JP2007333169A - センサ付軸受装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カバーとハウジングとの溶着部が外力等によって破壊された場合においても、ハウジングの脱落を防止することが可能なセンサ付軸受装置を提供する。
【解決手段】内輪と外輪及び両者の間に介在された転動体からなる軸受を有し、前記内輪と外輪のいずれか一方が回転輪で他方が静止輪であり、前記回転輪に多極の磁石を固定すると共に、前記静止輪に前記磁石と対向する磁気感応センサを設けてなるセンサ付軸受装置において、前記磁気感応センサに接続される電子回路基板を含み、該記電子回路基板上に接着剤を塗布し、同時にそれを覆うカバーと接着した構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、転がり軸受装置や機械装置等の運転状態を検出するためのセンサを備えたセンサ付軸受装置に関し、特に、軸の回転数や回転方向を検知する回転センサを少なくとも備えたセンサ付軸受装置における構成部品の固定構造に関する。
従来、内輪あるいは外輪と一体化された回転部材の回転数を検知するためのセンサ付軸受としては、例えば特許文献1で開示されたものがある。
図2は、特許文献1に開示されているセンサ付軸受を示す軸方向(軸受の回転軸X−X線方向)の断面図である。このセンサ付軸受は、静止輪110と、回転輪111と、両者の間に転動自在に配設され、保持器131によって一定の距離を分離して維持される玉(複数)の列112と、静止輪と回転輪との相互の運動を測定するためのセンサ121と、保持部材122によって回転輪111に固設されるホニックホイール(例えば多極磁石)120とを備えている。さらに、軸受の一側部には、軸受内への汚染物(水、塵埃、泥)の浸入を防ぐための保護シールド114が装着されている。
この特許文献1に記載の発明は、センサを軸受の静止輪に簡単且つ確実に装着できる保持装置を提供することを主要な目的としており、センサ121は、環状センサキャリヤ123内に収容されて、シート金属で形成される保持装置124によって保持され、センサ121の被検出部材120に対する平坦性が維持されるようになっている。
詳しくは、保持装置124は、大きい直径の第1円筒形部分125と小さい直径の第2円筒部分126とからなり、第1円筒形部分125の軸方向外端縁125aは、環状センサキャリヤ123に形成された勾配の形状に従って成形されて固定され、第2円筒部分126の軸方向内部端縁126aは、静止輪110の円周溝116b内に折り曲げて固定される構造としている(特許文献1を参照)。
このように、2つの相対的に回転する軌道輪の相互の運動を測定するセンサ付軸受は、静止輪である外輪に保持部材を介して検出センサを取り付け、回転輪である内輪に被検出部材として、多極磁石を設けている。そして、検出センサは、一般的にセンサハウジング(図2の例では環状センサキャリヤ123)に収納され、且つカバーに保持されるようになっている。
図3は、従来のセンサ付軸受におけるセンサハウジングとカバーとの固定形態の一例を示しており、例えば、樹脂製のセンサハウジング123(図2に例示したような環状センサキャリヤ)と金属製のカバー140とは、センサハウジング123に周設された溶着ピン部141において、溶着ピンが溶着されて固定される。
特開平7−311212号公報
ところで、金属製の部品(カバー)と樹脂製の部品(ハウジング)とを固定する場合において、上述した溶着ピンを用いた熱溶着や超音波溶着などによる固定がしばし用いられる。
しかし、外力が加わる環境や振動、衝撃が加わる環境下では、溶着ピン部にせん断応力や引張り応力等のストレスが加わり、最悪の場合破壊する可能性が考えられる。結合部が破壊するとハウジングが脱落し、ハウジングと回転部の接触、軸受部への摩頼粉の侵入による軸受寿命の低下、及びセンサ検出精度の低下等の問題が生じることが考えられる。
本発明は上述のような事情から成されたものであり、本発明の目的は、カバーとハウジングとの溶着部が外力等によって破壊された場合においても、ハウジングの脱落を防止することが可能なセンサ付軸受装置を提供することにある。更に、ハウジングの脱落防止に係る固定構造において、装置に内蔵される電子機器類の絶縁、防湿及び防水効果を同時に果たすことが可能なセンサ付軸受装置を提供することにある。
本発明は、センサ付軸受装置に関するものであり、本発明の上記目的は、内輪と外輪及び両者の間に介在された転動体からなる軸受を有し、前記内輪と外輪のいずれか一方が回転輪で他方が静止輪であり、前記回転輪に多極の磁石を固定すると共に、前記静止輪に前記磁石と対向する磁気感応センサを設けてなるセンサ付軸受装置において、前記磁気感応センサに接続される電子回路基板を含み、該記電子回路基板上に接着剤を塗布し、同時にそれを覆うカバーと接着してなることによって達成される。
さらに、本発明の上記目的は、前記電子回路基板上に塗布した接着剤が、絶縁材料としての機能を果たしていること、前記電子回路基板上に塗布した接着剤が、防湿、及び防水材料としての機能を果たしていること、前記接着材がシリコーン系接着材であること、前記電子回路基板が収容されるハウジングと前記カバーとで前記電子回路基板を上下からサンドイッチする形で、前記電子回路基板と前記カバーと前記ハウジングとが前記接着剤により接合固定されると共に、前記カバーと前記ハウジングとが、前記カバーの溶着ピン部に嵌入された溶着ピンにより溶着固定されていること、前記電子回路基板が収容されるハウジングの側壁内面部と前記電子回路基板の側面部とが前記接着剤によって接着されると共に、前記電子回路基板の上面部、前記電子回路基板の側面部の上方に延長する前記ハウジングの側壁内面部、及び前記カバーの内面部から形成される空間内に前記接着剤が充填されて、前記電子回路基板と前記ハウジングと前記カバーとが前記接着剤によって接合固定されていること、によってそれぞれ一層効果的に達成される。
本発明によれば、外力や振動、衝撃の加わる環境下において、カバーとハウジングとの溶着部が破壊するような現象が発生しても、接着剤によりカバーと電子回路基板とが固定されているため、電子回路基板が固設されているハウジングが完全に脱落することがない。そのため、溶着部の破壊によるハウジング脱落等に起因する、センサ機器類の故障やセンサ検出精度の低下等の問題がなくなり、信頼性の向上を図ることができる。また、電子回路基板上に接着剤が塗布された構成としているので、絶縁や防湿、防水効果を同時に果たすことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、一般産業機械や鉄道車両などに適用されるセンサ付軸受装置を例として説明する。
図1は本発明に係るセンサ付軸受装置の構成の一例を示す構造図であり、図1(A)は車軸方向から見た主要部の平面構造図、図1(B)は、同図(A)のY−Y線断面をZ方向から見た断面図である。このセンサ付軸受装置は、一般産業機械等に適用される転がり軸受装置であり、軸受部10(転がり軸受)は、車体側ハウジングに内嵌された外輪11と、車軸に外嵌されて該車軸とともに回転する内輪12と、外輪11と内輪12との間に転動自在に配設された複数の転動体(ボール又はころ)13とを備えている。
センサ部20は、軸受部10の診断等を行うための検出センサとしての磁気感応センサ21(本例では軸の回転数や回転方向を検出するための回転センサ)と、被検出部材としての多極磁石22とを有し、回転輪である内輪12側に多極磁石22を、静止輪である外輪11側に磁気感応センサ21を固定し、それぞれを対向させて軸の回転数等を検知する構成となっている。さらに、センサ部20は、多極磁石22の保持部材としての磁石ホルダ23と、検出センサからの信号に基づいて軸受部10の異常診断等を行うための電子回路基板24(以下「回路基板」と略称する)と、センサ機器(本例では、磁気感応センサ21等の検出センサと回路基板24)を収容するセンサハウジング25(以下「ハウジング」と略称する)と、それらの部品を覆うと共に外輪11に結合固定してセンサを当該位置に保持する保持部材としてのセンサカバー26(以下「カバー」と略称する)とを有している。
センサ付軸受装置に内蔵される回路基板24は、例えばケーブル24aを介して外部の制御系(図示せず)と接続され、車軸の診断結果等のデータを制御系に送出する。
ハウジング25は、全体が円環状に形成された樹脂製部材から成り、断面がL字型(若しくは凹状)に形成されたセンサ収容部25aの部分は、磁気感応センサ21が回転輪12側の多極磁石22と対向する位置に配置されるように、ハウジング25の環状部の所定位置に設けられている。本例では、磁気感応センサ21は回路基板24と層設されて半田により一体的に固定されており、一体化されたユニットは、磁気感応センサ21を車軸側(多極磁石22側)にしてセンサ収容部25aに収容し、ハウジング25を回転輪12側と結合固定することで、磁気感応センサ21が多極磁石22に対して対向設置されるようにしている。
ハウジング25は、本実施の形態では、上記ユニットをセンサ収容部25aに収容し且つカバー26を装着した状態で、接着剤充填用の空隙部がセンサ収容部25aに生じるように、センサ収容部25aの深さが、磁気感応センサ21と回路基板24とからなるセンサユニットの厚みより大きく形成されている。そして、上記空隙部に接着剤30が充填されること、好ましくはカバー26の壁部内面とハウジング25の壁部内面と回路基板24の上面とで形成される空隙部に、接着剤30が充填されることで、カバー26とハウジング25とが接着されると共に回路基板24が接着される構造となっている。言い換えると、回路基板24が収容されるハウジング25の側壁内面部と回路基板24の側面部とが接着剤30によって接着されると共に、回路基板24の上面部、回路基板24の側面部の上方に延長するハウジング25の側壁内面部、及びカバー26の内面部から形成される空間内に接着剤30が充填されて、上記回路基板24とハウジング25とカバー26とが接着剤30によって接合固定される構造となっている。
その結果、図1(B)に示すように電子機器(本例では回路基板24)の周りの空間内に接着剤30が充填されることで、接着剤30が絶縁材料としての機能を果たすと共に、防湿/防水部材等の機能を果たすことになる。
本実施の形態では、カバー26は肉薄の金属製部材から成り、センサ部20を覆い且つ軸受空間部を塞ぐようにドーナツ状に形成されている。そして、カバー26は、その環状部の内周面と軸受部10の外輪11の外周面とが結合固定される。例えば、カバー26と外輪(静止輪)11とは、カバー26の環状部一端の内周面側に形成された加締め用突起部を、外輪11の外周面側に形成された凹状溝に加締めることにより結合固定(あるいは嵌合溝に圧入固定)する。
次に、上述のようなセンサ付軸受装置において、本発明に係るセンサ部20の固定形態について詳しく説明する。
前述のように、磁気感応センサ21は回路基板24と層設されて半田により一体的に固定されている。そして、本実施の形態では、磁気感応センサ21と接合された回路基板24の表面に接着剤30を塗布し、同時にセンサ機器(及び軸受空間部)を覆うカバー26とを接着することで、回路基板24と金属製のカバー26と樹脂製のハウジング25とを接合して固定する形態としている。さらに、カバー26とハウジング25とは、両者の結合部に周設された溶着ピン部25Aで溶着固定される。なお、接着剤30は絶縁性を有する接着剤であり、シリコーン等の電気絶縁性の高い接着剤が好ましい。
本例では、回路基板24の形状は、図1(A)のように、車軸を中心とする同心円状の2つ円弧を幅とした形状となっており、少なくとも、その回路基板上(表面全域)に接着剤30が塗布されて、回路基板24とカバー26とが接着剤30によって接着される。また、ハウジング25も同時に接着剤30によって接着されるのが好ましく、本実施の形態では、センサ部20の3つの構成部品(磁気感応センサと半田付けされた回路基板24、ハウジング25、及びカバー26)を接着剤30によって接着している。
ここで、回路基板24とハウジング25とを接着剤30によって接着する場合の例を説明する。図1(A)及び(B)において、回路基板24の側面部は、センサ収容部25aの外周面及び内周面と略同一の円弧形状から成る外径面及び内径面を有する形状となっている。回路基板24とハウジング25とは、例えば同心円状の面の両方、又は一方の接合面(図1の例では、回路基板24の内径面側の側面部とセンサ収容部25aの内周面側の側面部と)がセンサ収容部25aの接着剤30によって接着されて固定される。
上記接着を行う際には、例えば、回路基板24を樹脂製のハウジング25と接着した後、接着剤30を基板表面に塗布し、接着剤30が固まる前にハウジング25とカバー26とで回路基板24を上下からサンドイッチする形で、熱若しくは超音波等で溶着ピンを溶着する。これにより樹脂製のハウジング25と金属製のカバー26とが溶着ピンの溶着により溶着固定され、且つハウジング25と回路基板24とカバー26とが接着剤30によって接合固定されることになる。
ところで、鉄道車両等に適用されるセンサ付軸受装置は、外力や振動、衝撃の加わる環境下においては、センサ類を保持するハウジング25が車輪の軸方向や径方向に変位することにより、溶着ピン部25Aにせん断応力や引張り応力等が加わり、最悪の場合破壊する可能性が考えられる。通常溶着ピンが破壊した場合、金属カバー26との固定が外れるため樹脂ハウジング25が脱落するが、本発明では金属カバー26と樹脂ハウジング25と回路基板24は接着剤30で固定されているため、完全にハウジング25が脱落することはなくなる。
このことにより、溶着ピンの破壊が発生してもハウジングが完全に脱落することがなくなるため、ハウジングと回転部(磁石や軸受内輪等)との接触を防ぐことができ、それに伴う異音発生、軸受内への磨耗紛混入による軸受寿命の低下、センサ検出精度の低下等を防止することができる。
また、回路基板24の表面に塗布する接着剤は、絶縁部材や防湿/防水材料としての機能を果たすため、絶縁効果及び防湿、防水効果を果たす目的も同時に達成することができる。
なお、上述した実施の形態では、検出センサとして、軸の回転方向や回転数を検出するための磁気感応センサ21を有する軸受装置を例として説明したが、更に他のセンサ(振動検出用センサ、温度検出用センサ等)を備えた軸受装置においても、本発明に係る接着形態を適用することができる。また、回路基板24とハウジング25とを接着剤30によって接着する場合を例として説明したが、少なくとも回路基板24とカバー26とが接着剤30によって接着されるのが好ましく、回路基板24(及び/又は磁気感応センサ21)とハウジング25とを他の固定形態によって固定する場合も本発明に含まれる。また、本発明に係るセンサ付軸受装置を一般産業機械に適用した場合を例として説明したが、一般産業機械以外の回転装置の支持軸受装置として適用しても同様の効果を得ることが可能である。さらに、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置箇所等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されるものではない。
本発明に係るセンサ付軸受装置の構成の一例を示す構造図である。 従来のセンサ付軸受の一例を示す軸方向断面図である。 従来のセンサ付軸受におけるセンサハウジングとカバーの固定形態を説明するための図である。
符号の説明
10 軸受部
11 外輪(静止輪)
12 内輪(回転輪)
13 転動体
20 センサ部
21 磁気感応センサ
22 被検出部材(多極磁石)
23 磁石ホルダ
24 電子回路基板
25 センサハウジング
25a センサ収容部
25A 溶着ピン部
26 センサカバー
30 接着剤

Claims (6)

  1. 内輪と外輪及び両者の間に介在された転動体からなる軸受を有し、前記内輪と外輪のいずれか一方が回転輪で他方が静止輪であり、前記回転輪に多極の磁石を固定すると共に、前記静止輪に前記磁石と対向する磁気感応センサを設けてなるセンサ付軸受装置において、前記磁気感応センサに接続される電子回路基板を含み、該記電子回路基板上に接着剤を塗布し、同時にそれを覆うカバーと接着してなることを特徴とするセンサ付軸受装置。
  2. 前記電子回路基板上に塗布した接着剤が、絶縁材料としての機能を果たしていることを特徴とする請求項1に記載のセンサ付軸受装置。
  3. 前記電子回路基板上に塗布した接着剤が、防湿、及び防水材料としての機能を果たしていることを特徴とする請求項1又は2に記載のセンサ付軸受装置。
  4. 前記接着材がシリコーン系接着材であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のセンサ付軸受装置。
  5. 前記電子回路基板が収容されるハウジングと前記カバーとで前記電子回路基板を上下からサンドイッチする形で、前記電子回路基板と前記カバーと前記ハウジングとが前記接着剤により接合固定されると共に、前記カバーと前記ハウジングとが、前記カバーの溶着ピン部に嵌入された溶着ピンにより溶着固定されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のセンサ付軸受装置。
  6. 前記電子回路基板が収容されるハウジングの側壁内面部と前記電子回路基板の側面部とが前記接着剤によって接着されると共に、前記電子回路基板の上面部、前記電子回路基板の側面部の上方に延長する前記ハウジングの側壁内面部、及び前記カバーの内面部から形成される空間内に前記接着剤が充填されて、前記電子回路基板と前記ハウジングと前記カバーとが前記接着剤によって接合固定されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のセンサ付軸受装置。
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