JP2007326277A - スクリーン印刷版 - Google Patents

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Abstract

【課題】厚膜の印刷図形を形成する場合であってもペーストの滲み出しを抑制して、所望の印刷図形を得ることができるスクリーン印刷版を実現する。
【解決手段】スクリーン印刷版が、多数の貫通孔2が形成されたペースト通過領域3を有する平面部4を備えると共に、該平面部4の裏面側にはペースト通過領域3よりも大きな開口を有するように側壁面5が設けられ、該側壁面5とペースト通過領域3とで凹部6が形成されている。そして、側壁面5は、主側壁部7と、該主側壁部7の開放端に拡開状に形成された段付部8とを有し、段付部8の下面8aが被印刷物の表面に接触可能とされている。また平面部4、主側壁部7、及び段付部8は、が、それぞれ金属膜で形成された積層構造とされている。段付部8の段差高さdは、主側壁部7の高さDよりも小さくなるように形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明はスクリーン印刷版に関し、より詳しくは厚膜の印刷図形をスクリーン印刷法で形成するためのスクリーン印刷版に関する。
積層セラミックコンデンサ等の積層セラミック電子部品では、BaTiO等のセラミック原料を主成分としたセラミックグリーンシートの表面に内部電極となるべき印刷図形(導電パターン)を形成し、その後、印刷図形の形成されたセラミックグリーンシートを適宜積層してセラミック積層体を作製し、次いでセラミック積層体に焼成処理を施して内部電極の埋設されたセラミック焼結体を作製し、最後にセラミック焼結体の表面に外部電極を形成して製造される。
そして、上記導電パターンは、スクリーン印刷法を使用して製造されるのが一般的であり、そのためには、スクリーン印刷版が必要となる。このスクリーン印刷法では、多数の貫通孔が形成されたスクリーン印刷版を被印刷物(積層セラミック電子部品の場合はセラミックグリーンシート)上に配し、スクリーン印刷版の一端にペーストを載置し、スキージを往復運動させてペーストをスクリーン印刷版の表面に塗布すると共に、該スクリーン印刷版の表面に圧力を負荷してペーストを貫通孔からスクリーン印刷版の裏面側に押し出し、これにより所定の印刷図形を被印刷物の表面に形成している。
上記スクリーン印刷法に使用されるスクリーン印刷版としては、従来より、図9に示すように、ペーストを通過させる複数のメッシュ孔(貫通孔)101…が形成されたメッシュ領域102と、前記メッシュ孔101…が形成されていない非メッシュ領域103と、前記メッシュ領域102の、被印刷物と対向する面に形成された、所定の印刷図形に対応する平面形状を有する凹部104とを備え、被印刷物と接する面の表面粗度(Ra値)を0.01〜0.30μmの範囲としたスクリーン印刷版106が提案されている(特許文献1)。
特許文献1では、被印刷物との接触面における表面粗度(Ra値)を0.01〜0.30μmの範囲と小さくすることによって、被印刷物表面とスクリーン印刷版との接触面に隙間が生じるのを抑制し、ペーストが前記隙間から滲み出すのを防止している。
特開2001−277745号公報
しかしながら、特許文献1では、被印刷物側の表面が粗い場合は、十分に対応することができず、ペーストが前記接触面における隙間から滲み出すおそれがあるという問題点があった。
また、厚膜の印刷パターンを形成する場合は、凹部104内のペースト充填量が増加することから、被印刷物と接するスクリーン印刷版の表面粗度を小さくしても、ペーストの滲み出しを効果的に防止することができず、所望の印刷図形を得るのが困難であるという問題点があった。
図10は、特許文献1のスクリーン印刷版を使用した場合の印刷工程を示している。
すなわち、図10(a)に示すように、被印刷物105上にスクリーン印刷版106を配し、スキージ(不図示)でペースト通過領域102上を往復運動させ、かつ、上方から圧力を負荷することにより、ペースト107はメッシュ孔101…から押し出されて凹部104に充填される。そして、スクリーン印刷版を除去すると、図10(b)のように、スクリーン印刷版106の凹部104の内面形状に対応した印刷図形108が形成されるものの、ペースト107はその粘性に起因して流動することから、図10(c)のM部に示すように、印刷図形108の側壁外周部分が外方に拡がってペーストが滲み出してしまい、このため印刷図形が変形し、所望の図形面積や塗布厚みを有する印刷図形が得られなくなるという問題点があった。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであって、厚膜の印刷図形を形成する場合であってもペーストの滲み出しを抑制して、所望の印刷図形を得ることができるスクリーン印刷版を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明に係るスクリーン印刷版は、多数の貫通孔が設けられたペースト通過領域を有する平面部を備えると共に、該平面部の一方の面側には前記ペースト通過領域よりも大きな開口を有するように側壁面が設けられ、該側壁面と前記ペースト通過領域とで凹部が形成されたスクリーン印刷版において、前記側壁面が、主側壁部と、該主側壁部の開放端に拡開状に形成された段付部とを有し、前記段付部の下面が被印刷物の表面に接触可能とされていることを特徴としている。
また、本発明のスクリーン印刷版は、前記平面部、前記主側壁部、及び前記段付部が、それぞれ金属膜で形成された積層構造とされていることを特徴としている。
また、本発明のスクリーン印刷版は、前記段付部が、前記開放端を先端として階段状に2つ以上設けられていることを特徴としている。
さらに、本発明のスクリーン印刷版は、前記段付部の段差高さが、前記主側壁部の高さよりも小さいことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のスクリーン印刷版。
また、本発明のスクリーン印刷版は、前記ペースト通過領域を通過するペーストが、積層型電子部品の内部電極形成用導電性ペーストであることを特徴としている。
また、本発明のスクリーン印刷版は、前記ペースト通過領域を通過するペーストは、粘度が5〜20Pa・sであることを特徴としている。
本発明のスクリーン印刷版によれば、ペースト通過領域よりも大きな開口を有するように側壁面が、主側壁部と、該主側壁部の開放端に拡開状に形成された段付部とを有し、前記段付部の下面が被印刷物の表面に接触可能とされているので、本スクリーン印刷版を使用して得られた印刷図形は、凹部の内面形状に略対応した段差を有するようになり、印刷図形側の段差にペーストの表面張力が集中して該ペーストの流動が抑制される。また凹部内の表面積が大きくなるため、ペースト充填時の圧力を分散することが可能となる。そしてこれによりペーストが外方に滲み出るのを抑制することができ、塗布厚みの厚い印刷図形を形成する場合であっても、所望形状の印刷図形を得ることができる。
また、前記平面部、前記主側壁部、及び前記段付部が、それぞれ金属膜で形成された積層構造とされているので、フォトリソグラフィ技術を使用したエレクトロフォーミング法(電鋳法)により、寸法精度の高い微細な印刷パターンを有するスクリーン印刷版を容易に製造することができる。
また、前記段付部が、前記開放端を先端として階段状に2つ以上設けることにより、ペーストの滲み出し抑制効果をより一層発揮することが可能となる。
さらに、ペーストの外方への滲み出しは、段付部の段差高さに依存することから、主側壁部に比べて十分に小さいのが好ましい。すなわち、前記段付部の段差高さを、前記主側壁部の高さよりも小さくすることにより、上述した所望の作用効果を容易に得ることができる。
また、前記ペースト通過領域を通過するペーストが、積層型電子部品の内部電極形成用導電性ペースト(粘度:5〜20Pa・s)であるので、上記スクリーン印刷版を積層型電子部品の製造に好適に使用することができる。
次に、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて詳説する。
図1は本発明に係るスクリーン印刷版の一実施の形態を示す要部断面図である。
スクリーン印刷版1は、多数の貫通孔2…が形成されたペースト通過領域3を有する平面部4を備えると共に、該平面部4の一方の面である裏面側にはペースト通過領域3よりも大きな開口を有するように側壁面5が設けられ、前記側壁面5とペースト通過領域3とで凹部6が形成されている。
また、側壁面5は、主側壁部7と、該主側壁部7の開放端に拡開状に形成された段付部8とを有し、段付部8の下面8aが被印刷物の表面に接触可能となるように構成されている。
段付部8の段差高さdは主側壁部7の高さDよりも小さく形成されている。すなわち、段差高さdが大きいと、ペーストの流れは従来と余り変わらなくなってペーストの滲み出しを効果的に抑制することが困難となる。つまり、ペーストの滲み出しは、段差高さdに依存することから、上述したように段付部8の段差高さdが主側壁部7の高さDよりも小さく形成されるのが望ましい。本実施の形態では、段付部8の段差高さdは、好ましくは1.0〜2.0μmに設定される。
平面部4、主側壁部7、及び段付部8は、いずれも金属膜で形成されており、これら金属膜が複数積層された積層構造とされている。
そして、上記スクリーン印刷版は、周知のフォトリソグラフィ技術を使用したエレクトロフォーミング法(電鋳法)により容易に製造することができる。
すなわち、金属板上にフォトレジストを塗布した後、所定パターンのメタルマスクを介して露光・現像し、レジストパターンを形成し、次いで、めっき浴を使用して電解めっきを行い、これによりフォトレジストの存在していない金属板上に平面部4となるべき第1の金属膜を形成する。次いで、この表面にフォトレジストを塗布した後、所定パターンのメタルマスクを介して露光・現像し、レジストパターンを形成し、次いで、めっき浴を使用して電解めっきを行い、これによりフォトレジストの存在していない第1の金属膜上に主側壁部7となるべき第2の金属膜を形成する。次いで、この表面にフォトレジストを塗布した後、所定パターンの原版を介して露光・現像し、レジストパターンを形成し、次いで、めっき浴を使用して電解めっきを行い、これによりフォトレジストの存在していない第2の金属膜上に段付部8となるべき第3の金属膜を形成する。そしてこの後、フォトレジストを溶解除去し、金属板と第1の金属膜とを剥離させ、これにより上記スクリーン印刷版が製造される。
図2は、上記スクリーン印刷版1を使用してスクリーン印刷を行う印刷工程を示している。
まず、スクリーン印刷版1を被印刷物10上に配し、スクリーン印刷版1の一端にペーストを載置し、スキージ(不図示)をスクリーン印刷版1上で往復運動させると共に、上方から圧力を負荷し、図2(a)に示すように、ペースト11を凹部6に充填する。
そして、スクリーン印刷版1を被印刷物10上から除去すると、図2(b)に示すように、凹部6の内面形状に略対応した段差12aを有する印刷図形12が得られる。
このようにして得られた印刷図形12には、段差12aが形成されているため、段差12aに印刷図形12となるペースト11の表面張力が集中して該ペースト11の流動が抑制され、また凹部6内の表面積が大きくなるため、ペースト充填時の圧力を分散することができる。そしてその結果、図2(c)に示すように、印刷図形12が変形するのが抑制され、ペースト11が外方に滲み出るのを効果的に抑制することができる。
このように本実施の形態によれば、ペースト通過領域3よりも大きな開口を有するように側壁面5が、主側壁部7と、該主側壁部7の開放端に拡開状に形成された段付部8とを有し、前記段付部8の下面8aが被印刷物の表面にするようにしてスクリーン印刷を施しているので、印刷図形12が段差12aを有することとなり、ペースト11の外方への滲み出しを防止することができる。したがって印刷図形の膜厚が厚い場合であっても、所望の図形面積を有し、かつ塗布厚みのバラツキを抑制することのできる印刷図形を得ることができる。
図3は本発明の第2の実施の形態を示す要部断面図であって、本第2の実施の形態では、段付部13が、第1の段付部14と第2の段付部15の2層構造からなり、主側壁部7の開放端に階段状に拡開して形成されている。この場合も第1の実施の形態と同様、第1及び第2の段付部14、15の段差高さd1、d2は主側壁部7の高さDよりも小さく、好ましくはそれぞれ1.0〜2.0μmに設定される。
また、製造方法についても、第1の実施の形態と同様、周知のフォトリソグラフィ技術を使用したエレクトロフォーミング法(電鋳法)により容易に製造することができる。
本第2の実施の形態においても、第1の実施の形態と同様、印刷図形が段差を有することとなるので、ペーストの外方への滲み出しを効果的に防止することができ、したがって印刷図形の膜厚が厚い場合であっても、所望の図形面積を有し、塗布厚みのバラツキを抑制することのできる印刷図形を得ることができる。
尚、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。上記実施の形態では、段付部を1段、及び2段のものについて説明したが、印刷図形の塗布厚みに応じて3段以上とするのも好ましい。また本発明のスクリーン印刷版は、用途的には特に限定されるものではないが、塗布厚みや図形面積に極めて厳格かつ高精度な基準が要求される積層セラミックコンデンサ等の積層型電子部品の内部電極形成用導電性ペースト(粘度:5〜20Pa・s)に好適したものとなり、上述した作用効果を十分に発揮することができる。
次に、本発明の実施例を具体的に説明する。
実施例1として、図4に示す正面形状を有するスクリーン印刷版を用意した。
この実施例1は、長手寸法xが555μm、幅寸法yが170μm、凹部高さzが26μmとなるように形成されている。また、凹部の開放端には段付部が形成されており、凹部高さzのうち、寸法b1が24μm、寸法b2が2μm、また、長手寸法xのうち、寸法a1が552μm、寸法a2が1.5μmに形成されている。
また、実施例2として、図5に示す正面形状を有するスクリーン印刷版を用意した。
この実施例2は、長手寸法x及び幅寸法yは実施例1と同一寸法であるが、段付部が2層構造に形成されており、凹部高さzのうち、寸法b1が22μm、寸法b2が2μm、長手寸法xのうち、寸法a1が549μm、寸法a2が1.5μmに形成されている。
また、比較例1、2として、図6に示す正面形状を有するスクリーン印刷版を用意した。
これら、比較例1、2は段付部が形成されておらず、比較例1は、長手寸法xが355μm、幅寸法yが170μm、凹部高さzが26μmの凹部を有しており、また、比較例2は、凹部高さzを13μmとした以外は比較例1と同様の形状を有している。
表1は実施例1、2及び比較例1、2のスクリーン印刷版の各部寸法を示している。
Figure 2007326277
次に、Pdを主成分とする粘度が12Pa・sの導電性ペーストを用意した。
そして、これら実施例1、2及び比較例1、2のスクリーン印刷版をセラミックグリーンシート(厚み:5μm)上に配してスクリーン印刷を施し、凹部に導電性ペーストを充填し、その後スクリーン印刷版をセラミックグリーンシート上から除去した。
図7は印刷図形を模式的に示した平面図であって、長手寸法x及び幅寸法yはスクリーン印刷版の内寸、すなわち設計寸法を示し、長手寸法x′及び幅寸法y′はスクリーン印刷後の実際の寸法を示している。
次に、図8に示すように、印刷図形をマトリックス状に25分割し、各測定領域における長手方向の滲み量Δx(=x′−x)、及び幅方向における滲み量Δy(=y′−y)を測長機で測定し、その平均値Δxave、Δyaveを算出した。尚、矢印Aは印刷方向を示している。
また、各測定領域における塗布厚さtを蛍光X線回折装置で測定し、その平均値taveを算出した。
さらに、各測定領域における印刷面積を、画像解析装置を用いて実測し、標準偏差と平均値との比、すなわち変動係数CV(CV値)を算出した。
表2はその測定結果を示している。
Figure 2007326277
この表2から明らかなように、比較例1は 長手方向の平均滲み量Δxaveが4.4μmであり、幅方向の平均滲み量Δyaveは24.4μmであり、いずれも大きく、印刷面積の変動係数CVも1.83%と大きいことが確認された。
また、比較例2は、長手方向の平均滲み量Δxaveが9.0μmであり、幅方向の平均滲み量Δyaveは11.0μmであり、平均塗布厚さtaveを0.50μmと薄くしても滲み量は多く、また印刷面積の変動係数CVも1.23%であり、1%を超えることが確認された。
これに対し、段付部が1段の実施例1は、平均塗布厚さtaveが0.68μmと比較例1よりも厚いにも拘らず、長手方向の平均滲み量Δxaveは1.4μmとなり、また幅方向の平均滲み量Δyaveも5.6μmとなり、滲み量を大幅に低減することができ、しかも、変動係数CVも0.91%と1%以下に抑制され、印刷精度のバラツキが抑制できることが分かった。
また、段付部が2段の実施例2も、平均塗布厚さtaveが0.67μmと比較例1よりも厚いにも拘らず、長手方向の平均滲み量Δxaveは0.6μmとなり、また幅方向の平均滲み量Δyaveも4.8μmとなり、滲み量を低減できることが分かった。また、変動係数CVも0.93%と1%以下に抑制され、印刷精度のバラツキを抑制できることも分かった。
本発明に係るスクリーン印刷版の一実施の形態(第1の実施の形態)を示す要部断面図である。 図1のスクリーン印刷版を使用してスクリーン印刷を行う場合の印刷工程を示す図である。 本発明に係るスクリーン印刷版の第2の実施の形態を示す要部断面図である。 実施例1で使用したスクリーン印刷版の形状を模式的に示す正面図である。 施例2で使用したスクリーン印刷版の形状を模式的に示す正面図である。 比較例1、2使用したスクリーン印刷版の形状を模式的に示す正面図である。 スクリーン印刷後の印刷パターンを模式的に示した平面図である。 滲み量、塗布厚さ、及び印刷面積の測定領域を示すマトリックス図である。 スクリーン印刷版の従来例を示す要部断面図である。 図9のスクリーン印刷版を使用してスクリーン印刷を行う場合の印刷工程を示す図である。
符号の説明
2 貫通孔
3 ペースト通過領域
4 平面部
5 側壁面
6 凹部
7 主側壁部
8 段付部
8a 下面
13 段付部
14 第1の段付部
15 第2の段付部
16 側壁面

Claims (6)

  1. 多数の貫通孔が形成されたペースト通過領域を有する平面部を備えると共に、該平面部の一方の面側には前記ペースト通過領域よりも大きな開口を有するように側壁面が設けられ、該側壁面と前記ペースト通過領域とで凹部が形成されたスクリーン印刷版において、
    前記側壁面が、主側壁部と、該主側壁部の開放端に拡開状に形成された段付部とを有し、前記段付部の下面が被印刷物の表面に接触可能とされていることを特徴とするスクリーン印刷版。
  2. 前記平面部、前記主側壁部、及び前記段付部が、それぞれ金属膜で形成された積層構造とされていることを特徴とする請求項1記載のスクリーン印刷版。
  3. 前記段付部は、前記開放端を先端として階段状に2つ以上設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のスクリーン印刷版。
  4. 前記段付部の段差高さは、前記主側壁部の高さよりも小さいことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のスクリーン印刷版。
  5. 前記ペースト通過領域を通過するペーストは、積層型電子部品の内部電極形成用導電性ペーストであることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のスクリーン印刷版。
  6. 前記ペースト通過領域を通過するペーストは、粘度が5〜20Pa・sであることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のスクリーン印刷版。
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