JP2007328633A - 冷却システム、冷却方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】PCなどのコンピュータを効率よく冷却する冷却システム、冷却方法、プログラムおよび記録媒体を提供する。
【解決手段】PC10の内部に設置された温度センサ13が通常動作時よりも高い温度である異常温度を検知すると、制御部11は冷却部14を動作あるいは出力上昇させる。また同時に、通信部15を介してサーバ20にPC10の異常温度に係る情報を送信し、サーバ20は異常温度に係る情報をもとに、冷却装置30の動作制御を指示してPC10の設置場所を冷却する。このようにして、冷却部14によりPC10を内部から、また冷却装置30によりPC10を外部から、それぞれ連動して冷却するので、より効果的にPC10を冷却することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、PCなどのコンピュータの冷却を行う冷却システム、冷却方法、プログラムおよび記録媒体に関する。
パーソナルコンピュータ(PC)をはじめ各種の電子機器では、CPUや基板などの発熱素子を備えている。これらの発熱源は、近年のPCにおける情報処理能力の高速化に伴って、その発熱量が急激に増大している。
増大した発熱を効率よく外部に放熱するようなPCの発熱対策として、従来のPCなどにおけるコンピュータシステムでは、コンピュータ内部に冷却ファンなどの冷却システムを備え、内部で生じた熱を外部へと廃棄(廃熱)している。しかし、コンピュータが配置された環境を操作する手段を有してはいなかった。
このような問題を解決する従来の技術としては、特許文献1,2に開示された発明が公知である。特許文献1には、温度異常が発生した原因を正確に判別し、適切な処置を迅速に実行できる温度異常処理方式に関する技術が開示されている。
また、特許文献2には、部屋に設置されたパソコンおよびそれらを接続するLANを活用することで、センサなどを接続する専用のケーブルを敷設することなく、建物内の空調などを管理する建物管理システムに関する技術が開示されている。
特開2005−215794号公報 特開平10−141746号公報
上述したように、従来のコンピュータシステムでは、コンピュータの内部に冷却システムを有し、コンピュータ内部で生じた熱を外部へ廃棄しているが、コンピュータが配置された環境を操作するものではない。つまり、コンピュータが設置されている場所の冷却システムについて考慮されていないので、コンピュータの冷却ファンを高回転にしても期待通りにコンピュータを冷却することができなかった。
また、特許文献2に開示された発明は、コンピュータ近傍に配置された温度センサによってコンピュータが配置された室内の温度を調節することはできるものの、コンピュータ内部の温度について冷却などの調節するものではない。すなわち従来の技術においては、コンピュータの内部温度とコンピュータが設置された場所(部屋など)の温度とを連動させて冷却する手段が無かった。
このような課題に鑑み、本発明は、情報処理装置内部の冷却手段と外部の冷却手段とを連動させて、効率よく冷却することの可能な冷却システム、冷却方法、プログラムおよび記録媒体を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、装置内部に配置され温度を検知する第1のセンサと、装置内部を冷却する第1の冷却手段と、第1のセンサおよび冷却手段を制御する制御手段とを有する情報処理装置と、情報処理装置が配置された場所を冷却する第2の冷却手段とが相互に接続可能であり、第1の冷却手段と第2の冷却手段とを連動させて情報処理装置を冷却する冷却システムであることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の冷却システムにおいて、第1のセンサにて異常温度を検知した場合には、制御手段は、第1の冷却手段にて情報処理装置の内部から冷却するよう制御し、かつ、第2の冷却手段にて情報処理装置の外部から冷却するよう制御することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、装置内部に配置され温度を検知する第1のセンサと、装置内部を冷却する第1の冷却手段と、第1のセンサおよび冷却手段を制御する制御手段とを有する少なくとも1以上の情報処理装置と、情報処理装置が配置された場所を冷却する少なくとも1以上の第2の冷却手段と、制御手段からの制御情報に基づいて、第2の冷却手段の動作制御を指示するサーバとを有し、第1の冷却手段と第2の冷却手段とを連動させて情報処理装置を冷却する冷却システムであることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3記載の冷却システムにおいて、第1のセンサにて異常温度を検知した場合には、制御手段は第1の冷却手段にて情報処理装置の内部から冷却するように制御し、かつ、当該冷却手段の制御に係る制御情報をサーバに送信し、サーバは、制御情報の送信元の情報処理装置が配置された場所を第2の冷却手段にて冷却するよう制御することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか1項記載の冷却システムにおいて、第1のセンサが検知した温度が所定の温度まで低下した場合には、第1の冷却手段および第2の冷却手段は、動作を停止または動作出力を低下させることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか1項記載の冷却システムにおいて、コンピュータの外部近傍に、当該コンピュータの異常温度に係る情報を検知する第2のセンサを有することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項3から6のいずれか1項記載の冷却システムにおいて、サーバは、第2のセンサにて検知した温度情報に基づいて、または、制御情報および温度情報に基づいて、第2の冷却手段の冷却動作を制御することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、情報処理装置内部に配置された第1のセンサが異常温度を検知すると、情報処理装置内部に配置された第1の冷却手段にて当該情報処理装置を内部から冷却する第1の冷却工程と、異常温度を検知したときに、情報処理装置の外部に配置された第2の冷却手段にて当該情報処理装置を外部から冷却する第2の冷却工程とを有し、第1の冷却工程と第2の冷却工程とを連動させて情報処理装置を冷却する冷却方法であることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、情報処理装置内部に配置された第1のセンサが異常温度を検知すると、情報処理装置内部に配置された第1の冷却手段にて当該情報処理装置を内部から冷却する第1の冷却工程と、異常温度を検知したときに、当該異常温度に係る温度情報および第1の冷却手段の動作情報をサーバへ送信する送信工程と、サーバが、受信した温度情報および動作情報に基づいて、情報処理装置の外部に配置された第2の冷却手段を制御し、当該情報処理装置を外部から冷却する第2の冷却工程とを有し、第1の冷却工程と第2の冷却工程とを連動させてコンピュータを冷却する冷却方法であることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項8または9記載の冷却方法において、第1のセンサにて検知された温度情報が所定の温度まで低下した場合には、第1の冷却手段および第2の冷却手段の冷却動作を、停止させるか、あるいは冷却動作の出力を低下させることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項9記載の冷却方法において、サーバは、情報処理装置の外部近傍に設けられ、前記温度情報を検知する第2のセンサにて検知された温度情報に基づいて、または、制御情報および当該温度情報に基づいて、第2の冷却手段の冷却動作を制御することを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、情報処理装置内部に配置された第1のセンサが異常温度を検知すると、情報処理装置内部に配置された第1の冷却手段にて当該情報処理装置を内部から冷却する第1の冷却処理と、異常温度を検知したときに、情報処理装置の外部に配置された第2の冷却手段にて当該情報処理装置を外部から冷却する第2の冷却処理とを有し、第1の冷却処理と第2の冷却処理とを連動させて情報処理装置を冷却するようコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、情報処理装置内部に配置された第1のセンサが異常温度を検知すると、情報処理装置内部に配置された第1の冷却手段にて当該情報処理装置を内部から冷却する第1の冷却処理と、異常温度を検知したときに、当該異常温度に係る温度情報および第1の冷却手段の動作情報をサーバへ送信する送信処理と、サーバが、受信した温度情報および動作情報に基づいて、情報処理装置の外部に配置された第2の冷却手段を制御し、当該情報処理装置を外部から冷却する第2の冷却処理とを有し、第1の冷却処理と第2の冷却処理とを連動させて情報処理装置を冷却するようコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、請求項12または13記載のプログラムにおいて、第1のセンサにて検知された温度情報が所定の温度まで低下した場合には、第1の冷却手段および第2の冷却手段の冷却動作を、停止させるか、あるいは冷却動作の出力を低下させるようコンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項15に記載の発明は、請求項13記載のプログラムにおいて、サーバは、情報処理装置の外部近傍に設けられ、前記温度情報を検知する第2のセンサにて検知された温度情報に基づいて、または、制御情報および当該温度情報に基づいて、第2の冷却手段の冷却動作を制御するようコンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項16に記載の発明は、請求項12から15のいずれか1項記載のプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であることを特徴とする。
このように、本発明の冷却システム、冷却方法、プログラムおよび記録媒体によれば、情報処理装置をその内部および外部から効果的に冷却することができる。
以下に、本実施形態の冷却システム、冷却方法、プログラムおよび記録媒体について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施形態は以下に述べるものに限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲において種々変更が可能である。
図1は、本実施形態の冷却システムを用いた場合の一例を示す概略図である。
図1に示すように、本実施形態の冷却システムは、プログラムなどの制御により動作するPC10と、複数台のPC10を管理するサーバ20と、コンピュータルームなどPC10が配置された場所・環境を冷却する冷却装置30とで構成される。
図2は、本実施形態の冷却システムの構成を示すブロック図である。
図2に示すように、本実施形態の冷却システムは、PC10と、サーバ20と、冷却装置30とで構成される。また、PC10は、制御部11と、記憶部12と、温度センサ13と、冷却部14と、通信部15とを備えている。
制御部11は、PC10全体の各種制御を行うものであり、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processor Unit)などで構成される。この制御部11が、温度センサ13にて検知された異常な温度(発熱)に基づいて冷却部14の冷却動作などを適宜制御することによって、PC10の動作による異常発熱をPC10内部から冷却することができる。
記憶部12は、PC10の各種データを記憶するものであり、PC10の制御を行うための制御プログラム、アプリケーション等の情報を記録するROM(Read Only Memory)や、所定のアプリケーションプログラムを起動したとき、そのプログラムを実行する際に使用する各種情報を一時的に記録し、情報の読み書きを行うための作業領域となる記憶部であるRAM(Random Access Memory)などで構成される。
温度センサ13は、PC10内部の温度を検知するセンサである。例えば、PC10にて膨大な量の情報を処理する際に上述したCPUなど制御部11が発熱した場合、すなわち異常温度になった場合には、この温度センサ13が当該発熱(異常温度)を検知する。なお、本実施形態における異常温度とは、PC10が通常動作時に発熱する許容範囲内の温度よりも高温になるような、異常発熱の場合などを指す。
冷却部14は、冷却ファンやヒートパイプ、冷却液を用いた液冷式構造などで構成され、PC10を内部から冷却する。上述した温度センサ13にて発熱を検知すると、制御部11が冷却部14を動作させるように制御する。
通信部15は、PC10と外部との情報の送受信を行うもので、サーバ20とネットワークを介して接続可能な状態にある。温度センサ13にて発熱を検知すると、制御部11が冷却部14へ冷却指示を出すと同時に、通信部15を介して、現在の温度状態(発熱による異常温度状態)に係る温度情報をサーバ20へと通知する。
サーバ20は、PC10を管理するサーバであり、例えば複数台のPC10とネットワークを介して相互に接続可能な状態になっている。そして上述したように、各PC10内の温度センサ13で検知した発熱に対して、制御部11から送られてくる現在の温度状態と冷却装置30への冷却指示とを管理する機能を有する。
またサーバ20では、各PC10の設置場所と冷却部14の稼動状況とに応じて、PC10が接続されている設置場所全体に関する冷却装置30の制御計画を策定して制御を実施する。また、PC10内部の冷却部14は、PC10に搭載された管理プログラムなどによっても動作させることが可能であり、PC10内部の冷却部14と連動して稼動させることで、より効果的にPC10を冷却することができる。
冷却装置30は、冷房機能を有する空調機や扇風機などを制御するもので、PC10が設置されている場所・環境を冷却する。本実施形態ではこの冷却装置30にて、例えば、複数台のPC10を冷却する複数台の空調機や扇風機を個々に全て制御する。PC10の配置状況に応じて、空調機や扇風機などを配置し冷却装置30にて管理することで、効率がよくきめ細かなPC10の冷却制御を行うことが可能となる。
本実施形態では、通信部14を介してPC10がサーバ20と接続可能な構成であり、サーバ20がPC10の設置場所情報と、温度センサ13の情報と、各PC10内の冷却システム(冷却部14)の稼動状況についての情報を入手することができる。
また、PC10内部の温度センサ13にて検知した温度情報に基づいて、制御部11が冷却部14の動作を制御することで冷却部14の稼動率が変動する。この変動に応じて、サーバ20はコンピュータルーム内などPC10が設置された設置場所の冷却装置30を適宜稼動させる。これによって、PC10の内部および外部から効率よくPC10を冷却することが可能となる。
また、冷却装置30の配置位置を変更することで、異常発熱したPC10に対応する冷却装置30のみを変動稼動させることも可能である。したがって、異常発熱したPC10のみをピンポイントで冷却し、通常の温度で動作しているPC10および冷却部14については動作を変動させないように制御することができる。
次に、本実施形態の冷却システムの動作について説明する。
図3は、本実施形態の冷却システムの動作を示すフローチャートである。
まず通常時において、PC10の制御部11は、温度センサ13にて検知される温度情報を定期的に読み取る(ステップS101)。ここで、読み取ったときの温度情報が異常温度か否かを判定する(ステップS102)。温度センサ13が異常温度を検知しない場合には(ステップS102/No)、そのまま待機する。
温度センサ13が異常温度を検知した場合には(ステップS102/Yes)、冷却部14を動作させてPC10内部を冷却する(ステップS103)。このとき同時に、制御部11は通信部15を介して、PC10が異常温度の状態にあることをサーバ20へ送信(通知)する(ステップS104)。
サーバ20では、PC10が異常温度状態であることを受信すると、冷却装置30を動作させるように指示する(ステップS105)。また、冷却装置30が動作中の場合には、現在の温度よりもさらに温度が下がるように冷却システムの出力を上げるよう指示する。
その後、温度センサ13にて検知される温度情報が正常な温度を示しているか、すなわち冷却部14および冷却装置30の動作によってPC10が通常動作時の温度まで冷却されたかを確認する(ステップS106)。ここで正常な温度を示していれば(ステップS106/Yes)、冷却部14および冷却装置30の動作を停止するか、あるいは出力を下げて(ステップS107)、処理を終了する。一方、検知した温度情報が異常温度である場合には(ステップS106/No)、冷却部14および冷却装置30によるPC10の冷却動作を続行させる(ステップS108)。
なお、上述した異常温度発生時において、冷却部14および冷却装置30の動作開始や動作中時における出力の上げ下げは、適宜変更が可能である。つまり、ある異常温度発生時(異常発熱時)に冷却部14の動作出力と冷却装置30の動作出力とが連動すればよいので、例えば、冷却部14の出力はあまり上げず冷却装置30の出力を大きめに上昇させることとしてもよい。1つの冷却装置30に対して複数のPC10が多発的に異常温度を発している場合などは、特に効果的である。
このように、本実施形態の冷却システムによれば、異常温度発生時に冷却部14にてPC10の内部から冷却し、また冷却装置30にてPC10の外部から冷却することができる。PC10の内部および外部から連動してより効果的に冷却を行うことができるので、PC10の内部温度を効率よく制御することが可能となる。
また、本実施形態の冷却システムによれば、PC10が異常温度の冷却に係る情報を外部に提供していない場合であっても、冷却部14と冷却装置30とを連動させてPC10を冷却することが可能である。
図4は、本実施形態の冷却システムの他の一例を模式的に示す図である。
図4は、図2に示した本実施形態の冷却システムにおいて、PC10の外部近傍にセンサ16を設けた場合を示している。なお、図4中において図2と同一の符号を付したものはその構成・動作が同一のものであるので、ここでは説明を省略する。
この図4に示すように、PC10(通信部15)とサーバ20とが接続されておらず、PC10の外部近傍に設けられたセンサ16がサーバ20と接続されている。センサ16には、例えば、温度センサや風力センサなどが用いられ、例えばPC10の廃熱口など発熱源の温度を検知可能な場所に設置される。
このように、PC10が温度センサ13や冷却部14の情報を外部に提供していない場合であっても、PC10の外部近傍、例えば上述した廃熱口付近などにセンサ16を設置することで、冷却部14と冷却装置30とを連動させてPC10を冷却することが可能となる。
このような図4に示す構成に加えて、さらに図5に示すように、PC10とサーバ20とが接続されることとしてもよい。PC10とサーバ20とが接続されて温度センサ13や冷却部14の情報がサーバ20へと提供され、かつセンサ16によってPC10外部近傍の異常温度に係る情報も提供されることになる。したがって、異常発熱に係るより詳細な情報をサーバ20が取得可能となり、一層効果的にPC10を冷却することができる。
また一方、本実施形態の冷却システムでは、サーバ20を介さずに、PC10と冷却装置30とを直接接続可能な構成としてもよい。この場合、PC10の制御部11は、通信部15を介して冷却装置30へ異常温度の情報を送り、またPC10への冷却動作の開始(動作中であれば出力の上昇)を指示する。このように、異常温度が検知されたPC10ごとに直接、PC10外部からの冷却を行うことができる。
さらに本実施形態の冷却システムでは、PC10の設置台数や設置場所に応じて、冷却装置30を複数設置してもよい。この際、冷却装置30の設置位置(PC10を冷却可能な位置)を、発熱源を的確に冷却できる位置に配置することで、上述したようにコンピュータルーム全体を冷却しなくても発熱源のPCのみをピンポイントで冷却することが可能となり、エネルギ効率の向上にもつながる。
本実施形態の冷却システムの一例を模式的に示す外観図である。 本実施形態の冷却システムの構成を示すブロック図である。 本実施形態の冷却システムの動作を示すフローチャートである。 本実施形態の冷却システムの他の構成を示すブロック図である。 本実施形態の冷却システムのさらに他の構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 PC
11 制御部
12 記憶部
13 温度センサ
14 冷却部
15 通信部
16 センサ
20 サーバ
30 冷却装置

Claims (16)

  1. 装置内部に配置され温度を検知する第1のセンサと、前記装置内部を冷却する第1の冷却手段と、前記第1のセンサおよび前記冷却手段を制御する制御手段とを有する情報処理装置と、
    前記情報処理装置が配置された場所を冷却する第2の冷却手段とが相互に接続可能であり、
    前記第1の冷却手段と前記第2の冷却手段とを連動させて前記情報処理装置を冷却することを特徴とする冷却システム。
  2. 前記第1のセンサにて異常温度を検知した場合には、
    前記制御手段は、前記第1の冷却手段にて前記情報処理装置の内部から冷却するよう制御し、かつ、前記第2の冷却手段にて前記情報処理装置の外部から冷却するよう制御することを特徴とする請求項1記載の冷却システム。
  3. 装置内部に配置され温度を検知する第1のセンサと、前記装置内部を冷却する第1の冷却手段と、前記第1のセンサおよび前記冷却手段を制御する制御手段とを有する少なくとも1以上の情報処理装置と、
    前記情報処理装置が配置された場所を冷却する少なくとも1以上の第2の冷却手段と、
    前記制御手段からの制御情報に基づいて、前記第2の冷却手段の動作制御を指示するサーバとを有し、
    前記第1の冷却手段と前記第2の冷却手段とを連動させて前記情報処理装置を冷却することを特徴とする冷却システム。
  4. 前記第1のセンサにて異常温度を検知した場合には、前記制御手段は前記第1の冷却手段にて前記情報処理装置の内部から冷却するように制御し、かつ、当該冷却手段の制御に係る前記制御情報を前記サーバに送信し、
    前記サーバは、前記制御情報の送信元の前記情報処理装置が配置された場所を前記第2の冷却手段にて冷却するよう制御することを特徴とする請求項3記載の冷却システム。
  5. 前記第1のセンサが検知した温度が所定の温度まで低下した場合には、前記第1の冷却手段および第2の冷却手段は、動作を停止または動作出力を低下させることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の冷却システム。
  6. 前記コンピュータの外部近傍に、当該コンピュータの異常温度に係る情報を検知する第2のセンサを有することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の冷却システム。
  7. 前記サーバは、前記第2のセンサにて検知した温度情報に基づいて、または、前記制御情報および前記温度情報に基づいて、前記第2の冷却手段の冷却動作を制御することを特徴とする請求項3から6のいずれか1項記載の冷却システム。
  8. 情報処理装置内部に配置された第1のセンサが異常温度を検知すると、前記情報処理装置内部に配置された第1の冷却手段にて当該情報処理装置を内部から冷却する第1の冷却工程と、
    前記異常温度を検知したときに、前記情報処理装置の外部に配置された第2の冷却手段にて当該情報処理装置を外部から冷却する第2の冷却工程とを有し、
    前記第1の冷却工程と前記第2の冷却工程とを連動させて前記情報処理装置を冷却することを特徴とする冷却方法。
  9. 情報処理装置内部に配置された第1のセンサが異常温度を検知すると、前記情報処理装置内部に配置された第1の冷却手段にて当該情報処理装置を内部から冷却する第1の冷却工程と、
    前記異常温度を検知したときに、当該異常温度に係る温度情報および第1の冷却手段の動作情報をサーバへ送信する送信工程と、
    前記サーバが、受信した前記温度情報および前記動作情報に基づいて、前記情報処理装置の外部に配置された第2の冷却手段を制御し、当該情報処理装置を外部から冷却する第2の冷却工程とを備え、
    前記第1の冷却工程と前記第2の冷却工程とを連動させて前記コンピュータを冷却することを特徴とする冷却方法。
  10. 前記第1のセンサにて検知された前記温度情報が所定の温度まで低下した場合には、前記第1の冷却手段および第2の冷却手段の冷却動作を、停止させるか、あるいは前記冷却動作の出力を低下させることを特徴とする請求項8または9記載の冷却方法。
  11. 前記サーバは、
    前記情報処理装置の外部近傍に設けられ、前記温度情報を検知する第2のセンサにて検知された前記温度情報に基づいて、または、前記制御情報および当該温度情報に基づいて、前記第2の冷却手段の冷却動作を制御することを特徴とする請求項9記載の冷却方法。
  12. 情報処理装置内部に配置された第1のセンサが異常温度を検知すると、前記情報処理装置内部に配置された第1の冷却手段にて当該情報処理装置を内部から冷却する第1の冷却処理と、
    前記異常温度を検知したときに、前記情報処理装置の外部に配置された第2の冷却手段にて当該情報処理装置を外部から冷却する第2の冷却処理とを有し、
    前記第1の冷却処理と前記第2の冷却処理とを連動させて前記情報処理装置を冷却するようコンピュータに実行させるためのプログラム。
  13. 情報処理装置内部に配置された第1のセンサが異常温度を検知すると、前記情報処理装置内部に配置された第1の冷却手段にて当該情報処理装置を内部から冷却する第1の冷却処理と、
    前記異常温度を検知したときに、当該異常温度に係る温度情報および第1の冷却手段の動作情報をサーバへ送信する送信処理と、
    前記サーバが、受信した前記温度情報および前記動作情報に基づいて、前記情報処理装置の外部に配置された第2の冷却手段を制御し、当該情報処理装置を外部から冷却する第2の冷却処理とを有し、
    前記第1の冷却処理と前記第2の冷却処理とを連動させて前記情報処理装置を冷却するようコンピュータに実行させるためのプログラム。
  14. 前記第1のセンサにて検知された温度情報が所定の温度まで低下した場合には、前記第1の冷却手段および第2の冷却手段の冷却動作を、停止させるか、あるいは前記冷却動作の出力を低下させるようコンピュータに実行させることを特徴とする請求項12または13記載のプログラム。
  15. 前記サーバは、
    前記情報処理装置の外部近傍に設けられ、前記温度情報を検知する第2のセンサにて検知された前記温度情報に基づいて、または、前記制御情報および当該温度情報に基づいて、前記第2の冷却手段の冷却動作を制御するようコンピュータに実行させることを特徴とする請求項13記載のプログラム。
  16. 請求項12から15のいずれか1項記載のプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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