JP2007327338A - ガスタービンの燃料切替装置及び方法 - Google Patents

ガスタービンの燃料切替装置及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007327338A
JP2007327338A JP2006156763A JP2006156763A JP2007327338A JP 2007327338 A JP2007327338 A JP 2007327338A JP 2006156763 A JP2006156763 A JP 2006156763A JP 2006156763 A JP2006156763 A JP 2006156763A JP 2007327338 A JP2007327338 A JP 2007327338A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
valve
switching
liquid fuel
liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006156763A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4775643B2 (ja
Inventor
Jun Hosoi
潤 細井
Toru Shibanuma
徹 柴沼
Nagatake Kamimoto
長武 神本
Takashi Aoki
隆志 青木
Yasuhiro Shibata
康弘 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP2006156763A priority Critical patent/JP4775643B2/ja
Publication of JP2007327338A publication Critical patent/JP2007327338A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4775643B2 publication Critical patent/JP4775643B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】安定した連続燃焼を維持したまま気体燃料と液体燃料を切替えることができ、かつ圧力補償機構付き流量調整弁数を削減する。
【解決手段】パイロット系統とメイン系統の両方に液体燃料を供給する液体燃料制御弁16とパイロット系統を直結するラインに設置された第1開閉弁18と、液体燃料制御弁とパイロット系統を直結するラインに定流量弁24と第2開閉弁20と、液体燃料制御弁とメイン系統を直結するラインに設置された第3開閉弁22と、パイロット系統に気体燃料を供給するパイロット系統気体燃料制御弁12と、メイン系統に気体燃料を供給するメイン系統気体燃料制御弁14と、各燃料制御弁と各開閉弁を制御する切替制御装置26とを備え、気体燃料から液体燃料に切替える際にはパイロット系統を先に切替え、その後メイン系統を切替え、液体燃料から気体燃料へ切替える際にはメイン系統を先に切替え、その後パイロット系統を切替える。
【選択図】図1

Description

本発明は、パイロット系統とメイン系統を備えたガスタービンを安定した連続燃焼を維持したまま気体燃料と液体燃料を切替えるガスタービンの燃料切替装置及び方法に関する。
ガスタービンを用いた発電装置(以下、「ガスタービン発電装置」という)は、省エネルギー、環境問題への対応などのためのコージェネレーションシステムや、停電に備えた非常用発電装置として従来から用いられている。
また、同一のガスタービン発電装置を、通常時にはコージェネレーションシステムとして運転し、停電等の非常時には非常用発電装置として運転することが要望されている。以下、かかるガスタービン発電装置を「防災兼用発電装置」と呼ぶ。
ガスタービン発電装置を防災兼用発電装置として使用するメリットは、常用及び非常用の発電装置を別個に準備する必要がなく、設置コストを大幅に削減でき、かつ設置面積も大幅に削減できることにある。
このような防災兼用発電装置では通常時には省エネルギー、環境問題への対応が容易な気体燃料を使用し、非常時には燃料の長期保存が容易な液体燃料を使用することが好ましい。
そのため、防災兼用発電装置では、安定した発電を継続しながら燃料を異なる燃料(気体燃料と液体燃料)に円滑に切替えできる必要がある。このように異なる2つの燃料を切替えて使用できるガスタービンを「デュアルフューエルガスタービン」と呼ぶ。
デュアルフューエルエンジンの燃料切替手段は、例えば特許文献1,2に既に開示されている。
特許文献1の「デュアルフューエルエンジンの燃料切換装置」は、エンジンに供給する燃料を気体燃料から液体燃料に切り換える際に、一定期間において気体燃料の供給を継続し、エンジンの低速回転時、又は、高負荷時でもエンジンの停止を確実に防止することを目的とし、図11において、選択スイッチ52がLPG側からガソリン側に操作されると、同時に開閉接点S3及びS4が閉成されるとともに開閉接点S1が開成され、タイマ要素T2が遅延時間t2を計時した後に開閉接点S2が開成され、選択スイッチ52の操作時から遅延時間t2が経過するまでの間、開閉接点S3及びS4を介してソレノイド58に電流が流れて開閉弁57が開放され、開閉接点S2を介してソレノイド54にも電流が流れて開閉弁53の開放し、開閉弁17が開放されてからガソリンがノズル59bに達するまでの間において気化器59にLPGが継続して供給され、これによりエンジン51に対する燃料供給が途絶えることがないものである。
特許文献2の「ガスタービン予混合燃焼器の燃料切替システム」は、ガスタービン予混合燃焼器の燃料切替システムに関し、燃料切替え時にメイン系統の安定した連続燃焼を確保することを目的とし、図12に示すように、燃料選択指令信号発生回路1からは全体の燃料比率制御信号70が出され、この信号70に基づいてメイン燃料比率制御信号発生回路72からメイン燃料比率制御信号74が、パイロット燃料比率制御信号発生回路73からパイロット燃料比率制御信号75がそれぞれ出力され、メイン系統B、パイロット系統Aに入力し、それぞれ、メイン系統、パイロット系統の燃料をガスと油に切替えるための燃料制御信号を出力する。制御信号74と75はガスから油へ切替え時にはメイン、パイロットの順に、又、油からガスへ切替え時にはパイロット、メインの順に切替え制御するのでメイン切替え時にはパイロット系統は常にガスの状態となり、安定した連続燃焼がなされるものである。
特開平11−82083号公報、「デュアルフューエルエンジンの燃料切換装置」 特開平11−229901号公報、「ガスタービン予混合燃焼器の燃料切替システム」
予混合燃焼器を有する発電装置用のガスタービンは、拡散燃焼方式のパイロットノズルと予混合燃焼方式のメインノズルを通常備える。拡散燃焼方式のパイロットノズルは、燃焼安定性が高く保炎性が高い特徴を有する。これに対し、予混合燃焼方式のメインノズルは、低NOx燃焼が可能であり、省エネルギー、環境問題への対応性が高い特徴がある。
従って、ガスタービンの燃料切替時には、パイロットノズルとメインノズルの特性を生かしながら、安定した連続燃焼を維持する必要がある。
上述した特許文献1は、デュアルフューエルエンジンとして作業用車両の原動機(すなわち内燃機関)を対象とするため、この手段をガスタービンの燃料切替にそのまま適用することはできない。
これに対し、上述した特許文献2は、パイロットノズル系統の周囲に複数のメインノズル系統を配置したガスタービン燃焼器を対象とするため、上述した防災兼用発電装置への適用が可能である。
しかし、特許文献2では、液体燃料用とガス燃料用にそれぞれメイン系統燃料調節弁とパイロット系統燃料調節弁を必要とするため、燃料調節弁を少なくとも4つ使用する必要があった。
また、特に並列に配置された2つの燃料調節弁(メイン系統燃料調節弁とパイロット燃料調節弁)を用いて液体燃料の流量(以下、質量流量を指す)を制御する場合、一方の燃料調節弁の流量制御による上流側の圧力変動が他方の上流側の圧力変動を引き起こすため、同じ液体燃料供給源を持つ複数の液体燃料制御弁では、液体燃料の圧力変動が互いに干渉し、液体燃料圧力が発散し、流量制御が困難となる可能性があった。
すなわち、燃料調節弁として一般的な圧力補償機構付き流量調整弁を用いる場合、圧力補償機構によりオリフィスを通過する流量の圧力差を常に一定に保つことができ、安定した流量制御ができるが、その反面、下流側(出口側)の圧力変動が上流側に伝わりやすい問題がある。
そのため、このような流量調整弁では、系の動作開始時あるいは動作圧力の急激な変化を伴うとき、圧力補償部の動作遅れにより、設定値より過大な流量が短時間ながれるジャンピング現象が生じるおそれがあった。
また、このような圧力変動を回避できる流量調整弁は原理的には可能であるが極めて高価となる問題点があった。
本発明はかかる問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、拡散燃焼方式のパイロット系統と予混合燃焼方式のメイン系統を備えたガスタービンを、上流側の圧力変動を抑制して安定した連続燃焼を維持したまま気体燃料と液体燃料を切替えることができ、かつ圧力補償機構付き流量調整弁の必要数を削減できるガスタービンの燃料切替装置及び方法を提供することにある。
本発明によれば、パイロットノズルを有するパイロット系統とメインノズルを有するメイン系統とを備えたガスタービンに液体燃料と気体燃料を切替えて供給するガスタービンの燃料切替装置であって、
パイロット系統とメイン系統の両方に液体燃料を流量制御して供給する単一の液体燃料制御弁と、
前記液体燃料制御弁とパイロット系統を直結する第1液体ラインに設置された第1開閉弁と、
前記液体燃料制御弁とパイロット系統を直結する第2液体ラインに定流量弁と直列に設置された第2開閉弁と、
前記液体燃料制御弁とメイン系統を直結する第3液体ラインに設置された第3開閉弁と、
パイロット系統に気体燃料を流量制御して供給するパイロット系統気体燃料制御弁と、
メイン系統に気体燃料を流量制御して供給するメイン系統気体燃料制御弁と、
前記液体燃料制御弁と各開閉弁を制御する切替制御装置とを備え、
該切替制御装置により、気体燃料から液体燃料に切替える際にはパイロット系統を先に切替え、その後メイン系統を切替え、
液体燃料から気体燃料へ切替える際にはメイン系統を先に切替え、その後パイロット系統を切替える、ことを特徴とするガスタービンの燃料切替装置が提供される。
本発明の好ましい実施形態によれば、前記切替制御装置により、気体燃料から液体燃料に切替える際には、第1開閉弁のみを開いてパイロット系統を気体燃料から液体燃料に切替え、次いで第1開閉弁を閉じ、第2開閉弁及び第3開閉弁を開いてメイン系統を気体燃料から液体燃料に切替え、
前記切替制御装置により、液体燃料から気体燃料へ切替える際には、第1開閉弁を閉じ、第2開閉弁及び第3開閉弁を開いた状態で、メイン系統を液体燃料から気体燃料に切替え、次いで第1開閉弁を開き、第2開閉弁及び第3開閉弁を閉じてパイロット系統を液体燃料から気体燃料に切替える。
前記液体燃料制御弁は、圧力補償機構付き流量調整弁である、ことが好ましい。
また本発明によれば、パイロットノズルを有するパイロット系統とメインノズルを有するメイン系統とを備えたガスタービンに液体燃料と気体燃料を切替えて供給するガスタービンの燃料切替方法であって、
気体燃料から液体燃料に切替える際にはパイロット系統を先に切替え、その後メイン系統を切替え、
液体燃料から気体燃料へ切替える際にはメイン系統を先に切替え、その後パイロット系統を切替える、ことを特徴とするガスタービンの燃料切替方法が提供される。
本発明の好ましい実施形態によれば、パイロット系統とメイン系統の両方に液体燃料を流量制御して供給する単一の液体燃料制御弁と、
前記液体燃料制御弁とパイロット系統を直結する第1液体ラインに設置された第1開閉弁と、
前記液体燃料制御弁とパイロット系統を直結する第2液体ラインに定流量弁と直列に設置された第2開閉弁と、
前記液体燃料制御弁とメイン系統を直結する第3液体ラインに設置された第3開閉弁と、
パイロット系統に気体燃料を流量制御して供給するパイロット系統気体燃料制御弁と、
メイン系統に気体燃料を流量制御して供給するメイン系統気体燃料制御弁と、を備え、
気体燃料から液体燃料に切替える際には、第1開閉弁のみを開いてパイロット系統を気体燃料から液体燃料に切替え、次いで第1開閉弁を閉じ、第2開閉弁及び第3開閉弁を開いてメイン系統を気体燃料から液体燃料に切替え、
液体燃料から気体燃料へ切替える際には、第1開閉弁を閉じ、第2開閉弁及び第3開閉弁を開いた状態で、メイン系統を液体燃料から気体燃料に切替え、次いで第1開閉弁を開き、第2開閉弁及び第3開閉弁を閉じてパイロット系統を液体燃料から気体燃料に切替える。
上記本発明の装置及び方法によれば、単一の液体燃料制御弁でパイロット系統とメイン系統の両方に液体燃料を流量制御して供給するので、液体燃料制御弁として一般的な圧力補償機構付き流量調整弁を用いて、流量制御を容易に行うことができる。
また、気体燃料から液体燃料に切替える際にはパイロット系統を先に切替えるので、燃焼性が高い気体燃料でメイン系統の安定燃焼を維持したまま、パイロット系統を気体燃料から液体燃料に切替えることができ、メイン系統の安定燃焼によりパイロット系統の保炎を確実に行うことができる。
さらに、パイロット系統が液体燃料に切替り安定燃焼した後に、メイン系統を切替えるので、パイロット系統の安定燃焼によりメイン系統の保炎を確実に行うことができる。
また、液体燃料から気体燃料へ切替える際にはメイン系統を先に切替えるので、パイロット系統の安定燃焼を維持したまま、メイン系統を液体燃料から気体燃料に切替えることができ、パイロットの安定燃焼によりメイン系統の保炎を確実に行うことができる。特に定流量弁と直列に設置された第2開閉弁により、パイロット系統の液体燃料による安定燃焼を容易に維持することができる。
さらに、メイン系統が燃焼性が高い気体燃料に切替り安定燃焼した後に、パイロット系統を切替えるので、メイン系統の安定燃焼によりパイロット系統の保炎を確実に行うことができる。
従って、拡散燃焼方式のパイロット系統と予混合燃焼方式のメイン系統を備えたガスタービンを、上流側の圧力変動を抑制して安定した連続燃焼を維持したまま気体燃料と液体燃料を切替えることができる。
さらに、本発明の装置及び方法によれば、液体燃料を単一の液体燃料制御弁で流量制御するので、圧力補償機構付き流量調整弁の必要数を削減することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態を図面を参照して説明する。なお、各図において、共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
図1は、本発明による燃料切替装置の全体構成図である。
本発明のガスタービンの燃料切替装置10は、拡散燃焼方式のパイロットノズル1を有するパイロット系統と予混合燃焼方式のメインノズル2を有するメイン系統とを備えたガスタービンに液体燃料3と気体燃料4を切替えて供給するガスタービンの燃料切替装置である。
パイロットノズル1とメインノズル2は、ガスタービンの燃焼器5に取り付けられ、内部で燃料(液体燃料3と気体燃料4)を燃焼させるようになっている。拡散燃焼方式のパイロットノズルは、燃焼安定性が高く保炎性が高い特徴を有する。これに対し、予混合燃焼方式のメインノズルは、低NOx燃焼が可能であり、省エネルギー、環境問題への対応性が高い特徴がある。
パイロットノズル1は、通常1つであり、その周囲に複数のメインノズル2が配置される。しかし本発明はこの構成に限定されず、任意の配置を採用することができる。
液体燃料3は、例えば灯油、重油であり、図示しない液体燃料供給源から一定の圧力で供給される。また、気体燃料4は、例えば都市ガスであり、図示しない気体燃料供給源から一定の圧力で供給される。
図1において、本発明の燃料切替装置10は、パイロット系統気体燃料制御弁12、メイン系統気体燃料制御弁14、液体燃料制御弁16、第1開閉弁18、第2開閉弁20、第3開閉弁22、定流量弁24および切替制御装置26を備える。
パイロット系統気体燃料制御弁12は、好ましくは単一の圧力補償機構付き流量調整弁であり、パイロット系統のパイロットノズル1に第1気体ライン31を介して気体燃料4を流量制御して供給する。
メイン系統気体燃料制御弁14は、好ましくは単一の圧力補償機構付き流量調整弁であり、メイン系統のメインノズル2に第2気体ライン32を介して気体燃料を流量制御して供給する。
液体燃料制御弁16は、好ましくは単一の圧力補償機構付き流量調整弁であり、パイロット系統のパイロットノズル1とメイン系統のメインノズル2の両方に液体ライン33,34,35を介して液体燃料を流量制御して供給するようになっている。
第1開閉弁18は、液体燃料制御弁16とパイロット系統のパイロットノズル1を直結する第1液体ライン33に設置されている。
第2開閉弁20は、液体燃料制御弁16とパイロット系統のパイロットノズル1を直結する第2液体ライン34に定流量弁24と直列に設置されている。
第3開閉弁22は、液体燃料制御弁16とメイン系統のメインノズル2を直結する第3液体ライン35に設置されている。
定流量弁24は、好ましくは単一の圧力補償機構付きの固定流量弁であり、上流側圧力が規定圧以上である限り、パイロットノズル1の安定燃焼に適した所定の一定流量を流すようになっている。
切替制御装置26は、例えばPC(コンピュータ)であり、図示しない制御指令に応じて各燃料制御弁12,14,16と各開閉弁18,20,22を制御する。
この切替制御装置26は、気体燃料から液体燃料に切替える際にはパイロット系統を先に切替え、その後メイン系統を切替え、液体燃料から気体燃料へ切替える際にはメイン系統を先に切替え、その後パイロット系統を切替えるようになっている。
図2は、本発明の燃料切替装置10の気体燃料から液体燃料への切替説明図である。
この図に示すように、本発明の装置および方法では、切替制御装置26により、気体燃料から液体燃料に切替える際には、第1開閉弁18のみを開いてパイロット系統を気体燃料から液体燃料に切替え、次いで第1開閉弁18を閉じ、第2開閉弁20及び第3開閉弁22を開いてメイン系統を気体燃料から液体燃料に切替える。
第1開閉弁18を閉じ、第2開閉弁20及び第3開閉弁22を開くタイミングは、同時に限定されず、第2開閉弁20及び第3開閉弁22の開動作を先行させてもよい。
この構成により、気体燃料から液体燃料に切替える際にパイロット系統を先に切替えるので、燃焼性が高い気体燃料でメイン系統の安定燃焼を維持したまま、パイロット系統を気体燃料から液体燃料に切替えることができ、メイン系統の安定燃焼によりパイロット系統の保炎を確実に行うことができる。
さらに、パイロット系統が液体燃料に切替り安定燃焼した後に、メイン系統を切替えるので、パイロット系統の安定燃焼によりメイン系統の保炎を確実に行うことができる。
図3は、本発明の燃料切替装置の液体燃料から気体燃料への切替説明図である。
この図に示すように、本発明の装置および方法では、切替制御装置26により、液体燃料から気体燃料へ切替える際には、第1開閉弁18を閉じ、第2開閉弁20及び第3開閉弁22を開いた状態で、メイン系統を液体燃料から気体燃料に切替え、次いで第1開閉弁18を開き、第2開閉弁20及び第3開閉弁22を閉じてパイロット系統を液体燃料から気体燃料に切替える。
第1開閉弁18を開き、第2開閉弁20及び第3開閉弁22を閉じるタイミングは、同時に限定されず、第1開閉弁18の開動作を先行させてもよい。
この構成により、液体燃料から気体燃料へ切替える際にメイン系統を先に切替えるので、パイロット系統の安定燃焼を維持したまま、メイン系統を液体燃料から気体燃料に切替えることができ、パイロットの安定燃焼によりメイン系統の保炎を確実に行うことができる。特に定流量弁24と直列に設置された第2開閉弁20により、パイロット系統の液体燃料による安定燃焼を容易に維持することができる。
さらに、メイン系統が燃焼性が高い気体燃料に切替り安定燃焼した後に、パイロット系統を切替えるので、メイン系統の安定燃焼によりパイロット系統の保炎を確実に行うことができる。
以下、本発明の実施例を説明する。
上述した本発明の燃料切替装置を、既存のガスタービンに適用し、安定した発電を継続しながら燃料を異なる燃料(気体燃料と液体燃料)に円滑に切替えできることを確認した。
(ガスタービンの仕様)
図4は、本発明の燃料切替装置を適用したガスタービンの概略図である。このガスタービンは、既存のガスタービンをベースとしている。
表1にこのガスタービンの概略仕様を示す。
Figure 2007327338
(防災兼用発電装置として想定する運転モデル)
ガスタービンの燃料として通常時は気体燃料を使用した運転を行い、発電および排熱を利用して蒸気を発生させる。
また災害を含め何らかの原因で停電が発生した場合は、気体燃料の供給が停止する可能性があるため、予め備蓄した液体燃料を使用した運転で発電のみを行う。
(使用燃料)
気体燃料は都市ガス13A相当とし、液体燃料は灯油および特A重油に対応している。
(燃料系統)
図5は、本発明によるガスタービンの燃料系統概略図である。この図は、図1に示した本発明による燃料切替装置の全体構成図と実質的に同一である。
図6は、ガスタービンの燃焼器断面図である。
図5、図6に示すようにガスタービンの燃料系統は、気体燃料3と液体燃料4が完全に独立して、燃料ノズル(パイロットノズル1とメインノズル2)に供給される。
燃料ノズルはパイロットノズル1本とメインノズル6本で構成され、気体燃料はパイロットとメインを異なる制御弁12,14で制御し、液体燃料は1つの制御弁16で制御する。
(燃料切替)
通常時は気体燃料で運転し、災害を含む何らかの原因により気体燃料供給圧力が低下した場合は、気体燃料での運転から液体燃料への運転に切替える。この時、ガスタービンを停止することなく運転中に切替えることにより、ユーザが必要とする電力を途切らせることなく供給することが可能となる。
図7は、液体燃料から気体燃料への切替工程の説明図であり、図8は、気体燃料から液体燃料への切替工程の説明図である。
このガスタービンの燃料切替は図7、図8に示すようにパイロット燃料とメイン燃料を個々に切替える方法とし、切替中は気体燃料と液体燃料の割合を徐々に変化させる比率切替を用いて燃焼を維持させている。
切替は無負荷から非常用最大負荷のあらゆる負荷で可能であり、切替中の負荷変動にも対応が可能である。
また、液体燃料の少ない領域では切替速度を上げて、炭化し易い特A重油でも炭化しないように配慮している。
本発明のガスタービンの燃料切替装置及び方法では、切替時の燃料制御に特色がある。
すなわち、液体燃料から気体燃料の切替時はメイン、パイロットの順に切替え、逆に気体燃料から液体燃料の切替時はパイロット、メインの順に切替える方式となっている。
切替の順序が異なるのは液体燃料制御弁16が1個であることに起因している。液体燃料制御弁16が1個である理由は、液体燃料制御弁が差圧一定制御をするので、複数の制御弁を使用した場合、圧力制御が干渉して不安定になるためである。以下にパイロット、メインの切替順について説明する。
(液体燃料から気体燃料の切替)
図5において、液体燃料での負荷運転中は総燃料流量を液体燃料制御弁16でコントロールし、パイロット燃料流量はコンスタントフローバルブ(定流量弁24)により、一定流量にセットされている。したがって、液体燃料から気体燃料に切替える場合、パイロット、メインの順で切替えようとしても、液体燃料制御弁16ではメイン燃料を減らすことなく液体パイロット燃料の比率切替ができない。
パイロット燃料を先に切替えようとするならば、液体燃料のパイロット流量は一定にして、気体燃料のパイロット流量を徐々に増加させ、気体燃料だけで火炎が維持できる流量に到達した後に電磁弁を閉じることでパイロットに供給している液体燃料を遮断する切替方法となるが、パイロットの燃料流量変動が大きく、安定した切替とならない。
一方、メイン、パイロットの順で切替えると、メイン燃料を比率切替している間、パイロットは通常使用している定流量弁24を経由して燃料を供給できるため、安定燃焼が可能であり、メイン切替(液体メイン燃料遮断)後は液体パイロット燃料を制御弁16でコントロールすることになるので、気液比率切替を除々に切替えることが可能となる。
したがって、図7に示すように、液体燃料から気体燃料への切替は、メイン、パイロットの順としている。
(気体燃料から液体燃料への切替)
気体燃料から液体燃料の切替時はパイロット、メインの順に切替える。パイロットの比率切替完了後、パイロット液体燃料は定流量弁24を経由して供給させ、その後、メイン燃料を比率切替する。
逆にメイン、パイロットの順で切替えると、メインは比率切替可能であるが、パイロットは比率切替不可能である。
(切替実績)
図9は、液体燃料から気体燃料への燃料切替の実施例であり、図10は、気体燃料から液体燃料への燃料切替の実施例である。
図9、図10に示すように、このガスタービンでは特A重油の場合でも、無負荷から定格発電電力1500KW間のいずれの発電電力において、気体燃料から液体燃料への切替、及びその逆の切替が可能であり、特に非常時の気体燃料から液体燃料への切替は30秒以内で可能であることが実証されている。
なお本発明は上述した実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
本発明による燃料切替装置の全体構成図である。 本発明の燃料切替装置の気体燃料から液体燃料への切替説明図である。 本発明の燃料切替装置の液体燃料から気体燃料への切替説明図である。 本発明の燃料切替装置を適用したガスタービンの概略図である。 本発明によるガスタービンの燃料系統概略図である。 ガスタービンのパイロットノズル(A)とメインノズル(B)の構成図である。 液体燃料から気体燃料への切替工程の説明図である。 気体燃料から液体燃料への切替工程の説明図である。 液体燃料から気体燃料への燃料切替の実施例である。 気体燃料から液体燃料への燃料切替の実施例である。 特許文献1の燃料切換装置の模式図である。 特許文献2の燃料切替システムの模式図である。
符号の説明
1 パイロットノズル、2 メインノズル、
3 液体燃料、4 気体燃料、5 燃焼器、
10 燃料切替装置、12 パイロット系統気体燃料制御弁、
14 メイン系統気体燃料制御弁、16 液体燃料制御弁、
18 第1開閉弁、20 第2開閉弁、22 第3開閉弁、
24 定流量弁、26 切替制御装置、
31 第1気体ライン、32 第2気体ライン、
33 第1液体ライン、34 第2液体ライン、35 第3液体ライン

Claims (5)

  1. パイロットノズルを有するパイロット系統とメインノズルを有するメイン系統とを備えたガスタービンに液体燃料と気体燃料を切替えて供給するガスタービンの燃料切替装置であって、
    パイロット系統とメイン系統の両方に液体燃料を流量制御して供給する単一の液体燃料制御弁と、
    前記液体燃料制御弁とパイロット系統を直結する第1液体ラインに設置された第1開閉弁と、
    前記液体燃料制御弁とパイロット系統を直結する第2液体ラインに定流量弁と直列に設置された第2開閉弁と、
    前記液体燃料制御弁とメイン系統を直結する第3液体ラインに設置された第3開閉弁と、
    パイロット系統に気体燃料を流量制御して供給するパイロット系統気体燃料制御弁と、
    メイン系統に気体燃料を流量制御して供給するメイン系統気体燃料制御弁と、
    前記液体燃料制御弁と各開閉弁を制御する切替制御装置とを備え、
    該切替制御装置により、気体燃料から液体燃料に切替える際にはパイロット系統を先に切替え、その後メイン系統を切替え、
    液体燃料から気体燃料へ切替える際にはメイン系統を先に切替え、その後パイロット系統を切替える、ことを特徴とするガスタービンの燃料切替装置。
  2. 前記切替制御装置により、気体燃料から液体燃料に切替える際には、第1開閉弁のみを開いてパイロット系統を気体燃料から液体燃料に切替え、次いで第1開閉弁を閉じ、第2開閉弁及び第3開閉弁を開いてメイン系統を気体燃料から液体燃料に切替え、
    前記切替制御装置により、液体燃料から気体燃料へ切替える際には、第1開閉弁を閉じ、第2開閉弁及び第3開閉弁を開いた状態で、メイン系統を液体燃料から気体燃料に切替え、次いで第1開閉弁を開き、第2開閉弁及び第3開閉弁を閉じてパイロット系統を液体燃料から気体燃料に切替える、ことを特徴とする請求項1に記載のガスタービンの燃料切替装置。
  3. 前記液体燃料制御弁は、圧力補償機構付き流量調整弁である、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のガスタービンの燃料切替装置。
  4. パイロットノズルを有するパイロット系統とメインノズルを有するメイン系統とを備えたガスタービンに液体燃料と気体燃料を切替えて供給するガスタービンの燃料切替方法であって、
    気体燃料から液体燃料に切替える際にはパイロット系統を先に切替え、その後メイン系統を切替え、
    液体燃料から気体燃料へ切替える際にはメイン系統を先に切替え、その後パイロット系統を切替える、ことを特徴とするガスタービンの燃料切替方法。
  5. パイロット系統とメイン系統の両方に液体燃料を流量制御して供給する単一の液体燃料制御弁と、
    前記液体燃料制御弁とパイロット系統を直結する第1液体ラインに設置された第1開閉弁と、
    前記液体燃料制御弁とパイロット系統を直結する第2液体ラインに定流量弁と直列に設置された第2開閉弁と、
    前記液体燃料制御弁とメイン系統を直結する第3液体ラインに設置された第3開閉弁と、
    パイロット系統に気体燃料を流量制御して供給するパイロット系統気体燃料制御弁と、
    メイン系統に気体燃料を流量制御して供給するメイン系統気体燃料制御弁と、を備え、
    気体燃料から液体燃料に切替える際には、第1開閉弁のみを開いてパイロット系統を気体燃料から液体燃料に切替え、次いで第1開閉弁を閉じ、第2開閉弁及び第3開閉弁を開いてメイン系統を気体燃料から液体燃料に切替え、
    液体燃料から気体燃料へ切替える際には、第1開閉弁を閉じ、第2開閉弁及び第3開閉弁を開いた状態で、メイン系統を液体燃料から気体燃料に切替え、次いで第1開閉弁を開き、第2開閉弁及び第3開閉弁を閉じてパイロット系統を液体燃料から気体燃料に切替える、ことを特徴とする請求項4に記載のガスタービンの燃料切替方法。
JP2006156763A 2006-06-06 2006-06-06 ガスタービンの燃料切替装置及び方法 Active JP4775643B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006156763A JP4775643B2 (ja) 2006-06-06 2006-06-06 ガスタービンの燃料切替装置及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006156763A JP4775643B2 (ja) 2006-06-06 2006-06-06 ガスタービンの燃料切替装置及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007327338A true JP2007327338A (ja) 2007-12-20
JP4775643B2 JP4775643B2 (ja) 2011-09-21

Family

ID=38927979

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006156763A Active JP4775643B2 (ja) 2006-06-06 2006-06-06 ガスタービンの燃料切替装置及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4775643B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009270574A (ja) * 2008-05-05 2009-11-19 General Electric Co <Ge> 二元ガスタービン燃料システムの作動方法
CN101858258A (zh) * 2009-04-07 2010-10-13 通用电气公司 用于主动调谐阀的方法和系统
JP2011089496A (ja) * 2009-10-23 2011-05-06 Yanmar Co Ltd ガス化発電システム
CN102482997A (zh) * 2009-09-07 2012-05-30 阿尔斯通技术有限公司 用于从液体燃料到气体燃料和相反过程的转换燃气轮机燃烧器操作的方法
JP2013185585A (ja) * 2012-03-05 2013-09-19 General Electric Co <Ge> 液体燃料作動からガス燃料作動に燃焼器を作動する方法
JP2013231415A (ja) * 2012-05-02 2013-11-14 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ガスタービン燃焼器のパージ方法及びパージ装置
JP2013234769A (ja) * 2012-05-07 2013-11-21 Hitachi Ltd ガスタービン燃焼器およびガスタービンの運転方法
EP2851619A1 (en) 2013-09-20 2015-03-25 Mitsubishi Hitachi Power Systems, Ltd. Dual-fuel burning gas turbine combustor
WO2015186611A1 (ja) * 2014-06-03 2015-12-10 三菱日立パワーシステムズ株式会社 燃料流路のパージ方法、この方法を実行するパージ装置、この装置を備えるガスタービン設備
JP2017106429A (ja) * 2015-12-08 2017-06-15 重慶潤通科技有限公司Chongqing Rato Technology Co.,Ltd. オイルとガス両用集積スイッチ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11229901A (ja) * 1998-02-13 1999-08-24 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ガスタービン予混合燃焼器の燃料切替システム
JP2000328965A (ja) * 1999-05-18 2000-11-28 Toshiba Corp ガスタービン燃焼器および燃料供給装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11229901A (ja) * 1998-02-13 1999-08-24 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ガスタービン予混合燃焼器の燃料切替システム
JP2000328965A (ja) * 1999-05-18 2000-11-28 Toshiba Corp ガスタービン燃焼器および燃料供給装置

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009270574A (ja) * 2008-05-05 2009-11-19 General Electric Co <Ge> 二元ガスタービン燃料システムの作動方法
CN101858258A (zh) * 2009-04-07 2010-10-13 通用电气公司 用于主动调谐阀的方法和系统
CN102482997A (zh) * 2009-09-07 2012-05-30 阿尔斯通技术有限公司 用于从液体燃料到气体燃料和相反过程的转换燃气轮机燃烧器操作的方法
JP2013504004A (ja) * 2009-09-07 2013-02-04 アルストム テクノロジー リミテッド ガスタービン燃焼器の動作を液体燃料から気体燃料へとおよびその逆へと切り替えるための方法
US9163560B2 (en) 2009-09-07 2015-10-20 Alstom Technology Ltd. Method for switching over a gas turbine burner operation from liquid to gas fuel and vice-versa
JP2011089496A (ja) * 2009-10-23 2011-05-06 Yanmar Co Ltd ガス化発電システム
JP2013185585A (ja) * 2012-03-05 2013-09-19 General Electric Co <Ge> 液体燃料作動からガス燃料作動に燃焼器を作動する方法
EP2636953A3 (en) * 2012-03-05 2017-10-18 General Electric Company Method of operating a combustor from a liquid fuel to a gas fuel operation
US9447730B2 (en) 2012-05-02 2016-09-20 Mitsubishi Hitachi Power Systems, Ltd. Purge method and purge unit for gas turbine combustor
JP2013231415A (ja) * 2012-05-02 2013-11-14 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ガスタービン燃焼器のパージ方法及びパージ装置
JP2013234769A (ja) * 2012-05-07 2013-11-21 Hitachi Ltd ガスタービン燃焼器およびガスタービンの運転方法
EP2851619A1 (en) 2013-09-20 2015-03-25 Mitsubishi Hitachi Power Systems, Ltd. Dual-fuel burning gas turbine combustor
US10094567B2 (en) 2013-09-20 2018-10-09 Mitsubishi Hitachi Power Systems, Ltd. Dual-fuel injector with a double pipe sleeve gaseus fuel flow path
JPWO2015186611A1 (ja) * 2014-06-03 2017-04-20 三菱日立パワーシステムズ株式会社 燃料流路のパージ方法、この方法を実行するパージ装置、この装置を備えるガスタービン設備
WO2015186611A1 (ja) * 2014-06-03 2015-12-10 三菱日立パワーシステムズ株式会社 燃料流路のパージ方法、この方法を実行するパージ装置、この装置を備えるガスタービン設備
JP2017106429A (ja) * 2015-12-08 2017-06-15 重慶潤通科技有限公司Chongqing Rato Technology Co.,Ltd. オイルとガス両用集積スイッチ

Also Published As

Publication number Publication date
JP4775643B2 (ja) 2011-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4775643B2 (ja) ガスタービンの燃料切替装置及び方法
JP4979615B2 (ja) 燃焼器及び燃焼器の燃料供給方法
EP2592250B1 (en) System for purging gas fuel circuit for a gas turbine engine
EP2565427B1 (en) Method for switching over a combustion device of a gas turbine engine from operation with a first premixed fuel to a second premixed fuel
JP2009030600A (ja) タービン用並列燃料制御弁
JP2009250236A (ja) ガスタービンエンジンの負荷ポイントを制御するための制御システム及び方法
KR20120064430A (ko) 브라운 가스 공급 시스템
JP4093495B2 (ja) 異種燃料混焼小規模ボイラ
JP4656295B2 (ja) ガスタービンの燃料制御方法及び装置
JP3716586B2 (ja) ガスタービン燃焼器
JP5622083B2 (ja) 燃焼装置
JP4386195B2 (ja) 二流体サイクル用低NOx燃焼器とその運転方法
JPH01139919A (ja) ガスタービン燃焼方法及びその燃焼装置
JP4176686B2 (ja) パイロットバーナを持った燃焼装置
JP7070090B2 (ja) ボイラ
JP2011247555A (ja) 燃焼装置
JP2016008790A (ja) ボイラシステム
EP2613034B1 (en) Method for operating a gas turbine and control device
JP6066813B2 (ja) 混合気供給システム、混合気供給システムの運転方法及び混合気供給システムに用いる混合気供給装置
JP3066777B2 (ja) ガスタービン用燃焼器の燃料制御装置
JPH08178261A (ja) ボイラ燃焼システム
JP2007024425A (ja) 複合ボイラシステム及びその運転方法
JP4461129B2 (ja) 多種燃料ガスエンジンの運転方法及び燃料切換装置
JPH0278737A (ja) 石炭ガス化発電方法
JPH10169467A (ja) ガスタービンおよびガスタービンの運転方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090424

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110519

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110602

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110615

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4775643

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140708

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250