JP2007328026A - 感光体ユニット及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 長時間の停止後に画像形成を行った場合の白スジの発生を、可及的に抑制し得る、感光体ユニット及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】 ドラムユニット140は、感光体ドラム131と、帯電器136と、クリーニングブラシ138aと、ドラムユニットケース141と、を備えている。帯電器136及びクリーニングブラシ138aは、感光体ドラム131の周面と対向するように配置されている。これらの帯電器136及びクリーニングブラシ138aは、ドラムユニットケース141における帯電器支持部141cに固定されている。帯電器支持部141cには、フィラー突起部141c2が設けられている。このフィラー突起部141c2は、帯電器136とクリーニングブラシ138aとの間の空間を埋めるように設けられている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、感光体ユニット、及びこの感光体ユニットを備えた画像形成装置に関する。
感光体ドラムと、この感光体ドラムを一様に帯電させる帯電器と、を備えた、電子写真方式の画像形成装置が従来周知である。この種の画像形成装置において、画像形成動作中における前記帯電器の周囲の空気の流れを適宜調整することで、良好な画像形成を行い得るようにしたものが、種々知られている。
特開2006−98509号公報 特開2004−138853号公報 特開2004−279846号公報 特開2004−301957号公報
この種の画像形成装置において、長時間(例えば夕方から翌朝まで)の停止後に画像形成を行った場合に、主走査方向に沿って帯状に白いスジが形成されることがある。この白スジの、用紙搬送方向における幅は、前記帯電器とドラムクリーニング部材との間の空間の、副走査方向(前記感光体ドラムの回転方向に沿った方向)における幅と略等しい。ここで、前記ドラムクリーニング部材は、前記帯電器による一様帯電に先立って、前記感光体ドラムの周面をクリーニングし得るように構成・配置されている。
この白スジは、停止中の環境が高温・高湿度(例えば32℃・80%)であった場合に顕著に現れる。また、この白スジは、停止時間が長いほど顕著に現れる。
これらのことを総合すると、この白スジは、停止中の前記感光体ドラムの前記周面にフィルミングしている物質(トナーの外添剤等)が吸湿することによって生じるものと考えられる。また、この感光体ドラムにおける前記周面の吸湿は、前記帯電器と前記ドラムクリーニング部材との間の前記空間に滞留している空気中の湿気を吸収することによって起こるものと考えられる。
本発明は、上述のような、長時間の停止後に画像形成を行った場合の白スジの発生を、可及的に抑制し得る、感光体ユニット及び画像形成装置を提供するものである。
本発明の画像形成装置は、本体フレームと、感光体ユニットと、定着部と、を備えている。前記感光体ユニットは、前記本体フレームに装着されている。前記定着部は、前記感光体ユニットに隣接して設けられている。この定着部は、前記感光体ユニットを経て現像剤が付着した記録媒体を加熱することで、当該記録媒体上に前記現像剤による画像を定着させるように構成されている。
前記感光体ユニットは、感光体ドラムと、帯電器と、ドラムクリーニング部材と、ケーシングと、フィラー部材と、を備えている。すなわち、本発明の特徴は、前記感光体ユニットが、前記フィラー部材を備えたことにある。
前記感光体ドラムは、円筒形状に形成されている。前記帯電器は、前記感光体ドラムの周面と対向するように配置されている。前記ドラムクリーニング部材は、前記帯電器と隣接する位置にて前記感光体ドラムの前記周面と対向するように配置されている。このドラムクリーニング部材は、前記感光体ドラムの前記周面をクリーニングし得るように構成されている。
前記ケーシングには、前記帯電器及び前記ドラムクリーニング部材が固定されている。このケーシングは、前記感光体ドラムを回転可能に支持するように構成されている。前記フィラー部材は、前記帯電器と前記ドラムクリーニング部材との間の空間を埋めるように設けられている。
かかる構成においては、前記帯電器と前記ドラムクリーニング部材との間の前記空間が、前記フィラー部材によって埋められる。これにより、画像形成動作の停止中における、当該空間内での湿った空気の滞留が抑制され得る。よって、前記感光体ドラムの前記周面における湿気の吸収が抑制され得る。したがって、かかる構成によれば、長時間の停止後に画像形成を行った場合の、上述のような白スジの発生が、可及的に抑制され得る。
・前記フィラー部材は、例えば、前記ケーシングとは別部材として構成されていてもよい。この場合、前記フィラー部材は、前記帯電器と前記ドラムクリーニング部材との間の前記空間内に装入されるように、前記ケーシングに装着されている。
あるいは、前記フィラー部材は、前記ケーシングにおける、前記帯電器と前記ドラムクリーニング部材との間の前記空間に向けて突出した部分から構成されていてもよい。すなわち、前記フィラー部材は、前記ケーシングと別部材として構成されるのではなく、当該ケーシングの一部として構成されていてもよい。
・前記感光体ドラムの前記周面と前記フィラー部材との間隔が、当該周面と前記帯電器との間隔よりも狭くなるように、前記フィラー部材が設けられていてもよい。特に、前記感光体ドラムの前記周面と対向する前記フィラー部材の表面と、当該周面との間隔が、当該周面と前記帯電器との間隔よりも常に狭くなるように、前記フィラー部材が設けられていてもよい。
かかる構成においては、前記帯電器と前記ドラムクリーニング部材との間にて、空気が滞留し得る空間の占める体積が、よりいっそう抑制され得る。これにより、画像形成動作の停止中における、前記帯電器と前記ドラムクリーニング部材との間の前記空間内での湿った空気の滞留が、より効果的に抑制され得る。
・前記感光体ドラムの前記周面と前記フィラー部材との間隔が、前記帯電器から前記ドラムクリーニング部材に向かうにつれて狭くなるように、前記フィラー部材が設けられていてもよい。
かかる構成においては、前記感光体ドラムの前記周面と前記フィラー部材との間の隙間を通って、前記帯電器と前記ドラムクリーニング部材との間の前記空間の外部に抜ける空気の流速が速くなる。これにより、画像形成動作の停止中における、前記帯電器と前記ドラムクリーニング部材との間の前記空間内での湿った空気の滞留が、より効果的に抑制され得る。
・前記フィラー部材は、前記感光体ドラムの側方あるいは上方に配置されていてもよい。特に、前記フィラー部材は、前記回転中心軸よりも上方に配置されていてもよい。
かかる構成においては、前記帯電器と前記ドラムクリーニング部材との間にて、前記感光体ドラムの前記周面と対向する前記空間が、前記感光体ドラムの側方あるいは上方に形成される。もっとも、当該空間が前記フィラー部材によって埋められることで、当該空間の体積が可及的に抑制されている。よって、当該空間内を高湿度の空気が沈降して前記感光体ドラムの前記周面が吸湿することが、効果的に抑制され得る。
したがって、かかる構成によれば、長時間の停止後に画像形成を行った場合の、上述のような白スジの発生が、可及的に抑制され得る。
・前記感光体ユニットにおける、前記定着部と近接する側の端部に、前記フィラー部材が設けられていてもよい。
前記定着部が前記感光体ユニットに隣接して設けられている場合(特に、前記帯電部と前記ドラムクリーニング部材との間の前記空間が、前記感光体ユニットにおける、前記定着部と近接する側の端部に設けられている場合)、前記帯電部と前記ドラムクリーニング部材との間の前記空間に湿った空気が滞留しやすい。
もっとも、本発明の構成においては、前記帯電部と前記ドラムクリーニング部材との間の前記空間を埋めるように、前記フィラー部材が設けられている。よって、上述のような場合であっても、前記帯電部と前記ドラムクリーニング部材との間の前記空間内における、湿った空気の滞留が、より効果的に抑制され得る。
以下、本発明の実施形態(本願の出願時点において取り敢えず出願人が最良と考えている実施形態)について、図面を参照しつつ説明する。
<レーザープリンタの全体構成>
図1は、本発明の一実施形態が適用されているレーザープリンタ100の概略構成を示す側断面図である。
ここで、図1における用紙搬送経路PPの接線方向を用紙搬送方向とする。また、この用紙搬送方向と平行な方向をプリンタ前後方向(図1における左右方向)とする。また、当該プリンタ前後方向における、レーザープリンタ100の一端側を「前面」側、他端側を「背面」側と称する。さらに、前記用紙搬送方向及び前記プリンタ前後方向と直交する方向を用紙幅方向(図1における紙面と垂直な方向)とする。
すなわち、図1においては、レーザープリンタ100の中央断面、すなわち、レーザープリンタ100の前記用紙幅方向における中央部を通る面による断面図が示されている。
<<本体部>>
図1を参照すると、レーザープリンタ100の主要部を構成する本体部110は、外側カバー111を備えている。この外側カバー111は、本体部110のケーシングを構成する略直方体形状の部材であり、合成樹脂板により一体に形成されている。
外側カバー111の上面111aには、排紙トレイ111bが形成されている。この排紙トレイ111bは、上面111aの前面側から背面側に向かって斜め下方に延びるように形成された斜面から構成されている。すなわち、排紙トレイ111bは、上面111aに形成された凹部からなる。
外側カバー111の上部であって、排紙トレイ111bの下端部の上方には、開口部からなる排紙口111cが形成されている。排紙トレイ111bは、排紙口111cから排出された用紙を受け止め得るように構成されている。
また、本体部110は、本体フレーム112を備えている。本体フレーム112は、本体部110内に収容される各種の部材を支持し得るように構成されている。この本体フレーム112は、外側カバー111の内側に収容されている。
前面カバー113は、外側カバー111の前面側に形成された開口部である前面開口111dを開閉し得るように、当該外側カバー111に装着されている。すなわち、前面カバー113は、その下端部を中心として前記用紙搬送方向に沿って揺動することで、前面開口111dを開閉し得るように構成されている。
<<フィーダーユニット>>
フィーダーユニット120は、本体部110の下方に配置されている。このフィーダーユニット120は、本体部110に記録媒体(用紙)を供給し得るように構成されている。
フィーダーケース121は、フィーダーユニット120のケーシングを構成する部材であって、上方に開口した箱状の部材からなる。このフィーダーケース121は、その内側に、最大A4サイズ(幅210mm×長さ297mm)のシート状の用紙を、積層状態にて多数収容し得るように構成されている。
フィーダーケース121内には、用紙押圧板123が配置されている。用紙押圧板123の、背面側の端部は、フィーダーケース121によって回動可能に支持されている。すなわち、用紙押圧板123は、上述の背面側の端部を中心として、前面側の端部が略上下方向に沿って揺動し得るように、フィーダーケース121によって支持されている。そして、用紙押圧板123の前面側の端部は、図示しないバネによって、上方に付勢されている。
分離パッド125は、フィーダーケース121における前面側の端部の近傍であって、用紙押圧板123よりも用紙搬送方向における下流側に配置されている。この分離パッド125は、図示しないバネによって、上方に付勢されている。この分離パッド125の上側の表面には、ゴム等の、用紙よりも摩擦係数が高い材質からなる分離面が形成されている。
<<プロセスカートリッジ>>
本体部110内には、プロセスカートリッジ130が収容されている。プロセスカートリッジ130の下端部であって、用紙搬送経路PPと交差する位置には、用紙幅方向に沿って形成されたスリット状の開口部である用紙入口開口130a及び用紙出口開口130bが設けられている。このプロセスカートリッジ130は、用紙入口開口130aから挿入された用紙上にトナーT(現像剤)を画像状に配列させつつ付着させて、当該用紙を用紙出口開口130bから排出し得るように構成されている。
プロセスカートリッジ130は、本体フレーム112に対して脱着自在に装着されている。すなわち、プロセスカートリッジ130は、前面カバー113の自由端側が前面側(図中右側)に開かれて前面開口111dが開放された状態で、本体フレーム112に対して容易に着脱し得るように構成されている。
プロセスカートリッジ130の上部には、スリット状の開口部であるレーザー照射開口130cが形成されている。このレーザー照射開口130cは、プロセスカートリッジ130内に収容された感光体ドラム131の周面131aに対して、画像情報に応じて変調されたレーザービームが照射され得るように、用紙幅方向に沿って形成されている。
図2は、図1に示されているプロセスカートリッジ130を拡大した側断面図である。図3は、図2に示されているプロセスカートリッジ130を分解した状態を示す側断面図である。以下、図1ないし図3を参照しつつ、プロセスカートリッジ130の内部構成について説明する。
<<<感光体ドラム>>>
図1及び図2を参照すると、感光体ドラム131は、周面131aを含む外周部を構成する感光体層と、その感光体層の内側に設けられたアルミニウム等の金属管とから構成された、略円筒形状の部材である。この感光体ドラム131は、用紙幅方向と平行となるように配置されている。
感光体ドラム131は、上述の金属管と電気的に接続された金属製の回転中心軸131bを中心として、図中矢印で示されている方向(時計回り)に回転駆動され得るように、プロセスカートリッジ130内にて支持されている。この回転中心軸131bは、接地されている。
<<<現像ローラ>>>
図1を参照すると、プロセスカートリッジ130内には、現像ローラ132が収容されている。この現像ローラ132は、プロセスカートリッジ130内にて回転可能に支持されている。
図2を参照すると、現像ローラ132は、感光体ドラム131と対向するように、当該感光体ドラム131と平行に配置されている。具体的には、現像ローラ132の周面132aが、感光体ドラム131の周面131aと所定の圧力をもって接触し得るように、現像ローラ132が配置されている。
現像ローラ132は、金属製の回転中心軸132bの外周部に、半導電性ゴム層を形成することによって構成されている。この半導電性ゴム層は、カーボンブラックが混入された合成ゴムから構成されている。そして、現像ローラ132は、図中矢印で示されている方向(反時計回り)に回転駆動されつつ、静電潜像が形成された感光体ドラム131の周面131aに正帯電性のトナーTを供給することで、当該静電潜像を現像し得るように構成されている。
<<<現像ローラにトナーを供給するための構成>>>
図1及び図2を参照すると、プロセスカートリッジ130内には、アジテータ133が収容されている。アジテータ133は、図中矢印で示されている方向(時計回り)に沿って回転駆動されることで、プロセスカートリッジ130内に収容されているトナーTを攪拌しつつ、当該トナーTの一部を現像ローラ132に向けて送出し得るように構成されている。
供給ローラ134は、現像ローラ132とアジテータ133との間の位置にて、現像ローラ132と接触するように配置されている。この供給ローラ134は、プロセスカートリッジ130内にて回転可能に支持されている。供給ローラ134は、金属製の回転中心軸の外周部にスポンジ層を形成することによって構成されている。この供給ローラ134は、図中矢印で示されている方向(反時計回り:現像ローラ132の回転方向と同じ方向)に回転駆動されることで、トナーTを現像ローラ132の周面132aに擦り付けて摩擦帯電させつつ当該周面132aに担持させ得るように構成されている。
トナー層厚規制ブレード135は、現像ローラ132の周面132aにおける、現像ローラ132と供給ローラ134とが接触している位置よりも現像ローラ132の回転方向における下流側、且つ現像ローラ132と感光体ドラム131とが圧接している部分よりも前記回転方向における上流側の部分と対向するように配置されている。
図3を参照すると、トナー層厚規制ブレード135は、板バネ部135aと、当接部135bと、を備えている。板バネ部135aは、平板状のバネ鋼から構成されている。この板バネ部135aの上端部(固定端部)は、プロセスカートリッジ130の上部に固定されている。また、板バネ部135aの下端部(自由端部)には、当接部135bが装着されている。この当接部135bは、用紙幅方向に長手方向を有するゴム製のチップから構成されている。
このトナー層厚規制ブレード135は、供給ローラ134との摺擦によってトナーTを担持した現像ローラ132の周面132aと当接部135bとが接触することで、当該周面132a上のトナーTの担持厚さ、密度、及び帯電量を調整し得るように、構成・配置されている。
<<<帯電器>>>
図1ないし図3を参照すると、帯電器136は、感光体ドラム131の周面131aと対向するように配置されている。具体的には、帯電器136は、上述のレーザービームが照射される位置(レーザー照射開口130cと対向する位置)よりも感光体ドラム131の回転方向における上流側の、当該感光体ドラム131の周面131aと対向するように配置されている。また、本実施形態においては、帯電器136は、感光体ドラム131の上方に配置されている。
本実施形態の帯電器136は、スコロトロン型帯電器であって、シールドケーシング136aと、グリッド136bと、を備えている。シールドケーシング136aは、用紙幅方向に沿った長手方向を有する金属製の箱状部材であって、帯電用ワイヤを囲むように構成されている。このシールドケーシング136aには、感光体ドラム131の周面131aと対向するように開口部が形成されていて、この開口部には、グリッド136bが装着されている。
<<<転写ローラ>>>
図1及び図2を参照すると、転写ローラ137は、用紙搬送経路PPを挟んで感光体ドラム131と対向するように、感光体ドラム131の下方に配置されている。また、転写ローラ137は、回転中心軸137aを中心として回転駆動され得るように、プロセスカートリッジ130内にて支持されている。この転写ローラ137は、金属製の回転中心軸137aの周囲に導電性のゴム層を形成することによって構成されている。
転写ローラ137(回転中心軸137a)には、高圧電源が接続されている。そして、感光体ドラム131の周面131aと転写ローラ137との間に印加される電圧によって、トナーTが当該感光体ドラム131の周面131a上から転写ローラ137に向かう方向の静電気力を受けることで、当該トナーTが用紙表面に転写されるように、転写ローラ137が構成・配置されている。
<<<クリーニング部>>>
図1及び図2を参照すると、クリーニング部138は、感光体ドラム131の側方に配置されている。すなわち、クリーニング部138は、感光体ドラム131の周面131aと帯電器136とが対向する位置よりも、感光体ドラム131の回転方向における上流側にて、感光体ドラム131の周面131aと対向するように配置されている。また、クリーニング部138は、感光体ドラム131の周面131aと転写ローラ137とが用紙搬送経路PPを挟んで対向する位置よりも、感光体ドラム131の回転方向における下流側にて、感光体ドラム131の周面131aと対向するように配置されている。
このクリーニング部138は、帯電器136によって一様に帯電される前の感光体ドラム131の周面131aをクリーニングし得るように構成・配置されている。すなわち、図2及び図3を参照すると、クリーニング部138は、クリーニングブラシ138aと、ロアフィルム138bと、を備えている。
クリーニングブラシ138aは、本発明のドラムクリーニング部材を構成する部材であって、回転中の感光体ドラム131の周面131aと接触することで、当該周面131aをクリーニング(付着している紙粉等を除去)し得るように構成されている。このクリーニングブラシ138aは、帯電器136と隣接する位置にて感光体ドラム131の周面131aと対向するように配置されている。また、このクリーニングブラシ138aは、感光体ドラム131の回転中心軸131bよりも上方に設けられている。
クリーニングブラシ138aの下方には、ロアフィルム138bが取り付けられている。ロアフィルム138bは、その自由端側が上側に向けて突出するように設けられている。このロアフィルム138bは、クリーニングブラシ138aによって掻き取られた紙粉等が用紙搬送経路PP(図1参照)まで落下することを抑制し得るように、構成・配置されている。
<<<上側レジストローラ>>>
図1ないし図3を参照すると、プロセスカートリッジ130の外側の空間に面するように、用紙の向き及び搬送タイミングを調整するための上側レジストローラ139が設けられている。上側レジストローラ139は、用紙入口開口130aよりも用紙搬送方向における上流側にて、回転自在に支持されている。
<<ドラムユニット>>
プロセスカートリッジ130は、本発明の感光体ユニットを構成するドラムユニット140を備えている。ドラムユニット140は、感光体ドラム131と、帯電器136と、転写ローラ137と、クリーニング部138と、上側レジストローラ139と、を備えている。
ドラムユニット140に備えられているこれらの部材は、ドラムユニット140のケーシングを構成するドラムユニットケース141によって支持されている。すなわち、ドラムユニットケース141には、帯電器136及びクリーニング部138(クリーニングブラシ138a)が固定されている。また、ドラムユニットケース141は、感光体ドラム131を回転可能に支持し得るように構成されている。
本実施形態におけるドラムユニット140の具体的な構成は、以下の通りである。
図2及び図3を参照すると、ドラムユニットケース141の底板を構成するドラムユニットケース底板141aの下部には、上側レジストローラ139が、回転自在に支持されている。また、ドラムユニットケース底板141aよりも、用紙入口開口130aを隔てて、用紙搬送方向における下流側(図中左側)には、転写ローラ収容部141bが設けられている。転写ローラ収容部141bは、転写ローラ137を下方から覆うように設けられている。
転写ローラ収容部141bは、ドラムユニットケース141における下端部であって、用紙搬送方向における最も下流側に配置されている。この転写ローラ収容部141bの、用紙搬送方向における上流側の端部に面するように、用紙入口開口130aが設けられている。すなわち、用紙入口開口130aは、ドラムユニットケース底板141aの、用紙搬送方向における下流側の端部(図中左側の端部)と、転写ローラ収容部141bの、用紙搬送方向における上流側の端部(図中右側の端部)との間に形成されている。
この転写ローラ収容部141bの、転写ローラ137よりも用紙搬送方向における上流側の部分は、当該転写ローラ137と感光体ドラム131とが対向する位置である転写位置に対して、用紙入口開口130aから挿入された用紙がスムーズに案内され得るような形状に形成されている。また、転写ローラ収容部141bの、用紙搬送方向における下流側の端部に面するように、用紙出口開口130bが設けられている。
<<<帯電器支持部周辺の構成>>>
図2及び図3を参照すると、転写ローラ収容部141bの上方には、帯電器支持部141cが設けられている。すなわち、用紙出口開口130bは、転写ローラ収容部141bの、用紙搬送方向における下流側の端部(図中左側の端部)と、帯電器支持部141cの下端部との間に形成されている。
帯電器支持部141cは、帯電器136及びクリーニング部138(クリーニングブラシ138a及びロアフィルム138b)を支持するように構成されている。この帯電器支持部141cの上部であって、帯電器136よりも感光体ドラム131の回転方向(図中時計回り方向)における下流側には、レーザー照射開口130cが形成されている。すなわち、このレーザー照射開口130cは、帯電器136によって一様に帯電された感光体ドラム131の周面131aを、上方に向けて露出し得るように構成されている。
帯電器支持部141cには、用紙幅方向に長手方向を有するスリット141c1が、用紙幅方向に沿って複数設けられている。このスリット141c1は、帯電器136とクリーニングブラシ138aとの間の空間と対向する位置に設けられていて、当該空間とドラムユニットケース141の外部とを連通させ得るように形成されている。この空間は、感光体ドラム131の上方、すなわち、回転中心軸131bよりも上方に形成されている。
また、帯電器支持部141cには、本発明のフィラー部材を構成するフィラー突起部141c2が、一体に形成されている。フィラー突起部141c2は、帯電器136とクリーニングブラシ138aとの間の空間を埋めるように設けられている。すなわち、フィラー突起部141c2は、ドラムユニットケース141における、帯電器136とクリーニングブラシ138aとの間の空間に向けて突出した部分から構成されている。
フィラー突起部141c2は、帯電器136とクリーニングブラシ138aとの間の空間を、用紙幅方向の全体に亘って埋めるように形成されている。また、フィラー突起部141c2は、感光体ドラム131の回転中心軸131bよりも上方に設けられている。
図4は、図2に示されている、本実施形態のフィラー部材としてのフィラー突起部141c2の周辺を拡大した側断面図である。
図4を参照すると、感光体ドラム131の周面131aとフィラー突起部141c2との間隔g1が、当該周面131aと帯電器136におけるグリッド136bとの間隔g2よりも狭くなるように、フィラー突起部141c2が設けられている。この間隔g1は、ほぼ一定に形成されている。
すなわち、感光体ドラム131の周面131aと対向するフィラー突起部141c2の表面と、当該周面131aとの間隔g1が、当該周面131aと帯電器136との間隔g2よりも常に狭くなるように、フィラー突起部141c2が設けられている。
<<<<フィラー部材の代表的な変形例の例示>>>>
図5及び図6は、図4に示されているフィラー突起部141c2の変形例の構成を示す、拡大した側断面図である。
図5に示されているように、第1の変形例においては、感光体ドラム131の周面131aとフィラー突起部141c2との間隔が、帯電器136からクリーニングブラシ138aに向かうにつれて狭くなるように、フィラー突起部141c2が形成されている。この場合も、感光体ドラム131の周面131aとフィラー突起部141c2との最大間隔であるg1’が、当該周面131aと帯電器136との間隔g2よりも狭くなるように、フィラー突起部141c2が設けられている。
また、図6に示されているように、第2の変形例においては、上述のフィラー突起部141c2に代えて、追加フィラー部材141eが設けられている。すなわち、帯電器136とクリーニングブラシ138aとの間の空間を埋める追加フィラー部材141eが、帯電器支持部141cとは別部材として構成されている。この場合、追加フィラー部材141eは、感光体ドラム131の周面131aと対向する位置にて、帯電器支持部141cの内側に固定されている。
さらに、上述のフィラー突起部141c2や追加フィラー部材141eは、図7に示されているような、スリット141c1が形成されていない帯電器支持部141cにも設けられ得る。
<<<ドラムユニットと現像カートリッジとの着脱に関する構成>>>
図2及び図3を参照すると、一対のドラムユニットケース側板141dは、感光体ドラム131及び転写ローラ137を回転可能に支持するための板状部材である。そして、一対のドラムユニットケース側板141dの間には、感光体ドラム131の回転中心軸131b、及び転写ローラ137の回転中心軸137aが、架け渡されるように支持されている。
ドラムユニットケース側板141dには、位置決め開口141d1が形成されている。位置決め開口141d1は、その一端部(感光体ドラム131から離隔する側の端部)が、現像カートリッジ収容部142に向けて開口するように形成されている。位置決め開口141d1の、前記一端部とは異なる他端部(感光体ドラム131と近接する側の端部)には、位置決め端面141d2が形成されている。
位置決め開口141d1は、現像ローラ132における回転中心軸132bの端部と位置決め端面141d2とが当接することで、感光体ドラム131と現像ローラ132との位置関係を所定の状態に設定し得るように形成されている。すなわち、位置決め開口141d1は、感光体ドラム131と現像ローラ132との位置決めを行うように形成されている。
現像カートリッジ収容部142は、ドラムユニットケース底板141aと一対のドラムユニットケース側板141dとで囲まれた空間によって形成されている。この現像カートリッジ収容部142は、後述する現像カートリッジ150を収容し得る空間として構成されている。すなわち、ドラムユニットケース141は、現像カートリッジ150を着脱し得るように構成されている。
<<<現像カートリッジ>>>
図2及び図3を参照すると、現像カートリッジ150は、ドラムユニットケース141に対して着脱自在に構成されている。すなわち、図3は、図2に示されているドラムユニット140と現像カートリッジ150とが分離された状態の側断面図である。
現像カートリッジ150は、現像ローラ132と、アジテータ133と、供給ローラ134と、トナー層厚規制ブレード135と、を備えている。この現像カートリッジ150は、感光体ドラム131の周面131aに形成された静電潜像に対してトナーTを供給することで、当該静電潜像を現像し得るように構成されている。
現像カートリッジ150は、トナーTが収容(貯留)されている空間であるトナー収容室150aと、現像ローラ132の周面132a上に所定の厚さ及び密度のトナーTの薄層を形成するトナー層形成部150bと、を備えている。トナー収容室150a及びトナー層形成部150bは、現像カートリッジ150のケーシングを構成する現像カートリッジケース151の内側に形成されている。トナー収容室150a内には、アジテータ133が配置されている。また、トナー層形成部150b内には、現像ローラ132と、供給ローラ134と、トナー層厚規制ブレード135と、が配置されている。
図3を参照すると、トナー収容室150aの底板を構成するトナー収容室底板151aの、トナー層形成部150b側の端部には、トナー通過障壁151a1が形成されている。このトナー通過障壁151a1は、トナー収容室150a内に収容されたトナーTの全量がトナー層形成部150bへ流出することを防止し得るように構成されている。すなわち、トナー通過障壁151a1は、トナー収容室150a内に充分な量のトナーTが収容され得るとともに、アジテータ133の回転駆動によってトナーTが少量ずつトナー層形成部150bへ送出され得るように、所定の高さに立設されている。
トナー層形成部150bの底板を構成するトナー層形成部底板151bは、供給ローラ134及び現像ローラ132の下側を覆うように設けられている。これらのトナー収容室底板151a及びトナー層形成部底板151bは、現像カートリッジケース151の底板を構成する部材であって、合成樹脂の射出成形によって一体に形成されている。
現像カートリッジケース151は、上述のトナー収容室底板151a及びトナー層形成部底板151bの他に、現像カートリッジケース天板151cと、一対の現像カートリッジケース側板151dと、を備えている。
現像カートリッジケース天板151cは、トナー収容室150a及びトナー層形成部150bを挟んで、トナー収容室底板151a及びトナー層形成部底板151bと対向するように配置されている。この現像カートリッジケース天板151cにおける、トナー層形成部150b側の端部には、トナー層厚規制ブレード135が固定されている。また、一対の現像カートリッジケース側板151dによって、現像ローラ132と、アジテータ133と、供給ローラ134とが、回転可能に支持されている。
そして、トナー収容室底板151aと、現像カートリッジケース天板151cと、一対の現像カートリッジケース側板151dと、から囲まれた空間によって、上述のトナー収容室150aが形成されている。また、トナー層形成部底板151bと、現像カートリッジケース天板151cと、一対の現像カートリッジケース側板151dと、から囲まれた空間によって、トナー層形成部150bが形成されている。
<<スキャナユニットの構成>>
図1を参照すると、本体部110内であって、プロセスカートリッジ130の上方には、スキャナユニット160が配置されている。このスキャナユニット160は、画像情報に応じて変調されたレーザービームを、ドラムユニット140に備えられた感光体ドラム131の周面131a対して照射することで、当該周面131a上に静電潜像を形成し得るように構成されている。
スキャナユニット160は、スキャナケース161と、ポリゴンミラー162と、反射鏡163,164,及び165と、を備えている。
スキャナケース161には、所定の回転数で回転駆動される図示しないモータが固定されている。このモータの回転駆動軸には、ポリゴンミラー162が装着されている。このポリゴンミラー162は、前記モータによって回転駆動されつつ、図示しないレーザー発光部にて画像データに基づいて生成されたレーザービームを反射することで、当該レーザービームを用紙幅方向に沿って走査し得るように構成されている。
反射鏡163,164,及び165は、ポリゴンミラー162にて反射されたレーザービーム(図中一点鎖線で示されている)を、プロセスカートリッジ130に形成されたレーザー照射開口130cを通して感光体ドラム131の周面131a上に照射し得るように、スキャナケース161内にて支持されている。
<<給紙部の構成>>
本体部110内には、給紙部170が設けられている。給紙部170は、フィーダーユニット120内に貯留された用紙をプロセスカートリッジ130に向けて供給し得るように構成されている。この給紙部170は、給紙ローラ171と、紙粉除去ローラ172と、給紙ローラ外側用紙ガイド173と、プロセス上流側用紙ガイド174と、下側レジストローラ175と、プロセス下流側用紙ガイド176と、から構成されている。
給紙ローラ171は、本体部110の本体フレーム112によって回転可能に支持されている。この給紙ローラ171は、その周面が分離パッド125と所定の圧力をもって接するように、当該分離パッド125と対向して配置されている。
紙粉除去ローラ172は、分離パッド125よりも前面側(給紙時の給紙ローラ171の回転方向における下流側)にて、前記本体フレーム112によって回転可能に支持されている。この紙粉除去ローラ172は、その周面が給紙ローラ171と接するように配置されている。
給紙ローラ外側用紙ガイド173は、給紙ローラ171を囲むように配置されている。この給紙ローラ外側用紙ガイド173は、給紙ローラ171によってピックアップされた1枚の用紙が、当該給紙ローラ171によって、前面側から背面側に向かって折り返しつつ用紙搬送経路PPに沿って搬送され得るように、当該用紙をガイドするための部材である。
プロセス上流側用紙ガイド174は、給紙ローラ外側用紙ガイド173の用紙搬送方向における下流側の端部と、プロセスカートリッジ130側に配置された上述の上側レジストローラ139との間にて、用紙を下側から支持し得るように配置されている。このプロセス上流側用紙ガイド174は、給紙ローラ171を経た用紙が用紙搬送経路PPに沿ってプロセスカートリッジ130に向かって搬送され得るように、当該用紙をガイドするための部材である。
下側レジストローラ175は、上述の上側レジストローラ139と協働することで用紙の向き及び搬送タイミングを調整するためのローラである。この下側レジストローラ175は、用紙搬送経路PPを挟んで上側レジストローラ139と対向するように配置されている。また、この下側レジストローラ175は、感光体ドラム131と転写ローラ137とが対向する位置よりも、用紙搬送方向における上流側に配置されている。
プロセス下流側用紙ガイド176は、用紙出口開口130bと、後述する定着ユニット180との間にて、用紙を下側から支持し得るように配置されている。
<<定着ユニットの構成>>
本体部110内であって、感光体ドラム131と転写ローラ137とが対向する位置よりも用紙搬送方向における下流側には、本発明の定着部としての定着ユニット180が配置されている。
すなわち、定着ユニット180は、本発明の感光体ユニットを構成するドラムユニット140に隣接して設けられている。また、上述の感光体ドラム131、帯電器136、クリーニング部138、及び帯電器支持部141c(スリット141c1及びフィラー突起部141c2)は、ドラムユニット140における、定着ユニット180と近接する側の端部に設けられている。
定着ユニット180は、プロセスカートリッジ130を経てトナーTが付着した用紙を加圧しつつ加熱することで、当該用紙上に形成されたトナーTによる像を、当該用紙上に定着させ得るように構成されている。この定着ユニット180は、定着ユニットカバー181と、ヒートローラ182と、加圧ローラ183と、を備えている。
定着ユニットカバー181は、プロセスカートリッジ130が可及的に加熱されないように、当該プロセスカートリッジ130とヒートローラ182及び加圧ローラ183との間に介在する部材である。
ヒートローラ182は、表面が離型処理された金属製の円筒内にハロゲンランプを収容してなり、図示しないモータによって図中矢印方向(時計回り)に回転駆動され得るように、定着ユニットカバー181内にて回転可能に支持されている。加圧ローラ183は、シリコンゴム製のローラであり、ヒートローラ182に対して所定の圧力をもって押圧されつつ当該ヒートローラ182に従動して図中矢印方向(反時計回り)に回転され得るように、定着ユニットカバー181内にて回転可能に支持されている。
<<排紙部の構成>>
本体部110内であって、定着ユニット180よりも用紙搬送方向における下流側には、排紙部190が設けられている。排紙部190は、定着ユニット180を経た用紙をレーザープリンタ100の外部に排出するように構成されている。この排紙部190は、用紙搬送ローラ191と、排紙ローラ192と、用紙ガイド193とから構成されている。
用紙搬送ローラ191は、図示しないモータによって回転駆動される一対のローラ対であって、定着ユニット180の出口近傍に配置されている。排紙ローラ192は、図示しないモータによって回転駆動される一対のローラ対であって、排紙口111cの近傍に配置されている。用紙ガイド193は、用紙を用紙搬送ローラ191から用紙搬送経路PPに沿って排紙ローラ192までガイドするための部材である。
<レーザープリンタによる画像形成動作の概略>
以下、上述の構成を備えたレーザープリンタ100による画像形成動作の概略について、各図面を参照しつつ説明する。
<<給紙動作>>
まず図1を参照すると、用紙押圧板123上に積載された用紙が、当該用紙押圧板123によって、給紙ローラ171に向かって上方に付勢される。これにより、用紙押圧板123上に積載された最上位の用紙が、給紙ローラ171の周面と接触する。給紙ローラ171が図中矢印で示されている方向(反時計回り)に回転駆動されると、用紙の先端部が、図1における右上方に移動して、給紙ローラ171と分離パッド125との間で挟まれる。そして、最上位の用紙のみが、給紙ローラ171の回転に伴って紙粉除去ローラ172に向けて搬送される。
紙粉除去ローラ172に向けて搬送された用紙は、当該紙粉除去ローラ172によって当該用紙上の紙粉が取り除かれた後、給紙ローラ外側用紙ガイド173、及びプロセス上流側用紙ガイド174によってガイドされつつ、上側レジストローラ139と下側レジストローラ175との接触部(レジスト部)に搬送される。
このレジスト部に用紙先端が突き当てられた後に、所定のタイミングで下側レジストローラ175が回転駆動され、当該下側レジストローラ175の回転に連れ回るように上側レジストローラ139が回転することで、感光体ドラム131と転写ローラ137とが対向する位置である前記転写位置に向けて用紙が搬送される。これにより、用紙の斜行補正及び搬送タイミング調整が行われる。
<<感光体ドラムの周面上へのトナー像の担持>>
上述のように用紙が前記転写位置に向けて搬送されている間に、感光体ドラム131の周面131a上に、以下のようにしてトナーTによる像が担持される。
感光体ドラム131の周面131aは、まず、帯電器136によって、正極性に一様に帯電される。
帯電器136によって帯電された感光体ドラム131の周面131aは、図中矢印で示されている方向(時計回り)に回転し、レーザー照射開口130cの下方に達する。このレーザー照射開口130cの下方にて、スキャナユニット160によって用紙幅方向に沿って走査されたレーザービームが、上述のように一様に帯電された感光体ドラム131の周面131aに照射される。このレーザービームは、上述の通り、画像データに基づいて生成されている。すなわち、レーザービームの発光状態(ON/OFFのパルス形状)が、画像データに応じて変調されている。このように変調されたレーザービームが感光体ドラム131の周面131a上で走査されることにより、当該周面131a上に静電潜像が形成される。
この静電潜像が形成された感光体ドラム131の周面131aは、図中矢印で示されている方向(時計回り)に回転し、現像ローラ132の周面と接触又は近接する。この現像ローラ132の周面上には、以下のようにして、正帯電したトナーTがほぼ均一に担持されている。
図2を参照すると、供給ローラ134が図中矢印で示されている方向(反時計回り)に回転することで、現像ローラ132の周面132aにトナーTが付着する。このように供給ローラ134によってトナーTが付着された現像ローラ132の周面132aは、図中矢印で示されている方向(反時計回り)に回転して、トナー層厚規制ブレード135との接触位置に達する。そして、トナー層厚規制ブレード135によって、当該周面132a上のトナーTの付着量や帯電量が調整される。このようにしてトナーTの付着量や帯電量が調整された当該周面132aは、図中矢印で示されている方向(反時計回り)に回転することで、感光体ドラム131と対向する位置に達する。
静電潜像が形成された感光体ドラム131の周面131aと、帯電したトナーTが担持された現像ローラ132の周面132aとが接触することで、感光体ドラム131の周面131a上に形成された静電潜像に対応するパターンで、当該周面131a上にトナーTが付着する。すなわち、感光体ドラム131の周面131a上の静電潜像がトナーTにより現像され、トナーTによる像が当該周面131a上に担持される。
<<感光体ドラムの周面上から用紙へのトナー像の転写>>
図1を参照すると、上述のようにして感光体ドラム131の周面131a上に担持されたトナーTによる像は、当該周面131aが図中矢印で示されている方向(時計回り)に回転することにより、上述の転写位置に向けて搬送される。そして、この転写位置にて、トナーTによる像が、感光体ドラム131の周面131aから用紙上に転写される。
上述の転写位置を経た感光体ドラム131の周面131a上は、図中矢印で示されている方向(時計回り)に回転することにより、クリーニング部138に達する。そして、クリーニング部138によって、当該周面131a上に残留したトナーTや、当該周面131a上に付着した埃等の異物が除去される。このようにしてクリーニングされた当該周面131aは、再度、帯電器136によって一様に帯電される等、画像形成に繰り返し供される。
<<定着・排紙>>
このトナーTによる像を転写された用紙は、用紙搬送経路PPに沿って定着ユニット180に送られ、ヒートローラ182と加圧ローラ183との間で挟まれることで加圧されつつ加熱される。これにより、用紙の表面上に、トナーTによる像が定着される。その後、用紙は、排紙部190を介して排紙口111cに送られ、当該排紙口111cを介して排紙トレイ111b上に排出される。
<実施形態の構成による作用・効果>
図8は、従来のプロセスカートリッジ130’の構成を示す側断面図である(説明の便宜上、本実施形態に係る構成要素と同一の構造及び作用を有する構成要素については、上述した本実施形態に係る構成要素と同一の符号が付してある。)。
この従来のプロセスカートリッジ130’においては、帯電器136とクリーニングブラシ138aとの間に、大きな空間Sが生じている。この空間Sは、感光体ドラム131の上方に形成されている。
かかる従来のプロセスカートリッジ130’を収容したレーザープリンタ100(図1参照)の電源をオフして一晩放置して、翌日に画像形成を行った場合、主走査方向に沿って帯状に白いスジが形成されることがある。この白スジの、用紙搬送方向における幅は、上述の空間Sの、副走査方向(感光体ドラム131の回転方向に沿った方向)における幅と略等しい。
この白スジは、A4用紙1000枚以上(より顕著には10000枚以上)画像形成した後であって、放置中の環境が高温・高湿度(例えば32℃・80%)であった場合に顕著に現れる。また、この白スジは、放置時間が長いほど顕著に現れる。
これらのことを総合すると、この白スジは、放置中の感光体ドラム131の周面131aにフィルミングしている物質(トナーTの外添剤等)が吸湿することによって生じるものと考えられる。また、この周面131aの吸湿は、上述の空間Sに滞留している空気中の湿気を吸収することによって起こるものと考えられる。具体的には、以下のようなメカニズムが考えられる。
レーザープリンタ100(図1参照)の電源オンの状態においては、当該レーザープリンタ100内にて、感光体ドラム131の回転や冷却ファンの動作等による気流が発生している。このため、上述の空間S内の空気は、当該気流の影響で、感光体ドラム131と帯電器136との隙間やスリット141c1等を介して、ドラムユニットケース141の外側に排出され得る。また、図1に示されているように、当該空間Sは、定着ユニット180の近傍に形成されている。よって、当該空間S内の空気や、感光体ドラム131の周面131aは、温度が若干(例えば40℃程度まで)上昇する。
ここで、レーザープリンタ100(図1参照)の電源がオフされると、上述の気流が止まり、空間S内にて空気が滞留する。そして、当該空気、及び感光体ドラム131の周面131aの温度が低下する。この温度低下の際の結露により、放置中の感光体ドラム131の周面131aにフィルミングしている物質(トナーTの外添剤等)が吸湿する。この吸湿の影響で、引き続く画像形成動作の際の、感光体ドラム131の周面131aに対する適切な静電潜像の形成が妨げられることで、白スジが発生する。
特に、上述の空間Sは、感光体ドラム131の回転中心軸131bよりも上方に形成されている。すなわち、上述の空間Sは、感光体ドラム131の周面131aの上方に形成されている。このような構成においては、当該空間S内を高湿度の空気が沈降することで、感光体ドラム131の周面131aがより吸湿しやすくなっている。
これに対し、上述のような、本発明の実施形態及び変形例の構成においては、上述の空間S、すなわち、帯電器136とクリーニングブラシ138aとの間の空間が、図4ないし図6に示されているように、フィラー突起部141c2や追加フィラー部材141eによって埋められている。
かかる構成によれば、画像形成動作の停止中における、当該空間内での湿った空気の滞留が抑制され得る。これにより、感光体ドラム131の周面131aにおける湿気の吸収が抑制され得る。したがって、長時間の停止後に画像形成を行った場合の、上述のような白スジの発生が、可及的に抑制され得る。
また、上述の実施形態及び変形例の構成においては、間隔g1及びg1’が、感光体ドラム131の周面131aと帯電器136との間隔g2よりも狭く設定されている。すなわち、感光体ドラム131の周面131aと対向するフィラー突起部141c2及び追加フィラー部材141eの表面と、当該周面131aとの間隔が、当該周面131aと帯電器136との間隔g2よりも常に狭くなるように、フィラー突起部141c2及び追加フィラー部材141eが設けられている。
かかる構成においては、帯電器136とクリーニングブラシ138aとの間にて、空気が滞留し得る空間の占める体積が、よりいっそう抑制され得る。これにより、画像形成動作の停止中における、帯電器136とクリーニングブラシ138aとの間の空間内での湿った空気の滞留が、より効果的に抑制され得る。
また、図4に示されている実施形態、及び図5に示されている第1の変形例においては、フィラー突起部141c2が、ドラムユニットケース141(帯電器支持部141c)における、帯電器136とクリーニングブラシ138aとの間の空間に向けて突出した部分から構成されている。すなわち、フィラー突起部141c2は、ドラムユニットケース141(帯電器支持部141c)の一部として、一体的に形成されている。
かかる構成によれば、フィラー突起部141c2を装着するための工数が低減され、より簡略な製造工程でドラムユニット140が製造され得る。
また、図5に示されている第1の変形例においては、感光体ドラム131の周面131aとフィラー突起部141c2との間隔が、帯電器136からクリーニングブラシ138aに向かうにつれて狭くなるように、フィラー突起部141c2が設けられている。
かかる構成においては、感光体ドラム131の周面131aとフィラー突起部141c2との間の隙間を通って、帯電器136とクリーニングブラシ138aとの間の空間の外部に抜ける空気の流速が速くなる。これにより、画像形成動作の停止中における、帯電器136とクリーニングブラシ138aとの間の空間内での湿った空気の滞留が、より効果的に抑制され得る。
図6に示されている第2の変形例においては、追加フィラー部材141eが、ドラムユニットケース141(帯電器支持部141c)とは別部材として構成されている。
かかる構成によれば、図8に示されているような従来の構成に追加フィラー部材141eを装着するだけで、上述の白スジの発生が簡単に抑制され得る。
さらに、図7に示されているように、スリット141c1が形成されていない構成の帯電器支持部141cを備えたドラムユニット140においては、帯電器136とクリーニングブラシ138aとの間の空間と、ドラムユニット140の外側の空間との空気連通路が少ない。もっとも、このような場合であっても、上述の構成によれば、フィラー突起部141c2等によって、湿った空気の滞留が抑制され得る。したがって、上述の白スジの発生が効果的に抑制され得る。
<他の変形例の示唆>
なお、上述の実施形態及び代表的な変形例は、上述した通り、出願人が取り敢えず本願の出願時点において最良であると考えた、本発明の代表的な実施形態やその変形例のいくつかを、単に例示したものにすぎない。よって、本発明はもとより上述の実施形態や変形例に何ら限定されるものではない。したがって、本発明の本質的部分を変更しない範囲内において、上述の実施形態等に対して種々の変形が施され得ることは、当然である。
以下、上述の変形例とは異なる他の変形例について、幾つか例示する。以下の変形例の説明において、上述の実施形態等にて説明されているものと同様の構成及び機能を有する部材に対しては、上述の実施形態と同様の符号が付されているものとする。そして、かかる部材の説明については、技術的に矛盾しない範囲内において、上述の実施形態における説明が援用され得るものとする。
もっとも、言うまでもなく、変形例とて、上述のものや、以下に列挙されたものに限定されるものではない。また、複数の変形例が、技術的に矛盾しない範囲内において、適宜、複合的に適用され得る。
本発明(特に、本発明の課題を解決するための手段を構成する各構成要素における、作用的・機能的に表現されているもの)は、上述の実施形態や、上述及び下記の変形例の記載に基づいて、限定解釈されてはならない(このような限定解釈は、先願主義の下で出願を急ぐ出願人の利益を不当に害する反面、模倣者を不当に利するものであって、発明の保護及び利用を目的とする特許法の目的に反し、許されない)。
(1)本発明の適用対象は、単色のレーザープリンタに限定されない。例えば、本発明は、カラーのレーザープリンタや、単色及びカラーの複写機にも好適に適用され得る。
(2)帯電器136は、スコロトロン型帯電器に限定されない。帯電器136がコロトロン型(グリッド136bを有しないタイプ)である場合、図4ないし図6における間隔g2は、シールドケーシング136aと感光体ドラム131の周面131aとの間隔となる。また、帯電器136は、正帯電用に限定されない。
(3)ドラムユニット140の構成は、上述の実施形態等に限定されない。
例えば、転写ローラ137及び/又は上側レジストローラ139は、本体フレーム112側に備えられていてもよい。
また、ドラムユニット140には、現像ローラ132と、供給ローラ134と、トナー層厚規制ブレード135とが備えられていてもよい。すなわち、トナー収容室150a及びアジテータ133を有するトナーカートリッジがドラムユニット140に対して着脱自在であってもよい。
あるいは、ドラムユニット140と現像カートリッジ150とは、一体に(互いに着脱不能に)構成されていてもよい。すなわち、本発明の感光体ユニットは、感光体ドラム131と、現像ローラ132と、アジテータ133と、供給ローラ134と、トナー層厚規制ブレード135と、帯電器136と、クリーニング部138と、を備えていてもよい。
(4)帯電器136やクリーニング部138は、感光体ドラム131の側方や下方に配置されていてもよい。この場合、フィラー突起部141c2や追加フィラー部材141eは、感光体ドラム131の側方や下方に配置され得る。すなわち、フィラー突起部141c2や追加フィラー部材141eは、感光体ドラム131の回転中心軸131bと略等しい高さか、それより下方に配置されていてもよい。
(5)図4に示されている構成において、フィラー突起部141c2と感光体ドラム131との隙間における、帯電器136と近接する側の部分のみが、図5に示されているようなテーパー状に形成されていてもよい。
(6)その他、本発明の課題を解決するための手段を構成する各要素における、作用・機能的に表現されているものは、上述の実施形態や変形例にて開示されている具体的構造の他、当該作用・機能を実現可能ないかなる構造をも含む。
本発明の一実施形態が適用されているレーザープリンタの概略構成を示す側断面図である。 図1に示されているプロセスカートリッジを拡大した側断面図である。 図2に示されているドラムユニットと現像カートリッジとが分離された状態の側断面図である。 図2に示されている、本実施形態のフィラー部材としてのフィラー突起部の周辺を拡大した側断面図である 図4に示されているフィラー突起部の第1の変形例の構成を示す、拡大した側断面図である。 図4に示されているフィラー突起部の第2の変形例の構成を示す、拡大した側断面図である。 図4に示されているドラムカートリッジの他の変形例の構成を示す、拡大した側断面図である。 従来のプロセスカートリッジの構成を示す側断面図である
符号の説明
100…レーザープリンタ 110…本体部 112…本体フレーム
130…プロセスカートリッジ 131…感光体ドラム 131a…周面
131b…回転中心軸 132…現像ローラ 136…帯電器
136a…シールドケーシング 136b…グリッド 138…クリーニング部
138a…クリーニングブラシ 138b…ロアフィルム 140…ドラムユニット
141…ドラムユニットケース 141c…帯電器支持部 141c1…スリット
141c2…フィラー突起部 141e…追加フィラー部材
150…現像カートリッジ 180…定着ユニット

Claims (12)

  1. 円筒形状の感光体ドラムと、
    前記感光体ドラムの周面と対向するように配置された帯電器と、
    前記帯電器と隣接する位置にて前記感光体ドラムの前記周面と対向するように配置されていて、前記感光体ドラムの前記周面をクリーニングし得るように構成されたドラムクリーニング部材と、
    前記帯電器及び前記ドラムクリーニング部材が固定されていて、前記感光体ドラムを回転可能に支持するように構成されたケーシングと、
    前記帯電器と前記ドラムクリーニング部材との間の空間を埋めるように設けられたフィラー部材と、
    を備えたことを特徴とする感光体ユニット。
  2. 請求項1に記載の感光体ユニットであって、
    前記フィラー部材は、前記ケーシングにおける、前記帯電器と前記ドラムクリーニング部材との間の前記空間に向けて突出した部分から構成されていることを特徴とする感光体ユニット。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の感光体ユニットであって、
    前記感光体ドラムの前記周面と前記フィラー部材との間隔が、当該周面と前記帯電器との間隔よりも狭くなるように、前記フィラー部材が設けられていることを特徴とする感光体ユニット。
  4. 請求項3に記載の感光体ユニットであって、
    前記感光体ドラムの前記周面と前記フィラー部材との間隔が、前記帯電器から前記ドラムクリーニング部材に向かうにつれて狭くなるように、前記フィラー部材が設けられていることを特徴とする感光体ユニット。
  5. 請求項3又は請求項4に記載の感光体ユニットであって、
    前記感光体ドラムの前記周面と対向する前記フィラー部材の表面と、当該周面との間隔が、当該周面と前記帯電器との間隔よりも常に狭くなるように、前記フィラー部材が設けられていることを特徴とする感光体ユニット。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の感光体ユニットであって、
    前記フィラー部材が、前記感光体ドラムの回転中心軸よりも上方に配置されていることを特徴とする感光体ユニット。
  7. 本体フレームと、
    前記本体フレームに装着された感光体ユニットと、
    前記感光体ユニットに隣接して設けられていて、当該感光体ユニットを経て現像剤が付着した記録媒体を加熱することで当該記録媒体上に前記現像剤による画像を定着させるように構成された定着部と、
    を備えた画像形成装置であって、
    前記感光体ユニットは、
    円筒形状の感光体ドラムと、
    前記感光体ドラムの周面と対向するように配置された帯電器と、
    前記帯電器と隣接する位置にて前記感光体ドラムの前記周面と対向するように配置されていて、前記感光体ドラムの前記周面をクリーニングし得るように構成されたドラムクリーニング部材と、
    前記帯電器及び前記ドラムクリーニング部材が固定されていて、前記感光体ドラムを回転可能に支持するように構成されたケーシングと、
    前記帯電器と前記ドラムクリーニング部材との間の空間を埋めるように設けられたフィラー部材と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項7に記載の画像形成装置であって、
    前記フィラー部材は、前記ケーシングにおける、前記帯電器と前記ドラムクリーニング部材との間の前記空間に向けて突出した部分から構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項7又は請求項8に記載の画像形成装置であって、
    前記感光体ドラムの前記周面と前記フィラー部材との間隔が、当該周面と前記帯電器の下端部との間隔よりも狭くなるように、前記フィラー部材が設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項9に記載の画像形成装置であって、
    前記感光体ドラムの前記周面と前記フィラー部材との間隔が、前記帯電器から前記ドラムクリーニング部材に向かうにつれて狭くなるように、前記フィラー部材が設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項9又は請求項10に記載の画像形成装置であって、
    前記感光体ドラムの前記周面と対向する前記フィラー部材の表面と、当該周面との間隔が、当該周面と前記帯電器との間隔よりも常に狭くなるように、前記フィラー部材が設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項7ないし請求項11のいずれかに記載の画像形成装置であって、
    前記フィラー部材が、前記感光体ドラムの回転中心軸よりも上方に配置されていることを特徴とする画像形成装置。
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