JP2007330109A - 草刈機 - Google Patents
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Abstract
【課題】板刃(2)と前ストッパー(5)および後ストッパー(6)との衝撃を和らげることにより、板刃(2)の寿命を伸ばし、安全で、かつ回転式草刈機の欠点であった騒音を少なくした草刈機を提供する。
【解決手段】回転円盤(1)面に等分度間隔に複数配設したネジ穴(7)に、被覆材(3)を装着した板刃(2)を支持ビス(4)で取り付け、草刈機本体の取り付け穴(8)の中心と支持ビス(4)の中心を結ぶ線xを板刃(2)の先端部(2a)が越えない位置に前ストッパー(5)を設け、板刃(2)が後退した時に回転円盤(1)の外周縁(1a)から板刃(2)の先端部(2a)が突出しない位置に後ストッパー(6)を設ける。
【選択図】 図1
【解決手段】回転円盤(1)面に等分度間隔に複数配設したネジ穴(7)に、被覆材(3)を装着した板刃(2)を支持ビス(4)で取り付け、草刈機本体の取り付け穴(8)の中心と支持ビス(4)の中心を結ぶ線xを板刃(2)の先端部(2a)が越えない位置に前ストッパー(5)を設け、板刃(2)が後退した時に回転円盤(1)の外周縁(1a)から板刃(2)の先端部(2a)が突出しない位置に後ストッパー(6)を設ける。
【選択図】 図1
Description
本発明は回転円盤を回転させて、回転円盤上の板刃を円運動させることにより草刈りをする草刈機に係わる。
これまでの草刈機用の回転盤に取り付けられた板刃は前ストッパーや後ストッパーとの打撃衝撃が激しく、板刃の損傷や金属疲労による破壊飛散事故、打撃音がすさまじい、等の欠点があった。
例えば特許文献1には回転刃損傷防止のため回転刃の前部に刃が異物に当たるのを防止するカバーと、作業者に破損した刃や、回転刃によってはじき飛ばされた小石や木片などが当たらぬように回転刃の後半分を覆うカバーを設けた草刈機が示されている。
しかしこの発明では回転刃の前部カバーの内側に異物が入り込まぬようにカバーをしているものの、万一小石や金属片を巻き込んだ場合は、前部カバーが入り込んだ異物をはじき出すのを邪魔をして、異物が何度も回転刃と衝突を繰り返し、刃を破損させる原因となる。
又回転刃の前後に頑強なカバーを付けることは、それだけ重量が増すことになり、好ましくない。
しかしこの発明では回転刃の前部カバーの内側に異物が入り込まぬようにカバーをしているものの、万一小石や金属片を巻き込んだ場合は、前部カバーが入り込んだ異物をはじき出すのを邪魔をして、異物が何度も回転刃と衝突を繰り返し、刃を破損させる原因となる。
又回転刃の前後に頑強なカバーを付けることは、それだけ重量が増すことになり、好ましくない。
特許文献2には、草刈機の回転刃の前半分をガードすることが開示されているが、この草刈機は前方がひらけた平らな場所の草刈には好適であるが、凹凸の多いあぜ道や里山などの下草刈では、前半分のカバーだけでは回転刃を保護することは不可能である。又騒音の削減にも何ら効果を期待できるものではない。
特開2004−357655号
実登3113947号
本発明は上記の実状に鑑みてなされたもので、板刃(2)が回転円盤(1)の盤面上に配設されている前ストッパー(5)と後ストッパー(6)に衝突する時の打撃や衝撃を和らげることで板刃(2)の損傷を防ぎ、破損飛散事故の減少を計るものであり、安全かつ環境に配慮した草刈機を提供するものである。
上記課題を解決するために、本発明は回転円盤(1)面に等分度間隔に複数配設したネジ穴(7)に被覆材(3)を装着した板刃(2)を支持ビス(4)にて取り付け、草刈機本体の取り付け穴(8)の中心と支持ビス(4)の中心を結ぶ線(X)を板刃(2)の先端部(2a)が越えない位置に前ストッパー(5)を設け、板刃(2)が後退した時に回転円盤(1)の外周縁(1a)から板刃(2)の先端部(2a)が突出しない位置に後ストッパー(6)を設けてなる草刈機である。
更に本発明の好ましい態様として、板刃(2)とほぼ同形状に成形した鞘状被覆材(3)を板刃(2)に装着し、支持ビス(4)で回転円盤(1)に螺着することである。
被覆材(3)はネジ穴(7)から回転円盤(1)の外周縁(1a)までの長さなら充分機能を果たすが、板刃(2)が前ストッパー(5)および後ストッパー(6)と衝突する部分を被覆する長さであれば良い。
被覆材(3)は板刃(2)とほぼ同形状に成形したカバーを板刃(2)に挿入しても、かぶせても良く、又板刃(2)を上下左右から広く包み込むカバーも効果がある。被覆材(3)の材質としてはプラスチック、ゴム、金属等が使用出来るが、衝撃エネルギーを吸収し、板刃(2)の耐久性を向上させ、損傷を軽減させるにはプラスチックやゴムが好ましい。
被覆材(3)の形態の1つとして、回転円盤(1)面に配設されている前ストッパー(5)と後ストッパー(6)を上下から挟み込んだ一体型被覆材(10)とすることも可能である。
被覆材(3)はネジ穴(7)を中心にした遠心力を常に受けるため板刃(2)から脱落する恐れがある。そのため板刃(2)が回転円盤(1)の先端部(1a)より一番遠くまで到達する前ストッパー(5)との接点の延長線にある回転円盤(1)の先端部(1a)より内側の板刃(2)の側面に突起部(9)を設け脱落防止を計る事が出来る。
被覆材(3)を装着するには貼着、螺着、嵌着、挿入等どの方法でも良い。
本発明は上記に説明した通り、板刃(2)に被覆材(3)を装着することにより、これまでの草刈機のような金属音の騒音に悩まされず、板刃(2)の破損や損傷の飛散によるケガが聞かれなくなった。
本発明により、これまでのこのタイプの草刈機の泣き所であった板刃の破損、摩滅などが解消され、板刃の寿命が大きく改善された。
このことにより、このタイプの草刈機の安全性や取り扱いの便利さ等が証明され、草刈機の需要を伸ばすことが出来た。
本発明により、これまでのこのタイプの草刈機の泣き所であった板刃の破損、摩滅などが解消され、板刃の寿命が大きく改善された。
このことにより、このタイプの草刈機の安全性や取り扱いの便利さ等が証明され、草刈機の需要を伸ばすことが出来た。
本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
本発明は図1に示すように被覆材(3)を装着した板刃(2)の基端部をネジ穴(7)に合わせ、支持ビス(4)にて取り付け、更に草刈機本体の取り付け穴(8)の中心と支持ビス(4)の中心を結ぶ線(X)を板刃(2)の先端部(2a)が越えない位置に前ストッパー(5)を設け、板刃(2)が後退した時に回転円盤(1)の外周縁(1a)から板刃(2)の先端部(2a)が突出しない位置に後ストッパー(6)を設けてなる草刈機である。
本発明は図1に示すように被覆材(3)を装着した板刃(2)の基端部をネジ穴(7)に合わせ、支持ビス(4)にて取り付け、更に草刈機本体の取り付け穴(8)の中心と支持ビス(4)の中心を結ぶ線(X)を板刃(2)の先端部(2a)が越えない位置に前ストッパー(5)を設け、板刃(2)が後退した時に回転円盤(1)の外周縁(1a)から板刃(2)の先端部(2a)が突出しない位置に後ストッパー(6)を設けてなる草刈機である。
被覆材(3)の形状としては図3で示すように必ずしも板刃(2)の形状に合致するものではないが図1、図2,図4で示すように板刃(2)の外表面に沿って被覆する方が安全性に優れ、被覆材(3)の固定も堅固となり、草刈機の耐久性が向上する。図3で示す被覆材(3)はプラスチック等で成形された一体型被覆材(10)で、部品数の削減に貢献出来るほか、板刃(2)の損傷、損耗をなくし、板刃(2)の耐久性向上に寄与するものである。
板刃(2)はテイパーが付いていても付いていなくとも良いが、テイパーが付いている場合は図4で示すように板刃(2)に突起部(9)を設け、被覆材(3)の脱落防止を計ることが望ましい。
回転円盤(1)はプラスチック製でも金属製でも良いが、草刈機を使用する際は長時間草刈機を肩に背負わねばならず、軽量化が望まれていることから、プラスチック製のものが増えている。プラスチックのメリットとしては軽量であるほか加工が容易である。
支持ビス(4)は被覆材(3)を装着した板刃(2)の基端部をネジ穴(7)に螺着しているだけでなく、支持ビス(4)の頭部で被覆材(3)を装着した板刃(2)を堅固に固定して、回転円盤(1)の回転により発生する振動で支持ビス(4)がゆるむのを防止している。支持ビス(4)は、図1にて段付ビスで示してあるが、これにとどまらず、一般ビスにワッシャーと円筒リングによって段付ビスと同等の役割をさせる事も出来る。
草刈機本体の取り付け穴(8)の中心と支持ビス(4)の中心を結ぶ線(X)を板刃(2)の先端部(2a)が越えない位置に前ストッパー(5)を設け、板刃(2)が後退した時に回転円盤(1)の外周縁(1a)から板刃(2)の先端部(2a)が突出しない位置に後ストッパー(6)を設けるが、前ストッパー(5)および後ストッパー(6)と板刃(2)が衝突する箇所は点で衝突するのではなく、出来るだけ広い面で衝突するように、前後ストッパーの位置決めをする。
本発明の作用を説明する。図1で示す通り板刃(2)に被覆材(3)を装着して支持ビス(4)でネジ穴(7)に螺着している。又回転円盤(1)面の草刈機本体の取り付け穴(8)の中心と支持ビス(4)の中心を結ぶ線(X)を板刃(2)の先端部(2a)が越えない位置に前ストッパー(5)を設け、板刃(2)が後退した時に回転円盤(1)の外周縁(1a)から板刃(2)の先端部(2a)が突出しない位置に後ストッパー(6)を設けている。従って板刃(2)は直に前ストッパー(5)や後ストッパー(6)と衝突することがないので衝突時に金属音を発生せず、更に衝突による金属疲労や損耗、摩滅などが緩和される。
又たとえ草木やその他の障害物により板刃(2)が回転不可能な衝撃を受けたとしても前ストッパー(5)および後ストッパー(6)の配置により、過剰負荷を板刃(2)のみの負荷とせず、草刈機本体で吸収するため板刃(2)は後ストッパー(6)まで押し戻されるが、板刃(2)の先端部(2a)が回転円盤(1)の外周縁(1a)内に入るため、過剰負荷となった障害物を避けられる。
又たとえ草木やその他の障害物により板刃(2)が回転不可能な衝撃を受けたとしても前ストッパー(5)および後ストッパー(6)の配置により、過剰負荷を板刃(2)のみの負荷とせず、草刈機本体で吸収するため板刃(2)は後ストッパー(6)まで押し戻されるが、板刃(2)の先端部(2a)が回転円盤(1)の外周縁(1a)内に入るため、過剰負荷となった障害物を避けられる。
1 回転円盤
1a 回転円盤の外周縁
2 板刃
2a 板刃の先端部
3 被覆材
4 支持ビス
5 前ストッパー
6 後ストッパー
7 ネジ穴
8 草刈機本体への取り付け穴
9 突起部
10 一体型被覆材
x 草刈機本体への取り付け穴中心と支持ビス中心を結ぶ線
1a 回転円盤の外周縁
2 板刃
2a 板刃の先端部
3 被覆材
4 支持ビス
5 前ストッパー
6 後ストッパー
7 ネジ穴
8 草刈機本体への取り付け穴
9 突起部
10 一体型被覆材
x 草刈機本体への取り付け穴中心と支持ビス中心を結ぶ線
Claims (4)
- 回転円盤(1)面に等分度間隔に複数配設したネジ穴(7)に被覆材(3)を装着した板刃(2)を支持ビス(4)にて取り付け、草刈機本体の取り付け穴(8)の中心と支持ビス(4)の中心を結ぶ線(x)を板刃(2)の先端部(2a)が越えない位置に前ストッパー(5)を設け、板刃(2)が後退した時に回転円盤(1)の外周縁(1a)から板刃(2)の先端部(2a)が突出しない位置に後ストッパー(6)を設けてなる草刈機
- 被覆材(3)が板刃(2)のほぼ鞘状で、板刃(2)と共にネジ穴(7)に支持ビス(4)で一体に螺着してなる請求項1の草刈機
- 被覆材(3)が前ストッパー(5)と後ストッパー(6)を両端とする一体型被覆材(10)である請求項1の草刈機
- 被覆材(3)を突起部(9)のある板刃(2)に装着した請求項1の草刈機
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006162490A JP2007330109A (ja) | 2006-06-12 | 2006-06-12 | 草刈機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006162490A JP2007330109A (ja) | 2006-06-12 | 2006-06-12 | 草刈機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007330109A true JP2007330109A (ja) | 2007-12-27 |
Family
ID=38930176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006162490A Pending JP2007330109A (ja) | 2006-06-12 | 2006-06-12 | 草刈機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007330109A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20170002693U (ko) * | 2016-01-19 | 2017-07-27 | 주식회사 기성정공 | 예초기용 칼날 구조체 |
-
2006
- 2006-06-12 JP JP2006162490A patent/JP2007330109A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20170002693U (ko) * | 2016-01-19 | 2017-07-27 | 주식회사 기성정공 | 예초기용 칼날 구조체 |
KR200484264Y1 (ko) | 2016-01-19 | 2017-08-18 | 주식회사 기성정공 | 예초기용 칼날 구조체 |
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