JP2007325026A - 撮像装置、その駆動方法およびその信号処理方法、電子情報機器 - Google Patents

撮像装置、その駆動方法およびその信号処理方法、電子情報機器 Download PDF

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Abstract

【課題】 ダイナミックレンジを広くして十分な諧調表現を可能とし、S/N比の劣化を防ぎ、さらに、高画素化されたときに発生し易い手ぶれを補正することができる。
【解決手段】 電子シャッタパルス102とメカシャッタ101で決定される露光期間が二つに分けられ、前半露光期間にフォトダイオード11に蓄積された信号電荷104Aが垂直CCD13に読み出され、後半露光期間が終了した後に転送されて固体撮像素子10から出力撮像信号105Aとして出力される。後半露光期間にフォトダイオード11に蓄積された信号電荷104Bは、前半露光期間に対応する信号電荷105Aが固体撮像素子10から出力撮像信号105Aとして出力された後、垂直CCD13に読み出されて電荷00.転送され、固体撮像素子10から出力撮像信号105Bとして出力される。このような2枚分の画像データを、CDSなど信号処理を経てAD変換された後に1枚の画像に合成する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電荷結合素子(CCD)が用いられ、例えばデジタルスチルカメラなどのデジタルカメラ、画像入力カメラおよび監視カメラなどの撮像装置、その駆動方法およびその信号処理方法、この撮像装置を、画像入力デバイスとして撮像部に用いたスキャナ、ファクシミリおよびカメラ付き携帯電話装置などの電子情報機器に関する。
この種のCCDを用いた従来の撮像装置は、メカニカルシャッタのように露光時間を制御する露光時間制御手段を有する静止画用カメラシステムなどに用いられている。このような従来の撮像装置では、各画素に対応する各フォトダイオードなどの光電変換素子によりそれぞれ生成された信号電荷がCCDからなる電荷転送部に読み出されて電荷検出部まで順次電荷転送されるようになっている。
図4は、一般的な転送方式がインターライン転送方式で読み出し方式が全画素読み出し方式の従来のCCD固体撮像素子の要部構成例を模式的に示す平面図である。
図4において、従来の固体撮像素子40は、フォトダイオード41が2次元(またはマトリクス状に)に配列され、各フォトダイオード41から電荷読み出しゲート42を介して垂直電荷転送部の垂直CCD43にそれぞれ接続されている。垂直CCD43は、列方向の各フォトダイオード41に隣接かつ沿って垂直方向に複数本配置されている。これによって撮像領域が構成されている。各垂直CDD43の下端部側には水平電荷転送部である水平CCD44が接続されおり、その一方端に電荷検出部45が設けられており、電荷検出部45から出力撮像信号が出力される。
上記構成により、まず、画素毎の各フォトダイオード41では、入射光(被写体光)がそれぞれ光電変換されて信号電荷として蓄積される。
次に、垂直CCD43では、各フォトダイオード41からの信号電荷が電荷読み出しゲート42を介して読み出され、読み出された各信号電荷は、1水平走査期間に1走査線分(1ライン分)が水平CCD44にそれぞれ垂直電荷転送される。
さらに、水平CCD44において、各垂直CCD43から転送された1ライン分の各信号電荷は、1水平走査期間に1ライン分が水平転送され、電荷検出部45により電荷電圧変換が行われて1ライン分の各画素に対応する出力撮像信号として出力されることになる。
図5は、図4の従来のCCD固体撮像素子における露光制御および駆動方法を説明するためのタイミングチャートである。なお、図5には、メカシャッタの開閉、電子シャッタパルス、垂直CCDによる転送動作を制御するための垂直転送パルス、フォトダイオードに蓄積される電荷量および固体撮像素子からの出力撮像信号が示されている。
図5において、各フォトダイオード41では、メカシャッタ201が開いた時点から、フォトダイオード41の蓄積電荷量である信号電荷204の蓄積が開始され、電子シャッタパルス202により信号電荷204が基板側に掃き出される(リセットされる)ため、電子シャッタパルス202により露光開始タイミングが決定される。露光終了タイミングは、メカシャッタ201が閉じるタイミングにより決定される。よって、全露光期間は、電子シャッタパルス202の最終パルスとメカシャッタ201が閉じるタイミングにより決定される。
メカシャッタ201が閉じた後、垂直転送パルス203による垂直CCD43の高速掃き出し動作により、垂直CCD43上の不要な電荷が水平CCD44を経由して固体撮像素子40から排出される。
その後、露光によりフォトダイオード41に蓄積された信号電荷204が電荷読み出しパルスにより垂直CCD43にそれぞれ読み出され、垂直CCD43上で逐次電荷転送されて、水平CCD44を経由して電荷検出部45に至り、電荷検出部45によって電荷電圧変換されて固体撮像素子40から出力撮像信号205として出力される。
このように構成されたCCD固体撮像素子40において、そのダイナミックレンジは、フォトダイオード41、垂直CCD43および水平CCD44の取り扱い電荷量によって決定される。例えば、垂直CCD43および水平CCD44において、取り扱い電荷量を超えた信号電荷がフォトダイオード41から読み出されてきた場合、正常に電荷転送することができないため、固体撮像素子40から正常な撮像信号(画像信号)を出力することができない。このため、フォトダイオード41にはオーバーフロードレイン構造が設けられており、フォトダイオード41に蓄積される電荷量が垂直CCD43の取り扱い電荷量に応じて制御されるようになっている。
固体撮像素子40のダイナミックレンジを拡大させるために、例えば特許文献1に開示されている固体撮像装置では、フォトダイオードに蓄積された一枚の映像画面についての信号電荷が複数回に分けて垂直レジスタ(垂直CCD)に読み出されて、その複数回分の信号電荷に基づく信号電圧が信号処理系で合成されるようになっている。
このように、フォトダイオードから信号電荷を複数回に分けて取り出すためには、フォトダイオードが露光された後、信号電荷が読み出される際に、最初の読み出しパルスの電位が通常読み出し時よりも低く設定されており、垂直CCDが溢れない程度にフォトダイオードに蓄積された信号電荷の一部が読み出されている。これにより、垂直CCDの取り扱い電荷量で決定される固体撮像装置のダイナミックレンジを拡大することができるものとされている。これを図6を用いて説明する。
図6は、特許文献1に開示されている従来のCCD固体撮像素子における露光制御および駆動方法を説明するためのタイミングチャートである。なお、図6には、メカシャッタの開閉、電子シャッタパルス、垂直CCDによる電荷転送動作を制御するための垂直転送パルス、フォトダイオードに蓄積される電荷量(信号電荷)および固体撮像素子からの出力撮像信号が示されている。
図5の場合と同様に、図6において、フォトダイオードでは、メカシャッタ301が開いた時点から信号電荷304の蓄積が開始され、電子シャッタパルス302により信号電荷304が基板側に掃き出される(リセットされる)ため、電子シャッタパルス302により露光開始タイミングが決定される。露光終了タイミングは、メカシャッタ301が閉じるタイミングにより決定される。よって、全露光期間は、電子シャッタパルス302の最終パルスとメカシャッタ301が閉じるタイミングにより決定される。
メカシャッタ301が閉じた後、垂直転送パルス303による垂直CCDの高速掃き出し動作により、垂直CCD上の不要な信号電荷が水平CCDを経由して固体撮像素子から出力撮像信号として排出される。
その後、露光によりフォトダイオードに蓄積された信号電荷304が垂直CCDに読み出され、垂直CCD上で逐次電荷転送されている。図6では、フォトダイオードが露光された後、信号電荷が読み出される際に、まず、電位(Hレベル)が低い読み出しパルス303Aにより、垂直CCDが溢れない程度にフォトダイオードに蓄積された信号電荷の一部304Aが垂直CCD側に読み出され、垂直CCD上で逐次電荷転送され、水平CCDを経由して電荷検出部で電荷電圧変換されて、固体撮像素子から出力撮像信号305Aとして出力される。さらに、直転送パルス303による垂直CCDの高速掃き出し動作により、垂直CCD上の不要な信号電荷が掃き出された後、電位(Hレベル)が高い読み出しパルス303Bにより、フォトダイオードに蓄積された残りの信号電荷304Bが垂直CCDに読み出され、垂直CCD上で逐次電荷転送され、水平CCDを経由して電荷検出部で電荷電圧変換され、固体撮像素子から出力撮像信号305Bとして出力される。この複数回分の信号電圧は信号処理系で合成されて、固体撮像装置のダイナミックレンジが拡大される。
また、特許文献2に開示されている他の従来の固体撮像装置では、水平方向に連続する4画素列が1組とされて、第1の蓄積期間経過時に2つの画素列から信号電荷が読み出されて垂直CCDにより加算され、それに続く第2の蓄積期間経過時に残りの2つの画素列から信号電荷が読み出されて垂直CCDにより加算されている。さらに、第3の蓄積期間経過時に第2の蓄積期間と同じ画素列から信号電荷が読み出されて垂直CCDにより加算され、それに続く第4の蓄積期間経過時に第1の蓄積期間と同じ画素列から信号電荷が読み出されて垂直CCDにより加算されている。第2および第4の蓄積期間経過時に読み出されて加算された各画素列の信号出力のそれぞれに、第1および第3の蓄積期間経過時に読み出されて加算された各画素列の信号出力のそれぞれが加算されている。このようにして、水平方向に隣接する画素列の信号を加算することによって、固体撮像装置のダイナミックレンジを拡大することができる。
さらに、特許文献3に開示されている他の従来の固体撮像装置では、蓄積時間が異なる2つの画像情報を得るために、電子シャッタまたはメカニカルシャッタにより前半露光期間の開始が決定され、前半露光期間の読み出し動作により前半露光期間の終了と後半露光期間の開始が決定され、メカニカルシャッタにより後半露光期間の終了が決定されている。前半露光期間の信号電荷が転送されて電荷転送部が空になるまで後半露光期間の信号電荷をフォトダイオードに蓄積保持するように制御している。
特開平5−260391号公報 特開平9−191432号公報 特開平11−234572号公報
しかしながら、上記従来の固体撮像装置には、以下のような問題がある。
従来の固体撮像素子は、銀塩フィルムを用いた撮像素子に比べて、ダイナミックレンジが低く、デジタルスチルカメラ用に使用した場合、「白飛び」が発生しやすく、露光条件を設定することが容易ではないという傾向がある。「白飛び」が発生しないように露光量を絞ると、暗部にノイズが多くなり、十分な諧調表現をすることができなくなる。
また、デジタルスチルカメラにおいて、感度設定は信号処理におけるゲイン設定で行われているが、感度を高くするためにゲインを高くすると、S(信号)/N(ノイズ)比が劣化する。このS/N比の劣化は、特に、CCD型の固体撮像素子の電荷検出部において発生するノイズが主な原因である。
このCCD型の固体撮像素子の高画素化に伴って、これらの問題が顕著に現れる傾向が強くなってきていると同時に、高画素化に伴う感度低下によって、露光時間を長くして良好な画像を得るために、シャッター速度を遅くして撮影する必要があり、この場合には手ぶれを起こしやすくなる。
特許文献1に開示されている従来の固体撮像装置では、ダイナミックレンジを広げることは可能であるが、フォトダイオードから複数回に分けて信号電荷を読み出すために、読み出しパルスを段階的に上昇させる必要がある。このためには、駆動回路(ドライバ)の電源電圧が段階的に変えなければならず、その分だけ電源回路の設計が複雑になるという問題がある。
また、特許文献1に開示されている従来の固体撮像装置では、垂直CCDの取り扱い電荷量に対してフォトダイオードの取り扱い電荷量は十分大きいとされているが、マイクロレンズなどの技術により、近年は、フォトダイオードと垂直CCDで取り扱い電荷量の差が小さくなってきている。同じ感度で取り扱い電荷量を増やすと、露光時間が延びて手ぶれしやすくなるが、特許文献1に開示されている従来の固体撮像装置では、フォトダイオードに蓄積された信号電荷が複数回に分けられてそれぞれ取り出されることから、手ぶれ補正を行うことができない。
さらに、特許文献2,3では、露光期間(電荷蓄積期間)の長さを変化させており、例えば長い露光期間による信号電荷で感度を高くし、短い露光期間の信号電荷で飽和領域の光量の情報を得るものであり、詳細に後述する本発明とは全く異なる技術である。
本発明は、上記従来の問題を解決するもので、CCDを用いた固体撮像装置において、ダイナミックレンジを広くして十分な諧調表現を可能とし、S/N比の劣化を防ぎ、さらに、高画素化されたときに発生し易い手ぶれを補正することができる撮像装置、その駆動方法およびその信号処理方法、この撮像装置を撮像部に用いた電子情報機器を提供することを目的とする。
本発明の撮像装置は、入射光を所定の露光期間で光電変換して信号電荷として蓄積する複数の光電変換素子と、該光電変換素子から信号電荷を読み出して一方向に電荷転送する複数の一方向電荷転送部とを有する固体撮像素子が設けられた撮像装置において、該露光期間を前半と後半との二つに分けて露光するように該固体撮像素子を駆動制御する駆動制御手段が設けられたものであり、そのことにより上記目的が達成される。
本発明の撮像装置は、入射光を所定の露光期間で光電変換して信号電荷として蓄積する複数の光電変換素子と、該光電変換素子から信号電荷を読み出して一方向に電荷転送する複数の一方向電荷転送部とを有する固体撮像素子と、
該複数の光電変換素子が設けられた受光面への入射光を遮光可能とする露光期間制御手段とを備えた撮像装置において、
該露光期間を前半と後半との二つに分けて、該露光期間制御手段が開いて該固体撮像素子の受光面に光が入射された状態で、前半露光期間に該光電変換素子に蓄積された信号電荷を該一方向電荷転送部に読み出した後、後半露光期間が終了した時点で該露光期間制御手段を閉じて該固体撮像素子の受光面への入射光を遮光させ、前半露光期間に該光電変換素子に蓄積されて該一方向電荷転送部に読み出された信号電荷を電荷転送して該固体撮像素子から撮像信号として出力させた後、該後半露光期間に該光電変換素子に蓄積された信号電荷を該一方向電荷転送部に読み出して電荷転送し、該固体撮像素子から撮像信号として出力させるように該固体撮像素子および該露光期間制御手段を駆動制御する駆動制御手段が設けられたものであり、そのことにより上記目的が達成される。
また、好ましくは、本発明の撮像装置における露光期間制御手段はメカニカルシャッタであり、該メカニカルシャッタの開口時に電子シャッタにより前記前半露光期間の開始を決定し、該前半露光期間に対応する信号電荷の読み出し動作により該前半露光期間の終了と前記後半露光期間の開始とを決定し、該メカニカルシャッタにより該後半露光期間の終了を決定する。
さらに、好ましくは、本発明の撮像装置において、前記前半露光期間に前記光電変換素子に蓄積されて前記固体撮像素子から出力された撮像信号と、前記後半露光期間に該光電変換素子に蓄積されて該固体撮像素子から出力された撮像信号とに対するアナログ/デジタル変換後のデジタル信号処理により1枚の画像データに合成する信号合成処理手段を更に有する。
さらに、好ましくは、本発明の撮像装置における信号合成処理手段は、前記前半露光期間に対応する画像の高周波成分と前記後半露光期間に対応する画像の高周波成分とをそれぞれの画像の輪郭データとして抽出して両者のずれ量を検出し、該ずれ量だけ該前半露光期間に対応する画像と該後半露光期間に対応する画像をずらして合成する。
さらに、好ましくは、本発明の撮像装置における信号合成処理手段は、前記前半露光期間に対応する画像データと前記後半露光期間に対応する画像データとのうちの一方を選択して第1メモリに出力し、他方を選択して第2メモリに出力するマルチプレクサと、
該一方の画像データの高周波成分と該他方の画像データの高周波成分とがそれぞれの画像データの輪郭データとして抽出され、該抽出されれた輪郭データを基に、2枚の画像データのずれ量を検出してX方向およびY方向の手ぶれ量を検出する輪郭検出回路と、検出された手ぶれ量だけ2枚の画像データを互いにずらした状態で1枚の画像データに合成する画像合成回路とを有する。
さらに、好ましくは、本発明の撮像装置における駆動制御手段は、前記前半露光期間が開始される前に、前記一方向電荷転送部を高速で電荷転送動作させて、該一方向電荷転送部にある不要な電荷を高速で掃き出させるための一方向電荷転送信号を該一方向電荷転送部に出力する。
さらに、好ましくは、本発明の撮像装置における駆動制御手段は、前記前半露光期間および前記後半露光期間に前記一方向電荷転送部の電荷転送動作を停止制御させるように該一方向電荷転送部を駆動制御する。
さらに、好ましくは、本発明の撮像装置において、前記光電変換素子上および該光電変換素子に対応する一方向電荷転送部上に、同色のカラーフィルタが形成されている。
さらに、好ましくは、本発明の撮像装置において、前記複数の一方向電荷転送部からの信号電荷を他方向に電荷転送する他方向電荷転送部と、該他方向電荷転送部からの信号電荷が電荷電圧変換されて撮像信号を出力する電荷検出部とを更に有する。
さらに、好ましくは、本発明の撮像装置において、前記前半露光期間および前記後半露光期間は同一の露光期間である。
本発明の撮像装置の駆動方法は、入射光を所定の露光期間で光電変換して信号電荷として蓄積する複数の光電変換素子と、該光電変換素子から信号電荷を読み出して一方向に電荷転送する複数の一方向電荷転送部とを有する固体撮像素子が設けられた撮像装置の駆動方法において、該露光期間を前半と後半との二つに分けて露光するように該固体撮像素子を駆動するものであり、そのことにより上記目的が達成される。
本発明の撮像装置の駆動方法は、入射光を所定の露光期間で光電変換して信号電荷として蓄積する複数の光電変換素子と、該光電変換素子から信号電荷を読み出して一方向に電荷転送する複数の一方向電荷転送部とを有する固体撮像素子と、
該複数の光電変換素子が設けられた受光面への入射光を遮光可能とする露光期間制御手段とを備えた撮像装置の駆動方法において、
該露光期間を前半と後半との二つに分けて、該露光期間制御手段が開いて該固体撮像素子の受光面に光が入射された状態で、前半露光期間に該光電変換素子に蓄積された信号電荷を該一方向電荷転送部に読み出した後、後半露光期間が終了した時点で該露光期間制御手段を閉じて該固体撮像素子の受光面への入射光を遮光させ、前半露光期間に該光電変換素子に蓄積されて該一方向電荷転送部に読み出された信号電荷を電荷転送して該固体撮像素子から撮像信号として出力させた後、該後半露光期間に該光電変換素子に蓄積された信号電荷を該一方向電荷転送部に読み出して電荷転送し、該固体撮像素子から撮像信号として出力させるように該固体撮像素子および該露光期間制御手段を駆動するものであり、そのことにより上記目的が達成される。
また、好ましくは、本発明の撮像装置の駆動方法において、前記前半露光期間が開始される前に、前記一方向電荷転送部を高速で転送動作させて、該一方向電荷転送部にある不要な電荷を高速で掃き出させるように前記固体撮像素子を駆動する。
さらに、好ましくは、本発明の撮像装置の駆動方法において、前記前半露光期間および前記後半露光期間に前記一方向電荷転送部の電荷転送動作を停止制御させるように該一方向電荷転送部を制御する。
本発明の撮像装置の信号処理方法は、本発明の上記撮像装置の固体撮像素子からの出力撮像信号を信号処理する撮像装置の信号処理方法であって、前記前半露光期間に前記光電変換素子に蓄積されて該固体撮像素子から出力された撮像信号と、前記後半露光期間に該光電変換素子に蓄積されて該固体撮像素子から出力された撮像信号とに対して各種信号処理を行い、該各種信号処理後の信号をアナログ/デジタル変換した後にデジタル信号処理により1枚の画像データを合成するものであり、そのことにより上記目的が達成される。
また、好ましくは、本発明の撮像装置の信号処理方法において、前記前半露光期間に対応する画像データの高周波成分と前記後半露光期間に対応する画像データの高周波成分とをそれぞれの画像データの輪郭データとして抽出して両者のずれ量を検出し、該ずれ量だけ該前半露光期間に対応する画像データと該後半露光期間に対応する画像データとをずらして合成することにより手ぶれ補正処理を行う。
本発明の電子情報機器は、本発明の上記撮像装置を撮像部に用いたものであり、そのことにより上記目的が達成される。
上記構成により、以下に、本発明の作用について説明する。
本発明にあっては、露光期間が二つに分けられており、前半露光期間にフォトダイオードなどの光電変換素子に蓄積された信号電荷が垂直CCDからなる一方向電荷転送部としての垂直電荷転送部に読み出されて垂直電荷転送部に保持され、後半露光期間が終了した後、後半露光期間に光電変換素子に蓄積された信号電荷とは別々に固体撮像素子から出力される。後半露光期間に光電変換素子に蓄積された信号電荷は、前半露光期間に蓄積されて垂直電荷転送部に読み出された信号電荷が固体撮像素子から出力された後に、垂直電荷転送部に読み出されて電荷転送され、固体撮像素子から出力される。
固体撮像素子から出力された撮像信号は、例えばCDS回路やPGA回路などによる各種アナログ信号処理を経てアナログ/デジタル(AD)変換され、前半露光期間に光電変換素子に蓄積された信号電荷に対応するデジタル信号と、後半露光期間に光電変換素子に蓄積された信号電荷に対応するデジタル信号の2枚分の画像データが生成される。デジタル化された2枚分の画像データが信号処理回路によって1枚の画像に合成されることによって、ダイナミックレンジが拡大される。
その際に、2枚の画像データの高周波成分をそれぞれの画像の輪郭データとして抽出し、両者を比較することにより画像のぶれを検出し、そのぶれ量だけずらして加算することにより、手ぶれ補正を行うことができる。
さらに、前半露光期間が開始される前に、垂直転送部を高速で転送動作させることにより、垂直転送部に存在する不要な電荷を高速で掃き出させることができる。
さらに、後半露光期間に垂直転送部の転送動作を停止させることにより、スミアによる縦すじ状のノイズを防ぐことができる。
さらに、垂直転送部上にも、信号電荷が読み出されるフォトダイオードと同色のカラーフィルターを形成することが好ましい。これは、メカシャッタ停止期間に発生するスミアについても信号電荷として扱われるため、同じカラーフィルタを通った光がスミアとされる方がよいからである。
以上により、本発明によれば、露露光期間を二つに分けて、2回に分けて固体撮像素子から信号電荷を出力させて、垂直CCDによって通常駆動時の2倍の電荷を取り扱うことができるため、2倍のダイナミックレンジに広げることができて、「白飛び」が発生しにくくなる。
また、駆動方法を変更するだけで良く、特許文献1に開示されている従来の固体撮像装置のように読み出しパルスのレベルを変化させる必要がないため、多値の電源回路も不要である。
さらに、A/D変換後に2枚分の画像データを合成することによって、CCD撮像素子のランダムノイズ成分、およびCDS回路、PGA回路、ADCなどで発生するランダムノイズ成分を1/√2として、低ノイズでダイナミックレンジが広い画像を得ることができる。これによって、高感度撮影時に、特に、低諧調域における画像のざらつきを改善することができる。
さらに、露光期間を2回に分けているため、合成時に2枚の画像のぶれ量をシフトさせることによって、シャッター速度1/2相当の手ぶれ補正を行って、手ぶれによるぶれ量が少ない画像を得ることができる。
さらに、メカシャッタが開いている期間に垂直CCDの電荷転送を停止させることによって、スミアは発生するものの、縦スジ状のノイズが発生することはない。
以下に、本発明のデジタルスチルカメラなどの撮像装置、その駆動方法およびその信号処理方法の各実施形態をデータ転送方式がインターライン転送方式でデータ読み出し方式が全画素読み出し方式の固体撮像素子を用いた撮像装置に適用した場合について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明の撮像装置、その駆動方法およびその信号処理方法の各実施形態はデータ転送方式がインターライン転送方式でデータ読み出し方式がフィールド読み出し方式またはフレーム読み出し方式の固体撮像素子を用いた撮像装置にも適用可能である。これらの場合に、このインターライン転送方式の他に(インターライン転送方式の代わりに)、フレームインターライントランスファ転送方式にも本発明の撮像装置を適用することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る撮像装置の要部構成例を示すブロック図である。
図1において、本実施形態の撮像装置1は、転送方式がインターライン転送方式で読み出し方式が全画素読み出し方式のCCD固体撮像素子10と、この固体撮像素子10の駆動を制御する駆動制御手段としてのタイミングパルス発生回路20と、この固体撮像素子10から出力された出力撮像信号をアナログ信号処理するアナログ信号処理手段としてのアナログ信号処理回路30と、アナログ信号処理回路30からの出力信号をデジタル信号処理するデジタル信号処理手段としてのデジタル信号処理回路34とを有しており、デジタル信号処理回路34からの表示信号は、図示しない表示部の液晶表示画面上に表示されると共に、必要に応じて内部記憶素子(図示せず)やICメモリなどの記憶媒体(図示せず)にデータ圧縮処理後に記憶し、この内部記憶素子や記憶媒体に記憶された画像データを必要に応じてデータ伸長処理して液晶表示画面上に表示可能とする。
固体撮像素子10は、画素毎にそれぞれ光電変換する各光電変換素子としての複数のフォトダイオード11が2次元状(またはマトリクス状)に配列され、一方向電荷転送部としての垂直転送部である複数本の垂直CCD13が各フォトダイオード11に隣接して垂直方向に配置され、電荷読み出しゲート12を介してフォトダイオード11と垂直CCD13とが接続されている。これによって受光領域が構成されている。垂直CDD13の下端側には、他方向電荷転送部としての水平電荷転送部の水平転送CCD14が接続されており、その一方端部には電荷検出部15が設けられている。
フォトダイオード11では、入射光が光電変換されて信号電荷として蓄積される。
垂直CCD13では、フォトダイオード11からの信号電荷が電荷読み出しゲート12を介して読み出され、この読み出された信号電荷は、1水平走査期間に1走査線分(1ライン分)が水平CCD14側に垂直方向に電荷転送される。
水平CCD14では、複数本の垂直CCD13からそれぞれ電荷転送された各信号電荷は、1水平走査期間に1走査線分(1ライン分)が水平方向に電荷転送されて、電荷検出部15により電荷電圧変換が行われて出力撮像信号として出力される。
タイミングパルス発生回路20には、タイミングジェネレータ(TG)21および垂直ドライバ22が設けられている。
TF21では、垂直ドライバ22への制御信号および、水平CCD14の電荷転送動作を制御するための水平転送パルスが生成されて固体撮像素子10に供給されている。
垂直ドライバ22では、TG21からの制御信号を受けて、垂直CCD13の転送動作を制御するための垂直転送パルスおよび、フォトダイオード11から基板側に電荷を掃き出させるための電子シャッタパルスが生成されて固体撮像素子10にそれぞれ供給されている。
アナログ信号信号処理回路30は、CDS回路31、PGA回路32、ADC(ADコンバータ)回路33を有している。
CDS回路31は、固体撮像素子10から出力された撮像信号(アナログ信号)のリセット雑音などが除去される。
PGA回路32では、CDS回路31からの出力信号のゲインが調整される。
ADC回路33は、PGA回路32からのアナログ信号がデジタル信号に変換される。
デジタル信号処理手段34は、アナログ信号信号処理回路30からのデジタル信号化された2枚の画像データに対して、前半露光期間に対応する画像データと後半露光期間に対応する画像データとの間のずれ量が検出され、このずれ量に合わせて2枚の画像データが互いにずらされて1枚の画像データに合成される。また、デジタル信号処理手段34は、この合成画像データに対して、色変換やガンマ補正などの各種デジタル信号処理が行われて表示信号として出力され、垂直同期号や水平同期信号などの制御信号としての同期信号が発生させてタイミングパルス発生回路20に供給され、さらに、露光制御信号や焦点制御信号などが生成されて、図示しない光学系制御部に対して制御信号が供給されるようになっている。
図1には示していないが、固体撮像素子10の受光面へ入射される光を遮光するために、露光期間制御手段としてメカシャッタ(図示せず)が設けられている。また、フォトダイオード11にはカラーフィルタが設けられ、垂直CCD13上にも、混色にならないために、信号電荷が読み出されるフォトダイオード11と同色のカラーフィルタが形成されている。これは、後述するメカシャッタ停止期間に発生するスミアについても信号電荷として扱われる場合にも、同色のカラーフィルタを通った光によりスミアとされる必要があるためである。
このメカニカルシャッタの開口時に電子シャッタにより前半露光期間の開始を決定し、前半露光期間に対応する信号電荷の読み出し動作により前半露光期間の終了と後半露光期間の開始とを決定し、メカニカルシャッタにより後半露光期間の終了を決定している。
図2は、図1の固体撮像素子10における露光制御およびその駆動方法を説明するためのタイミングチャートである。なお、図2には、メカシャッタ101の開閉、電子シャッタパルス102、垂直CCDによる転送動作を制御するための垂直転送パルス103、フォトダイオード11に蓄積される電荷量(信号電荷)104および、固体撮像素子10からの出力撮像信号105が示されている。
図2において、撮像装置1のカメラシャッタが押されると、メカシャッタ101が開く前に、垂直転送パルス103による垂直CCDの高速掃き出し動作により、垂直CCD上の不要な電荷は水平CCDを経由して固体撮像素子から排出される。
フォトダイオード11は、メカシャッタ101が開いた時点から信号電荷104の蓄積が開始され、電子シャッタパルス102毎に信号電荷104が基板側に掃き出されるため、電子シャッタパルス102の最終パルスによって露光開始タイミングが決定される。露光終了タイミングは、メカシャッタ101が閉じるタイミングにより決定される。
これによって、全露光期間は、電子シャッタパルス102の最終パルスと、メカシャッタ101が閉じるタイミングにより決定される。全露光期間の1/2の時間(前半露光期間)が経過した後、電荷読み出しパルス103Aにより、前半露光期間にフォトダイオード11に蓄積された信号電荷104Aが垂直CCDに読み出される。メカシャッタ101が開いて以降は、縦スジ状のスミアを防止するために垂直転送動作が停止されており、垂直CCDに読み出された信号電荷は電荷転送されずにそこで保持されている。
垂直CCDへ信号電荷が読み出された後に、フォトダイオード11は一旦空になるが、メカシャッタ101が閉じられるまで(後半露光期間)は、さらに光電変換が行われて信号電荷104が蓄積され続ける。
後半露光期間が終了してメカシャッタ101が閉じた後、垂直転送パルス103により、垂直CCD上に保持されている前半露光期間に対応する信号電荷が逐次転送される。このように、垂直CCDを転送された信号電荷は、水平CCDを経由して電荷検出部で電荷電圧変換され、固体撮像素子10から出力撮像信号105Aとして出力される。
このようにして、垂直CCD上の信号電荷が全て転送された後、電荷読み出しパルス103Bにより、後半露光期間にフォトダイオード11に再蓄積された信号電荷104Bが垂直CCDに読み出され、垂直転送パルス103により垂直CCDにて電荷転送され、水平CCDを経由して電荷検出部で電荷電圧変換されて、固体撮像素子から出力撮像信号105Bとして出力される。
固体撮像素子10から出力された前半露光期間に対応する出力撮像信号105Aおよび105Bは、図1に示すCDS回路31によりリセット雑音が除去された後に、PGA回路32によりゲインがかけられ、ADC(ADコンバータ)33によりデジタル信号化されて、出力撮像信号105Aおよび105Bに対応する2枚の画像データがそれぞれ生成される。
デジタル化された2枚の画像データは、デジタル信号処理回路34により1枚の画像データに合成される。これについて図3を用いて詳細に説明する。
図3は、図1の信号処理回路34の構成例を示す図である。
図3において、信号処理回路34は、マルチプレクサ341と、メモリ342および343と、輪郭検出回路344と、画像合成回路345と、信号処理部346とを有している。これらのマルチプレクサ341、メモリ342および343、輪郭検出回路344および画像合成回路345により信号合成処理手段が構成されている。この信号合成処理手段は、前半露光期間にフォトダイオード11に蓄積されて固体撮像素子10から出力された撮像信号と、後半露光期間にフォトダイオード11に蓄積されて固体撮像素子10から出力された撮像信号とに対するアナログ/デジタル変換後のデジタル信号処理により1枚の画像データに合成する。信号合成処理手段は、前半露光期間に対応する画像の高周波成分と後半露光期間に対応する画像の高周波成分とをそれぞれの画像の輪郭データとして抽出して両者のずれ量を検出し、このずれ量だけ前半露光期間に対応する画像データと後半露光期間に対応する画像データをずらして合成する。
マルチプレクサ341は、デジタル信号化された2枚の画像データを選択して出力する。
メモリ342および343は、マルチプレクサ341により選択された2枚の画像データをそれぞれ一旦記憶する。
輪郭検出回路344は、メモリ342および343からの2枚の画像データにおいて、前半露光期間に対応する画像データの高周波成分(変化している絵柄部分)と、後半露光期間に対応する画像データの高周波成分(変化している絵柄部分)とがそれぞれの画像データの輪郭データとして抽出され、この抽出されれた輪郭データを基に、2枚の画像データのずれ量が検出されてX方向およびY方向の手ぶれ量が検出される。即ち、変化している絵柄部分が一致するようにまたは互いに重なるように(絵柄部分の差し引きが「0」になるように)手ぶれ量が検出される。
画像合成回路345は、検出された手ぶれ量に合わせて(輪郭の絵柄部分が位置するように)2枚の画像データが互いにずらされた状態で1枚の画像に合成される。
信号処理部346は、画像合成回路345からの出力合成デジタル信号に対して、色変換やガンマ補正などの各種デジタル信号処理が行われ、垂直同期号や水平同期信号などの制御信号としての同期信号が発生させてタイミングパルス発生回路20に供給され、さらに、露光制御部や焦点制御部などの各種制御が行われ、図示しない光学系制御部に対してこの各種制御信号が供給されている。
上記構成により、まず、露光期間が前半と後半の二つに分けられており、前半露光期間にフォトダイオード11に蓄積された信号電荷を垂直CCD13に読み出して垂直電荷転送部に保持させ、後半露光期間が終了した後、後半露光期間に対応する信号電荷とは別々に水平CCD14を介して固体撮像素子10から撮像信号として出力する。後半露光期間にフォトダイオード11に蓄積された信号電荷は、前半露光期間に蓄積されて垂直CCD13に読み出された信号電荷が水平CCD14を介して固体撮像素子10から出力された後に、垂直CCD13に読み出されて電荷転送して、水平CCD14を介して固体撮像素子10から撮像信号として出力する。
次に、固体撮像素子10からの出力撮像信号は、CDS回路31およびPGA回路32の各種アナログ信号処理を経てADC回路33にてアナログ/デジタル(AD)変換し、前半露光期間に対応するデジタル信号と、後半露光期間に対応するデジタル信号との2枚分の画像データを生成する。
その後、デジタル信号化された2枚の画像データは、図3に示すように、マルチプレクサ341により選択されて、一旦メモリ342および343にそれぞれ格納される。
さらに、輪郭検出回路344によって前半露光期間に対応する画像データの高周波成分と後半露光期間に対応する画像データの高周波成分とがそれぞれの画像の輪郭データとして抽出される。さらに、輪郭検出回路344では、この輪郭データを基に、2枚の画像データのずれ量を検出してX方向およびY方向の手ぶれ量を検出する。
このようにして、検出された手ぶれ量に合わせて2枚の画像データが互いにずらされて画像合成回路345により1枚の画像に合成する。この画像合成の際に、電荷検出部15で発生されるノイズ、あるいはCDS回路31、PGA回路32、ADC回路33などで発生されるランダムノイズに関しては平均化されるため、1/√2となっている。合成された画像データを、信号処理回路346によって、従来から行われている各種信号処理が行われて表示信号として出力する。
以上のように、本実施形態によれば、電子シャッタパルス102とメカシャッタ101で決定される露光期間が二つに分けられ、前半露光期間にフォトダイオード11に蓄積された信号電荷104Aが垂直CCD13に読み出され、後半露光期間が終了した後に転送されて固体撮像素子10から出力撮像信号105Aとして出力される。後半露光期間にフォトダイオード11に蓄積された信号電荷104Bは、前半露光期間に対応する信号電荷105Aが固体撮像素子10から出力撮像信号105Aとして出力された後、垂直CCD13に読み出されて電荷転送され、固体撮像素子10から出力撮像信号105Bとして出力される。このような2枚分の画像データは、CDSやPGAなど信号処理を経てAD変換された後に、1枚の画像に合成される。その際、2枚の画像の輪郭データが抽出され、それを基に画像のぶれが検出される。そのぶれ量をずらして加算することにより、手ぶれ補正を行うことができる。
このように、前半露光期間に対応する画像データと後半露光期間に対応する画像データとの2枚の画像データを、デジタル信号処理回路34にて合成することによって、ダイナミックレンジを拡大することができる。また、2枚の画像データの高周波成分をそれぞれの画像の輪郭データとして抽出し、両者を比較することにより画像のぶれを検出し、そのぶれ量をずらして加算することにより、手ぶれ補正を容易に行うことができる。
また、A/D変換後に2枚分の画像データを合成することによって、CCD撮像素子のランダムノイズ成分、およびCDS回路、PGA回路、ADCなどで発生するランダムノイズ成分を1/√2として、低ノイズでダイナミックレンジが広い画像を得ることができる。これによって、高感度撮影時に、特に、低諧調域における画像のざらつきを改善することができる。
さらに、前半露光期間が開始される前に、垂直CCDを高速で転送動作させることにより、垂直CCDに存在する不要な電荷を高速で掃き出させることができる。また、後半露光期間に垂直CCDの転送動作を停止させることにより、スミアによる縦すじ状のノイズを防ぐことができる。
なお、本実施形態では、所定の露光期間を前半と後半との二つに分けて、露光期間制御手段が開いて該固体撮像素子の受光面に光が入射された状態で、前半露光期間に光電変換素子に蓄積された信号電荷を一方向電荷転送部に読み出した後、後半露光期間が終了した時点で露光期間制御手段を閉じて固体撮像素子の受光面への入射光を遮光させ、前半露光期間に光電変換素子に蓄積されて一方向電荷転送部に読み出された信号電荷を電荷転送して固体撮像素子から撮像信号として出力させた後、後半露光期間に光電変換素子に蓄積された信号電荷を一方向電荷転送部に読み出して電荷転送し、固体撮像素子から撮像信号として出力させるように固体撮像素子および露光期間制御手段を駆動制御するように構成したが、これに限らず、本発明の撮像装置は、要は、上記所定の露光期間を前半と後半との二つに分けて露光するように固体撮像素子を駆動制御するものであればよい。
また、上記実施形態では、本発明の撮像装置は、例えばデジタルスチルカメラなどのデジタルカメラの他に、特に説明しなかったが、画像入力カメラおよび監視カメラにも適用でき、本発明の撮像装置を、スキャナ、ファクシミリおよびカメラ付き携帯電話装置などの画像入力デバイスを有した電子情報機器の撮像部にも適用することができる。本発明の電子情報機器は、本発明の上記実施形態の撮像装置1を撮像部に用いて得た高品位な画像データを記録用に所定の信号処理した後にデータ記録する記録メディアなどのメモリ部と、この画像データを表示用に所定の信号処理した後に液晶表示画面などの表示画面上に表示する液晶表示装置などの表示手段と、この画像データを通信用に所定の信号処理をした後に通信処理する送受信装置などの通信手段と、この画像データを印刷(印字)して出力(プリントアウト)する画像出力手段とのうちの少なくともいずれかを有している。
以上のように、本発明の好ましい実施形態を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した特許、特許出願および文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
本発明は、電荷結合素子(CCD)が用いられ、メカニカルシャッタのように露光時間制御手段を有する静止画用カメラシステムとして、例えばデジタルスチルカメラなどのデジタルカメラの他、画像入力カメラおよび監視カメラなどの撮像装置、その駆動方法およびその信号処理方法、この撮像装置を、画像入力デバイスとして撮像部に用いたスキャナ、ファクシミリおよびカメラ付き携帯電話装置などの電子情報機器の分野において、露光期間を二つに分けて、2回に分けて固体撮像素子から信号電荷を出力させて、垂直CCDによって通常駆動時の2倍の電荷を取り扱うことができるため、2倍のダイナミックレンジに広げることができて、「白飛び」が発生しにくくなる。
また、駆動方法を変更するだけで良く、特許文献1に開示されている従来の固体撮像装置のように読み出しパルスのレベルを変化させる必要がないため、多値の電源回路も不要である。
さらに、A/D変換後に2枚分の画像データを合成することによって、CCD撮像素子のランダムノイズ成分、およびCDS回路、PGA回路、ADCなどで発生するランダムノイズ成分を1/√2として、低ノイズでダイナミックレンジが広い画像を得ることができる。これによって、高感度撮影時に、特に、低諧調域における画像のざらつきを改善することができる。
さらに、露光期間を2回に分けているため、合成時に2枚の画像のぶれ量をシフトさせることによって、シャッター速度1/2相当の手ぶれ補正を行って、手ぶれによるぶれ量が少ない画像を得ることができる。
さらに、メカシャッタが開いている期間に垂直CCDの電荷転送を停止させることによって、スミアは発生するものの、縦スジ状のノイズが発生することはない。
本発明の実施形態に係る固体撮像装置の要部構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る固体撮像装置における露光制御および駆動方法を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の実施形態に係る固体撮像装置における信号処理回路の構成例を示すブロック図である。 一般的な転送方式がインターライン転送方式で、読み出し方式が全画素読み出し方式の従来のCCD固体撮像素子の要部構成例を模式的に示す平面図である。 図4の従来のCCD固体撮像素子における露光制御および駆動方法を説明するためのタイミングチャートである。 特許文献1に開示されている従来のCCD固体撮像素子における露光制御および駆動方法を説明するためのタイミングチャートである。
符号の説明
1 撮像装置
10 固体撮像素子
11 フォトダイオード
12 電荷読み出しゲート
13 垂直CCD
14 水平CCD
15 電荷検出部
20 タイミングパルス発生回路(駆動制御手段)
21 タイミングジェネレータ(TG)
22 垂直ドライバ
30 アナログ信号処理回路(アナログ信号処理手段)
31 CDS回路
32 PGA回路
33 ADC(ADコンバータ)回路
34 デジタル信号処理回路
101 メカシャッタ
102 電子シャッタパルス
103 垂直転送パルス
103A、103B 読み出しパルス
104 フォトダイオード蓄積電荷量(信号電荷)
104A 前半露光期間にフォトダイオードに蓄積された電荷量
104B 後半露光期間にフォトダイオードに蓄積された電荷量
105 固体撮像素子からの出力撮像信号
105A 前半露光期間に対応する出力撮像信号
105B 後半露光期間に対応する出力撮像信号
341 マルチプレクサ
342、343 メモリ
344 輪郭検出回路
345 画像合成回路
346 信号処理部

Claims (18)

  1. 入射光を所定の露光期間で光電変換して信号電荷として蓄積する複数の光電変換素子と、該光電変換素子から信号電荷を読み出して一方向に電荷転送する複数の一方向電荷転送部とを有する固体撮像素子が設けられた撮像装置において、
    該露光期間を前半と後半との二つに分けて露光するように該固体撮像素子を駆動制御する駆動制御手段が設けられた撮像装置。
  2. 入射光を所定の露光期間で光電変換して信号電荷として蓄積する複数の光電変換素子と、該光電変換素子から信号電荷を読み出して一方向に電荷転送する複数の一方向電荷転送部とを有する固体撮像素子と、
    該複数の光電変換素子が設けられた受光面への入射光を遮光可能とする露光期間制御手段とを備えた撮像装置において、
    該露光期間を前半と後半との二つに分けて、該露光期間制御手段が開いて該固体撮像素子の受光面に光が入射された状態で、前半露光期間に該光電変換素子に蓄積された信号電荷を該一方向電荷転送部に読み出した後、後半露光期間が終了した時点で該露光期間制御手段を閉じて該固体撮像素子の受光面への入射光を遮光させ、前半露光期間に該光電変換素子に蓄積されて該一方向電荷転送部に読み出された信号電荷を電荷転送して該固体撮像素子から撮像信号として出力させた後、該後半露光期間に該光電変換素子に蓄積された信号電荷を該一方向電荷転送部に読み出して電荷転送し、該固体撮像素子から撮像信号として出力させるように該固体撮像素子および該露光期間制御手段を駆動制御する駆動制御手段が設けられた撮像装置。
  3. 前記露光期間制御手段はメカニカルシャッタであり、該メカニカルシャッタの開口時に電子シャッタにより前記前半露光期間の開始を決定し、該前半露光期間に対応する信号電荷の読み出し動作により該前半露光期間の終了と前記後半露光期間の開始とを決定し、該メカニカルシャッタにより該後半露光期間の終了を決定する請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記前半露光期間に前記光電変換素子に蓄積されて前記固体撮像素子から出力された撮像信号と、前記後半露光期間に該光電変換素子に蓄積されて該固体撮像素子から出力された撮像信号とに対するアナログ/デジタル変換後のデジタル信号処理により1枚の画像データに合成する信号合成処理手段を更に有する請求項1または2に記載の撮像装置。
  5. 前記信号合成処理手段は、前記前半露光期間に対応する画像の高周波成分と前記後半露光期間に対応する画像の高周波成分とをそれぞれの画像の輪郭データとして抽出して両者のずれ量を検出し、該ずれ量だけ該前半露光期間に対応する画像と該後半露光期間に対応する画像をずらして合成する請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記信号合成処理手段は、前記前半露光期間に対応する画像データと前記後半露光期間に対応する画像データとのうちの一方を選択して第1メモリに出力し、他方を選択して第2メモリに出力するマルチプレクサと、
    該一方の画像データの高周波成分と該他方の画像データの高周波成分とがそれぞれの画像データの輪郭データとして抽出され、該抽出されれた輪郭データを基に、2枚の画像データのずれ量を検出してX方向およびY方向の手ぶれ量を検出する輪郭検出回路と、検出された手ぶれ量だけ2枚の画像データを互いにずらした状態で1枚の画像データに合成する画像合成回路とを有する請求項4または5に記載の撮像装置。
  7. 前記駆動制御手段は、前記前半露光期間が開始される前に、前記一方向電荷転送部を高速で電荷転送動作させて、該一方向電荷転送部にある不要な電荷を高速で掃き出させるための一方向電荷転送信号を該一方向電荷転送部に出力する請求項1または2に記載の撮像装置。
  8. 前記駆動制御手段は、前記前半露光期間および前記後半露光期間に前記一方向電荷転送部の電荷転送動作を停止制御させるように該一方向電荷転送部を駆動制御する請求項1または2に記載の撮像装置。
  9. 前記光電変換素子上および該光電変換素子に対応する一方向電荷転送部上に、同色のカラーフィルタが形成されている請求項1または2に記載の撮像装置。
  10. 前記複数の一方向電荷転送部からの信号電荷を他方向に電荷転送する他方向電荷転送部と、該他方向電荷転送部からの信号電荷が電荷電圧変換されて撮像信号を出力する電荷検出部とを更に有する請求項1または2に記載の撮像装置。
  11. 前記前半露光期間および前記後半露光期間は同一の露光期間である請求項1または2に記載の撮像装置。
  12. 入射光を所定の露光期間で光電変換して信号電荷として蓄積する複数の光電変換素子と、該光電変換素子から信号電荷を読み出して一方向に電荷転送する複数の一方向電荷転送部とを有する固体撮像素子が設けられた撮像装置の駆動方法において、
    該露光期間を前半と後半との二つに分けて露光するように該固体撮像素子を駆動する撮像装置の駆動方法。
  13. 入射光を所定の露光期間で光電変換して信号電荷として蓄積する複数の光電変換素子と、該光電変換素子から信号電荷を読み出して一方向に電荷転送する複数の一方向電荷転送部とを有する固体撮像素子と、
    該複数の光電変換素子が設けられた受光面への入射光を遮光可能とする露光期間制御手段とを備えた撮像装置の駆動方法において、
    該露光期間を前半と後半との二つに分けて、該露光期間制御手段が開いて該固体撮像素子の受光面に光が入射された状態で、前半露光期間に該光電変換素子に蓄積された信号電荷を該一方向電荷転送部に読み出した後、後半露光期間が終了した時点で該露光期間制御手段を閉じて該固体撮像素子の受光面への入射光を遮光させ、前半露光期間に該光電変換素子に蓄積されて該一方向電荷転送部に読み出された信号電荷を電荷転送して該固体撮像素子から撮像信号として出力させた後、該後半露光期間に該光電変換素子に蓄積された信号電荷を該一方向電荷転送部に読み出して電荷転送し、該固体撮像素子から撮像信号として出力させるように該固体撮像素子および該露光期間制御手段を駆動する撮像装置の駆動方法。
  14. 前記前半露光期間が開始される前に、前記一方向電荷転送部を高速で転送動作させて、該一方向電荷転送部にある不要な電荷を高速で掃き出させるように前記固体撮像素子を駆動する請求項12または13に記載の撮像装置の駆動方法。
  15. 前記前半露光期間および前記後半露光期間に前記一方向電荷転送部の電荷転送動作を停止制御させるように該一方向電荷転送部を制御する請求項12または13に記載の固体撮像装置の駆動方法。
  16. 請求項1または2に記載の撮像装置の固体撮像素子からの出力撮像信号を信号処理する撮像装置の信号処理方法であって、
    前記前半露光期間に前記光電変換素子に蓄積されて該固体撮像素子から出力された撮像信号と、前記後半露光期間に該光電変換素子に蓄積されて該固体撮像素子から出力された撮像信号とに対して各種信号処理を行い、該各種信号処理後の信号をアナログ/デジタル変換した後にデジタル信号処理により1枚の画像データを合成する撮像装置の信号処理方法。
  17. 前記前半露光期間に対応する画像データの高周波成分と前記後半露光期間に対応する画像データの高周波成分とをそれぞれの画像データの輪郭データとして抽出して両者のずれ量を検出し、該ずれ量だけ該前半露光期間に対応する画像データと該後半露光期間に対応する画像データとをずらして合成することにより手ぶれ補正処理を行う請求項16に記載の撮像装置の信号処理方法。
  18. 請求項1〜11のいずれかに記載の撮像装置を撮像部に用いた電子情報機器。
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