JP2007328139A - 画像形成装置、駆動伝達装置、及び画像形成ユニット - Google Patents

画像形成装置、駆動伝達装置、及び画像形成ユニット Download PDF

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Abstract

【課題】より品質の高い画像形成を行うことが可能な画像形成装置及び画像形成ユニットと、駆動ムラの発生を低減することが可能な駆動伝達装置とが提供する。
【解決手段】画像形成装置10は、感光体52Bと、感光体52B等から転写されたトナー像を搬送する中間転写ベルト14と、感光体に駆動を伝達するウォームホイール92Bと、中間転写ベルト14に駆動を伝達するウォームホイール94とを有している。ウォームホイール92Bとウォームホイール94とは、共にウォームギア90Bに噛み合い、ウォームギア90Bから駆動伝達を受ける。
【選択図】図3

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ装置、プリンタ等の画像形成装置、例えばこれらに用いられる駆動伝達装置、及び画像形成ユニットに関する。
この種の画像形成装置、及び画像形成ユニットに用いる技術であって、像担持体体と、像担持体から像が転写されたシートを搬送する例えば搬送ベルト等の搬送手段と、像担持体に駆動を伝達する第1のウォームホイールと、搬送体に駆動を伝達する第2のウォームホイールとを有し、第1及び第2のウォームホイールに、例えばモータ等からなる駆動源から駆動を伝達して画像形成を行う技術が知られている。また、駆動伝達装置に用いられる技術であって、第1の駆動部材に駆動を伝達する第1のウォームホイールと、第2の駆動部材に駆動を伝達する第2のウォームホイールとに駆動源から駆動を伝達する技術が知られている(特許文献1)。
特開平10−221910
しかしながら、従来の技術では、駆動伝達がなされる間に、像担持体及び搬送体の駆動速度に、例えば互いに周期が一致しないムラが生じ、この速度のムラを原因として、例えば画像の歪みや色ムラ等の画像不良が生じることがあるとの問題点があった。特に、複数の像担持体にそれぞれ異なる色の像を担持させ、これらの像を搬送体又は搬送体に搬送されるシートに重ねて転写してカラー画像を形成する画像形成装置の場合は、色ごとに画像がずれる色ズレと称される画像不良が生じることがあるとの問題点があった。また、従来の技術では、像担持体及び搬送体と同様に、第1の駆動部材及び第2の駆動部材に駆動ムラが生じることがあるとの問題点があった。
本発明の目的は、画像不良の発生を低減し、より品質の高い画像形成を行うことが可能な画像形成装置及び画像形成ユニットと、駆動ムラの発生を低減することが可能な駆動伝達装置とを提供することにある。
本発明の第1の特徴とするところは、像担持体と、この像担持体から転写された像又は前記像担持体から像が転写されたシートを搬送する搬送手段と、前記像担持体に駆動を伝達する第1のウォームホイールと、前記搬送手段に駆動ウォームホイールウォームホイールと、前記第1及び第2のウォームホイールに噛み合い、前記第1及び前記第2のウォームホイールに駆動を伝達するウォームギアと、を有する画像形成装置にある。
好適には、前記像担持体を複数有し、前記搬送手段は、前記像担持体からそれぞれ転写された像又は前記像担持体からそれぞれ像が転写されたシートを搬送し、前記第1のウォームホイールは、前記像担持体の少なくとも一つに駆動を伝達する。
また、好適には、前記複数の像担持体の一つは、ブラック画像を担持するブラック画像用像担持体であって、前記第1のウォームホイールは、少なくとも前記ブラック画像用像担持体に駆動を伝達する。
また、好適には、前記第1のウォームホイールは、前記ウォームギアの条数がNである場合、前記ウォームギアの回転軸と垂直な平面上において、前記ウォームギアの前記第2のウォームホイールが噛み合う位置から、前記ウォームギアの周方向に(360/N)度の整数倍移動した位置で前記ウォームギアに噛み合う。
また、好適には、前記ウォームギアは、条数が偶数であって、前記第1のウォームホイールは、前記ウォームギアの回転軸と垂直な平面上における前記ウォームギアの前記第2のウォームホイールが噛み合う位置と前記ウォームギアの回転軸とを結ぶ線上で前記ウォームギアに噛み合う。
また、好適には、前記搬送手段は、前記像担持体から像が転写される転写体を有する。
また、好適には、前記搬送手段は、前記像担持体から像が転写されたシートを搬送する搬送体を有する。
また、好適には、前記搬送手段は、前記像担持体に当接可能に支持されたベルトを有する。
また、本発明の第2の特徴とするところは、第1の駆動部材と、この第1の駆動部材の周速と略同周速で駆動する第2の駆動部材と、前記第1の駆動部材に駆動を伝達する第1のウォームホイールと、前記第2の駆動部材に駆動を伝達する第2のウォームホイールと、前記第1及び第2のウォームホイールに噛み合い、前記第1及び前記第2のウォームホイールに駆動を伝達するウォームギアと、を有する駆動伝達装置にある。
また、本発明の第3の特徴とするところは、像担持体と、この像担持体に駆動を伝達する第1のウォームホイールとを有し、前記第1のウォームホイールはウォームギアから駆動伝達を受け、前記ウォームギアは、前記像担持体から転写された像又は前記像担持体から像が転写されたシートを搬送する搬送体に駆動を伝達する第2のウォームホイールに噛み合あっている画像形成ユニットにある。
本発明によれば、画像不良の発生を低減し、より品質の高い画像形成を行うことが可能な画像形成装置及び画像形成ユニットと、駆動ムラの発生を低減することが可能な駆動伝達装置とが提供される。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1には、本発明の実施形態に係る画像形成装置10が示されている。この画像形成装置10は、画像形成装置本体12を有し、この画像形成装置本体12内に、搬送手段として用いられ、第2の駆動部材として用いられる中間転写ベルト14が配置されている。この中間転写ベルト14に対して4つの像形成手段16Y、16M、16C、16Bが並列配置されており、画像形成装置10はいわゆるタンデム方式となっている。像形成手段16Y、16M、16C、16Bは、感光体52Y、52M、52C、52Bをそれぞれ有していて、像形成手段16Yはイエローのトナー像を、像形成手段16Mはマゼンダのトナー像を、像形成手段16Cはシアンのトナー像を、像形成手段16Bはブラックのトナー像を中間転写ベルト14上に形成する。
画像形成装置本体12の下部にはシート供給装置18が設けられている。シート供給装置18は、シートが積載されるシート供給カセット20と、このシート供給カセット20に積載されたシートをピックするピックアップロール22と、シートを捌きながら送り出すフィードロール24及びリタードロール26を有する。シート供給カセット20は、図中手前方向に引き出すことができるように画像形成装置本体12に対して着脱可能に設けられており、普通紙、OHPシート等の被転写体として用いられるシートが積載収納されている。
画像形成装置本体12の一端付近(図中左端付近)には、シート供給路28が略鉛直方向に沿って設けられている。このシート供給路28には、搬送ロール29、レジストロール30、2次転写ロール32、定着装置34及び排出ロール36が設けられている。レジストロール30は、シート供給路28へ送り出されたシートを一次停止させ、タイミングをとって2次転写ロール32へ送る。定着装置34は、加熱ロール34aと加圧ロール34bとからなり、加熱ロール34aと加圧ロール34bとの間を通過するシートに熱と圧力を加えることによりシートにトナー像を定着するようになっている。
画像形成装置本体12の上部には、排出トレイ部38が設けられている。前述した排出ロール36により排出トレイ部38へトナー像が定着されたシートが排出され、この排出トレイ部38に積層される。したがって、シート供給カセット20のシートは、順次C字状のパスを通って排出トレイ部38に排出される。
画像形成装置本体12の排出トレイ部38の下方には、例えば4つのトナーボトル40が設けられている。該トナーボトル40は、イエロー、マゼンダ、シアン、ブラックの各トナーが収容され、図示しないトナー供給路を介して像形成手段16にトナーを供給するようになっている。
像形成手段16は、中間転写ベルト14の一面に設けられた画像形成ユニット48と、中間転写ベルト14の裏面に設けられた一次転写ロール50とから構成されている。画像形成ユニット48は、画像形成装置本体12に対して着脱可能であり、例えば、一度下方に移動させた後、図1中における手前方向に引き出すことができるようになっている。像形成手段16の詳細は後述する。
中間転写ベルト14は、複数の支持ロール42に支持され、前述した像形成手段16が設けられているベルト面が略水平となるように配置されている。支持ロール42の一つである支持ロール42aが2次転写ロール32のバックアップロールを構成している。この支持ロール42aは駆動ロールとして用いられ、回転駆動して中間転写ベルト14に駆動を伝達するまた、支持ロール42に支持された状態にある中間転写ベルト14の右端部近傍には、中間転写ベルト用清掃装置44が配置され、支持ロール42の他の一つが該清掃装置44のバックアップロールを構成している。
中間転写ベルト14、複数の支持ロール42、一次転写ロール50、及び中間転写ベルト用清掃装置44を転写ユニットとして一体化して、この転写ユニットを画像形成装置本体12から着脱可能としても良い。2次転写ロール32は2次転写ユニット33として構成される。2次転写ユニットは、画像形成装置本体12に対して着脱可能であり、例えば図1における手前方向に引き出すことができるようになっている。
図2には、像形成手段16の詳細が示されている。像形成手段16Y、16M、16C、16Bは、用いるトナーの色が異なるものの、同じ構成であるため、以下、像形成手段16として説明する。画像形成ユニット48は、中間転写ベルト14に対峙し、像担持体として用いられ、第1の駆動部材として用いられる感光体52と、この感光体52を帯電させる、例えばロールから構成された帯電装置54と、例えばLED(light emitting diode:発光ダイオード)から構成され、感光体52上に潜像を形成する露光装置56と、この露光装置56により形成された感光体52上の潜像をトナーにより現像する現像装置58と、転写後に感光体52上に残ったトナーを清掃する清掃装置60とを有する。この実施形態においては、画像形成ユニット48は、分離可能な感光体ユニット62と現像ユニット64とが結合されて構成されている。感光体ユニット62は、第1の筐体66に感光体52、帯電装置54、露光装置56及び清掃装置60が収容されている。現像ユニット64は、第2の筐体68に現像装置58が収容されている。そして、第1の筐体66と第2の筐体68とが分離可能に結合されて画像形成ユニット48が構成されている。
現像装置58は例えば2成分方式であり、トナーとキャリアからなる現像剤が用いられ、例えば水平方向に平行に配置された2本のオーガ70、72と、排出側オーガ72の斜め上部に配置された現像ロール74と有し、現像剤をオーガ70、72により攪拌して現像ロール74に供給する。現像ロール74では、キャリアによる磁気ブラシが形成され、この磁気ブラシによりキャリアに付着したトナーを搬送し、感光体52上の潜像をトナーにより現像する。この実施形態のように、2成分方式の現像装置58にあって、オーガ70、72より上方に現像ロール74が配置されているので、現像剤が溜まるのを防止し、現像剤を均一に攪拌することができ、現像性能を維持することができる。
清掃装置60は、例えばブレードからなるトナー掻き落とし部76と、このトナー掻き落とし部76で掻き落とされたトナーを回収する回収部78とから構成されている。
上記構成において、中間転写ベルト14と感光体52とが同期して互いに反対方向に回転し、帯電装置54により感光体52の表面が帯電され、露光装置56により潜像が形成される。この露光装置56により形成された感光体52上の潜像は現像装置58により現像される。この現像装置58により現像されたトナー像は一次転写ロール50により中間転写ベルト14に転写される。各像形成手段16で形成された各色のトナー像は中間転写ベルト14が移動するのに伴って重ねられる。
一方、シート供給装置18のシート供給カセット20に積層されたシートは、ピックアップロール22、フィードロール24、リタードロール26等により一枚ずつシート供給路28へ送り出される。このシート供給路28に送り出されたシートはレジストロール30に当接し、一時停止され、タイミングをとって2次転写ロール32へ送る。そして、この2次転写ロール32により中間転写ベルト14のトナー像がシートに転写される。トナー像が転写されたシートはさらに定着装置34に送られ、熱と圧力によりシートにトナー像が定着される。この定着装置34によりトナー像が定着されたシートは、排出ロール36により排出トレイ部38に排出される。
画像形成装置10は、駆動伝達装置を有し、この駆動伝達装置を用いて、例えばモータ等からなる駆動源からの駆動を感光体52と中間転写ベルト14とに伝達して、感光体52と中間転写ベルト14とを同期させ、互いに反対方向に回転駆動させている。しかしながら、駆動源からの駆動伝達が良好になされず、感光体52及び中間転写ベルト14に回転速度のムラが生じて、この回転速度のムラを原因として画像不良が生じてしまうことがあった。例えば、感光体52と中間転写ベルト14とに周期が一致しない速度変動が生じると、画像に色ムラが発生してしまう。そこで、この実施形態では、感光体52及び中間転写ベルト14に駆動を伝達する駆動伝達装置に工夫をすることにより、画像不良の発生を低減させている。
図3及び4には、画像形成装置10が有する駆動伝達装置84が示されている。
駆動伝達装置84は、駆動源として用いられるモータ86の回転駆動を感光体52及び中間転写ベルト14に伝達するように構成され、モータからの駆動伝達を受けて回転する軸88を有する。軸88は、中間転写ベルト14の図3における手前側に設けられ、図示を省略する軸受等の支持手段により、画像形成装置本体12に回動可能に装着されている。
軸88には、4個のウォームギア90Y、90M、90C、90Bが装着されている。ウォームギア90Y、90M、90Cには、それぞれウォームホイール92Y、92M、92Cが下方から噛み合っている。ウォームホイール92Y、92M、92Cは、それぞれ感光体52Y、52M、52C(図1参照)と同軸上で連結されていて、それぞれ画像形成ユニット48Y、48M、48Cの外側に取り付けられている。ウォームホイール92Bは、第1のウォームホールとして用いられ、感光体52B(図1参照)に同軸上で連結されていて、画像形成ユニット48Bの外側に取り付けられている。
ウォームギア90Bには、第2のウォームホイールとして用いられるウォームホイール94が上方から噛み合っている。ウォームホイール94にはギア96が噛み合い、ギア96にはギア98が噛み合っている。ギア98は、支持ロール42a(図1参照)と同軸上で連結されていている。
ウォームギア90Bは条数が4で噛み合ウォームギアの条数とはウォームギアの円周方向における1回転あたりの歯の数をいう。条数が4であるので、ウォームギア90Bでは、円周方向に歯が、360度を条数4で割った90度ごとに配置されている。ウォームギア90Bを製造する過程で、条数分の歯(4個の歯)の歯切り加工が同時になされる。このため、ウォームギア90Bの軸方向における同一箇所では、たとえ加工誤差があったとしても、4個の歯の歯形状は全て同様の歯すじとなる。ウォームギア90Bとして条数が4であるウォームギアを用いることに替えて、例えば条数が2であるウォームギアや条数が6であるウォームギア等、条数が4以外の偶数であるウォームギアを用いても良い。
ウォームホイール92Bは、図4に示されるように、ウォームギア90Bの回転軸99と垂直な平面上において、ウォームギア90Bのウォームホイール94が噛み合う位置P1と回転軸99とを結ぶ直線L上に位置する位置P2でウォームギア90Bに噛み合っている。
以上のようにウォームギア90B、ウォームホイール92B、及びウォームホイール94を配置することに替えて、又は併せて、ウォームギア90Bの条数がNである場合に、ウォームギア90Bのウォームホイール94が噛み合う位置P1からウォームギア90Bの周方向に(360/N)度の整数倍移動した位置で、ウォームホイール92Bがウォームギア90Bに噛み合うようにしても良い。例えば、この実施形態と同様に、ウォームギアの条数が4である場合、(360/4)度、すなわち90度の整数倍である90度、180度、又は270度、位置P1から移動した位置で、ウォームホイール92Bがウォームギア90Bに噛み合うようにしても良い。この実施形態では、位置P1から180度移動した位置で、ウォームホイール92Bがウォームギア90Bに噛み合っている。
以上のように構成された駆動伝達装置84では、モータ86からの駆動伝達を受けて軸88が回転する。軸88が回転すると、軸88に装着されたウォームギア90Y、90M、90Cが軸88と共に回転し、それぞれウォームホイール92Y、92M、92Cに駆動を伝達する。そして、駆動伝達を受けたウォームホイール92Y、92M、92Cは、感光体52Y、52M、52Cと共に図示される矢印方向に回転する。
軸88が回転すると、ウォームギア90Y、90M、90Cと同様に、ウォームギア90Bが回転し、ウォームギア90Bからウォームホイール92Bに駆動が伝達され、ウォームホイール92Bは、感光体52Bと共に図示される矢印方向回転する。ウォームギア90Bは、ウォームホイール92Bに駆動を伝達することと併せて、ウォームホイール94に駆動を伝達する。ウォームホイール94は、ギア96を介してギア98に駆動を伝達し、ギア98を支持ロール42aと共に図示される矢印方向に回転させる。このように、ウォームギア90Bは、感光体52Bに駆動を伝達するウォームホイール92B及び中間転写ベルト14と駆動を伝達するウォームホイール94との二つのウォームホイールに噛み合い、ウォームホイール92B及びウォームホイール94に駆動を伝達し、感光体52B及び中間転写ベルト14を回転駆動させている。
以上のように、ウォームホイール92B及びウォームホイール94は、単一のウォームギア90Bに噛み合い、単一のウォームギア90Bからの駆動伝達を受けてウォームホイール92B及びウォームホイール94は回転する。このため、ウォームギア90Bからの駆動伝達を受ける際に、たとえ回転速度に変動が生じるとしても、ウォームホイール92Bの速度変動とウォームホイール94の速度変動とが一致しやすい。すなわち、ウォームホイールに速度変動が生じる主たる原因の一つとして、加工誤差等により生じるウォームギアに形成された歯すじの誤差あげられる。よって、ウォームホイール92B及びウォームホイール94が互いに異なるウォームギアから駆動伝達を受け、それぞれのウォームギアの歯すじのずれの影響を別々に受ける場合と比較して速度変動が一致しやすくなり、生じる色ズレが軽減される。
また、以上のように、中間転写ベルト14に駆動を伝達するウォームホイール94と共にウォームギア90Bから駆動伝達を受けるウォームホイール92Bは、ブラックのトナー像を担持する感光体52Bに駆動を伝達するために用いられている。このため、イエロー画像、マゼンダ画像、及びシアン画像と比較して一般に形成される回数が多く、色ムラが目立ちやすいブラック画像の色ズレの軽減がなされる。
また、以上のように、ウォームギア90Bとして条数が4条のウォームギアが用いられ、ウォームギア90Bの回転軸99と垂直な平面上において、ウォームギア90Bのウォームホイール94が噛み合う位置P1と回転軸99とを結ぶ直線L上に位置する位置P2でウォームギア90Bに噛み合っているので、ウォームホイール92B及びウォームホイール94は、ウォームギア90Bに歯切りされた歯の同様の加工誤差が生じた部分にそれぞれが噛み合う状態となる。このため、ウォームホイール92Bから駆動伝達を受けて回転する感光体52Bに生じる速度変動とウォームホイール94から駆動伝達を受けて回転する中間転写ベルト14に生じる速度変動とが一致して、形成される画像の色ズレが低減される。
また、以上のように、ウォームギア90Bの条数がNである場合に、ウォームギア90Bのウォームホイール94が噛み合う位置P1からウォームギア90Bの周方向に(360/N)度の整数倍移動した位置で、ウォームホイール92Bがウォームギア90Bに噛み合うので、ウォームホイール92B及びウォームホイール94は、ウォームギア90Bに歯切りされた歯の同様の加工誤差が生じた部分にそれぞれが噛み合う状態となる。このため、ウォームホイール92Bから駆動伝達を受けて回転する感光体52Bに生じる速度変動とウォームホイール94から駆動伝達を受けて回転する中間転写ベルト14に生じる速度変動とが一致して、形成される画像の色ズレが低減される。
以上で説明をした実施形態では、画像形成装置10は、感光体52Y、52M、52C、52Bと像担持体として用いる感光体を複数有し、中間転写ベルト14は、感光体52Y、52M、52C、52Bからぞれぞれのトナー像の転写がなされたが、画像形成装置10を、単数の感光体と、この単数の感光体からトナー像が転写される中間転写ベルトとを有するように構成しても良い。
また、以上で説明した実施形態においては、ベルト形状の中間転写ベルト14が用いられたが、感光体52から転写されたトナー像を搬送することが可能な、例えばドラム形状の中間転写体等のベルト形状以外の転写体を用いても良い。
また、以上で説明をした実施形態においては、感光体52から転写されたトナー像を搬送する中間転写ベルト14が用いられたが、これに替えて、感光体52からトナー像が転写されたシートを搬送する、例えばシート搬送ベルト等の搬送体を用いても良い。
以上述べたように、本発明は、ウォームホイール及びウォームギアを用いて駆動伝達がなされる画像形成装置及び画像形成ユニットに適用することができる。また、本発明は、例えば、画像形成装置や画像形成ユニットに用いられる駆動伝達装置に適用することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置に用いられる像形成手段の構成を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置に用いられる駆動装置を示す説明図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置に用いられる駆動装置を示し、図3におけるAA断面を拡大して示す断面図である。
符号の説明
10 画像形成装置
12 画像形成装置本体
14 中間転写ベルト
16Y、16M、16C、16B 像形成手段
42 支持ロール
48 画像形成ユニット
52Y、52M、52C、52B 感光体
84 駆動伝達装置
86 モータ
88 軸
90Y、90M、90C、90B ウォームギア
92Y、92M、92C、92B ウォームホイール
94 ウォームホイール
99 軸

Claims (10)

  1. 像担持体と、
    この像担持体から転写された像又は前記像担持体から像が転写されたシートを搬送する搬送手段と、
    前記像担持体に駆動を伝達する第1のウォームホイールと、
    前記搬送手段に駆動ウォームホイールウォームホイールと、
    前記第1及び第2のウォームホイールに噛み合い、前記第1及び前記第2のウォームホイールに駆動を伝達するウォームギアと、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記像担持体を複数有し、
    前記搬送手段は、前記像担持体からそれぞれ転写された像又は前記像担持体からそれぞれ像が転写されたシートを搬送し、
    前記第1のウォームホイールは、前記像担持体の少なくとも一つに駆動を伝達することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記複数の像担持体の一つは、ブラック画像を担持するブラック画像用像担持体であって、
    前記第1のウォームホイールは、少なくとも前記ブラック画像用像担持体に駆動を伝達することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記第1のウォームホイールは、前記ウォームギアの条数がNである場合、前記ウォームギアの回転軸と垂直な平面上において、前記ウォームギアの前記第2のウォームホイールが噛み合う位置から、前記ウォームギアの周方向に(360/N)度の整数倍移動した位置で前記ウォームギアに噛み合うことを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の画像形成装置。
  5. 前記ウォームギアは、条数が偶数であって、
    前記第1のウォームホイールは、前記ウォームギアの回転軸と垂直な平面上における前記ウォームギアの前記第2のウォームホイールが噛み合う位置と前記ウォームギアの回転軸とを結ぶ線上で前記ウォームギアに噛み合うことを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載の画像形成装置。
  6. 前記搬送手段は、前記像担持体から像が転写される転写体を有することを特徴とする請求項1乃至5いずれか記載の画像形成装置。
  7. 前記搬送手段は、前記像担持体から像が転写されたシートを搬送する搬送体を有することを特徴とする請求項1乃至5いずれか記載の画像形成装置。
  8. 前記搬送手段は、前記像担持体に当接可能に支持されたベルトを有することを特徴とする請求項1乃至7いずれか記載の画像形成装置。
  9. 第1の駆動部材と、
    この第1の駆動部材の周速と略同周速で駆動する第2の駆動部材と、
    前記第1の駆動部材に駆動を伝達する第1のウォームホイールと、
    前記第2の駆動部材に駆動を伝達する第2のウォームホイールと、
    前記第1及び第2のウォームホイールに噛み合い、前記第1及び前記第2のウォームホイールに駆動を伝達するウォームギアと、
    を有することを特徴とする駆動伝達装置。
  10. 像担持体と、
    この像担持体に駆動を伝達する第1のウォームホイールと、
    を有し、
    前記第1のウォームホイールはウォームギアから駆動伝達を受け、前記ウォームギアは、前記像担持体から転写された像又は前記像担持体から像が転写されたシートを搬送する搬送体に駆動を伝達する第2のウォームホイールに噛み合あっていることを特徴とする画像形成ユニット。
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