JP2007324219A - 縦型ウエハボート - Google Patents

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Abstract

【課題】熱膨張による亀裂が生じ難く、また支持柱を天板及び底板に確実に固定できる縦型ウエハボートを提供する。
【解決手段】本発明にかかる縦型ウエハボート1は、半導体ウエハWを搭載するウエハ支持部を有する複数本の支持柱2と、前記支持柱2の上下端部に取付けられる天板4及び底板3とを具備する縦型ウエハボート1において、前記支持柱2の下端部には、支持柱の横断面積より大きな底面積を有する足部2bが形成され、前記足部2bがボルト5,6で底板3に固定されると共に、前記天板4には径方向に延設された複数個の貫通部4bが形成され、前記支持柱2の上端部2fが前記貫通部4bの内周側側壁と隙間Sを形成して、天板4に係止されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体ウエハを熱処理する際に、半導体ウエハ搭載するための縦型ウエハボートに関する。
半導体ウエハは、その表面に酸化膜等を形成するために熱処理が施される。この熱処理を施す際には、多数の半導体ウエハを所定の間隔をおいて保持するための縦型ウエハボートが用いられている。この縦型ウエハボートについては種々の提案がなされているが、特許文献1に示された縦型ウエハボートを例にとって、従来の縦型ウエハボートについて説明する。
特許文献1に示された縦型ウエハボート50は、図14に示すように、半導体ウエハを支持する複数本の支持柱51と、前記支持柱51に取付けられる天板52および底板53とを具備している。
前記支持柱51は、シリコンまたは炭化珪素あるいはアルミナによって形成されており、支持柱51の上下端部間には所定の間隔をおいて内方に突出して設けられたウエハ支持部51aと、支持柱51の両端にそれぞれ設けられた鉤部51bとによって構成されている。
また、前記支持柱51を所定の位置に取付けるための天板52および底板53は、支持柱51と同様に、シリコンまたは炭化珪素によって形成されている。また、天板52および底板53のそれぞれの外周縁側には、支持柱51の両端にそれぞれ設けられた鉤部51bを嵌合するための係止穴52aおよび53aが設けられている。尚、前記係止穴52aおよび53aと連続して、前記係止穴52aおよび53aの外側に段部(図示せず)が形成されている。
また、天板52および底板53には、係止穴52aおよび53aの内側に軸穴52bおよび53bが設けられている。この軸穴52bおよび53bには、それぞれストッパー片54の片面から突出して形成された円柱状のボス部54aが回動可能に嵌合される。
なお、ストッパー片54およびボス部54aも、前記支持柱51等と同様に、シリコンまたは炭化珪素によって一体に形成されている。
このように構成された、天板52、底板53、支持柱51の組立てについて説明する。
前記支持柱51の組み付けに際しては、先ず底板53に対して3本の支持柱51の下端部をそれぞれ対応する係止穴53aに嵌合して起立状態にし、起立状態の支持柱51の上端に天板52を載せ、それぞれ対応する係止穴52aに支持柱51の上端部を嵌合する。
このように支持柱51の上端部および下端部を天板52および底板53の係止穴52aおよび53aに嵌合した状態で、各支持柱51の上下端部を外側方向に僅かに移動させると、支持柱51の上端および下端に設けられた鉤部51bが天板52および底板53に形成された段部と係合する。
その後、各ストッパー片54を回動して、それぞれの先端係合部54bを支持柱51に係合せしめる。この結果、支持柱51は内側方向への移動が規制されて、上記鉤部51bと段部と係合が安定した状態に維持され、支持柱51と天板52及び底板53に固定される。これにより、縦型ウエハボートの組み立てが完了する。
特開2000−106349号公報
ところで、上記した縦型ウエハボートは半導体ウエハを搭載し、熱処理炉内に投入される。その際、縦型ウエハボートは、室温(例えば20℃)から炉内温度(例えば、1200℃)に昇温するため、天板及び底板は径方向に大きく膨張し、また支持柱はその軸線方向に大きく膨張する。そのため、前記熱膨張により、支持柱と天板の連結部近傍、また支持柱と底板との連結部近傍に亀裂が発生することがあり、特に、熱処理炉内に投入する際、最初に進入する天板が、熱処理炉外の底板よりも大きく熱膨張するため、支持柱と天板の連結部近傍に亀裂が発生しやすいという技術的課題があった。
また、上記縦型ウエハボートは、使用後、フッ素系ガスまたはフッ酸溶液等のフッ素系洗浄流体を用いて洗浄がなされる。この洗浄において、縦型ウエハボートは、フッ素系洗浄流体によって浸食され、特に、材質がシリコンの場合には、その浸食が大きい。そのため、ストッパー片が浸食されると、支持柱を天板及び底板に確実に固定することができないという技術的課題があった。
本発明は、上記した技術的課題を解決するためになされたものであり、熱膨張による亀裂が生じ難く、また支持柱を天板及び底板に確実に固定できる縦型ウエハボートを提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた本発明にかかる縦型ウエハボートは、半導体ウエハを搭載するウエハ支持部を有する複数本の支持柱と、前記支持柱の上下端部に取付けられる天板及び底板とを具備する縦型ウエハボートにおいて、前記支持柱の下端部には、支持柱の横断面積より大きな底面積を有する足部が形成され、前記足部がボルトで底板に固定されると共に、前記天板には径方向に延設された複数個の貫通部が形成され、前記支持柱の上端部が前記貫通部の内周側側壁と隙間を形成して、天板に係止されることを特徴としている。
このように、前記足部がボルトで底板に固定されると共に、前記天板には径方向に延設された複数個の貫通部が形成され、前記支持柱の上端部が前記貫通部の内周側側壁と隙間を形成して、天板に係止されているため、熱処理炉内に投入する際、最初に進入する天板と、最後に進入する底板との間に温度差が生じても、天板は支持柱に拘束されることなく移動するため、支持柱に天板の熱膨張による応力が加わることはない。
その結果、支持柱と天板の連結部近傍、また支持柱と底板との連結部近傍に応力が加わらず、亀裂は発生しない。
また、フッ素系ガスまたはフッ酸溶液等のフッ素系洗浄流体を用いて洗浄を行い、浸食されても、支持柱は底板に対してボルトで固定されているため、支持柱の間の距離寸法は、基準の距離寸法に維持される。その結果、浸食された縦型ウエハボートであっても支障なく、半導体ウエハを搭載することができる。
更に、支持柱の下端部には、支持柱の横断面積より大きな底面積を有する足部が形成され、前記足部がボルトで底板に固定されるため、支持柱の横揺れを抑制し、安定性が向上する。
ここで、前記天板の貫通部が、天板の周縁に開口し、中心方向に延設するスリット部であって、更に前記スリット部の両側に棚部が設けられ、かつ、記支持柱の上端部の側壁には、支持柱のウエハ支持部方向に延設された溝部が形成され、前記スリット部の奥行き長さは、支持柱の上端部の奥行き長さよりも長く、かつ棚部の高さは溝部の高さよりも小さく形成され、前記支持柱の上端部に形成された溝部の内部に前記棚部が収容されるように、天板の周縁から支持柱を差し込むことにより、前記支持柱は天板に係止されることが望ましい。
また、前記天板の貫通部が天板の外周側内部に形成された貫通穴であって、前記貫通穴の外周側の両側壁に棚部が形成され、かつ、前記支持柱の上端部の側壁には、支持柱のウエハ支持部方向に延設された溝部が形成され、前記貫通穴の奥行き長さは、支持柱の上端部の奥行き長さよりも長く、かつ棚部の高さは溝部の高さよりも小さく形成され、前記支持柱の上端部に形成された溝部の内部に前記棚部が収容されるように、天板の貫通穴から支持柱を差し込むことにより、前記支持柱は天板に係止されることが望ましい。
更に、前記足部を底板に固定するボルトは、支持柱のウエハ支持部の延設方向に前後に配置される共に、支持柱のウエハ支持部の延設方向に伸びる足部の中心線の両側に配置されていることが望ましい。
このように、前記足部を底板に固定するボルトは、支持柱のウエハ支持部の延設方向に前後に配置される共に、支持柱のウエハ支持部の延設方向に伸びる足部の中心線の両側に配置されているため、支持柱の横揺れをより抑制でき、安定性がより向上する。
更にまた、前記支持柱と、前記板及び底板と、前記ボルトは、アルミナセラミックスによって形成されていることが望ましい。これによって、フッ素系洗浄流体によって浸食され難く、洗浄等によって、ボート全体での各寸法が変動したり、強度が低下したりすることがない。
本発明によれば、熱膨張による亀裂が生じ難く、また、支持柱を天板及び底板に確実に固定できる縦型ウエハボートを得ることができる。
本発明にかかる一実施形態について図1乃至図9に基づいて説明する。尚、図1は本発明にかかる一実施形態を示す縦型ウエハボートの斜視図であり、図2は、図1の支持柱の下端部を示す側面図、図3は図2のA−A矢視図、図4は、図1の天板を示す平面図、図5は天板の要部斜視図、図6は支持柱の側面図、図7は図6の支持柱の平面図、図8は図6の支持柱の要部正面図、図9は天板と支持柱との寸法関係を示す図である。
図1に示すように、この縦型ウエハボート1は、複数本(この実施形態では3本)の支持柱2と、底板3および天板4とを具備している。
前記支持柱2は、アルミナセラミックスによって形成されており、支持柱2の上下端部間には所定の間隔をおいて内方に突出して設けられたウエハ支持部2aが形成されている。
また、図2、3に示すように、この支持柱2の下端部には、支持柱の横断面積より大きな底面積を有する足部2bが形成され、ボルト5,6で底板3に固定される。そのため、前記足部2bには、図6、図7に示すように、前記ボルト5,6が挿通するボルト孔2c1,2c2が形成されている。
このボルト孔2c1,2c2の中心は、図7から明らかなように、支持柱2のウエハ支持部2aの延設方向に伸びる足部2bの中心線lを挟むように配置されている。即ち、前記ボルト孔2c1,2c2は、足部2bの前記中心線lの両側に配置されている。
このように、ボルト孔2c1,2c2を足部2bの中心線lを挟むように配置することにより、図7に矢印Xで示すような支持柱2の横揺れを抑制し、安定性の向上を図ることができる。
また、前記前記ボルト孔2c1,2c2は、支持柱2のウエハ支持部2a方向に前後に配置されている。このように、ボルト孔2c1,2c2を支持柱2のウエハ支持部2a方向に前後に配置することにより、図7に矢印Yで示すような支持柱2の横揺れを抑制し、安定性の向上を図ることができる。尚、前記ボルト5,6は、前記支持柱2の材質と同一のアルミナセラミックスによって形成されている。
更に、図2,図6に示すように、前記支持柱2(ウエハ支持部2aが形成され部分)と足部2bとの境界部には曲面部2dが形成され、応力を緩和するようになされている。
更にまた、図6、図8に示すように、支持柱2の上端部2fには、支持柱2のウエハ支持部2a方向に延設された溝部2eが形成されている。したがって、支持柱2の上端部2fは、図8に示すように、正面視上、T字形状に形成されている。
また、前記支持柱2を所定の位置に取付けるための底板3および天板4は、支持柱2と同様に、アルミナセラミックスによって形成されている。前記底板3には、図示しないが、前記ボルト5,6が螺合するボルト螺子孔が形成されている。
したがって、前記支持柱2を底板3の上に載置し、前記ボルト5,6を前記ボルト孔2c1,2c2を挿通させ、底板3のボルト螺子孔と螺合させることにより、支持柱2を底板3に、強固に固定することができる。
また、天板4には、図4、図5に示すように、前記支持柱2を保持する保持部4aが形成されている。この保持部4aは、天板4の周縁に開口し、天板4の上下面に貫通すると共に中心方向に延設するスリット部(貫通部)4bと、前記スリット部4bの両側に設けられた棚部4cとから構成されている。
この天板2のスリット部4aの奥行き長さ(中心方向に延設した長さ)L1は、図9に示すように、T字形状した支持柱2の上端部2fの奥行き長さL2よりも長く、また棚部4cの高さt1は溝部2eの高さt2よりも小さく形成されている。
即ち、支持柱2の上端部2fに形成された溝部2eの内部に前記棚部4cが収容されるように、天板2の周縁から支持柱2を差し込むことにより、前記支持柱2は天板2に係止される。
尚、天板4のスリット部4aの奥行き長さL1を、支持柱2の上端部2fの奥行き長さL2よりも長く形成したのは、天板4が径方向に熱膨張した際、天板の熱膨張による応力を支持柱2に対して作用させないためである。したがって、図9に示すように、前記支持柱2の上端部2fがスリット部4aの内周側側壁と隙間Sを形成して,天板4に係止されることが必要である。
このように構成された支持柱2、底板3、天板4の組み立てについて説明する。
先ず、底板3のボルト螺子孔に、ボルト孔2c1,2c2が位置するように、3本の支持柱2を所定位置に載置する。続いて、支持柱2の上端部に形成された溝部2の内部に前記棚部4cが収容されるように、天板4の周縁から支持柱2を差し込むことにより、前記支持柱2を天板4に係止する。その後、ボルト5,6により支持柱2を底板3に固定することによって、組み立てが終了する。
本発明にかかる縦型ウエハボート1にあっては、熱処理炉内に投入した際、最初に進入する天板4と、最後に進入する底板3との間には温度差が生じるため、前記天板4は底板3の熱膨張より径方向に大きく膨張する。
しかしながら、前記したように熱処理炉内に最初に進入する天板4と、最後に進入する底板3との間には温度差が生じたとしても、天板2の周縁から支持柱2を差し込むことにより、前記支持柱2は天板2に係止されているに過ぎないため、天板4は支持柱2に対して移動し、支持柱2と天板4の連結部近傍、また支持柱2と底板4との連結部近傍に熱膨張に伴う応力が加わらず、亀裂は発生しない。
即ち、天板2のスリット部4aの奥行き長さL1が、支持柱2の上端部の奥行き長さL2よりも長く形成され、支持柱2の上端部2fとスリット部4aの内周側側壁との間に、隙間Sが形成されているため、天板4が径方向に自由に熱膨張でき、また、支持柱2に対して、天板4の熱膨張による外力が作用しない。その結果、支持柱2と天板4の連結部近傍、また支持柱2と底板3との連結部近傍に応力が加わらず、亀裂は発生しない。
なお、本発明にかかる縦型ウエハボート1にあっては、支持柱2の下端部は、底板3にボルト5,6によって固定されているが、縦型ウエハボート1の下端側は、熱処理炉内への出し入れの際に、上端側より大きな熱応力を受けることがないため、破損したりすることがなく、強固な固定が維持される。
また、前記縦型ウエハボート1は、アルミナセラミックスで形成されているため、使用後、フッ素系ガスまたはフッ酸溶液等のフッ素系洗浄流体を用いて洗浄を行なった場合、浸食され難く、洗浄等によって、ボート全体での各寸法が変動したり、強度が低下したりすることがない。そのため、洗浄後においても、支持柱2の間の距離寸法は、基準の距離寸法が維持され、半導体ウエハWを支障なく搭載することができる。
次に、本発明にかかる第二の実施形態について、図10乃至図12に基づいて説明する。
尚、図10は、本発明の第二実施形態にかかる天板の要部平面図、図11は、本発明の第二の実施形態にかかる組み立て手順を説明するための一部断面図、図12は、本発明の第二の実施形態の組み立て状態を示す一部断面図である。
この第二の実施形態にあっては、図10に示すように、天板10の外周側内部に、平面視でT字状の貫通穴10aを形成されている。また、前記貫通穴10aにおける天板10の径方向外側には、棚部10bが形成されている。更に、前記棚部10bの上面には、突起10cが形成されている。
一方、支持柱2は第一の実施形態の場合と同じであるが、支持柱2の上端部2fの下面には、前記突起10cが係止される凹部2gが形成されている点が異なる。尚、その他の構成については、第一の実施形態の場合と同一である。
このように構成された第二の実施形態にあっては、図11に矢印で示すように天板10の貫通穴10aに支持柱2の上端部2fを差し込み、支持柱2の上端部2fに形成された溝部2eの内部に前記棚部10bが収容されるように、支持柱2を外周方向に移動させ、前記支持柱2を天板2に係止する。このとき、突起10cが凹部2gに係合し、図12に示す状態となり、組み立てが終了する。
この第二の実施形態にあっても第一の実施形態と同様に、天板10が径方向に熱膨張しても、天板10は自由に膨張できるため、支持柱2と天板10の連結部近傍、また支持柱2と底板3との連結部近傍に応力が加わらず、亀裂は発生しない。
尚、この第二の実施形態にあっては、T字状の貫通穴10aを形成した場合を説明したが、図13に示すように、天板10に、天板10の径方向に延びる楕円形状の貫通穴11としても良い。この場合、支持柱12の上端部12aの形状は、円錐台形状に形成するのが好ましい。
また、上記実施形態にあっては、支持柱、天板、底板、ボルトをアルミナセラミックスによって形成した場合について説明したが、従来から用いられている材質、例えば、シリコン、あるいは炭化珪素を用いて形成しても良い。
図1は一実施形態にかかる縦型ウエハボートの斜視図である。 図2は、図1の支持柱の下端部を示す側面図である。 図3は図2のA−A矢視図である。 図4は、図1の天板を示す平面図である。 図5は天板の要部斜視図である。 図6は支持柱の側面図である。 図7は図6の支持柱の平面図である。 図8は図6の支持柱の要部正面図である。 図9は天板と支持柱との寸法関係を示す図である。 図10は、本発明の第二実施形態にかかる天板の要部平面図である。 図11は、本発明の第二の実施形態にかかる組み立て手順を説明するための一部断面図である。 図12は、本発明の第二の実施形態の組み立て状態を示す一部断面図である。 図13(a)は、本発明の第二実施形態にかかる天板及び支持柱上端部の変形例を示した平面図であって、(b)は、組み立て手順を説明するための一部断面図である。 図14は、従来の縦型ウエハボートを示す分解斜視図である。
符号の説明
1 縦型ウエハボート
2 支持柱
2a ウエハ支持部
2b 足部
2c1 ボルト孔
2c2 ボルト孔
2e 溝部
2f 上端部
2g 凹部
3 底板
4 天板
4a ウエハ保持部
4b スリット部(貫通部)
4c 棚部
5 ボルト
6 ボルト
10 天板
10a 貫通穴(貫通部)
10b 棚部
10c 突起部
11 貫通穴(貫通部)
L1 スリットブノ奥行き長さ
L2 支持柱の上端部の奥行き長さ
t1 棚部の高さ
t2 溝部の高さ
S 隙間
W 半導体ウエハ

Claims (5)

  1. 半導体ウエハを搭載するウエハ支持部を有する複数本の支持柱と、前記支持柱の上下端部に取付けられる天板及び底板とを具備する縦型ウエハボートにおいて、
    前記支持柱の下端部には、支持柱の横断面積より大きな底面積を有する足部が形成され、前記足部がボルトで底板に固定されると共に、
    前記天板には径方向に延設された複数個の貫通部が形成され、前記支持柱の上端部が前記貫通部の内周側側壁と隙間を形成して、天板に係止されていることを特徴とする縦型ウエハボート。
  2. 前記天板の貫通部が、天板の周縁に開口し、中心方向に延設するスリット部であって、更に前記スリット部の両側に棚部が設けられ、
    かつ、記支持柱の上端部の側壁には、支持柱のウエハ支持部方向に延設された溝部が形成され、
    前記スリット部の奥行き長さは、支持柱の上端部の奥行き長さよりも長く、かつ棚部の高さは溝部の高さよりも小さく形成され、
    前記支持柱の上端部に形成された溝部の内部に前記棚部が収容されるように、天板の周縁から支持柱を差し込むことにより、前記支持柱は天板に係止されることを特徴とする請求項1に記載された縦型ウエハボート。
  3. 前記天板の貫通部が天板の外周側内部に形成された貫通穴であって、前記貫通穴の外周側の両側壁に棚部が形成され、
    かつ、前記支持柱の上端部の側壁には、支持柱のウエハ支持部方向に延設された溝部が形成され、
    前記貫通穴の奥行き長さは、支持柱の上端部の奥行き長さよりも長く、かつ棚部の高さは溝部の高さよりも小さく形成され、
    前記支持柱の上端部に形成された溝部の内部に前記棚部が収容されるように、天板の貫通穴から支持柱を差し込むことにより、前記支持柱は天板に係止されることを特徴とする請求項1に記載された縦型ウエハボート。
  4. 前記足部を底板に固定するボルトは、支持柱のウエハ支持部の延設方向に前後に配置される共に、支持柱のウエハ支持部の延設方向に伸びる足部の中心線の両側に配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載された縦型ウエハボート。
  5. 前記支持柱と、前記板及び底板と、前記ボルトは、アルミナセラミックスによって形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載された縦型ウエハボート。
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