JP2007331587A - 油圧式パワーステアリング装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】油圧シリンダを低温時には保温可能な油圧式パワーステアリング装置をシンプルな構成として安価に実施可能とすること。
【解決手段】油圧式パワーステアリング装置では、油圧ポンプから供給される作動油が、操舵操作に応じて作動するコントロールバルブを介して、油圧シリンダ20に供給・排出されることにより、前記操舵操作がアシストされるように構成されている。油圧シリンダ20の外周には、負圧源に導通可能な気体室Raが形成されている。負圧源と気体室Raを接続する負圧導入通路には感温式の負圧導入メカ弁40が設けられ、気体室Raと大気を接続する大気圧導入通路には感温式の大気圧導入メカ弁50が設けられている。
【選択図】 図2
【解決手段】油圧式パワーステアリング装置では、油圧ポンプから供給される作動油が、操舵操作に応じて作動するコントロールバルブを介して、油圧シリンダ20に供給・排出されることにより、前記操舵操作がアシストされるように構成されている。油圧シリンダ20の外周には、負圧源に導通可能な気体室Raが形成されている。負圧源と気体室Raを接続する負圧導入通路には感温式の負圧導入メカ弁40が設けられ、気体室Raと大気を接続する大気圧導入通路には感温式の大気圧導入メカ弁50が設けられている。
【選択図】 図2
Description
本発明は、車両において操舵操作をアシストするために設けられている油圧式パワーステアリング装置に関する。
この種の油圧式パワーステアリング装置においては、油圧ポンプから供給される作動油が、操舵操作に応じて作動するコントロールバルブを介して、油圧シリンダに供給・排出されることにより、前記操舵操作がアシストされるように構成されていて、例えば、下記特許文献1に示されている。
特開2005−319933号公報
上記した特許文献1に記載されている油圧式パワーステアリング装置では、作動油を加熱する加熱手段が設けられている。このため、低温下における車両の始動時等においても、油圧式パワーステアリング装置の作動油が加熱手段による加熱により最適な温度に保たれて、良好な操舵フィーリングが得られる。
しかし、上記した特許文献1に記載されている油圧式パワーステアリング装置では、作動油を加熱する加熱手段として、電気的な発熱体が採用されていて、高価であるばかりか発熱体でのエネルギーロス(電力消費)が避けられない。
本発明は、上記した問題に対処すべくなされたものであり、油圧ポンプから供給される作動油が、操舵操作に応じて作動するコントロールバルブを介して、油圧シリンダに供給・排出されることにより、前記操舵操作がアシストされるように構成されている油圧式パワーステアリング装置において、前記油圧シリンダの外周に、負圧源に導通可能な気体室が形成されていることに特徴がある。
この油圧式パワーステアリング装置においては、油圧シリンダの外周に形成した気体室を負圧室とすることが可能であって、この負圧室により油圧シリンダを外周から保温することが可能である。このため、油圧シリンダの周囲温度が低い場合において、油圧シリンダ内の作動油の温度が低下することを抑制することが可能であり、作動油の粘度上昇を効率よく抑えることが可能である。また、本発明は、油圧シリンダの外周に気体室を形成するといったシンプルな構成で実施することが可能であるため、安価に実施することが可能である。
また、本発明の実施に際して、前記負圧源と前記気体室を接続する負圧導入通路に、前記油圧シリンダの周囲温度が負圧導入設定値以下であるときには前記負圧源から付与される負圧を前記気体室に導入可能であり前記油圧シリンダの周囲温度が負圧導入設定値を超えたときには前記負圧源から付与される負圧を前記気体室に導入不能な感温式負圧導入メカ弁を設けることも可能である。
この場合には、油圧シリンダの周囲温度が負圧導入設定値を超えたとき(油圧シリンダの周囲温度が低温でないとき)に、感温式負圧導入メカ弁により、負圧源から気体室に負圧が導入されないようにすることが可能である。このため、油圧シリンダの周囲温度が高くて油圧シリンダを保温する必要がないときには、負圧源に負荷をかけないようにすることが可能である。
また、本発明の実施に際して、前記気体室を大気に導通可能として、前記気体室と大気を接続する大気圧導入通路に、前記油圧シリンダの周囲温度が大気圧導入設定値以下であるときには前記気体室に大気圧を導入不能であり前記油圧シリンダの周囲温度が大気圧導入設定値を超えたときには大気圧を前記気体室に導入可能な感温式大気圧導入メカ弁を設けることも可能である。
この場合には、油圧シリンダの周囲温度が大気圧導入設定値を超えたとき(油圧シリンダの周囲温度が高温となったとき)に、感温式大気圧導入メカ弁により、大気圧(空気)が気体室に導入されるようにすることが可能である。このため、このときには、気体室内の空気を介して、油圧シリンダから外部に効率よく放熱することが可能であり、油圧シリンダの過熱を防止することが可能である。
また、本発明の実施に際して、前記負圧源と前記気体室を接続する負圧導入通路に前記感温式負圧導入メカ弁が設けられるとともに、前記気体室と大気を接続する大気圧導入通路に前記感温式大気圧導入メカ弁が設けられる場合に、前記負圧導入設定値が前記大気圧導入設定値より低く設定されていることも可能である。この場合には、上記した各作用効果(気体室の過負圧防止と、油圧シリンダの過熱防止)が得られるとともに、感温式大気圧導入メカ弁を通して気体室に導入された空気が感温式負圧導入メカ弁を通して負圧源に流れ続けることを防止して、負圧源に余分な負荷がかかることを防ぐことが可能である。
以下に、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明による油圧式パワーステアリング装置を示していて、この油圧式パワーステアリング装置は、車体に組付けられて電気モータ11によって駆動される油圧ポンプ12と、運転者によるステアリングホイール13の操舵操作(回転操作)に応じて作動するコントロールバルブ14と、このコントロールバルブ14が有する一対の給排ポートに各油圧給排パイプPa,Pbを介して接続された油圧シリンダ20を備えている。
また、油圧式パワーステアリング装置は、油圧ポンプ12の吸入ポートに吸入される作動油を所要量蓄えるリザーバ15を備えていて、油圧ポンプ12の吐出ポートとコントロールバルブ14の油圧供給ポートが油圧供給パイプPpを介して接続されるとともに、リザーバ15の戻りポートとコントロールバルブ14の油圧排出ポートが油圧排出パイプPrを介して接続されている。電気モータ11は、電気制御装置ECUにより作動を制御されていて、作動時には油圧ポンプ12を駆動する。
油圧シリンダ20は、図2にて詳細に示したように、ラック軸21をピストンロッドとするものであり、ラック軸21に一体的に組付けたピストン22を軸方向に摺動可能に収容する円筒状のシリンダ本体23を備えている。ラック軸21は、図1に示したステアリングホイール13の回転操作時にステアリングシャフト16を介して回転されるピニオン(図示省略)によって軸方向に移動されるものであり、それ自体は公知のものである。
ピストン22は、ラック軸21とシリンダ本体23間に右方油室Rrと左方油室Rlを区画形成している。右方油室Rrは、シリンダ本体23に設けた給排ポート23a(図1参照)を介して油圧給排パイプPaに連通接続されていて、内部に作動油が充填されている。左方油室Rlは、シリンダ本体23に設けた給排ポート23b(図1参照)を介して油圧給排パイプPaに連通接続されていて、内部に作動油が充填されている。
ところで、この実施形態においては、図2にて詳細に示したように、油圧シリンダ20の外周に円筒状のハウジング31が設けられていて、このハウジング31によって油圧シリンダ20におけるシリンダ本体23の外周に円筒状の気体室Raが形成されている。気体室Raは、感温式の負圧導入メカ弁40と負圧導入パイプ32を介して図示省略の負圧源(例えば、内燃機関の吸気管またはバキュームポンプ等)に導通可能に接続されるとともに、感温式の大気圧導入メカ弁50を介して大気に導通可能に接続されている。
感温式の負圧導入メカ弁40は、負圧源(図示省略)と気体室Raを接続する負圧導入通路に設けられていて、図3にて詳細に示したように、ハウジング31に設けた負圧導入ポート31aを開閉可能な弁体41と、この弁体41を負圧導入ポート31aに向けて付勢するスプリング42を備えるとともに、ホルダ43を介してバルブボデー44に組付けられて弁体41の後面(図3上面)に係合・離脱可能なストッパロッド45を備えている。
バルブボデー44は、ハウジング31の外周に気密的に固着されていて、接続ポート44aが形成されている。この接続ポート44aには、負圧導入パイプ32が気密的に接続されている。ホルダ43は、バルブボデー44に嵌合固定されていて、複数個の連通孔43aを有している。スプリング42は、弁体41とホルダ43間に介装されていて、その取付荷重が極めて小さい値に設定されており、弁体41の前面(図3下面)に作用する圧力が弁体41の後面(図3上面)に作用する圧力より僅かに大きい場合にも弁体41が開作動するように設定されている。
ストッパロッド45は、ホルダ43やバルブボデー44等のメカ弁構成部材の素材に比して熱膨張率の大きな素材によって形成されていて、一端部にてホルダ43に固着されており、周囲温度が負圧導入設定値T1以下であるときには、図3にて例示したように、弁体41の後面から離脱して弁体41の開閉作動を許容し、周囲温度が負圧導入設定値T1を超えたときには、図5にて例示したように、弁体41の後面に係合して弁体41の開作動を規制するように設定されている。
かかる構成により、この負圧導入メカ弁40においては、油圧シリンダ20の周囲温度が負圧導入設定値T1以下であるときには、弁体41が開閉可能であって負圧源から付与される負圧を気体室Raに導入可能であり、油圧シリンダ20の周囲温度が負圧導入設定値T1を超えたときには、弁体41がストッパロッド45によって閉状態に保持されて負圧源から付与される負圧を気体室Raに導入不能である。なお、負圧が気体室Raに導入されるときには、気体室Ra内の空気が負圧導入ポート31a、連通孔43aおよび接続ポート44aを通して負圧源に向けて流れる。
一方、感温式の大気圧導入メカ弁50は、気体室Raと大気を接続する大気圧導入通路に設けられていて、図4にて詳細に示したように、バルブボデー53に設けた大気圧導入ポート53aを開閉可能な弁体51と、この弁体51を大気圧導入ポート53aに向けて付勢するスプリング52を備えるとともに、バルブボデー53に組付けられて弁体51の前面(図4下面)に係合・離脱可能なプッシュロッド54を備えている。
バルブボデー53は、ハウジング31の外周に気密的に固着されていて、大気圧導入ポート53aが形成されるとともに、複数個の大気連通孔53bが形成されている。スプリング52は、弁体51とハウジング31間に介装されていて、その取付荷重が所定値とされており、弁体51の前面に作用する圧力(大気圧)と弁体51の後面に作用する圧力(負圧)の差が如何なる場合においても弁体51が開作動しないように設定されている。
プッシュロッド54は、バルブボデー53等メカ弁構成部材の素材に比して熱膨張率の大きな素材によって形成されていて、一端部にてバルブボデー53に固着されており、周囲温度が大気圧導入設定値T2以下であるときには、図4にて例示したように、弁体51の前面から離脱して弁体51の開閉作動を許容し、周囲温度が大気圧導入設定値T2を超えたときには、図6にて例示したように、弁体51の前面に係合して弁体51を所要量押動し弁体51の閉作動を規制するように設定されている。
かかる構成により、この大気圧導入メカ弁50においては、油圧シリンダ20の周囲温度が大気圧導入設定値T2以下であるときには、弁体51がスプリング52によって閉状態に保持されていて気体室Raに大気圧を導入不能であり、油圧シリンダ20の周囲温度が大気圧導入設定値T2を超えたときには、弁体51がプッシュロッド54により開状態に保持されて大気圧を気体室Raに導入可能である。なお、大気圧が気体室Raに導入されるときには、大気中の空気が大気連通孔53b、大気圧導入ポート53aおよびハウジング31に設けた連通孔31bを通して気体室Ra内に向けて流れる。
また、この実施形態においては、感温式の負圧導入メカ弁40において設定されている負圧導入設定値T1(弁体41がストッパロッド44によって閉状態に保持されるようになる温度)が、感温式の大気導入メカ弁50において設定されている大気圧導入設定値T2(弁体51がプッシュロッド54により開状態に保持されるようになる温度)より低く設定されている。
上記のように構成したこの実施形態においては、油圧シリンダ20の周囲温度が負圧導入設定値T1以下であり、負圧導入メカ弁40の弁体41が開閉可能であるとき、油圧シリンダ20の外周に形成した気体室Raを負圧室とすることが可能であって、この負圧室により油圧シリンダ20を外周から保温することが可能である。このため、油圧シリンダ20の周囲温度が低い場合において、油圧シリンダ20内の作動油の温度が低下することを抑制することが可能であり、作動油の粘度上昇を効率よく抑えることが可能である。また、この実施形態では、油圧シリンダ20の外周に気体室Raを形成するといったシンプルな構成で実施することが可能であるため、安価に実施することが可能である。
また、この実施形態においては、油圧シリンダ20の周囲温度が負圧導入設定値T1を超えたとき(油圧シリンダ20の周囲温度が低温でないとき)に、感温式の負圧導入メカ弁40により、負圧源から気体室Raに負圧が導入されないようにすることが可能である。このため、油圧シリンダ20の周囲温度が高くて油圧シリンダ20を保温する必要がないときには、負圧源に負荷をかけないようにすることが可能である。
また、この実施形態においては、油圧シリンダ20の周囲温度が大気圧導入設定値T2を超えたとき(油圧シリンダ20の周囲温度が高温となったとき)に、感温式の大気圧導入メカ弁50により、大気圧(空気)が気体室Raに導入されるようにすることが可能である。このため、このときには、気体室Ra内の空気を介して、油圧シリンダ20から外部(大気)に効率よく放熱することが可能であり、油圧シリンダ20の過熱を防止することが可能である。
また、この実施形態においては、感温式の負圧導入メカ弁40が設けられるとともに、感温式の大気圧導入メカ弁50が設けられていて、負圧導入設定値T1が大気圧導入設定値T2より低く設定されている。このため、上記した各作用効果(気体室Raの過負圧防止と、油圧シリンダ20の過熱防止)が得られるとともに、感温式の大気圧導入メカ弁50を通して気体室Raに導入された空気が感温式の負圧導入メカ弁40を通して負圧源に流れ続けることを防止して、負圧源に余分な負荷がかかることを防ぐことが可能である。
また、この実施形態においては、感温式の負圧導入メカ弁40と感温式の大気圧導入メカ弁50を用いて、気体室Ra内の圧力を制御するように構成されていて、気体室Ra内の圧力を制御するために電力が全く消費されないため、省電力効果も期待することが可能である。
上記した実施形態においては、油圧ポンプ12が電気モータ11によって駆動される油圧式パワーステアリング装置に本発明を実施したが、油圧モータが電気モータ以外の駆動手段、例えば内燃機関にて駆動される油圧式パワーステアリング装置にも本発明は同様にまたは適宜変更して実施することが可能である。
また、上記した実施形態においては、油圧シリンダ20の周囲温度が負圧導入設定値T1以下であるときには負圧源から付与される負圧を気体室Raに導入可能であり油圧シリンダ20の周囲温度が負圧導入設定値T1を超えたときには負圧源から付与される負圧を気体室Raに導入不能な感温式負圧導入メカ弁として負圧導入メカ弁40を採用し、油圧シリンダ20の周囲温度が大気圧導入設定値T2以下であるときには気体室Raに大気圧を導入不能であり油圧シリンダ20の周囲温度が大気圧導入設定値T2を超えたときには大気圧を気体室Raに導入可能な感温式大気圧導入メカ弁として大気圧導入メカ弁50を採用して実施したが、感温式負圧導入メカ弁(40)と感温式大気圧導入メカ弁(50)の各構成は適宜変更可能であり、上記実施形態に限定されるものではない。
11…電気モータ、12…油圧ポンプ、13…ステアリングホイール、14…コントロールバルブ、15…リザーバ、16…ステアリングシャフト、20…油圧シリンダ、21…ラック軸、22…ピストン、23…シリンダ本体、31…ハウジング、31a…負圧導入ポート、31b…連通孔、32…、負圧導入パイプ、40…感温式の負圧導入メカ弁、50…感温式の大気圧導入メカ弁、Ra…気体室、ECU…電気制御装置
Claims (5)
- 油圧ポンプから供給される作動油が、操舵操作に応じて作動するコントロールバルブを介して、油圧シリンダに供給・排出されることにより、前記操舵操作がアシストされるように構成されている油圧式パワーステアリング装置において、前記油圧シリンダの外周に、負圧源に導通可能な気体室が形成されていることを特徴とする油圧式パワーステアリング装置。
- 請求項1に記載の油圧式パワーステアリング装置において、前記負圧源と前記気体室を接続する負圧導入通路に、前記油圧シリンダの周囲温度が負圧導入設定値以下であるときには前記負圧源から付与される負圧を前記気体室に導入可能であり前記油圧シリンダの周囲温度が負圧導入設定値を超えたときには前記負圧源から付与される負圧を前記気体室に導入不能な感温式負圧導入メカ弁が設けられていることを特徴とする油圧式パワーステアリング装置。
- 請求項2に記載の油圧式パワーステアリング装置において、前記気体室が大気に導通可能とされていて、前記気体室と大気を接続する大気圧導入通路に、前記油圧シリンダの周囲温度が大気圧導入設定値以下であるときには前記気体室に大気圧を導入不能であり前記油圧シリンダの周囲温度が大気圧導入設定値を超えたときには大気圧を前記気体室に導入可能な感温式大気圧導入メカ弁が設けられていることを特徴とする油圧式パワーステアリング装置。
- 請求項3に記載の油圧式パワーステアリング装置において、前記負圧導入設定値が前記大気圧導入設定値より低く設定されていることを特徴とする油圧式パワーステアリング装置。
- 請求項1に記載の油圧式パワーステアリング装置において、前記気体室が大気に導通可能とされていて、前記気体室と大気を接続する大気圧導入通路に、前記油圧シリンダの周囲温度が大気圧導入設定値以下であるときには前記気体室に大気圧を導入不能であり前記油圧シリンダの周囲温度が大気圧導入設定値を超えたときには大気圧を前記気体室に導入可能な感温式大気圧導入メカ弁が設けられていることを特徴とする油圧式パワーステアリング装置。
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JP2006166107A JP2007331587A (ja) | 2006-06-15 | 2006-06-15 | 油圧式パワーステアリング装置 |
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JP2006166107A JP2007331587A (ja) | 2006-06-15 | 2006-06-15 | 油圧式パワーステアリング装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN105946967A (zh) * | 2016-06-29 | 2016-09-21 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 一种具有自加热功能的液压助力转向系统及其自加热方法 |
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2006
- 2006-06-15 JP JP2006166107A patent/JP2007331587A/ja active Pending
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CN105946967A (zh) * | 2016-06-29 | 2016-09-21 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 一种具有自加热功能的液压助力转向系统及其自加热方法 |
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