燃料ガスと燃焼ファンからの空気との混合気(理論空燃比より燃料濃度が希薄な混合気)をバーナに強制給気している。
また、特許文献1のバーナの燃焼プレートには、燃焼騒音を低減するために、格子状に分散配置された断面積の異なる大中小の3種の炎孔で構成される炎孔群が設けられている。そして、各大炎孔は、隣り合う4つの小炎孔の中心に位置すると共に、隣り合う4つの中炎孔の中心に位置し、且つ、各小炎孔は、隣り合う2つの中炎孔の中間に位置している。燃焼プレートの上面には、各大炎孔と同心で、各大炎孔に隣り合う小炎孔に達する径の窪み部が設けられている。
ところで、全一次燃焼式バーナを用いる燃焼装置は、装置の小型化を図る上で有利であるが、反面、燃焼排気による燃焼筐の熱損や腐食を生じ易くなる不具合がある。
ここで、従来、燃焼筐内に、前後方向に長手の上端の炎口部を有する偏平バーナを横方向に複数本並設して成るバーナユニットを配置すると共に、燃焼筐内のバーナユニット配置部の下側に給気室を設けて、給気室に燃焼ファンから空気を送風し、各偏平バーナにガスノズルから燃料ガスを供給すると共に給気室から一次空気を供給して、理論空燃比より燃料ガス濃度が希薄な混合気を生成し、この混合気を各偏平バーナの炎口部から噴出させて全一次燃焼させるようにした燃焼装置において、バーナユニットの外側面と燃焼筐の内側面との間に通気間隙を確保し、この通気間隙に給気室から空気を流し、燃焼筐の内側面に沿ってバーナユニットより上方に流れるエアカーテンが生成されるようにしたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。これによれば、燃焼排気が燃焼筐の内側面に触れなくなり、燃焼排気による燃焼筐の熱損や腐食が防止される。
燃焼プレートを具備するプレート型全一次燃焼式バーナを用いる燃焼装置においても、燃焼筐内にバーナ配置部の下側の給気室が設けられ、バーナの外側面と燃焼筐の内側面との間に通気間隙が確保され、給気室に燃焼ファンから送風される空気がバーナに一次空気として供給されると共に、通気間隙にエアカーテン用の空気として供給されるようにすれば、燃焼排気が燃焼筐の内側面に触れなくなり、燃焼排気による燃焼筐の熱損や腐食が防止される。
然し、プレート型全一次燃焼式バーナを用いる燃焼装置において、上記通気間隙にエアカーテン用の空気を流すと、以下の不具合を生ずる。即ち、燃焼プレートの周辺領域の炎孔で生成される火炎がリフトして、燃焼性が悪くなる。このような火炎のリフトは、通気間隙に流れたエアカーテン用の空気の一部が燃焼プレートの周辺領域の上方に回り込み、周辺領域の炎孔から噴出する混合気の燃焼反応が完了する前に混合気にエアカーテン用の空気が混入して、空気過剰率が過度に高くなるために生ずることが判明した。
そこで、本願発明者は、周辺領域を炎孔の無い無炎孔部にした燃焼プレートを製作して実験を行った。然し、このものでも、燃焼プレートの周辺領域に隣接する部分の炎孔で生成される火炎にエアカーテン用の空気が周辺領域を通り越して到達し、火炎のリフトを生じてしまうことが分かった。
特公平5−85805号公報 特開2000−274667号公報
本発明は、以上の点に鑑み、プレート型全一次燃焼式バーナの周囲の通気間隙にエアカーテン用の空気を流すにも拘わらず、火炎のリフトを生じないようにした燃焼装置を提供することをその課題としている。
上記課題を解決するために、本発明は、燃焼筐内に、多数の炎孔を有する燃焼プレートを上面に備える全一次燃焼式のバーナと、バーナ配置部の下側の給気室とが設けられ、バーナの外側面と燃焼筐の内側面との間に通気間隙が確保され、給気室に燃焼ファンから送風される空気がバーナに一次空気として供給されると共に、通気間隙にエアカーテン用の空気として供給されるようにした燃焼装置において、燃焼プレートの周辺領域に、周辺領域より内側に位置する一般領域の炎孔群により生成される火炎より火炎長の短い小火炎を生成する炎孔が配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、燃焼プレートの周辺領域の炎孔で生成される火炎の長さが短くなるため、通気間隙を通過したエアカーテン用の空気の一部が周辺領域の上方に回り込んでも、空気の回り込み位置より下方で混合気の燃焼反応は完了する。従って、燃焼プレートの周辺領域の上方に回り込んだ空気は燃焼排気に混入するだけで、燃焼反応を阻害せず、火炎のリフトは生じない。そして、燃焼プレートの周辺領域の上方に回り込んだ空気は燃焼排気のドラフトにより上方に流れ、一般領域には到達しない。その結果、一般領域の炎孔群で生成される火炎のリフトも生じず、良好な燃焼が行われる。
また、本発明において、燃焼プレートの一般領域の炎孔群は、燃焼騒音を低減するために、上記特許文献1に記載の炎孔群と同様に、格子状に分散配置された断面積の異なる大中小の3種の炎孔で構成され、各大炎孔は、隣り合う4つの小炎孔の中心に位置すると共に、隣り合う4つの中炎孔の中心に位置し、且つ、各小炎孔は、隣り合う2つの中炎孔の中間に位置することが望ましい。この場合、燃焼プレートの周辺領域に中炎孔と小炎孔のみが配置され、大炎孔が周辺領域に配置されていなければ、周辺領域の火炎が短くなり、上記の作用効果が得られる。尚、周辺領域に小炎孔のみを配置することも考えられるが、これでは熱量不足で燃焼が不安定になるため、周辺領域には中炎孔も配置することが好ましい。
また、燃焼プレートの一般領域に大中小の3種の炎孔を上記の配列で配置する場合、燃焼騒音を一層低減するため、一般領域の上面に、各大炎孔と同心で、各大炎孔に隣り合う小炎孔に達する径の窪み部が設けられていることが望ましい。この場合、燃焼プレートの周辺領域の上面にも同様の窪み部を設けることが考えられる。ここで、一般領域では、大炎孔に流れる大流量の混合気により燃焼プレートの熱が奪われるため、窪み部に熱がこもらずその赤熱は生じない。一方、大炎孔を配置しない周辺領域に窪み部を設けると、窪み部が赤熱して、不均一な熱歪を生じ、燃焼プレートの割れを生じ易くなる。従って、周辺領域の上面は、窪み部を有しない平坦面に形成されていることが望ましい。
図1、図2を参照して、1は上方に給湯用熱交換器等の被加熱物(図示せず)を配置する燃焼筐を示しており、燃焼筐1内に全一次燃焼式のバーナ2が配置されている。
燃焼筐1は、底板11と、1枚の板材を折り曲げて形成した後板12及び左右の側板13,13と、両側板13,13の前端部間の上部に取り付けられる前板14と、後板12と両側板13,13の上部内側面を覆う遮熱板15とで構成されている。前板14には、点火プラグ14aとフレームロッド等の火炎検知素子14bとが取り付けられている。また、燃焼筐1内には、バーナ2の配置部に対し仕切り板3で仕切られた下部の給気室4が設けられている。そして、底板11に燃焼ファン5(図3参照)の送風ダクトを接続する接続口11aを開設し、給気室4に燃焼ファン5からの空気が送風されるようにしている。尚、仕切り板3は、バーナ2を支持する下板部31と、バーナ2の下部前面に取り付けられ、給気室4の前部から立上る一次空気室4aを画成するダンパ兼用の前板部32とで構成されている。そして、前板部32の上端には、一次空気室4aの天面となる前方に屈曲する庇部32aと、庇部32aの前端から上方に屈曲して前板14の後面下部に接合するフランジ部32bとが形成されている。
バーナ2は、図3、図4に示す如く、仕切り板3の下板部31上に着座する下面の脚部21aと燃焼筐1の後板12に当接する後面のスペーサ部21bとを突設した箱形のバーナ本体21を備え、このバーナ本体21の上面に後述する多数の炎孔を有するセラミックス製の燃焼プレート22を装着して成るプレート型バーナで構成されている。ここで、燃焼プレート22は、その上面周縁部に上方から当接する押え枠23によりバーナ本体21に対し抜け止めされる。そして、バーナ本体21の外側面に、燃焼プレート22より下方に位置させて、全周に亘るフランジ部21cを突設し、押え枠23をこのフランジ部21cに固定している。
また、バーナ本体21の前面下部には、これに取り付けられる仕切り板3の前板部32に形成した開口32cを通して一次空気室4aに連通する流入口24が開設されている。そして、バーナ本体21内に、流入口24から後方にのびる下部の混合室25と、混合室25の上面板25aの後部に形成した開口25bを介して混合室25に連通する上部の分布室26とが設けられている。分布室26内には、これを上下2室に区画する分布板26aが設けられており、分布板26aに多数の分布孔26bを形成して、燃焼プレート22と分布板26aとの間の分布室26の部分の圧力分布が均一化されるようにしている。また、燃焼プレート22を横方向に3分割し、同様に、流入口24、混合室25及び分布室26も横方向に3分割し、実質的に3個のバーナを組合わせた構造にしている。
一次空気室4aの前面はガスマニホールド6で閉塞されており、このガスマニホールド6に流入口24に臨むガスノズル6aを設けている。かくして、バーナ2の混合室25にガスノズル6aからの燃料ガスと共に一次空気室4aから一次空気が流入し、混合室25内で燃料ガスと一次空気とが混合されて理論空燃比より燃料ガス濃度が希薄な混合気が生成され、この混合気が分布室26を介して燃焼プレート22の炎孔から噴出して全一次燃焼される。尚、図1、図2ではガスマニホールド6を省略している。
また、バーナ2の外側面と燃焼筐1の内側面との間には全周に亘り通気間隙7が確保されている。そして、図2乃至図4に示す如く、仕切り板3の下板部31に、バーナ2の後側の外側面と燃焼筐1の後板12の内側面との間の通気間隙7と、バーナ2の左右の外側面と燃焼筐1の左右の側板13の内側面との間の通気間隙7とに臨む多数の分布孔3aを形成すると共に、仕切り板3の前板部32の庇部32aに、バーナ2の前側の外側面と燃焼筐1の前板14との間の通気間隙7に臨む多数の分布孔3aを形成している。かくして、給気室4に燃焼ファン5から送風される空気がバーナ2に一次空気として供給されると共に、分布孔3aを介して通気間隙7に供給される。そして、通気間隙7に供給された空気により燃焼筐1の内側面に沿ってバーナ2の燃焼プレート22より上方に流れるエアカーテンが生成される。これにより、バーナ2の燃焼排気が燃焼筐1の内側面に触れなくなり、燃焼排気による燃焼筐1の熱損や腐食が防止される。また、通気間隙7への空気供給量が分布孔3aにより制限されるため、バーナ2に十分な一次空気が供給され、全一次燃焼が行われてNOxが低減される。
次に、図5、図6を参照して、燃焼プレート22について詳述する。燃焼プレート22には多数の炎孔が配置されているが、炎孔の配置パターンは、押え枠23に隣接する周辺領域と、周辺領域より内側に位置する一般領域とで異なる。一般領域の炎孔群は、格子状に分散配置された断面積の異なる大中小の3種の炎孔221,222,223で構成される。各炎孔221,222,223の直径は、例えば大炎孔221が1.9mm、中炎孔222が1.3mm、小炎孔223が1.0mmである。各大炎孔221は、隣り合う4つの小炎孔223の中心に位置すると共に、隣り合う4つの中炎孔222の中心に位置し、且つ、各小炎孔223は隣り合う2つの中炎孔222の中間に位置している。より具体的に説明すれば、各大炎孔221は、その中心を中心とする比較的小径(例えば、直径4.8mm)の同心円上に等間隔に位置する4つの小炎孔223により四方を囲まれると共に、比較的大径(例えば、直径6.8mm)の同心円上に等間隔に位置する4つの中炎孔222により小炎孔223とは45°異なる位相で四方を囲まれる。また、一般領域の上面には、各大炎孔221と同心で、各大炎孔221に隣り合う4つの小炎孔223に達する径(例えば、直径4.5mm)の窪み部224が設けられている。
これによれば、振動エネルギーの大きな大炎孔221の火炎は、振動数及び振動エネルギーが中程度の中炎孔222の火炎で四方を囲まれるので、干渉による振動エネルギーの減衰が有効になされる。また、中炎孔222の火炎の振動エネルギーは小炎孔221の火炎の振動エネルギーにより干渉減衰される。その結果、広範囲な発熱量の変化域の全域において燃焼騒音が低減される。また、窪み部224を設けることで、大炎孔221の火炎に小炎孔223の火炎が根元において併合状態に吸い込まれるようになり、全体的に根元において径大な火炎となって、火炎が安定する。その結果、振動燃焼に起因する騒音が一層抑制される。尚、窪み部224を設けると、一般的に、窪み部224に熱がこもって、窪み部224が赤熱し易くなる。然し、本実施形態では、窪み部224の中心に位置する大炎孔221に流れる大流量の混合気により熱が奪われ、窪み部224の赤熱が防止される。
燃焼プレート22の周辺領域には、中炎孔222と小炎孔223とが一般領域と同様の配列で配置されているが、大炎孔221は配置されていない。また、周辺領域の上面は、窪み部224を有しない平坦面に形成されている。
ここで、燃焼プレート22の周辺領域の上方には、通気間隙7を通過したエアカーテン用の空気の一部が図6に矢印aで示す如く回り込む。そして、周辺領域に大炎孔221が配置されていると、大炎孔221から噴出する混合気の燃焼反応が完了する前に混合気にエアカーテン用の空気が混入し、空気過剰率が過度に高くなって、火炎のリフトを生ずる。これに対し、本実施形態では、燃焼プレート22の周辺領域には中炎孔222及び小炎孔223のみが配置されているため、周辺領域で生成される火炎は一般領域で生成される火炎より火炎長の短い小火炎になる。そのため、通気間隙7を通過したエアカーテン用の空気の一部が周辺領域の上方に回り込んでも、空気の回り込み位置より下方で混合気の燃焼反応は完了する。従って、周辺領域の上方に回り込んだ空気は燃焼排気に混入するだけで、燃焼反応を阻害せず、火炎のリフトは生じない。そして、周辺領域の上方に回り込んだ空気は、周辺領域での混合気の燃焼により生ずる燃焼排気のドラフトにより上方に流れ、一般領域には到達しない。その結果、一般領域の炎孔群で生成される火炎のリフトも生じず、良好な燃焼が行われる。
図7は、燃焼試験を行って求めた理論乾燥燃焼ガス中のCO濃度であるCOaf(体積%)を示しており、図中a線は本実施形態の燃焼プレート22を用いた場合、b線は周辺領域にも大炎孔221を配置した比較例の燃焼プレートを用いた場合である。試験した燃焼装置の定格燃焼量は48.8kWである。図7から明らかなように、本実施形態の方が比較例のものよりCOafが低くなっており、燃焼状態が改善されていることが分かる。尚、燃焼プレート22の周辺領域の中炎孔222を小炎孔221に代えると、周辺領域での燃焼状態が熱量不足で悪くなる。そのため、周辺領域には、本実施形態の如く中炎孔222と小炎孔223とを配置することが望ましい。
また、燃焼プレート22の周辺領域に窪み部224を設けると、大炎孔221が存在しないために、大流量の混合気による熱引き作用が得られなくなって、窪み部224が赤熱する。その結果、燃焼プレート22に不均一な熱歪を生じて、燃焼プレート22の割れを生じ易くなる。これに対し、本実施形態では、周辺領域の上面が平坦面に形成されるため、かかる不具合は生じない。
尚、本実施形態のように、燃焼プレート22を横方向に分割する場合、分割された各燃焼プレート22の分割線側の周辺領域にはエアカーテン用の空気が回り込まない。そのため、この周辺領域には一般領域と同様に大炎孔221、中炎孔222及び小炎孔223を配置しても良い。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して説明したが、本発明はこれに限られない。例えば、炎孔を大小2種類とし、燃焼プレート22の一般領域に大炎孔を配置し、周辺領域に小炎孔を配置するようにしても良い。
本発明の実施形態の燃焼装置を示す斜視図。 実施形態の燃焼装置の分解状態の斜視図。 図1のIII−III線で切断した切断側面図。 図3のIV−IV線で切断した切断正面図。 実施形態に燃焼装置のバーナの要部の拡大平面図。 図5のVI−VI線で切断した拡大断面図。 実施形態の燃焼装置と比較例の燃焼装置で発生するCO濃度を示すグラフ。
符号の説明
1…燃焼筐、2…バーナ、22…燃焼板、221…大炎孔、222…中炎孔、223…小炎孔、224…窪み部、4…給気室、5…燃焼ファン、7…通気間隙。

Claims (3)

  1. 燃焼筐内に、多数の炎孔を有する燃焼プレートを上面に備える全一次燃焼式のバーナと、バーナ配置部の下側の給気室とが設けられ、バーナの外側面と燃焼筐の内側面との間に通気間隙が確保され、給気室に燃焼ファンから送風される空気がバーナに一次空気として供給されると共に、通気間隙にエアカーテン用の空気として供給されるようにした燃焼装置において、
    燃焼プレートの周辺領域に、周辺領域より内側に位置する一般領域の炎孔群により生成される火炎より火炎長の短い小火炎を生成する炎孔が配置されていることを特徴とする燃焼装置。
  2. 請求項1記載の燃焼装置であって、前記一般領域の炎孔群は、格子状に分散配置された断面積の異なる大中小の3種の炎孔で構成され、各大炎孔は、隣り合う4つの小炎孔の中心に位置すると共に、隣り合う4つの中炎孔の中心に位置し、且つ、各小炎孔は隣り合う2つの中炎孔の中間に位置しており、
    前記周辺領域には、中炎孔と小炎孔のみが配置されていることを特徴とする燃焼装置。
  3. 請求項2記載の燃焼装置であって、前記一般領域の上面に、前記各大炎孔と同心で、各大炎孔に隣り合う前記小炎孔に達する径の窪み部が設けられ、
    前記周辺領域の上面は、窪み部を有しない平坦面に形成されていることを特徴とする燃焼装置。
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