JP2007322603A - 照明制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明では、PWM方式において低光量領域低光量領域でのデューティと光量の線形性を確保し、全光量領域において線形性を保障できる照明制御システムを提供する。
【解決手段】少なくとも、LED光源と、NDフィルターと、該LED光源の光軸に対して該NDフィルターを挿脱させる挿脱機構とを有する照明システムを制御する照明制御システムは、前記LED光源の調光指示を取得する調光指示取得手段と、前記挿脱機構の動作を制御する挿脱制御手段と、前記LED光源の調光を制御する調光制御手段と、前記取得した調光指示による光量設定値に基づいて、前記挿脱制御手段及び前記調光制御手段の駆動を制御する制御手段を備えることにより、上記課題の解決を図る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、LEDを用いた照明制御システムに関する。
近年、顕微鏡の照明部にLED(Light Emitting Diode)が使用されている。LEDの特徴として、これまでのハロゲンランプにはなかった長寿命、低消費電力、発熱の低下などが挙げられる。
しかし、LEDもハロゲンランプと同様に調光時に波長シフトが起きてしまう問題がある。この波長シフトとは、電流値の変更によりLEDの波長特性がずれることであり、観察対象物の観えが一定して観察できなくなる可能性がある。
この問題点を解決するためにPWM(Pulse Width Modulation)方式(パルス幅を変更して、定電流制御でデジタル的に電圧制御を行う方式のこと。)を用いて調光の制御を行うことにより、波長シフトの対策が行われている。
ところで、従来、LED照明を蛍光観察の照明に使用する方法がある(例えば、特許文献1)。特許文献1では、LEDを光源としてPWMで調光の制御を行っている。その目的は、観察対象部にダメージを与えないために、目的観察部を探す場合にはパルス幅を小さくして弱い光量にて行い、目的観察部を発見した時のみパルス幅を大きくして強く光量を調節して行っている。
PWM方式によるLED照明は、デジタル特有である瞬時のON/OFFを行い、適切な強弱の設定をすることにより、顕微鏡に必要な低光量領域から高光量領域までの切り換えを実現できる有効な技術である。
特開2005−250151号公報
しかしながら、PWM方式は瞬時のON/OFFに優れているが、応答する回路性質上の限界がある。高周波でのPWM方式では、LEDへの電流を供給する回路にどうしても遅延が発生する。
特に、低デューティ領域および高デューティ領域のパルス点灯においては、前述の遅延のために、デューティと光量の線形性が確保できない(図4参照)。低光量領域の調光は、微量な光量の観察を必要とする顕微鏡において重要である。
このように、従来、LED照明では、PWM方式において低光量領域でのデューティと光量の線形性を確保することができなかった。
上記の課題に鑑み、本発明では、PWM方式において低光量領域でのデューティと光量の線形性を確保し、全光量領域において線形性を保障できる照明制御システムを提供する。
本発明にかかる、少なくとも、LED光源と、NDフィルターと、該LED光源の光軸に対して該NDフィルターを挿脱させる挿脱機構とを有する照明システムを制御する照明制御システムは、前記LED光源の調光指示を取得する調光指示取得手段と、前記挿脱機構の動作を制御する挿脱制御手段と、前記LED光源の調光を制御する調光制御手段と、前記取得した調光指示による光量設定値に基づいて、前記挿脱制御手段及び前記調光制御手段の駆動を制御する制御手段を備えることを特徴とする。
前記照明制御システムにおいて、前記調光制御手段は、前記LED光源に入力される通電パルス幅を制御することにより、該LED光源を調光することを特徴とする。
前記照明制御システムにおいて、前記制御手段は、前記取得した光量設定値が所定値より小さいか否かを判定し、前記調光制御手段は、前記制御手段による前記判定結果に基づいて、前記通電パルス幅を変更することを特徴とする。
前記照明制御システムにおいて、前記制御手段により前記光量設定値が前記所定値より小さいと判定された場合、前記挿脱制御手段は前記NDフィルターを挿入し、前記制御手段により前記光量設定値が前記所定値より大きいと判定された場合、前記挿脱制御手段は前記NDフィルターを脱することを特徴とする。
前記照明制御システムにおいて、前記制御手段は、前記光量設定値が前記所定値より小さいと判定した場合、前記挿脱制御手段を制御して前記NDフィルターを挿入させた後、前記調光制御手段を制御して前記通電パルス幅を大きくさせることを特徴とする。
前記照明制御システムにおいて、前記制御手段は、前記光量設定値が前記所定値より大きいと判定した場合、前記調光制御手段を制御して前記通電パルス幅を小さくさせた後、前記挿脱制御手段を制御して前記NDフィルターを脱させることを特徴とする。
前記所定値は、少なくとも、前記LED光源の光軸に挿入された前記NDフィルターを該光軸から脱する場合に設定される光量である第1の光量設定値と、前記LED光源の光軸に前記NDフィルターを挿入する場合に設定される光量である第2の光量設定値とを含むことを特徴とする。
また、本発明にかかる照明システムは、前記の照明制御システムを備えることを特徴とする。
また、本発明にかかる顕微鏡システムは、前記の照明制御システムを有する照明システムを備えることを特徴とする。
本発明にかかる、少なくとも、LED光源と、NDフィルターと、該LED光源の光軸に対して該NDフィルターを挿脱させる挿脱機構とを有する照明システムを制御する処理をコンピュータに実行させる照明制御プログラムは、前記LED光源の調光指示を取得する調光指示取得処理と、前記挿脱機構の動作を制御する挿脱制御処理と、前記LED光源の調光を制御する調光制御処理と、前記取得した調光指示による光量設定値に基づいて、前記挿脱制御処理及び前記調光制御処理の実行を制御する制御処理を、コンピュータに実行させる。
本発明にかかる、少なくとも、LED光源と、NDフィルターと、該LED光源の光軸に対して該NDフィルターを挿脱させる挿脱機構とを有する照明システムの制御方法は、前記LED光源の調光指示を取得し、前記取得した光量設定値が所定値より小さいか否かを判定し、前記光量設定値が前記所定値より小さいと判定された場合、前記NDフィルターを前記光軸に挿入した後、前記LED光源に入力される通電パルス幅を大きくし、前記光量設定値が前記所定値より大きいと判定された場合、前記通電パルス幅を小さくさせた後、前記NDフィルターを前記光軸から脱させることを特徴とする。
本発明にかかる照明制御システムを用いることにより、PWM方式において低光量領域低光量領域でのデューティと光量の線形性を確保し、全光量領域において線形性を保障できる。
本発明にかかる照明制御システムは、少なくとも、LED光源と、NDフィルターと、該LED光源の光軸に対して該NDフィルターを挿脱させる挿脱機構とを有する照明システムを制御する。
照明制御システムは、調光指示取得手段と、挿脱制御手段と、調光制御手段と、制御手段を備える。このように構成することにより、ユーザーより設定された光量に応じて、NDフィルターの挿脱及びLED光源の調光を調整することができる。
調光指示取得手段は、LED光源の調光指示を取得する(本発明の実施形態によれば、外部インターフェースコネクタ303bに対応する)。挿脱制御手段は、挿脱機構の動作を制御する(本発明の実施形態によれば、モータドライバ305に対応する)。
調光制御手段は、LED光源の調光を制御する(本発明の実施形態によれば、LEDドライバ306に対応する)。調光制御手段は、LED光源に入力される通電パルス幅を制御することにより、該LED光源を調光する。このように構成することにより、通電パルス幅を変更してLEDを調光することができる。
制御手段は、取得した調光指示による光量設定値に基づいて、挿脱制御手段及び調光制御手段の駆動を制御する(本発明の実施形態によれば、CPU300に対応する)。制御手段は、前記取得した光量設定値が所定値より小さいか否かを判定し、前記調光制御手段は、前記制御手段による前記判定結果に基づいて、前記通電パルス幅を変更する。このように構成することにより、低光量領域でのデューティと光量の線形性とを制御することができる。
制御手段により前記光量設定値が前記所定値より小さいと判定された場合、挿脱制御手段はNDフィルターを挿入し、制御手段により前記光量設定値が前記所定値より大きいと判定された場合、前記挿脱制御手段は前記NDフィルターを脱する。
このように構成することにより、低光量領域でのデューティと光量の線形性とを制御することができる。
また、制御手段は、光量設定値が所定値より小さいと判定した場合、挿脱制御手段を制御してNDフィルターを挿入させた後、調光制御手段を制御して通電パルス幅を大きくさせる。
このように構成することにより、観察者の目の安全に配慮して、低光量領域でのデューティと光量の線形性とを制御することができる。
また、制御手段は、光量設定値が前記所定値より大きいと判定した場合、調光制御手段を制御して通電パルス幅を小さくさせた後、挿脱制御手段を制御してNDフィルターを脱させる。
このように構成することにより、低光量領域から高光量領域に変更する際に、観察者の目の安全に配慮して、デューティを大きくすることができる。
前記所定値は、少なくとも、LED光源の光軸に挿入されたNDフィルターを光軸から脱する場合に設定される光量である第1の光量設定値と、LED光源の光軸にNDフィルターを挿入する場合に設定される光量である第2の光量設定値とを含む。このとき、第2の光量設定値<第1の光量設定値とすると、NDフィルター挿入状態とNDフィルターなしの状態とで、調光値が同じになる領域が重複して存在する光量領域を得ることができる。
それでは、以下に本発明の実施形態について詳述する。
<第1の実施形態>
図1は、本実施形態における顕微鏡システムの全体構成を示す。顕微鏡システムの光学系において、LED1から発せられた照明光は電動制御されたNDフィルター2を透過し、コレクタレンズ3で集光させられる。NDフィルター2は、LED1の光軸L上に配置されている。
上記コレクタレンズ3を透過した照明光は、透過視野絞り4、コンデンサ5を透過後、試料ステージ6上の観察試料Sへ照射される。試料ステージ6上方には対物レンズ7があり、対物レンズ7を透過した光は、ビームスプリッター8にて2方向に分岐させられ、その一方の観察光が接眼レンズ9へ導かれ、他方の観察光は撮影用光路(不図示)に導かれる。
次に、本実施形態の顕微鏡システムにおける制御系の構成について説明する。顕微鏡システム全体の動作を管理している制御装置12は、ケーブル11を介して照明コントロール部10と接続されている。
制御装置12には、操作部14が接続されている。操作部14からの入力により制御装置12を介して照明コントロール部10の制御を行うことができる。照明コントロール部10は、LED1、NDフィルター2を駆動および制御するものである。
図2は、本実施形態における制御系の概略構成を示す。制御装置12は、CPU(中央処理演算装置)300、ROM(リードオンリーメモリ)301、RAM(ランダムアクセスメモリー)302、外部インターフェースコネクタ303a,303bを備える。ROM301には、制御プログラムが格納されている。RAM302には、制御プログラムの変数データが確保される。
CPU300は、外部インターフェースコネクタ303aを介してケーブル11と電気的に接続されている。ケーブル11は照明コントロール部10の外部インターフェースコネクタ304aと接続されている。そのため、CPU300は、照明コントロール部10の制御が可能となっている。
照明コントロール部10は、モータドライバ305、LEDドライバ306、外部インターフェースコネクタ304a,304b,304cを備える。
モータドライバ305とLEDドライバ306はともに、外部インターフェースコネクタ304aと接続されている。モータドライバ305とLEDドライバ306はそれぞれ、外部インターフェースコネクタ304b,外部インターフェースコネクタ304cと接続されている。
外部インターフェース304b,304cを介して、モータドライバ305とLEDドライバ306はそれぞれ、NDフィルター2の駆動用モータ(不図示)およびLED1と接続されている。よって、NDフィルター2の光路に対する挿脱およびLED1のPWM方式による点灯を制御することが可能となっている。
CPU300は、外部インターフェースコネクタ303bを介してケーブル13と電気的に接続され、操作部14と接続されている。操作部14には調光を操作するボリューム(不図示)が備え付けられ、現在の調光値がどのくらいなのか読み取ることができる。操作部14からのユーザーによる入力信号は、CPU300にて処理される。
なお、CPU300は、モータドライバ305およびLEDドライバ306について、それぞれモータ回転角を示すアドレス、LEDを駆動するためのデューティの値を監視し、LEDのデューティ値、NDフィルターを駆動させるモータの現在位置をRAM302に格納できるように構成されている。
図3Aは、本実施形態における照明装置の外観斜視図を示す。図3Bは、図3Aの照明装置の内部構成の概要を示す。照明装置15は、LED1とNDフィルター2とが1つのパッケージ内に収められた照明装置の一例を示したものである。
照明装置15の筐体の外部には、電源コード401が延出している。照明装置15は、LED1、NDフィルター2、及びNDフィルター2を駆動させるためのモータ402を含んでいる。
図2で説明したように、LED1は、LEDドライバ306により制御される。また、NDフィルター2は、モータドライバ305により制御されたモータ402により光路に対して挿脱動作を行う。
なお、本実施形態では、LED1とNDフィルター2の構成として、1つのパッケージ内に収められている構成を用いたが、これに限定されず、例えば、LED1だけを取り外した機構として、NDフィルター2を顕微鏡内に設置してもよい。
図4は、本実施形態におけるLEDのデューティと光量設定値の関係を示す。同図において、横軸はLED1へ入力される入力パルスのデューティ[%]を示し、縦軸はデューティに対応するLEDの光量を示す。
同図において、デューティが5.4以下の領域では、デューティと光量設定値と関係は非線形となっており、デューティが5.4より大きい領域では線形となっている。
このように、LEDのデューティと光量設定値は、低光量領域以外では線形性を得ることができるが、低光量領域では線形性を保つことが難しい。表1に実際の調光値とデューティとの関係を示す。
Figure 2007322603
図5は、本実施形態におけるLEDのPWM駆動における低光量領域の調光方法のフローチャートを示す。まず、ユーザーは、制御装置12の電源を投入する(ステップ1。以下、ステップを「S」と称する)。そうすると、CPU300は、ROM301より本実施形態にかかるプログラムを読み出して、以下の処理を実行する。このとき、照明コントロール部10にも電力が供給される。また、CPU300は、RAM302に格納されている表1の値を読み込む。
次に、CPU300は、操作部14からの入力信号により現在の調光量がいくつに設定されているか読み込みをする(S2)。ここで、調光量のレンジは0〜100とする。この調光値は、例えばユーザーが設定する操作部14に設置されているボリューム(不図示)のアナログ値から読み出す。本実施形態において、調光値に対応した線形性が得られる領域は、デューティ5.7〜95%の範囲であるとする(図4参照)。
調光値6未満の低光量領域での調光方法は、光路LにNDフィルター2を挿入して行う。NDフィルター2は、透過光10%(以下、ND(10%)と称する。)とする。調光値10以上の光量領域での調光方法は、NDフィルター2を抜いた状態で行う。調光値6〜10の光量領域での調光方法は、現在のNDフィイルター2の位置を保持する。
このようにすることで、調光値の閾値付近での調光時に、NDフィルター2の挿脱が繰り返される動作を軽減することができる。
次に、CPU300は、前回の調光値と現在の調光値との変化を検出する(S3)。なお、初回の電源投入時には、S3の分岐は強制的に「NO」へ進むようになっている。
2回目以降のS3の処理において、前回の調光値と現在の調光値とに変化がなければ(S3で「YES」へ進む)、CPU300は、現在の調光値、デューティ、及びNDフィルター2の情報を制御装置12内のRAM302に格納し(S17)、S2に戻る。
S3において、調光値に変化がなければ、CPU330は、S2,S3,S17を繰り返し、調光値の読み出しを行い、LED1の光点灯出力をする。
S3において、調光値に変化があった場合(S3で「NO」へ進む)、CPU300は、その調光値が6未満であるかを検出する(S4)。
S4にて調光値が6未満の場合(S4で「YES」へ進む)、CPU300は、NDフィルター2を光路Lに挿入し(S5)、NDフィルター2の挿入時のデューティを算出する(S6)。調光価6未満の場合は式(1)を用いてデューティを算出する。
D=(調光値/0.1[NDフィルター透過率])×0.95・・・(1)
CPU300は、S6で算出したデューティのPWM信号をLED1に出力するように、LEDドライバ306を制御する(S7)。
また、S4にて調光値が6以上の場合(S4で「NO」へ進む)、CPU300は、その調光値が10以上であるかを検出する(S8)。
S8において、調光値が10より高い場合(S8で「YES」へ進む)、低光量領域から線形性領域へ変わることとなるので、CPU300は次の式(2)にてデューティを算出する(S9)。
D=(95×変更された調光値)/100・・・(2)
次に、CPU300は、S9で算出したデューティのPWM信号をLED1に出力するように、LEDドライバ306を制御する(S10)。その後、CPU300はNDフィルター2を光路Lから抜く(S11)。
また、S8において、調光値が10以下の場合(S8で「NO」へ進む)、すなわち、変更された調光値は6以上、10以下の場合、CPU300は、光路LにNDフィルター2が挿入されているかを検出する(S12)。
S12において、NDフィルター2が挿入されていれば(S12で「YES」へ進む)、CPU300は、式(1)を用いてデューティを算出し(S13)、その算出したデューティのPWM信号をLED1に出力するように、LEDドライバ306を制御する(S14)。
S12において、NDフィルター2が挿入されていなければ(S12で「NO」へ進む)、CPU300は、式(2)を用いてデューティを算出し(S15)、その算出したデューティのPWM信号をLED1に出力するように、LEDドライバ306を制御する(S16)。
S7,S11,S14,S16を終了後、S17において、CPU300は、調光値、NDフィルター、及びデューティに関する情報を制御装置12内のRAM302に格納し、次の調光値変更が起きるまでS2,S3を繰り返す。
なお、図5において、調光値6〜10のとき、NDフィルター挿入状態とNDフィルターなしの状態が存在している(S12〜S16)。したがって、このような同じ調光が得られる調光領域を重複させ緩衝領域とすることにより、線形性を阻害することなく、切り換えをスムーズに行うことができる。
上記の一連の流れを、実際に例を用いてステップの流れを示す。一例として、電源投入時(初回)の調光値を50として、途中から調光値を5で調光し、途中から調光値を9で調光する場合について説明する。
S2より電源投入時(初回)には、調光値50が読み込まれる。S3にて、調光値50と検出され、初回電源投入なのでそのままS4に移行する。S4にて「NO」となり、S8に移行する。S8にて「YES」となり、S9に移行する。S9にてデューティDを式(2)より算出する。
D=(95×50)/100=47.5%
S10より、デューティ47.5%のPWM信号をLED1に出力する。S11にてNDフィルター2を光路Lから抜く(ND=0)。S17にて「調光値=50」、「ND=0」、「デューティ=47.5%」をRAM302内に格納する。
次に、調光値5に光量を変更した場合の流れを説明する。S2より、調光値5を読み込む。S3より、前回と今回の調光値に変更があるので、S4に移行する。S4より、調光値は6未満と検出される。
S4は「YES」となり、S5よりNDフィルター2を光路Lに挿入(ND=1)する。S6よりデューティを式(1)より算出する。
D=(5/0.1)×0.95=47.5%
S7にてデューティ47.5%のPWM信号をLED1に出力する。S17にてRAM302に「調光値=5」、「ND=1」、「デューティ=47.5%」を格納する。
次に調光値9に光量を変更した場合の流れを説明する。S2にて調光値9を読み込む。S3にて調光値の変更があるのでS4に移行する。S4にて、調光値は6以上と検出されるので「NO」となり、S8に移行する。
S8にて、調光値は10以下と検出されるので、「NO」となり、S12に移行する。S12にて、NDフィルター2が光路Lに挿入されているかを検出する。ND=1なので、S12は「YES」となり、S13にて式(1)を用いてデューティを算出する。
D=(9/0.1)×0.95=85.5%
S14にてデューティ85.5%のPWM信号をLED1に出力する。S17にてRAM302に、「調光値=9」、「ND=1」、「デューティ=85.5%」を格納する。
本実施形態によれば、LED照明においてPWM方式の問題点である低光量領域の線形性を、NDフィルターの挿脱及びデューティのシフトにより、全光量領域において線形性を得ることができる。したがって、色温度の変化なし、接眼観察時における眼にも配慮した照明装置となっている。
なお、本実施形態では、調光値の読み出しに際し、操作部からボリューム抵抗より電圧値を読み出したが、これと異なる構成でもよい。例えば、LED1を点灯させるための調光UPボタンと調光DOWNボタンの構成としてもよい。
また、電源を落とす直前に、不揮発性メモリー領域にデューティ、NDフィルターの挿脱状況、及び調光値を保存し、次回電源投入時にメモリーからその保存した内容の読み出しを行い、過去の状態と現在の状態を比較できる構成にしてもよい。
また、本実施形態では、光路にNDフィルターを1回挿入し、デューティをシフトして線形性が確保されている範囲全体を使用して、線形性の光量を実現したが、これに限定されず、複数のNDフィルターを用い、使用する光量領域ごとにそれらを切り替えるようにしてもよい。このように、複数のNDフィルターを用いることで、本実施形態よりもさらに細かい低光量領域を実現する構成でもよい。この一例を図6を用いて説明する。
図6は、本実施形態における複数のNDフィルターを有する照明装置の一例を示す。照明装置15aは、2枚のNDフィルター(透過光10%。以下、ND(10%)と称する。)601,602を、LED1より発せられる照明光の光路L上に配置する。なお、同図では、NDフィルターを駆動させるモータは省略している。
光路にND(10%)を1枚、2枚を用いた調光値とNDフィルターを表2に示す。
Figure 2007322603
なお、表2の構成では、2枚のNDフィルター601,602は同じ透過率としたが、違う透過率でもよい。また、複数のNDフィルターを光路Lに複数挿入する場合、または複枚数のNDフィルターから1枚だけを光量に合わせて挿入する場合でも実現できればどちらでもよい。
このようにすることにより、1枚のNDフィルターを用いた場合よりもさらに細かい低光量領域を実現することができる。
なお、表1及び表2に示したNDフィルターとデューティの線形性領域に関する値は一例であり、この値に限定されない。
このように、少なくとも、LED光源と、NDフィルターと、該LED光源の光軸に対して該NDフィルターを挿脱させる挿脱機構とを有する照明システムにおいて、LED光源の調光指示を取得し、取得した光量設定値が所定値より小さいか否かを判定し、光量設定値が所定値より小さいと判定された場合には、前記NDフィルターを前記光軸に挿入した後、前記LED光源に入力される通電パルス幅を大きくすることができる。よって、低光量領域においても、デューティを大きくすることができるので、光量の線形性を確保することができる。
また、光量設定値が前記所定値より大きいと判定された場合、前記通電パルス幅を小さくさせた後、前記NDフィルターを前記光軸から脱させる。よって、低光量領域から高光量領域に変更する際に、観察者の目の安全に配慮して、デューティを大きくすることができる。
以上より、本実施形態によれば、顕微鏡において、ユーザーは光量設定値を入力するだけで、コントロールユニットが設定された光量設定値にNDフィルターを光路に挿脱及び光源を制御して、適切な光量を実現することができる。
<第2の実施形態>
第1の実施形態では、デューティの視点から考えると、調光値が同じでもNDフィルター挿入時とNDフィルターなしの2つの場合が考えられる。つまり、2つの方法にて同じ調光が実現できることになっている。
第1の実施形態では、図5のS12にて場合分けをし、それぞれのケースに応じた算出式を用いてデューティを算出している。
そこで、本実施形態では、NDフィルターの使用範囲を限定することで必ず1つの方法にて調光する場合について説明する。
図7は、本実施形態におけるLEDのPWM駆動における低光量領域の調光方法のフローチャートを示す。図7は、図5において、S4で「NO」へ進んだ場合、S9〜S11を実行するようにしたものである。
図7において、NDフィルター2を光路に挿入する条件は、S4において調光値が6未満であることである。S4において調光値が6以上あればNDフィルター2がない状態で調光を行い、調光値が6未満であればNDフィルター2が光路に挿入される構成となる。
なお、第1及び第2の実施形態では、倒立顕微鏡の構成である透過照明で説明を行ったが、正立顕微鏡でも同様の効果を得ることができる。
本発明によれば、LED照明において、PWMの線形性の確保されているデューティヘのシフト、NDフィルターの両方を用いることで、これまでPWM方式において実現できなかった低光量領域の線形性を確保し、全光量領域において線形性を保障できる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、上述した各実施形態に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良・変更が可能である。
第1の実施形態における顕微鏡システムの全体構成を示す。 第1の実施形態における制御系の概略構成を示す。 第1の実施形態における照明装置の外観斜視図を示す。 図3Aの照明装置の内部構成の概要を示す。 第1の実施形態におけるLEDのデューティと光量設定値の関係を示す。 第1の実施形態におけるLEDのPWM駆動における低光量領域の調光方法のフローチャートを示す。 第1の実施形態における複数のNDフィルターを有する照明装置の一例を示す。 第2の実施形態におけるLEDのPWM駆動における低光量領域の調光方法のフローチャートを示す。
符号の説明
1 LED
2 NDフィルター
3 コレクタレンズ
4 透過視野絞り
5 コンデンサ
6 試料ステージ
7 対物レンズ
8 ビームスプリッター
9 接眼レンズ
10 照明コントロール部
11,13 ケーブル
12 制御装置
14 操作部
15 照明装置
300 CPU
301 ROM
302 RAM
303a,303b,304a,304b,304c 外部インターフェースコネクタ
305 モータドライバ
306 LEDドライバ
401 電源コード
402 モータ
15a 照明装置
601,602 NDフィルター

Claims (11)

  1. 少なくとも、LED光源と、NDフィルターと、該LED光源の光軸に対して該NDフィルターを挿脱させる挿脱機構とを有する照明システムを制御する照明制御システムであって、
    前記LED光源の調光指示を取得する調光指示取得手段と、
    前記挿脱機構の動作を制御する挿脱制御手段と、
    前記LED光源の調光を制御する調光制御手段と、
    前記取得した調光指示による光量設定値に基づいて、前記挿脱制御手段及び前記調光制御手段の駆動を制御する制御手段
    を備えることを特徴とする照明制御システム。
  2. 前記調光制御手段は、前記LED光源に入力される通電パルス幅を制御することにより、該LED光源を調光する
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明制御システム。
  3. 前記制御手段は、前記取得した光量設定値が所定値より小さいか否かを判定し、
    前記調光制御手段は、前記制御手段による前記判定結果に基づいて、前記通電パルス幅を変更する
    ことを特徴とする請求項2に記載の照明制御システム。
  4. 前記制御手段により前記光量設定値が前記所定値より小さいと判定された場合、前記挿脱制御手段は前記NDフィルターを挿入し、前記制御手段により前記光量設定値が前記所定値より大きいと判定された場合、前記挿脱制御手段は前記NDフィルターを脱する
    ことを特徴とする請求項3に記載の照明制御システム。
  5. 前記制御手段は、前記光量設定値が前記所定値より小さいと判定した場合、前記挿脱制御手段を制御して前記NDフィルターを挿入させた後、前記調光制御手段を制御して前記通電パルス幅を大きくさせる
    ことを特徴とする請求項4に記載の照明制御システム。
  6. 前記制御手段は、前記光量設定値が前記所定値より大きいと判定した場合、前記調光制御手段を制御して前記通電パルス幅を小さくさせた後、前記挿脱制御手段を制御して前記NDフィルターを脱させる
    ことを特徴とする請求項4に記載の照明制御システム。
  7. 前記所定値は、少なくとも、前記LED光源の光軸に挿入された前記NDフィルターを該光軸から脱する場合に設定される光量である第1の光量設定値と、前記LED光源の光軸に前記NDフィルターを挿入する場合に設定される光量である第2の光量設定値とを含む
    ことを特徴とする請求項3に記載の照明制御システム。
  8. 請求項1〜7のうちいずれか一項に記載の照明制御システムを備える照明システム。
  9. 請求項8に記載の照明システムを備える顕微鏡システム。
  10. 少なくとも、LED光源と、NDフィルターと、該LED光源の光軸に対して該NDフィルターを挿脱させる挿脱機構とを有する照明システムを制御する処理をコンピュータに実行させる照明制御プログラムであって、
    前記LED光源の調光指示を取得する調光指示取得処理と、
    前記挿脱機構の動作を制御する挿脱制御処理と、
    前記LED光源の調光を制御する調光制御処理と、
    前記取得した調光指示による光量設定値に基づいて、前記挿脱制御処理及び前記調光制御処理の実行を制御する制御処理と、
    を、コンピュータに実行させる照明制御プログラム。
  11. 少なくとも、LED光源と、NDフィルターと、該LED光源の光軸に対して該NDフィルターを挿脱させる挿脱機構とを有する照明システムの制御方法であって、
    前記LED光源の調光指示を取得し、
    前記取得した光量設定値が所定値より小さいか否かを判定し、
    前記光量設定値が前記所定値より小さいと判定された場合、前記NDフィルターを前記光軸に挿入した後、前記LED光源に入力される通電パルス幅を大きくし、
    前記光量設定値が前記所定値より大きいと判定された場合、前記通電パルス幅を小さくさせた後、前記NDフィルターを前記光軸から脱させる
    ことを特徴とする照明システムの制御方法。
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