JP2007325004A - ゲートウェイ - Google Patents

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Abstract

【課題】SIPサーバとの間の通信に障害が生じた場合でも、呼制御を行右ことができるようにすることを目的とする。
【解決手段】 SIPサーバ160にREGISTERメッセージを送信し、当該REGISTERメッセージからのレスポンスメッセージを所定の時間に所定の回数受信しなかった場合に、SIPサーバ160との通信に障害が生じたと判断するサーバ監視部137と、サーバ監視部137においてSIPサーバ160との通信に障害が生じたと判断された場合に、IP端末110からのREGISTERメッセージを受信し、呼制御を行うサーバ制御部139と、を備えることを特徴とするゲートウェイ130を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、第一の通信網と第二の通信網との間の通信を中継するゲートウェイに関する。
近年、IP(Internet Protocol)を介した音声通信であるVoIP(Voice over Internet Protocol)が普及してきており、特に、VoIPにおける呼制御として、SIP(Session Initiation Protocol)を用いた音声通信が普及してきている。
SIPにおける呼制御では、通信を行うIP端末がその通信条件(電話番号、IPアドレス等)をロケーション情報としてSIPサーバ(特許文献1においては、IP電話主装置)に登録しておき、発信元のIP端末からSIPサーバに対して接続先の電話番号を指定した発信メッセージが送信されると、SIPサーバでは、受信した発信メッセージに含まれる電話番号に対応するIPアドレスをロケーション情報から特定し、特定したIPアドレスを有するIP端末との音声通信を確立するようにしている(特許文献1参照)。
特開2004−40638号公報
従来から行われているように、SIPサーバを介して音声通信を行う場合には、SIPサーバとの間の通信に障害が生じた場合には、通信を行うことができなくなってしまう。
そこで、本発明は、SIPサーバとの間の通信に障害が生じた場合でも、呼制御を行うことができるようにすることを目的とする。
以上の課題を解決するために、本発明は、SIPサーバとの間の通信に障害が生じたことを検知し、SIPサーバとの間の通信に障害が生じた場合には、IP端末のロケーション情報の登録を行い、呼制御を行うことを特徴とするゲートウェイを提供する。
例えば、本発明は、第一の通信網と第二の通信網との間の通信を中継するゲートウェイであって、呼制御サーバとの通信を監視するサーバ監視部と、前記サーバ監視部において前記呼制御サーバとの通信に障害が生じたことを検知した場合に、呼制御を行うサーバ制御部と、を備えることを特徴とする。
以上のように、本発明では、ゲートウェイにおいて、SIPサーバとの間の通信に障害が生じたことを検知し、SIPサーバとの間の通信に障害が生じた場合に、ゲートウェイが内蔵しているサーバ制御部でIP端末のロケーション情報の登録を行い、呼制御を行うため、SIPサーバとの間で通信が行えなくなった場合でも、ゲートウェイを介して音声通信を行うことができるようになる。
図1は、本発明の第一の実施形態である通信システム100の概略図である。
図示するように、通信システム100は、IP端末110と、ゲートウェイ130と、PBX(Private Branch eXchange)150と、SIPサーバ160と、を備えており、IP端末110、ゲートウェイ130及びSIPサーバ160は、LAN(Local Area Network)170を介して接続される。
IP端末110は、音声処理部111と、RTP(Real Time Protocol)処理部112と、記憶部113と、呼制御部114と、ダイヤル制御部115と、登録制御部116と、LANインターフェース部117と、ハンドセット118と、ダイヤル119と、を備えている。
音声処理部111は、ハンドセット118のマイク(図示せず)を介して入力された音声に対してサンプリング及び符号化を行い、音声信号としてRTP処理部112に送る。
また、音声処理部111は、RTP処理部112から送られてきた音声信号を復号化して、ハンドセット118のスピーカ(図示せず)に送る。
RTP処理部112は、RTPに従った処理を行う。
例えば、RTP処理部112は、音声処理部111から送られてきた音声信号をRTPパケット化し、このRTPパケットを、呼制御部114より通知されたIPアドレスを宛先としてLANインターフェース部117へ送る。
また、RTP処理部112は、LANインターフェース部117より送られたRTPパケットから音声信号を復元し、これを音声処理部111に送る。
記憶部113には、第一の送信先としてSIPサーバのロケーション情報(IPアドレス等)が記憶されており、第二の送信先としてゲートウェイ130のロケーション情報(IPアドレス等)が記憶されている。
また、記憶部113には、自身であるIP端末110のロケーション情報(IPアドレス、電話番号等)が記憶されている。
呼制御部114は、SIPに従った呼制御を行う。
例えば、呼制御部114は、IP端末110のユーザからダイヤル119を介して送信先の電話番号が入力された場合には、入力された送信先の電話番号をダイヤル制御部115から受け取り、受け取った電話番号を格納したリクエストメッセージを生成し、LANインターフェース部117を介してSIPサーバ160(SIPサーバ160との間の通信に障害が生じた場合にはゲートウェイ130)に送信する。
また、呼制御部114は、SIPサーバ160(SIPサーバ160との間の通信に障害が生じた場合にはゲートウェイ130)から、LANインターフェース部117を介して、リクエストメッセージを受け取った場合には、SIPサーバ160(SIPサーバ160との間の通信に障害が生じた場合にはゲートウェイ130)に対して、レスポンスメッセージを送信する。
ダイヤル制御部115は、ダイヤル119から入力される信号の制御を行う。
登録制御部116は、SIPに従った登録処理を行う。
例えば、登録制御部116は、記憶部113に記憶されているロケーション情報(IPアドレス、電話番号等)を格納したREGISTER(位置登録)メッセージを、LANインターフェース部117を介して、SIPサーバ160(SIPサーバ160との間の通信に障害が生じた場合にはゲートウェイ130)に対して送信する。
LANインターフェース部117は、LAN170を介して情報の送受信を行うためのインターフェースであって、例えば、NIC(Network Interface Card)により構成することができる。
ゲートウェイ130は、RTP処理部131と、音声処理部132と、呼制御部133と、回線制御部134と、登録制御部135と、登録情報メモリ136と、サーバ監視部137と、タイマ制御部138と、サーバ制御部139と、番号計画メモリ140と、番号登録メモリ141と、LANインターフェース部142と、PBXインターフェース部143と、を備えている。
RTP処理部131は、音声処理部132から送られてきた音声信号をRTPパケット化し、このRTPパケットを、呼制御部133より通知されたIPアドレスを宛先としてLANインターフェース部142に送る。
また、RTP処理部131は、LANインターフェース部142より受けたRTPパケットから音声信号を復元し、これを音声処理部132に送る。
音声処理部132は、PBXインターフェース部143から受けたアナログ音声に対してサンプリング及び符号化を行い、音声信号としてRTP処理部131に送る。
また、音声処理部132は、RTP処理部131から送られてきた音声信号を復号化して、アナログ音声としてPBXインターフェース部143に送る。
呼制御部133は、SIPサーバ160と連携してSIPに規定するVoIPの呼制御手順を行い、接続先のIP端末との間に呼を確立する。
そして、この呼に割り当てる通信条件を決定し、決定した通信条件を接続先のIP端末のIPアドレスと共にRTP処理部131に通知する。
回線制御部134は、PBXインターフェース部143に着信した呼(PBX150が発呼側の場合)の発番号、および、LANインターフェース部142に着信した呼(PBX150が着呼側の場合)の着番号を編集する。
登録制御部135は、SIPサーバ160に対してロケーション情報を登録する処理を制御する。
具体的には、登録制御部135は、登録情報メモリ136に登録されているロケーション情報を読み込み、REGISTERメッセージを生成して、LANインターフェース部142を介してSIPサーバ160に送信する。
また、登録制御部135は、SIPサーバ160からのレスポンスメッセージをLANインターフェース部142を介して受信し、SIPに定める処理を行う。
ここで、REGISTERメッセージをSIPサーバ160に送信する時間は、通常30分間隔に規定されているが、本実施形態においては、登録制御部135からSIPサーバ160に送信するREGISTERメッセージを用いて、SIPサーバ160との通信状況を判定するようにしているため、5分間隔でREGISTERメッセージをSIPサーバ160に送信するようにしている。
登録情報メモリ136には、SIPサーバ160に送信するロケーション情報(PBX150に収容されている電話への電話番号、ゲートウェイ130のIPアドレス等)が記憶されている。
サーバ監視部137は、登録制御部135で受信するSIPサーバ160からのレスポンスメッセージを監視し、SIPサーバ160との間の通信状況を監視し、SIPサーバ160との間の通信に障害が生じた場合には、ゲートウェイ130においてSIPの呼制御を行えるようにする。
具体的には、登録制御部135からのREGISTERメッセージに対するSIPサーバ160からのレスポンスメッセージが所定の期間、所定の回数届かなかった場合には、後述するサーバ制御部139を起動する制御を行う。
なお、登録制御部135は、SIPサーバ160からリクエスト失敗やグローバルエラー応答が所定の回数続いた場合にも、後述するサーバ制御部139を起動する制御を行うことも可能である。
タイマ制御部138は、RTP処理部131、音声処理部132、呼制御部133、登録制御部135、サーバ監視部137、または、サーバ制御部139、で使用する時間情報を制御する。
サーバ制御部139は、サーバ監視部137からの起動指示に応じて起動し、後述するSIPサーバ160が行うプロキシサーバ、リダイレクトサーバ、登録サーバ、ロケーションサーバの各機能を提供する。
例えば、サーバ制御部139は、LANインターフェース部142を介して、IP端末110からのREGISTERメッセージを受信し、REGISTERメッセージに含まれているロケーション情報を後述する番号登録メモリ141に登録し、また、登録制御部135からのロケーション情報を後述する番号登録メモリ141に登録し、SIPに定める呼制御を行う。
番号計画メモリ140には、呼制御部133が番号編集に用いる番号編集テーブルが記憶されている。例えば、PBX150に接続されている各電話端末の電話番号と、VoIPの番号体系に従った電話番号とが対応付けられて登録されている。
番号登録メモリ141には、サーバ制御部139がSIPにおける呼制御を行う際のロケーション情報が登録される。
LANインターフェース部142は、LAN170を介して情報の送受信を行うためのインターフェースである。
PBXインターフェース部143は、PBX150や他の音声端末との間で情報の送受信を行うためのインターフェースであり、アウトバンドダイヤル(OD)インタフェースやISDN(Integrated Service Digital Network)インタフェース等で構成されるものである。
以上に記載されたゲートウェイ130については、例えば図2に示すような、CPU181と、プログラムが記憶されているプログラムメモリ182と、データが記憶されているデータメモリ183と、例えばPBX150と通信を行なう回線IF184と、例えばLANケーブルと接続し、該ケーブルを介してVoIP網と通信を行なうNIC185と、これら各構成要素181〜185を相互接続する内部バス186と、を有するコンピュータ180により実現可能である。
具体的には、RTP処理部131、音声処理部132、呼制御部133、登録制御部135、サーバ監視部137、タイマ制御部138及びサーバ制御部139については、プログラムメモリ182から所定のプログラムを読み出してCPUで実行することにより実現可能であり、また、登録情報メモリ136、番号計画メモリ140及び番号登録メモリ141については、データメモリ183に所定のデータを登録することにより実現可能であり、LANインターフェース部142は、NIC185により実現可能であり、PBXインターフェース部143は、回線IF184により実現可能である。
PBX150は、図示してはいないが、内線電話端末と接続する内線インターフェース部と、ゲートウェイ130と接続する外線インターフェース部と、これらを接続するスイッチ部と、を備えており、内線電話端末同士の通話や内線電話端末と外部の通信端末との通信を中継する。
なお、本実施形態では、PBX150として、公知のPBXを使用すればよいため、詳細な説明は省略する。
SIPサーバ160は、SIPに規定する呼制御を行う。なお、本実施形態では、SIPサーバ160において、プロキシサーバ、リダイレクトサーバ、登録サーバ、ロケーションサーバの各機能を提供するものとする。
なお、本実施形態では、SIPサーバ160として、公知のSIPサーバを使用すればよいため、詳細な説明は省略する。
図3は、本発明のゲートウェイ130を起動する際の処理を示すフローチャートである。
まず、ゲートウェイ130の電源を入れると、サーバ監視部137がSIPサーバ160との間の監視処理を開始し(S200)、登録制御部135に指示を出すことにより、REGISTERメッセージをSIPサーバ160に送信する(S201)。
そして、サーバ監視部137は、タイマ制御部138から時間情報を取得して、監視タイマを設定する(S202)。
登録制御部135がSIPサーバ160から所定の時間にレスポンスメッセージを受信した場合には(S203)、サーバ監視部137は、RTP処理部131、音声処理部132、呼制御部133、回線制御部134及び登録制御部135にゲートウェイ起動指示を出すことにより(S204)、ゲートウェイとしての処理を開始する(S205)。
一方、登録制御部135がSIPサーバ160から所定の時間にレスポンスメッセージを受信しなかった場合には(S203)、サーバ監視部137は、登録制御部135がREGISTERメッセージを送信しこれに対してレスポンスメッセージを受信していない回数をカウントし、所定の回数に至っていない場合には(S206)、ステップS201に戻って処理を継続する。
また、登録制御部135がREGISTERメッセージを送信しこれに対してレスポンスメッセージを受信していない回数が、所定の回数に至った場合には(S206)、サーバ監視部137は、サーバ制御部139にSIPサーバ起動指示を出すことにより(S207)、SIPサーバとしての処理を開始する(S208)。
次に、サーバ監視部137は、RTP処理部131、音声処理部132、呼制御部133、回線制御部134及び登録制御部135にゲートウェイ起動指示を出すことにより(S209)、ゲートウェイとしての処理を開始する(S210)。
図4は、ゲートウェイ130が図3のステップS205においてゲートウェイとして処理を開始した際におけるサーバ監視部137の処理を示すフローチャートである。
まず、サーバ監視部137は、登録制御部135に指示を出し、REGISTERメッセージをSIPサーバ160に送信する(S220)。
そして、サーバ監視部137は、タイマ制御部138から時間情報を取得して、監視タイマを設定する(S221)。
登録制御部135がSIPサーバ160から所定の時間にレスポンスメッセージを受信した場合には(S222)、サーバ監視部137は、ステップS220に戻って処理を継続する。
一方、登録制御部135がSIPサーバ160から所定の時間にレスポンスメッセージを受信しなかった場合には(S222)、サーバ監視部137は、登録制御部135がREGISTERメッセージを送信してこれに対してレスポンスメッセージを受信していない回数をカウントし、所定の回数に至っていない場合には(S223)、ステップS220に戻って処理を継続する。
また、登録制御部135がREGISTERメッセージを送信しレスポンスメッセージを受信していない回数が、所定の回数に至った場合には(S223)、サーバ監視部137は、RTP処理部131、音声処理部132、呼制御部133、回線制御部134及び登録制御部135にゲートウェイ処理停止指示を出して(S224)、ゲートウェイとしての処理を停止し、サーバ制御部139にSIPサーバ起動指示を出して(S225)、SIPサーバとしての処理を開始するとともに、RTP処理部131、音声処理部132、呼制御部133、回線制御部134及び登録制御部135にゲートウェイ処理開始指示を出して(S226)、ゲートウェイとしての処理を再開する。
図5は、ゲートウェイ130が図3のステップ208においてSIPサーバとしての処理を開始し、ステップS210においてゲートウェイとしての処理を開始した際におけるサーバ監視部137の処理を示すフローチャートである。
まず、サーバ監視部137は、登録制御部135に指示を出し、REGISTERメッセージをSIPサーバ160に送信する(S230)。
そして、サーバ監視部137は、タイマ制御部138から時間情報を取得して、監視タイマを設定する(S231)。
登録制御部135がSIPサーバ160から所定の時間にレスポンスメッセージを受信した場合には(S232)、サーバ監視部137は、ステップS230に戻って処理を継続する。
一方、登録制御部135がSIPサーバ160から所定の時間にレスポンスメッセージを受信しなかった場合には(S232)、サーバ監視部137は、登録制御部135がREGISTERメッセージを送信してレスポンスメッセージを受信していない回数をカウントし、所定の回数に至っていない場合には(S233)、ステップS230に戻って処理を継続する。
また、登録制御部135がREGISTERメッセージを送信しレスポンスメッセージを受信していない回数が、所定の回数に至った場合には(S233)、サーバ監視部137は、RTP処理部131、音声処理部132、呼制御部133、回線制御部134及び登録制御部135にゲートウェイ処理停止指示を出して(S234)、ゲートウェイとしての処理を停止し、サーバ制御部139にSIPサーバ処理停止指示を出して(S235)、SIPサーバとしての処理を停止するとともに、RTP処理部131、音声処理部132、呼制御部133、回線制御部134及び登録制御部135にゲートウェイ処理開始指示を出して(S236)、ゲートウェイとしての処理を再開する。
図6は、本実施形態における通信システム100における処理の流れを示すシーケンス図である。
まず、ゲートウェイ130の登録制御部135は、SIPサーバ160にREGISTERメッセージを送信する(240)。ここでは、SIPサーバ160との間の通信に障害が生じており、SIPサーバ160からのレスポンスメッセージがないものとする。
ゲートウェイ130の登録制御部135は、所定の時間、SIPサーバ160からのレスポンスメッセージを受信しない場合には、再び、REGISTERメッセージをSIPサーバ160に送信する(241、242)。
そして、サーバ監視部137は、登録制御部135を監視し、所定の時間、所定の回数、SIPサーバ160からのレスポンスメッセージを受信しない場合には、SIPサーバ160との間の通信に障害が生じたものと判断し(243)、登録制御部135、呼制御部133等にゲートウェイとしての処理を停止するよう指示を出し、ゲートウェイとしての処理を停止させる(244)。
また、サーバ監視部137は、サーバ制御部139に起動指示を出すことにより、SIPサーバとしての処理を開始させる(245)。
そして、サーバ監視部137が、登録制御部135、呼制御部133等にゲートウェイとしての処理を開始する指示を出すことにより、ゲートウェイとしての処理を開始させ(S246)、登録制御部135は、サーバ制御部139に対して、登録情報メモリ136に記憶されているPBX150のロケーション情報をサーバ制御部139に送り(S247)、そのようなロケーション情報を受け取ったサーバ制御部139は、受け取ったロケーション情報を番号登録メモリ141に記憶するとともに、登録完了のレスポンスを登録制御部135に送る(248)。
また、IP端末110も、SIPサーバ160にREGISTERメッセージを送信する(250、251、252)。ここでも、SIPサーバ160との間の通信に障害が生じており、SIPサーバ160からのレスポンスメッセージがないものとする。
そして、IP端末110は、所定の時間、所定の回数、SIPサーバ160からのレスポンスメッセージを受信しない場合には、SIPサーバ160との間の通信に障害が生じたものと判断し(253)、ロケーション情報の登録先をSIPサーバ160からゲートウェイ130に切り替え(254)、ゲートウェイ130に対してREGISTERメッセージを送信する(255)。
IP端末110からのREGISTERメッセージを受信したゲートウェイ130のサーバ制御部139は、REGISTERメッセージに格納されているロケーション情報を番号登録メモリ141に記憶するとともに、リクエスト成功のレスポンスメッセージである200OKのレスポンスメッセージをIP端末110に返信する(256)。
以上のような処理を行うことにより、PBX150及びIP端末110のロケーション情報がゲートウェイ130の番号登録メモリ141に登録され、ゲートウェイ130において呼制御を行うことが可能となる。
例えば、PBX150側から発呼が行われた場合には(260)、ゲートウェイ130のサーバ制御部139は、INVITEメッセージをIP端末110に送信する(261)。
INVITEメッセージを受信したIP端末110では、INVITEメッセージを受信したことを示す100Tringのレスポンスメッセージをゲートウェイ130に送り(262)、100Tringのレスポンスメッセージを受信したゲートウェイ130では、サーバ制御部139から100Tringのレスポンスメッセージが呼制御部133に渡される(263)。
また、INVITEメッセージを受信したIP端末110では、INVITEメッセージに対する処理を処理中であることを示す180Ringingのレスポンスメッセージをゲートウェイ130に送り(264)、180Ringingのレスポンスメッセージを受信したゲートウェイ130では、サーバ制御部139から180Ringingのレスポンスメッセージが呼制御部133に渡される(265)。
そして、100Tring及び180Ringingのレスポンスメッセージを受け取った呼制御部133では、PBX150に対して、呼び出し中であることを示すRBT(Ring Back Tone)を送る(266)。
そして、IP端末110からリクエスト成功(通話OK)を示す200OKのレスポンスメッセージをゲートウェイ130に送る(267)。
なお、このような200OKのレスポンスメッセージを受信したゲートウェイ130のサーバ制御部139は、IP端末110にACKメッセージを送信する(268)。
そして、200OKのレスポンスメッセージを受信したゲートウェイ130では、サーバ制御部139から200OKのレスポンスメッセージが呼制御部133に渡される(269)。
なお、このような200OKのレスポンスメッセージを受信した呼制御部133は、サーバ制御部139にACKメッセージを送信する(270)。
そして、このような200OKのレスポンスメッセージを受け取った呼制御部133では、応答信号をPBX150に送ることにより(271)、通話が開始される(272)。
以上のように構成されるゲートウェイ130については、図7のようにして使用することができる。
図7においては、四つのLAN170A〜170Dが形成されており、これらのLAN170A〜170Dは、それぞれルータ171A〜171Dを介してIP網172に接続されている。
ここで、図7では、第一のLAN170Aに接続されているSIPサーバ160Aを介して、IP端末110A〜110Dは、それぞれ音声通話を行うことができるようにされている。
そして、第二のLAN170Bには本実施形態であるゲートウェイ130BとPBX150Bが接続されており、第三のLAN170C及び第四のLAN170Dには、本実施形態であるゲートウェイ130C、130Dが接続されており、これらのゲートウェイ130C、130Dを介してPSTN173に接続することができるようにされている。
なお、第三のLAN170C及び第四のLAN170Dに接続されているゲートウェイ130C、130Dは、第二のLAN170Bに接続されているゲートウェイ130Bと異なり、PBXインターフェース部143の代わりに、PSTNインターフェース部が設けられており、PSTN173に接続することができるようにされている。
図7に示されるような接続が行われている場合に、SIPサーバ160Aが破損した場合には、予め定められたゲートウェイ130B〜130DがSIPサーバ160Aの代わりに呼制御を行うことができる。
また、SIPサーバ160AではなくIP網172に障害が生じ、SIPサーバ160Aに接続することができなくなった場合でも、LAN170B〜170Dに接続されているIP端末間や、LAN170B〜170Dに接続されているIP端末とPBX150B又はPSTN173に接続されている電話端末との間の音声通信は行うことが可能になる。
図8は、本発明の第二の実施形態である通信システム300の概略図である。
本実施形態である通信システム300は、第一の実施形態である通信システム100と比較して、ゲートウェイ330の登録制御部335及びサーバ監視部337が異なっているため、以下ではこれらの異なっている点に関連する事項について説明する。
第一の実施形態における登録制御部135は、SIPサーバ160との間の通信状況を確認するために、REGISTERメッセージを通常よりも短い間隔で、SIPサーバ160に送信するようにしているが、本実施形態における登録制御部335では、通常と同様の間隔で送信するようにしている。
一方、サーバ監視部337は、登録制御部335によらずに、OPSIONS(サーバ能力情報問い合わせ)メッセージを所定の時間間隔(例えば、五分間隔)でSIPサーバ160に送信するようにしており、このOPSIONSメッセージに対するレスポンスメッセージの有無によりSIPサーバ160との間の通信状況を検知するようにしている。
以上のように、本実施形態帯では、登録制御部335によらずにOPSIONSメッセージを送信することでSIPサーバ160との間の通信状況を確認することができるため、比較的容量の大きくなるREGISTERメッセージによる輻輳を防止することができる。
第一の実施形態である通信システム100の概略図。 コンピュータ180の概略図。 ゲートウェイ130を起動する際の処理を示すフローチャート。 ゲートウェイ130がゲートウェイとして処理を開始した際におけるサーバ監視部137の処理を示すフローチャート。 ゲートウェイ130がSIPサーバ及びゲートウェイとしての処理を開始した際におけるサーバ監視部137の処理を示すフローチャート。 通信システム100における処理の流れを示すシーケンス図。 ゲートウェイ130の使用例を示す概略図。 第二の実施形態である通信システム300の概略図。
符号の説明
100、300 通信システム
110 IP端末
130、330 ゲートウェイ
131 RTP処理部
132 音声処理部
133 呼制御部
134 回線制御部
135、335 登録制御部
136 登録情報メモリ
137、337 サーバ監視部
138 タイマ制御部
139 サーバ制御部
140 番号計画メモリ
141 番号登録メモリ
150 PBX
160 SIPサーバ
170 LAN

Claims (6)

  1. 第一の通信網と第二の通信網との間の通信を中継するゲートウェイであって、
    呼制御サーバとの通信を監視するサーバ監視部と、
    前記サーバ監視部において前記呼制御サーバとの通信に障害が生じたことを検知した場合に、呼制御を行うサーバ制御部と、
    を備えることを特徴とするゲートウェイ。
  2. 請求項1に記載のゲートウェイであって、
    前記呼制御サーバにリクエストメッセージを送信する処理を制御する登録制御部を備えており、
    前記サーバ監視部は、前記登録制御部からのリクエストメッセージに対する前記呼制御サーバからレスポンスメッセージを予め定めた時間内に受信しない場合に、前記呼制御サーバとの通信に障害が生じたものと判断すること、
    を特徴とするゲートウェイ。
  3. 請求項2に記載のゲートウェイであって、
    前記リクエストメッセージは、ロケーション情報を登録するためのレジスタメッセージであること、
    を特徴とするゲートウェイ。
  4. 請求項1に記載のゲートウェイであって、
    前記サーバ監視部は、前記呼制御サーバにリクエストメッセージを送信し、当該リクエストメッセージに対する前記呼制御サーバからレスポンスメッセージを予め定めた時間内に受信しない場合に、前記呼制御サーバとの通信に障害が生じたものと判断すること、
    を特徴とするゲートウェイ。
  5. 請求項2又は4に記載のゲートウェイであって、
    前記リクエストメッセージは、オプションメッセージであること、
    を特徴とするゲートウェイ。
  6. 請求項1に記載のゲートウェイであって、
    前記サーバ制御部は、
    前記第一の通信網及び前記第二の通信網に接続された端末から送信されたレジスタメッセージから得られるロケーション情報を、前記端末を識別する識別情報とともに記憶部に記憶する処理と、
    前記端末から送信された呼制御信号から前記端末を識別する識別情報を抽出し、当該識別情報に対応するロケーション情報により特定される前記端末に呼制御信号を送信する処理と、
    を行うものであること、
    を特徴とするゲートウェイ。
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