JP2007327595A - スプリングシート - Google Patents

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Hiroshi Furukawa
寛 古川
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Abstract

【課題】芯体と弾性体とを別体で構成したスプリングシートを提供する。
【解決手段】車体側部材6に取り付けられる芯体2と、芯体2とコイルスプリング4の軸方向端部との間に介装される弾性体3とを備える。芯体2は、車体側部材6に配設される基部2aと、基部2aと一体に形成されコイルスプリング4の外径よりも外側でコイルスプリング4側に立ち上がった第1突出部2bと、基部2aと一体に形成されコイルスプリング4の内径よりも内側でコイルスプリング4側に立ち上がった第2突出部2cとを備える。弾性体3は、芯体2と別体になっていて、その一部が、第1突出部2bと第2突出部2cとの間に嵌め込まれている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両懸架装置の一部を構成するサスペンションスプリングであるコイルスプリングの上端部若しくは下端部を、車体側部材若しくは車輪支持部材に取り付けるためのスプリングシートに関する。
従来のスプリングシートの構造としては、例えば特許文献1に記載の装置がある。このスプリングシートでは、芯体が、コイルスプリングの上端部を嵌め込む際のガイドとなる筒状のガイド部と、コイルスプリング上端部を着座させるための着座部と、を備える。そして、少なくとも上記着座部の表面(下面)に対してゴム材からなる弾性体が加硫接着により一体に固着されている。そして、その弾性体にコイルスプリングの上端部が直接当接する。
特開平4−368286号公報
しかし、上記従来技術では、芯体と弾性体とが加硫接着により一体に固着して形成されているため、製造コストがその分高くなるという課題がある。
本発明は、上記のような点に着目してなされたもので、芯体と弾性体とを別体で構成したスプリングシートを提供することが課題としている。
上記課題を解決するために、本発明は、車両懸架装置における、車体側部材若しくは車輪側部材の一方であるスプリング取付け部材とコイルスプリングの軸方向端部との間に介装されるスプリングシートであって、上記スプリング取付け部材に取り付けられる芯体と、その芯体とコイルスプリングとの間に、上記芯体と着脱可能な状態で介装される弾性体と、を備え、
上記芯体は、上記スプリング取付け部材に沿って配設される基部と、その基部と一体に形成され上記コイルスプリングの外径よりも外側でコイルスプリング側に立ち上がった第1突出部と、上記基部と一体に形成されコイルスプリングの内径よりも内側でコイルスプリング側に立ち上がった第2突出部と、を備え、上記弾性体は、上記芯体と別体になっていると共に、その一部又は全部が、上記第1突起部と第2突起部との間に嵌め込まれるように配置されてコイルスプリングの端部と接触することを特徴とするものである。
本発明によれば、スプリングシートとしての機能を確保しつつ、芯体と弾性体とを一体に固着する必要が無くなる。
次に、本発明の第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態のスプリングシート1を示す側面視における部分断面部である。本実施形態では、サスペンションスプリングであるコイルスプリング4の上端部と車体側部材6との間に介装されるスプリングシート1を例に挙げて説明する。
(構成)
まず構成について説明する。
なお、本実施形態では、車体側部材6をスプリング取付け部として、コイルスプリング4の上端部と車体側部材6の下面との間に介装されるスプリングシート1を例に挙げて説明する。
本実施形態のスプリングシート1は、図1に示すように、芯体2と弾性体3とから構成されている。
上記芯体2は、車体側部材6の下面に沿って配置された円環状の板部材からなる基部2aと、その基部2aの外径側端部の全周から下方に立ち上がった円筒状の第1突出部2bと、上記基部2aの内径側端部の全周から下方に立ち上がった円筒状の第2突出部2cと、を備える。上記基部2aの外径は、コイルスプリング4の外径よりも大きい値に設定されている。また基部2aの内径は、コイルスプリング4の内径よりも小さく且つ、コイルスプリング4の内径側に配置されたショックアブソーバの外径よりも大きい径に設定されている。
これによって、コイルスプリング4の軸方向から見て、コイルスプリング4の上端部は、上記第1突出部2bと第2突出部2cとの間に位置することになる。
また、上記第1突出部2bの先端部には、第2突出部2c側に向けて横方向に張り出した張出部からなるストッパ部5が形成されている。
また、弾性体3は、上記芯体2とは別体に構成されると共に、図1のように、上記第2突出部2cを内部に埋入可能な大きさの第1円筒部3aと、その第1円筒部3aの外径側上部に連続し外径面が上記第1突出部2bの内面と接触可能な大きさの第2円筒部3bとから構成されている。
すなわち、上記第1円筒部3aは、上記第2突出部2cの高さ(上下方向寸法)よりも長く設計され、さらに、内径が第2突出部2cよりも小さく、外径が第2突出部2cよりも大きいと共にコイルスプリング4の径よりも小さい肉厚に設定されている。その第1円筒部3aには、上側から上記第1円筒部3aを差し込み可能な円環状の空洞部3cが形成されている。すなわち、空洞部3cは、第1円筒部3aの上端面に開口し、その上端面に沿って延びるスリットから形成されている。
なお、上記第1円筒部3aの上端部内径面から内径方向に張り出す内向きのフランジ部3dを有する。
また、上記第2円筒部3bは、高さが上記第1突出部2bと同じに設定されている。なお、第2円筒部3bの外径を第1突出部2bの内径よりも若干大きくして、芯体1に弾性体3を組み付けた際に、第1突出部2bと第2突出部2cとの間の弾性体部分を若干圧縮した状態としても良い。
そして、上記形状の弾性体3が、上記芯体2に対して下側から押し付けて取り付けることで、図1のように、芯体2に弾性体3が組み付けられる。
すなわち、第1円筒部3aの空洞部3c内に第2突出部2cが挿入されて、当該第2突出部2cは空洞部3c内に埋入された状態となる。また、第1円筒部3a上部外周側及び第2円筒部3bが、第1突出部2bと第2突出部2cとの円筒部状の空間に嵌め込まれる。この状態では、第1突出部2bから張り出したストッパ部5が、第2円筒部3bの外周部下端面に下側から接触することで、弾性体3の下方への抜け止めとなる。
なお、車体側部材6の下面には、下方に突出して、上記弾性体3のフランジ部3dに引っ掛かるフック部7を備え、そのフック部7によっても弾性体3の抜けを防止可能となっている。
そして、上記第2円筒部3b下面に対し、下側からコイルスプリング4上端部が当接する。
なお、上記スプリングシート1の車体側部材6への取付けは、先に芯体2を車体側部材6に取り付けた後に弾性体3を取り付けても良いし、芯体2に弾性体3を組み付けてから車体側部材6に取り付けも良い。また、スプリングシート1の車体側部材6への取付けは、ボルト締結でも良いし、他の方法によって取り付けても良い。
(作用・効果)
上記構成では、コイルスプリング4から上記スプリングシート1に対し、スプリング軸方向(上下方向)の荷重が負荷される。この荷重によって、第1突出部2bと第2突出部2cとの間にある弾性体部分(第1円筒部3a上部外周側及び第2円筒部3b)は、スプリング軸方向に変形すると共に、その軸直方向(横方向)にも広がるように変更しようとする。このとき、上記弾性体部分の軸直方向への変形は、上記第1突出部2bと第2突出部2cによって規制されることで、上記弾性体部分には所定の剛性が確保される。
ここで、上記コイルスプリング4の下端部は、例えば、車輪のバウンド・リバウンドに伴い上下にストロークするアクスルやサスペンションアームに取り付けられる。そして、車輪のバウンド・リバウンドに伴い、コイルスプリング4上端部からスプリングシート1への入力は、スプリング軸方向のみならず、軸直方向にも荷重が入力され、その軸直方向への弾性体3の変形(膨らみ)を規制しないとコイルスプリング4の軸線が傾き、コイルスプリング4の倒れを誘発し、姿勢保持機能を損なう。これに対し、本実施形態では、弾性体3が外径方向に変形使用としても、第1突出部2bがその変形を規制することでコイルスプリング4の軸線の傾き発生を抑える。
また、コイルスプリング4は、組み付けられた状態では圧縮されているため、常時、コイルスプリング4は、上記弾性体部分を上方に押し付ける力として作用する結果、芯体2と弾性体3とを別体で構成し接着などで固着しなくても、コイルスプリング4を車両に組み付けた状態では、コイルスプリング4のバネ力によって、芯体2と弾性体3とは密着状態となる。これによって、スプリングシート1としての機能を発揮することが出来る。
また、本実施形態では、第1円筒部3aに形成した空洞部3cに第2突出部2cを埋入するように差し込むようになっているので、芯体2に対して弾性体3を精度良く且つ簡易に組み付けることが可能となっているので、作業性が良い。
また、芯体2に対して弾性体3を組み付けた際に、芯体2からの弾性体3の抜けをストッパ部5材が規制することで、さらに組付けの作業性が容易となる。
ここで、上記実施形態では、コイルスプリング4の上部に配置される、つまりコイルスプリング4と車体側部材6との間に介装されるスプリングシート1を例示しているが、これに限定されない。コイルスプリング4の下部に配置される、つまりコイルスプリング4とアクスル若しくはサスペンションアームとの間に介装されるスプリングシート1に対して上記構成を採用しても構わない。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、上記各実施形態と同様な部材などについては同一の符号を付して説明する。
(構成)
本発明の基本構成は、図2に示すように、上記第1実施形態と同様に芯体2と弾性体3とを別体で構成したものである。
芯体2は、上記第1実施形態の芯体2と同様に、基部2aと第1突出部2bと第2突出部2cとから構成される。ただし、第2突出部2cの高さを第1突出部2bの高さより若干高い高さとしている。そして、第1突出部2bに代えて第2突出部2cにストッパ部8を設けている。
そのストッパ部8は、第2突出部2cの先端部に下方に突出するように設けられた円環状の部材である。そのストッパ部8の外径面8aは、下方に行くほど小径となるようなテーパが形成されている。また、上端部は第2突出部2cよりも厚く、外径側に、ストッパ用の段差が形成されている。
また、本実施形態の弾性体3は、上記第1突出部2bと第2突出部2cとの間の円柱状の空間に嵌め込み可能な寸法の円筒状の部材から構成されている。
そして、上記芯体2の第1突出部2bと第2突出部2cとの間に対し、下側から弾性体3を押し込んで挿入することで、当該弾性体3を取り付ける。
(作用効果)
上記構成のスプリングシート1にあっては、内径側に設けたストッパ部5によって、弾性体3が上記第1突出部2b及び第2突出部2cの間から抜けることが規制される。
また、上記ストッパ部8の外径面のテーパが弾性体3を組み付ける際のガイドとして作用する。
その他の構成及び作用効果は、上記第1実施形態と同様である。
ここで、上記構成では、ストッパ部5を、第1突出部2b若しくは第2突出部2cの一方に設ける場合を例示しているが、第1突出部2b及び第2突出部2cの両方にストッパを設けても良い。
本発明に基づく第1実施形態に係るスプリングシートを示す断面図である。 本発明に基づく第2実施形態に係るスプリングシートを示す断面図である。
符号の説明
1 スプリングシート
2 芯体
2a 基部
2b 第1突出部
2c 第2突出部
3 弾性体
3c 空洞部
4 コイルスプリング
5、8 ストッパ部
6 車体側部材(スプリング取付け部)

Claims (3)

  1. 車両懸架装置における、車体側部材若しくは車輪側部材の一方であるスプリング取付け部材とコイルスプリングの軸方向端部との間に介装されるスプリングシートであって、
    上記スプリング取付け部材に取り付けられる芯体と、その芯体とコイルスプリングとの間に、上記芯体と着脱可能な状態で介装される弾性体と、を備え、
    上記芯体は、上記スプリング取付け部材に沿って配設される基部と、その基部と一体に形成され上記コイルスプリングの外径よりも外側でコイルスプリング側に立ち上がった第1突出部と、上記基部と一体に形成されコイルスプリングの内径よりも内側でコイルスプリング側に立ち上がった第2突出部と、を備え、
    上記弾性体は、上記芯体と別体になっていると共に、その一部又は全部が、上記第1突起部と第2突起部との間に嵌め込まれるように配置されてコイルスプリングの端部と接触することを特徴とするスプリングシート。
  2. 上記弾性体は、上記第2突出部を差し込むための空洞部を有することを特徴とする請求項1に記載したスプリングシート。
  3. 上記第1突出部及び第2突出部の少なくとも一方の突出部から横方向に張り出して、弾性体の上記基部から離れる方向への移動を規制するストッパ部を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載したスプリングシート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8414004B2 (en) 2009-03-30 2013-04-09 Suzuki Motor Corporation Spring seat and mounting structure for spring seat

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