JP2007322655A - レトロフォーカスレンズ - Google Patents

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Abstract

【課題】十分にコンパクトな構成でありながら高い結像性能を発現する広角のレトロフォーカスレンズを提供する。
【解決手段】このレトロフォーカスレンズは、レンズL1〜L3からなると共に全体として負の屈折力を有する前群G1と、絞りStと、絞りStの像側に配置された接合レンズL56と、最も像側に配置された正のレンズL7とを含むと共に全体として正の屈折力を有する後群G2とを物体側から順に備える。さらに以下の条件式(1)を満足する。NdG2_LASTはレンズL7のd線に対する屈折率である。
2.00≦NdG2_LAST≦2.50 ……(1)
これにより、画角に依存する収差である非点収差、像面湾曲および歪曲収差の発生が抑制されるうえ、全系のペッツバール和の調整(低減)が比較的容易となる。さらに、コンパクト化にも有利となっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、広画角のレトロフォーカスレンズに関する。
一般に、FA(Factory Automation)用監視カメラや書画カメラ、あるいは一眼レフカメラなどに搭載される撮像用の広角レンズにおいては、バックフォーカスを十分に確保する必要があるため、物体側から順に、負の屈折力を有する群と正の屈折力を有する群とを配置し、絞りに対して前後非対称なレトロフォーカス型のレンズ構成を採用している。このようなレトロフォーカスレンズとしては、例えば以下の公報記載のものがある。
特開昭59−155817号公報 特開平9−211321号公報 特開2001−356262号公報
しかしながらレトロフォーカスレンズは、バックフォーカスを確保することには適しているものの、前述のように絞りに対して非対称な構成であると共に広画角であることから、一般的には歪曲収差や倍率色収差の補正を行うのに不利である。上記各特許文献記載のレトロフォーカスレンズにおいても、特に歪曲収差の補正の点で不十分なところがあり、いずれも高性能なレンズとは言い難い。さらに最近では、結像性能の向上に加え、小型化についての要求も高まってきている。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、十分にコンパクトな構成でありながら高い結像性能を発現する広角のレトロフォーカスレンズを提供することにある。
本発明のレトロフォーカスレンズは、複数のレンズからなると共に全体として負の屈折力を有する前群と、絞りと、この絞りの像側に配置された接合レンズと、最も像側に配置された正レンズとを含むと共に全体として正の屈折力を有する後群とを物体側から順に備え、かつ、以下の条件式(1)を満足するように構成したものである。但し、NdG2#LASTは後群における最も像側に配置された正レンズのd線に対する屈折率である。
2.00≦NdG2_LAST≦2.50 ……(1)
本発明のレトロフォーカスレンズでは、条件式(1)を満足するような高屈折率材料によって後群における最も像側の正レンズ(以下、最終レンズという。)を構成したので、ある大きさの屈折力を得るにあたって最終レンズの両面における曲率をより小さくすることができる。このため、比較的大きな画角の光線であっても、最終レンズの両面において面法線に対する入射光線の角度が小さくなり、画角の増大に伴って大きくなる傾向にある収差が低減される。すなわち、画角に依存する収差である非点収差、像面湾曲および歪曲収差の発生が抑制されることとなる。これにより、上記した各収差以外の収差について、用途に応じてバランスよく補正し易くなる。さらに、このレトロフォーカスレンズでは、条件式(1)を満足する最終レンズの存在により、全系のペッツバール和を低減するための調整が比較的容易であるうえ、コンパクト化にも有利となっている。
本発明のレトロフォーカスレンズでは、さらに、以下の条件式(2)および(3)をそれぞれ満足するように構成されていることが望ましい。
0.63≦|fG2/f|≦3.50 ……(2)
|fG2_LAST/f|≧0.58 ……(3)
ここで、fG2は後群の焦点距離であり、fは全系の焦点距離であり、fG2#LASTは後群の最終レンズの焦点距離である。これらの各条件式を満足することにより、歪曲収差、軸上色収差および倍率色収差をはじめとする諸収差が低減され、かつ、それらの諸収差のバランスが良好に保たれることとなる。
本発明のレトロフォーカスレンズでは、接合レンズが、後群の最終レンズと隣接すると共に物体側から順に配置された正レンズと負レンズとを含み、さらに、以下の条件式(4)および(5)をそれぞれ満足するように構成されていることが望ましい。
5.5<νdG2_LAST<28.5 ……(4)
14.0<νdG2_BN<28.5 ……(5)
但し、νdG2_LASTは後群における最終レンズのd線に対するアッベ数であり、νdG2#BNは後群における像側から2番目のレンズのd線に対するアッベ数である。こうすることにより、色収差の補正が容易となる。
さらに、本発明のレトロフォーカスレンズでは、前群を3枚のレンズによって構成し、後群を4枚のレンズによって構成すると、コンパクト化と収差性能の向上との両立が容易である。
本発明のレトロフォーカスレンズによれば、後群の最終レンズの構成材料として所定の条件式(1)を満足する高屈折率の光学材料を用いるようにしたので、広画角であり、かつ、十分にコンパクトな構成でありながら高い結像性能を発現することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明における一実施の形態としてのレトロフォーカスレンズの一構成例を示している。この構成例は、後述の第1の数値実施例(図2)のレンズ構成に対応している。図1において、符号Siは、最も物体側の構成要素の面を1番目として、像側(結像側)に向かうに従い順次増加するようにして符号を付したi番目の面を示す。符号Riは、面Siの曲率半径を示す。符号Diは、i番目の面Siとi+1番目の面Si+1との光軸Z1上の面間隔を示す。
このレトロフォーカスレンズは、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの撮像素子を用いたデジタルカメラ、例えばプロジェクタ用の書画カメラや監視用のFAカメラ等に搭載されて使用されるものである。このレトロフォーカスレンズは、光軸Z1に沿って、複数のレンズからなり全体として負の屈折力を有する前群G1と、一の接合レンズL56(後出)を含む複数のレンズからなり全体として正の屈折力を有する後群G2とが物体側から順に配設された構成となっている。接合レンズL56の物体側には、開口絞りStが配置されている。このレトロフォーカスレンズの結像面(撮像面)Simgには、CCDなどの撮像素子(図示せず)が配置される。後群G2と結像面Simgとの間には、レンズを装着するカメラ側の構成に応じて、各種光学部材GCが配置されてもよい。例えば撮像素子の撮像面を保護するためのカバーガラスのほか、赤外線カットフィルタやローパスフィルタなどを配置することができる。
前群G1は例えば3枚構成であり、物体側から順に配置されたレンズL1〜L3を有している。レンズL1は、例えば物体側に凸面を向けた正のメニスカスレンズである。レンズL2は、例えば物体側に凸面を向けた負のメニスカスレンズである。レンズL3は、例えば物体側に凸面を向けた負のメニスカスレンズ(後述の実施例1,2,4,5)である。あるいは両凹レンズ(後述の実施例3)としてもよい。
後群G2は例えば4枚構成であり、物体側から順に配置されたレンズL4〜L7を有している。後群G2のうち、最も物体側に位置するレンズL4は例えば両凸レンズである。レンズL4の像側に開口絞りStを挟むようにして配置されたレンズL5は例えば両凸レンズである。レンズL5は、その像側に配置されたレンズL6と共に接合レンズL56を構成している。レンズL6は、例えば、両凹レンズ(後述の実施例1,2,3,5)、または像側に凸面を向けた負のメニスカスレンズ(後述の実施例4)である。レンズL7は、例えば、両凸レンズ(後述の実施例1,2,3,5)、または像側に凸面を向けた正のメニスカスレンズ(後述の実施例4)である。
後群G2のレンズL7は、そのd線を基準波長とした場合の屈折率をNdG2_LASTと表したとき、以下の条件式(1)を満足する光学材料によって構成されている。
2.00≦NdG2_LAST≦2.50 ……(1)
このレトロフォーカスレンズは、さらに以下の条件式(2)を満足するように構成されていることが望ましい。ここで、後群G2の焦点距離をfG2とし、全系の焦点距離をfとする。
0.63≦|fG2/f|≦3.50 ……(2)
さらに、レンズL7の焦点距離をfG2_LASTとしたとき、以下の条件式(3)を満足するように構成されていることが望ましい。ただし、レンズL7が平行平面板である場合を含むものではない。
|fG2_LAST/f|≧0.58 ……(3)
なお、レンズL7の曲率半径R13,R14の絶対値を大きくする(面S13,S14の曲率の絶対値を小さくする)ことで、条件式(3)を満足しつつ自らのペッツバール和を小さくすることができる。この場合には、レトロフォーカスレンズ全体のペッツバール和に与える影響を低減することができる。
さらに、以下の条件式(4)および(5)を共に満足するように構成されていることが望ましい。但し、レンズL7のd線に対するアッベ数をνdG2_LASTとし、レンズL6のd線に対するアッベ数をνdG2_BNとする。
5.5<νdG2_LAST<28.5 ……(4)
14.0<νdG2_BN<28.5 ……(5)
次に、以上のように構成された本実施の形態のレトロフォーカスレンズの作用および効果を説明する。
このレトロフォーカスレンズでは、後群G2の最も像側に位置するレンズL7を、上記の条件式(1)を満足する高屈折率の光学材料によって構成するようにしたので、コンパクト性が担保されると共に諸収差、特に歪曲収差、軸上色収差および倍率色収差が低減される。したがって、広画角であり、かつ、十分にコンパクトな構成でありながら高い結像性能が実現される。各条件式の作用については以下の通りである。
条件式(1)は、諸収差をバランス良く補正するための条件であり、後群G2におけるレンズL7の適切な構成材料を規定している。条件式(1)の下限値を下回ると、特に軸上色収差および歪曲収差が劣化し、条件式(1)の上限値を上回ると、特に倍率色収差および歪曲収差が劣化する傾向にある。
条件式(2)は、光学系全体のパワーに対する後群G2のパワー配分を規定している。条件式(2)の下限値を下回ると、特に倍率色収差および歪曲収差が劣化し、条件式(2)の上限値を上回ると、特に軸上色収差、倍率色収差および歪曲収差が劣化する傾向にあり、いずれの場合も全体としてバランスの良い収差補正が困難となるので好ましくない。
条件式(3)は、光学系全体のパワーに対するレンズL7のパワーの割合を規定している。条件式(3)の下限値を下回ると、特に倍率色収差および歪曲収差が劣化する傾向にあり、全体としてバランスの良い収差補正が困難となるので好ましくない。
条件式(4)および(5)は、それぞれレンズL7およびレンズL6における色収差の発生を低減するための条件であり、レンズL7およびレンズL6の適切な構成材料を規定している。現状では、条件式(1)を満たす光学材料のうち、条件式(4)の上下限を外れるようなものは存在しない。したがって、正のレンズL7は、条件式(4)で規定されるような高分散を示すことに起因して、絞りStよりも像側に配置されることで「青色」についての軸上色収差および倍率色収差の双方がアンダーの方向へ動き、「赤色」についての軸上色収差および倍率色収差の双方がオーバーの方向へ動く。一方、条件式(5)で規定されるような高分散をしめす光学材料によって構成された負のレンズL6は、絞りStよりも像側に配置されることで「青色」についての軸上色収差および倍率色収差の双方がオーバーの方向へ動き、「赤色」についての軸上色収差および倍率色収差の双方がアンダーの方向へ動く。結果として、これらの作用が相殺しあうこととなり、レンズL7によって生じてしまう色収差をレンズL6によって補正することができる。
次に、本実施の形態に係るレトロフォーカスレンズの具体的な数値実施例について説明する。以下では、5つの数値実施例をまとめて説明する。
図2は、図1に示した第1の構成例としてのレトロフォーカスレンズに対応する具体的な基本レンズデータ(実施例1)を示している。なお、カバーガラス等の光学部材GCに関するデータについては省略している。
図2に示した基本レンズデータにおける面番号Siの欄には、図1に示した符号Siに対応させて、絞りStを含め、最も物体側にある構成要素の面を1番目として像側に向かうに従い順次増加するようにして符号を付したi番目(i=1〜14)の面の番号を示している。曲率半径Riの欄には、図1で示した符号Riに対応させて、物体側からi番目の面の曲率半径の値を示す。面間隔Diの欄についても、図1で付した符号に対応させて、物体側からi番目の面Siとi+1番目の面Si+1との光軸上の間隔を示す。曲率半径Riおよび面間隔Diの値の単位はミリメートル(mm)である。Ndj,νdjの欄には、物体側からj番目(j=1〜7)のレンズ要素のd線(587.6nm)に対する屈折率およびアッベ数の値をそれぞれ示す。
以上の実施例1と同様にして、実施例2〜実施例5としてのレトロフォーカスレンズの基本レンズデータをそれぞれ図3〜図6に示す。なお、実施例2〜実施例5としてのレトロフォーカスレンズの基本構成は、実施例1のレトロフォーカスレンズとほぼ同等である。但し、実施例3では、レンズL3が物体側に凸面を向けた負のメニスカスレンズではなく、両凹レンズとなっている。また、実施例4では、レンズL6が両凹レンズではなく像側に凸面を向けた負のメニスカスレンズであり、レンズL7が両凸レンズではなく像側に凸面を向けた正のメニスカスレンズとなっている。
図7は、各実施例についてのその他のデータをまとめて示したものである。具体的には、画角、レンズL7のd線に対する屈折率NdG2_LASTおよびアッベ数νdG2_LAST、レンズL6のd線に対するアッベ数νdG2_BN、全系の焦点距離f、後群G2の焦点距離fG2、レンズL7の焦点距離fG2_LASTを各実施例について示している。
図8は、図7のデータを利用して、条件式(1)〜(5)に対応する値を各実施例についてまとめて示したものである。図8に示したように、各実施例の値が、全て条件式(1)〜(5)の数値範囲内となっている。
図9(A)〜9(D)は、実施例1のレトロフォーカスレンズにおける球面収差、非点収差、ディストーション(歪曲収差)、および倍率色収差を示している。ここでは、物体距離を300mmとした場合の収差をそれぞれ示している。また、各収差図にはd線を基準波長とした収差を示すが、球面収差図および倍率色収差図にはg線(波長435.8nm)およびC線(波長656.3nm)についての収差も示す。非点収差図において、実線はサジタル方向、破線はタンジェンシャル方向の収差を示す。FNO.はF値、ωは半画角を示す。
同様に、実施例2における諸収差を図10(A)〜10(D)に示し、実施例3における諸収差を図11(A)〜11(D)に示し、実施例4における諸収差を図12(A)〜12(D)に示し、実施例5における諸収差を図13(A)〜13(D)に示す。なお、いずれについても、物体距離を300mmとした場合の収差を示している。
一般的な広角のレトロフォーカスレンズでは、全長を短くすると歪曲収差や倍率色収差が大きくなる傾向にある。これに対し、本発明の上記各実施例では、各レンズデータおよび各収差図から明らかなように、全長が短くコンパクトな構成でありながら極めて良好な収差性能が発揮されている。具体的には、歪曲収差が±1%以下、倍率色収差が±10μm以下にそれぞれ収まっている。
以上、実施の形態および実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態および実施例に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、各レンズ成分の曲率半径、面間隔および屈折率の値は、上記各数値実施例で示した値に限定されず、他の値をとり得るものである。
また、上記実施の形態および各実施例では全体として7枚構成としたが、本発明のレトロフォーカスレンズはこれに限定されるものではない。例えば、色収差をより良好に補正するために後群の接合レンズを(例えば負レンズ、正レンズ、負レンズの順に接合した)3枚構成とすることで全体として8枚構成としてもよい。あるいは、簡素化や軽量化のため、前群を例えば物体側から順に配置された正レンズと負レンズとの2枚によって構成することで全体として6枚構成としてもよい。
本発明の一実施の形態としてのレトロフォーカスレンズにおける一構成例を示すものであり、実施例1に対応する断面図である。 実施例1のレトロフォーカスレンズにおける基本レンズデータを示す説明図である。 実施例2のレトロフォーカスレンズにおける基本レンズデータを示す説明図である。 実施例3のレトロフォーカスレンズにおける基本レンズデータを示す説明図である。 実施例4のレトロフォーカスレンズにおける基本レンズデータを示す説明図である。 実施例5のレトロフォーカスレンズにおける基本レンズデータを示す説明図である。 実施例1〜5の各レトロフォーカスレンズにおけるその他のデータを示す説明図である。 実施例1〜5の各レトロフォーカスレンズにおける条件式(1)〜(5)に対応する数値を示す説明図である。 実施例1のレトロフォーカスレンズにおける球面収差、非点収差、ディストーション、および倍率色収差を示す収差図である。 実施例2のレトロフォーカスレンズにおける球面収差、非点収差、ディストーション、および倍率色収差を示す収差図である。 実施例3のレトロフォーカスレンズにおける球面収差、非点収差、ディストーション、および倍率色収差を示す収差図である。 実施例4のレトロフォーカスレンズにおける球面収差、非点収差、ディストーション、および倍率色収差を示す収差図である。 実施例5のレトロフォーカスレンズにおける球面収差、非点収差、ディストーション、および倍率色収差を示す収差図である。
符号の説明
G1…前群,G2…後群、L1〜L7…レンズ、Si…物体側から第i番目のレンズ面、Ri…物体側から第i番目のレンズ面の曲率半径、Di…物体側から第i番目と第(i+1)番目のレンズ面との面間隔、Simg…結像面、Z1…光軸。

Claims (5)

  1. 複数のレンズからなると共に全体として負の屈折力を有する前群と、
    絞りと、前記絞りの像側に配置された接合レンズと、最も像側に配置された正レンズとを含むと共に全体として正の屈折力を有する後群と
    を物体側から順に備え、かつ、以下の条件式(1)を満足するように構成されている
    ことを特徴とするレトロフォーカスレンズ。
    2.00≦NdG2_LAST≦2.50 ……(1)
    但し、
    NdG2_LAST:後群における最も像側に配置された正レンズのd線に対する屈折率
  2. さらに、以下の条件式(2)を満足するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のレトロフォーカスレンズ。
    0.63≦|fG2/f|≦3.50 ……(2)
    但し、
    G2:後群の焦点距離
    f:全系の焦点距離
  3. さらに、以下の条件式(3)を満足するように構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のレトロフォーカスレンズ。
    |fG2_LAST/f|≧0.58 ……(3)
    但し、
    G2_LAST:後群における最も像側に配置された正レンズの焦点距離
  4. 前記接合レンズは、前記後群の最も像側に配置された正レンズと隣接すると共に物体側から順に配置された正レンズと負レンズとを含み、
    さらに、以下の条件式(4)および条件式(5)を共に満足するように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のレトロフォーカスレンズ。
    5.5<νdG2_LAST<28.5 ……(4)
    14.0<νdG2_BN<28.5 ……(5)
    但し、
    νdG2_LAST:後群における最も像側に配置された正レンズのd線に対するアッベ数
    νdG2_BN:後群における像側から2番目のレンズのd線に対するアッベ数
  5. 前記前群のレンズ枚数は3枚であり、前記後群のレンズ枚数は4枚である
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のレトロフォーカスレンズ。
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