JP2007329823A - 機器制御システムおよび機器制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の機器制御システムは、機器に設けられ、所定の空間領域を撮影し、撮影画像データを得るカメラと、撮影画像データを解析し、比較対象画像データを作成する撮影画像解析部と、比較対象画像データと比較される参照画像データ、ならびに比較対象画像データと参照画像データとの類似度に基づく機器の動作条件、および機器の動作内容が登録される登録部と、類似度を算出する比較部と、類似度の結果に応じて、動作内容に基づく制御信号を機器に出力し、動作内容の動作を機器に実行させる指示部とを有する。
【選択図】図2
Description
また、家庭内で移動する先々の各場所にそれぞれテレビ受像機を設置する方法では、テレビ受像機の設置場所が必要であり、またいちいちそのテレビ受像機自体のスイッチを操作しなくてもよいようにするためには、やはりリモコンを持ち歩かなければならない。
そこで、従来、テレビ番組等の見たい情報をどこででも自動的に継続して見ることを可能とする画像表示方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この構成により、特許文献1においては、家庭内において、ある人物が場所限定追尾モードを指定した場合、最初居間において、ある人物が場所限定追尾モードを指定して、テレビを見ていたとする。表示内容が場面N3のときに、その人物が席を立ち、トイレへ行くために居間を離れ、人物センサがそれを検知し、パソコンサーバがその人物を識別すると、パソコンサーバは、その時の表示場面N3を、自動的に記録する。その人物がトイレに行っている間は、表示が中断され、その間に放映される内容は、データ蓄積機能によって記憶される。
その人物が居間に戻り、人物センサによりその人物がテレビの鑑賞可能エリア内に入ったことが検出されると、パソコンサーバの指示により、記憶、蓄積されていたデータを、先程の続きの場面N4から継続してテレビに表示させることができる。
また、特許文献2においては、テレビを視聴している視聴者に応じて、ある特定のシーンの画像は、見せないようにするなどの視聴の禁止制限をすることができるものの、それ以外には変更できず、また、テレビの電源を切るなどの動作制御を設定することができない。
さらに、特許文献3においても、視聴者の視聴する視聴動作により、表示される映像の表示位置および表示画角を制御することができるものの、それ以外には、テレビの電源を切るなどの動作制御を設定することができない。
さらに、本発明においては、前記機器は、例えば、自動車に設けられた電子機器である。
さらにまた、本発明においては、前記機器は、複数設けられていることが好ましい。
ここで、図1は、本発明の第1の実施例の機器制御システムが設けられた住宅を示す模式図であり、図2は、本発明の機器制御システムの第1の実施例の概略構成を示す模式的ブロック図である。
図1に示すように、住宅10は、2つの部屋12a、12bと、リビング14と、キッチン16とを有する。リビング14にテレビ50が設けられており、このテレビ50には、外部記録再生装置52が接続されている。さらに、キッチン16に冷蔵庫54および調理器56が設けられている。
カメラ24aは、テレビ50に取り付けられている。また、カメラ24bは、冷蔵庫54の内部に取り付けられている。さらに、カメラ24cは、調理器56の上方に取り付けられている。
撮影画像解析部30は、カメラ24a、24b、24cにより得られた撮影画像データ(デジタルデータ)について、人物などの被写体を抽出し、種々の画像処理を施して、比較対象画像データを作成するものである。
この比較対象画像データは、後述するように、登録部32に登録された参照画像データと比較されるものであり、比較部34に出力される。
撮影画像解析部30における画像解析は、制御対象機器毎に設定することができる。例えば、撮影画像解析部30においては、カメラ24a、24b、24cが取り付けられた機器を登録し、各カメラ24a、24b、24cから出力された撮影画像データ毎に異なる画像処理をしてもよい。
この入力装置40は、例えば、キーボード、マウス、またはペンタイプの入力機器を備えるパーソナルコンピュータである。
また、登録部32においては、各機器毎に、参照画像(参照画像データ)を登録し、各参照画像に対して同動作条件および動作内容を登録することができる。このため、1つの機器に対して、複数の動作条件を設定し、動作条件毎に動作内容を設定することができる。
さらには、登録部32において、参照画像となるコンピュータグラフィックによる画像(以下、CG画像という)を複数記憶しておき、これらのCG画像の中から、入力装置40により、参照画像を選択し、登録部32に参照画像データとして登録できるようにしてもよい。
例えば、比較部34において、比較対象画像データと、参照画像データとの類似度の算出には、テンプレートマッチング、または構造マッチングが用いられる。
撮像部60は、レンズ(図示せず)と、例えば、CCDイメージセンサまたはCMOSイメージセンサを備える撮像素子(図示せず)と、この撮像素子により、得られた被写体の撮影画像データ(アナログデータ)をデジタルデータに変換するA/D変換素子(図示せず)とを有する。このカメラ24aにおいては、撮像部60を向けた方向が撮影領域となる。
カメラ24aの撮像部60で得られた被写体の撮影画像データ(デジタルデータ)は、送信部62に出力される。
バッテリ66は、撮像部60および送信部62に動作電力を供給するものである。このバッテリ66は、例えば、電池が用いられる。
なお、カメラ24b、24cは、カメラ24aと同様の構成であるため、その詳細な説明は省略する。
また、カメラ24a、24b、24cは、無線式のものとしたが、本発明は、これに限定されるものではなく、送信部62およびアンテナ64を設けることなく、撮像部60に撮影画像データを出力するための信号線を取り付けた有線式でもよい。
ここで、図4は、本実施例の機器制御システムによる機器制御方法を示すフローチャートである。
次に、撮影画像解析部30において、撮影画像データについて被写体が抽出され、さらに種々の画像解析がされて、比較対象画像データが作成される。(ステップS12)。
次に、比較対象画像データが比較部34に出力される。次に、比較部34において、参照画像データと比較対照画像データ(撮影画像データ)とを比較し、類似度を算出し、この類似度が動作条件に適合するか否かが判定される(ステップS14)。この判定結果を、指示部36に出力する。
ステップS14において、参照画像データと比較対照画像データとの類似度が動作条件に適合しない場合には、指示部36においては、機器に対して制御はしない(ステップS16)。
一方、ステップS14において、参照画像データと比較対照画像データとの類似度が動作条件に適合する場合には、指示部36においては、登録部32に比較した参照データに基づく機器の動作内容を確認する(ステップS18)。
そして、指示部36から、機器の動作内容に基づいて、所定の機器に対して制御指示が出力される(ステップS20)。これにより、機器が所定の動作を実行する。
ここで、図5は、本実施例の機器制御システムによるテレビおよび外部記録再生装置の制御を説明するための模式図である。
図5に示すように、カメラ24aは、テレビ50に取り付けられている。このカメラ24aは、テレビ50の表示画面50aを正面から視聴する視聴者70を撮影するものである。カメラ24aは、撮影部60のレンズ(図示せず)がテレビ50の表示画面50aと同じ向きに配置されている。
なお、視聴者70は、リモコン74を用いて、テレビ50および外部記録再生装置52を操作できるものとする。
また、外部記録再生装置52は、テレビ50に接続されており、テレビ50で放送されている映像を記録するものである。
さらに、外部記録再生装置52は、指示部36からの制御信号に基づいて、その動作が制御されるものである。例えば、視聴者70が表示画面50aを見ておらず、視聴者70がよそ見していると判定された場合に指示部36からの指示情報により、テレビ50で放映されている映像を記録する。
この場合、撮影画像解析部30により視聴者70の顔検出、または目の部分の検出がなされ、比較対象画像データが作成される。
例えば、目の部分の指定は、視聴者70の顔画像を入力装置40に表示させて、入力装置40を用いて目の部分の領域を選択することによりなされる。
この場合、動作条件として、さらに撮影するカメラ24aを指定し、このカメラ24aで撮影された撮影画像データであることを要件として付加することができる。
また、機器の動作内容として、対象機器をテレビ50とし、動作を通知モードオンとする。
この通知モードオンとは、テレビ50で放送されているテレビ番組を外部記録再生装置52に記録させることである。
これにより、視聴者70がよそ見をしているか、またはテレビ50の前からいなくなった場合、外部記録再生装置52にテレビ番組が記録されるため、見逃した映像を、後で見ることができる。
図6に示すインデックス画像80は、例えば、視聴者70が表示画面50aを見ていないと判定された時点における映像の静止画像82a〜82cを、まとめて表示するものである。このため、視聴者70が表示画面50aを見ていないとする判定が1回であれば、静止画像が1つだけ表示される。
また、インデックス画像80に示された各静止画像82a〜82cを、リモコン74を用いて、クリックすることにより、各静止画像82a〜82c対応する映像を再生させるようにしてもよい。
撮影画像解析部30において、撮影画像データから被写体の抽出、画像処理を施し、比較対象画像データを作成する。この比較対象画像データを比較部34に出力する。
そして、比較部34において、参照画像データと、比較対象画像データとの類似度を求め、この類似度が、視聴者70が表示画面50aを見ていない状態である設定された類似度の値以下である場合には、指示部36において、外部記録再生装置52にテレビ番組を記録する制御信号が出力される。
これにより、外部記録再生装置52が、テレビ50で放送されている映像が記録される。これにより、視聴者が見逃した映像を容易に選択することができる。
なお、視聴者70が見逃した映像について、インデックス画像80を作成することにより、視聴者70が見逃した映像を容易に選択することができ、速やかに見逃した映像を見ることができる。
なお、視聴者が、通信端末機器58をテレビ50が設置されている部屋などで使用した場合に、制御部38において、よそ見していると自動的に判定して、上述の如く、指示部36により、テレビ番組を外部画像記録再生装置52に記録させるようにしてもよい。
例えば、視聴者70がよそ見をしている画像を参照画像(参照画像データ)として登録してもよい。この場合、視聴者70が注視している画像を参照画像(参照画像データ)として登録したときと反対になり、動作条件は、類似度を所定値以上となる。このように設定することにより、視聴者70が注視している画像を参照画像として登録した場合と同様の動作内容を実現することができる。
ここで、図7(a)は、本実施例の機器制御システムによる冷蔵庫の制御を説明するための模式図であり、(b)は、本実施例の機器制御システムによる冷蔵庫を制御する際の通知機能を説明する模式図である。
図7(a)に示すように、冷蔵庫54は、開戸54a、および2つの引戸54b、54cを有するものである。
第1の棚90aは、紙パック、プラスチック容器またはビンなどに充填された比較的容量が大きい飲料などが収納されるものである。この場合、牛乳の容器92a〜92dが収納されている。
また、第2の棚90bは、ジャムなどが充填されたビンなどが収納されるものである。この第2の棚90bの下方に、カメラ24bが設けられている。このカメラ24bは、第1の棚90aの全域を撮影することができるものである。
また、第3の棚90cの玉子94を収納する凹部が形成された全域を撮影可能なカメラ25が設けられている。このカメラ25は、カメラ24a(図3参照)と同じ構成であり、その詳細な説明は省略する。
この場合、参照画像として登録する撮影画像としては、第1の棚90aであれば、牛乳の容器92a〜92dが置かれた状態の画像を用いる。また、牛乳の容器92a〜92dについては、それぞれ容器92a〜92dの画像を参照画像として登録することもできる。このとき、牛乳の容器92a〜92dの画像の検出数に応じて、携帯電話59に通知をすることもできる。すなわち、牛乳のストックが少ないことを知らせることもできる。
また、牛乳の容器92a〜92dを管理する場合には、動作条件として、さらに撮影するカメラ24bを指定し、このカメラ24bで撮影された撮影画像データであることを要件として付加することができる。
また、動作内容として、対象機器を携帯電話59とし、動作をデータ通信とする。
このデータ通信とは、消費された食材の買い物リストとして、携帯電話59の画面59aに表示させるものである。
この場合、消費された牛乳を買い物リストとして、携帯電話59の画面59aに表示させるものである。さらに、図7(b)に示すように、携帯電話59の画面59aに「牛乳がなくなりました」というメッセージ59bを表示させて、注意を促すものである。
また、玉子94を管理する場合には、動作条件として、さらに撮影するカメラ25を指定し、このカメラ25で撮影された撮影画像データであることを要件として付加することができる。
また、動作内容として、対象機器を携帯電話59とし、動作をデータ通信とする。
このデータ通信とは、消費された食材の買い物リストとして、携帯電話59の画面59aに表示させるものである。さらに、消費された玉子94を買い物リストとして、携帯電話59の画面59aに表示させるものである。
これにより、ユーザに、特定食材を消費したこと通知することができる。ユーザは、買い忘れなどを防止することができる。
そして、撮影画像解析部30において、撮影画像データから被写体の抽出、画像処理を施し、比較対象画像データを作成する。この比較対象画像データを比較部34に出力する。
そして、比較部34において、参照画像データと、比較対象画像データとの類似度を求め、牛乳、および玉子などの特定の食材がない状態であると設定された類似度の値以下である場合には、指示部36から制御信号が出力されて、携帯電話59の画面59aに、買い物リストを表示させるとともに、特定の食材がないこと示すメッセージ59bを表示させる。
このようにして、ユーザに、特定の食材を消費したこと通知することができ、ユーザは、買い忘れを防止できる。
ここで、図9は、本実施例の機器制御システムによる調理器の制御を説明するための模式図である。
図9に示すように、調理器56は、流し台17に設けられており、この調理器56の上方には、換気のため、レンジフード17aが設けられている。このレンジフード17aに、カメラ24cが設けられている。
このカメラ24cは、調理器56を上方から撮影するものであり、調理器56の全域を撮影することができるものである。
この調理器56は、電磁調理器具であり、IH(Induction Heating)調理器と呼ばれるものである。
また、機器制御システム20による調理器56の制御においては、なべ、フライパン、またはやかんなどの調理器具を加熱した状態で放置した場合、空焚き、または沸騰を判定し、火災などの事故を防ぐために、自動的に調理器56を停止させるものである。
この場合、参照画像として登録する撮影画像としては、カメラ24cと同様に、調理器56の上方から撮影された画像を用いることが好ましい。
また、空焚き、または沸騰を判定し、火災などの事故を防ぐためには、図10(b)に示すような各種調理器具における空焚き状態の撮影画像、または沸騰状態の撮影画像を参照画像(参照画像データ)として登録する。
また、動作内容として、対象機器を調理器56とし、動作を調理器56の停止とする。
この調理器56の停止とは、調理器56をオフにすることである。
また、動作内容として、対象機器を調理器56とし、動作を調理器56の停止とする。
この調理器56の停止とは、調理器56をオフにすることである。
これにより、料理を完成させることができる。また、空焚き状態、および沸騰状態を抑制することができ、火災などの事故を防ぐことができる。
そして、比較部34において、完成した料理の参照画像データと、カメラ24cによる撮影画像データから得られた比較対象画像データとの類似度を求め、料理が完成した状態であると設定された類似度の値以上である場合には、指示部36から制御信号を出力して、調理器56をオフにする。
また、ユーザが設定した参照画像データと、比較対象画像データとの類似度を求めるため、類似度を求めるマッチングアルゴリズムは、複雑なものではなく、簡単なものでよい。さらには、ユーザが設定した参照画像データと、比較対象画像データとの類似度を求めるため、類似度の計算精度を高くすることもできる。さらにまた、ユーザが設定した参照画像データと、比較対象画像データとの類似度を求めるため、汎用的なパターン認識のアルゴリズムが不要であり、比較部34のハードウエア構成を簡素化でき、コストダウンを図ることができる。
図11(a)は、本発明の第2の実施例の機器制御システムが設けられた車を示す側面図であり、(b)は、図11(a)に示す車の後部の一部を示す模式的斜視図である。
図12は、本発明の機器制御システムの第2の実施例を示す模式的ブロック図である。
図13は、本実施例の機器制御システムが設けられた車の内部の一部を示す模式的斜視図である。
なお、本実施例においては、図2に示す第1の実施例の機器制御システム20と同一の構成物には、同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
また、サーバ120の撮影画像解析部30に、フロントカメラ114およびリアカメラ116が接続されている。
また、図11(b)に示すように、リアゲート112にリアカメラ116が設けられている。
さらに、図13に示すように、カーナビゲーション装置122、GPS124、および表示装置126がダッシュボード150に設けられている。
DVDプレイヤ132でナビゲーションソフトが記録されたDVDの再生を行うと、自動車110の現在位置とともに、地図(図示せず)が表示装置126に表示される。また、動画コンテンツが記録されたDVDの再生を行うと、動画コンテンツが表示装置126に表示され、その動画コンテンツに付随した音声がスピーカ134から出力される。
CPU130は、この操作部136の操作に応答して、各部に制御信号を出力するものである。
また、ROM138には、カーナビゲーション装置16を動作させるためのプログラムおよび各種データが記憶されているものである。
RAM140は、DVDプレイヤ132で再生される動画および音声に対して、デコード/エンコード処理などを施す際に、バッファメモリとして機能するものである。
なお、表示装置126は、液晶モニタ(LCD)、有機EL、またはPDPなどである。
また、警告装置128は、カーナビゲーション装置122のスピーカ134から音声を発生させるか、または表示装置126を点滅させるなどして、運転手に注意を促す機能を有するものでもよい。
自宅の車庫入れ成功時の撮影画像160の参照画像として登録する撮影画像としては、リアカメラ116と同様に撮影された画像を用いることが好ましい。
停止時における自動車110正面の撮影画像170の参照画像として登録する撮影画像は、例えば、フロントカメラ114により停止時に自動的に撮影されたものである。また、参照画像としては、撮影画像170の信号機172または他車両174について、範囲指定して範囲指定した領域を参照画像(参照画像データ)として登録することもできる。
この動作条件として、さらに撮影するリアカメラ116を指定し、リアカメラ116で撮影された撮影画像データであることを要件として付加することができる。
また、動作内容として、動作条件が自宅の車庫入れ成功時のバック撮影画像160の類似度が所定の値以下である場合、対象機器を警告装置128とし、動作を警告装置128による警告とする。この警告装置128による警告とは、警告装置128から音声または光を発し、運転手に、自動車が車庫に対して適性な位置ではない知らせるために注意を促すことである。
これにより、自宅の車庫に自動車110を入れる場合、自動車110が適性に車庫に納められたか、または障害物があるか、もしくは猫、犬などの動物がいても、運転手に警告がされる。このため、車庫に、自動車110を適正に入れることができる。さらには、障害物があるか、もしくは猫、犬などの動物がいる場合でも対処することができる。
この類似度が所定の値以下である場合には、自動車110の周辺の自動車(交通)が動いていると判定される。この類似度は、例えば、信号機172を構成する各信号の色データ(信号機172が赤から青に変わることを示すもの)、または前方の他車両174の移動を判定し、自動車110の周辺の自動車(交通)が動いているか否かが判定される。
この動作条件として、さらに撮影するフロントカメラ114を指定し、フロントカメラ114で撮影された撮影画像データであることを要件として付加することができる。
これにより、自動車110の周辺の自動車(交通)が動いているか、または動き出した場合、自動車110が発進すべきタイミング直前で、カーナビゲーション装置122の動画コンテンツの表示が停止され、運転手に運転動作を促すことができる。
撮影画像解析部30において、撮影画像データから被写体の抽出、画像処理を施し、比較対象画像データを作成する。この比較対象画像データを比較部34に出力する。
そして、比較部34において、参照画像データと、比較対象画像データとを比較して、類似度を求め、車庫に適正に自動車110が入れられていると設定された類似度の値以下である場合には、指示部36において、警告装置128から警告をするものである。
また、比較部34において、参照画像データと、比較対象画像データとを比較して、類似度を求め、自動車110および周辺の自動車(交通)が停止していると設定された類似度の値以下である場合には、カーナビゲーション装置122の動画コンテンツの表示が停止されるものである。
また、ユーザが設定した参照画像データと、比較対象画像データとの類似度を求めるため、類似度を求めるマッチングアルゴリズムは、複雑なものではなく、簡単なものでよい。さらには、ユーザが設定した参照画像データと、比較対象画像データとの類似度を求めるため、類似度の計算精度を高くすることもできる。さらにまた、ユーザが設定した参照画像データと、比較対象画像データとの類似度を求めるため、汎用的なパターン認識のアルゴリズムが不要であり、比較部34のハードウエア構成を簡素化でき、コストダウンを図ることができる。
例えば、信号機が赤から青に変化した画像を参照画像(参照画像データ)として登録しておき、信号機が赤から青に変化した場合に、所定の類似度であるかが判定される。一方、信号機が青から赤に変化した場合には、類似度の判定からは除外する。これにより、類似度の判定精度を高くすることができる。
20、20a 機器制御システム
22、120 サーバ
24a、24b、24c、25 カメラ
30 撮影画像解析部
32 登録部
34 比較部
36 指示部
38 制御部
40 入力装置
50 テレビ
52 外部記録再生装置
54 冷蔵庫
56 調理器
58 通信端末機器
59 携帯電話
70 視聴者
80 インデックス画像
82a〜82c 画像
92a〜92d 容器
94 玉子
110 自動車
112 リアゲート
114 フロントカメラ
116 リアカメラ
122 カーナビゲーション装置
124 GPS
126 表示装置
128 警告装置
160、170 撮影画像
172 信号機
174 他車両
Claims (6)
- 機器に設けられ、所定の空間領域を撮影し、撮影画像データを得るカメラと、
前記カメラにより得られた前記撮影画像データを解析し、比較対象画像データを作成する撮影画像解析部と、
前記比較対象画像データと比較される参照画像データ、ならびに前記比較対象画像データと前記参照画像データとの類似度に基づく機器の動作条件、および機器の動作内容が登録される登録部と、
前記参照画像データと前記比較対象画像データとの類似度を算出する比較部と、
前記比較部による前記類似度の結果に応じて、前記動作内容に基づく制御信号を前記機器に出力し、前記動作内容の動作を前記機器に実行させる指示部とを有することを特徴とする機器制御システム。 - 前記指示部は、携帯情報通信端末または携帯電話に、文字を表示させる通知機能を有するものであり、
前記動作内容は、前記携帯情報通信端末または前記携帯電話に所定の文章を表示させることである請求項1に記載の機器制御システム。 - 前記機器は、住宅に設けられた電子機器または家庭用電化製品である請求項1または2に記載の機器制御システム。
- 前記機器は、自動車に設けられた電子機器である請求項1〜3のいずれか1項に記載の機器制御システム。
- 前記機器は、複数設けられている請求項1〜4のいずれか1項に記載の機器制御システム。
- 機器に設けられたカメラにより得られた撮影画像データから比較対象画像データを作成し、前記比較対象画像データと比較される参照画像の参照画像データ、前記参照画像データと前記比較対象画像データとの類似度に応じた前記機器の動作条件、および前記機器の動作内容を予め登録しておいて、機器に所定の動作を行わせる機器制御方法であって、
前記カメラによる前記撮影画像データを取得する工程と、
前記撮影画像データを解析し、前記比較対象画像データを作成する工程と、
前記参照画像データと前記比較対象画像データとの類似度を算出する工程と、
前記類似度の結果に応じて、前記動作内容に基づく制御信号を前記機器に出力し、前記動作内容の動作を前記機器に実行させる工程とを有することを特徴とする機器制御方法。
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